JP2009299399A - Opening and closing operating device of window - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、内倒し窓、外倒し窓、突出し窓および横開き窓などの開閉窓に取り付けられる窓の開閉操作装置に関するものである。特に、排煙窓や換気窓に使用される窓の開閉操作装置に関するものである。 The present invention relates to a window opening / closing operation device attached to an opening / closing window such as an interior fall window, an outside fall window, a protruding window, and a lateral opening window. In particular, the present invention relates to a window opening / closing operation device used for smoke exhaust windows and ventilation windows.
ビルなどの建物には、火災時に煙を外へ排出したり、空気を入れ換えたりするために、図26に示すような窓300が設けられている。この窓300は、通常の窓より高い位置に設けられており、窓300を開閉操作する装置が設けられている。
従来の開閉操作装置は、窓300を開閉するためのワイヤWを巻き取ったり繰り出したりするドラムを有する装置本体301が壁面に固定されており、装置本体301のボタンBやハンドルHDの操作により窓の開閉操作が行われる。
In a building such as a building, a
In the conventional opening / closing operation device, an apparatus
しかしながら、従来の開閉操作装置の場合、建物を建設中にまず窓300を壁の開口部に設置し、その後、装置本体301を壁面に取り付け、ワイヤWを窓300に設けられた滑車P1,P2,P3に掛けまわしていた。そのため、装置本体301の壁面への取付工事が大変であるだけでなく、窓300の取り付けと、開閉操作装置の取り付けを別々に行う必要があり、多大な手間と費用を要した。
また、建設現場においては、窓の取付工事をする時点で、壁面が仕上がっていない場合が多く、窓300を取り付けることができても開閉操作装置を取り付けられない場合があり、工期を延ばす原因となっていた。
However, in the case of the conventional opening / closing operation device, during construction of the building, the
Also, at the construction site, the wall surface is often not finished at the time of window installation work, and even if the
また、従来の開閉操作装置の場合、壁面に取り付けられた装置本体301からワイヤWを窓の滑車に掛けまわすまでの距離が長くなり、現場ごとに取付精度にバラつきが生じ、窓の開閉に支障がでるおそれがあった。
さらに、従来の開閉操作装置の場合、ワイヤWを装置本体301から窓300の滑車へ掛けまわすまでの間、ワイヤWをチューブ状のアウターに通し、さらに複数箇所において滑車Cなどにより屈曲させることがある。このような場合、アウターとワイヤWとの摩擦抵抗が大きくなり、窓を開閉するのに大きな力が必要となっていた。
Further, in the case of a conventional opening / closing operation device, the distance from the device
Further, in the case of the conventional opening / closing operation device, the wire W is passed through the tube-shaped outer portion until the wire W is wound around the pulley of the
本発明が解決しようとする課題は、壁の開口部に取り付けられる窓に予め取り付けておくことが可能な窓の開閉操作装置を提供することにある。 The problem to be solved by the present invention is to provide a window opening / closing operation device that can be attached in advance to a window attached to an opening of a wall.
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、請求項1に記載の発明は、窓枠の一端辺まわりに障子が開閉可能に保持された窓の開閉操作装置であって、ワイヤを巻き取りおよび繰り出し可能で、回転規制可能なドラムを有し、このドラムの回転軸が窓の幅方向に沿うように窓枠または障子に設けられる装置本体と、障子が閉じられた状態において、窓枠と障子との間の空間部に配置されるように窓枠または障子に保持され、窓枠または障子に形成された穴に通された前記ワイヤが掛けまわされる転向滑車と、障子が閉じられた状態において、窓枠と障子との間の空間部に配置されるように窓枠または障子に保持され、前記ワイヤが前記転向滑車に掛けまわされ窓枠に先端部が保持されるまでの間に掛けまわされる複数の滑車とを備えることを特徴とする窓の開閉操作装置である。なお、ワイヤには、文字通りワイヤの他、紐状部材やピアノ線材などが含まれる。
The present invention has been made to solve the above problems, and the invention according to
請求項2に記載の発明は、前記転向滑車は、ケース内に回転可能に保持されており、このケースが、窓枠または障子の前記穴を覆うように、窓枠または障子に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の窓の開閉操作装置である。
According to a second aspect of the present invention, the turning pulley is rotatably held in a case, and the case is attached to the window frame or the shoji so as to cover the hole of the window frame or the shoji. The window opening and closing device according to
請求項3に記載の発明は、前記装置本体から導出されたワイヤは、窓枠または障子の前記穴を覆うように設けられるワイヤ誘導部材に通された後、窓枠または障子の前記穴に通されて前記転向滑車に掛けまわされることを特徴とする請求項1に記載の窓の開閉操作装置である。
According to a third aspect of the present invention, after the wire led out from the apparatus main body is passed through a wire guide member provided so as to cover the hole of the window frame or the shoji, the wire is passed through the hole of the window frame or the shoji. The window opening / closing operation device according to
さらに、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3までのいずれかに記載の窓の開閉操作装置が取り付けられたことを特徴とする窓である。
Furthermore, the invention according to
本発明の窓の開閉操作装置によれば、窓を建物の壁の開口部に取り付ける前に、予め工場などで窓に取り付けておくことができ、窓を建物に取り付けることで装置の取り付けも完了する。従って、装置の取付作業が容易であり、建物の工期の大幅な短縮も図れる。また、装置の取付精度を高めることができ、安定した作動性能で耐久性に優れた装置を提供することができる。 According to the window opening and closing device of the present invention, before attaching the window to the opening of the building wall, it can be attached to the window in advance in a factory or the like, and the installation of the device is completed by attaching the window to the building. To do. Therefore, the installation work of the apparatus is easy, and the construction period of the building can be greatly shortened. In addition, it is possible to improve the mounting accuracy of the device, and to provide a device with stable operation performance and excellent durability.
以下、本発明の窓の開閉操作装置について、図面に基づき詳細に説明する。
ここでは、本発明の窓の開閉操作装置が、排煙窓に適用される場合について説明する。
Hereinafter, the window opening / closing device of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
Here, the case where the window opening / closing operation device of the present invention is applied to a smoke exhaust window will be described.
排煙窓は、建物の壁の開口部に固定される矩形枠状の窓枠と、この窓枠の中央開口部を閉塞可能に設けられる矩形板状の障子とを有する。
排煙窓は、窓枠に対する障子の開閉方式によって、内倒し式、外倒し式、および突出し式などに分けられる。内倒し式の排煙窓は、障子の下端辺が窓枠の下端辺に回転可能に保持され、障子を閉じた状態から室内側へ傾倒させて開放する。また、外倒し式の排煙窓は、障子の下端辺が窓枠の下端辺に回転可能に保持され、障子を閉じられた状態から室外側へ傾倒させて開放する。また、突出し式の排煙窓は、障子の上端辺が窓枠の上端辺に回転可能に保持され、障子を閉じた状態から室外側へ傾倒させて開放する。
本実施例の窓の開閉操作装置は、上記各排煙窓に適用可能である。まず、本実施例の窓の開閉操作装置が、内倒し式の排煙窓に適用される場合について説明する。
The smoke exhaust window has a rectangular frame-shaped window frame fixed to the opening of the building wall, and a rectangular plate-shaped shoji provided so as to be able to close the central opening of the window frame.
The smoke exhaust window is classified into an inward type, an outward type, a protruding type, and the like depending on the opening / closing method of the shoji with respect to the window frame. The inward-turning smoke exhaust window is opened by tilting the shoji from the closed state to the indoor side while the lower end of the shoji is rotatably held by the lower end of the window frame. Further, the falling-down type smoke exhaust window is opened by tilting the shoji from the closed state to the outdoor side while the lower end of the shoji is rotatably held by the lower end of the window frame. The protruding smoke exhaust window is opened by tilting the shoji from the closed state to the outdoor side while the upper end of the shoji is rotatably held by the upper end of the window frame.
The window opening / closing device of this embodiment can be applied to each smoke exhaust window. First, a case where the window opening / closing operation device of the present embodiment is applied to an inward-turning smoke exhaust window will be described.
図1〜図4は、本発明の窓の開閉操作装置の一実施例の使用状態を示す図であり、内倒し式排煙窓への取付状態を示しており、図1は、障子が開放した状態を示す概略斜視図、図2は、障子が閉じられた状態の縦断面図、図3は、その横断面図であり、図4は、障子が開放した状態を示す縦断面図である。
また、図5は、図2の主要部を示す拡大図であり、図6は、図3の主要部を示す拡大図である。
1-4 is a figure which shows the use condition of one Example of the opening / closing operation apparatus of the window of this invention, and has shown the attachment state to an inversion type smoke exhaust window, FIG. FIG. 2 is a longitudinal sectional view showing a state in which the shoji is closed, FIG. 3 is a transverse sectional view thereof, and FIG. 4 is a longitudinal sectional view showing a state in which the shoji is opened. .
5 is an enlarged view showing the main part of FIG. 2, and FIG. 6 is an enlarged view showing the main part of FIG.
本実施例の窓の開閉操作装置が取り付けられる内倒し式の排煙窓は、建物などの壁の開口部に固定される矩形枠状の窓枠1と、この窓枠1に回転可能に保持される矩形板状の障子2とを有する。
窓枠1は、左右に離間して配置される一対の縦枠3,4と、この縦枠3,4の上端部同士を連結する上枠5と、縦枠3,4の下端部同士を連結する下枠6とを有する。
上枠5は、左右方向(窓の幅方向)に沿って配置される矩形板状の水平片5aと、この水平片5aの室外側端部から下方へ延出する延出片5bとを有する。
また、各縦枠3,4は、上下方向に沿って配置される矩形板状の垂直片3a,4aと、この垂直片3a,4aの室外側端部から左右方向内側へ突出する延出片3b,4bとを有し、上枠5の水平片5aと各縦枠3,4の垂直片3a,4a、および上枠5の延出片5bと各縦枠3,4の延出片3b,4bは連続して設けられている。
The inversion type smoke exhaust window to which the window opening and closing operation device of the present embodiment is attached is a rectangular frame-
The
The
Each
障子2は、矩形枠状の框7を有し、この框7は、左右に離間して配置される一対の縦框9,10と、この縦框9,10の上端部同士を連結する上框11と、縦框9,10の下端部同士を連結する下框12とを有する。
また、上框11は、左右方向に沿って配置される矩形板状の水平片11aと、この水平片11aの室内側端部から上方へ延出する延出片11bとを有する。
さらに、各縦框9,10は、上下方向に沿って配置される矩形板状の垂直片9aと、この垂直片9aの室内側端部から左右方向外側へ延出する延出片9bとを有し、上框11の水平片11aと各縦框9,10の垂直片9a、および上框11の延出片11bと各縦框9,10の延出片9bは連続して設けられている。
そして、框7の中央開口部には、ガラス板8がはめ込まれて設けられている。
The
The
Further, each of the
A
障子2は、その下框12が、窓枠1の下枠6にヒンジ部Hにより回転可能に保持されており、窓枠1の開口部を閉塞した図2や図3の状態から、図1や図4に示すように、室内側へ傾倒可能とされる。
また、窓枠1の室内側端部の周縁には、パッキンPが環状に設けられており、障子2が閉じられた際に、障子2の各延出片9b,11bの先端部がパッキンPに当接することで、水密性や気密性が保たれる。
From the state of FIGS. 2 and 3, the
In addition, a packing P is provided in an annular shape on the periphery of the indoor side end of the
このような構成の本実施例の排煙窓は、窓枠1の開口部を閉鎖するように障子2が配置されて窓が閉じられた状態において、障子2の上框11と窓枠1の上枠5との間、および障子2の各縦框9,10と窓枠1の各縦枠3,4との間に空間部が形成される。
つまり、障子2が閉じられた状態では、図5に示すように、障子2の上框11の水平片11a、上框11の延出片11b、窓枠1の上枠5の水平片5a、および上枠5の延出片5bにより囲まれた矩形状の空間部が左右方向(窓の幅方向)に沿って現出する。また、障子2が閉じられた状態では、障子2の各縦框9,10の垂直片9a、各縦框9,10の延出片9b、窓枠1の各縦枠3,4の垂直片3a,4a、および各縦枠3,4の延出片3b,4bにより囲まれた矩形状の空間部が上下方向に沿って現出する。
このように、障子2が閉じられた状態では、障子2の上框11と窓枠1の上枠5との間、および障子2の各縦框9,10と窓枠1の各縦枠3,4との間に空間部が形成され、これらの各空間部は連続している。
The smoke evacuation window of the present embodiment having such a configuration is configured so that the
That is, in the state in which the
In this way, when the
本実施例の排煙窓には、窓枠1に対して障子2を開放させる機構としてダンパ15が設けられている。
ダンパ15は、シリンダ16とロッド17とからなり、本実施例では、ダンパ15は、排煙窓の左右両側にそれぞれ取り付けられる。この際、図2および図4に示すように、シリンダ16の上端部が、縦枠3,4に設けられたブラケットB1に回転可能に取り付けられ、ロッド17の下端部が、障子2の縦框9,10に設けられたブラケットB2に回転可能に取り付けられる。
The smoke exhaust window of the present embodiment is provided with a
The
本実施例の窓の開閉操作装置は、ワイヤWを巻き取りおよび繰り出し可能なドラム50を有する装置本体21と、この装置本体21から導出されるワイヤWが掛けまわされる転向滑車74と、この転向滑車74から導出されるワイヤWが掛けまわされる滑車81,82,83とを有する。
The window opening and closing device of this embodiment includes a device
図7は、本実施例の窓の開閉操作装置の装置本体を示す縦断側面図、図8は、図7のA−A断面図であり、巻取回転伝達機構等を示しており、図9は、図7のB−B断面図であり、回転方向規制機構等を示している。また、図10(a)は、図7の正面図であり、図10(b)は、そのC―C断面図であり、一部を省略して示している。 7 is a vertical side view showing the main body of the window opening and closing operation device of this embodiment, FIG. 8 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG. 7, and shows a winding rotation transmission mechanism and the like. These are BB sectional drawing of FIG. 7, and have shown the rotation direction control mechanism etc. FIG. 10 (a) is a front view of FIG. 7, and FIG. 10 (b) is a sectional view taken along the line CC of FIG.
装置本体21は、ケース22に複数の軸30,34,49を平行に軸支しており、軸30には歯車31,32が、軸34には歯車35,36が設けられる。また、ケース22内には、巻取回転伝達機構37、回転方向規制機構45、ワイヤ巻取ドラム50、ブレーキ機構53および巻き上げ解除手段58等が設けられている。
The apparatus
ケース22は、ベース23、保持プレート24からなり、カバー25によって保護されている。ベース23は、図7、図9に示すように、底面23aの上部側に円形の凹所23bが凹設され、この凹所23bの中心と、底面23aの下部側とに複数の軸穴が形成されている。また、このベース23の各コーナーには、障子または窓枠への取付け孔23fが形成されている。
さらに、図8に示すように、ベース23には、その上面の中央部と左右両側面の上部にそれぞれワイヤ挿通用の開口23dが形成されており、左右両側面の下部には、後述するクラッチ部材46を回動操作させるドライバー等の挿入用の開口23eが形成されている。
The
Further, as shown in FIG. 8, the
保持プレート24は、図8に示す状態において、下部の中央の軸穴を中心とした左右両側に、上下に長い略楕円形の一対のガイド穴24a,24bを形成している。また、この保持プレート24の各コーナーにも、ネジ挿通孔が形成されている。
なお、カバー25には、図10に示すように、保持プレート24の一対のガイド穴24a,24bに対応した位置に、穴25a,25bが形成されている。
In the state shown in FIG. 8, the holding
As shown in FIG. 10, holes 25 a and 25 b are formed in the
チェーンホイール26は、図7および図10に示すように、円盤状で凹状溝26aにエンドレスのボールチェーン27が巻回されている。
ホルダー28は、中心に軸穴を形成しガード29を一体形成している。このガード29は、略L字状でチェーンホイール26の上部を覆っている。
このように、ガード29によりチェーンホイール26の上部を覆うことによって、ボールチェーン27がチェーンホイール26から離脱することを防止している。
As shown in FIGS. 7 and 10, the
The
Thus, by covering the upper part of the
図7に示すように、駆動軸30は、中間部が六角軸に形成され、一端30aがベース23の軸穴に軸支される一方、他端30bが保持プレート24の軸穴に軸支されている。また、駆動軸30は、この他端側先端部30dを外方に突出させてチェーンホイール26の軸穴にはめ込んでネジ30cによりチェーンホイール26と連結されている。
そして、駆動軸30は、その一端30a側に六角軸穴を有する爪歯車31を嵌合し、この爪歯車31に隣接して六角軸穴を有する駆動歯車32を嵌合してある。なお、この駆動歯車32と他端までの間にはスリーブ33を設けている。
伝達軸34も中間部が六角軸とされ、その両端部がそれぞれベース23の軸穴と保持プレート24の軸穴とに軸支されている。そして、伝達軸34は、その一端34a側に六角軸穴を有する主伝達歯車35が固着され、前記駆動歯車32に噛合して連動するようになっている。
また、他端34b側には副伝達歯車36が固着されている。さらに、この副伝達歯車36に隣接して巻取回転伝達機構37の回動リンク板38が伝達軸34を中心に回動自在に設けられている。
As shown in FIG. 7, the
The
The
A
巻取回転伝達機構37は、図7、図8に示すように、回動リンク板38、左右の短軸39,40、左右の回動歯車41,42および鍔部43,44等を備えて構成されている。
回動リンク板38は、図8に示す状態において左右に細長で、中央に軸穴を形成し、左右両端に軸孔を形成している。そして、中央の軸穴に前記伝達軸34を回転可能に挿入し、左右の各軸孔には左右の短軸39,40を回転可能に軸支してある。
これら短軸39,40は、各一端を前記保持プレート24のガイド穴24a,24b内に臨ませており、回動リンク板38の時計方向または反時計方向への回動に応じて各ガイド穴24a,24b内を上方向または下方向に移動可能となっている。
As shown in FIGS. 7 and 8, the take-up
In the state shown in FIG. 8, the
Each of the
左右の回動歯車41,42は、各短軸39,40の中央に回転可能に軸支されており、前記副伝達歯車36と相互に噛合して副伝達歯車36に連動して回転可能になっている。
一方、左右の鍔部43,44は、図11に示すように、左右の回動歯車41,42と小間隙43a,44aをあけて各短軸39,40の一端側に一体形成されている。そして、各小間隙43a,44aには、波形のバネワッシャ211,221を介設してある。
ところで、ボールチェーン27が引っ張り操作されてチェーンホイール26が回転すると、駆動軸30が回転し駆動歯車32に主伝達歯車35が連動する。
これに伴い、副伝達歯車36が回転すると、左右の回動歯車41,42も連動するが、鍔部43,44との間にバネワッシャ211があるために、摩擦抵抗が生じて回動歯車41,42に先んじて回動リンク板38が先に伝達軸34を支点に揺動される状態となり、回動リンク板38は副伝達歯車36の回転方向に揺動する。
すると、後述するワイヤ巻取ドラム50のギヤ52aに左または右の回動歯車41,42が噛合い、ワイヤ巻取ドラム50が連動して回転する。
The left and right
On the other hand, as shown in FIG. 11, the left and
By the way, when the
Accordingly, when the
Then, the left or right
回転方向規制機構45は、図7、図9に示すように、クラッチ部材46、クリック作動部47およびクリック部材48等を備えて構成されている。
クラッチ部材46は、細長の略扇状板体で、中心に軸穴が形成され内周部(図9の下側)の左右両端縁に爪部46a,46bを突設してある。このクラッチ部材46は、伝達軸34の同心軸上に回動自在に設けられている。
また、クリック作動部47は、鋭角の突状部47aを有したもので、これがクラッチ部材46の内周部の中央から図7の右方に突出するように、クラッチ部材46の裏面に一体形成されている。
As shown in FIGS. 7 and 9, the rotation
The
The
クリック部材48は、細幅の板バネなどの弾発性部材であり、先端48a側をへ字状に屈曲し後端48bを支持部48cに支持してある。
このクリック部材48は、先端48aがクリック作動部47の突状部47aに当接して押圧力を付勢するように、クラッチ部材46の長さ方向に沿って延出されている。
このように、クリック作動部47には、常時押圧力が付勢されるので、開口23eからドライバー等を挿入して、図8および図9に示すように、クラッチ部材46を反時計方向に回動させた状態では、クリック作動部47の突状部47aがクリック部材48の後端48b寄りに位置し、クラッチ部材46を図9の状態に安定保持している。
一方、クラッチ部材46を時計方向に回動させた状態では、クリック作動部47の突状部47aがクリック部材48の先端48a側に位置し、クラッチ部材46を時計方向に回動させた状態で安定保持させる。
The
The
As described above, since the pressing force is always applied to the
On the other hand, when the
そして、図9に示すように、クラッチ部材46を反時計方向に回動させた状態では、左側爪部46aが常に爪歯31aに噛合っているので、爪歯車31は時計方向には回らず、反時計方向にのみ回る。
逆にクラッチ部材46を時計方向に回動させた場合には、右側爪部46bが爪歯31aに噛合うので、爪歯車31は反時計方向には回らず、時計方向にのみ回る。
As shown in FIG. 9, when the
Conversely, when the
なお、クラッチ部材46を時計方向またはその逆に回動させる場合は、左右の開口23eからドライバーなどを挿入して、クラッチ部材46の外周部の左もしくは右側を押圧すればよい。こうすると、クリック作動部47の突状部47aがクリック部材48の先端48aを強制的に乗り越えて後端48b寄りまたは先端48a側の何れかに位置する。
When the
ワイヤ巻取ドラム50は、図7に示すように、ドラム軸500の一端50aに四角形の軸孔を設け、連動軸49を構成する四角形の軸を嵌合している。そして、この四角形の軸の一端(連動軸49の一端49a)をベース23の軸穴に軸支する一方、連動軸49の他端49bをドラム軸500の一端50aに嵌合し、ドラム50の他端50bを保持プレート24の軸穴に軸支して、回転自在に支持している。
また、ワイヤ巻取ドラム50の一端側には、凹所50cが形成されており、この凹所50cの内周縁とベース23に突設した周壁23cの外周との間に、合成樹脂材からなる摺動用部材51を介設してある。
さらに、ワイヤ巻取ドラム50の他端50b側には、段差部50dを設けて3本のネジ52bにより円板52を固着している。
この円板52は、外周にギヤ52aを形成してあり、このギヤ52aに前記左右の回動歯車41,42の何れかが噛合うことで、左右何れかの回動歯車41,42の回転に連動してワイヤ巻取ドラム50が回転する。
図8および図9に示す状態では、上述したように、ボールチェーン27を矢印方向に引張り操作することで、歯車32,35を介して歯車41が反時計方向に回転し、これによりドラム50が時計方向に回転してワイヤWを巻き取って障子を閉塞する。
なお、このワイヤ巻取ドラム50は、ドラム内にワイヤWの一端を止着する止着部50eが形成されており、図8に示す状態においては、ワイヤ巻取ドラム50の時計方向の回転でワイヤWが巻き取られて障子が閉塞する一方、反時計方向の回転でワイヤWが繰り出されて障子が開放する。
As shown in FIG. 7, the wire take-
A
Further, a
The
In the state shown in FIGS. 8 and 9, as described above, by pulling the
The wire take-
ブレーキ機構53は、図9に示すように、ワイヤ巻取ドラム50内にゴムなどの摩擦抵抗の大きい材料によりなるブレーキ部材54、一対の制動部材55,56、引張バネ57等を収納して構成されている。
ブレーキ部材54は、断面略矩形の円環状とされ、ベース23の周壁23cの内周面に当接して設けられている。
As shown in FIG. 9, the
The
制動部材55,56は、上端に一対のストッパー55a,56aおよびピン55b,56bを突設する一方、下端に支軸55c,56cを形成し、外周面の一部に波形の制動面55d,56dを形成してある。
この両制動部材55,56は、その制動面55d,56dが前記ブレーキ部材54の内周面54aに対向するように、その各支軸55c,56cが、連動軸49に取り付けられたブレーキ板64の穴にそれぞれ回転可能にはめ込まれている。そして、各ピン55b,56bに引張バネ57の各端部を掛止している。
これにより、両制動部材55,56は、常態では、上部のストッパー55a,56a同士が当接するように引張バネ57により付勢され、制動面55d,56dがブレーキ部材54の内周面54aと非接触状態に保たれている。
一方、このワイヤ巻取ドラム50が、ワイヤWの繰り出しによりある程度高速で回転すると、遠心力により制動部材55,56が引張バネ57の引っ張り力に勝ってブレーキ部材54の内周面54aに制動面55d,56dが接触する方向に回動し、ブレーキ部材54と制動面55d,56dの摩擦抵抗により制動される。このため、ワイヤ巻取ドラム50の不測の高速回転が抑制されるものである。
The
These
Thus, both the
On the other hand, when the wire take-
巻き上げ解除手段58は、図7、図10に示すように、アングル59、板バネ60、レバー61、ロープLおよびロープLの端部に連結された把手62を有する。ワイヤを巻き取って障子を閉めるときは、上述したように、ボールチェーン27によりワイヤ巻き取りドラム50を図8〜図10に示す状態において時計方向に回転させてワイヤを巻き取ればよい。そして、障子を開放するときは後述するように把手62を介してロープLを引っ張ればよい。なお、巻き上げ解除手段58は、装置本体21が左縦枠や左縦框に取り付けられるか、右縦枠や右縦框に取り付けられるかに応じて取り付け位置を変更可能としている。
As shown in FIGS. 7 and 10, the winding release means 58 has an
アングル59は、所用の長さを有したL字状の板体で、上端側に軸取付穴59aを設け、下端は図7の右方向に延出させている。
アングル59は、その軸取付穴59aからネジ59bが、前記左または右回動歯車41,42の短軸39,40の先端部にカバー25の穴25a,25bを介してねじ込まれて、短軸39,40に回転可能に取り付けられる。
このようにアングル59が取り付けられた状態では、アングル59の下端の延出部59cがケース22の下面に小間隙をあけて位置し、レバー61や板バネ60と連結可能となる。
この板バネ60は、略S字状に屈曲しており、他端60bでアングル59の延出部59cを載置可能なように、一端60aをケース22の下面にネジで固定している。
The
In the
In this state where the
The
レバー61は、方形の上部61aがアングル59の延出部59cに連結され、下端61bに小孔61cを設けてある。そして、この小孔61cにロープLを挿通して掛止し、このロープLを垂れ下げている。
この巻き上げ解除手段58は、装置本体21を右縦枠や右縦框に取り付けて使用する場合、図8に示す左の回動歯車41の短軸39にアングル59の軸取付穴59aを嵌着する。また、装置本体21を左縦枠や左縦框に取り付けて使用する場合は、右の回動歯車42の短軸40にアングル59を取り付ける。
図8や図10に示すように、アングル59が左の回動歯車41の短軸39に取り付けられている場合、ロープLの下端に取り付けた把手62を引くと、左の回動歯車41の短軸39が下方に移動するので、左の回動歯車41とワイヤ巻取ドラム50のギヤ52aとの噛合が外れる。これにより、ワイヤ巻取ドラム50がフリーな状態となり、予め巻回されているワイヤWがダンパの弾発力により引っ張られて繰り出される。
The
When the apparatus
As shown in FIGS. 8 and 10, when the
このような構成の装置本体21は、本実施例では、図1および図2に示すように、取付部材70を介して障子2の右縦框10に固定される。
取付部材70は、矩形状の板片を屈曲して形成された略L字形材とされ、障子2の右縦框10の上端部室内側面に固定される矩形板状の一片71と、この一片71の右端部から室内側へ延出する矩形板状の他片72とを有する。
In the present embodiment, the apparatus
The
装置本体21は、そのドラム軸500を窓の幅方向(図3において左右方向)に沿うように配置されて、取付部材70の他片72に固定される。
この際、装置本体21のベース23の底面23aが、図3に示す状態において、取付部材70の他片72の左端面に当接され、取付部材70からベース23の取付孔23fにネジがねじ込まれて取付部材70に装置本体21が固定される。
The apparatus
At this time, the
ところで、装置本体21を排煙窓に取り付ける際、左縦框9か右縦框10かのいずれかに取り付けるかに応じて予め若干の準備をしておく。本実施例では、装置本体21は、右縦框10に取り付けられるので、右縦框に取り付ける場合について説明する。
図1〜図6に示すように、装置本体21を右縦框10に取り付ける際は、まず、ベース23の左側壁の開口23eからマイナスドライバー等を挿入し、クラッチ部材46を押圧して反時計方向に回動させ、左側の爪部46aを爪歯車31の爪歯31aに噛合させておく。
また、巻き上げ解除手段58は、アングル59をネジ59bにより左の回動歯車41の軸39に取り付ける。すなわち、図10に示す状態において、巻き上げ解除手段58を装置本体21の左側に取り付ける。
そして、装置本体21を取付部材70に固定し、ワイヤ巻取ドラム50に巻回されたワイヤWの端部を図8においてベース23の左側壁の開口23dから引き出し、後述するように、転向滑車74に掛けまわす。
By the way, when the apparatus
As shown in FIGS. 1 to 6, when attaching the apparatus
Further, the winding release means 58 attaches the
Then, the apparatus
転向滑車74は、図1,図3に示すように、室内側から見て障子2の右上角部に取り付けられ、装置本体21と前後に離間して設けられる。
本実施例では、転向滑車74は、ケース75内に回転可能に保持されて、障子2に設けられる。具体的には、ケース75は、略矩形の中空ボックス状とされ、対面する壁面間に軸76が架け渡されており、この軸76に転向滑車74が回転可能に保持されている。
ケース75は、その一側面が、障子2の上框11の延出片11bの右端部室外側面に当接されてネジにより障子2に固定される。
この際、滑車74の軸76が上下方向に沿うように、障子2にケース75が取り付けられる。なお、図示例では、ケース75の一側面の一端部は、左右方向外側へ板状に突出している。
As shown in FIGS. 1 and 3, the turning
In this embodiment, the turning
One side of the
At this time, the
そして、本実施例では、図1および図3に示すように、障子2の上框11の左右方向略中央部に二つの滑車81,82が左右に離間して設けられ、上枠5の左右方向中央部に滑車83が一つ設けられ、障子2が閉じられた状態では、図3に示すように、上框11の二つの滑車81,82間に、上枠5の滑車83が配置される。
In this embodiment, as shown in FIGS. 1 and 3, two
図12は、滑車を示す図であり、(a)はその斜視図、(b)は縦断面図である。
本実施例では、滑車81,82,83は、図12に示すように、保持部材131にプーリ140が回転可能に保持された構成とされ、この保持部材131が上框11または上枠5に固定されている。
FIG. 12 is a view showing a pulley, in which (a) is a perspective view and (b) is a longitudinal sectional view.
In this embodiment, as shown in FIG. 12, the
保持部材131は、図12に示すように、プーリ140を回転可能に保持する保持部132と、この保持部132を回転可能に保持するベース133とを有する。
保持部132は、略コ字形状とされ、図示例では、その開放両端片132a,132aの各中央部が略半円形状に突出している。
また、保持部132の両端部には、図12において左右方向外側へ突出して短円筒状の軸部134が一体に設けられている。そして、この一対の軸部134の中央穴134aは、保持部132のコ字状溝132bと連通している。
プーリ140は、保持部132の開放両端片132a,132a間に配置されて、開放両端片132a,132aを架け渡す軸135に回転可能に保持されている。
As shown in FIG. 12, the holding
The holding
Further, short
The
ベース133は、一対のベース脚部136,136と、このベース脚部136が固定されるベース板137とを有する。ベース脚部136は、略L字形状とされ、その一片136aには円形の貫通穴136bが形成されている。また、ベース板137は、矩形状の板片とされ、図12(a)において、その左右両端部には、それぞれ矩形状の突出片137aが前後方向外側へ突出して形成されている。
The
保持部132は、一対のベース脚部136,136の一片136a,136a間に挟み込まれて配置され、その軸部134が、ベース脚部136の一片136aの貫通穴136bに回転可能にはめ込まれる。この際、保持部132の軸部134と、ベース脚部136の貫通穴136bとの間には、樹脂製のツバ付き略円筒状の軸受138が介在される。
そして、ベース脚部136の他片136cがベース板137に重ね合されて、図12(a)において、前後の突出片137a,137aで、ベース脚部136の他片136cをかかえ込むように、突出片137aがかしめられる。これにより、一対のベース脚部136とベース板137は一体化される。
The holding
Then, the
なお、滑車81(82,83)は、たとえば、図12(a)に示すように、mとnを通るようにプーリ140にワイヤWを掛けまわすことが可能である。また、mからワイヤWを通してプーリ140に掛けまわし、一方の軸部134の中央穴134aを通してpの方向に導出させることが可能であり、同様に、nからワイヤWを通してプーリ140に掛けまわし他方の軸部134の中央穴134aを通してoの方向に導出させることも可能である。
Note that the pulley 81 (82, 83) can hang a wire W around the
本実施例では、各滑車81,82,83は、保持部材131の軸部134の軸線が窓の幅方向(図3において左右方向)に沿うように、ベース133が上框11の延出片11bの室内側面または上枠5の延出片5bの室外側面に当接されて固定されることで、上框11および上枠5に滑車81,82,83がそれぞれ設けられる。
In the present embodiment, each of the
本実施例では、転向滑車74および各滑車81,82,83は、障子2が閉じられた状態において、図2および図3に示すように、窓枠1の上枠5と障子2の上框11とで形成される空間部に配置される。
In this embodiment, the turning
装置本体21のワイヤ巻取ドラム50に巻かれたワイヤWは、障子2の上框11の延出片11bの右端部に形成された穴2aおよびケース75の穴75aに通されて、転向滑車74に掛けまわされる。
具体的には、図5および図6に示すように、上框11の延出片11bの右端部に、前後方向(室内外方向)に沿って貫通穴2aが形成されており、この貫通穴2aと連通するように、ケース75の一側面に貫通穴75aが形成されている。つまり、一側面に貫通穴75aが形成されたケース75は、その貫通穴75aが障子2の貫通穴2aと連通するように、障子2に取り付けられる。
なお、取付部材70の一片71にも障子2の貫通穴2aに対応した位置にワイヤWが通される貫通穴71aが形成されている。
The wire W wound around the wire take-
Specifically, as shown in FIGS. 5 and 6, a through
A through
転向滑車74に掛けまわされたワイヤWは、ケース75に設けられたアウター77に通されて、図3および図6に示す状態において、ケース75から左側へ導出される。
アウター77は、細長いチューブ状とされ、その一端部がケース75に固定されケース75の中空部と連通しており、他端部がケース75から図3および図6において左側へ延出している。
The wire W hung on the turning
The outer 77 has an elongated tube shape, one end of which is fixed to the
アウター77から延出したワイヤWは、窓枠1および障子2に取り付けられた各滑車に順次に掛けまわされる。本実施例では、障子2に取り付けられた右側の滑車82に掛けまわされた後、窓枠1に取り付けられた滑車83に掛けまわされ、さらに、障子2に取り付けられた左側の滑車81に掛けまわされ、ワイヤWの先端部は、窓枠1に固定されている。
具体的には、図3に示す平面視において、アウター77から延出したワイヤWは、その張力が障子2を閉じる方向に作用するように、上框11の右側の滑車82から、窓枠1の上枠5の滑車83に、さらに上框11の左側の滑車81に掛けまわされて、その先端部が窓枠1に固定される。
The wires W extending from the outer 77 are sequentially wound around the pulleys attached to the
Specifically, in the plan view shown in FIG. 3, the wire W extending from the outer 77 is opened from the
次に、本実施例の窓の開閉操作装置の動作について説明する。
ワイヤ巻取ドラム50にワイヤWが巻き取られた状態では、ワイヤWの張力によって障子2が、一対のダンパ15の付勢力に抗して、窓枠1の開口部を閉塞する。
ここで、操作者が巻き上げ解除手段58のロープLの把手62を引くと、左の回動歯車41の短軸39が下方に移動するので、左の回動歯車41とワイヤ巻取ドラム50のギヤ52aとの噛合が外れる。すると、ワイヤ巻取ドラム50がフリーな状態となり、ワイヤWがダンパ15の付勢力により引っ張られて繰り出され、障子2がダンパ15の制動されたロッドの突出力によって徐々に開いてゆく。このとき、ブレーキ機構53の制動部材55,56が引張バネ57の引っ張り力に勝り、制動部材55,56の制動面55d,56dがブレーキ部材54の内周面54aに接触する。
このため、ワイヤ巻取ドラム50の不測の高速回転が抑制され、ワイヤ巻取ドラム50にワイヤWが巻き込まれることなく障子の開放が行われる。
そして、図1および図4に示すように、障子2が所定まで開放されると、ブラケットB2(B1)に対するダンパ15のそれ以上の回転が規制される。これにより、障子2の所定以上の開放が防止される。
なお、障子2の開放角度は、予め障子の寸法などに応じて、ダンパの種類やその取付金具(ブラケット)の寸法、またダンパの取付位置等により適宜決めることができる。
Next, the operation of the window opening / closing device of this embodiment will be described.
In a state in which the wire W is wound around the
Here, when the operator pulls the
For this reason, the unexpected high-speed rotation of the
As shown in FIGS. 1 and 4, when the
Note that the opening angle of the
障子2を閉めるときは、操作者が、図10においてケース22の左側に垂れたボールチェーン27を引っ張り(矢印方向)、チェーンホイール26を図10において左回転させる。これに伴い、駆動軸30が左回転し(反時計方向)、駆動歯車32に噛合する主伝達歯車35および副伝達歯車36が連動して右回転する(図8参照)。
そして、この副伝達歯車36の回転に、左右の回動歯車41,42が連動するが、この際、バネワッシャ211,221による摩擦抵抗のために回動歯車41が回転するのに先立って回動リンク板38が、副伝達歯車36の回転方向(時計方向)に回動する。
すると、ワイヤ巻取ドラム50のギヤ52aに左の回動歯車41が噛合して、このワイヤ巻取ドラム50が連動する(時計方向)。これにより、ワイヤWが漸次巻き取られ、ダンパ15の付勢力に勝ってワイヤWが引っ張られることから、障子2が徐々に閉まってゆく。
本実施例では、障子2が窓枠1の開口部を閉塞した時点、またはその途中でボールチェーン27の操作を止めたとき、回転方向規制機構45を構成するクラッチ部材46の左側爪部46aが、爪歯車31の爪歯31aに噛合して逆転防止機能が働いているので、駆動歯車32の時計方向の回転が規制される。よって、ワイヤ巻取ドラム50が停止し、逆回転することがなく、窓の閉塞状態が保たれ、途中で操作を止めても障子2は開かない。なお、ホルダー28にチェーンホイール26の上部を覆うガード29を一体形成していることで、ボールチェーン27を操作するときにボールチェーン27がチェーンホイール26から離脱することを防止できる。
When closing the
The left and right rotation gears 41 and 42 are interlocked with the rotation of the
Then, the left
In this embodiment, when the
本実施例の窓の開閉操作装置は、装置本体21が障子2に取り付けられるため、排煙窓が建物に取り付けられる際に、予め排煙窓に取り付けておくことが可能である。
つまり、排煙窓を建物の壁の開口部に取り付ける前に、予め窓の製造工場や組立工場などで、本実施例の窓の開閉操作装置を窓に取り付けておくことができる。これにより、建物の建設現場では、窓を取り付けるだけで、窓の開閉操作装置も取り付けられることになり作業が簡単である。
このように、本実施例の窓の開閉操作装置は、窓と一体としたユニットとすることができ、建設現場において窓を取り付ける作業だけで済み、煩わしい壁面の工事が不要であり、壁面工事を待たずに取り付けを完了することができる。しかも、工場などで予め窓に取り付けておくことができるので、取付精度を高めることができると共に、均一化を図ることができ、安定した作動が得られる。
Since the apparatus
That is, before attaching the smoke exhaust window to the opening of the wall of the building, the window opening / closing operation device of this embodiment can be attached to the window in advance at a window manufacturing factory or assembly factory. Thereby, at the construction site of a building, a window opening / closing operation device can be attached only by attaching a window, and the operation is simple.
As described above, the window opening and closing device of this embodiment can be a unit integrated with the window, and it is only necessary to attach the window at the construction site, and there is no need for troublesome wall surface construction. Installation can be completed without waiting. Moreover, since it can be attached to the window in advance at a factory or the like, it is possible to improve the attachment accuracy and to achieve uniform operation and to obtain a stable operation.
また、本実施例では、障子2に形成されるワイヤW導出用の穴2aをケース75により覆っていることで、雨水や風が室内へ入ってくることがない。さらに、本実施例では、装置本体21、障子の穴2a、および転向滑車74が前後方向(室内外方向)に沿って配置され、装置本体21から導出されるワイヤWを転向滑車74に掛けまわすまでの間に屈曲部がなく、作動がスムーズで耐久性に優れる。
Moreover, in this embodiment, rain water and wind do not enter the room by covering the
また、本実施例では、障子2が閉じられた状態において、転向滑車74および滑車81,82,83が、窓枠1の内周部と障子2の外周部との間に配置され、いわゆる隠蔽式の窓の開閉操作装置とされる。
Further, in this embodiment, when the
次に、本実施例の窓の開閉操作装置が、外倒し式の排煙窓に適用される場合について説明する。なお、上述した部材と同じものには同じ符号を付して説明する。 Next, a case where the window opening / closing operation device of the present embodiment is applied to an overturning smoke exhaust window will be described. In addition, the same code | symbol is attached | subjected and demonstrated to the same thing as the member mentioned above.
図13〜図15は、本発明の窓の開閉操作装置の一実施例の使用状態を示す図であり、外倒し式排煙窓への取付状態を示しており、図13は、障子が閉じられた状態の縦断面図、図14は、その横断面図であり、図15は、障子が開放した状態を示す縦断面図である。 13-15 is a figure which shows the use condition of one Example of the opening / closing operation apparatus of the window of this invention, and has shown the attachment state to the fall-down type smoke exhaust window, FIG. 13 is a shoji closed FIG. 14 is a cross-sectional view thereof, and FIG. 15 is a vertical cross-sectional view showing a state in which the shoji is opened.
外倒し式の排煙窓は、建物などの壁の開口部に固定される矩形枠状の窓枠101と、この窓枠101に回転可能に保持される矩形板状の障子102とを有する。
具体的には、窓枠101は、左右に離間して配置される一対の縦枠103,104と、この縦枠103,104の上端部同士を連結する上枠105と、縦枠103,104の下端部同士を連結する下枠106とを有する。
また、上枠105は、左右方向(窓の幅方向)に沿って配置される矩形板状の水平片105aと、この水平片105aの室内側端部から下方へ延出する延出片105bとを有する。
さらに、各縦枠103,104は、上下方向に沿って配置される矩形板状の垂直片103a,104aと、この垂直片103a,104aの室内側端部から左右方向内側へ延出する延出片103b,104bとを有し、上枠105の水平片105aと各縦枠103,104の垂直片103a,104a、および上枠105の延出片105bと各縦枠103,104の延出片103b,104bは連続して設けられている。
The external smoke exhaust window has a rectangular frame-shaped
Specifically, the
The
Further, each of the
障子102は、矩形枠状の框107を有し、この框107は、左右に離間して配置される一対の縦框109,110と、この縦框109,110の上端部同士を連結する上框111と、縦框109,110の下端部同士を連結する下框112とを有する。
また、上框111は、左右方向に沿って配置される矩形板状の水平片111aと、この水平片111aの室外側端部から上方へ延出する延出片111bとを有する。
さらに、各縦框109,110は、上下方向に沿って配置される矩形板状の垂直片109a,110aと、この垂直片109a,110aの室外側端部から左右方向外側へ延出する延出片109b,110bとを有し、上框111の水平片111aと各縦框109,110の垂直片109a,110a、および上框111の延出片111bと各縦框109,110の延出片109b,110bは連続して設けられている。
そして、框107の中央開口部には、ガラス板108がはめ込まれている。
The
The upper collar 111 has a rectangular plate-like
Furthermore, each
A
障子102は、その下框112が、窓枠101の下枠106にヒンジ部Hにより回転可能に保持されており、閉じられた状態から室外側へ傾倒可能とされる。
また、窓枠101には、パッキンPが環状に設けられており、障子2が閉じられた際に、障子2の水平片111aおよび垂直片109a,110aの室内側端部がパッキンPに当接することで、水密性や気密性が保たれる。
The
Further, the
このような構成の排煙窓は、窓枠101の開口部を閉鎖するように障子102が配置されて窓が閉じられた状態において、障子102の上框111と窓枠101の上枠105との間、および障子102の各縦框109,110と窓枠101の各縦枠103,104との間に空間部がそれぞれ形成される。
つまり、障子102が閉じられた状態では、図13に示すように、障子102の上框111の水平片111a、上框111の延出片111b、窓枠101の上枠105の水平片105a、および上枠105の延出片105bにより囲まれた矩形状の空間部が左右方向(窓の幅方向)に沿って現出する。また、障子102が閉じられた状態では、図14に示すように、障子102の縦框109,110の垂直片109a,110a、縦框109,110の延出片109b,110b、窓枠101の縦枠103,104の垂直片103a,104a、および縦枠103,104の延出片103b,104bにより囲まれた矩形状の空間部が上下方向に沿って現出する。
このように、障子102が閉じられた状態において、障子102の上框111と窓枠101の上枠105との間、および障子102の各縦框109,110と窓枠101の各縦枠103,104との間に空間部がそれぞれ形成され、これらの各空間部は連続している。
The smoke exhaust window configured as described above is configured such that the
That is, in the state in which the
In this way, when the
本実施例の外倒し式の排煙窓には、窓枠101に対して障子102を開放させる機構としてダンパ115が設けられている。ダンパ115は、シリンダ116とロッド117とからなり、排煙窓の左右両側にそれぞれ取り付けられている。この際、シリンダ116の上端部が障子102の縦框109,110に設けられたブラケットB1に回転可能に取り付けられ、ロッド117の下端部が窓枠101の縦枠103,104に設けられたブラケットB2に回転可能に取り付けられる。
A
本実施例の窓の開閉操作装置が、外倒し式の排煙窓に適用される場合、装置本体21は、取付部材120を介して窓枠101の右縦枠104の上端部に固定される。
When the window opening / closing operation device of this embodiment is applied to an overturning smoke exhaust window, the device
取付部材120は、矩形状の板片を屈曲して形成された略L字形材とされ、窓枠101の右縦枠104の延出片104bの室内側上端部に固定される矩形板状の一片121と、この一片121の右端部から室内側へ延出する矩形板状の他片122とを有する。
The
装置本体21は、そのドラム50の軸500が窓の幅方向(図14において左右方向)に沿うように配置されて、取付部材120の他片122に固定される。
つまり、装置本体21のベース23の底面23aが、図14において、取付部材120の他片122の左端面に当接されて、取付部材120にネジにより固定される。
The apparatus
That is, the
本実施例の窓の開閉操作装置が外倒し式の排煙窓に適用される場合、転向滑車74は、装置本体21と前後に離間して窓枠101に設けられる。
転向滑車74は、内倒し式の排煙窓の場合と同様に、ケース75内に回転可能に保持されており、ケース75の一側面が、上枠105の延出片105bの右端部室外側面に当接されてネジにより窓枠101に固定されている。この際、図14に示すように、滑車74の回転軸76が上下方向に沿うように、ケース75が窓枠101に取り付けられ、アウター77の他端部は図14において左側へ延出している。
When the window opening / closing operation device of the present embodiment is applied to an external smoke exhaust window, the turning
The turning
本実施例の窓の開閉操作装置が外倒し式の排煙窓に適用される場合、上框111の左右方向略中央部に滑車125が一つ設けられ、上枠105の左右方向中央部より若干右側に127が設けられる。そして、上框111の滑車125と上枠105の滑車127は、図14に示すように、障子102が閉じられた際、左右に離間して配置される。
When the window opening and closing device of the present embodiment is applied to an outside-smoke type smoke exhaust window, one
これらの各滑車125,127は、内倒し式排煙窓の場合と同様の構成とされ、各滑車125,127は、保持部材131の軸部134の軸線が窓の幅方向(図14において左右方向)に沿うように、ベース133が上框111の延出片111bの室内側面または上枠105の延出片105bの室外側面に固定されて設けられる。
Each of these
装置本体21のドラムに巻かれたワイヤWは、上枠105の延出片105bの右端部に、前後方向(室内外方向)に沿って形成された貫通穴101aに通される。さらにワイヤWは、窓枠101の貫通穴101aと連通するケース75の一側面の貫通穴75aに通されて、転向滑車74に掛けまわされる。なお、取付部材120の一片121にも窓枠101の貫通穴101aに対応した位置に貫通穴が形成されており、ワイヤWはこの貫通穴に通される。
The wire W wound around the drum of the apparatus
転向滑車74に掛けまわされたワイヤWは、ケース75に設けられたアウター77に通されて、図14において、左側へ導出される。
そして、アウター77から延出したワイヤWは、図14に示す状態において、窓枠101に取り付けられた滑車127に掛けまわされた後、障子102に取り付けられた滑車125に掛けまわされ、その先端部が窓枠101に固定されている。
The wire W hung on the turning
Then, in the state shown in FIG. 14, the wire W extending from the outer 77 is hung on a
このように、本実施例の窓の開閉操作装置が取り付けられた外倒し式の排煙窓は、内倒し式の排煙窓の場合と同様に、ワイヤ巻取ドラム50にワイヤWが巻き取られ、窓枠101の開口部が障子102で閉塞された状態にあるときは、一対のダンパ115が押し開く方向の弾発力を保持している。
ここで、操作者が巻き上げ解除手段58のロープLの把手62を引くと、内倒し式の排煙窓の場合と同様に、左回動歯車41の短軸39が下方に移動するので、左回動歯車41とワイヤ巻取ドラム50のギヤ52aとの噛合が外れる。
すると、ワイヤ巻取ドラム50がフリーな状態となり、ワイヤWがダンパ115の弾発力により引っ張られて繰り出され、障子102がダンパ115の制動されたロッドの突出力によって徐々に開いていき、図15に示すように、障子102が傾斜状態で停止し、排煙窓の障子が開放される。
As described above, the external smoke exhaust window to which the window opening / closing operation device of this embodiment is attached is wound around the wire take-
Here, when the operator pulls the
Then, the wire take-
また、障子102を閉めるときは、操作者が、図10においてケース22の左側に垂れたボールチェーン27を引っ張り(図10の矢印方向)、チェーンホイール26を図10において左回転させることで、内倒し式の排煙窓の場合と同様に、ワイヤWが漸次巻き取られ、ダンパ115の弾発力に勝って障子102が引っ張られることから、障子102が徐々に閉まってゆき、窓枠の開口部を閉塞した時点でボールチェーン27の操作を止めればよい。
When closing the
つぎに、本実施例の窓の開閉操作装置が、突出し式の排煙窓に適用される場合について説明する。なお、上述した部材と同じ部材には、同じ符号を付して説明する。 Next, a case where the window opening / closing device of this embodiment is applied to a protruding smoke exhaust window will be described. In addition, the same code | symbol is attached | subjected and demonstrated to the same member as the member mentioned above.
図16〜図19は、本発明の窓の開閉操作装置の一実施例の使用状態を示す図であり、突出し式排煙窓への取付状態を示しており、図16は、障子が開いた状態の概略斜視図、図17は、障子が閉じられた状態の縦断面図、図18は、障子が開いた状態の縦断面図、図19は、図18の平面図である。 16-19 is a figure which shows the use condition of one Example of the opening-and-closing operation apparatus of the window of this invention, and has shown the attachment state to the protrusion-type smoke exhaust window, and FIG. FIG. 17 is a longitudinal sectional view of a state in which the shoji is closed, FIG. 18 is a longitudinal sectional view of the state in which the shoji is opened, and FIG. 19 is a plan view of FIG.
突出し式の排煙窓は、建物などの壁の開口部に固定される矩形枠状の窓枠151と、この窓枠151に回転可能に保持される矩形板状の障子152とを有する。
窓枠151は、左右に離間して配置される縦枠153,154と、この縦枠153,154の上端部同士を連結する上枠155と、縦枠153,154の下端部同士を連結する下枠156とを有する。
The protruding smoke exhaust window includes a rectangular frame-shaped
The
上枠155は、左右方向に沿って配置される矩形板状の水平片155aと、この水平片155aの室内側端部から下方へ延出する延出片155bとを有する。
また、各縦枠153,154は、上下方向に沿って配置される矩形板状の垂直片154aと、この垂直片154aの室内側端部から左右方向内側へ延出する延出片154bとを有する。さらに、下枠156は、左右方向に沿って配置される矩形板状の水平片156aと、この水平片156aの中途部から上方へ延出する延出片156bとを有する。
The
Each of the
障子152は、矩形枠状の框157を有し、この框157は、左右に離間して配置される縦框159,160と、この縦框159,160の上端部同士を連結する上框161と、縦框159,160の下端部同士を連結する下框162とを有する。
上框161は、左右方向に沿って配置される矩形板状の水平片161aと、この水平片161aの室外側端部から上方へ突出する延出片161bとを有する。
また、各縦框159,160は、上下方向に沿って配置される矩形板状の垂直片160aと、この垂直片160aの室外側端部から左右方向外側へ突出する延出片160bとを有する。さらに、下框162は、左右方向に沿って配置される矩形板状の水平片162aと、この水平片162aの室外側端部から下方へ突出する延出片162bとを有する。
そして、框157の中央開口部には、ガラス板158がはめ込まれている。
The
The
Each
A
障子152は、その上框161が、窓枠151の上枠155にヒンジ部Hにより回転可能に保持されており、閉じられた状態から室外側へ傾倒可能とされる。
また、窓枠151には、パッキンPが環状に設けられており、障子152が閉じられた際に、障子152の室内側端部がパッキンPに当接することで、水密性や気密性が保たれる。
The
The
このような構成の本実施例の排煙窓は、窓枠151の開口部を閉鎖するように障子152が配置されて窓が閉じられた状態において、障子152の上框161と窓枠151の上枠155との間、障子152の縦框159,160と窓枠151の縦枠153,154との間、および障子152の下框162と窓枠151の下枠156との間に隙間が形成される。
つまり、障子152が閉じられた状態では、図17に示すように、障子152の上框161の水平片161a、上框161の延出片161b、窓枠151の上枠155の水平片155a、および上枠155の延出片155bにより囲まれた矩形状の空間部が左右方向(窓の幅方向)に沿って現出する。また、障子152が閉じられた状態では、障子152の縦框159,160の垂直片160a、縦框159,160の延出片160b、窓枠151の縦枠153,154の垂直片154a、および縦枠153,154の延出片154bにより囲まれた矩形状の空間部が上下方向に沿って現出し、障子152の下框162の水平片162a、下框162の延出片162b、窓枠151の下枠156の水平片156a、および下枠156の延出片156bにより囲まれた矩形状の空間部が左右方向に沿って現出する。
このように、障子が閉じられた状態において、障子152の上框161と窓枠151の上枠155との間、障子152の縦框159,160と窓枠151の縦枠153,154との間、および障子152の下框162と窓枠151の下枠156との間に空間部が形成され、これらの各空間部は連続している。
The smoke evacuation window of the present embodiment having such a configuration is configured such that the
That is, in the state in which the
As described above, in the state where the shoji is closed, between the
本実施例の排煙窓には、窓枠151に対して障子152を開放させる機構としてダンパ170が設けられている。
ダンパ170は、シリンダ171とロッド172とからなり、ダンパ170は、排煙窓の左右両側にそれぞれ取り付けられる。本実施例では、シリンダ171の上端部が縦枠153,154に設けられたブラケットB1に回転可能に取り付けられ、ロッド172の下端部が障子152の縦框159,160に設けられたブラケットB2に回転可能に取り付けられている。
The smoke exhaust window of this embodiment is provided with a
The
本実施例の窓の開閉操作装置が、突出し式の排煙窓に適用される場合、装置本体21は取付部材175を介して窓枠151の右縦枠154に固定される。
When the window opening / closing operation device of this embodiment is applied to a protruding smoke exhaust window, the device
取付部材175は、矩形状の板片を屈曲して形成された略L字形材とされ、右縦枠154の延出片154bの上端部室内側面に固定される矩形板状の一片176と、この一片176の右端部から室内側へ延出する矩形板状の他片177とを有する。
The mounting
装置本体21は、そのドラム50の軸500が窓の幅方向(図19において左右方向)に沿うように配置されて、取付部材175の他片177に固定される。
つまり、装置本体21のベース23の底面23aが、図19において取付部材175の他片177の左端面に当接されて、取付部材175にネジにより固定される。
The apparatus
That is, the
本実施例では、転向滑車74は、窓枠151に装置本体と前後に隣接して設けられる。
転向滑車74は、内倒し式排煙窓の場合と同様に、ケース75内に回転可能に保持されており、このケース75が窓枠151に設けられる。
ケース75は、その一側面が、窓枠151の右縦枠154の延出片154bの上端部室外側面に当接されて固定される。
この際、滑車74の回転軸が左右方向(窓の幅方向)に沿うようにケース75が窓枠151に取り付けられ、アウター77は下方へ延出している。
In this embodiment, the turning
The turning
One side of the
At this time, the
そして、本実施例の窓の開閉操作装置が、突出し式排煙窓に適用される場合、下枠156の右端部に補助転向滑車181が一つ設けられ、下枠156の左右方向中央部に二つの滑車182,183が左右に離間して設けられる。
本実施例では、補助転向滑車181は、転向滑車74のほぼ真下に配置され、転向滑車74から垂下方向に導出されたワイヤWを水平方向に転向して滑車183へ案内する。
また、本実施例では、障子152の下框162の左右方向中央部に、二つの滑車184,185が左右に離間して設けられており、障子152が閉じられた状態において、下枠の二つ滑車182,183の間に下框162の二つの滑車184,185が配置される。
When the window opening and closing device of this embodiment is applied to a protruding smoke exhaust window, one
In this embodiment, the
Further, in this embodiment, two
これらの各滑車181〜185は、内倒し式排煙窓の場合と同様の構成とされ、保持部材131のベース133が下枠156の水平片156aおよび延出片156bの室外側面、下框162の延出片162bの室内側面に固定されて設けられている。
Each of these
この際、下枠156の右端部に設けられる補助転向滑車181、および下枠156に設けられる他の二つの滑車182,183は、保持部材131の軸部134が、図16において左右方向(窓の幅方向)に沿うように設けられ、下框162に設けられる二つの滑車184,185は、障子が閉じられた状態において、保持部材131の軸部134が左右方向に沿うように設けられる。
At this time, the
装置本体21のドラムに巻かれたワイヤWは、右縦枠154の延出片154bの上端部に前後方向(室内外方向)に沿って形成された貫通穴およびケース75の貫通穴75aに通されて転向滑車74に掛けまわされる。なお、取付部材175の一片176にも貫通穴が形成されており、ワイヤWはこの貫通穴に通されている。
The wire W wound around the drum of the apparatus
図16および図18に示すように、転向滑車74に掛けまわされたワイヤWは、アウター77に通されて、ケース75から下方へ導出され、下枠156に設けられた補助転向滑車181に、時計まわりに掛けまわされて左側へ延出する。
そして、下枠156の滑車183に時計まわりに掛けまわされ、下框162の右側の滑車185に反時計まわりに掛けまわされて左側へ延出し、下框162の左側の滑車184に反時計まわりに掛けまわされた後、下枠の滑車182に時計まわりに掛けまわされる。そして、そのワイヤWの先端部は、保持部材131の軸部134から外方へ導出されて、ワイヤWの先端部に抜け止め具(圧着端子など)が取り付けられる。これにより、ワイヤWの先端部は、保持部材131の軸部134から抜け出すことがなく、保持部材131に係止され、ひいては下枠156に保持される。
As shown in FIGS. 16 and 18, the wire W hung on the turning
Then, it is hung clockwise around the
このように、本実施例の窓の開閉操作装置が取り付けられた突出し式の排煙窓は、内倒し式の排煙窓の場合と同様に、ワイヤ巻取ドラム50にワイヤWが巻き取られると、一対のダンパ170の押し開く方向の弾発力に抗して、窓枠151の開口部が障子152で閉塞される。
そして、この閉塞状態において操作者が巻き上げ解除手段58のロープLの把手62を引くと、左回動歯車41の短軸39が下方に移動するので、左回動歯車41とワイヤ巻取ドラム50のギヤ52aとの噛合が外れる。
すると、ワイヤ巻取ドラム50がフリーな状態となり、ワイヤWがダンパ170の弾発力により引っ張られて繰り出され、障子がダンパ170の制動されたロッド172の突出力によって徐々に開いてゆき、図16や図18に示すように、障子が傾斜状態で停止し、排煙窓が開放される。
As described above, in the protruding type smoke exhaust window to which the window opening / closing operation device of this embodiment is attached, the wire W is wound around the wire take-
In this closed state, when the operator pulls the
Then, the wire take-
障子を閉めるときは、操作者が、装置本体21の下方に垂れたエンドレスのボールチェーン27を引っ張り(図10において矢印方向)、チェーンホイール26を図10において左回転させることで、ワイヤ巻取ドラム50が連動して(時計方向)、ワイヤWが漸次巻き取られ、ダンパ170の弾発力に勝って障子が引っ張られることから、この障子が徐々に閉まってゆき、窓枠の開口部を閉塞した時点でボールチェーン27の操作を止めればよい。
When closing the shoji, the operator pulls the
本実施例の窓の開閉操作装置を外倒し式排煙窓または突出し式排煙窓に適用する場合、上述したように、装置本体21が窓枠に取り付けられるため、排煙窓が建物に取り付けられる際に、予め排煙窓に取り付けておくことが可能である。よって、内倒し式排煙窓の場合と同様に、窓と開閉操作装置を一体としたユニットとすることができ、建物に排煙窓が取り付けられることで、窓の開閉操作装置も取り付けられることになる。また、窓枠に形成される穴をケース75により覆っていることで、雨水や風が室内へ入ってくることがない。さらに、本実施例では、装置本体21、窓枠の穴、および転向滑車74が前後方向(室内外方向)に沿って配置され、装置本体21から導出されるワイヤWを転向滑車74に掛けまわすまでの間に屈曲部がなく、スムーズに作動し耐久性に優れる。また、障子が閉じられた状態において、転向滑車74および各滑車が、窓枠と障子との間の空間部に配置され、いわゆる隠蔽式の窓の開閉操作装置を提供できる。
When the window opening / closing operation device of the present embodiment is applied to an overturning smoke exhaust window or a protruding smoke exhaust window, as described above, the device
図20および図21は、図1〜図6に示す窓の開閉操作装置の変形例を示す図であり、図20は縦断面図、図21は横断面図である。なお、上述した部材には、同じ符号を付して説明し、異なる部分を中心に説明する。 20 and 21 are views showing a modification of the window opening / closing operation device shown in FIGS. 1 to 6, wherein FIG. 20 is a longitudinal sectional view, and FIG. 21 is a transverse sectional view. In addition, the same code | symbol is attached | subjected and demonstrated to the member mentioned above, and it demonstrates centering on a different part.
図1および図2に示す窓の開閉操作装置では、障子2にワイヤWを通す穴2aが形成されており、転向滑車74を収容するケース75によりこの穴2aを室外側から覆うことで雨風の室内への進入を防止したが、それに変えて、図20および図21に示す変形例では、障子2に形成された穴2aを室内側からワイヤ誘導部材245により覆うことで雨風の室内への進入を防止する。なお、本変形例においては、転向滑車74は、図20に示すように、ケース78に保持された軸76に回転可能に保持されており、このケース78のフランジ78aが上框11の延出片11bにネジ(不図示)で固定されている。
In the window opening / closing operation device shown in FIGS. 1 and 2, a
ワイヤ誘導部材245は、矩形中空状のボックス250の内部に4つのローラ251,252,253,254が設けられて構成される。
具体的には、ボックス250内には、回転軸を上下方向に沿って配置された一対のローラ251,252が左右(窓の幅方向)に離間して配置され、この一対のローラ251,252の室内側に回転軸を左右方向に沿って配置された一対のローラ253,254が上下に離間して配置されている。各ローラ251,252,253,254は、その軸方向中央部が若干縮径しており、両側の大径部が隣接するローラと近接または当接するようにボックス250内に設けられる。
本変形例では、これら各ローラ251,252,253,254の軸251a,252a,253a,254aの両端部は、ボックス250内にはめ込まれた室内側へ開口する矩形中空状の支持部材255の側壁に回転可能にそれぞれ保持されている。また、ボックス250の室外側端部には、左右方向(窓の幅方向)外側へ延出してフランジ250cが形成されている。
The
Specifically, in the
In this modification, both ends of the
ボックス250の室外側面の中央部および室内側面の中央部にはそれぞれワイヤWが通される貫通穴250a,250bが形成されている。また、支持部材255の室外側面にもワイヤWが通される貫通穴255aが形成されている。
さらに、ボックス250には、ボックス250の室外側面と支持部材255との間に、ゴム等の弾性部材によりなる気密部材257が配置されている。気密部材257は、その中央部258が室外側へボス状に突出しており、ボックス250の室外側面の貫通穴250aに差し込まれている。そして、気密部材257の中央部258には前後方向(室内外方向)に沿って貫通穴258aが形成されている。
Through
Furthermore, an
ワイヤ誘導部材245は、ボックス250の室外側端部が、障子2の上框11の延出片11bの室内側面に当接されてネジで固定される。
この際、ボックス250の室外側面の貫通穴250aが、障子2の貫通穴2aと連通するように取り付けられる。
このように、ワイヤ誘導部材245が取り付けられた状態において、装置本体21から導出されたワイヤWは、ボックス250の室内側面の貫通穴250bに通され後、一対のローラ253,254間、およびもう一方の一対のローラ251,252間に通され、さらに、気密部材257の貫通穴258aに通されて、障子2の貫通穴2aに通される。
そして、障子2に設けられた転向滑車74に掛けまわされる。なお、本変形例では、ワイヤWは、各ローラ251,252,253,254の軸方向中央部の縮径部に通されて、ボックス250内を通過している。
The
At this time, the through
As described above, in a state where the
Then, it is hung around a turning
このように、障子2の貫通穴2aをワイヤ誘導部材245により室内側から覆うことで、障子2の貫通穴2aから雨風の進入を防ぐことができる。
また、本変形例では、気密部材257によって気密性が更に高くなり、外気や雨水がボックス250内に、更には室内へ入ることを防ぐことができる。
Thus, by covering the through
Further, in the present modification, the airtightness is further increased by the
さらに、このワイヤ誘導部材245の変形例として、図22に示すように、ボックス250の前後方向中央部(室内外方向中央部)にフランジ250cを形成すると共に、障子2の貫通穴2aをボックス250がはめ込み可能な大きさとし、ボックス250を、その前後方向中央部まで障子2の上框11の延出片11bから室外側へはめ込む構成としてもよい。
Furthermore, as a modification of the
次に、ワイヤ誘導部材のさらに別の変形例について説明する。
図23および図24は、ワイヤ誘導部材の別の変形例を示す図であり、図23は縦断面図、図24はその横断面図である。
Next, still another modification of the wire guide member will be described.
23 and 24 are views showing another modification of the wire guide member, FIG. 23 is a longitudinal sectional view, and FIG. 24 is a transverse sectional view thereof.
本変形例のワイヤ誘導部材270は、基本的には、図20および図21に示すワイヤ誘導部材245と同様の構成であり、同じ部材には同じ符号を付して、異なる部分を中心に説明する。なお、本変形例のワイヤ誘導部材270を使用する場合には、装置本体21が若干下方に取り付けられ、ワイヤWは、装置本体21の上部から導出される。
The
本変形例のワイヤ誘導部材270では、ボックス250内に回転軸を上下に沿って配置される一対のローラ251,252が配置される。そして、このローラ251,252の回転軸251a,252aを回転可能に保持する室内側へ開口するコ字形の支持部材283がボックス250内に設けられている。本変形例では、このボックス250の室内側端部を覆うように、カバー277が設けられる。
In the
カバー277は、前後方向(室内外方向)に細長い下方へ開口するコ字形状とされると共に、室内側端部が緩やかな円弧状に下方へ屈曲しており、その室外側端部内にボックス250がはめ込まれて設けられる。
そして、カバー277の室内側端部の内部には、回転軸275aを左右方向(窓の幅方向)に沿って配置された滑車275が配置されており、回転軸275aはカバー277の開放両端片に回転可能に保持されている。
The
A
装置本体21から上方へ導出されたワイヤWは、カバー277に保持された滑車275に掛けまわされて室外側へ延出し、一対のローラ251,252間に通された後、気密部材257の貫通穴258aを通されて、障子2の穴2aに通される。そして、ワイヤWは転向滑車74に掛けまわされる。
The wire W led out from the apparatus
なお、前記各ワイヤ誘導部材245,270は、外倒し式排煙窓や突出し式排煙窓の場合にも適用可能であり、その場合には、窓枠に取り付けられて使用される。
Each of the
本発明の窓の開閉操作装置は、上記実施例の構成に限らず、適宜変更可能である。
たとえば、上記実施例では、排煙窓が一つの場合を説明したが、複数個の排煙窓が連続して設けられる場合にも適用可能である。この場合、たとえば、図16に示す状態において、ワイヤWの先端部に抜け止め具を付けずに、隣接する窓の滑車に掛けまわしていけばよい。つまり、ワイヤWの先端部を隣接する排煙窓の滑車に掛けまわしていくことで、複数の窓(連窓)が連動して開閉操作可能となる。
The window opening / closing operation device of the present invention is not limited to the configuration of the above embodiment, and can be changed as appropriate.
For example, in the above embodiment, the case where there is one smoke exhaust window has been described. However, the present invention can also be applied to a case where a plurality of smoke exhaust windows are provided continuously. In this case, for example, in the state shown in FIG. 16, the wire W may be hung on the pulley of the adjacent window without attaching a stopper to the tip of the wire W. That is, when the tip end portion of the wire W is hung on the pulley of the adjacent smoke exhaust window, a plurality of windows (continuous windows) can be opened and closed in conjunction with each other.
また、滑車の個数や取付位置などは適宜変更可能である。たとえば、図16において、障子152に二つの滑車184,185を設けたが、障子152の幅寸法が小さい場合には、障子152の左右方向略中央部に滑車を一つ設ける構成でもよい。
Further, the number of pulleys, the mounting position, and the like can be changed as appropriate. For example, in FIG. 16, two
また、上記実施例では、装置本体21を右縦框または右縦枠に取り付けたが、左縦框または左縦枠に取り付けるようにしてもよい。
この際、図9に示す状態からクラッチ部材46を時計方向に回動させ、右側爪部46bを爪歯31aに噛合させて、ドラム50の回転の規制を逆にする。また、アングル59を右の回動歯車42の短軸40に取り付ける。これにより、図10において、ボールチェーン27の右側を下方へ引くことで、ドラム50が反時計方向に回転してワイヤWが巻き取られて障子が閉じられる。
Moreover, in the said Example, although the apparatus
At this time, the
さらに、装置本体21の構造も適宜変更である。つまり、ワイヤを巻き取りおよび繰り出し可能なドラムを有し、かつ、ドラムの回転を規制することが可能な構成であればよい。
Furthermore, the structure of the apparatus
また、上記実施例では、本発明の窓の開閉操作装置が、内倒し式、外倒し式、および突出し式の排煙窓に適用される場合について説明したが、横開き式の窓にも適用可能である。横開き式の排煙窓は、障子の左右一端辺が、窓枠の左右一端辺に回転可能に保持され、障子を閉じた状態から室内側または室外側へ傾けて開放するものであり、上記実施例と同様に、障子または窓枠に装置本体21を取り付けて使用することができる。
In the above embodiment, the case where the window opening / closing operation device of the present invention is applied to the inward, outward, and protruding smoke exhaust windows has been described. Is possible. The side-opening smoke exhaust window is one in which the left and right ends of the shoji are rotatably held by the left and right ends of the window frame, and is opened by tilting the shoji from the closed state to the indoor side or the outdoor side. Similarly to the embodiment, the apparatus
また、内倒し式や外倒し式の排煙窓に使用されるダンパを隠蔽する構成としてもよい。つまり、障子が閉じられた状態において、窓枠の縦枠と障子の縦框との間に形成される空間部にダンパが収容される構成としてもよい。
たとえば、図1〜図6に示す内倒し式の排煙窓においてダンパを隠蔽式とする場合、図25に示すように、窓枠1の縦枠3,4と障子2の縦框9,10との間に形成される空間部にダンパ15を配置する。そして、シリンダ16の上端部を、障子2の縦框9,10の垂直片9aに固定されたブラケットB1に回転可能に取り付け、ロッド17の下端部を、窓枠1の縦枠3,4の垂直片3a,4aに固定されたブラケットB2に回転可能に取り付ければよい。
Moreover, it is good also as a structure which conceals the damper used for an inside-down type or an outside type smoke exhaust window. That is, in a state in which the shoji is closed, the damper may be housed in a space portion formed between the vertical frame of the window frame and the shovel of the shoji.
For example, when the damper is a concealment type in the inversion type smoke exhaust window shown in FIGS. 1 to 6, as shown in FIG. 25, the
さらに、上記実施例では、障子の框にガラス板をはめ込んだが、ガラス板に換えて金属板などをはめ込んでもよい。
なお、本実施例の窓の開閉操作装置が、既設の窓に適用可能なことはいうまでもない。
Furthermore, in the said Example, although the glass plate was engage | inserted in the shoji of a shoji, you may insert a metal plate etc. instead of a glass plate.
Needless to say, the window opening / closing device of this embodiment is applicable to existing windows.
1 窓枠
2 障子
2a 貫通穴
21 装置本体
50 ドラム
500 軸
74 転向滑車
75 ケース
DESCRIPTION OF
Claims (4)
ワイヤを巻き取りおよび繰り出し可能で、回転規制可能なドラムを有し、このドラムの回転軸が窓の幅方向に沿うように窓枠または障子に設けられる装置本体と、
障子が閉じられた状態において、窓枠と障子との間の空間部に配置されるように窓枠または障子に保持され、窓枠または障子に形成された穴に通された前記ワイヤが掛けまわされる転向滑車と、
障子が閉じられた状態において、窓枠と障子との間の空間部に配置されるように窓枠または障子に保持され、前記ワイヤが前記転向滑車に掛けまわされ窓枠に先端部が保持されるまでの間に掛けまわされる複数の滑車と
を備えることを特徴とする窓の開閉操作装置。 A window opening / closing operation device in which a shoji is opened and closed around one end of the window frame,
An apparatus main body having a drum capable of winding and unwinding the wire and capable of restricting rotation, and provided on the window frame or the shoji so that the rotation axis of the drum is along the width direction of the window;
When the shoji is closed, the wire held by the window frame or shoji is placed in the space between the window frame and the shoji, and the wire passed through the hole formed in the window frame or shoji is wrapped around. A turning pulley,
In a state in which the shoji is closed, it is held by the window frame or the shoji so as to be arranged in the space between the window frame and the shoji, and the wire is wrapped around the turning pulley and the tip is held by the window frame. A window opening / closing operation device comprising: a plurality of pulleys that are hung up until the end.
ことを特徴とする請求項1に記載の窓の開閉操作装置。 The said turning pulley is rotatably hold | maintained in a case, This case is attached to a window frame or a shoji so that the said hole of a window frame or a shoji may be covered. Window opening / closing device.
ことを特徴とする請求項1に記載の窓の開閉操作装置。 The wire led out from the apparatus main body is passed through a wire guide member provided so as to cover the hole of the window frame or the shoji, and is then passed through the hole of the window frame or the shoji and hung on the turning pulley. The window opening and closing operation device according to claim 1.
ことを特徴とする窓。 A window opening / closing operation device according to any one of claims 1 to 3 is attached.
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- 2008-06-16 JP JP2008157110A patent/JP5290635B2/en active Active
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