JP2009298389A - 車両用照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】乗員の操作に対する応答を行って、乗員の操作負荷を軽減することができる車両用照明装置を提供する。
【解決手段】車両用照明装置が搭載された車両1は、キーシリンダ2を照明する照明部23と、認証操作によりアンテナ101を介して電子キー3からIDコード330,350を受信する車両通信部102と、ノブ21の回転操作を検出するキーシリンダ本体20と、認証操作及び指示操作に基づいて、照明部23の点灯態様を制御するECU100と、を備えて概略構成されている。
【選択図】図3
【解決手段】車両用照明装置が搭載された車両1は、キーシリンダ2を照明する照明部23と、認証操作によりアンテナ101を介して電子キー3からIDコード330,350を受信する車両通信部102と、ノブ21の回転操作を検出するキーシリンダ本体20と、認証操作及び指示操作に基づいて、照明部23の点灯態様を制御するECU100と、を備えて概略構成されている。
【選択図】図3
Description
本発明は、車両用照明装置に関し、特に、エンジン始動操作部を照明する車両用照明装置に関する。
従来、車両用のキーを挿入するキー溝の存在位置を照明表示する照明リングを備えたステアリングコラムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このステアリングコラムは、キーが挿入されるキー溝を有するキーシリンダと、白熱電球又は発光素子等でなるランプの光をリング部に導いて、キー溝の周囲を照明表示する照明リングとを備える。これにより、夜間等の暗闇でキーをキー溝に着脱するときに、キー溝の位置がわかり易く明瞭化することができる。
特開平11−105644号公報
しかし、従来のステアリングコラムの照明リングは、キー溝の存在位置を照明表示することによって、キー溝の位置を明瞭化することを課題としているため、他の用途、例えば、キーを用いた操作に対して応答(アンサーバック)を行う等の機能を有するものではなかった。
従って、本発明の目的は、乗員の操作に対する応答を行って、乗員の操作負荷を軽減することができる車両用照明装置を提供することにある。
[1]本発明は、上記の目的を達成するため、エンジン始動操作部を照明する照明部と、エンジンの始動及び停止のために行われた操作を検出する操作検出部と、前記操作検出部により検出された前記操作に基づいて前記照明部の点灯態様を制御する照明制御部と、を備えたことを特徴とする車両用照明装置を提供する。
[2]また、前記操作検出部は、電子キーによる認証操作を検出し、前記照明制御部は、前記認証操作により認証が成立したとき、前記照明部の点灯態様を第1の点灯態様に切り替え、前記認証が成立しないとき、第2の点灯態様に切り替えることを特徴とする前記[1]に記載の車両用照明装置であってもよい。
[3]また、前記操作検出部は、前記エンジン始動操作部に対する指示操作を検出し、前記照明制御部は、前記認証操作により認証が成立した後、前記操作検出部により前記指示操作が検出されたとき、前記照明部の点灯態様を第3の点灯態様に切り替えることを特徴とする前記[2]に記載の車両用照明装置であってよい。
[4]また、前記操作検出部は、前記エンジン始動操作部に対する指示操作を検出し、前記照明制御部は、前記車両のドアが開けられた際に、前記指示操作がロック指示であるとき、前記照明部の点灯態様を第4の点灯態様に切り替え、前記指示操作がロック指示でないとき、第5の点灯態様に切り替えることを特徴とする前記[1]に記載の車両用照明装置であってよい。
[5]また、本発明は、上記の目的を達成するため、エンジン始動操作部を照明する照明部と、エンジンの始動及び停止のために行われた操作を検出する操作検出部と、車両の内部の明るさを検出する照度検出部と、前記操作検出部により検出された前記操作と、前記照度検出部により検出された前記明るさとの組合せに基づいて前記照明部の点灯態様を切り替える照明制御部と、を備えたことを特徴とする車両用照明装置を提供する。
本発明によれば、乗員の操作に対する応答を行って、乗員の操作負荷を軽減することができる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る車両用照明装置が搭載された車両内部の概略図である。図2(a)は、キーシリンダの外観図であり、図2(b)は、電子キーの概略斜視図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る車両用照明装置が搭載された車両内部の概略図である。図2(a)は、キーシリンダの外観図であり、図2(b)は、電子キーの概略斜視図である。
(車両)
車両1は、図1に示すように、車両本体10の内部に設けられ、後述するエンジン部及び各種電子機器を搭載した車両本体10と、後述する電子キー3との間で認証が成立したとき、エンジンの始動・停止を行うことができるエンジン始動操作部としてのキーシリンダ2と、各種計器類及びスイッチ類が設置されたインストルメントパネル11と、車両1の操舵装置であるステアリング12と、を備えて概略構成されている。
車両1は、図1に示すように、車両本体10の内部に設けられ、後述するエンジン部及び各種電子機器を搭載した車両本体10と、後述する電子キー3との間で認証が成立したとき、エンジンの始動・停止を行うことができるエンジン始動操作部としてのキーシリンダ2と、各種計器類及びスイッチ類が設置されたインストルメントパネル11と、車両1の操舵装置であるステアリング12と、を備えて概略構成されている。
(キーシリンダ)
キーシリンダ2は、図2(a)に示すように、ロックピン等を有するロータ(図示せず)及びロータの回転により回転操作(指示操作)を検出するスイッチ(図示せず)が設けられた操作検出部としてのキーシリンダ本体20と、ロータに接続され、回転操作されるノブ21と、ノブ21の回転操作により選択されるLOCK・ACC・ON・STARTの各操作位置を表示する表示部22と、常時点灯・点滅点灯・消灯からなる点灯態様が切り替わる照明部23と、を備えて概略構成されている。なお、LOCK位置は、車両1の電源が全てオフされるポジションであってもよいし、ステアリング12がロックされるポジションであってもよいし、両方を備えたものでもよい。
キーシリンダ2は、図2(a)に示すように、ロックピン等を有するロータ(図示せず)及びロータの回転により回転操作(指示操作)を検出するスイッチ(図示せず)が設けられた操作検出部としてのキーシリンダ本体20と、ロータに接続され、回転操作されるノブ21と、ノブ21の回転操作により選択されるLOCK・ACC・ON・STARTの各操作位置を表示する表示部22と、常時点灯・点滅点灯・消灯からなる点灯態様が切り替わる照明部23と、を備えて概略構成されている。なお、LOCK位置は、車両1の電源が全てオフされるポジションであってもよいし、ステアリング12がロックされるポジションであってもよいし、両方を備えたものでもよい。
照明部23は、表示部22を囲むように円形状に形成された、透明樹脂等からなるリング部と、そのリング部の内部に設けられた、LED等からなる発光素子とを備える。照明部23は、後述するECUに電気的に接続され、ECUからの信号に応じて発光素子の点灯態様が切り替わる。
照明部23は、点灯態様の切り替えによって乗員により行われた操作に対する応答を示すとともに、常時点灯・点滅点灯においては、ノブ21及び表示部22の各操作位置を乗員に教示する。なお、照明部23は、複数色の発光素子を備え、点灯する発光素子の色を変更することにより、点灯態様が切り替わるようにしてもよい。また、点滅点灯における点灯時間や点滅間隔等を変更してもよい。
(電子キー)
電子キー3は、図2(b)に示すように、電子キー本体3Aと、機械式キー3Bと、電子キー本体3Aの短手側の側部に、機械式キー3Bを収納する開口部3Cと、を備えて概略構成されている。
電子キー3は、図2(b)に示すように、電子キー本体3Aと、機械式キー3Bと、電子キー本体3Aの短手側の側部に、機械式キー3Bを収納する開口部3Cと、を備えて概略構成されている。
機械式キー3Bは、車両1のドアロックの施錠・解錠を行うことができる鍵である。機械式キー3Bは、電子キー3に内蔵された電池の蓄電量が不足したときに主に使用される。なお、本実施の形態では、キーシリンダ2に機械式キー3Bを差し込む鍵穴を設けていないが、例えば、ノブ21の中央部に鍵穴を設けて、機械式キー3Bを用いてエンジンの始動・停止等を行うようにしてもよい。
(制御系の構成)
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る車両及び電子キーの制御系の一例を示すブロック図である。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る車両及び電子キーの制御系の一例を示すブロック図である。
車両1は、この車両1に搭載された各種電子機器及びセンサ等を制御するECU(Electronic Control Unit)100と、ECU100に接続されたキーシリンダ2と、キーシリンダ2の照明部23周辺に設けられ、電子キー3から送信された電波を受信するアンテナ101と、アンテナ101を介して電波を送受信する車両通信部102と、ステアリング12を機械的にロックするステアリングロック部103と、電子キー3のIDコード330(識別番号)を受け取ることにより認証操作を検出し、そのIDコード330と車両1のIDコード107Aとを照合して認証が成立するまで、エンジン部106に対する燃料供給等を禁止する操作検出部としてのイモビライザ部104と、ドアをロックするドアロック部105と、ECU100に従って制御され、車両1の動力機関であるエンジン部106と、車両1のIDコード(識別番号)107A、点灯条件情報107B等のデータを記憶する記憶部107と、を備えて概略構成されている。
ECU100は、イモビライザ部104により検出される認証操作や、キーシリンダ本体20により検出される回転操作等の操作に基づいて照明部23の点灯態様を制御する照明制御部として機能する。すなわち、ECU100は、上記のようなエンジンの始動及び停止のために行われた操作が検出されると、その操作に対応する点灯態様を点灯条件情報107Bから読み出して、その点灯態様で点灯するように照明部23に信号を送る。なお、点灯条件情報107Bの詳細は後述する。
電子キー3は、この電子キー3の各部を制御する制御部30と、アンテナ31を介して電波を送信する通信部32と、電子キー3のIDコード330(識別番号)を有するトランスポンダ33と、電波の送信等に使われる電池34と、IDコード330(識別番号)と同等のIDコード350を記憶する記憶部35と、を電子キー本体3Aの内部に備えて概略構成されている。
トランスポンダ33は、さらに図示しないアンテナ部、送受信部及び演算処理部等からなり、外部から送信された所定の電波をアンテナ部で受信することで、静電誘導によって発生した電力を用いて、IDコード330を外部に送信することができる電子回路である。
電子キー3は、電池34の蓄電量が十分ある場合には、車両1のアンテナ101との間で通信し、記憶部35に記憶されたIDコード350をアンテナ31を介して車両1に送信する。電子キー3は、電池34の蓄電量が減少し、制御部30等を駆動するのに蓄電量が不足した場合には、トランスポンダ33のアンテナ部によってアンテナ101との間で通信し、トランスポンダ33のIDコード330を車両1に送信する。
図4は、点灯条件情報の一例を示す図である。記憶部107が記憶する点灯条件情報107Bには、検出された操作毎に、その操作に対応する照明部23の点灯態様が記録されている。なお、点灯条件情報107Bは、ECU100の内蔵メモリに記憶されていてもよいし、ECU100を動作する制御プログラムに埋め込まれていてもよい。
電子キーによる認証操作に関して検出される操作としては、例えば、電子キー3のIDコード330,350による認証操作が行われていない「認証未成立」、認証操作により認証が成立した「認証成立」、認証操作により認証が成立しなかった「認証失敗」、認証成立後にノブ21がLOCK位置から他の操作位置に回転操作された「認証成立後のノブ操作」等が挙げられる。
また、ノブ21の回転操作に関して検出される操作としては、例えば、ドアが開けられた際にノブ21がLOCK位置に回転操作された「ドア開時のLOCK位置へのノブ操作」、ドアが開けられた際にノブ21がLOCK位置以外に回転操作された「ドア開時のLOCK位置以外へのノブ操作」等が挙げられる。
図4の例では、「認証未成立」、「認証失敗」及び「ドア開時のLOCK位置以外へのノブ操作」の各操作に対して、「消灯」の点灯態様が割り当てられている。また、「認証成立」の操作に対しては「点滅点灯」が割り当てられ、「認証成立後のノブ操作」及び「ドア開時のLOCK位置へのノブ操作」の各操作に対しては「常時点灯」が割り当てられている。
なお、各操作に割り当てられる点灯態様は、図4の例に限定されず、任意に割り当て可能である。また、「認証成立」、「認証失敗」、「認証成立後のノブ操作」、「ドア開時のLOCK位置へのノブ操作」、及び「ドア開時のLOCK位置以外へのノブ操作」の各操作に割り当てられた点灯態様は、第1乃至第5の点灯態様にそれぞれ対応する。
(第1の実施の形態の動作)
以下に、本実施の形態における車両1の動作を図1〜4及び後述する図5、図6を参照して詳細に説明する。
以下に、本実施の形態における車両1の動作を図1〜4及び後述する図5、図6を参照して詳細に説明する。
(1)電子キー蓄電量不足時の認証操作
ここでは、電子キー3の蓄電量が不足しているものとして、図5のフローチャートに従って説明する。まず、乗員は、電子キー3を備えて車両1に近づく。このとき、電池34の蓄電量が不足しているため、車両1との通信が成立しない。そこで、乗員は、電子キー3に挿入されている機械式キー3Bを取り外し、その機械式キー3Bを用いてドアロックを解除し、ドアを開けて車両1に乗車する。
ここでは、電子キー3の蓄電量が不足しているものとして、図5のフローチャートに従って説明する。まず、乗員は、電子キー3を備えて車両1に近づく。このとき、電池34の蓄電量が不足しているため、車両1との通信が成立しない。そこで、乗員は、電子キー3に挿入されている機械式キー3Bを取り外し、その機械式キー3Bを用いてドアロックを解除し、ドアを開けて車両1に乗車する。
次に、乗員は、エンジンの始動のためにキーシリンダ2のノブ21を操作しようとするが、このとき照明部23は消灯しており、その消灯を目視確認した乗員は、認証が成立していないことを認識する。そのため、乗員は、次の操作として電子キー3をキーシリンダ2にかざす。
この操作により、電子キー3のトランスポンダ33は、車両1のアンテナ101から放射される電波を受信し、静電誘導による起電力によってIDコード330を車両1に向けて送信する。
その結果、トランスポンダ33と車両通信部102との間で通信が成立し、イモビライザ部104は、車両通信部102から電子キー3のIDコード330を受け取ることにより、乗員による認証操作を検出する(S1)。イモビライザ部104は、そのIDコード330と、記憶部107に記憶されたIDコード107Aとを比較することにより、認証が成立するか否かを判断し(S2)、両IDコードを比較した結果をECU100に送る。
そして、ECU100は、イモビライザ部104により両IDコードが一致して認証が成立すると判断された場合には(S2:Yes)、点灯条件情報107Bにおいて「認証成功」に対応する点灯態様(ここでは、点滅点灯)で点灯するように照明部23に信号を送る(S10)。照明部23は、その信号を受けて、点滅点灯に切り替わる。
また、ECU100は、ステアリングロック部103を制御してステアリング12のロックを解除する。
乗員は、照明部23の点滅点灯を目視確認すると、認証が成立したことを認識し、次の操作としてノブ21をLOCK位置からSTART位置まで回転操作する。キーシリンダ2は、その回転操作をキーシリンダ本体20のロータ及びスイッチにより検出する(S11)。そして、キーシリンダ本体20は、その回転操作を検出した旨を示す回転操作信号をECU100に送る。
ECU100は、その回転操作信号を受け取ると、点灯条件情報107Bの「認証成立後のノブ操作」に対応する点灯態様(ここでは、常時点灯)に照明部23を切り替える(S12)。すなわち、上記ステップS10において点滅点灯している照明部23は、常時点灯に切り替わる。そして、ECU100は、エンジン部106に対してエンジンの始動命令を送り、エンジンを始動させる。
また、上記ステップS2において、イモビライザ部104により認証が成立しないと判断された場合には(S2:No)、ECU100は、点灯条件情報107Bの「認証失敗」に対応する点灯態様(ここでは、消灯)に照明部23を切り替える(S20)。照明部23の消灯を目視確認した乗員は、認証が成立しなかったことを認識し、例えば、電子キー3をかざす位置を変更する等によって認証操作を再度試みる。
(2)電子キー正常動作時の認証操作
次に、電池34の蓄電量が不足している場合について図5のフローチャートに従って説明する。まず、乗員は、上記と同様に、電子キー3を備えて車両1に近づくと、電池34の蓄電量が十分あるため、電子キー3は、アンテナ31を介して記憶部35に記憶されたIDコード350を車両1に送信する。
次に、電池34の蓄電量が不足している場合について図5のフローチャートに従って説明する。まず、乗員は、上記と同様に、電子キー3を備えて車両1に近づくと、電池34の蓄電量が十分あるため、電子キー3は、アンテナ31を介して記憶部35に記憶されたIDコード350を車両1に送信する。
そして、電子キー3と車両通信部102との間で通信が成立し、イモビライザ部104は、上記と同様に認証操作を検出する(S1)。
イモビライザ部104は、そのIDコード350と、IDコード107Aとを比較することにより、認証が成立するか否かを判断する(S2)。
ECU100は、イモビライザ部104により認証が成立すると判断された場合には(S2:Yes)、上記と同様に、照明部23を点滅点灯に切り替える(S10)。また、ECU100は、ドアロックの解除、ステアリング12のロック解除、エンジン始動の許可を行う。
ドアロックが解除されると、乗員は車両1に乗車する。乗員は、照明部23の点滅点灯を目視確認すると、ノブ21をLOCK位置からSTART位置まで回転操作し、キーシリンダ本体20は、その回転操作を検出し(S11)、回転操作信号をECU100に送る。
ECU100は、その回転操作信号を受け取ると、上記と同様に、点滅点灯している照明部23を常時点灯に切り替える(S12)。そして、ECU100は、エンジン部106に対してエンジンの始動命令を送り、エンジンを始動させる。
また、上記ステップS2において、ECU100は、認証が成立しないと判断された場合には(S2:No)、照明部23を消灯する(S20)。このとき、ECU100は、ドアロックの解除等を行わない。
(3)停車後ドア開時のノブ操作
次に、乗員が車両1を停車させドアを開けた場合の動作について図6のフローチャートに従って説明する。ドアロック部105は、乗員によりドアが開けられたことを検出し(S101)、その旨を示すドア開信号をECU100に送る。
次に、乗員が車両1を停車させドアを開けた場合の動作について図6のフローチャートに従って説明する。ドアロック部105は、乗員によりドアが開けられたことを検出し(S101)、その旨を示すドア開信号をECU100に送る。
次に、ECU100は、そのドア開信号を受け取ると、ノブ21の現在の操作位置を検出する(S102)。
ECU100は、検出されたノブ21の操作位置がLOCK位置(ロック指示)である場合には(S103:Yes)、点灯条件情報107Bの「ドア開時のLOCK位置へのノブ操作」に対応する点灯態様(ここでは、消灯)に照明部23を切り替える(S110)。一方、操作位置がLOCK位置でない場合には(S103:No)、「ドア開時のLOCK位置以外へのノブ操作」に対応する点灯態様(ここでは、常時点灯)に照明部23を切り替える(S120)。
そして、乗員は、照明部23の常時点灯を目視確認した場合には、ノブ21をLOCK位置に回転操作し、照明部23が消灯したのを確認して車両1から降車する。
(第1の実施の効果)
本実施の形態によれば、認証操作の結果に応じて照明部23の点灯態様が切り替わるので、乗員は認証操作の結果が確認でき、その後に行うべき操作を適切に判断することができる。
本実施の形態によれば、認証操作の結果に応じて照明部23の点灯態様が切り替わるので、乗員は認証操作の結果が確認でき、その後に行うべき操作を適切に判断することができる。
また、ドアが開けられた際にノブ21がLOCK位置にあるかないかに応じて照明部23の点灯態様が切り替わるので、ノブ21のLOCK位置への戻し忘れを防止することができる。
[第2の実施の形態]
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る車両及び電子キーの制御系の一例を示すブロック図である。第2の実施の形態に係る車両1は、車両1の内部の照度を検出する照度検出部108をさらに備え、ECU100は、照度検出部108により検出された照度に基づいて点灯態様を制御するものである。なお、その他の基本構成は、第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る車両及び電子キーの制御系の一例を示すブロック図である。第2の実施の形態に係る車両1は、車両1の内部の照度を検出する照度検出部108をさらに備え、ECU100は、照度検出部108により検出された照度に基づいて点灯態様を制御するものである。なお、その他の基本構成は、第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
照度検出部108は、例えば、フォトダイオード等の受光素子を備え、検出した照度をECU100に送る。その照度は、昼間か夜間かの判定に用いられる。なお、照度検出部108は、時刻、地図等の情報から照度を推定してもよい。
記憶部107の点灯条件情報107Bは、昼間と夜間のそれぞれに対応する点灯態様を操作毎に記憶する。なお、昼間と夜間の点灯態様は、同一でもよいし、異なっていてもよい。例えば、「認証成立」の点灯態様は、昼間も夜間も点滅点灯とし、「認証成立後のノブ操作」の点灯態様は、昼間は消灯、夜間は常時点灯とすることができる。
ECU100は、キーシリンダ本体20及びイモビライザ部104により検出された操作と、照度検出部108により検出された照度との組合せに基づいて、照明部23の点灯態様を制御する。すなわち、ECU100は、照度検出部108により検出された照度から昼間か夜間かを判定し、昼間と判定したときは、昼間の点灯態様であって検出された操作に対応する点灯態様に照明部23を切り替え、夜間と判定したときは、夜間の点灯態様であって検出された操作に対応する点灯態様に照明部23を切り替える。
(第2の実施の効果)
本実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果に加え、車両内の明るさに応じて点灯態様が切り替わるので、キーシリンダ2の視認状態が向上するとともに、昼間であれば消灯することにより照明部23による電力消費を抑制することができる。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果に加え、車両内の明るさに応じて点灯態様が切り替わるので、キーシリンダ2の視認状態が向上するとともに、昼間であれば消灯することにより照明部23による電力消費を抑制することができる。
(他の実施の形態)
なお、本発明は、上記した各実施の形態及び変形例に限定されず、本発明の技術思想を逸脱あるいは変更しない範囲内で種々の変形が可能である。例えば、上記した各実施の形態では、ECU100が照明制御部として機能したが、ECU100とは別に照明制御部として機能する専用の照明制御用ECUを設け、その照明制御用ECUと照明部23とからなる照明ユニットとして実現してもよい。
なお、本発明は、上記した各実施の形態及び変形例に限定されず、本発明の技術思想を逸脱あるいは変更しない範囲内で種々の変形が可能である。例えば、上記した各実施の形態では、ECU100が照明制御部として機能したが、ECU100とは別に照明制御部として機能する専用の照明制御用ECUを設け、その照明制御用ECUと照明部23とからなる照明ユニットとして実現してもよい。
1…車両、2…キーシリンダ、3…電子キー、3A…電子キー本体、3B…機械式キー、
3C…開口部、10…車両本体、11…インストルメントパネル、12…ステアリング、
20…キーシリンダ本体、21…ノブ、22…表示部、23…照明部、30…制御部、
31…アンテナ、32…通信部、33…トランスポンダ、34…電池、35…記憶部、
100…ECU、101…アンテナ、102…車両通信部、
103…ステアリングロック部、104…イモビライザ部、105…ドアロック部、
106…エンジン部、107…記憶部、107A…IDコード、
107B…点灯条件情報、108…照度検出部、330,350…IDコード
3C…開口部、10…車両本体、11…インストルメントパネル、12…ステアリング、
20…キーシリンダ本体、21…ノブ、22…表示部、23…照明部、30…制御部、
31…アンテナ、32…通信部、33…トランスポンダ、34…電池、35…記憶部、
100…ECU、101…アンテナ、102…車両通信部、
103…ステアリングロック部、104…イモビライザ部、105…ドアロック部、
106…エンジン部、107…記憶部、107A…IDコード、
107B…点灯条件情報、108…照度検出部、330,350…IDコード
Claims (5)
- エンジン始動操作部を照明する照明部と、
エンジンの始動及び停止のために行われた操作を検出する操作検出部と、
前記操作検出部により検出された前記操作に基づいて前記照明部の点灯態様を制御する照明制御部と、
を備えたことを特徴とする車両用照明装置。 - 前記操作検出部は、電子キーによる認証操作を検出し、
前記照明制御部は、前記認証操作により認証が成立したとき、前記照明部の点灯態様を第1の点灯態様に切り替え、前記認証が成立しないとき、第2の点灯態様に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の車両用照明装置。 - 前記操作検出部は、前記エンジン始動操作部に対する指示操作を検出し、
前記照明制御部は、前記認証操作により認証が成立した後、前記操作検出部により前記指示操作が検出されたとき、前記照明部の点灯態様を第3の点灯態様に切り替えることを特徴とする請求項2に記載の車両用照明装置。 - 前記操作検出部は、前記エンジン始動操作部に対する指示操作を検出し、
前記照明制御部は、前記車両のドアが開けられた際に、前記指示操作がロック指示であるとき、前記照明部の点灯態様を第4の点灯態様に切り替え、前記指示操作がロック指示でないとき、第5の点灯態様に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の車両用照明装置。 - エンジン始動操作部を照明する照明部と、
エンジンの始動及び停止のために行われた操作を検出する操作検出部と、
車両の内部の照度を検出する照度検出部と、
前記操作検出部により検出された前記操作と、前記照度検出部により検出された前記照度との組合せに基づいて前記照明部の点灯態様を切り替える照明制御部と、
を備えたことを特徴とする車両用照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008158344A JP2009298389A (ja) | 2008-06-17 | 2008-06-17 | 車両用照明装置 |
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Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JPS63197741U (ja) * | 1987-06-12 | 1988-12-20 | ||
JP2006138104A (ja) * | 2004-11-11 | 2006-06-01 | Tokai Rika Co Ltd | 車両用スイッチ |
-
2008
- 2008-06-17 JP JP2008158344A patent/JP2009298389A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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