JP2009294817A - アクセス権限管理装置及びアクセス権限管理方法並びにプログラム - Google Patents

アクセス権限管理装置及びアクセス権限管理方法並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ファイルのアクセス権限を管理するアクセス権限管理装置において、ファイルに付与されているアクセス権限を、ファイルの送信先、アップロード先、コピー先といったファイルの記録先に応じて自動的に変更する。
【解決手段】記録手段103は、アクセス権限の付与されているファイルF1が記録されている記憶装置111とは別の別記録媒体であって相手装置(受信側装置)が利用可能な別記録媒体(ファイルサーバ、リムーバブル媒体112など)にファイルF1を記録する。アクセス権限再設定手段107は、記録手段103によって上記ファイルF1を上記別記録媒体に記録する際、上記別記録媒体に記録したファイルF1に付与されているアクセス権限を、ファイルの記録先に応じて変更する。受信側装置では、別記録媒体に記録されたファイルF1'に対するアクセスを、上記変更されたアクセス権限に従って制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ファイルに付与するアクセス権限を管理するアクセス権限管理技術に関し、特に、電子メールによる送信、コピー、アップロードなどにより別記録媒体に記録されることになったファイルに付与するアクセス権限を管理するアクセス権限管理技術に関する。
従来からファイルの機密保護を目的としてファイルにアクセス権限を付与し、特定のユーザのみにファイルのアクセスを許可するということが行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−70674号公報
上述したように、ファイルにアクセス権限を付与することにより、ファイルをアクセスできるユーザを制限することができるので、ファイルの機密性を保護することができる。
ところで、企業などにおいては、ファイルをファイルサーバにアップロードして複数の部署で上記ファイルを共有するといったことや、ファイルを電子メールによって他の部署に送信するといったことが行われている。このような場合、ファイルに付与されているアクセス権限を変更することが必要になる場合がある。例えば、ファイルに付与されているアクセス権限が、アップロード元、送信元の部署だけにアクセスを許可しているものである場合は、それを共有先、送信先の部署においてもアクセスを許可するものに変更することが必要になる。このような場合、従来は、人手によりアクセス権限を変更するようにしているため、ユーザに負担がかかるという問題や、ミスによりファイルに誤ったアクセス権限を付与してしまう場合があるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、ファイルに付与されているアクセス権限を、ファイルの送信先、アップロード先、コピー先といった記録先に応じて自動的に変更できるようにすることにある。
本発明にかかる第1のアクセス権限管理装置は、
アクセス権限の付与されているファイルが記録されている記録媒体とは別の別記録媒体であって相手装置が利用可能な別記録媒体に前記ファイルを記録する記録手段と、
該記録手段によって前記ファイルを前記別記録媒体に記録する際、前記別記録媒体に記録した前記ファイルに付与されているアクセス権限を、該ファイルの記録先に応じて変更するアクセス権限再設定手段とを備えている。
本発明にかかる第1のアクセス権限管理方法は、
コンピュータによりファイルのアクセス権限を管理するアクセス権限管理方法であって、
前記コンピュータが、アクセス権限の付与されているファイルが記録されている記録媒体とは別の別記録媒体であって相手装置が利用可能な別記録媒体に前記ファイルを記録する記録ステップと、
該記録ステップで前記ファイルを前記別記録媒体に記録する際、前記コンピュータが、前記別記録媒体に記録した前記ファイルに付与されているアクセス権限を、該ファイルの記録先に応じて変更するアクセス権限再設定ステップとを含む。
本発明にかかる第1のプログラムは、
コンピュータをアクセス権限管理装置として機能させるためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
アクセス権限の付与されているファイルが記録されている記録媒体とは別の別記録媒体であって相手装置が利用可能な別記録媒体に前記ファイルを記録する記録手段、
該記録手段によって前記ファイルを前記別記録媒体に記録する際、前記別記録媒体に記録した前記ファイルに付与されているアクセス権限を、該ファイルの記録先に応じて変更するアクセス権限再設定手段として機能させる。
本発明によれば、ファイルに付与されているアクセス権限を、ファイルの送信先、アップロード先、コピー先といった記録先に応じて自動的に変更できるという効果を得ることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
〔本発明の第1の実施の形態〕
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態は、送信側装置1と、受信側装置2と、ファイルサーバ3とを含み、それらはネットワーク4を介して相互に接続されている。なお、図1においては、送信側装置1および受信側装置2をそれぞれ1台ずつしか図示していないが、台数はこれに限られるものではない。
図2を参照すると、送信側装置1は、ファイル作成手段101と、アクセス権限付与手段102と、メール処理部104、アップロード部105及びリムーバブル媒体制御部106を含む記録手段103と、アクセス権限再設定手段107と、再設定内容決定手段108と、キーボード等の入力部109と、LCD等の表示部110と、ディスク装置などの記憶装置111と、リムーバブル媒体112と、アクセス権限ポリシーリスト114が登録されたディスク装置などの記憶装置113とを備えている。そして、上記した各手段103、107、108およびアクセス権限ポリシーリスト114によりアクセス権限管理装置が構成される。
ファイル作成手段101は、入力部109から入力されるユーザの指示に従ってファイル(例えばファイル名f1のファイルF1)を新規作成、編集して記憶装置111に格納する機能を有する。更に、ファイル作成手段101は、ファイルF1の新規作成時、ファイルF1に付与するアクセス権限をアクセス権限付与手段102に問い合わせ、この問い合わせに応答してアクセス権限付与手段102から渡されたアクセス権限情報を、図3に示すように、ファイルF1のラベル部に書き込む機能を有する。
アクセス権限付与手段102は、ファイル作成手段101から新規作成するファイルに付与するアクセス権限が問い合わされた場合、表示部110に図4に示すようなアクセス権限設定ウィンドウ40を表示する機能や、このアクセス権限設定ウィンドウ40を用いてユーザが設定したアクセス権限を示すアクセス権限情報をファイル作成手段101に渡す機能を有する。
記録手段103は、ユーザによって入力部109から入力された電子メール送信要求、アップロード要求およびリムーバブル媒体記録要求をそれぞれメール処理部104、アップロード部105およびリムーバブル媒体制御部106に振り分ける機能を有する。なお、電子メール送信要求には、電子メールによって送信するファイル(添付ファイル)のファイル名と送信先の電子メールアドレスとが含まれ、アップロード要求にはアップロードするファイルのファイル名とアップロード先のサーバ名とが含まれ、リムーバブル媒体記録要求にはリムーバブル媒体112にコピーするファイルのファイル名と、リムーバブル媒体112の媒体名とが含まれている。
メール処理部104は、記録手段103によって振り分けられた電子メール送信要求をアクセス権限再設定手段107に渡し、電子メールの送信先に応じたアクセス権限情報が埋め込まれたファイルを要求する機能や、この要求に応答してアクセス権限再設定手段107から渡されたファイルを電子メールにより送信する機能を有する。なお、電子メールの送信先は、電子メール送信要求に含まれている電子メールアドレスとなる。
アップロード部105は、記録手段103によって振り分けられたアップロード要求をアクセス権限再設定手段107に渡し、アップロード先に応じたアクセス権限情報が埋め込まれたファイルを要求する機能や、この要求に応答してアクセス権限再設定手段107から渡されたファイルをアップロードする機能を有する。なお、アップロード先は、アップロード要求に含まれているサーバ名のサーバとなる。
リムーバブル媒体制御部106は、記録手段103によって振り分けられたリムーバブル媒体記録要求をアクセス権限再設定手段107に渡し、コピー先に応じたアクセス権限情報が埋め込まれたファイルを要求する機能や、この要求に応答してアクセス権限再設定手段107から渡されたファイルをリムーバブル媒体112にコピーする機能を有する。
アクセス権限再設定手段107は、メール処理部104、アップロード部105或いはリムーバブル媒体制御部106からの電子メール送信要求、アップロード要求或いはリムーバブル媒体記録要求を再設定内容決定手段108に渡し、ファイルの送信先、アップロード先、或いはファイルのコピー先に応じたアクセス権限情報を問い合わせる機能や、この問い合わせに応答して再設定内容決定手段108から返却されたアクセス権限情報を、記憶装置111に格納されているファイルの内の該当するファイルの複製に埋め込み、要求元に返却する機能を有する。
アクセス権限ポリシーリスト114は、図5に示すように、1つまたは複数のアクセス権限ポリシーから構成され、各アクセス権限ポリシーは、ファイルの記録先とファイルに付与すべきアクセス権限との対応関係を示している。ここで、記録先は、ファイルサーバやリムーバブル媒体といったファイルのアップロード先、コピー先となる物理的なデータ保存領域や、電子メールアドレス、サーバのファイルシステム上に構築されたディレクトリ、サーバへのログインアカウントで区別されるアカウント毎に割り当てられた保存領域といった、ファイルの送信先となる論理的なデータ保存領域を示す。また、アクセス権限は、ファイルの記録先における、ユーザやユーザグループなどのアクセス権限を示す。図5の例では、アクセス権限として閲覧可能(R)、編集可能(W)、実行可能(X)しか定義されていないが、定義できるアクセス権限はこれに限られるものではなく、ファイル内の文字やマルチメディアデータといったコンテンツに対する印刷の可否や、クリップボードへの貼り付けの可否などを定義するようにしても良い。
再設定内容決定手段108は、アクセス権限再設定手段107から問い合わせがあった場合、記憶装置113に登録されているアクセス権限ポリシーリスト114を利用して、ファイルの送信先、アップロード先或いはコピー先に応じたアクセス権限情報を決定する機能を有する。より、具体的には、再設定内容決定手段108は、次のような機能を有する。
・記憶装置111に格納されているファイルの内の、アクセス権限再設定手段107から渡された電子メール送信要求、アップロード要求或いはリムーバブル媒体記録要求に含まれているファイル名によって特定されるファイル(処理対象ファイル)のラベル部に設定されているアクセス権限情報を読み込む機能。
・アクセス権限再設定手段107から渡された電子メール送信要求、アップロード要求或いはリムーバブル媒体記録要求に含まれている記録先(送信先、アップロード先或いはコピー先)と対応付けて登録されているアクセス権限情報をアクセス権限ポリシーリスト114から読み込む機能。
・ファイルのラベル部から読み込んだアクセス権限情報と、アクセス権限ポリシーリスト114から読み込んだアクセス権限情報とを比較する機能。
・比較一致の場合は、アクセス権限再設定手段107に対して、「変更なし」を通知する機能。
・比較不一致の場合は、アクセス権限警告ウィンドウ60を表示部110する機能。アクセス権限警告ウィンドウ60は、図6に示すように、アクセス権限が不一致の旨の表示と、アクセス権限情報の決定方法の選択肢とから構成されている。
・ユーザによって選択された決定方法に従ってアクセス権限情報を決定し、決定したアクセス権限情報をアクセス権限再設定手段107に返却する機能。
なお、送信側装置1は、コンピュータによって実現可能であり、コンピュータによって実現する場合は、例えば、次のようにする。コンピュータを、送信側装置1として機能させるためのプログラムを記録したディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体を用意し、コンピュータに上記プログラムを読み取らせる。コンピュータは、読み取ったプログラムに従って自身の動作を制御することにより、自コンピュータ上に、ファイル作成手段101、アクセス権限付与手段102、記録手段103、アクセス権限再設定手段107、および再設定内容決定手段108を実現する。
受信側装置2は、ファイルのラベル部に埋め込まれているアクセス権限情報に従って、そのファイルへのアクセスを制限する機能を有する。この機能は、既存の機能である。
ファイルサーバ3は、送信側装置1からアップロードされたファイルを図示を省略した記憶装置に保存する機能や、受信側装置2からのダウンロード要求に従ってファイルをダウンロードする機能を有する。
次に、本実施の形態の動作について詳細に説明する。
先ず、ファイルの新規作成時の動作について説明する。ファイル作成手段101は、ファイル(例えば、ファイル名f1のファイルF1)の新規作成時、アクセス権限付与手段102を呼び出す。これにより、アクセス権限付与手段102は、図4に示すようなアクセス権限設定ウィンドウ40を表示部110に表示し、選択待ち状態となる(図7のステップS701、S702)。同図に示すように、アクセス権限設定ウィンドウ40には、付与するアクセス権限の候補が複数表示されている。このとき表示されるアクセス権限の候補は、ファイルを作成するユーザアカウントおよび文書ファイル、表計算ファイルといったファイルの種類毎に設定されていても良い。
アクセス権限設定ウィンドウ40が表示されるとユーザ(ファイルの作成者)は、このウィンドウ40を利用してファイルF1に付与するアクセス権限を選択する。これにより、アクセス権限付与手段102は、ユーザによって選択されたアクセス権限を示すアクセス権限情報を、ファイル作成手段101に渡す(ステップS703)。ファイル作成手段101は、アクセス権限付与手段102から渡されたアクセス権限情報を、ファイルF1のラベル部に埋め込み、その後、ユーザが入力部109を用いて行う編集操作に従ってファイルF1を編集し、編集の完了したファイルF1を記憶装置111に格納する。なお、アクセス権限情報の形式は、どのユーザ、ユーザグループに、どのような種別のアクセスを許可したのかが分かるものであれば、どのような形式であっても良い。
次に、ファイルF1をファイルサーバ3へアップロードする場合の動作を説明する。ユーザは、ファイルF1をファイルサーバ3へアップロードする場合、ファイルF1のファイル名f1及びファイルサーバ3のサーバ名を含んだアップロード要求を入力部109から入力する。
これにより、記録手段103は、アップロード要求をアップロード部105に振り分け、アップロード部105は、上記アップロード要求をアクセス権限再設定手段107に渡し、アクセス権限情報がアップロード先に応じたものに変更されたファイルF1を要求する(図8のステップS801がNO、S802がYES、S806)。その後、アップロード部105は、アクセス権限再設定手段107からの応答待ち状態となる(ステップS807)。
アクセス権限再設定手段107は、アップロード部105からアップロード要求が渡されると、それを再設定内容決定手段108に渡し、ファイルF1に再設定するアクセス権限情報を問い合わせ、その後、応答待ち状態となる(図9のステップS901)。
再設定内容決定手段108は、アクセス権限再設定手段107からアップロード要求が渡されると、それに含まれているファイル名f1によって特定されるファイルF1のラベル部に書き込まれているアクセス権限情報と、アクセス権限ポリシーリスト114に設定されているアクセス権限情報の内の、ファイルサーバ3のサーバ名に対応付けて登録されているアクセス権限情報とを比較する(図10のステップS1001)。
そして、両者が一致した場合は、アクセス権限再設定手段107に対して、「変更なし」を通知する(ステップS1002がYES、S1007)。
これに対して、両者が不一致の場合は、図6に示すようなアクセス権限警告ウィンドウ60を表示部110に表示し、その後、入力待ち状態となる(ステップS1002がNO、S1003、S1004)。アクセス権限警告ウィンドウ60には、ファイルF1に再設定するアクセス権限情報の決定方法が4つ表示されており、ユーザは、その中から1つを選択する。
再設定内容決定手段108は、ユーザによって「ファイルのアクセス権限で送信する」が選択された場合は、ファイルF1のラベル部に書き込まれているアクセス権限情報を、再設定するアクセス権限情報の内容と決定し、それをアクセス権限再設定手段107に通知する(ステップS1005、S1006)。また、「送付先のアクセス権限で送信する」が選択された場合は、アクセス権限ポリシーリスト114に登録されているアクセス権限情報の内の、ファイルサーバ3のサーバ名に対応して設定されているアクセス権限情報を、再設定するアクセス権限情報の内容と決定し、それをアクセス権限再設定手段107に通知する(ステップS1005、S1006)。また、「両方のアクセス権限で許可された権限を与えて送信する」が選択された場合は、ファイルF1に埋め込まれているアクセス権限情報と、アクセス権限ポリシーリスト114に設定されている該当するアクセス権限情報との両方で許可されているもののみにアクセス権限を与えるアクセス権限情報を生成し(2つのアクセス権限情報の論理積)、それをアクセス権限再設定手段107に通知する(ステップS1005、S1006)。また、「1つ以上のアクセス権限で許可された権限を与えて送信する」が選択された場合は、ファイルF1に埋め込まれているアクセス権限情報によって許可されているものと、アクセス権限ポリシーリスト114に設定されている該当するアクセス権限情報によって許可されているものとの両方にアクセス権限を与えるアクセス権限情報を生成し(2つのアクセス権限情報の論理和)、それをアクセス権限再設定手段107に渡す(ステップS1005、S1006)。
一方、再設定内容決定手段108からの応答待ち状態にあるアクセス権限再設定手段107は、アクセス権限情報が渡された場合は、ファイルF1のラベル部に上記アクセス権限情報を再設定し、再設定処理済みのファイルF1'をアップロード部105に渡す(ステップS902がNO、S903)。これに対して、「変更なし」が通知された場合は、ファイルF1を再設定処理済みのファイルF1'としてアップロード部105に渡す(図9のステップS902がYES、S904)。
また、アクセス権限再設定手段107からの応答待ち状態にあるアップロード部105は、再設定処理済みのファイルF1'が渡されると、それをファイルサーバ3へアップロードする(図8のステップS808)。
受信側装置2は、ファイルサーバ3からファイルF1'をダウンロードすると、そのラベル部に埋め込まれているアクセス権限情報に従って、ファイルF1'へのアクセスを制限する。
次に、記憶装置111に格納されているファイルF1を電子メールにより送信する場合の動作を説明する。ファイルF1を電子メールにより送信する場合、ユーザは、ファイルF1のファイル名f1と送信先の電子メールアドレスとを含んだ電子メール送信要求を入力部109から入力する。
これにより、記録手段103は、電子メール送信要求をメール処理部104に振り分け、メール処理部104は、上記電子メール送信要求をアクセス権限再設定手段107に渡し、アクセス権限情報が送信先に応じたものに変更されたファイルを要求し、応答待ち状態となる(図8のステップS801がYES、S803、S804)。
その後、アクセス権限再設定手段107および再設定内容決定手段108において、前述した処理と同様の処理が行われ(図9、図10参照)、アクセス権限再設定手段107からメール処理部104に対して再設定処理済みのファイルF1'が渡される。メール処理部104は、アクセス権限再設定手段107から渡されたファイルF1'を、電子メール送信要求に含まれていた電子メールアドレス宛に、電子メールにより送信する(図8のステップS805)。
電子メールによりファイルF1'を受信した受信側装置2は、ファイルF1'のラベル部に埋め込まれているアクセス権限情報に従って、ファイルF1'に対するアクセスを制限する。
次に、記憶装置111に格納されているファイルF1をリムーバブル媒体112にコピーする場合の動作について説明する。ユーザは、ファイルF1をリムーバブル媒体112にコピーする場合、ファイルF1のファイル名f1と、コピー先のリムーバブル媒体112の媒体名とを含んだリムーバブル媒体記録要求を入力部109から入力する。
これにより、記録手段103は、リムーバブル媒体記録要求をリムーバブル媒体制御部106に振り分け、リムーバブル媒体制御部106は、上記リムーバブル媒体記録要求をアクセス権限再設定手段107に渡し、アクセス権限情報がコピー先に応じて変更されたファイルを要求する(図8のステップS801がNO、S802がNO、S809)。
その後、アクセス権限再設定手段107および再設定内容決定手段108において前述した処理と同様の処理が行われ(図9および図10参照)、再設定処理済みのファイルF1'がアクセス権限再設定手段107からリムーバブル媒体制御部106に渡される。リムーバブル媒体制御部106は、再設定処理済みのファイルF1'が渡されると、それをリムーバブル媒体112にコピーする(図8のステップS811)。リムーバブル媒体112にコピーされたファイルF1'のラベル部には、アクセス権限情報が埋め込まれているので、リムーバブル媒体112を受信側装置2に装着した場合、上記アクセス権限情報に従ってファイルF1'に対するアクセスを制限することができる。
なお、上述した実施の形態では、ファイルの新規作成時、アクセス権限を付与するためだけに使用するアクセス権限設定ウィンドウ40を表示するようにしたが、文書テンプレートを選択するためのウィンドウなど、ファイルを新規作成する際に表示されるウィンドウに、アクセス権限を付与するための仕組みを組み込むようにしても良い。
また、ウィンドウを表示してアクセス権限の付与の設定を行わせる形式を取らず、ファイルシステム上のディレクトリに対し予めアクセス権限に結びつく情報を定義しておき、この情報が定義されたディレクトリ上にファイルが新規に作成された際、作成するユーザ、作成されたファイルの種類と、予め定義されていたアクセス権限情報とから、ファイルのアクセス権限を自動的に生成して付与するようにしても良い。このようにすることにより、利用者の作業工数を削減することができる。
また、ファイルへのアクセス権限の付与は、ファイルの新規作成や外部へのコピー/送信時以外にも、作成したファイルから派生した元とはアクセス権限の異なるファイルを作成するにあたり、(1)コンピュータのファイルシステム上でファイルをコピーする際にその新しくコピーされるファイルのアクセス権限設定ウィンドウが開く、(2)アプリケーション上からファイルを別名で保存する際に、その保存ウィンドウでアクセス権限を選択可能とする、(3)コピー/保存先ディレクトリに応じたアクセス権限に自動的に変更するといった方法を採用することもできる。
また、上述した実施の形態では、個々の送信側装置1がアクセス権限ポリシーリスト114が登録された記憶装置113を備えるようにしているが、アクセス権限を集中管理するセンタサーバを準備してこのサーバからファイルの記録先(送信先、アップロード先、コピー先)に応じたアクセス権限を適宜取得し、センタサーバではユーザアカウントごとにファイル権限ポリシーリストを管理するようにしても良い。更に、センタサーバを持たないが、個々の送信側装置同士がアクセス権限情報を保有し、かつ互いに情報を通知、更新していくことにより、結果として権限情報を共有するようにしても良い。
更に、上述した実施の形態では、アクセス権限警告ウィンドウ60を表示してユーザにアクセス権限を選択させるようにしたが、ファイルへのアクセス権限付与は管理者側で設定したポリシーに従う処理を強制し、ユーザにはその旨を通知するだけにしても良い。また、アクセス権限ポリシーリスト114に設定されているアクセス権限が、ファイルF1に付与されているアクセス権限よりも大きい場合(アクセス権限ポリシーリスト114に設定されているアクセス権限の方が、ファイルF1のラベル部に埋め込まれているアクセス権限情報によって示されるアクセス権限よりも、多くのユーザやユーザグループにアクセスを許可している場合)に限り、アクセス権限警告ウィンドウ60を表示するなどの、アクセス権限警告ウィンドウ60の表示ルールを設けるようにしても良い。
〔第1の実施の形態の効果〕
本実施の形態によれば、ファイルに付与されているアクセス権限を、ファイルの送信先、アップロード先、コピー先といったファイルの記録先(持ち出し先)に応じて自動的に変更できるという効果を得ることができる。その理由は、記録手段103によってファイルF1を電子メールで送信する際、アップロードする際、或いはリムーバブル媒体112にコピーする際、ファイルF1に付与されているアクセス権限を送信先、アップロード先、或いはコピー先に応じて変更するアクセス権限再設定手段107を備えているからである。
また、本実施の形態によれば、ファイルのアクセス権限を管理するサーバを設けることなく、ファイルのアクセス権限を管理することが可能になるという効果を得ることができる。その理由は、ファイルにアクセス権限を示すアクセス権限情報を埋め込むようにしているからである。
更に、本実施の形態によれば、ユーザが希望するアクセス権限を、記録先のファイルに付与することができるという効果を得ることができる。その理由は、アクセス権限の決定方法が複数設定されたアクセス権限警告ウィンドウ60を表示し、ユーザにアクセス権限の決定方法を選択させるようにしているからである。
〔本発明の第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態について詳細に説明する。本実施の形態は、ファイルのアクセス権限をアクセス権限管理サーバで管理するようにしたことを特徴とする。
図11を参照すると、本実施の形態は、送信側装置1の代わりに送信側装置1aを備えている点、ファイルサーバ3の代わりにファイルサーバ3aを備えている点、およびアクセス権限管理サーバ5が追加されている点が、図1に示した第1の実施の形態と相違している。
図12を参照すると、送信側装置1aは、アクセス権限付与手段102の代わりにアクセス権限付与手段102aを備えている点、記録手段103の代わりにアップロード手段105aを備えている点、アクセス権限再設定手段107の代わりにアクセス権限再設定手段107aを備えている点、および再設定内容決定手段108の代わりに再設定内容決定手段108aを備えている点が図2に示した送信側装置1と相違している。
アクセス権限情報付与手段102aは、ファイル作成手段101によるファイル(例えば、ファイル名f2のファイルF2)の新規作成時、図4に示すようなアクセス権限設定ウィンドウ40を表示部110に表示する機能や、このウィンドウ40を用いてユーザが設定したアクセス権限を示すアクセス権限情報と、ファイルF2のファイル名f2との対を含んだアクセス権限設定要求をアクセス権限管理サーバ5へ送信する機能を有する。
アップロード手段105aは、ユーザによって入力部109からアップロードするファイルのファイル名とアップロード先のサーバ名とを含むアップロード要求が入力された場合、要求されたファイルを該当するサーバにアップロードする機能や、アクセス権限再設定手段107aに対して上記アップロード要求を渡し、アクセス権限管理サーバ5に登録されている上記ファイルに対するアクセス権限情報を変更することを要求する機能を有する。
アクセス権限再設定手段107aは、アップロード手段105aからのアップロード要求を再設定内容決定手段108aに渡し、ファイルのアップロード先に応じたアクセス権限情報を問い合わせる機能や、この問い合わせに応答して再設定内容決定手段108aから返却されたアクセス権限情報とアップロードするファイルのファイル名との対を含んだアクセス権限再設定要求をアクセス権限管理サーバ5に送信する機能を有する。
再設定内容決定手段108aは、アップロードするファイルに付与されているアクセス権限情報を取得するために、アクセス権限管理サーバ5に対して上記ファイルのファイル名を含んだアクセス権限情報取得要求を送信する機能を有している点が、図2に示した再設定内容決定手段108と相違している。
なお、本実施の形態の送信側装置1aも図2に示した送信側装置1と同様にコンピュータによって実現可能である。
図13を参照すると、アクセス権限管理サーバ5は、制御部51と、送受信部52と、ディスク装置などの記憶装置53とから構成されている。
記憶装置53には、アクセス権限記憶部54が設けられており、アクセス権限記憶部54には、ファイルのファイル名に関連付けてそのファイルに付与されているアクセス権限を示すアクセス権限情報が登録されている。
送受信部52は、ネットワーク4を介してデータをやり取りする機能を有する。
制御部51は、送信側装置1aからアクセス権限設定要求が送られたきた場合、その要求に含まれているアクセス権限情報とファイル名との対をアクセス権限記憶部54に登録(追加登録)する機能や、送信側装置1aからアクセス権限再設定要求が送られてきた場合、アクセス権限記憶部54に既に登録されているアクセス権限情報の内、アクセス権限再設定要求に含まれているファイル名に関連付けて登録されているアクセス権限情報を、当該要求中のアクセス権限情報で置き換える機能や、ファイルサーバ3aからファイル名を含むアクセス権限要求が送られてきたとき、アクセス権限記憶部54から上記ファイル名に関連付けて登録されているアクセス権限情報を検索し、検索したアクセス権限情報をファイルサーバ3aに送信する機能や、送信側装置1aからファイル名を含んだアクセス権限情報取得要求が送られてきたとき、アクセス権限記憶部54から上記ファイル名に関連付けて登録されているアクセス権限情報を検索し、検索したアクセス権限情報を送信側装置1aへ送信する機能を有する。
ファイルサーバ3aは、受信側装置2からファイル名を含むダウンロード要求が送られてきた場合、アクセス権限管理サーバ5に対して上記ファイル名を含むアクセス権限要求を送信し、この要求に応答してアクセス権限管理サーバ5から返却されたアクセス権限情報と、上記ファイル名のファイルとを受信側装置2に送信する機能を有している。
受信側装置2は、ファイルサーバ3aからダウンロードしたファイルに対するアクセスを、ファイルサーバ3aから送られてきたアクセス権限情報に従って制限する機能を有する。
次に、本実施の形態の動作について詳細に説明する。
先ず、ファイルの新規作成時の動作について説明する。アクセス権限付与手段102aは、ファイル作成手段101によるファイル(例えば、ファイル名f2のファイルF2)の新規作成時、図4に示すようなアクセス権限設定ウィンドウ40を表示部110に表示し、選択待ち状態となる(図14のステップS1401、S1402)。アクセス権限設定ウィンドウ40が表示されるとユーザは、このウィンドウ40を利用してファイルF2に付与するアクセス権限を選択する。これにより、アクセス権限付与手段102aは、ユーザによって選択されたアクセス権限を示すアクセス権限情報と、新規作成するファイルF2のファイル名f2とを含んだアクセス権限設定要求をアクセス権限管理サーバ5へ送信する(ステップS1403)。
アクセス権限管理サーバ5内の制御部51は、送信側装置1aからアクセス権限設定要求が送られてくると、それに含まれているファイル名とアクセス権限情報とを関連付けてアクセス権限記憶部54に登録する。
一方、送信側装置1a内のファイル作成手段101は、ファイルF2の編集が完了すると、ファイルF2を記憶装置111に格納する。
次に、ファイルF2をファイルサーバ3aへアップロードする際の動作を説明する。ユーザは、ファイルF2をファイルサーバ3aへアップロードする場合、ファイルF2のファイル名f2とアップロード先のファイルサーバ3aのファイル名とを含んだアップロード要求を入力部109から入力する。
これにより、アップロード手段105aは、記憶装置111に格納されているファイルF2を、ファイルサーバ3aへアップロードし、更に、アクセス権限再設定手段107aに対して上記アップロード要求を渡し、ファイルF2に付与されているアクセス権限を変更することを依頼する。
アクセス権限再設定手段107aは、この依頼を受け付けると、図15のフローチャートに示すように、アップロード要求を再設定内容決定手段108aに渡し、変更後のアクセス権限情報の内容を問い合わせる(図15のステップS1501)。
これにより、再設定内容決定手段108aは、アクセス権限管理サーバ5に対してファイル名f2を含んだアクセス権限情報取得要求を送信し、ファイルF2に付与されているアクセス権限情報をアクセス権限管理サーバ5から取得する(図16のステップS1601)。その後、再設定内容決定手段108aは、ステップS1601で取得したアクセス権限情報と、アクセス権限ポリシーリスト114に設定されているアクセス権限情報の内の、ファイルサーバ3aのサーバ名に対応付けて設定されているアクセス権限情報とを比較する(ステップS1602)。
そして、両者が一致する場合(ステップS1603がYES)は、アクセス権限再設定手段107aに対して「変更なし」を通知する(ステップS1608)。これに対して、両者が不一致の場合(ステップS1603がNO)は、前述したステップS1003〜S1006(図10参照)と同様の処理を行い、アクセス権限再設定手段107aに対して、再設定するアクセス権限情報の内容を通知する(ステップS1604〜S1607)。
アクセス権限再設定手段107aは、「変更なし」が通知された場合(ステップ1502がYES)は、その処理を終了し、アクセス権限情報が通知された場合(ステップ1502がNO)は、そのアクセス権限情報とアップロードするファイルF2のファイル名f2との対を含んだアクセス権限再設定要求をアクセス権限管理サーバ5へ送信する(図15のステップS1503)。
これにより、アクセス権限管理サーバ5内の制御部51は、アクセス権限記憶部54に登録されているアクセス権限情報の内、ファイル名f2に関連付けて登録されているアクセス権限情報を、アクセス権限再設定要求中のアクセス権限情報で置き換える。
また、受信側装置2のユーザは、ファイルサーバ3aに登録されているファイルF2をダウンロードする場合、そのファイル名f2を含んだダウンロード要求をファイルサーバ3aへ送信する。これにより、ファイルサーバ3aは、アクセス権限管理サーバ5に対してファイル名f2を含んだアクセス権限要求を送信し、アクセス権限管理サーバ5内の制御部51は、アクセス権限記憶部54に登録されているファイルF2に関するアクセス権限情報をファイルサーバ3aへ送信する。これにより、ファイルサーバ3aは、受信側装置2から要求されたファイルF2と、アクセス権限管理サーバ5から送られてきたアクセス権限情報とを要求元の受信側装置2へ送信する。受信側装置2では、ファイルF2に対するアクセスを、ファイルサーバ3aから送られてきたアクセス権限情報に従って制限する。
〔第2の実施の形態の効果〕
本実施の形態では、ファイルに付与するアクセス権限をアクセス権限管理サーバ5で管理するようにしているので、ファイルにアクセス権限情報を埋め込むようにした第1の実施の形態に比較して、ファイルサイズを小さなものにすることができるという効果を得ることができる。
本発明は、複数のユーザによってファイルを共有するシステムに適用すると好適である。
本発明の第1の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 送信側装置1の構成例を示すブロック図である。 ファイルF1のフォーマットを示す図である。 アクセス権限設定ウィンドウ40の一例を示す図である。 アクセス権限ポリシーリスト114の一例を示す図である。 アクセス権限警告ウィンドウ60の一例を示す図である。 アクセス権限付与手段102の処理例を示すフローチャートである。 記録手段103の処理例を示すフローチャートである。 アクセス権限再設定手段107の処理例を示すフローチャートである。 再設定内容決定手段108の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 送信側装置1aの構成例を示すブロック図である。 アクセス権限サーバ5の構成例を示すブロック図である。 アクセス権限付与手段102aの処理例を示すフローチャートである。 アクセス権限再設定手段107aの処理例を示すフローチャートである。 再設定内容決定手段108aの処理例を示すフローチャートである。
符号の説明
1、1a…送信側装置
101…ファイル作成手段
102、102a…アクセス権限付与手段
103…記録手段
104…メール処理部
105…アップロード部
105a…アップロード手段
106…リムーバブル媒体制御部
107、107a…アクセス権限再設定手段
108、108a…再設定内容決定手段
109…入力部
110…表示部
111…記憶装置
F1、F1'、F2…ファイル
112…リムーバブル媒体
113…記憶装置
114…アクセス権限ポリシーリスト
2…受信側装置
3、3a…ファイルサーバ
4…ネットワーク
5…アクセス権限管理サーバ
51…制御部
52…送受信部
53…記憶装置
54…アクセス権限記憶部

Claims (14)

  1. アクセス権限の付与されているファイルが記録されている記録媒体とは別の別記録媒体であって相手装置が利用可能な別記録媒体に前記ファイルを記録する記録手段と、
    該記録手段によって前記ファイルを前記別記録媒体に記録する際、前記別記録媒体に記録した前記ファイルに付与されているアクセス権限を、該ファイルの記録先に応じて変更するアクセス権限再設定手段とを備えたことを特徴とするアクセス権限管理装置。
  2. 請求項1記載のアクセス権限管理装置において、
    前記別記録媒体は、自装置に装着されたリムーバブル媒体であることを特徴とするアクセス権限管理装置。
  3. 請求項1記載のアクセス権限管理装置において、
    前記記録手段は、前記記録媒体に記録されている前記ファイルをファイルサーバにアップロードすることにより、前記ファイルを前記別記録媒体に記録することを特徴とするアクセス権限管理装置。
  4. 請求項1記載のアクセス権限管理装置において、
    前記記録手段は、前記記録媒体に記録されている前記ファイルを電子メールによって前記相手装置へ送信することにより、前記ファイルを前記別記録媒体に記録することを特徴とするアクセス権限管理装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載のアクセス権限管理装置において、
    前記アクセス権限再設定手段は、前記別記録媒体に記録したファイルにアクセス権限情報を書き込むことにより、前記別記録媒体に記録した前記ファイルに付与されているアクセス権限を変更することを特徴とするアクセス権限管理装置。
  6. 請求項1記載のアクセス権限管理装置において、
    前記アクセス権限再設定手段は、アクセス権限管理サーバに登録されている前記ファイルに関するアクセス権限情報を変更することにより、前記別記録媒体に記録した前記ファイルに付与されているアクセス権限を変更することを特徴とするアクセス権限管理装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載のアクセス権限管理装置において、
    前記別記録媒体に記録された前記ファイルに付与されているアクセス権限を前記アクセス権限再設定手段によって変更する際、変更後のアクセス権限の内容を決定する再設定内容決定手段を備え、且つ、
    前記アクセス権限再設定手段は、前記別記録媒体に記録されている前記ファイルに付与されているアクセス権限を、前記再設定内容決定手段で決定された内容のアクセス権限に変更することを特徴とするアクセス権限管理装置。
  8. 請求項7記載のアクセス権限管理装置において、
    前記再設定内容決定手段は、記録先に関連付けてアクセス権限が登録されているアクセス権限ポリシーリストから前記ファイルの記録先に関連付けて登録されているアクセス権限を検索し、該検索したアクセス権限を前記変更後のアクセス権限と決定することを特徴とするアクセス権限管理装置。
  9. 請求項7記載のアクセス権限管理装置において、
    前記再設定内容決定手段は、前記記録媒体に記録されている前記ファイルに付与されているアクセス権限と、記録先に関連付けてアクセス権限が登録されているアクセス権限ポリシーリストから検索した前記ファイルの記録先に対応するアクセス権限とを比較し、比較不一致の場合は、ユーザに対してアクセス権限の決定方法を問い合わせ、該問い合わせに応答して前記ユーザから指定された決定方法で、前記変更後のアクセス権限を決定することを特徴とするアクセス権限管理装置。
  10. 請求項9記載のアクセス権限管理装置において、
    前記問い合わせは、前記記録媒体に記録されている前記ファイルに付与されているアクセス権限を前記変更後のアクセス権限とする方法、前記アクセス権限ポリシーリストに登録されているアクセス権限の内の前記ファイルの記録先に関連付けて登録されているアクセス権限を前記変更後のアクセス権限とする方法、前記記録媒体に記録されている前記ファイルに付与されているアクセス権限と前記アクセス権限ポリシーリストに登録されているアクセス権限の内の前記ファイルの記録先に関連付けて登録されているアクセス権限との論理積を前記変更後のアクセス権限とする方法、または、前記記録媒体に記録されている前記ファイルに付与されているアクセス権限と前記アクセス権限ポリシーリストに登録されているアクセス権限の内の前記ファイルの記録先に関連付けて登録されているアクセス権限との論理和を前記変更後のアクセス権限とする方法の内の何れか1つを選択する選択画面を表示装置に表示することにより行うことを特徴とするアクセス権限管理装置。
  11. コンピュータによりファイルのアクセス権限を管理するアクセス権限管理方法であって、
    前記コンピュータが、アクセス権限の付与されているファイルが記録されている記録媒体とは別の別記録媒体であって相手装置が利用可能な別記録媒体に前記ファイルを記録する記録ステップと、
    該記録ステップで前記ファイルを前記別記録媒体に記録する際、前記コンピュータが、前記別記録媒体に記録した前記ファイルに付与されているアクセス権限を、該ファイルの記録先に応じて変更するアクセス権限再設定ステップとを含むことを特徴とするアクセス権限管理方法。
  12. 請求項11記載のアクセス権限管理方法において、
    前記別記録媒体に記録された前記ファイルに付与されているアクセス権限を前記アクセス権限再設定ステップで変更する際、前記コンピュータが、変更後のアクセス権限の内容を決定する再設定内容決定ステップを含み、且つ、
    前記アクセス権限再設定ステップでは、前記別記録媒体に記録されている前記ファイルに付与されているアクセス権限を、前記再設定内容決定ステップで決定された内容のアクセス権限に変更することを特徴とするアクセス権限管理方法。
  13. コンピュータをアクセス権限管理装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    アクセス権限の付与されているファイルが記録されている記録媒体とは別の別記録媒体であって相手装置が利用可能な別記録媒体に前記ファイルを記録する記録手段、
    該記録手段によって前記ファイルを前記別記録媒体に記録する際、前記別記録媒体に記録した前記ファイルに付与されているアクセス権限を、記録先に応じて変更するアクセス権限再設定手段として機能させるためのプログラム。
  14. 請求項13記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータを、
    前記別記録媒体に記録された前記ファイルに付与されているアクセス権限を前記アクセス権限再設定手段によって変更する際、変更後のアクセス権限の内容を決定する再設定内容決定手段として機能させ、且つ、
    前記アクセス権限再設定手段は、前記別記録媒体に記録されている前記ファイルに付与されているアクセス権限を、前記再設定内容決定手段で決定された内容のアクセス権限に変更することを特徴とするプログラム。
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