JP2009298784A - 骨形成促進用合成ペプチド、この合成ペプチドを含む薬学組成物および培地組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】BMP−7に存在する15個のアミノ酸配列からなって骨芽細胞分化を促進することを特徴とする骨形成促進用合成ペプチドを提供し、この骨形成促進用合成ペプチドまたはその無毒性塩と、製薬上または獣医学上許容される液体または固体担体を含む薬学組成物を提供する。
【選択図】図1a
Description
そこで、本発明の目的は、低廉な費用で合成可能であり、骨芽細胞分化または骨形成を促進するBMP−7に由来する15個のアミノ酸配列からなる合成ペプチドを提供することにある。
Gly−Gln−Gly−Phe−Ser−Tyr−Pro−Tyr−Lys−Ala−Val−Phe−Ser−Thr−Gln
好適な実施例において、前記ペプチドは下記配列番号2のポリペプチドまたはその相同体である。
Val−Glu−His−Asp−Lys−Glu−Phe−Phe−His−Pro−Arg−Tyr−His−His−Arg
好適な実施例において、骨芽細胞分化または骨形成を促進するための前記合成ペプチドの添加含量は0.1〜2μg/mLである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例を参照して本発明の技術的構成を詳細に説明する。ところが、本発明はここで説明される実施例に限定されず、他の形態でも具体化できる。
現在、骨形態発生活性は、TGF(形質転換成長因子)−βスーパーファミリに属する骨形態発生因子BMPについて報告されている(Science 150, 893-897, 1965; Science 242; 1528-1534, 1988)。公知のBMP種はBMP−1〜BMP−14である。これらの中で、BMP−2〜BMP−14は骨形態発生活性を示すものと知られている。BMP−2〜BMP−14のBMPは様々な骨機能障害および骨疾患の治療的処置に効果的なものと思われているが、これらは自然界に極小量で存在する。よって、このような処置に用いられるBMP−2〜BMP−14を手に入れることができるように多量で得るには組み換えタンパク質の製造を必要とする。組み換えタンパク質の製造は一般に低分子量化合物に比べて費用が高くかかる。他方、そのタンパク質特性のため、物性および投与の側面で医学的には多くの制約がある。このような点を考慮するとき、前記BMPタンパク質と同一の活性を有する低分子量有機化合物が存在するならば、その有機化合物は非常に有望な医薬になるであろう。
本発明者らは、このような点に着目し、BMP−7に存在するアミノ酸配列を研究した結果、BMP−7に存在する15個のアミノ酸からなる下記のような配列を有するペプチドがヒトBMP−7(骨形成因子)の発現を誘発させる活性を有し、且つヒトBMP−7と同一の効能を持って非常に高い有用性を有することを発見し、BFP1(bone forming peptide : 配列番号1)およびBFP2(bone forming peptide 2 : 配列番号2)とそれぞれ命名した。
<配列番号1>
Gly−Gln−Gly−Phe−Ser−Tyr−Pro−Tyr−Lys−Ala−Val−Phe−Ser−Thr−Gln
<配列番号2>
Val−Glu−His−Asp−Lys−Glu−Phe−Phe−His−Pro−Arg−Tyr−His−HIs−Arg
前記BFP1およびBFP2は、BMP−7に由来する15個のアミノ酸からなる配列のペプチドであって、公知のペプチド合成法によって人為的に合成可能である。
また、後述の実験例によって明らかになったが、骨芽細胞分化培地を用いて骨芽細胞(正確にはマウス中間葉幹細胞)の分化を誘導したとき、一般な骨芽細胞分化培地のみを用いて分化するときより本発明のBFP1またはBFP2を処理したとき、さらに強く骨芽細胞が分化されることを確認することができた。
したがって、前記BFP1およびBFP2を含む本発明のBMP−7に存在する15個のアミノ酸からなる骨形成促進用合成ペプチドは、骨芽細胞が分化されるときに骨芽細胞の分化を促進させて分化能を向上させるので、骨形成促進効能を持っていることが分かる。
これにより、本発明の骨形成促進用合成ペプチドが著しい骨芽細胞分化の誘導活性または骨形成促進活性を示すことが分かるので、骨粗鬆症、骨関節炎または骨欠損疾患などを含む骨疾患により骨損失がある場合、本発明の合成ペプチドまたはその無毒性塩を有効成分として含む薬学組成物を骨欠損部位に充填または投与すると、骨粗鬆症、骨欠損疾患および/または骨関節炎を治療することができるという効能があることが分かる。
以下では、本発明のBMP−7由来の15個のアミノ酸配列を有する骨形成促進用合成ペプチドのうち好適な実施例としてのBFP1およびBFP2それぞれの骨芽細胞分化誘導活性および骨形成促進活性について、実験例および図面を参照してより具体的に考察する。
図1a〜図3bは本発明のBFP1およびBFP2のアミノ酸配列の順序、BFP1およびBFP2の構造、並びにBFP1およびBFP2の細胞毒性をそれぞれ示す。
この際、図1aおよび図1bに示すような配列情報、すなわち配列番号1を有するBFP1と配列番号2を有するBFP2は、それぞれBMP−7の全体アミノ酸配列の一部と同一のものと公知になっているペプチド合成方法を用いて、下記配列番号1および配列番号2のような15個のアミノ酸配列を持つように合成されたものである。
<配列番号1>
Gly−Gln−Gly−Phe−Ser−Tyr−Pro−Tyr−Lys−Ala−Val−Phe−Ser−Thr−Gln
(G−Q−G−F−S−Y−P−Y−K−A−V−F−S−T−Q)
<配列番号2>
Val−Glu−His−Asp−Lys−Glu−Phe−Phe−His−Pro−Arg−Tyr−His−His−Arg
(V−E−H−D−K−E−F−F−H−P−R−Y−H−H−R)
図2aおよび図2bに示すように、前記合成されたBFP1およびBFP2の構造を商用プログラムを用いて確認した結果、図1aおよび図1bに示すような配列を有するα−へリックス構造を持っていることを確認することができた。
この際、合成されたBFP1およびBFP2の細胞に対する毒性を調べるために、実験に使用された濃度範囲内で細胞毒性実験をMTT方法によって行った結果、図3aおよび図3bに示すように細胞毒性が現れないことを確認することができた。
実験例1
BFP1およびBFP2の骨芽細胞分化活性を確認するために、次の実験を行った。
1.骨芽細胞および骨芽細胞分化培地の準備
10%FBS入りのDMEMに1×104個の中間葉幹細胞(Balb/cマウス骨髄間質細胞からクローンされる)が入るように分注した後、約3日間約37℃の温度を維持する5%の二酸化炭素が含有された大気中で培養して、本実験に使用される骨芽細胞として前記中間葉幹細胞が準備された。
前記中間葉幹細胞の骨芽細胞への分化が行われると、カルシウムが蓄積されるが、この際、カルシウムイオンの蓄積程度は骨芽細胞の分化程度を意味し、カルシウムイオンの蓄積程度はアリザリン染色によって赤色に染色される度合いを観察すれば確認することができるという点に着目し、アリザリンレッド染色によってミネラリゼーションを測定した。すなわち、骨芽細胞に分化が促進されるほど、アリザリンレッドによって染色される部分が多くなるためである。
その後、培養された前記中間葉幹細胞を氷に冷却させた70%エタノールで1時間固定し、アリザリンレッド−s(alinzarin red-s)溶液で約10分間染色してカルシウムの沈着程度から無機質化を確認し、その結果を図4aおよび図4bに示した。
骨芽細胞特定遺伝子としてのコラーゲンタイプ1、アルカリ性ホスファターゼ、Runx2遺伝子が本発明の骨形成促進用合成ペプチドのうちBFP1によって発現する程度を測定する実験を行い、その結果を図5aに示した。
本発明のBFP1とBFP2が骨芽細胞分化活性にどんな影響を与えるかを確認するために、骨芽細胞特定遺伝子であるオステオカルシン、アルカリ性ホスファターゼおよびRunx2がBFP1およびBFP2によって発現する程度を、抗体を用いて蛍光顕微鏡によって分析し、その結果写真を図6a、図6b、図7a、図7b、図8aおよび図8bにそれぞれ示した。
すなわち、骨芽細胞への分化が行われると、骨芽細胞特定タンパク
質が発現するが、このようなタンパク質は、これらのタンパク質に対する抗体を細胞に反応させて結合した程度を蛍光顕微鏡によって確認した結果、骨芽細胞から分泌される骨基質物質であり、それぞれの活性程度は骨芽細胞増殖の判定要素であって、その濃度が増加すると、骨芽細胞の成長および分化が活発であることを知らせるオステオカルシンの場合、BFP1およびBFP2を1μg/mL添加したとき、骨芽細胞分化培地(ODM)を入れたものとBMP−7を入れたものよりさらに強く緑色(図面では明るい部分で表現される)で発現することを確認することができた。
ここで、PIは生きている細胞の核を染色することであって、それぞれの細胞が生きていることを確認することができ、目的タンパク質であるオステオカルシンの場合、緑色の蛍光抗体を用いて細胞で発現することを示す。mergeは、細胞の核が染色されたものと目的タンパク質の発現を重畳させることにより、同一の細胞で目的タンパク質が発現することを示す。
アルカリ性ホスファターゼ(alkaline phosphatase)は、骨形成の指標となる酵素であって、骨芽細胞の分化中期に生成されるが、アルカリ性ホスファターゼもBFP1およびBFP2の1μg/mLで強く発現することを確認することができた。
Runx2は、骨芽細胞における骨芽細胞特定タンパク質の生産に重要な作用を果たす転写調節因子であって、骨芽細胞分化に重要な役割を果たす。このようなRunx2はBFP1およびBFP2の1μg/mLで強く発現することを確認することができた。
実験例4
中間葉幹細胞は、骨、軟骨、脂肪組織、筋肉、腱、靱帯、神経組織および血管に分化できるように様々な表面タンパク質を含んでいる。本実験では、様々な表面タンパク質のうち、前記中間葉幹細胞の骨芽細胞への分化から現れる特定表面タンパク質CD44、CD51、CD47、CD45の発現程度をFACS分析によって測定することにより、本発明のBFP1およびBFP2がどんな影響を与えるかを確認した。その確認結果を図9aおよび図9bに示した。
まず、BFP1による骨芽細胞分化に関連した細胞表面マーカーの発現をFACS分析によって調査した結果(灰色矢印はODM単独、黒色矢印はODM+BFP1)を示す図9aを参照すると、中間葉幹細胞で発現する細胞表面マーカーCD44がBFP1を骨芽細胞分化培地に添加すると、骨芽細胞への分化過程中に強く発現することを確認することができた。特に骨芽細胞分化培地にBFP1 1μg/mLを入れたとき、CD44の発現がより強く現れることを確認した。一方、骨芽細胞分化の際に発現するCD47とCD51も、骨芽細胞分化培地を単独で入れたときよりBFP1を一緒に入れたときにさらに強く発現することを確認することができた。
また、BFP2による骨芽細胞分化に関連した細胞表面マーカーの発現をFACS分析によって調べた結果(灰色矢印はODM単独、黒色矢印はODM+BFP2)を示す図9bを参照すると、中間葉幹細胞で発現する細胞表面マーカーCD44がBFP2を骨芽細胞分化培地に添加すると、骨芽細胞への分化過程中に強く発現することを確認することができた。そして、骨芽細胞分化培地とBFP2を1μg/mL入れたときにCD44の発現がより強く現れることを確認した。
一方、骨芽細胞分化の際に発現するCD51の発現も、骨芽細胞分化培地を単独で入れたときよりBFP2を一緒に入れたときにさらに強い発現を確認することができた。
CD45は、造血系幹細胞の表面因子であって、本実験に使用された細胞が造血系に由来しないことを示すために使用した。図9aおよび図9bより、CD45の発現がないことを確認することができた。これは本実験に使用した細胞が造血系由来幹細胞ではないことを確認することができる。
実験例5
BFP1およびBFP2による細胞表面マーカーCD44の発現を蛍光顕微鏡によって観察した後、その結果を図10aおよび図10bに示した。
すなわち、細胞分化の際に細胞が生きていることを確認するために、核に染色を施して青色を示すDAPI染色と、CD44に結合して赤色を示すCD44抗体を用いて、蛍光顕微鏡の下で観察した結果である。
核が青色で染色されることを観察することができ、CD44が赤く染色されることを観察することができた。この染色を重ねて確認した結果、細胞においてCD44が発現することが分かった。そして、骨芽細胞分化培地を単独で処理したものより、骨芽細胞分化培地にBFP1またはBFP2を入れたときに強くCD44が発現することが分かった。また、BMP−7をBFP1またはBFP2と同じ濃度を用いて蛍光顕微鏡の下で観察したが、BFP1またはBFP2より弱く染色されたことを確認することができた。
実験例6
BFP1およびBFP2を用いた骨芽細胞分化において発現する骨芽細胞特定酵素としてのアルカリ性ホスファターゼ(ALP)とカルシウムの濃度を商業的に販売する診断キットを用いて確認し、その結果を図11aおよび図11bに示した。
図11aより、BFP1が1μg/mL濃度のときに有意的な増加を示すことを観察することができた。図11bより、BFP2が1μg/mL濃度のときに有意的な増加を示すことを観察することができた。
実験例7
BFP1に蛍光物質FITCを結合させて細胞に処理した後で観察された結果写真を図12に示した。ここで、この実験は本発明によって合成製造されたBFP1が細胞内でどのように作用するかを確認するためのものである。
図12に示すように、BFP1に蛍光物質FITCを結合させて細胞に処理した後で観察した結果、BFP1が細胞内に入っていることを確認することができる。
実験例8
中間葉幹細胞の骨芽細胞へ分化が行われながら細胞が移動することを確認するために、BFP1およびBFP2それぞれに対して化学走化性実験法を行い、その結果グラフを図13aおよび図13bに示した。
すなわち、中間葉幹細胞それぞれの分化培地に分化因子(BMP−7、BFP1、BFP2)を処理した後、細胞の移動を確認した結果、図13aおよび図13bに示すように、BFP1またはBFP2はBMP−7よりさらに多くの細胞が移動することを観察した。この結果より、本発明のBFP1またはBFP2が骨欠損などの疾患において骨芽細胞を傷部位に速く移動させ得ることを確認することができる。
実験例9
BFP1またはBFP2が生体内の骨細胞形成を促進するか否かを確認するために、マウスを用いて動物実験を行った(n=6)。まず、中間葉幹細胞の分化を誘導するために、ODMを3日にわたって2回処理し、第2回目のODMを添加するときにBMP−7、BFP1およびBFP2を処理した後、24時間経過後に細胞を収集して同数の細胞数を測定し、しかる後に、マウスの背部分にコラーゲンを支持体として用いて移植した。移植4週後と8週後にX線を用いて骨形成を比較し、その結果写真を図14aおよび図14bに示した。特に、8週目の組織を切り取って脱灰(decalcification)した後、ヘマトキシリン・エオシン(hematoxylin & eosin)染色により骨組織の形成を観察し、その結果写真を図15aおよび図15bに示した。
図14aおよび図14bに示すように、移植4週後にはBFP1とBFP2の処理部位に骨が形成されることをX線上で観察することができた。移植8週後の結果写真は、骨形成がBFP1またはBFP2の処理部位でBMP−7の処理部位よりさらに強くなされることを示している。
また、図15aおよび図15bに示すように、対照群としてのBMP−7を処理した結果と比較するとき、本発明の骨形成促進用ペプチドであるBFP1およびBFP2による骨形成も非常に良好になされていることを確認することができる。
このような実験結果より、本発明の骨形成促進用合成ペプチドBFP1またはBFP2が、骨芽細胞分化を促進するものと知られている従来のBMP−7よりさらに骨芽細胞分化促進に重要な影響を及ぼすので、BMP−7と同一またはそれ以上の骨形成強度をもってさらに広い範囲で速い骨形成を誘導することができることが分かる。
したがって、本発明は、骨形成促進用合成ペプチドまたはその無毒性塩と、製薬上または獣医学上許容される液体または固体担体を含む薬学組成物を提供することができる。ここで、製薬上または獣医学上許容される液体または固体担体は、限定されず、公知のものを全て使用することができるので、その詳細な説明は省略する。
特に、BFP1またはBFP2を生体に投与したときに骨形成が促進されることを示す実験例9の結果は、BFP1またはBFP2を含む本発明の骨形成促進用合成ペプチドまたはその無毒性塩が有効成分として含まれた薬学組成物を、骨粗鬆症および/または骨関節炎が発生した骨髄部位に投与すると、骨髄の骨芽細胞分化を促進して骨形成を促進することができることを明確に示す。その結果、本発明の薬学組成物は有効な骨粗鬆症および/または骨関節炎治療剤として作用することができる。
また、同様に、BFP1またはBFP2を含む本発明の骨形成促進用合成ペプチドまたはその無毒性塩が有効成分として含まれた薬学組成物を、骨欠損疾患の骨欠損部位に充填または投与すると、骨形成促進によって骨修復を効果的に行うことができる。
一方、具体的な実施例として提示してはいないが、BFP1またはBFP2を含む本発明の骨形成促進用合成ペプチドを骨芽細胞分化培地組成物に添加すると、骨芽細胞を用いる実験の際に実験者が実験速度を調節することができるため、容易に実験を行うことができるのは当たり前である。
以上、本発明の好適な実施例を挙げて図示し説明したが、前述した実施例に限定されず、本発明の精神から外れない範囲内において、当該発明の属する技術分野における通常の知識を有する者によって多様な変更と修正が可能であろう。
Claims (7)
- BMP−7に存在する15個のアミノ酸配列からなって骨芽細胞分化または骨形成を促進することを特徴とする、骨形成促進用合成ペプチド。
- 前記ペプチドが下記配列番号1のポリペプチドまたはその相同体であることを特徴とする、請求項1に記載の骨形成促進用合成ペプチド。
<配列番号1>
Gly−Gln−Gly−Phe−Ser−Tyr−Pro−Tyr−Lys−Ala−Val−Phe−Ser−Thr−Gln - 前記ペプチドが下記配列番号2のポリペプチドまたはその相同体であることを特徴とする、請求項1に記載の骨形成促進用合成ペプチド。
<配列番号2>
Val−Glu−His−Asp−Lys−Glu−Phe−Phe−His−Pro−Arg−Tyr−His−His−Arg - 骨芽細胞分化または骨形成を促進するための前記合成ペプチドの添加含量が0.1〜2μg/mLであることを特徴とする、請求項1に記載の骨形成促進用合成ペプチド。
- 請求項1〜4のいずれか1項の骨形成促進用合成ペプチドまたはその無毒性塩と、製薬上または獣医学上許容される液体または固体担体を含む、薬学組成物。
- 前記合成ペプチドまたはその無毒性塩が骨粗鬆症、骨関節炎および骨欠損疾患治療のための有効成分として作用することを特徴とする、請求項5に記載の薬学組成物。
- 請求項1〜4のいずれか1項の骨形成促進用合成ペプチドまたはその無毒性塩と、培地製造の際に許容可能な液体または固体担体を含む、骨芽細胞培地組成物。
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