JP2009296080A - 超解像画像生成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
超解像処理によって画像を拡大する場合、参照フレームの枚数増加により、必要な演算性能が大幅に増加する。
【解決手段】
第一の画像フレームの画像データと第二の画像フレームから第一の中間超解像フレームを生成し、第二の画像フレームの画像データと第三の画像フレームから第二の中間超解像フレームを生成し、前記第一の中間超解像フレームを生成する際に求めた第一の動きベクトル情報と前記第二の中間超解像フレームを生成する際に求めた第二の動きベクトル情報から第三の動きベクトル情報を生成して、前記第一の中間超解像フレームと第二の中間超解像フレームと第三の動きベクトル情報とから最終超解像フレームを生成するようにし、超解像処理を階層的におこなう。
【選択図】図1

Description

本発明は複数枚の静止画像または動画像を処理する画像処理装置に関する。
デジタル放送やDVDなどのメディアコンテンツでは、カメラの性能や通信帯域幅の制限から画像の解像度は制限されている。しかしながら、視聴者はよりきれいな映像を見たいという欲求を持っている。このため、解像度制限された画像を高解像度化してきれいに見る技術、いわゆる超解像技術に注目が集まりつつある。
映像をCCDなどの固定画素数の撮像素子で撮影すると、撮像素子の画素数に応じて空間方向のサンプリングが行われる。一般にアナログ信号をサンプリングする際には、サンプリング周波数の2倍よりも高い周波数成分を低域通過フィルタによって除去するが、撮像素子での撮影時にはこのフィルタリングが行われない。
このため、撮影された映像には、本来よりも高い解像度の成分が折り返し成分として残留してしまい、実質的な解像度が低下している。超解像技術のひとつに、複数枚の画像に対して重ね合わせ等の処理を行い、折り返し成分を取り除くことで映像の高解像度化を行う技術であり、例えば特許文献1にこの方法による超解像技術が開示されている。
特開平8-336046号公報
特許文献1に開示されている超解像技術によれば、単純なデジタルフィルタによる画像拡大と異なり、送られてきた画像に含まれていない高域成分を再現できるため、ぼやけの少ない、よりきれいな画像を視聴することが可能となる。
上記の特許文献1に記載された超解像処理では、動画像を構成する複数枚の画像の間で、フレーム間の動き情報である動きベクトルを検出する必要がある。超解像処理の本質は、この動きベクトルを用いて、異なるフレーム間の位置合わせを行い、それらを重ね合わせることで解像度を高めることにある。このため、解像度改善の倍率すなわち、原画像と超解像度の画像の解像度比が大きい場合には、より多くの枚数のフレームに対して動きベクトル検出と重ね合わせを行う必要がある。
処理フレーム枚数の増加は、単純に処理量がN倍になるだけでなく、動きベクトルの算出対象のフレームと、ベクトル検出の基準となるフレームとの時間差が広がるため、動き検出範囲をさらに広げる必要がでてくる。このため、より大きな処理量が必要になってしまうという問題が発生する。
本発明は、動きベクトル探索の演算量の急激な増加を抑えつつ、多数の参照画像を用いた高倍率の超解像処理システムを提供することを目的とする。
本発明の複数の画像フレームを用いて高解像度の画像フレームを生成する超解像画像生成システムは、原画象に対して動きベクトルの再利用を行いながら階層的に超解像を行い、順次解像度を高めていくようにした。
詳しくは、第一の画像フレームの画像データと第二の画像フレームの画像データおよびこれらの画像データから算出した両フレーム間の動き情報の集合である第一の動きベクトルデータ群を用いて超解像処理を行うことにより、第一および第二の画像フレームよりも解像度の高い第一の中間超解像フレームを生成し、第二の画像フレームの画像データと第三の画像フレームの画像データおよびこれらの画像データから算出した両フレーム間の動き情報の集合である第二の動きベクトルデータ群を用いて超解像処理を行うことにより、第二および第三の画像フレームよりも解像度の高い第二の中間超解像フレームを生成し、第一の動きベクトルデータ群または第二の動きベクトルデータ群の算出結果またはその算出に至る中間結果を用いることで、第三の動きベクトルデータ群を算出し、第一の中間超解像フレームと第二の中間超解像フレームと両フレーム間の動き情報の集合である第三の動きベクトルデータ群を用いて超解像処理をおこなって最終超解像フレームを生成するようにした。
本発明によれば、原画象に対して動きベクトルの再利用を行いながら階層的に超解像を行い、順次解像度を高めていくので、容易に画像の高解像度化ができる。
以下図面により本発明の原画象に対して動きベクトルの再利用を行いながら階層的に超解像を行い、順次解像度を高めていく超解像技術の実施例を詳細に説明する。
図1に本発明の第一の実施例の処理フロー図を示す。この図において、フレーム101からフレーム105は、本発明の装置で超解像処理される対象となっている動画像を構成する連続したフレームの画像データである。これらは101、102、103、104、105の順で表示されるべきものである。本実施例では、インターレースではなくプログレッシブ方式を想定しているが、本発明はこれに限定されるものではない。本実施例では、入力画像101〜105のサイズは縦120画素、横160画素であり、これが超解像処理することで縦横ともに4倍の縦480画素、横640画素となって出力される。
本実施例では、直前のフレームに対して動き検出結果を用いた位置あわせを行い、対象となるフレームと重ね合わせ処理を行うことで、超解像処理を行うことを想定している。動き検出を用いた超解像方式であれば、詳細な実現アルゴリズムによらず、本発明の方式は適用することが可能である。本実施例では、説明を簡単にするため、重ね合わせ方式は単純な加算処理で行うこととする。
動き検出とは、対象フレームの着目画素が直前のフレームのどの位置に存在していたかを調べる処理である。詳しくは、その着目画素の周辺の小領域(8×8画素程度)を対象パターンとし、直前フレームから取り出した同一サイズの領域(参照パターン)と比較して一番類似している領域を探すことによって行う。対象パターンと参照パターンの内部座標が等しい画素同士の絶対値和を類似度の評価値とし、参照パターンの位置を直前フレーム内で移動させながら、この評価値が最小になる位置を探索する。このときの対象パターンの左上の座標と参照パターンの左上の座標の差のベクトルを動きベクトルと定義する。
ここまでの段階では、動きベクトルの各成分は整数値となる。ベクトルの成分をさらに向上させて小数精度のベクトルを得るには、直前フレームを補間した画像を対象として動きベクトルの検出を行えばよい。小数精度のベクトルについては、MPEG等の標準的な動画アルゴリズムで使用されているため、ここでは詳細は説明しない。
このように動き検出は、直前フレーム中で参照パターンを移動させながら評価値を算出していく必要があり、大変処理量の多い処理である。そこで、本発明では、動き検出をおおまかな動き検出(粗検索)と粗検索を行った位置周辺の詳細な検索(密検索)の二段階にわけて実施し、粗検索の結果を流用することで、システム全体の処理量を削減する。なお、密検索は限られた範囲で検索を行うのに対し、粗検索は広い範囲で検索を行う必要があり、密検索に比べて大きな処理量やメモリバンド幅が必要とされる。
まず、フレーム102とその直前のフレーム101の間で超解像処理を行う場合の処理について説明する。まず、動き検出処理により、フレーム101の各画素について、フレーム102のどの位置に対応するかを算出する。この動き検出処理は粗レベル動き検出201および超解像処理301の内部で行う密レベル動き検出の2段階で実施する。この動き検出の結果を用いて、フレーム101の各画素の位置をフレーム102の画素位置に移動させることにより位置合わせ済みフレーム101を生成する。
次にこの位置合わせ済みフレーム101とフレーム102を、フィルタ処理により縦横2倍に拡大し、両者を重ね合わせることで、フレーム102を縦横2倍に超解像処理したフレーム112を生成する。なお、この例では拡大倍率を縦横2倍としているが本方式はそれに限定されるものではない。同様の処理をフレーム102とフレーム103に対して行うことで、フレーム103を縦横2倍に超解像処理したフレーム123を生成する。
次に、フレーム112とフレーム123に対して縦横2倍の超解像処理を行い、入力フレーム103の縦横4倍の出力フレーム113を得る。この際には、フレーム112とフレーム123の間で動き検出処理を行う必要がある。本発明により、この動き検出処理に必要な演算量を大幅に削減することが可能となる。フレーム112はフレーム101と102から作成されたフレームであるが、フレーム102が画素位置の基準となっている。
一方、フレーム123はフレーム102と103から作成されたフレームであるが、フレーム103が画素位置の基準となっている。すなわち、フレーム112と123の間の動きベクトル情報は、それぞれの画素位置の基準であるフレーム102と103の間の動きベクトルと類似した値になる。すなわち、フレーム102と103の間で行う粗レベルの動き検出の結果とフレーム112と123の間で行う粗レベルの動き検出はほとんど同一の結果となる。
そこで、本発明では、フレーム112と123の間の超解像処理を行う際に、フレーム112と123の間の粗レベルの動き検出を行わず、フレーム102と103の間で実施済みの粗レベルの動き検出の結果を流用する。同様に、フレーム123と134、フレーム134と145で行う超解像処理に必要な粗レベルの動きベクトルもそれぞれフレーム103と104、フレーム104と105の間で実施した粗レベルの動きベクトル検出結果を流用する。
このように、超解像処理を階層的に実施し、第一階層、すなわち入力フレームに対して実施する超解像処理で使用した粗レベルの動きベクトル検出結果を、それ以降の階層の超解像処理に流用していくことで、粗レベルの動き検索の実施回数を削減することが可能となる。
次に、本発明を使用した場合のシステム構成例を図2を用いて説明する。本構成例では、入力画像10に対して、超解像処理により縦横各4倍の拡大を実施し、出力画像11を生成する。この図において20は入力画像10の連続した2つのフレームに対して、画素単位で粗レベルの動きベクトルの検出を行う動き検出回路である。ここでは、整数画素の精度のベクトル検索を粗レベル動き検出回路20で行うこととする。40は超解像処理回路であり、入力された画像に対して縦横各2倍の超解像処理を行う。その際に、外部から粗レベルの動きベクトル情報を入力することで、超解像処理回路40内部での粗レベル動き検出を不要としている。入力画像10の解像度を縦120画素、横160画素とすると、初段の超解像回路40により縦240画素、横320画素の中間画像が生成され、二段目の超解像回路40により、縦480画素、横640画素の出力画像が生成される。90は全体制御回路であり、各ブロックを適切なタイミングで制御することにより、ブロック間の連係動作を可能とする。次に各ブロックの内部構成を説明する。
図3に粗レベル動き検出回路20の内部構成図を示す。入力画像10はフレームバッファ21へ格納される。フレームバッファ21は、外部のDRAM等を使用しても良い。入力画像10は対象領域メモリ23へも転送される。対象領域メモリ23は8×8画素程度の小領域を格納することが可能である。なお、対象領域格納メモリ23への入力データは、フレームバッファ21から転送される構成としても良い。参照メモリ22にも8×8画素程度の小領域を格納することが可能である。
図1のフローで行ったフレーム101とフレーム102の間の動き検出を例に粗レベル動き検出回路20の動作を説明する。まず、フレーム101が入力され、これをフレームバッファ21に格納する。次にフレーム102が入力された時に、その中の8×8画素領域を対象領域メモリ23に順次格納していく。この領域を参照領域Aと呼ぶ。一方、参照領域メモリ22にはフレームバッファ21に格納されたフレーム101の左上の8×8画素領域を転送する。次に参照領域可能のメモリ22と対象領域格納メモリ23から8×8画素領域の画素値を順次読み出し、絶対値和算出回路24で両者の差分の絶対値を順次足し込んでいく。8×8画素領域分の絶対値の総和が算出が完了すると、それを現在の座標の参照領域の評価値として、コントローラ25へ送りだす。次に参照領域Aの水平位置を1画素だけ左にずらした8×8画素領域を参照領域メモリ22へ格納し、同様に絶対値和を算出する。参照領域の水平座標、垂直座標を変更しながらフレーム101の全てに対して、絶対値和の算出を行い、コントローラ25により絶対値和が最小となる参照領域の座標を特定する。この座標と対象領域メモリに格納されている領域の座標との差分が整数レベルの動きベクトルとなる。これを水平成分と垂直成分に分けて出力する。この処理を対象メモリ23に格納する領域を変更しながら、フレーム102全てに対して実行する。
次に動きベクトル調整回路30の内部構造を図4に示す。超解像による拡大を行った場合に動きベクトルの大きさもそれに比例して大きくしてやる必要があり、これを行うのが動きベクトル調整回路30である。入力された動きベクトルの水平成分、垂直成分はそれぞれ乗算器33、34で乗数レジスタ31、32の値を乗算される。例えば、超解像により縦横2倍の拡大を行った場合、乗数レジスタ31、32には2を格納することになる。乗数が2のべき上である場合は、乗算器33、34はシフト処理で代用することも可能である。乗算器33、34の出力は、バッファ35、36に格納され、全体制御回路90による制御によって、適切なタイミングで後段へ送られる。
次に超解像回路40の内部構造を図5に示す。入力画像はフレームバッファ41へ格納される。このフレームバッファ41は前出のフレームバッファ21と共用してもよい。ここでは、フレーム101とフレーム102の間の超解像処理を例に超解像回路40の動作を説明する。密レベル動き検出回路42は粗レベルの動き検出回路20により算出された整数画素レベルの動きベクトルの周囲を小数画素レベルで探索する、小数画素レベルの探索をするため、小数画素レベルの画素補間が必要となるが、基本的な構造は粗レベルの動き検出回路20と同じであるため、詳細は割愛する。
この密レベル動き検出回路42の出力である小数画素レベルの動きベクトルを用いて、位置合わせ回路43によりフレーム101の各画素の位置をフレーム102の画素位置に配置する。この際、対応する位置の画素が存在しない場合はデジタルフィルタによる補間処理を行い周囲の画素から生成する。位置あわせを行ったフレーム101は拡大回路44で縦横各2倍に拡大される。一方、フレーム102は拡大回路45で縦横各2倍に拡大される。両者を画像合成回路46で重ね合わせることで超解像処理が行われる。処理結果はバッファ47へ書き込まれた後、外部へ出力される。超解像処理回路40の内部モジュールはコントローラ48により制御され協調的に動作する。
これらの処理は図6のように順次実行する。この処理は大きくステージ0、ステージ1、ステージ2の3つのステージで構成される。フレーム3を例に取るとそれぞれ、図6の83a、83b、83cに相当する。ステージ0では粗レベルの動き検出を実行し、整数画素精度の動きベクトルを算出する(70)。ステージ1では、密レベルの動きベクトル検出(72)、入力フレームの拡大(73)、もう一方のフレームの位置合わせ・拡大(74)、両者の合成(75)を行い、入力フレームを縦横2倍に拡大した画像を出力する。さらに、次ステージで使用するために、動きベクトルの変換処理を行う(71)。次のステージでは、入力フレームを縦横2倍に拡大した画像に対して、ステージ1と同様の処理を行い、最終画像を出力する。これらの処理は、図7のようにパイプライン化することが可能である。このようにパイプライン化することで、限られた演算リソースを効率よく使用することが可能となる。
以上の実施例では、超解像処理を2段実行することで縦横4倍の超解像処理を実施したが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、各段の拡大率を1.2倍に抑えれば、2段構成の場合の拡大率は1.44倍となる。図8に示すように段数を増やしてさらなる高倍率化を行うことも可能である。各段の超解像回路は拡大率が同じであっても、扱う画像サイズが異なる。このため、各段ごとにバッファ容量等を最適化することも可能であるし、同一回路を使用して制御レジスタの設定のみで扱う画像サイズを変えることも可能である。また、全体制御回路91は段数の増加に従って、制御方法を調整する必要がある。
また、図9に示すように前段の超解像回路40の出力を中解像度出力画像16、後段の超解像回路40の出力を高解像度出力画像15として出力することで二種類の解像度の映像を出力させることが可能である。超解像処理による高解像度化を行うと、時間軸方向で画像の重ね合わせが行われるため、画像の動き情報にフィルタがかかって速い動きに追従しにくくなる。そこで、表示デバイスの解像度が高い場合は、高解像度出力画像15を使用し、表示デバイスの解像度が低い場合は中解像度出力画像16を使用するといった使い分けが有効になる。
実施例3の使い分けをさらに発展させたのが実施例4である。実施例4の構成を図10を用いて説明する。前段・後段の超解像回路40と並行して、前段・後段の拡大回路50を使用する。拡大回路50は二次元のデジタルフィルタによるスケーリング回路であり、超解像回路40と異なり、画像サイズは大きくするものの、空間周波数の高域側を復元する効果は無い。
しかし、拡大回路50はフレーム内の処理であるため、画像の動き情報にフィルタがかかるという副作用も発生しない。このため、入力画像の動きが激しい領域は、拡大回路50により二次元のデジタルフィルタ処理を行い、動きの少ない領域では超解像回路40による超解像処理を行うことで両者の良い点を併せ持ったシステムを実現可能となる。動きの大小は、全体制御回路93で粗レベルの動き検出回路20の出力を閾値と比較することで判定させることが可能である。この検出結果に基づき、2つのセレクタ55を切り替えることで、超解像回路40と拡大回路50の使い分けを可能とする。
本発明の第一の実施例の処理フローを示した図である。 本発明の第一の実施例のシステム構成を示した図である。 本発明の第一の実施例の動き検出回路(粗)の構成を示した図である。 本発明の第一の実施例のベクトル調整回路の構成を示した図である。 本発明の第一の実施例の超解像回路の構成を示した図である。 本発明の第一の実施例の処理ステージを示した図である。 本発明の第一の実施例の処理パイプラインを示した図である。 本発明の第二の実施例のシステム構成を示した図である。 本発明の第三の実施例のシステム構成を示した図である。 本発明の第四の実施例のシステム構成を示した図である。
符号の説明
10:入力画像、11:出力画像、20:粗レベルの動き検出回路、21:フレームバッファ、22:参照領域格納メモリ、23:対象領域格納メモリ、24:絶対値和算出回路、25:動き検出制御回路、30:ベクトル調整回路、31ー32:乗数レジスタ、33−34:乗算器、35−36:バッファメモリ、40:超解像回路、41:フレームバッファ、42:密レベルの動き検出回路、43:位置合わせ回路、44−45:画像拡大回路、46:画像重ね合わせ回路、47:出力バッファ、48:超解像処理制御回路、50:拡大回路、55:セレクタ、70:粗レベル動き検出処理、71:動きベクトル変換処理、72:密レベル動き検出処理、73:フレーム拡大処理、74:フレーム位置調整・拡大処理、75:フレーム重ね合わせ処理、76:密レベル動き検出処理、77:フレーム拡大処理、78:フレーム位置調整・拡大処理、79:フレーム重ね合わせ処理、80a:フレーム0の処理ステージ0、80b:フレーム0の処理ステージ1、80c:フレーム0の処理ステージ2、81a:フレーム1の処理ステージ0、81b:フレーム1の処理ステージ1、81c:フレーム1の処理ステージ2、82a:フレーム2の処理ステージ0、82b:フレーム2の処理ステージ1、82c:フレーム2の処理ステージ2、83a:フレーム3の処理ステージ0、83b:フレーム3の処理ステージ1、83c:フレーム3の処理ステージ2、90ー91:全体制御回路、101ー105:入力フレームの画像データ、112:フレーム101ー102から生成された超解像画像、113:フレーム112ー123から生成された超解像画像、123:フレーム102ー103から生成された超解像画像、124:フレーム123ー134から生成された超解像画像、134:フレーム103ー104から生成された超解像画像像、135:フレーム134ー145から生成された超解像画像像、145:フレーム104ー105から生成された超解像画像、201ー204:入力フレームに対して行う粗レベルの動き検出処理、301−304、311ー313:超解像処理、401ー407:ベクトル変換処理。

Claims (9)

  1. 複数の画像フレームを用いて高解像度の画像フレームを生成する超解像画像生成システムにおいて、
    第一の画像フレームの画像データと第二の画像フレームの画像データおよびこれらの画像データから算出した両フレーム間の動き情報の集合である第一の動きベクトルデータ群を用いて超解像処理を行うことにより、第一および第二の画像フレームよりも解像度の高い第一の中間超解像フレームを生成し、
    第二の画像フレームの画像データと第三の画像フレームの画像データおよびこれらの画像データから算出した両フレーム間の動き情報の集合である第二の動きベクトルデータ群を用いて超解像処理を行うことにより、第二および第三の画像フレームよりも解像度の高い第二の中間超解像フレームを生成し、
    第一の動きベクトルデータ群または第二の動きベクトルデータ群の算出結果またはその算出に至る中間結果を用いることで、第三の動きベクトルデータ群を算出し、
    第一の中間超解像フレームと第二の中間超解像フレームと両フレーム間の動き情報の集合である第三の動きベクトルデータ群を用いて超解像処理をおこなって最終超解像フレームを生成することを特徴とする超解像画像生成システム。
  2. 前記第一から第三の画像フレームは動画像を構成する連続した画像フレームであり、これらを順次更新していくことで、動画像に対する超解像処理を行うことを特徴とする請求項1記載の超解像画像生成システム。
  3. 前記中間超解像フレームと前記最終超解像フレームという解像度の異なる2つのフレームの両方を出力可能であることを特徴とした請求項1または2記載の超解像画像生成システム。
  4. 前記中間超解像フレームと前記最終超解像フレームという解像度の異なる2つのフレームの両方を出力可能であり、最終的な表示解像度に応じて、どちらか一方の解像度のフレームを出力することを特徴とした請求項1または2記載の超解像画像生成システム。
  5. 前記中間超解像フレームと前記最終超解像フレームという解像度の異なる2つのフレームの両方を出力可能であり、前記第一から第三の動きベクトルデータ群の値に応じて、どちらか一方の解像度のフレームを出力することを特徴とした請求項1または2記載の超解像画像生成システム。
  6. 前記の解像度の切り替えは、前記第一から第三の動きベクトルデータ群の値に応じて行われ、その切り替え単位はフレームよりも小さな画像領域単位で実施することを特徴とした請求項5記載の超解像画像生成システム。
  7. 入力された画像フレームと前記中間超解像フレームと前記最終超解像フレームという解像度の異なる3つのフレームの両方を出力可能であることを特徴とした請求項1または2記載の超解像画像生成システム。
  8. 入力された画像フレームと前記中間超解像フレームと前記最終超解像フレームという解像度の異なる3つのフレームから、最終的な表示解像度に応じて、どれか1つを出力可能であることを特徴とした請求項1または2記載の超解像画像生成システム。
  9. 入力された画像をフレーム内フィルタ処理により拡大するデジタルフィルタ拡大手段と、他のフレームのデータを使用することで空間周波数の高域特性を改善させながら拡大する超解像拡大手段を有し、着目画素の動きベクトルの大小によって前記デジタルフィルタ拡大手段と超解像拡大手段を切り替えて高解像度出力画像を生成することを特徴とした超解像画像生成システム。
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