JP2009293581A - スロットルバルブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スロットルシャフトのスラスト方向の位置決めを確実に行い、かつスロットルバルブを駆動させるアクチュエータの性能に影響を与えないスロットルバルブ装置を提供する。
【解決手段】スロットルシャフト16を保持する第一ボールベアリング24では、外輪24bをスロットルボディ10に固定し、内輪24aをスロットルシャフト16に対して移動自在に嵌合する。スロットルシャフト16を保持する第二ボールベアリング26では、外輪26bをスロットルボディ10に固定し、内輪26aをスロットルシャフト16に固定する。内輪24aに一端が接触可能な筒状の受け部材を移動自在に嵌合させ、スロットルレバー18と受け部材との間に圧縮コイルスプリングを装着する。この圧縮コイルスプリングの一端がスロットルシャフト16と内輪26aとを付勢して、スロットルシャフト16に固定したスロットルバルブ14の位置決めを行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンへの吸入空気量を制御するためのスロットルバルブ装置に関するものである。
従来から、エンジンへの吸入空気量を制御するものとして、スロットルバルブ装置が知られている。スロットルバルブ装置には、吸気通路を開閉するスロットルバルブが配置され、スロットルバルブはスロットッルシャフトに固定され、スロットッルシャフトの回転に応じて吸気通路を開閉する。スロットッルシャフトの一端はスロットッルボディの一側外壁に突出し、この一端にはスロットッルレバーが一体的に固定される。スロットッルレバーには、アクセルワイヤーが連結され、アクセルワイヤーの他端はアクセルグリップに接続される。運転者によってアクセルグリップの回転操作が行なわれると、この回転がアクセルワイヤーを介してスロットルレバーに伝達され、スロットルレバーを回転させる。スロットルシャフトは、スロットルレバーの回転に伴い回動し、スロットルバルブにより吸気通路の開閉を行なう。二輪車用エンジン向けスロットルバルブ装置では、アクセルワイヤーで直接スロットルシャフトを回転させるのではなく、スロットルシャフトに連結されるモータによって、アクセル開度信号に応じて吸気通路の開閉を行なう方法も普及している。汎用エンジン向けスロットルバルブ装置では、スロットルレバーがガバナ機構を介して調速レバー(アクセルグリップに相当する)に連動連結しているものがある。また、最近ではガバナ機構を用いることなく、二輪車同様にモータによる電子制御を行なうことが試みられている。
スロットルバルブ装置においてスロットルシャフトにスラスト方向のガタがあると、吸入空気量が安定しないという欠点がある。このため、スロットルバルブ装置においては、吸入吸気量を安定させるために、スロットルシャフトのスラスト方向の位置決めをするよう工夫がなされている。
二輪車用エンジン向けスロットルバルブ装置では、スロットルバルブを吸気通路閉鎖位置に戻すためのリターンスプリング(ねじりコイルスプリング)を備えている。このねじりコイルスプリングが、スロットルシャフトにスラスト方向に押圧する付勢力を与え、このねじりコイルスプリングによってスロットルシャフトのスラスト方向の位置決めを行っている。
ガバナ機構を介して調速レバーに連動連結されるスロットルバルブ装置では、ガバナ機構を介することから、二輪車用スロットルバルブ装置に用いるようなスロットルバルブ戻し用ねじりスプリングを用いることができない。そのため、ガバナ機構を介して調速レバーに連動連結されるスロットルバルブ装置には、スロットルシャフトをスラスト方向に付勢するために、ばね定数の小さい圧縮スプリングを備えている。この圧縮コイルスプリングは、スロットルシャフトを支持するボールベアリングの外輪とその外輪と対向するスロットルボディとの間に介在させることで、スロットルシャフトを一方方向に付勢し、スロットルシャフトのスラスト方向の移動を阻止するようにしている(特許文献1)。
特開平3−85334
特許文献1のように、ばね定数の小さい圧縮スプリングでスロットルシャフトを一方方向に付勢する構成では、弱い付勢力の圧縮コイルスプリングのみによってスロットルシャフトを位置決めしているため、振動等によりスロットルシャフトがスラスト方向に位置ずれを起こし、それによってスロットルバルブとスロットルボアに露出するスロットルボディとの間でせりが生じ、エンジンの作動安定性が確保できないという問題があった。そのため、スラスト方向の位置決めを行うコイルスプリングの押圧力を大きくして付勢力を強めることにより、スロットルシャフトを確実に位置決めする方法が考えられる。しかし、ガバナ機構を介して吸気通路の開閉を行なうスロットルバルブ装置においては、コイルスプリングの押圧力を大きくすると、スロットルシャフトへの一方方向の押圧力が大きくなり、ガバナ力がスロットルバルブに作用しにくくなり、特に低速運転時にはガバナ力がスロットルシャフトに作用しなくなり、スロットルバルブの適正開閉を行なえないという問題があった。また、コイルスプリングの押圧力を大きくし、アクチュエータとしてステッピングモータ等の電動機によりスロットルシャフトを回転させ、スロットルバルブにより吸気通路の開閉を行なう方法も考えられるが、この場合には、大きな出力のモータが必要となり、コスト高、艤装上大型となる等の問題があり、適用し難いという問題があった。
スロットルバルブ装置では、スロットルシャフトは2個のボールベアリングで回転自在に支持されている。各ボールベアリングにおいては、内輪や外輪がボールと接触する接触面の曲率半径は、ボールの半径より大きく設定されている。このため、スロットルシャフトがスラスト方向に位置決めを行った場合でも、内輪と外輪とがボールを介してスラスト方向にズレてしまう(アキシアル隙間のガタが発生する)ことがあり、スロットルシャフトのスラスト方向の位置決めを確実に行えないおそれがあった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、スロットルシャフトのスラスト方向の位置決めを確実に行い、かつスロットルバルブを駆動させるアクチュエータの性能に影響を与えないようにすることができるスロットルバルブ装置を提供することを目的とするものである。
本発明のスロットルバルブ装置は、内部に吸気通路を形成したスロットルボディと、前記吸気通路を通過する空気量を調整するためのスロットルバルブと、前記スロットルルバルブに固定されるものであってアクチュエータによって回転させられるスロットルシャフトと、前記スロットルシャフトを回転自在に保持するものであってそれぞれ内輪と外輪とボールとから成る2個のボールベアリングと、を有するスロットルバルブ装置において、前記2個のボールベアリングのそれぞれの外輪を前記スロットルボディに固定し、前記一方のボールベアリングの内輪を前記スロットルシャフトに対して摺動自在に嵌合し、前記他方のボールベアリングの内輪を前記スロットルシャフトに固定し、前記スロットルシャフトに対して筒状の受け部材を摺動自在に嵌合させ、前記受け部材と前記スロットルシャフト自体またはそのスロットルシャフトに固定された部材との間に圧縮コイルスプリングを装着し、前記圧縮コイルスプリングの一端で前記受け部材を介して前記スロットルシャフトに対して摺動自在な前記内輪を付勢し、前記圧縮コイルスプリングの他端で前記スロットルシャフト自体またはそのスロットルシャフトに固定された部材を前記受け部材と反対方向に付勢することを特徴とするものである。本発明は、前記受け部材の外壁に外部に向けて突出する環状の鍔部を形成し、前記圧縮コイルスプリングの一端が前記環状の鍔部に接触して前記受け部材を付勢することを特徴とするものである。本発明は、前記スロットルシャフトに固定された部材がスロットルレバーであることを特徴とするものである。本発明は、前記スロットルシャフトに対して摺動自在に嵌合した前記内輪が、前記スロットルボディに接触せずに移動できるように、前記スロットルボディに凹み空間を形成したことを特徴とするものである。
本発明のスロットルバルブ装置では、1個の圧縮コイルスプリングで、2箇所に備えた各ボールベアリングの各内輪のみを付勢し、かつ、スロットルシャフトを一方のスラスト方向に付勢する。よって、圧縮コイルスプリングの付勢力はアクチュエータの作動とは無関係となり、スロットルシャフトの位置決めがアクチュエータによるスロットルバルブへの影響を無くすことができる。本発明では更に、2個の各ボールベアリングにおいて、各外輪に対して各内輪を変位させることができる。即ち、各ボールベアリングにおいて、圧縮スプリングの反力により各外輪に対して各内輪を変位させることから、アキシアル隙間のガタを無くすことができる。従来は、スロットルシャフトの位置決めを行った場合でも、ボールベアリングのアキシアル隙間のガタによって、スロットルシャフトのスラスト方向の位置決めを確実に行えないおそれがあったが、本発明ではボールベアリングのアキシアル隙間のガタを完全に解消することができるので、スロットルシャフトのスラスト方向の位置決めを正確かつ確実に行うことができる。
次に、本発明を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るスロットルバルブ装置の断面図、図2は図1の一方側のベアリング付近の要部拡大断面図、図3は図1の他方側のベアリング付近の要部拡大断面図である。本発明に係るスロットルバルブ装置は、スロットルボディ10と、スロットルボディ10内に形成した吸気通路12と、その吸気通路12を開閉するスロットルバルブ14と、スロットルバルブ14を固定したスロットルシャフト16等を有している。スロットルシャフト16の一端にはスロットルレバー18が固定され、そのスロットルレバー18をガバナ機構やステップモータ等のアクチュエータ20で作動させる。スロットルシャフト16の他端には、回転角度センサ22が取り付けられている。なお、スロットルシャフト16を回転させるガバナ機構やステップモータ等のアクチュエータ20の構造は、既知であるので、ここではその説明を省略する。また、アクチュエータ20としては、ガバナ機構やステップモータに限るものではない。
スロットルシャフト16は、スロットルボディ10に固定される第一ボールベアリング24と第二ボールベアリング26とによって回転自在に支持されている。第二ボールベアリング26との間に、スロットルバルブ14が配置されている。スロットルシャフト16は、スラスト方向に若干の距離だけ移動できるように設定されている。
第一ボールベアリング24は、図2に示すように、内輪24aと外輪24bとボール24cとから成る。第一ボールベアリング24において、内輪24aがボール24cと接触する接触面28の曲率半径は、ボール24cの半径より大きく設定されている。同様に、外輪24bがボール24cと接触する接触面30の曲率半径は、ボール24cの半径より大きく設定されている。
図2に示すように、スロットルシャフト16の一端から、スロットルシャフト16の外壁に第一ボールベアリング24の内輪24aを摺動自在に嵌合させる。スロットルシャフト16の外壁に嵌合した第一ボールベアリング24をスロットルシャフト16の中央部に向けて移動させて、第一ボールベアリング24の外輪24bがスロットルボディ10に接触した位置で、第一ボールベアリング24の外輪24bをスロットルボディ10に固定する。第一ボールベアリング24の外輪24bをスロットルボディ10に固定した状態では、内輪24aの挿入先端側(スロットルバルブ14側)はスロットルボディ10とは接触していない。即ち、第一ボールベアリング24の外輪24bをスロットルボディ10に固定した状態では、内輪24aの挿入先端側のスロットルボディ10に、内輪24aがスロットルバルブ14側に僅かな距離だけ移動可能な凹み空間32が設けられている。
第一ボールベアリング24の外輪24bをスロットルボディ10に固定した状態で、スロットルシャフト16の一端側から筒状の受け部材34をスロットルシャフト16の外壁に回動自在に嵌合させる。その際に、筒状の受け部材34の外壁の外側にシール部材35を備える。筒状の受け部材34をスロットルシャフト16に嵌合させることによって、受け部材34の挿入先端側は、第一ボールベアリング24の内輪24aと接触する。筒状の受け部材34の長さの途中の外壁に外部に向けて突出する環状の鍔部36を一体に形成する。受け部材34の鍔部36と、スロットルシャフト16に固定するスロットルレバー18との間に圧縮コイルスプリング38を装着する(図3)。なお、圧縮コイルスプリング38の一端はスロットルレバー18ではなくてスロットルシャフト16自体に接触させる(スロットルシャフト16の先端付近をフランジとして、そのフランジに接触させる)ようにしても良い。
図3においては、圧縮コイルスプリング38は、スロットルレバー18とそれに固定するスロットルシャフト16とを上方側に付勢させる力となり、受け部材34を図1及び図3で下方側(スロットルバルブ14側)に付勢する力となる。圧縮コイルスプリング38によって、受け部材34と接触する第一ボールベアリング24の内輪24aは押されて凹み空間32内に移動する。即ち、第一ボールベアリング24の内輪24aが外輪24bに対して限界までズレた位置で、内輪24aと外輪24bとのアキシアル隙間のガタを無くすことができる。
第二ボールベアリング26は、図4に示すように、内輪26aと外輪26bとボール26cとから成る。第二ボールベアリング26において、内輪26aがボール26cと接触する接触面40の曲率半径は、ボール26cの半径より大きく設定されている。同様に、外輪26bがボール26cと接触する接触面42の曲率半径は、ボール26cの半径より大きく設定されている。
スロットルシャフト16の他端(回転角度センサ22…図1参照)側には径小部44が形成され、その径小部44の外側に第二ボールベアリング26の内輪26aを嵌合する。スロットルシャフト16における径小部44と径大部(スロットルシャフト16の直径の大きい箇所)との境界は段部となっており、内輪26aは径小部44の境界の段部に当接する。内輪26aが径小部44の境界の段部に当接した位置で、第二ボールベアリング26の外輪26bをスロットルボディ10に固定する。スロットルシャフト16の径小部44に第二ボールベアリング26の内輪26aを嵌合した後、その径小部44に筒状のスペーサ46を嵌合させ、その後ナット48をスロットルシャフト16の端付近に螺合させる。これによって、第二ボールベアリング26の内輪26aをスロットルシャフト16に固定する。スロットルシャフト16の外壁に、吸気通路12と外部との空気の連絡を阻止するためのシール部材50を備える。
圧縮コイルスプリング38によって、スロットルシャフト16を図1及び図3で上方側に付勢させる力は、図4の状態からスロットルシャフト16を上方に付勢させる力となる。第二ボールベアリング26の内輪26aはスロットルシャフト16にナット48で固定されており、かつ外輪26bはスロットルボディ10に固定されているので、図1及び図3でスロットルシャフト16に上方に付勢させる力が働いた時に、図4の状態から図5の状態に変化する。ここで、図5に示すように、スロットルボディ10に対して、スロットルシャフト16と共に第二ボールベアリング26の内輪26aが上方に移動する。第二ボールベアリング26の内輪26aが外輪26bに対して限界までズレた位置で、内輪26aと外輪26bとのアキシアル隙間のガタを無くすことができる。スロットルボディ10に対して、スロットルシャフト16の上方への移動は、スロットルバルブ14の位置決めとなる。
一方の第一ボールベアリング24の内輪24aはスロットルシャフト16に固定されておらず、他方の第二ボールベアリング26の内輪26aはスロットルシャフト16に固定されているので、圧縮コイルスプリング38による付勢力は、スロットルシャフト16(スロットルバルブ14)を一方方向に付勢することになり、圧縮コイルスプリング38の付勢力によってスロットルシャフト16の位置決めとなる。このスロットルシャフト16の位置決めの際に、1個の圧縮コイルスプリング38による付勢力は、図3及び図5に示すように、第一ボールベアリング24において外輪24b(スロットルボディ10に固定されている)に対して内輪24aを変位させると共に、第二ボールベアリング26において外輪26b(スロットルボディ10に固定されている)に対して内輪26aを変位させる。これによって、スロットルバルブ14の位置決めの際における2個のボールベアリングのアキシアル隙間のガタを無くすことができる。
圧縮コイルスプリング38によるスロットルバルブ14の位置決めのための付勢力は、第一ボールベアリング24と第二ボールベアリング26とのみで受けるので、圧縮コイルスプリング38による付勢力はスロットルシャフト16に及ぶことが無い。よって、アクチュエータ20へのスロットルシャフト16の位置決めの悪影響が及ぶことは無い。
次に、本発明のスロットルバルブ装置における摺動抵抗について、図6の特性図に基づいて説明する。図6の特性図は、横軸がスロットル開度、縦軸がシャフト回転トルク(摺動抵抗、ヒステリシス)を示す。圧縮コイルスプリングの設計値を中央の傾斜直線Sとした場合、本発明のスロットルバルブ装置のシャフト回転トルクは、直線Sを内部に含む斜めの実線の平行四辺形(実線A)となる。先行技術の場合のトルクは斜めの点線の平行四辺形四角形(点線B)となる。この図6から、本発明の実線Aの摺動抵抗(ヒステリシス)aは、従来の点線Bの摺動抵抗(ヒステリシス)bと比べて小さくなる。この図6に示す特性図から分るように、本発明のスロットルバルブ装置では、圧縮コイルスプリング38によるスロットルシャフト16の位置決めを行っても、ガバナ機構等のアクチュエータ20の性能への影響を抑えることができる。
なお、前述の説明で、アクチュエータ20側の第二ボールベアリング26の内輪26aをスロットルシャフト16に固定し、第一ボールベアリング24は内輪24aをスロットルシャフト16に固定しないと説明したが、その反対に、アクチュエータ20側の第二ボールベアリング26の内輪26aをスロットルシャフト16に固定せず、第一ボールベアリング24は内輪24aをスロットルシャフト16に固定するようにしても良い。
本発明に係るスロットルバルブ装置の断面図である。 図1における第一ボールベアリング付近の要部拡大断面図である。 図2に圧縮コイルスプリングとスロットルレバーとを取り付けた状態を示す要部断面図である。 図1における第二ボールベアリング付近の要部拡大断面図である。 図4においてスラスト力を受けて第二ボールベアリングが変形した状態を示す要部断面図である。 スロットル開度とシャフト回転トルクとの関係を示す特性図である。
符号の説明
10 スロットルボディ
11 吸気通路
14 スロットルバルブ
16 スロットルシャフト
18 スロットルレバー
20 アクチュエータ
24 第一ボールベアリング
24a 内輪
24b 外輪
24c ボール
26 第二ボールベアリング
26a 内輪
26b 外輪
26c ボール
32 凹み空間
34 受け部材
36 鍔部
38 圧縮コイルスプリング
44 径小部

Claims (4)

  1. 内部に吸気通路を形成したスロットルボディと、前記吸気通路を通過する空気量を調整するためのスロットルバルブと、前記スロットルルバルブに固定されるものであってアクチュエータによって回転させられるスロットルシャフトと、前記スロットルシャフトを回転自在に保持するものであってそれぞれ内輪と外輪とボールとから成る2個のボールベアリングと、を有するスロットルバルブ装置において、前記2個のボールベアリングのそれぞれの外輪を前記スロットルボディに固定し、前記一方のボールベアリングの内輪を前記スロットルシャフトに対して摺動自在に嵌合し、前記他方のボールベアリングの内輪を前記スロットルシャフトに固定し、前記スロットルシャフトに対して筒状の受け部材を摺動自在に嵌合させ、前記受け部材と前記スロットルシャフト自体またはそのスロットルシャフトに固定された部材との間に圧縮コイルスプリングを装着し、前記圧縮コイルスプリングの一端で前記受け部材を介して前記スロットルシャフトに対して摺動自在な前記内輪を付勢し、前記圧縮コイルスプリングの他端で前記スロットルシャフト自体またはそのスロットルシャフトに固定された部材を前記受け部材と反対方向に付勢することを特徴とするスロットルバルブ装置。
  2. 前記受け部材の外壁に外部に向けて突出する環状の鍔部を形成し、前記圧縮コイルスプリングの一端が前記環状の鍔部に接触して前記受け部材を付勢することを特徴とする請求項1記載のスロットルバルブ装置。
  3. 前記スロットルシャフトに固定された部材がスロットルレバーであることを特徴とする請求項1記載のスロットルバルブ装置。
  4. 前記スロットルシャフトに対して摺動自在に嵌合した前記内輪が、前記スロットルボディに接触せずに移動できるように、前記スロットルボディに凹み空間を形成したことを特徴とする請求項1記載のスロットルバルブ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103256123A (zh) * 2012-06-26 2013-08-21 上海工程技术大学 节气门体
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