JP2009295363A - パッキン及び照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ランプの径にかかわらず、ランプとチューブとの間に空間を保持し、保持した空間を外部から隔離する。
【解決手段】第一パッキン100(パッキン)は、巻付け部110とフランジ部120とを有する。巻付け部110は、略板状であり、長手方向(所定方向)の長さがランプの外周と略等しい。フランジ部120は、略板状であり、巻付け部110の一方の面から略垂直に突出し、巻付け部110の長手方向と略同一方向に伸びている。第一パッキン100は、フランジ部120が外側になるよう、ランプLAに巻付けて使用する。
【選択図】図4

Description

この発明は、ランプとランプを覆うチューブとの間に空間を保持するパッキン及びそのパッキンを使用した照明器具に関する。
特許文献1に記載されているように、低温環境において使用する照明器具において、蛍光ランプの光出力が低下しないよう、蛍光ランプをチューブで覆い、保温する技術がある。
特開2007−258083号公報 特開2006−331792号公報 特開2001−23575号公報
蛍光ランプの径は、製造誤差が大きい。一方、ランプを覆うチューブの内径は一定である。このため、ランプとチューブとの間に挿入するパッキンが、蛍光ランプの径の誤差を吸収する必要がある。
パッキンを弾性体により形成すれば、蛍光ランプの径の誤差を吸収できるが、蛍光ランプの径が大きい場合に、パッキンとチューブとの間の摩擦が大きくなり、チューブ取付け時にパッキンの位置がずれる可能性がある。
パッキンを硬度が低い(やわらかい)材料(例えばスポンジゴム)で形成すれば、パッキンとチューブとの間の摩擦を小さくできるが、パッキンが脆くなり、チューブ取付け時にパッキンが破損する可能性がある。
この発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ランプの径が所定の範囲内であれば、ランプの径にかかわらず、ランプとチューブとの間に空間を保持することを目的とする。
この発明にかかるパッキンは、管状ランプと上記管状ランプの周囲を覆うチューブとの間に空間を保持するパッキンにおいて、略板状であり所定方向の長さが上記管状ランプの外周と略等しい巻付け部と、略板状であり上記巻付け部の一方の面から略垂直に突出し上記巻付け部の上記所定方向と略同一方向に伸びているフランジ部とを有することを特徴とする。
この発明にかかるパッキンによれば、パッキンを管状ランプに巻付けることにより、管状ランプの径にかかわらず、管状ランプとチューブとの間に空間を保持することができる。
実施の形態1.
実施の形態1について、図1〜図8を用いて説明する。
図1は、この実施の形態における照明器具800の外観を示す図である。
照明器具800は、冷凍庫内などの低温環境において、直管型蛍光ランプを点灯するためのものである。
照明器具800は、本体801、カバー804を有する。本体801は、取付金具803、口出し線引出し穴808を有する。取付金具803は、カバー804を本体801に固定する。口出し線引出し穴808は、本体801が内蔵する点灯装置に電源を供給する配線を通すための貫通穴である。カバー804は、アクリルなどの透明もしくは半透明の樹脂で形成されていて、ランプを覆う。
図2は、この実施の形態における照明器具800の構造を示す拡大破断正視図である。
照明器具800は、反射板802、ランプソケット805、第一ランプチューブ807、第二ランプチューブ806、第一パッキン100、第二パッキン810、伝熱部材820を有する。
ランプソケット805(ランプ接続部)は、二つあり、本体801の両端にそれぞれ位置する。ランプソケット805は、ランプLAを着脱自在に保持するとともに、ランプLAと電気接続し、点灯装置が生成した電圧をランプLAに印加する。
伝熱部材820は、熱伝導率の高い素材で構成されている。伝熱部材820は、二つあり、ランプLAの両端部にそれぞれ巻付けて、ランプLAが発生する熱を伝導し、極端に温度の低い箇所ができるのを防止することにより、ランプLAの発光効率を高める。
第一パッキン100(パッキン)は、ゴムなどの弾性体により形成されている。第一パッキン100は、二つあり、ランプLAに巻付けた伝熱部材820の上にそれぞれ巻付けて、ランプLAと第一ランプチューブ807との間の空間を保持する。
第一ランプチューブ807(チューブ)は、ポリカーボネートなどの透明な樹脂で形成されている。第一ランプチューブ807は、ランプLAの周囲を覆うことにより、ランプLAを保温する。
第二パッキン810は、ゴムなどの弾性体により形成されている。第二パッキン810は、二つあり、第一ランプチューブ807の両端に取り付けて、第一ランプチューブ807と第二ランプチューブ806との間の空間を保持する。
第二ランプチューブ806は、ポリカーボネートなどの透明な樹脂で形成されている。第二ランプチューブ806は、第一ランプチューブ807の周囲を覆うことにより、ランプLAを保温する。
このように、照明器具800は、ランプLAと第一ランプチューブ807との間の空気層、第一ランプチューブ807と第二ランプチューブ806との間の空気層、第二ランプチューブ806とカバー804との間の空気層という三つの空気層により、ランプLAを覆うことにより、ランプLAを保温し、例えば−30度程度の低温環境であっても、ランプLAの発光効率が低下するのを防ぐ。
図3は、この実施の形態における照明器具800においてランプLAに取り付ける各部品を示す分解正視図である。
ランプLA(管状ランプ)は、直管状の蛍光ランプであり、ガラス管851、口金852、電極853を有する。ガラス管851は、円筒状であり、両端にそれぞれフィラメントを内蔵し、フィラメント間の放電により発光する。口金852は、ガラス管851の両端に接続している。電極853は、ガラス管851内部のフィラメントに電気接続していて、点灯装置が生成した電圧をフィラメントに印加する。
伝熱部材820は、ガラス管851のフィラメントがある位置から口金852にかけての部分に巻付ける。ランプLAを点灯しているときは、フィラメントが発熱するので、フィラメント付近が最も熱くなる。また、金属製の口金852がガラス管851の熱を奪うので、ガラス管851の両端部が最も冷たくなる。伝熱部材820は、ガラス管851のフィラメント付近の熱を両端部に伝えることにより、ガラス管851の両端部を暖め、ランプLAのランプ出力の低下を抑え、発光効率を高める。
伝熱部材820は、ガラス管851に密着し、ガラス管851の周囲を360度覆うのが好ましい。ガラス管851の径は公差が大きい(JISC7617−2:2003によれば、例えばFHF32型の場合25.5±1.2mm)ので、伝熱部材820は管状とせず、ガラス管851に巻付ける形状とすることにより、ガラス管851の径にかかわらずガラス管851に密着させることができる。また、ガラス管851に巻付けたとき重なる部分(重畳部)を設けることにより、ガラス管851の外面を少なくとも一周覆うことができる。
第一パッキン100は、巻付け部110、フランジ部120を有する。
巻付け部110は、帯状であり、長手方向をランプLAの周方向に一致させ、伝熱部材820の上からランプLAに巻付けて使用する。巻付け部110の長手方向の長さは、ランプLAの外周とほぼ等しく、ランプLAに巻付けたとき、ランプLAの周りをほぼ一周する。
フランジ部120は、巻付け部110に対して垂直に突出した突起であり、巻付け部110の長手方向に伸びている。
第一パッキン100は、断面T字状である。第一パッキン100は、例えば両面テープなどにより、伝熱部材820の外周に粘着あるいは接着して張り付け、伝熱部材820に密着させて固定する。
第一ランプチューブ807(保温カバー)は、中空円筒側面状の管であり、伝熱部材820及び第一パッキン100を巻付けたランプLAを挿入して使用する。第一ランプチューブ807の長さは、ランプLAの一方の口金852の端から他方の口金852の端までの長さとほぼ等しい。第一ランプチューブ807の内径は、ランプLAの径が許容範囲の下限である場合に、ランプLAに巻付けた第一パッキン100のフランジ部120の外径とほぼ等しく、どちらかといえばフランジ部120の外径よりやや小さい。
第二パッキン810は、概ね中空円筒側面状であり、第一ランプチューブ807の端に嵌合させて使用する。第二パッキン810の内径は、第一ランプチューブ807の外径とほぼ等しい。
第二ランプチューブ806は、中空円筒側面状の管であり、第二パッキン810を取り付けた第一ランプチューブ807を挿入して使用する。第二ランプチューブ806の長さは、第一ランプチューブ807の長さとほぼ等しい。第二ランプチューブ806の内径は、第二パッキン810の外径とほぼ等しい。
図4は、この実施の形態における第一パッキン100の構造を示す展開正視図である。
第一パッキン100を広げると、巻付け部110は、板状であり、第一嵌合部112、第二嵌合部113を有する。第一嵌合部112(凸部)は、巻付け部110の長手方向の一方の端に位置する。第二嵌合部113(凹部)は、巻付け部110の長手方向の反対側の端に位置する。第一嵌合部112と第二嵌合部113とは、互いに嵌合する形状である。
フランジ部120は、巻付け部110の長手方向に伸びた板状であり、フランジ先端部122,123を有する。フランジ先端部122,123は、フランジ部120の長手方向の両端にあたる部分である。フランジ先端部122,123は、第一パッキン100をランプLAに巻付けたときフランジ部120の外周になる側が長くなるよう、斜めになっている。
なお、第一パッキン100は、ランプLAに巻付けやすいよう、長手方向に湾曲していてもよい。
図5は、この実施の形態における第一パッキン100をランプLAに巻付ける様子を示す斜視図である。
ランプLAのガラス管851の径が許容範囲の下限である場合、第一パッキン100をランプLAに巻付けると、第一嵌合部112と第二嵌合部113とがちょうど嵌合し、フランジ先端部122とフランジ先端部123とが接して繋がり、フランジ部120がリング状になる。これに、第一ランプチューブ807を取り付けると、フランジ部120の外径と第一ランプチューブ807の内径とがほぼ等しいので、フランジ部120が第一ランプチューブ807を支えて、ランプLAと第一ランプチューブ807との間の空間を保持する。また、フランジ部120がリング状になり、ランプLAと第一ランプチューブ807との間の空間を外部から隔離する。これにより、第一ランプチューブ807内の空気層をほぼ密閉し、ランプLAを保温する性能を高めることができる。
図6は、この実施の形態における第一パッキン100をランプLAに巻付けた様子を示す斜視図である。
ランプLAのガラス管851の径が許容範囲の下限より大きい場合、第一パッキン100はランプLAの周りを一周せず、フランジ先端部122とフランジ先端部123とが接しないので、フランジ部120は、不完全なリング状になる。
第一嵌合部112及び第二嵌合部113は、フランジ部120の長手方向と平行な辺を有する。このため、第一パッキン100がランプLAの周りを一周しないときでも、第一嵌合部112と第二嵌合部113とが嵌合する。これに、第一ランプチューブ807を取り付けると、フランジ部120の外径が第一ランプチューブ807の内径よりも大きいが、フランジ部120が薄い板状なので、弾性によりフランジ部120が容易に変形し、第一ランプチューブ807を取り付けることができる。これにより、不完全ながらもランプLAと第一ランプチューブ807との間の空間を外部から隔離し、ランプLAを保温することができる。
また、フランジ部120が薄い板状なので、第一ランプチューブ807とフランジ部120との間の摩擦力が小さく、第一ランプチューブ807を取り付ける際に、第一パッキン100や伝熱部材820がずれるのを防ぐことができる。
図7は、この実施の形態における第一パッキン100の変形例を示す展開正視図である。
この例のように、フランジ部120は、平面状でなく、波打った曲面状であってもよい。フランジ部120を波打った曲面状とすることにより、第一パッキン100をランプLAに巻付けたときフランジ部120の外周になる側の長さを確保することができる。
図8は、この実施の形態における第一パッキン100の他の変形例を示す展開正視図である。
この例のように、フランジ部120は、一つではなく、複数あってもよい。その場合、各フランジ部120の端の位置をずらすことにより、ランプLAのガラス管851の径が大きくフランジ先端部122とフランジ先端部123との間に隙間ができる場合であっても、隙間の位置がずれて、空気の出入りを妨げるので、ランプLAの保温効果を高めることができる。
この実施の形態におけるパッキン(第一パッキン100)は、管状ランプ(ランプLA)と上記管状ランプの周囲を覆うチューブ(第一ランプチューブ807)との間に空間を保持するパッキンであり、上記パッキンは、巻付け部110と、フランジ部120とを有し、上記巻付け部110は、略板状であり、所定方向(長手方向)の長さが上記管状ランプの外周と略等しく、上記フランジ部120は、略板状であり、上記巻付け部110の一方の面から略垂直に突出し、上記巻付け部110の上記所定方向と略同一方向に伸びているので、パッキンを管状ランプに巻付けてチューブに挿入することにより、管状ランプとチューブとの間に空間を保持することができる。
この実施の形態におけるパッキン(第一パッキン100)は、上記フランジ部120を外側にし、上記巻付け部110の上記所定方向(長手方向)を上記管状ランプ(ランプLA)の周方向に略一致させ、上記管状ランプの周囲に巻付けて使用するので、管状ランプの径が所定の誤差範囲内であれば、管状ランプの径にかかわらず、管状ランプとチューブとの間に空間を保持することができる。
この実施の形態におけるフランジ部120は、上記パッキン(第一パッキン100)を上記管状ランプ(ランプLA)の周囲に巻付けたとき上記管状ランプの周囲を略一周するので、管状ランプとチューブとの間に保持した空間を、外部から隔離することができる。
この実施の形態におけるフランジ部120は、上記パッキン(巻付け部110)を上記管状ランプ(ランプLA)の周囲に巻付けたとき一方の端(フランジ先端部122)が他方の端(フランジ先端部123)に接するので、管状ランプとチューブとの間に保持した空間を、外部から隔離することができる。
この実施の形態における巻付け部110は、第一嵌合部112と、第二嵌合部113とを有し、上記第一嵌合部112は、上記所定方向(長手方向)の一方の端に位置し、上記第二嵌合部113は、上記第一嵌合部112と反対側の端に位置し、上記パッキン(第一パッキン100)を上記管状ランプ(ランプLA)の周囲に巻付けたとき上記第一嵌合部112と嵌合するので、管状ランプとチューブとの間に空間を保持することができる。
この実施の形態における第二嵌合部113は、嵌合位置が所定範囲内で変化しても上記第一嵌合部112と嵌合するので、管状ランプの径が所定の誤差範囲内であれば、管状ランプの径にかかわらず、管状ランプとチューブとの間に空間を保持することができる。
この実施の形態における照明器具800は、ランプ接続部(ランプソケット805)と、チューブ(第一ランプチューブ807)と、上記パッキン(第一パッキン100)とを有し、上記ランプ接続部は、管状ランプを接続し、上記チューブは、上記管状ランプの周囲を覆うので、管状ランプを保護することができ、例えば、低温環境であっても、光出力を確保することができる。
以上の説明したパッキン(第一パッキン100)によれば、第一ランプチューブ807へ装着するとき、パッキンが破損しにくく、かつ挿入しやすく、またランプLAの径がばらついてもばらつきを吸収しながら第一ランプチューブ807に装着することができる。このため、パッキンを、例えばソリッドゴムのような硬度の高い材料で形成することができ、パッキンの破損を減らすことができる。
また、フランジ部120の厚さが、フランジ部120の幅(高さ)よりも小さく、巻付け部110から垂直に突出した板状であるため、フランジ部120にスポンジのような柔軟性が生じ、ランプLAの径が大きい場合でも、伝熱部材820を第一ランプチューブ807内で保持しつつ、伝熱部材820が広がる方向へ可動でき、第一ランプチューブ807内の空気層を密閉し、ランプLAの保温性を高めることができる。
実施の形態2.
実施の形態2について、図9〜図14を用いて説明する。
なお、実施の形態1で説明した照明器具800と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図9は、この実施の形態における第一パッキン100の構造を示す展開正視図である。
フランジ部120は、フランジ接触部124,125を有する。フランジ接触部124,125は、フランジ部120の端にあたる部分である。フランジ接触部124は、フランジ先端部122の一方の端に接している。フランジ接触部125は、フランジ接触部124が接しているフランジ先端部122の一方の端と嵌合する第二嵌合部113の一方の端に接している。フランジ部120は、実施の形態1と比較して、第二嵌合部113の長さの分だけ長い。
図10は、この実施の形態における第一パッキン100をランプLAに巻付けた様子を示す斜視図である。
ランプLAのガラス管851の外径が許容範囲の下限より大きい場合、第一パッキン100は、ランプLAの周りを一周しないが、第一嵌合部112と第二嵌合部113とが嵌合すると、フランジ接触部124とフランジ接触部125とが接触し、フランジ部120は、ランプLAの周りを一周以上する。このため、フランジ部120に隙間が出来ず、ランプLAと第一ランプチューブ807との間に保持した空間を、外部から隔離することができる。
図11は、この実施の形態における第一パッキン100の変形例を示す展開正視図である。
この例のように、フランジ部120は、一つではなく、複数あってもよい。その場合、複数のフランジ部120のうち少なくとも一つは、ランプLAに巻付けたとき、ランプLAを一周以上し、フランジ接触部124とフランジ接触部125とが接触する。フランジ部120は、ランプLAのガラス管851の径が許容範囲の上限である場合に、フランジ部120がランプLAを一周以上すればよく、この例のように、図9の例よりも短くてもよい。
また、1つのフランジ部120が、互いに接触する複数の部分からなっていてもよい。この例では、フランジ接触部125が独立している。これにより、第一パッキン100をランプLAに巻付けたとき、フランジ部120が引っ張られることにより、隙間が出来るのを防ぐことができる。
図12は、この実施の形態における第一パッキン100の他の変形例を示す展開正視図である。
この例のように、フランジ部120は、複数のフランジ部が連結した形状であってもよい。また、フランジ部120は、第一パッキン100の幅方向に伸びる部分があってもよい。
図13は、この実施の形態における第一パッキン100の更に他の変形例を示す展開正視図である。
この例のように、フランジ部120は、巻付け部110よりも長く伸びていル部分(フランジ突出部126)があってもよい。また、フランジ部120は、二股に分かれている部分(フランジ二股部127)があってもよい。この例において、100をランプLAに巻付けたとき、フランジ突出部126がフランジ二股部127の間に挟まって接触する。
図14は、この実施の形態における第一パッキン100の更に別の変形例を示す展開正視図である。
この例のように、第一嵌合部112及び第二嵌合部113の形状は、同一であってもよい。
第一嵌合部112は、第一平行部114を有する。第二嵌合部113は、第二平行部115を有する。第一平行部114及び第二平行部115は、第一パッキン100の長手方向と平行であり、互いに嵌合する位置にある。このため、ランプLAのガラス管851の径が変わることにより、第一嵌合部112と第二嵌合部113との嵌合位置が変化した場合であっても、第一平行部114と第二平行部115とが嵌合できる。
このように、第一嵌合部112と第二嵌合部113とは、互いに嵌合する形状であり、ランプLAのガラス管851の径が変わることにより嵌合位置が変化した場合でも、互いに嵌合できる形状であればよい。そのためには、第一嵌合部112及び第二嵌合部113の嵌合部分の少なくとも一部は、第一パッキン100の長手方向と平行であることが好ましい。
この実施の形態における第一嵌合部112は、第一平行部114を有し、上記第一平行部114は、上記所定方向(長手方向)と略平行であり、上記第二嵌合部113は、第二平行部115を有し、上記第二平行部115は、上記所定方向と略平行であり、上記第一平行部114と嵌合するので、管状ランプの径が所定の誤差範囲内であれば、管状ランプの径にかかわらず、管状ランプとチューブとの間の空間を保持することができる。
この実施の形態におけるフランジ部120は、上記第一嵌合部112と上記第二嵌合部113との嵌合位置が所定範囲内で変化しても、一方の端(フランジ接触部124、フランジ突出部126)が他方の端(フランジ接触部125、フランジ二股部127)に接するので、管状ランプの径が所定の誤差範囲内であれば、管状ランプの径にかかわらず、管状ランプとチューブとの間に保持した空間を、外部から隔離することができる。
実施の形態1における照明器具800の外観を示す図。 実施の形態1における照明器具800の構造を示す拡大破断正視図。 実施の形態1における照明器具800においてランプLAに取り付ける各部品を示す分解正視図。 実施の形態1における第一パッキン100の構造を示す展開正視図。 実施の形態1における第一パッキン100をランプLAに巻付ける様子を示す斜視図。 実施の形態1における第一パッキン100をランプLAに巻付けた様子を示す斜視図。 実施の形態1における第一パッキン100の変形例を示す展開正視図。 実施の形態1における第一パッキン100の他の変形例を示す展開正視図。 実施の形態2における第一パッキン100の構造を示す展開正視図。 実施の形態2における第一パッキン100をランプLAに巻付けた様子を示す斜視図。 実施の形態2における第一パッキン100の変形例を示す展開正視図。 実施の形態2における第一パッキン100の他の変形例を示す展開正視図。 実施の形態2における第一パッキン100の更に他の変形例を示す展開正視図。 実施の形態2における第一パッキン100の更に別の変形例を示す展開正視図。
符号の説明
100 第一パッキン、110 巻付け部、112 第一嵌合部、113 第二嵌合部、114 第一平行部、115 第二平行部、120 フランジ部、122,123 フランジ先端部、124,125 フランジ接触部、126 フランジ突出部、127 フランジ二股部、800 照明器具、801 本体、802 反射板、803 取付金具、804 カバー、805 ランプソケット、806 第二ランプチューブ、807 第一ランプチューブ、808 口出し線引出し穴、810 第二パッキン、820 伝熱部材、851 ガラス管、852 口金、853 電極、LA ランプ。

Claims (7)

  1. 管状ランプと上記管状ランプの周囲を覆うチューブとの間に空間を保持するパッキンにおいて、
    略板状であり、所定方向の長さが上記管状ランプの外周と略等しい巻付け部と、
    略板状であり、上記巻付け部の一方の面から略垂直に突出し、上記巻付け部の上記所定方向と略同一方向に伸びているフランジ部とを有することを特徴とするパッキン。
  2. 上記パッキンは、上記フランジ部を外側にし、上記巻付け部の上記所定方向を上記管状ランプの周方向に略一致させ、上記管状ランプの周囲に巻付けて使用することを特徴とする請求項1に記載のパッキン。
  3. 上記フランジ部は、上記パッキンを上記管状ランプの周囲に巻付けたとき上記管状ランプの周囲を略一周することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパッキン。
  4. 上記フランジ部は、上記パッキンを上記管状ランプの周囲に巻付けたとき一方の端が他方の端に接することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のパッキン。
  5. 上記巻付け部は、
    上記所定方向の一方の端に位置する第一嵌合部と、
    上記第一嵌合部と反対側の端に位置し、上記パッキンを上記管状ランプの周囲に巻付けたとき上記第一嵌合部と嵌合する第二嵌合部とを有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のパッキン。
  6. 上記第二嵌合部は、嵌合位置が所定範囲内で変化しても上記第一嵌合部と嵌合することを特徴とする請求項5に記載のパッキン。
  7. 管状ランプを接続するランプ接続部と、上記管状ランプの周囲を覆うチューブと、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のパッキンとを有することを特徴とする照明器具。
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