JP2009293550A - ディーゼルエンジン - Google Patents

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Sadakazu Nakajima
貞和 中嶋
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Abstract

【課題】ディーゼルエンジンの低温始動時において、EGR装置によって積極的に吸気温度を上昇させ、青白煙の発生を防止する。
【解決手段】排気を再循環させる排気ガス再循環(EGR)装置を有するディーゼルエンジンにおいて、始動時において吸気温度が所定温度以上となるように前記EGR装置によって排気を再循環させる吸気温度上昇制御手段、並びに吸気量を抑制する吸気絞り手段を備え、前記吸気温度上昇制御手段は、前記EGR装置のEGR弁が許容開度以上のときには、吸気温度が所定温度以上となるまで前記吸気絞り手段によって吸気量を抑制する。
【選択図】図3

Description

本発明は、排気を再循環させる排気ガス再循環(EGR)装置を有するディーゼルエンジンに関する。
従来、ディーゼルエンジンの低温始動時において、青白煙の発生が問題となっている。低温始動とは、寒冷地又は外気温の低い環境におけるディーゼルエンジンの始動である。また、青白煙とは、吸気温度が低いため、混合気が燃焼温度まで上昇せず、燃焼しないまま排出される未燃焼の燃料である。ここで、吸気ポートにヒーターを設けて、吸気を温めて、青白煙の発生を防止する構成も公知であるが、コストが嵩むことになる。
ディーゼルエンジンにおいて、排気を再循環させる排気ガス再循環(EGR)装置は公知である。EGR装置は、排気を吸気側に再循環して酸素濃度を低下させ、燃焼温度を下げ、窒素酸化物(NOx)の発生を抑制する装置である。より詳しくは、EGR装置は、燃焼室における局所的な高温部を抑制するため、空気と燃料との混合気の熱容量を大きくする目的で使用されている。
ここで、発明者は、低温始動時の吸気温度を上昇させる手段として、EGR装置により再循環させる排気熱量に着目した。例えば、特許文献1は、吸気絞り弁及びEGR装置を備えるエンジンにおいて、低温始動時には、吸気量を抑制しEGR量の割合を小さくするエンジンの構成を開示している。
特開平6−108926号公報
しかし、特許文献1の構成において、EGR装置は、混合気の熱容量を大きくする従来機能を前提としており、積極的に吸気温度を上昇させる構成ではない。
そこで、解決しようとする課題は、ディーゼルエンジンの低温始動時において、EGR装置によって積極的に吸気温度を上昇させ、青白煙の発生を防止することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、排気を再循環させる排気ガス再循環(EGR)装置を有するディーゼルエンジンにおいて、始動時において吸気温度が所定温度以上となるように前記EGR装置によって排気を再循環させる吸気温度上昇制御手段を備えるものである。
請求項2においては、請求項1記載のディーゼルエンジンにおいて、吸気量を抑制する吸気絞り手段を備えるものである。
請求項3においては、請求項2記載のディーゼルエンジンにおいて、前記吸気温度上昇制御手段は、前記EGR装置のEGR弁が許容開度以上のときには、吸気温度が所定温度以上となるまで前記吸気絞り手段によって吸気量を抑制するものである。
請求項4においては、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のディーゼルエンジンにおいて、始動時より所定時間経過したとき、又は、エンジン負荷が投入されたときには、前記吸気温度上昇制御手段を中止するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、ディーゼルエンジンの低温始動時において、EGR装置によって積極的に吸気温度を上昇させ、青白煙の発生を防止できる。また、亜硫酸の結露を防止して硫酸腐食を回避できる。
請求項2においては、吸気絞り装置によって、EGR装置による吸気温度上昇を補足できる。
請求項3においては、EGR装置による再循環を優先して用いて、できるだけ新鮮空気を取り込むことでディーゼルエンジンの失火を防止できる。
請求項4においては、適正なタイミングでEGR装置による排気の再循環、並びに前記吸気絞り装置による吸気量の抑制を中止することができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施例に係るディーゼルエンジンの全体的な構成を示した構成図、図2は吸気温度上昇制御のフロー図、図3は同じくタイムチャート図である。
まず、図1を用いて、本発明の実施例として、定置式非常用発電機の4気筒のディーゼルエンジン(以下、エンジン)1について、簡単に説明する。なお、図1中の矢印は吸気又は排気の流れの向きを示している。
エンジン1は、本体と、吸気経路と、排気経路と、Engine Control Unit(以下ECUと称する)100と、を備えて構成されている。本体は、吸気マニホールド20と、排気マニホールド30と、4つの気筒5・5・5・5と、を備えて構成されている。
吸気経路は、吸気マニホールド20から、後述するEGR経路41と、インタークーラー22と、ターボチャージャー23と、吸気絞り手段としての吸気絞り装置24と、の順に接続され構成されている。ターボチャージャー23は、排気経路の排気エネルギーを利用しタービンを高速回転させ、遠心式圧縮機を駆動することにより圧縮した空気を吸気経路に送り込む過給機である。吸気絞り装置24は、吸気絞り弁25を開閉制御することで、吸気量を抑制する装置である。
また、吸気経路において吸気マニホールド20と後述するEGR経路41との間には、吸気温度検出手段として吸気温度センサー56が設けられている。
排気経路は、排気マニホールド30から、ターボチャージャー23と、EGR経路41と、を接続して構成されている。
Exhaust Gas Recirculation装置(以下、EGR装置)40は、吸気経路と排気経路とを接続するEGR経路41に設けられている。また、EGR装置40は、開閉制御されることでEGR量を調整するEGR弁42を備えて構成されている。従来、EGR装置40は、排気を吸気に再循環して酸素濃度を低下させることで、窒素酸化物(NOx)の発生を抑制する装置である。より詳しくは、EGR装置40は、燃焼室の局所的な高温部を抑制するため、空気と燃料の混合気の熱容量を大きくする目的で使用されている。
ECU100は、吸気絞り装置24と、EGR装置40と、吸気温度センサー56と、制御盤60と、を接続して構成されている。制御盤60は、エンジン1に接続される定置式非常用発電機を総合的に制御する装置である。
また、ECU100は、コントローラ50と、記憶部55と、を含んで構成されている。
コントローラ50は、吸気温度センサー56によって吸気温度Tinを検出する機能を有している。また、コントローラ50は、吸気温度上昇制御手段51として、後述する吸気温度上昇制御を行う機能を有している。記憶部55は、後述する所定温度Tin1、所定時間t1等の定数や制御プログラム等が記憶されている。
ここで、図2を用いて、吸気温度上昇制御のフローについて、詳細に説明する。なお、以下のステップは所定のサンプリング周期毎に実行されるものとする。また、本実施例の吸気温度上昇制御は、低温始動時から所定時間又は低温始動時の負荷投入前に実施されるものとする。
まず、コントローラ50は、S100において、制御盤60からエンジン1に対して始動指令が発信されたときから吸気温度上昇制御を開始するものとする(S100)。
コントローラ50は、S110において、エンジン1の始動時より所定時間t1経過したか否かを判定する。このとき、判定が正であれば、吸気温度上昇制御を中止する(S160)。一方、判定が否であれば、S120に移行する。なお、所定時間t1は負荷投入までの所要時間以下に設定する。従って、S110においては、負荷投入か否かを判定しても良い。換言すれば、負荷投入後は青白煙の発生はないので、吸気温度上昇制御を禁止するのである。
コントローラ50は、S120において、低温始動であるか否かを判断する。具体的には、吸気温度Tinが所定温度Tin1より小さいか否かを判定する。このとき、吸気温度Tinが所定温度Tin1以上であれば、S110に戻る。一方、コントローラ50は、吸気温度Tinが所定温度Tin1より小さければ、S130へ移行し、EGR弁42の開度Fが許容開度Fp以上か否かを判定する(S130)。
そして、コントローラ50は、EGR弁42の開度Fが許容開度Fp以上ならば、S150へ移行し、吸気絞り弁25の開度Gを所定開度ΔG分減少して吸気量を抑制する。一方で、許容開度Fp未満の間は、S140へ移行してEGR弁42の開度Fを所定開度ΔF分増加して排気の再循環量を増加させる。
また、図3を用いて、吸気温度上昇制御の推移について、詳細に説明する。図3において、横軸は時系列を、縦軸は、上段から制御盤60からエンジン1に対する始動指令のON/OFF、エンジン1のエンジン回転数、吸気絞り弁25の開度G、並びにEGR弁42の開度Fを表している。
外気が十分低い場合には吸気温度も十分低く、制御盤60からエンジン1に対して始動指令がONとされれば、吸気温度上昇制御が実行される。まず、エンジン1の始動と同時に、EGR弁42の開度Fがサンプリング周期毎に所定開度ΔF分増加される。また、EGR弁42の開度Fが許容開度Fpになってもなお吸気温度Tinが所定温度Tin1より小さければ、吸気絞り弁25の開度Gが所定開度ΔG分減少される。さらに、始動時からの所定時間t1経過すれば、吸気温度上昇制御は中止される。
このような構成とすることで、EGR装置40によって積極的に吸気温度Tinを上昇させ、青白煙の発生を防止できる。また、亜硫酸の結露を防止して硫酸腐食を回避できる。また、吸気絞り装置24によって、EGR装置40による吸気温度上昇制御を補足できる。このとき、EGR装置40による再循環を優先して用いることで、できるだけ新鮮空気を取り込み、エンジン1の失火を防止できる。さらに、エンジン始動時より適正なタイミングで吸気温度上昇制御を中止することができる。
なお、本実施例では、ECU100のコントローラ50によって吸気温度上昇制御を行っているが、手動によって吸気絞り弁25又はEGR弁42を制御しても、同様の効果が得られる。
本発明の実施例に係るディーゼルエンジンの全体的な構成を示した構成図。 吸気温度上昇制御のフロー図。 同じくタイムチャート図。
符号の説明
1 エンジン
22 インタークーラー
23 ターボチャージャー
24 吸気絞り装置
25 吸気絞り弁
40 EGR装置
42 EGR弁
50 コントローラ
51 吸気温度上昇制御手段
56 吸気温度センサー
60 制御盤
100 ECU
F EGR弁の開度
G 吸気絞り弁の開度
ΔF 所定開度
ΔG 所定開度
t1 所定時間
Tin 吸気温度
Tin1 所定温度

Claims (4)

  1. 排気を再循環させる排気ガス再循環(EGR)装置を有するディーゼルエンジンにおいて、
    始動時において吸気温度が所定温度以上となるように前記EGR装置によって排気を再循環させる吸気温度上昇制御手段を備えることを特徴とするディーゼルエンジン。
  2. 請求項1記載のディーゼルエンジンにおいて、
    吸気量を抑制する吸気絞り手段を備えることを特徴とするディーゼルエンジン。
  3. 請求項2記載のディーゼルエンジンにおいて、
    前記吸気温度上昇制御手段は、前記EGR装置のEGR弁が許容開度以上のときには、吸気温度が所定温度以上となるまで前記吸気絞り手段によって吸気量を抑制することを特徴とするディーゼルエンジン。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のディーゼルエンジンにおいて、
    始動時より所定時間経過したとき、又は、エンジン負荷が投入されたときには、前記吸気温度上昇制御手段を中止することを特徴とするディーゼルエンジン。
JP2008149304A 2008-06-06 2008-06-06 ディーゼルエンジン Pending JP2009293550A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012021443A (ja) * 2010-07-13 2012-02-02 Yanmar Co Ltd エンジン
JP2012041536A (ja) * 2010-08-19 2012-03-01 Infineum Internatl Ltd Egr装備ディーゼルエンジン及び潤滑油組成物

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