JP2006138104A - 車両用スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両の状態の変化を容易に判別できる車両用スイッチを得る。
【解決手段】 エンジンスタータスイッチ10の制御部56は、コントローラ60からの無線信号に基づいて、ドアの解錠状態からエンジン起動許容状態に切り替えると、解錠状態でLED32に流していた電流よりも大きな電流をLED32に流し、LED32を更に明るく発光させる。これにより、乗員はエンジン起動許容状態になったことを容易に認識できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、エンジンやモータ等の車両の発動機を起動させ、又は停止させるためのスタータスイッチ等に適用される車両用スイッチに関する。
エンジンやモータ等の車両の発動機を起動させたり、停止させたりするためのスイッチとしては、所謂「イグニッションスイッチ」が多用されている。イグニッションスイッチは、例えば、車両のステアリングホイールの近傍に設けられたキーシリンダを備えている。キーシリンダには、車両外部から車両のドアをロックするためのキーとしても用いるイグニッションキーの挿し込みが可能とされており、キーシリンダにイグニッションキーを挿し込んで、キーシリンダの軸周りに一定角度以上イグニッションキーを回動させることで、例えば、セルモータが駆動されて、エンジンが起動する構造になっている。
一方で、近年ではドアに設けられたキーシリンダにイグニッションキーを挿し込まなくても、ドアのロックを解除できる所謂キーレスエントリシステムが採用されており、その一例が下記特許文献1に開示されている。
キーレスエントリシステムは、電波の送受信が可能なコントローラが車両に接近すると、コントローラから送信された固有のIDコードを含んだ電波が車両に設けられた送受信機に受信され、コントローラから発信された電波が、当該車両に対応した電波(すなわち、当該車両用のコントローラから発信された電波)だと判定された場合には、ドアのロックを解除する。
このようなキーレスエントリシステムを採用した車両では、コントローラを所持していれば、コントローラやイグニッションキーを鞄や衣服のポケットから出さなくてもよく、円滑にドアの開閉を行なうことができると言うメリットがある。
このようなキーレスエントリシステムを更に発展させ、コントローラを所持した状態で車両に乗車すると、コントローラからの電波を受信した車両側の送受信機が車両のエンジンを起動可能な状態にし、エンジン起動可能状態では、車両室内に設けられたスイッチを押圧操作するだけで、エンジンを起動できるようなシステムも考案されている。
このようなシステムでは、車両に乗車してエンジンを起動して走行し、更にエンジンを停止して降車するまでコントローラやイグニッションキーを鞄や衣服のポケットから出さなくてもよい。
特開2004−132042公報
このように、イグニッションキーをキーシリンダに挿し込んだり、コントローラを操作せずに車両の発動機を起動させるためには、上記のように車両の室内、例えば、運転席前方のインパネに設けられたスタータスイッチを押圧操作することになる。
このようなスタータスイッチを含めて車両のインパネに設けられた各種操作用のスイッチには、インジケータ等が施されており、スイッチそのものや、スイッチの極近傍が発光して、スイッチの場所等を乗員にガイドする構造になっている。
しかしながら、上記のようなシステムで単純にスタータスイッチを発光させる構造にした場合には、乗員が乗車した段階でスタータスイッチを発光させたり、又は発動機の起動許容状態になった段階でスタータスイッチを発光させることが考えられる。
上記のように、乗員が乗車した際にコントローラから発信された電波を車両側の制御装置が受信し、当該コントローラを所持した乗員が発動機を起動させてもよいと制御手段が判定することでスタータスイッチの押圧操作で発動機の起動が可能になる。したがって、乗員が乗車した段階でスタータスイッチを発光させる構成では、乗員が乗車した段階でスタータスイッチが発光するため、発動機の起動が可能な状態であるか否かまではわからない。
これに対して、発動機の起動可能状態でスタータスイッチを発光させる構成にした場合であっても、例えば、スタータスイッチ以外の操作スイッチが、乗員の乗車状態で発光する構成であると、スタータスイッチが発光しても、乗員が乗車したからスタータスイッチが発光したものと誤認する可能性がある。
本発明は、車両の状態の変化を容易に判別できる車両用スイッチを得ることが目的である。
請求項1に記載の本発明に係る車両用スイッチは、車両室内側の端部に光を透過可能で且つ所定のマークが施された底部を有する有底筒状に形成されると共に、前記底部側へ向けて発光する発光手段が内部に設けられ、前記発光手段の光が前記底部を透過することで前記マークを表示すると共に、所定の方向に操作可能で当該操作に応じた信号を出力するスイッチ本体と、前記車両に対して独立して設けられた操作手段から出力される無線信号を受信して、前記車両の状態を切り替えると共に、予め設定された互いに異なる複数の発光パターンのうち、前記切り替え前での発光パターンとは異なる発光パターンで前記切り替え後の前記車両の状態に応じた所定の発光パターンで前記スイッチ本体を発光させ、又は、当該発光を停止させる制御手段と、を備えている。
請求項1に記載の本発明に係る車両用スイッチでは、車両室内側の端部に底部が形成された有底筒状のスイッチ本体の内部には発光手段が設けられる。この発光手段は、制御手段によって制御される。制御手段は予め設定された互いに異なる複数の発光パターンのうち、車両の状態に応じた所定の発光パターンで発光手段を発光させる。
また、例えば、乗員が所持している操作手段から出力される無線信号が、制御手段に入力されると、制御手段は、入力された(受信した)無線信号の信号パターンや信号レベル等に応じて、車両の状態を切り替える。さらに、制御手段は切り替え後の車両の状態に応じて発光手段の発光パターンを切り替える。このように、発光パターンが切り替わることで、乗員は車両の状態が切り替わったことを視覚的に容易に認識でき、しかも、スイッチ本体の位置を容易に確認できる。
なお、本発明において複数の発光パターンは、互いに異なることが視覚的に認識できる発光形態であればよい。したがって、例えば、発光手段が発光した際の明るさの変化であってもよいし、色彩の変化であってもよい。また、点滅の間隔の変化であってもよいし、このような、明るさ、色彩、点滅等の変化の組み合わせであってもよい。
請求項2に記載の本発明に係る車両用スイッチは、請求項1に記載の本発明において、前記車両の室内外にて前記操作手段から出力された前記無線信号を前記制御手段が受信することで、前記制御手段が前記車両のドアのロックを解除すると共に、当該ドアロックの解除の応じた固有の前記発光パターンで前記発光手段を発光させる、ことを特徴としている。
請求項2に記載の本発明に係る車両用スイッチでは、例えば、車両室外の乗員等が所持する操作手段から出力される無線信号が制御手段に入力されると(受信されると)、制御手段により車両のドアのロックが解除される。さらに、このようにドアのロックが解除されると、このドアロック解除状態に応じた固有の発光パターンで制御手段が発光手段を発光させる。
これにより、ドアを開放して車両に乗り込んだ乗員は、スイッチ本体の位置を容易に確認でき、スイッチ本体を容易に操作できる。
請求項3に記載の本発明に係る車両用スイッチは、請求項1又は請求項2に記載の本発明において、車両の発動機を制御する発動機制御装置に前記スイッチ本体又は前記制御手段を電気的に接続し、前記車両の発動機の起動を許容する発動機起動許容状態で前記スイッチ本体を操作することで、前記発動機制御装置が前記発動機を起動させると共に、前記車両の室内にて前記操作手段から出力された前記無線信号を前記制御手段が受信することで、前記発動機の起動許容状態に応じた固有の前記発光パターンで前記発光手段を発光させると共に、前記制御手段が前記車両の状態を前記発動機起動許容状態に変化させる、ことを特徴としている。
請求項3に記載の本発明に係る車両用スイッチでは、例えば、車両に乗り込んだ乗員が所持する操作手段から出力される無線信号が制御手段に入力されると(受信されると)、制御手段により車両が発動機起動許容状態に変化させられる。さらに、このように車両が発動機の起動許容状態に変化すると、この発動機起動許容状態に応じた固有の発光パターンで制御手段が発光手段を発光させる。
これにより、車両に乗り込んだ乗員は、車両の状態が発動機起動許容状態になったことを容易に認識できると共に、スイッチ本体の位置を容易に確認でき、スイッチ本体を操作して容易に車両の発動機を起動できる。
請求項4に記載の本発明に係る車両用スイッチは、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の本発明において、前記発光手段の輝度の変化を前記発光パターンとし、前記制御手段が発光手段の輝度を変化させる、ことを特徴としている。
請求項4に記載の本発明に係る車両用スイッチでは、車両の状態が変化すると制御手段によって発光手段の輝度を輝度、すなわち、明るさが変化させられる。この明るさ(輝度)の変化により乗員は車両の状態が変化したことを容易に認識できる。
以上説明したように、本発明に係る車両用スイッチは、車両の状態が切り替わると、発光パターンが変化するため、この発光パターンの変化を視認することで車両の状態の変化を容易に判別できる。
<本実施の形態の構成>
図3には本発明の一実施の形態に係る車両用スイッチを、車両の発動機の一態様であるエンジンのスタータスイッチ10(以下、単に「スイッチ10」と称する)の外観が斜視図によって示されており、図2には本スイッチ10の要部の構成が断面図によって示されている。なお、本実施の形態にあっては、発動機の態様をエンジンとしたが、発動機の態様がエンジンに限定されるものではない。すなわち、車両用の発動機としては駆動力を車両の駆動輪に伝達可能で、駆動輪に駆動力を伝達させることで、駆動輪を回転させる構成であればよい。
これらの図に示されるように、本スイッチ10はスイッチ本体12を構成する筐体14を備えている。筐体14は略車両前後方向に沿った両端が開口した略筒状に形成されている。図2に示されるように、筐体14は車両16のインスツルメントパネル18の裏面側に配置されている。図2及び図4に示されるように、インスツルメントパネル18にはスイッチ本体12を設置するための開口部20が形成されている。
また、図2に示されるように、開口部20に対応してインスツルメントパネル18の裏面側には筒状の取付部22が形成されている。取付部22の内周形状は、筐体14の一方の開口端側の外周部に形成されたフランジ部24の外周形状よりも極僅かに大きく、筐体14は少なくともその一部が取付部22の内側に収容されている。
一方、スイッチ本体12は底部26を備えている。底部26は、例えば、透明の合成樹脂材や硝子により形成されている。底部26の外周形状は筐体14の一方の開口端における筐体14の内周形状に略等しく、底部26は筐体14の一方の開口端にて筐体14の内側に嵌め込まれている。
筐体14の外表面28は筐体14の開口方向外方側へ張り出すように湾曲しており、その曲率半径は筐体14の開口方向外方側のフランジ部24の端面の曲率半径に略等しく、フランジ部24の外周縁から外表面28中央側へ向けて一定の曲率で自然に湾曲している。
さらに、外表面28の略中央部は、インスツルメントパネル18の車両室内側の表面の延長上に位置しており、底部26がインスツルメントパネル18から車両室内側に突出しないものの、乗員が外表面28に触れる際には、インスツルメントパネル18に干渉されることなく、容易に触れることができるようになっている。
また、筐体14の内側には基板30が設けられている。基板30はその厚さ方向が筐体14の開口方向に沿うように筐体14の内周部近傍に配置されており、その厚さ方向底部26側の面には発光手段としてのLED32が取り付けられている。LED32は、流れる電流の大きさを変化させることで光量(輝度又は明るさ)を調節でき、図2の矢印Lで示されるように、電流を印加することで概ね底部26へ向けて光を発する。
さらに、上記のLED32に対応して底部26には斜面34が形成されている。斜面34は底部26の外周部に形成されており、筐体14の開口方向に沿った他端側(すなわち、LED32の側)に対して筐体14の内周部側へ傾斜している。このため、LED32から発せられた光は、斜面34から底部26に入射し、更に、斜面34にて光が入射することで光は底部26の中央側へと屈折させられる構造になっている。
また、筐体14の内側における底部26の内底面36は、上記の斜面34を除いて筐体14の開口方向他端側へ向いた平面とされている。さらに、図2の円Aの部分を拡大した一点鎖線の円Bに示されるように、斜面34を除いた内底面36には、反射膜38が取り付けられている。反射膜38は底部26の内底面36よりも外表面28側からの光を外表面28側へ反射できるようになっている。
さらに、反射膜38と内底面36との間には文字や所定のデザインを有するマーキング40が施されており、底部26の外表面28側からマーキング40の文字や所定のデザインを見ることができる。
以上のような構造の筐体14の他方の開口端(すなわち、底部26とは反対側の開口端)からはコネクタ42が嵌挿されており、筐体14は自らの開口方向に沿って一定範囲スライド可能にコネクタ42に支持されている。
コネクタ42は底部26とは反対側へ向けて開口した有底の接続孔44が形成されている。接続孔44の底部には複数本の接続端子46が接続孔44の開口側へ向けて立設されている。コネクタ42の接続孔44はインスツルメントパネル18の裏面側に設けられる図示しない車体側コネクタが嵌合し、車体側コネクタにコネクタ42が嵌合することで車体側コネクタの接続端子に接続端子46が電気的に接続される。
また、コネクタ42には固定接点48が設けられており、更に、固定接点48に対応して筐体14には可動接点50が設けられている。上記のように筐体14はコネクタ42に対して自らの開口方向に沿って一定範囲スライド可能であり、筐体14がインスツルメントパネル18の裏面側(すなわち、コネクタ42側)へ向けて所定量スライドすると、可動接点50が固定接点48に接触して導通する。
さらに、図2における図示は省略するが、代わりに図1に示されるように、筐体14又はコネクタ42(すなわち、スイッチ本体12)には送信回路52及び受信回路54が設けられている。送信回路52及び受信回路54はスイッチ本体12に設けられた制御手段としての制御部56に電気的に接続されている。
送信回路52は制御部56からの制御信号に基づいて送信アンテナ58からドア開放リクエスト信号やエンジン起動許可リクエスト信号等の所定の電波(無線信号)を出力する。また、受信回路54は、操作手段としてのコントローラ60に設けられた送信回路62から送信アンテナ64を介して出力されたドア開放IDコード信号やエンジン起動許可IDコード信号等の所定の電波(無線信号)を受信アンテナ66によって受信し、これらの電波に対応した電気信号を制御部56に入力する。
コントローラ60は、例えば、車両16の乗員が片手で所持でき、更には、乗員の衣服のポケット等に収納できる程度の大きさで、コントローラ60には送信回路62の他に受信回路68及び制御部70を備えている。
コントローラ60の制御部70は、送信回路62に対してID出力制御信号を出力する。ID出力制御信号が入力された送信回路62は、上記のドア開放IDコード信号やエンジン起動許可IDコード信号等の所定の電波(無線信号)を送信アンテナ64から出力する。
また、受信回路68は送信回路52から出力されたドア開放リクエスト信号やエンジン起動許可リクエスト信号等の所定の電波(無線信号)を受信アンテナ72により受信し、受信した電波に応じた電気信号を制御部70に入力する。
また、コントローラ60にはトランスポンダ74が設けられており、このトランスポンダ74に対応してスイッチ本体12には、制御部56に電気的に接続された送受信回路76が設けらている。
さらに、制御部56は電流制御回路78に電気的に接続されている。電流制御回路78は図示しないバッテリーに電気的に接続されていると共に、上記のLED32に電気的に接続されており、制御部56から出力された互いに異なる発光制御信号に基づいて、互いに大きさ(電流値)が異なる電流I1、I2の2段階の電流の何れかをLED32に流すする。
なお、これらの電流I1、I2の大きさは、電流I1よりも電流I2が大きい。したがって、LED32は、電流I1が流された場合よりも電流I2が流された場合の方が明るく光る。
さらに、制御部56は車両16に設けられたエンジン制御装置80に電気的に接続されている。エンジン制御装置80は車両16のエンジンやエンジン起動用のセルモータを駆動させるドライバ等(何れも図示省略)に電気的又は機械的に接続されており、例えば、セルモータ用のドライバに対して駆動信号を出力すると、セルモータが駆動してエンジンが起動する。
また、制御部56は車両16に設けられたドアロック装置82に電気的に接続されている。ドアロック装置82は、車両16のドアパネル84の外周一部に対応して車両16に設けられたラッチを駆動させるためのモータやソレノイド等の駆動部を備えており、制御部56から開放信号が出力されると、ドアロック装置82は駆動部を作動させてドアパネル84のロックを解除する。
<本実施の形態の作用、効果>
次に、本実施の形態に係るスイッチ10の作用並びに効果について説明する。
本スイッチ10では、車両16から乗員が降車しており、更に、ドアパネル84がロックされた状態で、制御部56から送信回路52に対して制御信号が出力され、送信回路52ではドア開放リクエスト信号が生成されて送信アンテナ58から出力される。
この状態で、例えば、コントローラ60を所持している乗員が、車両16の外部で車両16に対して所定の範囲内に接近すると、コントローラ60の受信アンテナ72でドア開放リクエスト信号が受信される。受信アンテナ72がドア開放リクエスト信号を受信すると、受信回路68はドア開放リクエスト信号に対応した電気信号を出力する。
この電気信号が制御部70に入力されると、制御部70は送信回路62に制御信号を出力する。この制御信号が入力されると送信回路62はドア開放IDコード信号を生成して送信アンテナ64から出力する。
送信アンテナ64から出力されたドア開放IDコード信号は、受信アンテナ66にて受信され、更に、受信回路54からドア開放IDコード信号に対応した電気信号が出力される。この電気信号は制御部56に入力され、予め制御部56に設定された車両16固有のドア開放IDと、コントローラ60の制御部70に予め設定された固有のドア開放IDとが制御部56にて照合される。
コントローラ60側のドア開放IDと、制御部56のドア開放IDとが整合していれば、制御部56は開放信号をドアロック装置82に対して出力し、ドアパネル84のロックを解除して解錠状態にする。
また、このように、コントローラ60側のドア開放IDと、制御部56のドア開放IDとが整合していれば、電流制御回路78に対して解錠状態に対応した制御信号を出力する。この制御信号が入力された電流制御回路78は、電流I1をLED32に流す。
これにより、LED32が発光し、LED32から発せられた光は底部26の斜面34に入射する。斜面34に入射した光は屈折する。このように屈折した光は外表面28や内底面36、更には反射膜38にて反射しつつ底部26の中央側へ向かう。これにより、底部26の全体が光る。
上記のような解錠状態ではドアパネル84を回動させて車両16の乗降口を開放でき、開放した乗降口から乗員が車両16の室内に乗り込むことができる。
なお、仮に、コントローラ60の送信回路62から送信アンテナ64を介して出力されたドア開放IDコード信号が受信アンテナ66にて受信されても、予め制御部56に設定された車両16固有のドア開放IDと、コントローラ60の制御部70に予め設定された固有のドア開放IDとが整合しない場合には、制御部56からドアパネル84のロックを解除するための開放信号が出力されない。
したがって、例えば、車両16の車種が同じであっても、車両16の所有者が異なる場合等には、仮に、コントローラ60を所持している人が車両16に接近しても、ドアパネル84のロックが維持される。
ここで、ドアパネル84のロックが解除され、乗降口を開放して車両16に乗員が乗り込んだ状態では、上記のように、スイッチ本体12の底部26が光っており、更に、底部26が光ることでマーキング40に施された文字やデザインを容易に視認できる。これにより、車両16に乗り込んだ乗員は、エンジンを起動させるためのスイッチ10の位置を容易に認識できる。
次いで、上記のように車両16に乗員が乗り込むことで、送信アンテナ64に対して受信アンテナ66が一定の範囲内に位置すると、制御部56から出力された制御信号に基づいて送信回路52で生成されて送信アンテナ58から出力されるエンジン起動許可リクエスト信号が受信アンテナ72にて受信され、このエンジン起動許可リクエスト信号に対応した電気信号が受信回路68から制御部70に入力される。
この電気信号が入力された制御部70は所定の制御信号を出力する。この制御信号が入力された送信回路62は、エンジン起動許可IDコード信号を生成して送信アンテナ64から出力する。
エンジン起動許可IDコード信号を受信アンテナ66で受信した受信回路54は、エンジン起動許可IDコード信号に対応した電気信号を出力する。この電気信号が入力された制御部56では、予め制御部56に設定された車両16固有のエンジン起動許可IDと、コントローラ60の制御部70に予め設定された固有のエンジン起動許可IDとが制御部56にて照合される。
コントローラ60側のエンジン起動許可IDと、制御部56のエンジン起動許可IDとが整合していれば、制御部56はエンジン起動許容状態になる。このエンジン起動許容状態で、乗員が底部26を押圧して筐体14を移動させ、これにより、可動接点50が固定接点48に接触して導通すると、制御部56から駆動信号が出力される。
制御部56から出力された駆動信号はエンジン制御装置80のドライバに入力される。駆動信号が入力されたドライバはエンジン起動用のセルモータを駆動させ、これにより、エンジンが起動される。
なお、仮に、コントローラ60の送信回路62から送信アンテナ64を介して出力されたエンジン起動許可IDコード信号が受信アンテナ66にて受信されても、予め制御部56に設定された車両16固有のエンジン起動許可IDと、コントローラ60の制御部70に予め設定された固有のエンジン起動許可IDとが整合しない場合には、筐体14がスライドして可動接点50が固定接点48に接触して導通しても、制御部56から駆動信号が出力されることはない。
これにより、上記のように、予め制御部56に設定された車両16固有のエンジン起動許可IDと、コントローラ60の制御部70に予め設定された固有のエンジン起動許可IDとが整合するコントローラ60、すなわち、従来のイグニッションキーとしての機能を有するコントローラ60を所持していれば、上記のようにエンジンを起動させて車両16を発進させることができる。
これに対して、予め制御部56に設定された車両16固有のエンジン起動許可IDと、コントローラ60の制御部70に予め設定された固有のエンジン起動許可IDとが整合しないコントローラ60、例えば、運転手以外の乗員に所持させる乗車専用のコントローラ60を所持していれば、車両16に乗車することはできるがエンジンを起動させることはできない。
これにより、例えば、乗車専用のコントローラ60を所持することで、運転手が車両16から遠ざかっていても乗車専用のコントローラ60を所持している乗員が車両16に乗車することができる。しかも、この乗車専用のコントローラ60ではエンジンの起動はできないため、仮に、乗車専用のコントローラ60を所持した者が車両16に乗車した際に、底部26を押圧してもエンジンが起動することはない。
また、上記のように、コントローラ60側のエンジン起動許可IDと、制御部56のエンジン起動許可IDとが整合した場合には、電流制御回路78に対してエンジン起動許容状態に対応した制御信号を出力する。この制御信号が入力された電流制御回路78は、電流I2をLED32に流す。
これにより、電流I1が流されていた状態よりもLED32が更に明るく発光する。LED32から発せられた光は底部26の斜面34に入射する。これにより、底部26全体が斜面34に入射した光は屈折して上述したように底部26の中央側へ向かう。これにより、電流I1がLED32に流されていた状態よりも更に明るく底部26の全体が光る。
このように、解錠状態よりもエンジン起動許容状態で底部26が明るく光る。すなわち、車両16の状態が解錠状態からエンジン起動許容状態に切り替わり、これに応じて、発光パターンが解錠状態での発光パターンから変化する。これにより、車両16の乗員はエンジン起動許容状態になったことを容易に認識できる。
さらに、仮に、ドア開放時に底部26が光ったことを車両16に乗り込んだ乗員が気が付かなくても、エンジン起動許容状態で解錠状態よりも底部26が更に明るく光ることで、乗員はスイッチ本体12の位置を容易に確認でき、円滑に底部26の押圧操作、すなわち、エンジンの起動操作をすることができる。
また、例えば、従来の押圧部の近傍に設けられた発光体等だけが光る構成に比べて、本実施の形態は、押圧部分である底部26が光る構成である。このためエンジンを起動させる際の押圧位置を更に容易に認識でき、この意味でも円滑にエンジンの起動操作をすることができる。
なお、本実施の形態では、解錠状態とエンジン起動許容状態とでLED32に流す電流値を変え、これにより変化するLED32の明るさ(輝度)を解錠状態及びエンジン起動許容状態の各々での発光パターンとしていた。
しかしながら、解錠状態及びエンジン起動許容状態での各々の発光パターンは、このような明るさ(輝度)の変化に限定されるものではない。例えば、解錠状態では連続してLED32を発光させ、エンジン起動許容状態ではLED32を点滅させる等、発光と消灯を組み合わせや、更には、時間的な発光間隔と消灯間隔との変化を発光パターンとしてもよい。また、発光した際の色彩が異なる複数種類のLED32を設け、解錠状態とエンジン起動許容状態とでLED32の発光時の底部26の色彩を変化させる構成、すなわち、底部26の色彩を発光パターンとしてもよい。
また、上記のように、本実施の形態は、LED32に電流I1、I2の2段階の電流が解錠状態やエンジン起動許容状態で流れる構成であった。しかしながら、LED32に流す電流の電流値が2段階に限定されるものではない。例えば、夜間等で車両16の室内が暗いこと(すなわち、一定の明るさ未満であること)をセンサ等で検出した場合や、室内のランプが点灯されたり、ヘッドランプスイッチが操作された場合等に、施錠状態で電流I2よりも大きな電流I3をLED32に流し、エンジン起動許容状態で電流I3よりも大きな電流I4をLED32に流す等、LED32に流す電流の電流値を2段階よりも多くの段階に設定してもよい。
さらに、本実施の形態では、上記のように解錠状態とエンジン起動許容状態とで発光パターンを変化させるだけの構成であった。しかしながら、例えば、音声ガイドシステムを制御部56に接続し、解錠状態からエンジン起動許容状態に変化した際に、発光パターンを変化させると共に、エンジン起動許容状態に変化したことを音声でガイドする等、発光パターン以外のガイドシステムを組み合わせてもよい。
さらに、本実施の形態は、本発明に係る車両用スイッチをエンジンのスタータスイッチ10として用いた構成であったが、本発明がエンジンのスタータスイッチ10に限定されるものではなく、他のスイッチとして本発明を適用しても構わない。
本発明の一実施の形態に係る車両用スイッチの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係る車両用スイッチのスイッチ本体の構造を示す断面図である。 本発明の一実施の形態に係る車両用スイッチの外観を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る車両用スイッチを適用した車両の室内を示す斜視図である。
符号の説明
10 スタータスイッチ(車両用スイッチ)
12 スイッチ本体
16 車両
32 LED(発光手段)
56 制御部(制御手段)
60 コントローラ(操作手段)

Claims (4)

  1. 車両室内側の端部に光を透過可能で且つ所定のマークが施された底部を有する有底筒状に形成されると共に、前記底部側へ向けて発光する発光手段が内部に設けられ、前記発光手段の光が前記底部を透過することで前記マークを表示すると共に、所定の方向に操作可能で当該操作に応じた信号を出力するスイッチ本体と、
    前記車両に対して独立して設けられた操作手段から出力される無線信号を受信して、前記車両の状態を切り替えると共に、予め設定された互いに異なる複数の発光パターンのうち、前記切り替え前での発光パターンとは異なる発光パターンで前記切り替え後の前記車両の状態に応じた所定の発光パターンで前記スイッチ本体を発光させ、又は、当該発光を停止させる制御手段と、
    を備える車両用スイッチ。
  2. 前記車両の室内外にて前記操作手段から出力された前記無線信号を前記制御手段が受信することで、前記制御手段が前記車両のドアのロックを解除すると共に、当該ドアロックの解除の応じた固有の前記発光パターンで前記発光手段を発光させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用スイッチ。
  3. 車両の発動機を制御する発動機制御装置に前記スイッチ本体又は前記制御手段を電気的に接続し、前記車両の発動機の起動を許容する発動機起動許容状態で前記スイッチ本体を操作することで、前記発動機制御装置が前記発動機を起動させると共に、前記車両の室内にて前記操作手段から出力された前記無線信号を前記制御手段が受信することで、前記発動機の起動許容状態に応じた固有の前記発光パターンで前記発光手段を発光させると共に、前記制御手段が前記車両の状態を前記発動機起動許容状態に変化させる、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用スイッチ。
  4. 前記発光手段の輝度の変化を前記発光パターンとし、前記制御手段が発光手段の輝度を変化させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の車両用スイッチ。
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