JP2009294803A - ストレージ装置の運用方法とストレージ装置およびストレージサブシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】MTBFが最長となる電断運用目標を求めること。
【解決手段】管理者600から管理計算機300に24時間当たりの電断時間と電断回数についての目標値が入力されたときに、管理計算機300において、入力された目標値ごとに1年後のMTBFと年間消費電力量を算出し、各算出結果から1年間におけるMTBFが最長となる電断運用目標として、複数の目標値の中からMTBFが最長となる電断時間についての目標値と電断回数についての目標値をそれぞれ選出し、出力部330の画面上に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ストレージ装置の運用方法とストレージ装置およびストレージサブシステムに関し、特に、消費電力の管理技術に関する。
近年、企業や官庁におけるデータ保存用のストレージ装置として、複数のハードディスクデバイスをRAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)方式で管理・運用するようになされた、いわゆるディスクアレイ装置が広く用いられている。
ディスクアレイ装置においては、近年、低価格化が進み、これに伴い、ハードディスクデバイスとして、FC(Fibre Channel)ディスクよりも安価なSATA(Serial AT Attachment)ディスクが用いられている。
一方、ストレージ装置として、磁気ディスク装置の消費電力を削減するために、上位装置からのアクセス状態を監視し、アクセスが一定の時間無くなった際には、磁気ディスク装置の電源をオフまたは節電モードにする、MAID(Massive Array of Inactive Disks)機能を有するものが提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1には、記憶デバイスグループごとの稼動実績に基づいて、記憶デバイスグループごとの消費電力量を演算し、この演算により算出された記憶デバイスグループごとの電力消費量を、論理記憶領域ごとのアクセス状況と合わせて出力する、消費電力リポート技術が開示されている。
上記従来技術によれば、より詳細な論理記憶領域ごとの電力消費量を管理することが可能となり、電力消費量と論理記憶領域との関係や、電力消費量と性能実績との関係を把握し、問題分析やデータの再配置を容認することができる。
特開2007−79754号公報
従来技術では、MTBF(Mean Time Between Failure:平均故障間隔)を指標としていないため、MAID機能の適用による削減消費電力量とMTBFとの関係を示すことができず、MTBFを最長として、ディスク交換コストを最小とするための電断運用目標や電断運用スケジュールを算出することができない。
すなわち、消費電力を削減するために、磁気ディスク装置の電源をオフとする電断を繰り返すと、磁気ディスク装置の電源を常時オンにするときに比べて、ディスクのMTBFが短くなり、結果として、ディスクの交換に伴うコストが高くなる。
そこで、本発明は、MTBFが最長となる電断運用目標を求めることができるストレージ装置の運用方法とストレージ装置およびストレージサブシステムを提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために本発明は、電断時間が長くなるとMTBFが長くなり、逆に電断回数が多くなるとMTBFが減少することを考慮し、ストレージ装置の設定時間当たりの電断時間と電断回数についてそれぞれ複数の目標値を設定し、設定された複数の目標値を基に運用期間におけるストレージ装置の平均故障間隔を算出し、各算出結果から、運用期間における平均故障間隔が最長となる電断運用目標を選出することを特徴とするものである。
本発明によれば、MTBFが最長となって、ディスク交換コストが最小となる電断運用目標を選出することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施例)
本実施例は、ストレージ装置の設定時間、例えば、24時間当たりの電断時間と電断回数についてそれぞれの目標値を入力し、入力された複数の目標値を基に運用期間、例えば、1年間におけるストレージ装置の消費電力量とMTBFを算出し、各算出結果から、1年間におけるMTBFが最長となる電断運用目標を選出するようにしたものである。
図1は、本発明の第1実施例を示すストレージサブシステムのブロック構成図である。図1において、ストレージサブシステムは、上位装置としてのコスト計算機100と、ストレージ装置200と、管理端末としての管理計算機300を備えており、コスト計算機100とストレージ装置200は、通信ネットワーク400を介して接続され、コスト計算機100とストレージ装置200および管理計算機300は、管理ネットワーク500を介して接続されている。通信ネットワーク400、管理ネットワーク500は、例えば、SAN、LAN(Local Area Network)、インターネット、公衆回線または専用回線などから構成される。
ホスト計算機100は、CPU(Central Processing Unit)やメモリなどの情報処理資源を備えたコンピュータ装置であり、例えば、パーソナルコンピュータや、ワークステーション、メインフレームなどから構成される。またホスト計算機100は、キーボード、スイッチやポインティングデバイス、マイクロフォンなどの情報入力装置(図示せず)と、モニタディスプレイやスピーカなどの情報出力装置(図示せず)を備えている。
ストレージ装置200は、図2に示すように、ネットワークインターフェイス(I/F)210と、コントローラ220と、ディスク装置230と、メモリ240と、構成通知部250と、電源制御部260と、管理ポート270を備え、各部がバス280を介して接続されている。
ネットワークインターフェイス210は、通信ネットワーク400を介してホスト計算機100と接続され、通信ネットワーク400を介してホスト計算機100と情報の授受を行うインターフェイスとして構成されている。コントローラ220は、ストレージ装置200全体を統括制御するとともに、ホスト計算機100からのアクセス要求を基にディスク装置230をライトアクセスまたはリードアクセスするディスク制御部として機能する。
ディスク装置230は、ホスト計算機100のアクセス対象となるデータを記憶する記憶部として構成され、記憶デバイスとしてのディスク231を複数個備えて構成されている。複数のディスク231の記憶領域上には、1または複数の論理記憶領域が設定されている。この論理記憶領域は、ホスト計算機100から閲覧可能な論理ボリューム235として構成されている。この論理ボリューム235には、ネットワークインターフェイス210と論理記憶領域との対応関係ごとに論理ボリューム番号が割当てられている。
メモリ240には、装置全体の構成情報やプログラムメモリが格納されている。構成通知部250は、各ディスク(記憶デバイス)231の設定時間、例えば、24時間当たりの、実際の電断時間と電断回数をそれぞれ計測し、計測結果を管理ポート270を介して管理計算機300に通知する計測部として機能する。
電源制御部260は、管理計算機300から管理ポート270を介してディスク装置230の電源のオンオフに関する指示を受けたときに、この指示にしたがってディスク装置230の電源をオンオフ、すなわち電源の電断時間を制御する機能を備えている。
管理ポート270は、管理ネットワーク500を介して管理計算機300に接続され、管理計算機300と情報の授受を行うインターフェイスとして機能する。
管理計算機300は、図3に示すように、管理ポート310と、入力部320と、出力部330と、プロセッサ340と、バス350と、メモリ360から構成されている。
管理ポート310は、管理ネットワーク500を介してホスト計算機100とストレージ装置200に接続されており、ホスト計算機100およびストレージ装置200と情報の授受を行うインターフェイスとして構成されている。
入力部320は、例えば、キーボード、マウスなどで構成され、管理者600の操作に伴う情報を入力する。
出力部330は、液晶表示装置、CRT、プリンタなどで構成され、プロセッサ340の情報出力時に、その演算結果を画面上に表示または用紙に印刷する。
プロセッサ340は、管理計算機300全体を統括制御するとともに、メモリ360に格納された各種テーブルやプログラムに基づいて各種の演算を行う演算部として機能する。
メモリ360には、電断運用計画演算部361と、電源制御指示部362と、入出力プログラム363と、ディスク構成管理テーブル364と、電断運用スケジュール管理テーブル365が格納されている。
電断運用計画演算部361は、プロセッサ340が電断運用計画演算を行うときに起動されるプログラムとして機能する。電源制御指示部362は、プロセッサ340の電断運用計画演算を基にディスク装置230の電源をオンオフ制御するための指示を行うためのプログラムとして機能する。
入出力プログラム363は、入力部320の情報入力時および出力部330の情報出力時に起動されるプログラムである。
ディスク構成管理テーブル364は、ディスク装置230の記憶領域を管理するためのテーブルであって、図4に示すように、ストレージ装置ID(Identification)フィールド3641、アレーグループ(Array Group)IDフィールド3642、割当容量フィールド3643、格納ボリュームフィールド3644、割当先フィールド3645、構成ディスクIDフィールド3646から構成されている。
ストレージ装置IDフィールド3641には、ストレージ装置200を識別するための固有の名称、例えばST1が格納される。アレーグループIDフィールド3642には、ディスク231をアレーグループごとに分けたときに、アレーグループ固有の識別番号として、例えばAG1が格納される。割当容量フィールド3643には、アレーグループに割当てられた容量として、15GBが格納される。格納ボリュームフィールド3644には、アレーグループの格納ボリュームを識別するためのボリュームの名称として、例えば、VOL001が格納される。割当先フィールド3645には、ストレージ装置200の割当先ホスト計算機100として、例えばHOST1が格納される。構成ディスクIDフィールド3646には、アレーグループを構成するディスク231を識別するためのIDとして、例えばDISK001〜DISK004が格納される。
電断運用スケジュール管理テーブル365は、ストレージ装置200の電断運用スケジュールを管理するためのテーブルであって、図5に示すように、スケジュールIDフィールド3651、アレーグループIDフィールド3652、電断時間フィールド3653、電断回数フィールド3654、電断時刻フィールド3655から構成されている。
スケジュールIDフィールド3651には、ストレージ装置200が実際に運用されているときのスケジュールIDとして、例えば、「現行」が格納され、ストレージ装置200が運用されている過程で、他の電断運用スケジュールが求められた際には、現行の電断運用スケジュールに代わる情報として、例えば、スケジュールa〜dが格納される。
アレーグループIDフィールド3652には、アレーグループを識別するための固有の番号として、「AG1」が格納される。電断時間フィールド3653には、電断時間x(h)として、設定時間が24時間として設定された際には、24時間のうちストレージ装置200の電源がオフとなる電断時間の合計、例えば「10.0」が格納される。
電断回数フィールド3654には、1日(24時間)当たりの電断回数yとして、例えば「4」が格納される。
電断時刻フィールド3655には、1日当たりの電断時刻に関する情報が格納される。例えば、電断時間x(h)が10.0であって、電断回数yが4であった際には、電断時刻として、00:00〜04:00、05:00〜07:00、08:00〜10:00、21:00〜23:00が格納される。
ここで、ストレージ装置200を運用するに際して、MTBFが最長となる電断運用目標を選出するための処理を管理計算機300において行うときの処理を説明する。この際、管理者600は、例えば、電断時間x、電断回数yについての目標値として、次の3通りの値を入力する。
(a)x=14.0[h],y=54[回]
(b)x=7.0[h],y=8[回]
(c)x=2.0[h],y=2[回]
3通りの目標値が入力されると、管理計算機300のプロセッサ340は、電断運用計画演算部361を起動し、MTBFが最長となる電断運用目標を選出するための処理を実行する。
まず、プロセッサ340は、運用期間として、例えば、1年間(1年後)のMTBFを次の(1)式にしたがって算出する。
MTBFyear=MTBFnow+[1/(360×24)]×x×365−MTBFon×μ×y×365・・・(1)
ここで、MTBFnowは実行時のMTBF(年)を示す。[1/(360×24)]×x×365は電断によるMTBFの延長年数を示す。MTBFon×μ×y×365はディスクのオンオフ回数によるMTBFの減少年数を示す。μは、電断一回におけるMTBFの減少率(%)を示す。
続いて、プロセッサ340は、次の(2)式にしたがってアレーグループ単位の年間消費電力量を算出する。
WhAG=Dnum×Wdisk×(24−x)×365・・・(2)
ここで、WhAGはアレーグループの年間消費電力量[Wh]を示す。Dnumはアレーグループのディスク台数[台]を示す。Wdiskはディスクの消費電力[W/台]を示す。
(1)、(2)式にしたがった演算結果を図6に示す。図6において、P0は常時オン時における消費電力量を示し、M0は常時オン時におけるMTBFを示す。これに対して、(a)の目標値(x=14.0[h],y=54[回])を用いたときの消費電力量をP1、MTBFをM1で示す。また、(b)の目標値(x=7.0[h],y=8[回])を用いたときの消費電力量をP2、MTBFをM2で示す。また同様に、(c)の目標値(x=2.0[h],y=2[回])を用いたときの消費電力量をP3、MTBFをM3で示す。
図4から、MTBFが最長となる電断目標として、(a)の目標値、すなわちx=14.0[h], y=54[回]を選出(選択)することができる。
MTBFが最長となる電断運用目標として、(a)の目標値(x=14.0[h],y=54[回])を選出した際には、選出した目標値を基に、1年間(運用期間)の時間軸に沿って電断時間xを割り付けたものを電断運用スケジュールとして算出することができ、算出された電断運用スケジュールにしたがってストレージ装置200を運用することができる。
一方、電断運用スケジュールにしたがってストレージ200を運用している過程では、構成通知部250により、ディスク231の24時間当たりの、実際の電断時間xと電断回数yをそれぞれ計測し、各計測結果をディスクアクセス状況(IOPS:Input Output Per Second)として、電断運用計画演算部361に通知することで、運用時における電断運用目標を算出することができる。
例えば、運用時におけるディスク231の24時間当たりの電断時間xと電断回数yについての補助目標値として、次の3通りの結果が得られた際には、3通りの補助目標値にしたがって1年後(1年間)のMTBFと消費電力量を求める。
(a)3分アクセスがない場合の電断:x=14.0[h]、y=54[回]
(b)20分アクセスがない場合の電断:x=7.0[h]、y=8[回]
(c)40分アクセスがない場合の電断:x=2.0[h]、y=2[回]
(a)〜(c)の補助目標値を基に(1)、(2)の演算を行い、現行の電断運用目標と運用時に得られた電断運用目標とを比較する。この際、運用時に得られたMTBFの値として、現行のMTBFの値よりも大きいものが得られた際には、運用時に得られたMTBFのうち、最も値の大きいMTBFに対応した補助目標値を選出する。例えば、(a)の補助目標値(x=14.0[h]、y=54[回])を選出し、選出した補助目標値を基に、1年間(運用期間)の時間軸に沿って電断時間xを割り付けたものを補助電断運用スケジュールとして算出し、算出された補助電断運用スケジュールを用いてストレージ装置200を運用する。すなわち、現行の電断運用スケジュールから、運用時に得られた補助電断運用スケジュールに変更して、ストレージ装置200を運用する。
次に、管理計算機300による電断運用スケジュールの設定法を図7のタイミングチャートにしたがって説明する。まず、管理計算機300の電断運用計画演算部361からストレージ装置200の構成通知部250に対してタイミングt1でアクセスログ通知要求が出力されると、構成通知部250は、ディスク231の24時間当たりの電断時間と電断回数についてそれぞれ計測し、各計測結果を各アレーグループに対するアクセスログ(IOPS)として、タイミングt2で電断運用計画演算部361に出力する。このとき得られたアクセスログ(IOPS)の1例を図8に示す。
この後、電断運用計画演算部361は、タイミングt3で電断運用スケジュール算出処理を実行する。
次に、電断運用スケジュール算出処理を図9のフローチャートにしたがって説明する。まず、管理計算機300のプロセッサ340は、電断運用スケジュール管理テーブル365を参照し、現行の電断運用スケジュール以外の情報を削除し(S1)、構成通知部250から取得したアクセスログより、アクセスがない最短の期間min、アクセスがない最長の期間maxを抽出し(S2)、ループ1の処理として、i=min、i<=max、i+=Mとする処理を実行する(S3)。
すなわち、図8に示すように、アクセスログのうちアクセスがない最短の期間minをiとし、アクセスがない最長の期間をmaxとし、管理者600によって設定されたアクセスログ取得間隔Mを順次増やすための処理を行う。
次に、プロセッサ340は、電断運用スケジュール管理テーブル365に、新規スケジュールIDをスケジュールIDフィールド3651に登録し(S4)、取得したアクセスログより、i時間以上アクセスがない全ての時刻を抽出し(S5)、次に、取得したアクセスログより、i時間以上アクセスがない期間の総時間X、i時間以上アクセスがない期間の総回数Yを抽出し(S6)、電断運用スケジュール管理テーブル365の新規スケジュールIDに、抽出した情報を登録し(S7)、ループ1の処理を終了するための処理を行い(S8)、このルーチンでの処理を終了する。
次に、プロセッサ340は、図7に示すタイミングt4において、アクセスログを基に、(2)式に従って年間消費電力量を試算し、(1)式にしたがって1年後(1年間)のMTBFを試算し、各試算結果を基に運用時における補助電断運用スケジュールを作成し、作成した補助電断運用スケジュールと試算結果をタイミングt6で管理者600に通知する。
この際、図10に示すように、ディスク231に対するアクセスがない時間をTaとしたときに、Ta≧Mの場合に電源がオフとなる際には、図10(a)に示すような補助電断運用スケジュールが作成され、Ta≧2Mの場合に電源がオフとなる際には、図10(b)に示すような補助電断運用スケジュールが作成され、Ta≧3Mの場合に電源がオフとなる際には、図10(c)に示すような補助電断運用スケジュールが作成され、Ta≧4Mの場合に電源がオフとなる際には、図10(d)に示すような補助電断運用スケジュールが作成される。
このとき、プロセッサ340は、図11に示すように、各補助電断運用スケジュールに対応した消費電力量P2〜P5とMTBFM2〜M5を出力部330の画面上に表示する。なお、P0は常時電源オン時における消費電力量を示し、M0は常時電源オン時におけるMTBFを示し、P1は現行の電断運用スケジュールにしたがった消費電力量を示し、M1は現行の電断運用スケジュールにしたがったMTBFを示す。
また、出力部330の画面上には、ウィンドウW1として、電断運用スケジュールの詳細画面が表示され、管理者600が詳細表示ボタンB1をクリックすると、補助電断運用スケジュールa〜dの詳細な内容が画面上に表示される。またウィンドウW2には、電断運用スケジュール選択画面が表示され、管理者600が選択ボタンB2を操作して、例えば、スケジュールbを選択すると、スケジュールbに従った補助電断運用スケジュールが、タイミングt7で電断運用計画演算部361に通知される。
次に、プロセッサ340は、タイミングt8において、通知されたスケジュールbを補助電断運用スケジュールとして設定するための処理を電源制御指示部362に対して実行する。
次に、プロセッサ340によって起動された電源制御指示部362は、タイミングt9において、設定された補助電断運用スケジュールにしたがってディスクの電断を制御するためのディスク電断指示通知を電源制御部260に通知する。
このあと、電源制御部260は、コントローラ220の処理にしたがって、タイミングt10でディスク電断処理(ディスク231の電源をオフにする処理)を実行する。
次に、電断運用指示処理を図12のフローチャートにしたがって説明する。まず、管理計算機300の電源制御指示部362は、管理者600によって設定されたアクセスログ取得間隔であるS時間間隔でループ2を実行し(S11)、補助電断運用スケジュールにしたがって現在時刻Tを取得し(S12)、現在時刻Tが電断時刻であるか否かを判定し(S13)、現在時刻Tが電断時刻である際には、ストレージ装置200の電源制御部260に対して電断処理開始を指示し(S14)、現在時刻Tが電断時刻でないと判定したときには、ストレージ装置200の電源制御部260に対して電断処理中断を指示する(S15)。
次に、電源制御指示部362は、補助電断運用スケジュールを基に電断運用停止指示があるか否かを判定し(S16)、指示がない際にはループ2の処理を実行し(S17)、電断運用停止指示がある際には、このルーチンでの処理を終了する。
本実施例によれば、24時間当たりの電断時間xと電断回数yについてそれぞれの目標値(a)(x=14.0[h],y=54[回])、(b)(x=7.0[h],y=8[回])、(c)(x=2.0[h],y=2[回])を管理計算機300に入力し、管理計算機300において、入力された複数の目標値(a)〜(c)を基に1年間におけるストレージ装置200の消費電力量とMTBFを算出し、各算出結果を基に、1年間におけるMTBFが最長となる電断運用目標を、複数の目標値(a)〜(c)の中から選出することができる。
また、本実施例によれば、ストレージ装置200の運用中に、ディスクアクセス状況(IOPS)から得られた補助電断運用スケジュールのMTBFの値が現行の電断運用スケジュールのMTBFの値よりも大きい際には、現行の電断運用スケジュールから、運用時に得られた補助電断運用スケジュールに変更して、ストレージ装置200を運用することができる。
さらに、本実施例によれば、MAID機能を運用する際に、常に、MTBFが最長となるような電断運用を行うことができる。
また、MTBFを(1)式に従って算出するに際しては、μを、ディスク231の種類を考慮して設定することができる。例えば、図13に示すように、FCディスクまたはSATAディスクを用いる際には、FCディスクの際にはμの値を大きくし、SATAディスクの際にはμの値を小さくすることで、MTBFとしては、FCディスクを用いたときのMTBFの値を、SATAを用いたときよりも大きくすることができる。
(第2実施例)
本実施例は、管理計算機300を演算部として用いる代わりに、ストレージ装置200に、電断運用スケジュール等を演算するための演算部としての機能を付加し、この演算部の演算結果を管理計算機300に転送するようにしたものであり、他の構成は第1実施例と同様である。
第2実施例におけるストレージサブシステムは、ホスト計算機100と、ストレージ装置200と、管理端末としての管理計算機300を備えて構成されており、ホスト計算機100は、通信ネットワーク400を介してストレージ装置200に接続され、管理端末300は、管理ネットワーク500を介してホスト計算機100とストレージ装置200に接続されている。
ストレージ装置200は、図15に示すように、ネットワークインターフェイス210と、コントローラ220と、ディスク装置230と、メモリ240と、構成通知部250と、電源制御部260と、管理ポート270を備えている。
メモリ240には、電断運用スケジュール管理テーブル365と同一構成の電断運用スケジュール管理テーブル241が格納され、ディスク構成管理テーブル364と同一構成のディスク構成管理テーブル242が格納されている。また、ストレージ装置200には、入力部320と同一構成の入力部290と、出力部330と同一構成の出力部292が設けられている。
次に、ストレージ装置200による電断運用スケジュール設定処理を図16のタイミングチャートに従って説明する。まず、ストレージ装置200の電源制御部260から構成通知部250に対してタイミングt1でアクセスログ通知要求が出力されると、構成通知部250は、ディスク231の24時間当たりの電断時間と電断回数についてそれぞれ計測し、各計測結果を各アレーグループに対するアクセスログ(IOPS)として、タイミングt2で電源制御部260に出力する。
このとき、構成通知部250がアレーグループ1に関するアクセス状況を取得すると、図17に示すように、出力部292の画面上には、現時刻までに取得したアクセス状況(IOPS)が時間軸にしたがって順次表示されるとともに、アレーグループ1に関する電断状況が電源オンオフに関連した波形1000で表示され、アレーグループ1の電断運用スケジュール1200が時間軸に沿って表示される。
このあと、電源制御部260は、演算部として、タイミングt3で電断運用スケジュール演算処理を実行する。この演算処理では、例えば、図9のフローチャートと同様な処理が実行される。
次に、電源制御部260は、タイミングt4において、アクセスログを基に、(2)式に従って年間消費電力量を試算し、タイミング5において、(1)式にしたがって1年後(1年間)のMTBFを試算し、各試算結果を基に運用時における補助電断運用スケジュールを作成し、作成した補助電断運用スケジュールと試算結果をタイミングt6で管理者600に通知する。
このとき、電断運用レポートの表示画面として、図17に示すような表示画面が出力部292の画面上と管理計算機300の画面上に表示される。例えば、ウィンドウW10には、実運用の電断時間(h)、電断回数、削減消費電力量(kWh)、MTBF(年)に関する数値が表示されるとともに、補助電断運用スケジュール(計画)の電断時間(h)、電断回数、削減消費電力量(kWh)、MTBF(年)に関する数値が表示される。
このとき、管理者600は、両者を比べ、電断運用スケジュールを再設定する必要があると判断した際には、ボタンB10を操作することで、現在運用されている電断運用スケジュールの代わりに、補助電断運用スケジュールを設定することができる。この際ボタンB12を操作することにより、現在運用されている電断運用スケジュールを中断することができる。
この後、管理者600が、例えば、補助電断運用スケジュールを選択すると、タイミングt7で、選択された補助電断運用スケジュールが電源制御部260に通知される。
次に、電源制御部260は、タイミングt8において、通知された補助電断運用スケジュールを設定するための処理を実行し、その後、タイミングt9において、設定された補助電断運用スケジュールにしたがってディスク231の電断を制御するためのディスク電断処理を実行する。
本実施例によれば、24時間当たりの電断時間xと電断回数yについてそれぞれの目標値をストレージ装置200に入力し、ストレージ装置200において、入力された複数の目標値を基に1年間におけるストレージ装置200の消費電力量とMTBFを算出し、各算出結果を基に、1年間におけるMTBFが最長となる電断運用目標を、複数の目標値の中から選出することができる。
また、本実施例によれば、ストレージ装置200の運用中に、ディスクアクセス状況から得られた補助電断運用スケジュールのMTBFの値が現行の電断運用スケジュールのMTBFの値よりも大きい際には、現行の電断運用スケジュールから、運用時に得られた補助電断運用スケジュールに変更して、ストレージ装置200を運用することができる。
本発明の第1実施例を示すストレージサブシステムのブロック構成図である。 ストレージ装置のブロック構成図である。 管理計算機のブロック構成図である。 ディスク構成管理テーブルの構成図である。 電断運用スケジュール管理テーブルの構成図である。 電断運用スケジュールの消費電力量とMTBFとの関係を説明するための図である。 管理計算機による電断運用スケジュール設定処理を説明するためのタイムチャートである。 アレーグループに対するアクセスログの状況を説明するための図である。 電断運用スケジュール演算処理を説明するためのフローチャートである。 電断運用スケジュールの構成図である。 電断運用スケジュール設定画面の表示例を示す図である。 電断運用指示処理を説明するためのフローチャートである。 ディスクとμとの関係を説明するための図である。 本発明の第2実施例を示すストレージサブシステムのブロック構成図である。 第2実施例のストレージ装置のブロック構成図である。 第2実施例における電断運用スケジュール設定処理を説明するためのタイムチャートである。 電断運用リポート画面の表示例を示す図である。
符号の説明
100 ホスト計算機、200 ストレージ装置、220 コントローラ、230 ディスク装置、231 ディスク、250 構成通知部、260 電源制御部、300 管理計算機、350 プロセッサ、360 メモリ、361 電断運用計画演算部、362 電源制御指示部、364 ディスク構成管理テーブル、365 電断運用スケジュール管理テーブル

Claims (21)

  1. ストレージ装置の設定時間当たりの電断時間と電断回数についてそれぞれ複数の目標値を設定する第1の工程と、
    前記設定された複数の目標値を基に前記設定時間よりも長い運用期間における前記ストレージ装置の平均故障間隔を算出する第2の工程と、
    前記各算出結果から前記運用期間における前記平均故障間隔が最長となる電断運用目標を提供する第3の工程と、
    を備えるストレージ装置の運用方法。
  2. 前記第3の工程は、前記電断運用目標として、前記複数の目標値の中から前記平均故障間隔が最長となる、前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値をそれぞれ選出する、請求項1に記載のストレージ装置の運用方法。
  3. 前記算出結果を基に前記複数の目標値の中から前記平均故障間隔が最長となる、前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値をそれぞれ選出し、前記選出された前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値を基に前記運用期間の時間軸に沿って前記電断時間を割り付けたものを電断運用スケジュールとして提供する、請求項1に記載のストレージ装置の運用方法。
  4. 前記算出結果を基に前記複数の目標値の中から前記平均故障間隔が最長となる、前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値をそれぞれ選出し、前記選出された前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値を基に前記運用期間の時間軸に沿って前記電断時間を割り付けたものを電断運用スケジュールとして算出し、前記算出された電断運用スケジュールに従って前記ストレージ装置の電断時間を制御する、請求項1に記載のストレージ装置の運用方法。
  5. 前記ストレージ装置の設定時間当たりの、実際の電断時間と電断回数をそれぞれ計測し、前記各計測値を前記ストレージ装置に対するアクセス状況に応じて分析し、前記分析結果から前記ストレージ装置の設定時間当たりの電断時間と電断回数についてそれぞれ複数の補助目標値を設定し、前記設定された複数の補助目標値を基に前記運用期間における前記ストレージ装置の消費電力量と平均故障間隔を算出し、前記各算出結果から前記運用期間における前記平均故障間隔が最長となる補助電断運用目標を提供する、請求項1に記載のストレージ装置の運用方法。
  6. 前記ストレージ装置の設定時間当たりの、実際の電断時間と電断回数をそれぞれ計測し、前記各計測値を前記ストレージ装置に対するアクセス状況に応じて分析し、前記分析結果から前記ストレージ装置の設定時間当たりの電断時間と電断回数についてそれぞれ複数の補助目標値を設定し、前記設定された複数の補助目標値を基に前記運用期間における前記ストレージ装置の消費電力量と平均故障間隔を算出し、前記各算出結果を基に前記複数の補助目標値の中から前記平均故障間隔が最長となる、前記電断時間についての補助目標値と前記電断回数についての補助目標値をそれぞれ選出し、前記選出された前記電断時間についての補助目標値と前記電断回数についての補助目標値を基に前記運用期間の時間軸に沿って前記電断時間を割り付けたものを補助電断運用スケジュールとして提供する、請求項1に記載のストレージ装置の運用方法。
  7. 前記各算出結果を基に前記複数の目標値の中から前記平均故障間隔が最長となる、前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値をそれぞれ選出し、前記選出された前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値を基に前記運用期間の時間軸に沿って前記電断時間を割り付けたものを電断運用スケジュールとして算出し、
    前記電断運用スケジュールに従って運用された前記ストレージ装置の設定時間当たりの、実際の電断時間と電断回数をそれぞれ計測し、前記各計測値を前記ストレージ装置に対するアクセス状況に応じて分析し、前記分析結果から前記ストレージ装置の設定時間当たりの電断時間と電断回数についてそれぞれ複数の補助目標値を設定し、前記設定された複数の補助目標値を基に前記運用期間における前記ストレージ装置の消費電力量と平均故障間隔を算出し、前記各算出結果を基に前記複数の補助目標値の中から前記平均故障間隔が最長となる、前記電断時間についての補助目標値と前記電断回数についての補助目標値をそれぞれ選出し、前記選出された前記電断時間についての補助目標値と前記電断回数についての補助目標値を基に前記運用期間の時間軸に沿って前記電断時間を割り付けたものを補助電断運用スケジュールとして算出し、前記算出された電断運用スケジュールにおける前記平均故障間隔と前記算出された補助電断運用スケジュールにおける前記平均故障間隔とを比較し、前記補助電断運用スケジュールにおける前記平均故障間隔の値の方が大きい際には、前記補助電断運用スケジュールによる運用に変更する、請求項1に記載のストレージ装置の運用方法。
  8. 上位装置のアクセス対象となるデータを記憶する記憶部と、前記上位装置からのアクセス要求を基に前記記憶部をライトまたはリードアクセスするディスク制御部と、管理端末と情報の授受を行って前記記憶部の電源の制御に関する演算を行う演算部と、を備え、
    前記演算部は、前記管理端末から、前記記憶部の設定時間当たりの電断時間と電断回数についてそれぞれ設定された複数の目標値を入力し、前記入力された複数の目標値を基に前記設定時間よりも長い運用期間における前記記憶部の平均故障間隔を算出し、前記各算出結果から前記運用期間における前記平均故障間隔が最長となる電断運用目標を選出してなる、ストレージ装置。
  9. 前記演算部は、前記電断運用目標として、前記複数の目標値の中から前記平均故障間隔が最長となる、前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値をそれぞれ選出し、前記選出された前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値をそれぞれ出力してなる、請求項8に記載のストレージ装置。
  10. 前記演算部は、前記運用期間における前記記憶部の消費電力量と平均故障間隔についての各算出結果を基に前記複数の目標値の中から前記平均故障間隔が最長となる、前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値をそれぞれ選出し、前記選出された前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値を基に前記運用期間の時間軸に沿って前記電断時間を割り付けたものを電断運用スケジュールとして算出してなる、請求項8に記載のストレージ装置。
  11. 前記演算部の演算結果に従って前記記憶デバイスの電源を制御する電源制御部を備え、
    前記演算部は、前記運用期間における前記記憶部の消費電力量と平均故障間隔についての各算出結果を基に前記複数の目標値の中から前記平均故障間隔が最長となる、前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値をそれぞれ選出し、前記選出された前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値を基に前記運用期間の時間軸に沿って前記電断時間を割り付けたものを電断運用スケジュールとして算出し、
    前記電源制御部は、前記演算部により算出された電断運用スケジュールに従って前記記憶デバイスの電源の電断時間を制御してなる、請求項8に記載のストレージ装置。
  12. 前記記憶部を構成する記憶デバイスの設定時間当たりの、実際の電断時間と電断回数をそれぞれ計測する計測部を備え、
    前記演算部は、前記計測部の各計測値を前記記憶部に対するアクセス状況に応じて分析し、前記分析結果から前記記憶部の設定時間当たりの電断時間と電断回数についてそれぞれ複数の補助目標値を算出し、前記算出された複数の補助目標値を基に前記運用期間における前記記憶部の消費電力量と平均故障間隔を算出し、前記各算出結果から前記運用期間における前記平均故障間隔が最長となる補助電断運用目標を算出してなる、請求項8に記載のストレージ装置。
  13. 前記記憶部を構成する記憶デバイスの設定時間当たりの、実際の電断時間と電断回数をそれぞれ計測する計測部を備え、
    前記演算部は、前記計測部の各計測値を前記記憶部に対するアクセス状況に応じて分析し、前記分析結果から前記記憶部の設定時間当たりの電断時間と電断回数についてそれぞれ複数の補助目標値を算出し、前記算出された複数の補助目標値を基に前記運用期間における前記記憶部の消費電力量と平均故障間隔をそれぞれ算出し、前記各算出結果を基に前記複数の補助目標値の中から前記平均故障間隔が最長となる、前記電断時間についての補助目標値と前記電断回数についての補助目標値をそれぞれ選出し、前記選出された前記電断時間についての補助目標値と前記電断回数についての補助目標値を基に前記運用期間の時間軸に沿って前記電断時間を割り付けたものを補助電断運用スケジュールとして算出してなる、請求項8に記載のストレージ装置。
  14. 前記記憶部を構成する記憶デバイスの設定時間当たりの、実際の電断時間と電断回数をそれぞれ計測する計測部と、前記演算部の演算結果に従って前記記憶デバイスの電源を制御する電源制御部を備え、
    前記演算部は、前記運用期間における前記記憶部の消費電力量と平均故障間隔についての各算出結果を基に前記複数の目標値の中から前記平均故障間隔が最長となる、前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値をそれぞれ選出し、前記選出された前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値を基に前記運用期間の時間軸に沿って前記電断時間を割り付けたものを電断運用スケジュールとして算出し、前記計測部の各計測値を前記記憶部に対するアクセス状況に応じて分析し、前記分析結果から前記記憶部の設定時間当たりの電断時間と電断回数についてそれぞれ複数の補助目標値を算出し、前記算出された複数の補助目標値を基に前記運用期間における前記記憶部の消費電力量と平均故障間隔をそれぞれ算出し、前記各算出結果を基に前記複数の補助目標値の中から前記平均故障間隔が最長となる、前記電断時間についての補助目標値と前記電断回数についての補助目標値をそれぞれ選出し、前記選出された前記電断時間についての補助目標値と前記電断回数についての補助目標値を基に前記運用期間の時間軸に沿って前記電断時間を割り付けたものを補助電断運用スケジュールとして算出し、前記算出された電断運用スケジュールにおける前記平均故障間隔と前記算出された補助電断運用スケジュールにおける前記平均故障間隔とを比較し、前記補助電断運用スケジュールにおける前記平均故障間隔の値の方が大きい際には、前記補助電断運用スケジュールへの変更を前記電源制御部に指示し、
    前記電源制御部は、前記演算部により算出された電断運用スケジュールに従って前記記憶デバイスの電源の電断時間を制御し、前記演算部から前記補助電断運用スケジュールへの変更が指示された際には、前記補助電断運用スケジュールに従って前記記憶デバイスの電源の電断時間を制御してなる、請求項8に記載のストレージ装置。
  15. 上位装置のアクセス対象となるデータを記憶する記憶部と、前記上位装置からのアクセス要求を基に前記記憶部をライトまたはリードアクセスするディスク制御部を有するストレージ装置と、前記ストレージ装置と通信ネットワークを介して情報の授受を行って前記ストレージ装置を管理する管理端末と、を備え、
    前記管理端末は、前記記憶部の設定時間当たりの電断時間と電断回数についてそれぞれ設定された複数の目標値を入力し、前記入力された複数の目標値を基に前記設定時間よりも長い運用期間における前記記憶部平均故障間隔を算出し、前記各算出結果から前記運用期間における前記平均故障間隔が最長となる電断運用目標を算出してなる、ストレージサブシステム。
  16. 前記管理端末は、前記電断運用目標として、前記複数の目標値の中から前記平均故障間隔が最長となる、前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値をそれぞれ選出し、前記選出された前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値をそれぞれ算出してなる、請求項15に記載のストレージサブシステム。
  17. 前記管理端末は、前記電断運用目標として、前記複数の目標値の中から前記平均故障間隔が最長となる、前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値をそれぞれ選択し、前記選択された前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値をそれぞれ算出してなる、請求項15に記載のストレージサブシステム。
  18. 前記管理端末は、前記運用期間における前記記憶部の消費電力量と平均故障間隔についての各算出結果を基に前記複数の目標値の中から前記平均故障間隔が最長となる、前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値をそれぞれ選出し、前記選出された前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値を基に前記運用期間の時間軸に沿って前記電断時間を割り付けたものを電断運用スケジュールとして算出してなる、請求項15に記載のストレージサブシステム。
  19. 前記ストレージ装置は、前記管理端末の演算結果に従って前記記憶デバイスの電源を制御する電源制御部を備え、
    前記管理端末は、前記運用期間における前記記憶部の消費電力量と平均故障間隔についての各算出結果を基に前記複数の目標値の中から前記平均故障間隔が最長となる、前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値をそれぞれ選出し、前記選出された前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値を基に前記運用期間の時間軸に沿って前記電断時間を割り付けたものを電断運用スケジュールとして算出し、
    前記電源制御部は、前記管理端末により算出された電断運用スケジュールに従って前記記憶デバイスの電源の電断時間を制御してなる、請求項15に記載のストレージサブシステム。
  20. 前記ストレージ装置は、前記記憶部を構成する記憶デバイスの設定時間当たりの、実際の電断時間と電断回数をそれぞれ計測する計測部を備え、
    前記管理端末は、前記計測部の各計測値を前記記憶部に対するアクセス状況に応じて分析し、前記分析結果から前記記憶部の設定時間当たりの電断時間と電断回数についてそれぞれ複数の補助目標値を算出し、前記算出された複数の補助目標値を基に前記運用期間における前記記憶部の消費電力量と平均故障間隔をそれぞれ算出し、前記各算出結果を基に前記複数の補助目標値の中から前記平均故障間隔が最長となる、前記電断時間についての補助目標値と前記電断回数についての補助目標値をそれぞれ選出し、前記選出された前記電断時間についての補助目標値と前記電断回数についての補助目標値を基に前記運用期間の時間軸に沿って前記電断時間を割り付けたものを補助電断運用スケジュールとして算出してなる、請求項15に記載のストレージサブシステム。
  21. 前記ストレージ装置は、前記管理端末の演算結果に従って前記記憶デバイスの電源を制御する電源制御部と、前記記憶部を構成する記憶デバイスの設定時間当たりの、実際の電断時間と電断回数をそれぞれ計測する計測部を備え、
    前記管理端末は、前記運用期間における前記記憶部の消費電力量と平均故障間隔についての各算出結果を基に前記複数の目標値の中から前記平均故障間隔が最長となる、前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値をそれぞれ選出し、前記選出された前記電断時間についての目標値と前記電断回数についての目標値を基に前記運用期間の時間軸に沿って前記電断時間を割り付けたものを電断運用スケジュールとして算出し、 前記計測部の各計測値を前記記憶部に対するアクセス状況に応じて分析し、前記分析結果から前記記憶部の設定時間当たりの電断時間と電断回数についてそれぞれ複数の補助目標値を算出し、前記算出された複数の補助目標値を基に前記運用期間における前記記憶部の消費電力量と平均故障間隔をそれぞれ算出し、前記各算出結果を基に前記複数の補助目標値の中から前記平均故障間隔が最長となる、前記電断時間についての補助目標値と前記電断回数についての補助目標値をそれぞれ選出し、前記選出された前記電断時間についての補助目標値と前記電断回数についての補助目標値を基に前記運用期間の時間軸に沿って前記電断時間を割り付けたものを補助電断運用スケジュールとして算出し、前記算出された電断運用スケジュールにおける前記平均故障間隔と前記算出された補助電断運用スケジュールにおける前記平均故障間隔とを比較し、前記補助電断運用スケジュールにおける前記平均故障間隔の値の方が大きい際には、前記補助電断運用スケジュールへの変更を前記電源制御部に指示し、
    前記電源制御部は、前記管理端末により算出された電断運用スケジュールに従って前記記憶デバイスの電源の電断時間を制御し、前記管理端末から前記補助電断運用スケジュールへの変更が指示された際には、前記補助電断運用スケジュールに従って前記記憶デバイスの電源の電断時間を制御してなる、請求項15に記載のストレージサブシステム。
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