JP2009296243A - 無線通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ビーコンフレームのフレーム長を短縮化し、短縮された分だけ伝送帯域を開放し、伝送帯域を抑制して効率的にビーコンフレームを送信し、無線通信品質を向上させる。
【解決手段】本発明の一態様において、無線通信装置APは、ビーコンフレーム用の複数のエレメントのうち、ビーコンフレーム送信で毎回無線端末STA1〜STAnに送る必要がある少なくとも一つの第1の優先度のエレメントの全てと、ビーコンフレーム送信で毎回無線端末STA1〜STAnに送る必要がない少なくとも一つの第2の優先度のエレメントのうち所定の選択条件を満たすと判断された第2の優先度のエレメントとを含むビーコンフレーム11を生成するフレーム生成手段4と、フレーム生成手段4によって生成されたビーコンフレーム11を、無線端末STA1〜STAnに送信する通信手段5とを具備する。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明の一態様において、無線通信装置APは、ビーコンフレーム用の複数のエレメントのうち、ビーコンフレーム送信で毎回無線端末STA1〜STAnに送る必要がある少なくとも一つの第1の優先度のエレメントの全てと、ビーコンフレーム送信で毎回無線端末STA1〜STAnに送る必要がない少なくとも一つの第2の優先度のエレメントのうち所定の選択条件を満たすと判断された第2の優先度のエレメントとを含むビーコンフレーム11を生成するフレーム生成手段4と、フレーム生成手段4によって生成されたビーコンフレーム11を、無線端末STA1〜STAnに送信する通信手段5とを具備する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、無線通信装置に関する。
近年のLAN(Local Area Network)技術の進歩に伴い、オフィス環境では、PC(Personal Computer)間の接続を中心として、ネットワーク化が進行している。
有線LANの普及の一方で、LANの有線部分の全部又は一部を無線で置換する無線LANも普及しつつある。
例えば、有線LANに無線基地局を接続し、この基地局に複数の携帯型PCを無線で接続する。携帯型PCから、有線LANに通信可能に接続されているデスクトップPCのファイルを編集すると、携帯型PCは有線LANに対して無線アクセスを行っていることになる。
また、例えば、無線基地局と携帯型PCの部分を切り出してみると、この部分は、無線LANを形成している。
無線LANは、伝送路として電波又は赤外線などを利用するため、配線の敷設が不要である、ネットワークの新設又はレイアウト変更が容易である、などの利点を持つ。
無線LANの導入のため、IEEE802.11で標準化が図られている。IEEE802.11では、1992年に2.4GHz帯の無線LAN仕様を完成させ、1999年に5GHz帯の無線LAN仕様を完成させている。上記のようなPC環境におけるIEEE802.11e規格準拠の無線通信システムでは、QoS機能である優先順位制御、帯域保証制御を使用した通信方法により、AVストリーム(情報)を高品質かつ高スループットで送信することを目的としている。IEEE802.11e規格準拠のAV通信システムは、様々な環境に使用される可能性がある。例えば、家庭内におけるホームサーバなどのようなアクセスポイント(AP)と、デジタルテレビジョン、DVD機器、PCなどのようなステーション(STA)との間でAVストリーム又はPCネットワークストリームを無線により通信するホームネットワークなどにおいて、IEEE802.11e規格準拠の通信システムが用いられることが考えられる。
IEEE802.11規格において、APは、BSS(APが形成している無線ネットワーク)内のSTAに、BSS情報(SSID番号、サポートレートなど)を設定したビーコン(Beacon)フレームをブロードキャスト送信する。
ビーコンフレームのボディ長は、Legacy802.11規格に対して、新たに802.11e、802.11i、802.11hなどの規格が加わる予定であり、さらに長くなる傾向にある。
2.4GHz帯を使用している802.11b、802.11gでは、ビーコンフレームの送信レートは、1Mbpsと低レートであることから、ビーコンフレーム送信によりさらに送信帯域を消耗する。
特許文献1は、フレームを種類に応じて複数のクラスに分類し、それぞれのクラスに対して優先度を設定し、高優先グループに属するクラスのフレームを優先してスケジューリングを行う技術を開示している。
特開2004−236172号公報
本発明は、ビーコンフレームに含めるエレメント毎に優先度付けを行い、優先順位にしたがってエレメントをビーコンフレームに含め、ビーコンフレームのフレーム長を短縮化する無線通信装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様において、無線通信装置は、ビーコンフレーム用の複数のエレメントのうち、ビーコンフレーム送信で毎回無線端末に送る必要がある少なくとも一つの第1の優先度のエレメントの全てと、ビーコンフレーム送信で毎回前記無線端末に送る必要がない少なくとも一つの第2の優先度のエレメントのうち所定の選択条件を満たすと判断された第2の優先度のエレメントとを含むビーコンフレームを生成するフレーム生成手段と、フレーム生成手段によって生成されたビーコンフレームを、無線端末に送信する通信手段と
を具備する。
を具備する。
本発明により、ビーコンフレームのフレーム長を短縮化することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の各図において同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
(第1の実施の形態)
本実施の形態においては、ビーコンフレームのボディに乗せる各種情報(エレメント単位の情報)毎に、優先度が設定されており、優先順位に応じてビーコンフレームのボディに乗せるエレメントを選択し、生成されたビーコンフレームを送信する無線通信装置について説明する。優先度は、例えば、ビーコンフレーム送信時に無線端末が必ず受信する必要のあるエレメントに高い優先度を付し、ビーコンフレーム送信時に無線端末が毎回受信する必要のないエレメントに低い優先度を付す。
本実施の形態においては、ビーコンフレームのボディに乗せる各種情報(エレメント単位の情報)毎に、優先度が設定されており、優先順位に応じてビーコンフレームのボディに乗せるエレメントを選択し、生成されたビーコンフレームを送信する無線通信装置について説明する。優先度は、例えば、ビーコンフレーム送信時に無線端末が必ず受信する必要のあるエレメントに高い優先度を付し、ビーコンフレーム送信時に無線端末が毎回受信する必要のないエレメントに低い優先度を付す。
図1は、本実施の形態に係る基地局(ビーコンフレーム送信側の無線通信装置)APを備えた無線通信システムの一例を示すブロック図である。
無線通信システム1は、基地局APと、複数の無線端末(データ受信側の無線通信装置)STA1〜STAnとを具備する。無線通信システム1は、基地局APによって管理される。基地局APと無線端末STA1〜STAnとの間は、無線によるデータ通信が可能である。無線通信システム1は、原則的には、IEEE802.11諸規格に準拠しているが、ビーコンフレームの生成に特徴を持たせている。
基地局APは、記憶装置2a〜2eと、管理部12と、エレメント選択部3と、フレーム生成部4と、通信部5とを具備する。本実施の形態において、管理部12、エレメント選択部3、フレーム生成部4は、CPUなどのプロセッサ6がプログラム7を実行し、情報管理アルゴリズム、エレメント選択アルゴリズム、ビーコン生成アルゴリズムにそって処理を実行することにより実現されるとする。しかしながら、管理部12、エレメント選択部3、フレーム生成部4のうちの少なくとも一つは、例えば、ハードウェアにより形成されるなど、他の手法により実現されるとしてもよい。
基地局APは、例えば、ビーコンフレームを送信するたびに無線端末STA1〜STAnに送信しなくてもよい優先度の低い少なくとも一つのエレメントを、ビーコンフレームに毎回設定するのではなく間隔を空けて(例えば間欠的に)ビーコンフレームに設定し、このビーコンフレームを無線端末STA1〜STAnに送信する。
記憶装置2a〜2eは、それぞれプログラム7、優先度データ8、管理データ9、エレメント選択結果データ10、生成されたビーコンフレーム11を記憶する。
記憶装置2aに記憶されているプログラム7は、上述したように、プロセッサ6に、情報管理アルゴリズム、エレメント選択アルゴリズム、ビーコン生成アルゴリズムにそった処理を実現させるためのプログラムである。
優先度データ8は、複数のエレメントの識別情報(エレメントID)について、それぞれの優先度を関係付けたデータである。
本実施の形態の優先度データ8において、ビーコンフレーム送信時に必ず無線端末STA1〜STAnに送信しなければならない少なくとも一つのエレメントの識別情報には、優先度1が関係付けされている。また、優先度データ8において、ビーコンフレーム送信時に毎回無線端末STA1〜STAnに送信しなくてもよいエレメントの識別情報には、優先度1より優先度の低い優先度2、3…が関係付けされている。本実施の形態においては、優先度の数が小さいほど優先度が高く、優先度の数が大きいほど優先度が低いとする。そして、本実施の形態においては、優先度が高いほど、送信される回数が多くなるようにする。
管理部12は、基地局APと無線端末STA〜STAnとの間でのデータ通信に関する各種情報を含む管理データ9の管理を行い、この管理データ9を記憶装置2cに記憶する。
管理データ9は、例えば、エレメントの選択履歴、送信されたエレメントの内容、エレメントに変更があったか否かを表す情報、アクティブリクエストフレームに応じたフレームの送信か否かを表す情報、ビーコンフレームの送信回数、奇数回目の送信か偶数回目の送信かを示す情報など、基地局APから無線端末STA1〜STAnへのビーコンフレームの送信状況を示す情報を含む。
エレメント選択部3は、ビーコンインターバル(ビーコンフレームを送信する間隔)ごとに、記憶装置2bに記憶されている優先度データ8と記憶装置2cに記憶されている管理データ9とに基づいて、エレメントの選択・制限を行い、エレメント選択結果データ10を記憶装置2dに記憶する。
フレーム生成部4は、記憶装置2dのエレメント選択結果データ10に基づいて、ベッダー部と、エレメント選択部3によって選択されたエレメントとを含むビーコンフレーム11を生成し、生成されたビーコンフレーム11を記憶装置2eに記憶する。
通信部5は、フレーム生成部4によって生成され、記憶装置2eに記憶されたビーコンフレーム11を、ビーコンインターバル毎に無線端末STA1〜STAnに送信する。
なお、この図1の基地局APにおいて、管理部12、エレメント選択部3、フレーム生成部4、通信部5の間でのデータの受け渡しは、記憶装置2c,2d,2eを介して行われているが、これに限定されるのもではなく、管理部12からエレメント選択部3へデータが出力され、エレメント選択部3からフレーム生成部4へデータが出力され、フレーム生成部4から通信部5へデータが出力されるとしてもよい。
BBSに参入している無線端末STA1〜STAnは、ビーコンインターバル毎に基地局APから送信されてくるビーコンフレーム11を受信する。無線端末STA1〜STAnに受信されるビーコンフレーム11には、毎回全てのエレメントが含まれている必要はない。無線端末STA1〜STAnは、全てのエレメントをビーコンインターバルごとに参照する必要もない。エレメントの内容が変化する頻度や、その内容の重要性に応じて、エレメントには優先度が設定されている。
無線端末STA1〜STAnは、基地局APから受信したビーコンフレーム11に含まれているエレメントを記憶し、記憶済みのエレメントについては新たに受信したエレメントの内容で更新を行う。
図2は、一般的なビーコンフレームの一例を示すブロック図である。
一般的なビーコンフレームは、ヘッダ部と各種エレメントとにより構成される。また、エレメントは、エレメントの識別情報、エレメントの長さ、データを含む。
図3は、本実施の形態に係るビーコンフレーム11の内容の変化の一例を示す図である。
例えば、エレメント選択部3は、最も優先度の高い優先度1のエレメントE1を、毎回ビーコンフレームのフレームボディに乗せるために選択する。例えば、SSIDエレメントを優先度1とする。
エレメント選択部3は、管理データ9のエレメント選択履歴、ビーコンフレーム送信回数などに基づいて、優先度1より優先度の低い少なくとも一つの優先度2のエレメントE2について、複数回のビーコンフレーム送信に対して、この回数よりも少ない回数だけ優先度2のエレメントE2を選択する。例えば、エレメント選択部3は、優先度2のエレメントE2を、ビーコンフレーム送信の2回に1回(1回おきに)選択する。そして、フレーム生成部3は、ビーコンフレーム送信の2回に1回、優先度2のエレメントE2をビーコンフレームのフレームボディに乗せる。例えば、CAPABILITYエレメントを優先度2とする。ここで、優先度2のエレメントE2が複数ある場合は、この複数の優先度2のエレメントを2つのグループに分けて、各グループを順番に選択し、この選択されたグループのエレメントをフレームボディに乗せるとしてもよい。
エレメント選択部3は、優先度1より優先度の低い複数の優先度3のエレメントE3−1〜E3−7をグルーピングし、このグループ内でラウンドロビン方式により順番にエレメントを選択する。フレーム生成部3は、優先度3のグループ内のエレメントのうち、選択されたエレメントをフレームボディに乗せる。例えば、SUPPORT RATEエレメント、EDCAエレメント、COUNTRYエレメント、RSNエレメント、などを優先度3とする。
なお、エレメント選択部3は、ボディに配置されるエレメントの合計数は、所定数(この図2の例では4)とし、配置されるエレメントの合計数がこの所定数となるように優先度3のエレメントの選択数を調整するとしてもよい。
本実施の形態においては、優先度1のエレメントの選択をエレメント選択部3で行うとしているが、エレメント選択部3では、優先度2以下の優先度のエレメントを選択し、優先度1のエレメントについてはフレーム生成部4が単に優先度1のエレメントの全てをヘッダ部に付すとしてもよい。
本実施の形態に係るビーコンフレームの生成と送信は、パッシブスキャンとアクティブスキャンの双方に対応可能である。パッシブスキャンとは、無線端末STA1〜STAnが、基地局APからビーコンインターバル毎に送信されるビーコンフレームを受信し、BSS情報を取得するスキャン方法である。アクティブスキャンとは、BSS参入時に無線端末が、基地局APにアクティブリクエストフレームを送信し、基地局APからビーコンフレームと同等なProbe Response フレームを受信し、BSS情報を取得するスキャン方法である。
以上説明した本実施の形態においては、エレメントの優先度に応じてビーコンフレーム11に乗せられるエレメントが選択され、この選択されたエレメントを乗せたビーコンフレーム11が基地局APから無線端末STA1〜STAnに送信される。
したがって、1回で送信されるビーコンフレーム11のフレーム長を短縮することができ、短縮された分だけ、伝送帯域を開放することができ、伝送帯域を抑制して効率的にビーコンフレーム11を送信することができ、無線通信品質を向上させることができる。
具体的には、例えば、Legacy 802.11規格に新たに追加される予定の802.11e、802.11i、802.11h規格、及び他規格によるビーコンフレームのフレーム長の延長による帯域消費を低減させることができる。
2.4GHz帯を使用している802.11b、802.11g規格を適用した無線通信システムにおいて、ビーコンフレームの低レート送信の影響を低減できる。例えば、802.11b、802.11g規格を適用した無線通信システムにおいて、ビーコンインターバル=50msec、Phy Rate=1Mbps、一回の送信で削除可能なビーコンフレームのボディ長=200バイトとすると、この200バイトで消費されていた2.4%相当の帯域を有効に利用できる。
(第2の実施の形態)
本実施の形態においては、アービトレーション・アルゴリズムにしたがって、ビーコンフレームのボディに乗せるエレメントを選択する無線通信装置について説明する。なお、本実施の形態に係る無線通信装置において、基本的な構成は上記第1の実施の形態の基地局APと同様であるが、エレメント選択部3における処理が異なっている。
本実施の形態においては、アービトレーション・アルゴリズムにしたがって、ビーコンフレームのボディに乗せるエレメントを選択する無線通信装置について説明する。なお、本実施の形態に係る無線通信装置において、基本的な構成は上記第1の実施の形態の基地局APと同様であるが、エレメント選択部3における処理が異なっている。
図4は、アービトレーション・アルゴリズムによるエレメントの選択の状態の一例を示す図である。本実施の形態に係るアービトレーション・アルゴリズムでは、階層的な優先度に応じて階層的な循環が行われる。
最も優先度の高い少なくとも一つの優先度1のエレメントE1は、毎回選択され、ビーコンフレームのボディに乗せられる。
複数の優先度2のエレメント(図3の例では3つのエレメントE2−1〜E2−3)と、優先度2より優先度の低い複数の優先度3のエレメントE3−1〜E3−3を含むグループG3のうちのいずれかとの間で、順番にエレメントの選択が行われる。
グループG3に属するエレメントE3−1〜E3−3のいずれかについては、さらにこの優先度3グループに属する複数のエレメントE3−1〜E3−3が順番に選択される。
以上説明したように、本実施の形態においては、優先順位に基づいて、ビーコンフレーム送信時に無線端末STA1〜STAnが必ず受信する必要のあるエレメントの全てを毎回選択し、ビーコンフレーム送信時に無線端末STA1〜STAnが毎回受信する必要のない複数のエレメントを循環(アービトレーション)させて選択し、選択されたエレメントをビーコンフレームのボディに乗せる。
これにより、1回で送信されるビーコンフレームのフレーム長を短縮することができ、短縮された分だけ、伝送帯域を開放することができ、伝送帯域を抑制して効率的にビーコンフレームを送信することができ、無線通信品質を向上させることができる。
本実施の形態に係るビーコンフレームの生成と送信は、パッシブスキャンとアクティブスキャンの双方に対応可能である。
(第3の実施の形態)
本実施の形態においては、アクティブスキャン方式の場合に用いられるエレメント選択について説明する。
本実施の形態においては、アクティブスキャン方式の場合に用いられるエレメント選択について説明する。
本実施の形態に係る無線通信装置において、基本的な構成は上記第1の実施の形態の基地局APと同様であるが、エレメント選択部3における処理とエレメント選択部3に用いられる管理データ9の内容とが異なっている。
本実施の形態において、管理データ9は、送信されたエレメントの内容又は変更が生じたエレメントの識別情報を含む。
本実施の形態において、優先度データ8では、ビーコンフレームに毎回乗せなければならないエレメント(例えばSSIDエレメントなど)について優先度1が対応付けされている。優先度データ8では、ビーコンフレームに毎回乗せなくてもよい少なくとも一つのエレメントについて優先度1より低い優先度が対応付けされている。
本実施の形態に係る無線通信装置のエレメント選択部は、ビーコンフレームに毎回乗せなければならないエレメント(例えばSSIDエレメントなど)を毎回ビーコンフレームのボディに乗せるために選択する。
本実施の形態に係るエレメント選択部は、無線端末STA1〜STAnのいずれかからアクティブリクエストフレームを受信した場合に、優先度1のエレメントに加えて、優先度1より低い優先度のエレメントも全て選択する。
本実施の形態に係るエレメント選択部は、アクティブリクエストフレームを受信していない場合のビーコンフレーム送信時において、管理データ9に基づいて、優先度1より低い優先度のエレメントに変更が生じているか否か判断し、優先度1のエレメントの全てに加えて、変更が生じているエレメントの全てを選択する。
以上説明した本実施の形態においては、エレメントの優先度、アクティブリクエストの受信の有無、エレメントに変更が生じているか否かの判断結果に基づいて、フレームに乗せられるエレメントが選択され、この選択されたエレメントを乗せたフレームが基地局APから無線端末に送信される。
これにより、1回で送信されるビーコンフレームのフレーム長を短縮することができ、短縮された分だけ、伝送帯域を開放することができ、伝送帯域を抑制して効率的にビーコンフレームを送信することができ、無線通信品質を向上させることができる。
上記実施の形態で説明した各構成要素は、自由に組み合わせてもよく、また、分割してもよい。例えば、管理部12と、エレメント選択部3と、フレーム生成部4とを組み合わせてもよい。フレーム生成部4と通信部5とを組み合わせてもよい。また、記憶装置2a〜2eは自由に組み合わせることができる。
1…無線通信システム、AP…基地局、STA1〜STAn…無線端末、2a〜2e…記憶装置、3…エレメント選択部、4…フレーム生成部、5…通信部、6…プロセッサ、7…プログラム、8…優先度データ、9…管理データ、10…エレメント選択結果データ、11…ビーコンフレーム、12…管理部
Claims (5)
- ビーコンフレーム用の複数のエレメントのうち、ビーコンフレーム送信で毎回無線端末に送る必要がある少なくとも一つの第1の優先度のエレメントの全てと、ビーコンフレーム送信で毎回前記無線端末に送る必要がない少なくとも一つの第2の優先度のエレメントのうち所定の選択条件を満たすと判断された第2の優先度のエレメントとを含むビーコンフレームを生成するフレーム生成手段と、
前記フレーム生成手段によって生成されたビーコンフレームを、無線端末に送信する通信手段と
を具備する無線通信装置。 - 請求項1記載の無線通信装置において、
複数の前記第2の優先度のエレメントの選択履歴を表す管理データを記憶手段に記憶する管理手段と、
前記管理データに基づいて、ラウンドロビン又はアービトレーション・アルゴリズムによる循環にしたがって、前記複数の第2の優先度のエレメントの中から少なくとも一つの第2の優先度のエレメントを選択するエレメント選択手段と
をさらに具備し、
前記フレーム生成手段は、前記少なくとも一つの第1の優先度のエレメントの全てと、前記エレメント選択手段によって選択された少なくとも一つの第2の優先度のエレメントとを含むビーコンフレームを生成する
ことを特徴とする無線通信装置。 - 請求項1記載の無線通信装置において、
前記少なくとも一つの第2の優先度のエレメントの選択履歴を表す管理データを記憶手段に記憶する管理手段と、
前記管理データに基づいて、複数回のビーコンフレーム送信に対して、当該複数回よりも少ない回数だけ前記少なくとも一つの第2の優先度のエレメントを選択するエレメント選択手段と
をさらに具備し、
前記フレーム生成手段は、前記少なくとも一つの第1の優先度のエレメントの全てと、前記エレメント選択手段によって選択された第2の優先度のエレメントとを含むビーコンフレームを生成する
ことを特徴とする無線通信装置。 - 請求項1記載の無線通信装置において、
前記無線端末に送信された第2の優先度のエレメントの内容又は前記無線端末に送信された第2の優先度のエレメントに変更があったか否かを示す情報を表す管理データを記憶手段に記憶する管理手段と、
前記管理データに基づいて、前記少なくとも一つの第2の優先度のエレメントのうち、内容が変更されているエレメントを選択するエレメント選択手段と
をさらに具備し、
前記フレーム生成手段は、前記第1の優先度のエレメントの全てと、前記エレメント選択手段によって選択された第2の優先度のエレメントとを含むビーコンフレームを生成する
ことを特徴とする無線通信装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の無線通信装置において、
前記フレーム生成手段は、前記無線端末から受信したアクティブリクエストフレームに応じて送信されるフレームを生成する場合、前記少なくとも一つの第1の優先度のエレメントの全てと前記少なくとも一つの第2の優先度のエレメントの全てとを含むフレームを生成する
ことを特徴とする無線通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008147107A JP2009296243A (ja) | 2008-06-04 | 2008-06-04 | 無線通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008147107A JP2009296243A (ja) | 2008-06-04 | 2008-06-04 | 無線通信装置 |
Publications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8591760B2 (en) | 2010-03-17 | 2013-11-26 | Tdk Corporation | Ferrite magnetic material, ferrite magnet, and ferrite sintered magnet |
JP2013255059A (ja) * | 2012-06-06 | 2013-12-19 | Fujitsu Ltd | ネットワーク分析方法、情報処理装置およびプログラム |
JP2016225873A (ja) * | 2015-06-01 | 2016-12-28 | Necプラットフォームズ株式会社 | 無線中継装置、データ送信方法及びプログラム |
-
2008
- 2008-06-04 JP JP2008147107A patent/JP2009296243A/ja not_active Withdrawn
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US8591760B2 (en) | 2010-03-17 | 2013-11-26 | Tdk Corporation | Ferrite magnetic material, ferrite magnet, and ferrite sintered magnet |
US9202613B2 (en) | 2010-03-17 | 2015-12-01 | Tdk Corporation | Ferrite magnetic material, ferrite magnet, and ferrite sintered magnet |
JP2013255059A (ja) * | 2012-06-06 | 2013-12-19 | Fujitsu Ltd | ネットワーク分析方法、情報処理装置およびプログラム |
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