JP2009293911A - 焼結鉱冷却機 - Google Patents

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Takashi Otomo
隆史 大友
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Abstract

【課題】トラフと送風ダクトとの間から冷却用ガスが漏れ出ることを長期にわたって確実に防止することのできる焼結鉱冷却機を提供する。
【解決手段】トラフ11の下側に配置された送風ダクト16から冷却用ガスをトラフ11内に送風してトラフ11内に投入された焼結鉱を冷却する焼結鉱冷却機において、トラフ11の下面にトラフ側シール板21をトラフ11の走行方向に沿って固設するとともに、送風ダクト16の外側面にシール板支持部材22をトラフ側シール板11の下面と対向するように固設し、シール板支持部材22によりトラフ11の走行方向と直交する方向に回動自在に支持されたダクト側シール板23の上端部を送風ダクト16内のガス圧によりトラフ側シール板21の下面に当接させてトラフ11と送風ダクト16との間をシールする。
【選択図】図1

Description

本発明は、焼結機で生成された焼結鉱を冷却する焼結鉱冷却機に関する。
焼結鉱冷却機は、図2に示すように、多数のトラフ11を備えている。これらのトラフ11は環状架台12の上面に配設された左右一対のレール13上に走行可能に配置されており、各トラフ11には、不図示の焼結機で生成された高温の焼結鉱14が焼結鉱供給槽15から順次投入されるようになっている。
また、図2に示す焼結鉱冷却機は、図3及び図4に示すように、トラフ11内に投入された焼結鉱14を冷却するための冷却用ガス(例えば空気)をトラフ11内に送風する複数の送風ダクト16を備えている。これらの送風ダクト16はトラフ11の下側に配置され、送風機17から送風ダクト16に送られた冷却用ガスはトラフ11の底板部11aに形成された通風孔(図示せず)を通ってトラフ11内に流入するようになっている。そして、トラフ11内に流入した冷却用ガスは焼結鉱14を冷却した後、トラフ11の上側に配置された排ガス回収フード18により回収されて不図示の排熱回収設備に送られるようになっている。
なお、送風ダクト16からトラフ11内に送風された冷却用空気により冷却された焼結鉱14は、図3に示すように、焼結鉱供給槽15の手前位置でトラフ11の底板部11aが開くことによって排鉱槽19に落下するようになっている。
ところで、このような焼結鉱冷却機では、送風ダクト16からトラフ11内に送風される冷却用ガスがトラフ11と送風ダクト16との間から漏れ出ると、冷却用ガスによる焼結鉱14の冷却効果が低下し、焼結鉱14の品質劣化などを招く原因となる。そこで、従来では、例えば図5に示すように、トラフ11の下面にトラフ側シール板21をトラフ11の走行方向に沿って固設するとともに、送風ダクト16の外側面にシール板支持部材22をトラフ側シール板21の下面と対向するように固設し、このシール板支持部材22に固定支持されたダクト側シール板23の上端部をトラフ側シール板21の下面に摺接させてトラフ11と送風ダクト16との間をシールしている。
また、トラフと送風ダクトとの間をシールするシール装置として、トラフの側部下端から下方に垂設されたシールプレートと、送風ダクトの側部上端にシールプレートの外側に位置させて設けられた上面がシールプレート側に向かって低くなるように傾斜するベース部材と、このベース部材の傾斜上面に摺動可能に設置されたシール部材と、このシール部材上に載置されたベース部材の傾斜上面に案内させてシールプレートに接触させる重し部材とからなもの(特許文献1参照)や、トラフの側部に側方に張り出すエアーシール板を設け、送風ダクトの側部上端に下端開口がトラフ空間に連通するトラフ走行方向に長い布袋を備えた取付フレームを設け、この取付フレームの上部にトラフ内空気圧力によって膨張された布袋により押し上げられて上端がエアーシール板に当接するトラフ走行方向に長いシールバーを昇降自在に設けたもの(特許文献2参照)、あるいはトラフの側部下端に下方に延びるエアーシール板を設け、送風ダクトの側部上端に、上方に延びてエアーシール板の外側面にその内側面が相対向する耐熱性可撓板と、この耐熱性可撓板をエアーシール板側に付勢するばね板を設け、耐熱性可撓板の内側面にエアーシール板の外側面に摺接するシールバーを長手方向に沿わせて設けたもの(特許文献3参照)などが知られている。
実開昭59−40353号公報(第5図) 実公昭63−42317号公報(第2図) 実開昭61−44199号公報(第2図)
しかしながら、図5に示した従来技術では、トラフ側シール板21がトラフ11の走行に伴ってダクト側シール板23の上端部を摺動するため、ダクト側シール板23の上端部が比較的短期間で磨耗する。そして、ダクト側シール板23の上端部が磨耗すると、図6に示すように、ダクト側シール板23の上端部とトラフ側シール板21の下面との間に隙間24が生じ、この隙間24から冷却用ガスが漏れ出てしまうという問題があった。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、トラフと送風ダクトとの間から冷却用ガスが漏れ出ることを長期にわたって確実に防止することのできる焼結鉱冷却機を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は、一定方向に走行する多数のトラフ内に焼結鉱を順次投入し、トラフの下側に配置された送風ダクトから冷却用ガスをトラフ内に送風して焼結鉱を冷却する焼結鉱冷却機において、前記トラフの下面にトラフ側シール板を前記トラフの走行方向に沿って固設するとともに、前記送風ダクトの外側面にシール板支持部材を前記トラフ側シール板の下面と対向するように固設し、前記シール板支持部材により前記トラフの走行方向と直交する方向に回動自在に支持されたダクト側シール板の上端部を前記送風ダクト内のガス圧により前記トラフ側シール板の下面に当接させて前記トラフと前記送風ダクトとの間をシールしたことを特徴とするものである。
本発明によれば、トラフの下面にトラフ側シール板をトラフの走行方向に沿って固設するとともに、送風ダクトの外側面にシール板支持部材をトラフ側シール板の下面と対向するように固設し、シール板支持部材によりトラフの走行方向と直交する方向に回動自在に支持されたダクト側シール板の上端部を送風ダクト内のガス圧によりトラフ側シール板の下面に当接させてトラフと送風ダクトとの間をシールしたことにより、ダクト側シール板の上端部が送風ダクト内のガス圧によりトラフ側シール板の下面に常時接触した状態となるので、ダクト側シール板の上端部が磨耗しても冷却用ガスの漏出を許容する隙間がトラフ側シール板の下面とダクト側シール板の上端部との間に発生することがない。したがって、トラフと送風ダクトとの間から冷却用ガスが漏れ出ることを長期にわたって確実に防止することができる。
また、磨耗したダクト側シール板を交換するために焼結鉱冷却機の運転を頻繁に停止する必要もないので、焼結鉱冷却機の運転効率を低下させることなくトラフと送風ダクトとの間から冷却用ガスが漏れ出ることを長期にわたって確実に防止することができる。
以下、図1を参照して本発明に係る焼結鉱冷却機について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る焼結鉱冷却機の要部を示す図である。同図に示すように、本発明の第1の実施形態に係る焼結鉱冷却機は、トラフ11と送風ダクト16との間をシールする複数のシール装置20を備えている。これらのシール装置20はトラフ11の走行方向に沿ってトラフ11の下面に固設されたトラフ側シール板21と、このトラフ側シール板21の下面と対向するように送風ダクト16の外側面に固定されたシール板支持部材22とを備えており、シール板支持部材22には、ダクト側シール板23がシール板支持軸25を介してトラフ11の走行方向と直交する方向に回動自在に支持されているとともに、ダクト側シール板23と線状に接触する円弧面26が形成されている。
ダクト側シール板23は送風ダクト16内のガス圧を受ける受圧面23aを有しており、このダクト側シール板23の上端部は受圧面23aに作用する送風ダクト16内のガス圧によりトラフ側シール板21の下面に当接している。
このような構成において、ダクト側シール板23の上端部がトラフ11の走行などにより磨耗すると、図1に示す二点鎖線のように、ダクト側シール板23は磨耗した上端部をトラフ側シール板21の下面に接触させた状態でシール板支持軸25を中心に図中反時計方向に上端部の磨耗分だけ回動変位し、ダクト側シール板23の上端部が送風ダクト16内のガス圧によりトラフ側シール板21の下面に常時接触した状態となる。
したがって、このようなシール装置20を備えた焼結鉱冷却機では、ダクト側シール板23の上端部が磨耗しても冷却用ガスの漏出を許容する隙間がトラフ側シール板21の下面とダクト側シール板23の上端部との間に発生することがないので、トラフ11と送風ダクト16との間から冷却用ガスが漏れ出ることを長期にわたって確実に防止することができる。
また、磨耗したダクト側シール板23を交換するために焼結鉱冷却機の運転を頻繁に停止する必要もないので、焼結鉱冷却機の運転効率を低下させることなくトラフ11と送風ダクト16との間から冷却用ガスが漏れ出ることを長期にわたって確実に防止することができる。
さらに、ばね等を用いてダクト側シール板23の上端部をトラフ側シール板21の下面に押し当てる必要もないので、シール装置20の部品点数を大幅に増加させることなくトラフ11と送風ダクト16との間から冷却用ガスが漏れ出ることを長期にわたって確実に防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係る焼結鉱冷却機の要部を示す図である。 焼結鉱冷却機の概略構成を示す斜視図である。 焼結鉱冷却機の一部を示す側面図である。 焼結鉱冷却機のトラフと送風ダクトの断面を示す図である。 従来の焼結鉱冷却機におけるシール装置の一例を示す図である。 従来の焼結鉱冷却機におけるシール装置の問題点を説明するための図である。
符号の説明
11 トラフ
11a 底板部
12 環状架台
13 レール
14 焼結鉱
15 焼結鉱供給槽
16 送風ダクト
17 送風機
18 排ガス回収フード
19 排鉱槽
20 シール装置
21 トラフ側シール板
22 シール板支持部材
23 ダクト側シール板
23a 受圧面
24 隙間
25 シール板支持軸
26 円弧面

Claims (1)

  1. 一定方向に走行する多数のトラフ内に焼結鉱を順次投入し、トラフの下側に配置された送風ダクトから冷却用ガスをトラフ内に送風して焼結鉱を冷却する焼結鉱冷却機において、
    前記トラフの下面にトラフ側シール板を前記トラフの走行方向に沿って固設するとともに、前記送風ダクトの外側面にシール板支持部材を前記トラフ側シール板の下面と対向するように固設し、前記シール板支持部材により前記トラフの走行方向と直交する方向に回動自在に支持されたダクト側シール板の上端部を前記送風ダクト内のガス圧により前記トラフ側シール板の下面に当接させて前記トラフと前記送風ダクトとの間をシールしたことを特徴とする焼結鉱冷却機。
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