JP2009292234A - Track working vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、軌道周辺の構造物の保守作業に用いられる軌道用作業車に関する。 The present invention relates to a track work vehicle used for maintenance work of structures around a track.
従来、鉄道の軌道上を走行して、架線などの軌道周辺の構造物の保守・点検作業をおこなう軌道用作業車が知られている。 2. Description of the Related Art Conventionally, track work vehicles that run on railway tracks and perform maintenance / inspection work on structures around the track such as overhead lines are known.
この軌道用作業車として、上下に起伏可能なブーム、ブームの先端に取り付けられた作業台、ブームを旋回可能に支持する旋回台、などを車体上に備えており、作業台に乗った作業員が架線などの保守・点検作業をおこなうものが知られている。 This track work vehicle is equipped with a boom that can be raised and lowered, a workbench attached to the tip of the boom, a swivel that supports the boom so that it can turn, and so on. Is known to perform maintenance and inspection work such as overhead wires.
ところで、鉄道の軌道では、曲線区間での減速を抑えることを目的として、遠心力と重力の合力が軌道面に垂直に作用するように、外側のレールを内側のレールよりも高く設置するカントを設けることが一般的である。 By the way, in order to suppress the deceleration in the curved section of railway tracks, a cant that installs the outer rail higher than the inner rail so that the resultant force of centrifugal force and gravity acts perpendicularly to the track surface. It is common to provide it.
このため、軌道用作業車が曲線区間で作業する場合には、このカントの分だけ重心位置が転倒支点に近づくように内側に寄ってしまい、不安定な状態になってしまうという問題があった。 For this reason, when the work vehicle for a track works in a curved section, there is a problem that the center of gravity moves closer to the falling fulcrum by the amount of the cant, and the state becomes unstable. .
そこで、例えば特許文献１には、ブームが取り付けられる旋回台を、一方を回動可能に軸着するとともに他方をシリンダ装置で支持するカント修正台に取り付けた構造物作業車が開示されている。
Thus, for example,
この構成によれば、カントによって車体が傾斜した場合でも、カント修正台に取り付けられた旋回台は略水平に保持されるため、平坦な場所と同様に作業できる。
しかしながら、前記した特許文献１の構成では、車両重量の大部分を占める車両フレームが傾斜してしまうことで、カントが大きい場合には重心位置が転倒支点に近づいてしまい、安定性能が減少するという問題があった。
However, in the configuration of
そこで、本発明は、カントのある曲線部での安定性能をいっそう向上させる軌道用作業車を提供することを目的としている。 Therefore, an object of the present invention is to provide a track work vehicle that can further improve the stability performance at a curved portion with a cant.
前記目的を達成するために、本発明の軌道用作業車は、軌道上を走行する車輪を有する走行装置と、前記走行装置が取り付けられる車両フレームと、前記車両フレームに搭載されて軌道周辺の構造物の保守作業をおこなう作業機と、を備える軌道用作業車であって、前記走行装置と前記車両フレームには、前記作業機及び前記車両フレームの傾斜を修正する傾斜修正装置が架け渡されることを特徴とする。 To achieve the above object, a track work vehicle according to the present invention includes a travel device having wheels that travel on a track, a vehicle frame to which the travel device is attached, a structure around the track mounted on the vehicle frame. A work vehicle for a track including a work machine that performs maintenance work on an object, and an inclination correction device that corrects the inclination of the work machine and the vehicle frame is bridged between the traveling device and the vehicle frame. It is characterized by.
また、前記傾斜修正装置として、前記車輪を支持する支軸の両端近傍に取り付けられて前記車両フレームとの距離を調整できる一対の油圧シリンダを備える構成とすることができる。 In addition, the tilt correcting device may include a pair of hydraulic cylinders that are attached in the vicinity of both ends of a support shaft that supports the wheel and that can adjust the distance from the vehicle frame.
さらに、前記走行装置は、緩衝ばねを介して前記車両フレームに取り付けられるとともに、前記油圧シリンダは、軌道上を走行する際には、油室内の油圧が開放されて伸縮可能にされることが好ましい。 Further, the traveling device is attached to the vehicle frame via a buffer spring, and the hydraulic cylinder is preferably made to expand and contract by releasing the hydraulic pressure in the oil chamber when traveling on the track. .
そして、前記油圧シリンダは、軌道上を走行する際には、油室内の油圧が所定圧に保持されて油圧サスペンションとして作動することが好ましい。 When the hydraulic cylinder travels on a track, the hydraulic pressure in the oil chamber is preferably maintained at a predetermined pressure and operates as a hydraulic suspension.
また、前記車両フレームには、アウトリガが取り付けられる構成とすることができる。 In addition, an outrigger can be attached to the vehicle frame.
さらに、前記走行装置は、軌道面内に回動自在に前記車両フレームに取り付けられるボギー台車である構成とすることができる。 Further, the traveling device may be a bogie that is attached to the vehicle frame so as to be rotatable in a track surface.
このように、本発明の軌道用作業車は、走行装置と車両フレームと作業機とを備える軌道用作業車であって、走行装置と車両フレームには、作業機及び車両フレームの傾斜を修正する傾斜修正装置が架け渡される。 As described above, the track work vehicle according to the present invention is a track work vehicle including the travel device, the vehicle frame, and the work implement, and the travel device and the vehicle frame correct the inclination of the work implement and the vehicle frame. An inclination correction device is installed.
したがって、軌道用作業車の重量の大部分を占める車両フレームの傾斜を修正することができるため、重心位置が転倒支点から遠くなって、カントのある場所での安定性能をいっそう向上させることができる。 Therefore, since the inclination of the vehicle frame that occupies most of the weight of the track work vehicle can be corrected, the position of the center of gravity becomes farther from the fall fulcrum, and the stability performance in a place where the cant is present can be further improved. .
また、傾斜修正装置として、車輪を支持する支軸の両端近傍に取り付けられて車両フレームとの距離を調整できる一対の油圧シリンダを備えることで、既存の構成を大きく変えることなく簡易な構成によって車両フレーム及び作業機の傾斜を修正できる。 In addition, as a tilt correction device, a vehicle having a simple configuration without greatly changing the existing configuration is provided by providing a pair of hydraulic cylinders that are attached near both ends of a support shaft that supports wheels and that can adjust the distance from the vehicle frame. The inclination of the frame and work implement can be corrected.
さらに、走行装置は緩衝ばねを介して車両フレームに取り付けられるとともに、油圧シリンダは軌道上を走行する際には油室内の油圧が開放されて伸縮可能にされることで、緩衝ばねによって車両フレームへの衝撃を防止できる。 Further, the traveling device is attached to the vehicle frame via a buffer spring, and when the hydraulic cylinder travels on the track, the hydraulic pressure in the oil chamber is released and can be expanded and contracted. Can prevent the impact.
そして、油圧シリンダは、軌道上を走行する際には油室内の油圧が所定圧に保持されて油圧サスペンションとして作動することで、油圧シリンダによって車両フレームへの衝撃を防止できる。 When the hydraulic cylinder travels on the track, the hydraulic pressure in the oil chamber is maintained at a predetermined pressure and operates as a hydraulic suspension, so that an impact on the vehicle frame can be prevented by the hydraulic cylinder.
また、車両フレームには、アウトリガが取り付けられることで、いっそう安定性を向上させることができる。 In addition, the outrigger is attached to the vehicle frame, so that the stability can be further improved.
さらに、走行装置は、軌道面内に回動自在に車両フレームに取り付けられるボギー台車であることで、車両フレームが長い場合でも曲線区間を通過させることができる。 Furthermore, since the traveling device is a bogie truck that is attached to the vehicle frame so as to be rotatable in the raceway surface, the traveling device can pass through the curved section even when the vehicle frame is long.
以下、本発明の最良の実施の形態について図面を参照して説明する。まず、図２を用いて軌道用作業車Ｃの全体構成を説明する。 The best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to the drawings. First, the overall configuration of the track work vehicle C will be described with reference to FIG.
本実施の形態の軌道用作業車Ｃは、高所作業車であり、図２に示すように、車両全体の骨格となる車両フレーム２と、この車両フレーム２の前後に緩衝ばね５を介して取り付けられる走行装置１，１と、車両フレーム２の上に搭載される作業機３と、を備えている。
The track work vehicle C of the present embodiment is an aerial work vehicle, and as shown in FIG. 2, a
この車両フレーム２は、図１に示すように、鋼材によって形成される下向き凹状断面の箱状の本体２１と、本体２１の両側の隅角部に溶接などによって前後左右に１つずつ取り付けられる取付ブラケット２２，・・・と、を備えている。
As shown in FIG. 1, the
この取付ブラケット２２は、後述する油圧シリンダ４を取り付けるために鋼材によって形成されるもので、シリンダ４１の上端部を軌道直交方向の面内で回動自在に支持できるように、軌道方向に略平行な軸が設けられている。
The
また、走行装置１は、軌道８１，８１上を走行する車輪１１，１１と、この車輪１１，１１の回転軸を回転自在に内蔵する支軸１２と、この支軸１２の上面の両端近傍に突設される取付ブラケット１３，１３と、を備えている。
The
この取付ブラケット１３は、後述する油圧シリンダ４を取り付けるために鋼材によって形成されるもので、ロッド４２の下端部を軌道直交方向の面内で回動自在に支持できるように、軌道方向に略平行な軸が設けられている。
The
さらに、作業機３は、図２に示すように、作業者が搭乗して作業を行う作業台３３と、作業台３３を起伏・屈伸自在に支持するブーム３２と、ブーム３２を水平方向に回動自在に支持する旋回台３１と、を備えている。
Further, as shown in FIG. 2, the
したがって、作業台３３に搭乗した作業者は、ブーム３２を旋回・起伏・屈伸することで高所に移動できるため、高所に位置する鉄道の架線や電柱などの保守・点検・取替作業を行うことができる。
Therefore, an operator who has boarded the workbench 33 can move to a high place by turning, undulating, and bending the
また、作業機３は、車両フレーム２の上に載置されるようにして取り付けられるため、この作業機３の重心は車両フレーム２の重心よりも高い位置となっており、作業時にはさらに高い位置になる。
In addition, since the
なお、作業機３は上記した高所作業車に限定されるものではなく、クレーンなどであってもよく、軌道周辺の作業用の機械であればどのような機械を搭載するものであっても、本発明を適用することができる。
The
そして、本実施の形態の軌道用作業車Ｃは、走行装置１と車両フレーム２の間に、作業機３及び車両フレーム２の傾斜を修正する傾斜修正装置としての油圧シリンダ４が架け渡されている。
In the track work vehicle C according to the present embodiment, a
この油圧シリンダ４は、作動油を収容する油室を構成する円筒容器状のシリンダ４１と、シリンダ４１内を摺動するピストンが先端に取り付けられてシリンダ４１の軸方向に往復するロッド４２と、を備えている。
The
さらに、このシリンダ４１の上端には回動軸を挿入するための回動孔が設けられており、この回動孔に車両フレーム２の取付ブラケット２２の回動軸が挿入されて、軌道直交方向の面内に回動自在に取り付けられている。
Further, a rotation hole for inserting a rotation shaft is provided at the upper end of the
同様に、ロッド４２の下端にも回動軸を挿入するための回動孔が設けられており、この回動孔に支軸１２の取付ブラケット１３の回動軸が挿入されて、軌道直交方向の面内に回動自在に取り付けられている。
Similarly, a rotation hole for inserting a rotation shaft is also provided at the lower end of the
したがって、軌道８１に設けられる左右両側の高低差（カント）に対応して、左右両側の油圧シリンダ４，４を伸縮させて、走行装置１と車両フレーム２との相対的な角度を変化させることで、車両フレーム２を略水平状態に保持することができる。
Therefore, the relative angle between the
また、本実施の形態の軌道用作業車Ｃでは、走行装置１の支軸１２は、車両フレーム２に緩衝ばね５を介して取り付けられている。
In the track work vehicle C of the present embodiment, the
この緩衝ばね５は、金属製のリーフ板を複数重ね合わせて形成されるいわゆるリーフ式サスペンションであり、図２に示すように、軌道方向の両端近傍は車両フレーム２に取り付けられており、中央近傍には支軸１２が取り付けられている。
The
したがって、起動８１，８１の凹凸に応じて支軸１２が上下動すると、リーフ板が弾性変形するとともにリーフ板どうしの摩擦によって、車両フレーム２への振動伝達を抑制・減衰できる。
Therefore, when the
次に、本実施の形態の軌道用作業車Ｃの傾斜修正装置としての油圧シリンダ４，・・・の動作制御について、図３〜６の油圧回路を用いて説明する。なお、以下では、４つある油圧シリンダ４，・・・を、左後方のシリンダ４Ａ、左前方のシリンダ４Ｂ、右前方のシリンダ４Ｃ、右後方のシリンダ４Ｄと記載して説明する。
Next, the operation control of the
まず、図３を用いて、油圧回路の構成を説明する。 First, the configuration of the hydraulic circuit will be described with reference to FIG.
本実施の形態の軌道用作業車Ｃの油圧シリンダ４，・・・の動作を制御する油圧回路は、動力発生回路として、作動油を貯留する油タンク９１と、油圧を発生させるポンプ９３と、ポンプ９３に動力を伝達する原動機９２と、作動油に含まれる不純物等を取り除くフィルタ９４と、油圧回路内の圧力を調整するための減圧バルブ９５と、を備えている。
The hydraulic circuit that controls the operation of the
また、本実施の形態の油圧回路は、アクチュエータ制御回路として、主管路（図中実線）を通じて動作方向を切換えるための方向切換バルブ９６と、傾斜修正装置としての油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄと、油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄの圧力を保持するためのチェックバルブＣＶ１，・・・，ＣＶ８と、パイロット操作管路（図中点線）を通じてチェックバルブＣＶ１，・・・，ＣＶ８の動作を制御するソレノイドＳＬ９と、圧力を一時的に蓄えるためのアキュムレータＡＣ１，・・・，ＡＣ４と、アキュムレータＡＣ１，・・・，ＡＣ４に蓄えられた油圧を油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄのチューブ側に伝達するための接続バルブ９７，・・・と、パイロット操作管路を通じて接続バルブ９７，・・・の動作を制御するソレノイドＳＬ１０と、油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄのチューブ側と油タンク９１とを接続するためのソレノイドＳＬ２，ＳＬ４，ＳＬ６，ＳＬ８と、油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄのチューブ側とポンプ９３とを接続するためのソレノイドＳＬ１，ＳＬ３，ＳＬ５，ＳＬ７と、を備えている。
The hydraulic circuit of the present embodiment is an actuator control circuit that includes a
そして、上記のソレノイド群のうち、方向切換バルブ９６はソレノイドＳＬ１１を介して油圧によって開閉制御され、接続バルブ９７，・・・はソレノイドＳＬ１０を介して油圧によって開閉制御されており、その他のソレノイドＳＬ１，・・・，ＳＬ１０は、図示しない電気制御手段によって開閉制御されている。
（全サス縮小モード）
次に、図３を用いて、すべての油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄを縮小する場合（以下、全サス縮小モードという）について説明する。
In the solenoid group, the
(All suspension reduction mode)
Next, a case where all the
全サス縮小モードでは、図１３の表に示すように、ソレノイドＳＬ９がＯＦＦの状態にされて、４つの油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄのそれぞれのチューブ側及びロッド側のチェックバルブＣＶ１，・・・，ＣＶ８が開かれる。
In the full suspension reduction mode, as shown in the table of FIG. 13, the solenoid SL9 is turned off, and the check valves CV1,..., 4D of the four
そして、ソレノイドＳＬ２，ＳＬ４，ＳＬ６，ＳＬ８がＯＮの状態にされることで、油圧シリンダ４Ａ，４Ｂ，４Ｃ，４Ｄのチューブ側は油タンク９１に接続され（図３の太二点鎖線）、ロッド側は対角のアキュムレータＡＣ３，ＡＣ４，ＡＣ１，ＡＣ２に接続される（図３の太一点鎖線）。
When the solenoids SL2, SL4, SL6, and SL8 are turned on, the tube sides of the
したがって、ロッド側にアキュムレータＡＣ１，・・・から作動油が供給され、チューブ側から油タンク９１に作動油が排出されることで、油圧シリンダ４が支持する車両フレーム２及び作業機３などの自重によって（図１参照）、４つの油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄが縮小される。
（右サスのみ伸長モード）
次に、図４を用いて、カントが右下がり（左上がり）の場合に（図１（ｂ）参照）、右側の油圧シリンダ４Ｃ，４Ｄを伸長させる場合（以下、右サスのみ伸長モードという）について説明する。
Therefore, the hydraulic oil is supplied from the accumulators AC1,... To the rod side, and the hydraulic oil is discharged from the tube side to the
(Right suspension only extension mode)
Next, referring to FIG. 4, when the cant is lowered to the right (upward to the left) (see FIG. 1B), the right
右サスのみ伸長モードでは、図１３の表に示すように、ソレノイドＳＬ９がＯＦＦの状態にされて、４つの油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄのそれぞれのチューブ側及びロッド側のチェックバルブＣＶ１，・・・，ＣＶ８が開かれる。
In the right suspension only extension mode, as shown in the table of FIG. 13, the solenoid SL9 is turned off, and the check valves CV1, tube side and rod side of the four
そして、ソレノイドＳＬ１１，ＳＬ５，ＳＬ７がＯＮの状態にされることで、油圧シリンダ４Ｃ，４Ｄのチューブ側はポンプ９３に接続され（図４の太一点鎖線）、ロッド側は対角のアキュムレータＡＣ１，ＡＣ２に接続される（図４の太二点鎖線）。
When the solenoids SL11, SL5, SL7 are turned on, the tube side of the
したがって、チューブ側にポンプ９３から作動油が供給され、ロッド側からアキュムレータＡＣ１，ＡＣ２に作動油が排出されることで、油圧シリンダ４が支持する車両フレーム２及び作業機３などの自重に抗して押し上げるように（図１参照）、右側の２つの油圧シリンダ４Ｃ，４Ｄが伸長されて、車両フレーム２及び作業機３を略水平に保持することができる。
Therefore, the hydraulic oil is supplied from the
なお、本発明において略水平とは、主として軌道直交方向の面内で略水平という意味で用いているが、上記右サスのみ伸長モードを応用することで、軌道方向の面内で車両フレーム２及び作業機３を略水平に保持することも可能である。
（サスロックモード）
次に、図５を用いて、すべての油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄの伸縮を固定する場合（以下、サスロックモードという）について説明する。
In the present invention, “substantially horizontal” is mainly used to mean substantially horizontal in the plane in the direction orthogonal to the track. However, by applying the extension mode only to the right suspension, the
(Suspension mode)
Next, the case where the expansion and contraction of all the
サスロックモードでは、図１３の表に示すように、ソレノイドＳＬ９がＯＮの状態にされて、４つの油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄのそれぞれのチューブ側及びロッド側のチェックバルブＣＶ１，・・・，ＣＶ８が閉じられる。
In the suspension lock mode, as shown in the table of FIG. 13, the solenoid SL9 is turned on, and the check valves CV1,... On the tube side and the rod side of the four
したがって、チューブ側及びロッド側の圧力が一定に保持されて、前述した右サスのみ伸長モードによって略水平にされた車両フレーム２及び作業機３は水平状態を維持することができる。
（サスフリーモード）
次に、図６を用いて、軌道用作業車Ｃが軌道８１，８１上を走行する際に、４つの油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄの油室内の油圧を開放して伸縮可能にする場合（以下、サスフリーモードという）について説明する。
Therefore, the pressure on the tube side and the rod side is kept constant, and the
(Suspension free mode)
Next, referring to FIG. 6, when the track work vehicle C travels on the
サスフリーモードでは、図１３の表に示すように、ソレノイドＳＬ９がＯＦＦの状態にされて、４つの油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄのそれぞれのチューブ側及びロッド側のチェックバルブＣＶ１，・・・，ＣＶ８が開かれる。
In the suspension-free mode, as shown in the table of FIG. 13, the solenoid SL9 is turned off, and the check valves CV1,..., 4D on the tube side and the rod side of the four
そして、ソレノイドＳＬ２，ＳＬ４，ＳＬ６，ＳＬ８がＯＮの状態にされることで、油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄのチューブ側は油タンク９１に接続される（図６の太二点鎖線）。
Then, when the solenoids SL2, SL4, SL6, SL8 are turned on, the tube side of the
さらに、ソレノイドＳＬ１０がＯＦＦの状態にされることで、接続バルブ９７，・・・がＯＮの状態にされて、油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄのロッド側も油タンク９１に接続される（図６の太二点鎖線）。
Further, when the solenoid SL10 is turned off, the
したがって、油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄのチューブ側及びロッド側と油タンク９１が接続されることで、４つの油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄのすべてが開放されて伸縮自在となり、走行装置１から車両フレーム２及び作業機３へ伝達される振動を減衰する振動吸収装置としての機能を有するようになる。
Therefore, when the
次に、本実施の形態の軌道用作業車Ｃの作用について説明する。 Next, the operation of the track work vehicle C of the present embodiment will be described.
このように、本実施の形態の軌道用作業車Ｃは、走行装置１と車両フレーム２と作業機３とを備える軌道用作業車Ｃであって、走行装置１と車両フレーム２には、作業機３及び車両フレーム２の傾斜を修正する傾斜修正装置として油圧シリンダ４，・・・が架け渡される。
Thus, the track work vehicle C according to the present embodiment is a track work vehicle C including the
したがって、軌道用作業車Ｃの重量の大部分を占める車両フレーム２の傾斜を修正することができるため、重心位置が転倒支点から遠くなって、カントのある場所での安定性能をいっそう向上させることができる。
Therefore, since the inclination of the
つまり、従来は、作業機の傾斜を修正できた一方で、軌道用作業車の重量の大部分を占める車両フレームの傾斜を修正することはできなかった。 In other words, conventionally, the inclination of the working machine can be corrected, but the inclination of the vehicle frame that occupies most of the weight of the track work vehicle cannot be corrected.
このため、カントがある場合には、車両フレームが傾斜することで軌道用作業車Ｃ全体の重心がカントの内側の転倒支点に近づいてしまうため、安定性を損なって転倒する可能性があった。 For this reason, when there is a cant, the center of gravity of the entire track work vehicle C approaches the overturning fulcrum inside the cant due to the inclination of the vehicle frame. .
このように軌道用作業車Ｃが転倒してしまうと、短時間で復旧させることが困難となり、夜間の限られた時間内で作業を終えることができなくなるため、鉄道の運行を乱して多大な経済的損失が生じることになる。 In this way, if the track work vehicle C falls down, it becomes difficult to recover in a short time, and the work cannot be completed within a limited time at night. Economic loss will occur.
これに対して、本実施の形態の軌道用作業車Ｃは、カントがある場合でも車両フレーム２が傾斜しないため、軌道用作業車Ｃ全体の重心が転倒支点に近づいてしまうことはなく、安定性の高い状態で作業することができる。
On the other hand, in the track work vehicle C of the present embodiment, since the
特に、軌間が１４３５ｍｍ未満のいわゆる狭軌の場合には、重心位置を転倒支点から遠ざけることや、転倒支点を内側に移動させることの効果はきわめて大きい。 In particular, in the case of a so-called narrow gauge with a gauge space of less than 1435 mm, the effect of moving the center of gravity away from the fall fulcrum or moving the fall fulcrum to the inside is extremely great.
また、傾斜修正装置として、車輪１１，１１を支持する支軸１２の両端近傍に取り付けられて車両フレーム２との距離を変えて相対角度を調整できる一対の油圧シリンダ４，４を備えることで、既存の構成を大きく変えることなく簡易な構成によって車両フレーム２及び作業機３の傾斜を修正できる。
In addition, as a tilt correction device, by including a pair of
すなわち、図１（ｂ）に示すように、車両フレーム２の両側に一対の油圧シリンダ４，４を取り付けて、一方の油圧シリンダ４を縮小させ、他方の油圧シリンダ４を伸長させることで、車両フレーム２に対する走行装置１の相対角度を変化させることができる。
That is, as shown in FIG. 1 (b), a pair of
この場合、緩衝ばね５，５を備えていることで、油圧シリンダ４，４のみに荷重を支持させる必要がなくなり、油圧シリンダ４，４と緩衝ばね５，５によって共同して荷重を支持できる。
In this case, since the buffer springs 5 and 5 are provided, it is not necessary to support the load only on the
つまり、油圧シリンダ４，４のみで車両フレーム２や作業機３の荷重を支持しようとすれば、油圧シリンダ４，４として能力の高いものを用いる必要があるが、主として緩衝ばね５，５で荷重を支持しつつ、補助的に油圧シリンダ４，４で荷重を支持することで油圧シリンダ４，４として通常のものを用いることができる。
In other words, if it is intended to support the load of the
さらに、走行装置１は緩衝ばね５を介して車両フレーム２に取り付けられるとともに、油圧シリンダ４は軌道８１，８１上を走行する際には油室内の油圧が開放されて伸縮可能にされることで、緩衝ばね５によって車両フレーム２への衝撃を防止できる。
Furthermore, the traveling
すなわち、作業中には、油圧シリンダ４には所定圧力の作動油が供給されて走行装置１と車両フレーム２との相対距離が固定されるが、走行中には、油圧シリンダ４の油室内の油圧が開放されることで相対距離が即時的に変化するようになり、軌道８１，８１の不陸に応じて緩衝ばね５が衝撃を吸収できるようになる。
In other words, during operation, hydraulic oil of a predetermined pressure is supplied to the
以下、図７，８を用いて、前記実施の形態とは別の形態の軌道用作業車Ｃ１について説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。 Hereinafter, a track work vehicle C1 of a form different from the above embodiment will be described with reference to FIGS. The description of the same or equivalent parts as those described in the above embodiment will be given the same reference numerals.
前記実施の形態では、緩衝ばね５を備える場合について説明したが、この実施例では、軌道陸上兼用作業車のように、緩衝ばね５を備えずに揺動軸２４を備える場合について説明する。
In the above-described embodiment, the case where the
まず構成から説明すると、本実施例の軌道用作業車Ｃ１は、図７に示すように、走行装置１、車両フレーム２、作業機３、などを備えている。
First, from the configuration, the track work vehicle C1 of the present embodiment includes a traveling
そして、本実施例の軌道用作業車Ｃ１は、車両フレーム２の下面には軸受２３が取り付けられ、走行装置１の上面にも軸受１４が取り付けられて、両方の軸受２３，１４に揺動軸２４が軌道方向に挿通されている。
In the track work vehicle C1 of this embodiment, the
したがって、この揺動軸２４を回動中心として、軌道直交方向の面内で車両フレーム２と走行装置１とは相対的に回動して相対角度を変化させることができる。
Accordingly, the
そして、本実施例の軌道用作業車Ｃ１には、走行装置１と車両フレーム２の間に、作業機３及び車両フレーム２の傾斜を修正する傾斜修正装置としての油圧シリンダ４が架け渡されている。
（油圧サスモード）
次に、図８を用いて、すべての油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄの油室内を所定の油圧に保持する場合（以下、油圧サスモードという）について説明する。
And the
(Hydraulic suspension mode)
Next, a case where the oil chambers of all the
油圧サスモードでは、図１３の表に示すように、ソレノイドＳＬ９がＯＦＦの状態にされて、４つの油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄのそれぞれのチューブ側及びロッド側のチェックバルブＣＶ１，・・・，ＣＶ８が開かれる。
In the hydraulic suspension mode, as shown in the table of FIG. 13, the solenoid SL9 is turned OFF, and the check valves CV1,... On the tube side and the rod side of the four
そして、ソレノイドＳＬ１０がＯＦＦの状態にされることで、４つの接続バルブ９７がＯＮの状態にされて、一方の油圧シリンダ４Ａ，４Ｂ，４Ｃ，４Ｄのチューブ側と、対角に位置する他方の油圧シリンダ４Ｃ，４Ｄ，４Ｂ，４Ａのロッド側と、が接続される（図８の太一点鎖線・太二点鎖線）。
Then, the solenoid SL10 is turned off, so that the four
したがって、チューブ側及びロッド側とアキュムレータＡＣ１，・・・とが接続されることで、走行装置１からロッド４２を通じて油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄに入力される衝撃を、アキュムレータＡＣ１，・・・によって吸収させることができる。
Therefore, by connecting the tube side and the rod side to the accumulators AC1,..., The impact input to the
次に、作用について説明する。 Next, the operation will be described.
このように、本実施例の軌道用作業車Ｃ１は、走行装置１と車両フレーム２が揺動軸２４を介して揺動自在に連結され、この走行装置１と車両フレーム２には作業機３及び車両フレーム２の傾斜を修正する傾斜修正装置として油圧シリンダ４，・・・が架け渡される。
As described above, in the track work vehicle C1 of the present embodiment, the traveling
したがって、緩衝ばね５を有しない場合でも、軌道用作業車Ｃの重量の大部分を占める車両フレーム２の傾斜を修正することができるため、重心位置が転倒支点から遠くなって、カントのある場所での安定性能をいっそう向上させることができる。
Accordingly, even when the
また、油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄは、軌道８１，８１上を走行する際には油室内の油圧が所定圧に保持されて油圧サスペンションとして作動することで、油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄによって車両フレーム２への衝撃を防止できる。
Further, the
つまり、従来、軌道陸上兼用作業車のように揺動軸を有する形式の軌道用作業車は、軌道８１，８１上を長距離走行するものではないため、サスペンションを備えることは少なく乗り心地は良くなかった。
That is, conventionally, a track work vehicle having a rocking shaft, such as a track-and-land work vehicle, does not travel on the
これに対して、本実施例の軌道用作業車Ｃ１は、傾斜修正装置として機能する油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄを油圧サスペンションとして用いることで、乗り心地を良くすることができる。
On the other hand, the track work vehicle C1 of the present embodiment can improve the riding comfort by using the
加えて、上記のように油圧サスペンションとして機能する油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄを備えれば、作業中の振動などによって軌道８１，８１が損傷したり、軌道用作業車Ｃ１が脱線したりすることを防止できる。
In addition, if the
なお、この他の構成および作用効果については、前記実施の形態と略同様であるため説明を省略する。 Other configurations and operational effects are substantially the same as those in the above-described embodiment, and thus the description thereof is omitted.
以下、図９，１０を用いて、前記実施の形態とは別の形態の軌道用作業車Ｃ２について説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。 Hereinafter, a track work vehicle C2 of a form different from the above embodiment will be described with reference to FIGS. The description of the same or equivalent parts as those described in the above embodiment will be given the same reference numerals.
前記実施の形態及び実施例１では、アウトリガを有しない軌道用作業車Ｃ，Ｃ１について説明したが、この実施例２では、アウトリガ６を有する軌道用作業車Ｃ２について説明する。 In the embodiment and the first embodiment, the track work vehicles C and C1 that do not have the outrigger have been described. In this second embodiment, the track work vehicle C2 that has the outrigger 6 will be described.
まず構成から説明すると、本実施例の軌道用作業車Ｃ２は、図９，１０に示すように、走行装置１、車両フレーム２、作業機３、などを備えている。なお、この図１０は、説明の簡単のため、実際には存在する作業機３を省略して描いている。
First, from the configuration, the track work vehicle C2 of the present embodiment includes a traveling
そして、本実施例の軌道用作業車Ｃ２は、図９，１０に示すように、車両フレーム２にアウトリガ６が取り付けられている。
In the track work vehicle C2 of this embodiment, the outrigger 6 is attached to the
このアウトリガ６は、車両フレーム２の側方に張り出して接地させることで軌道用作業車Ｃ２の安定性を高めるために用いるもので、スライド部６１の先端側にジャッキ部６２を備えて構成されて、車両フレーム２の前後左右に１つずつ設けられる。
The outrigger 6 is used to increase the stability of the track work vehicle C2 by projecting to the side of the
次に、作用について説明する。 Next, the operation will be described.
このように、本実施例の軌道用作業車Ｃ２は、車両フレーム２にアウトリガ６，６が取り付けられるとともに、この走行装置１と車両フレーム２には作業機３及び車両フレーム２の傾斜を修正する傾斜修正装置として油圧シリンダ４，・・・が架け渡される。
As described above, in the track work vehicle C2 of this embodiment, the outriggers 6 and 6 are attached to the
したがって、車両フレーム２の傾斜を修正することで全体の重心位置が転倒支点から遠くなるうえに、アウトリガ６，６を張り出すことで転倒支点が内側に移動するため、カントのある場所での安定性能をいっそう向上させることができる。
Accordingly, by correcting the inclination of the
また、アウトリガ６は、車両フレーム２の上面に、車両フレーム２が形成する面と平行に固定されるものであるため、傾斜修正装置によって車両フレーム２の傾斜を修正して略水平にすると、それに伴ってアウトリガ６も水平になる。
Further, since the outrigger 6 is fixed to the upper surface of the
このため、略水平な状態のスライド部６１から略鉛直に突出したジャッキ部６２，６２を接地させることで、車両フレーム２の両側のジャッキ部６２，６２を通じて略均等に荷重を支持させることができる。
For this reason, the load can be supported substantially uniformly through the
さらに、従来、安定性を高めるために、転倒支点が内側のアウトリガ６の位置になるように、車輪１１，１１を少し浮かせて作業する場合があったが、このように車輪１１，１１を浮かせることで脱輪する危険性があった。
Further, conventionally, in order to improve the stability, there has been a case where the
これに対して、本実施例では、油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄを用いることで、車輪１１，１１の位置を微調整して、車輪１１，１１を軌道８１，８１から脱輪しない程度に微量だけ浮かせることができる。また、カントしている軌道８１，８１に対して車輪１１，１１を接したまま車両フレーム２を水平にすることができるので、脱輪する危険性がない。
On the other hand, in the present embodiment, by using the
なお、この他の構成および作用効果については、前記実施の形態と略同様であるため説明を省略する。 Other configurations and operational effects are substantially the same as those in the above-described embodiment, and thus the description thereof is omitted.
以下、図１１，１２を用いて、前記実施の形態とは別の形態の軌道用作業車Ｃ３について説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。 Hereinafter, a track work vehicle C3 having a different form from the above-described embodiment will be described with reference to FIGS. The description of the same or equivalent parts as those described in the above embodiment will be given the same reference numerals.
前記実施の形態及び実施例１，２では、軌道用作業車のうち小型車に多い二軸車に傾斜修正装置を適用する場合について説明したが、この実施例では、ボギー台車に傾斜修正装置を適用する場合について説明する。 In the embodiment and Examples 1 and 2, the case where the inclination correction device is applied to a two-shaft vehicle, which is often used as a small vehicle among the track work vehicles, has been described. In this embodiment, the inclination correction device is applied to a bogie. The case where it does is demonstrated.
まず構成から説明すると、本実施例の軌道用作業車Ｃ３は、図１１，１２に示すように、走行装置１、車両フレーム２、作業機３、などを備えている。なお、この図１２は、説明の簡単のため、実際には存在する作業機３を省略して描いている。
First, the construction of the track work vehicle C3 according to the present embodiment includes a traveling
そして、本実施例の軌道用作業車Ｃ３は、図１１，１２に示すように、走行装置として車両フレーム２の前後にボギー台車７，７を備えている。
As shown in FIGS. 11 and 12, the track work vehicle C3 of this embodiment includes bogies 7 and 7 before and after the
このボギー台車７は、車両フレーム２や軌道面に対して回動自在に取り付けられる走行装置であり、車輪１１，・・・の回転軸を回転自在に支える軸支持部７２，・・・と、軸支持部７２がばね７３，・・・を介して取り付けられる本体７１と、左右の本体７１を連結する支軸としての連結部７５と、連結部７５の上面の中央に配置された軸受７４と、連結部７５の上面の両端近傍に突設される取付ブラケット１３，１３と、を備えている。
The bogie 7 is a traveling device that is rotatably attached to the
他方、車両フレーム２前後の下面には、回動軸２５が配置されており、上記した軸受７４に挿入されることで、前後のボギー台車７のそれぞれが独立して車両フレーム２に回動自在に固定される。
On the other hand, the rotating
加えて、車両フレーム２の取付ブラケット２２は、車両フレーム２とボギー台車７が相対回動した場合に、これに追従して油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄが軌道方向に相対変位できるように、車両フレーム２の軸直交方向に回動できるように形成されている。
In addition, the mounting
そして、本実施の形態の軌道用作業車Ｃ３は、ボギー台車７の支軸としての連結部７５の取付ブラケット１３と車両フレーム２の取付ブラケット２２の間に、作業機３及び車両フレーム２の傾斜を修正する傾斜修正装置としての油圧シリンダ４が架け渡されている。
The track work vehicle C3 according to the present embodiment is configured such that the work implement 3 and the
次に、作用について説明する。 Next, the operation will be described.
このように、本実施例の軌道用作業車Ｃ３は、走行装置としてボギー台車７を用いた場合でも、軌道用作業車Ｃ３の重量の大部分を占める車両フレーム２の傾斜を修正することができるため、重心位置が転倒支点から遠くなって、カントのある場所での安定性能をいっそう向上させることができる。
Thus, the track work vehicle C3 of the present embodiment can correct the inclination of the
また、走行装置として、軌道面内に回動自在に車両フレーム２に取り付けられるボギー台車７を用いることで、車両フレーム２の全長が長い場合でも曲線区間を通過させることができる。
Moreover, even when the
逆に、本実施例のようにボギー台車７を採用することで、車両フレーム２の全長を長くできるため、より大型の作業機３を搭載することもできる。この場合、重量の大きい作業機３及び車両フレーム２の両方の傾斜を修正して略水平に保持できることは、安定性の面で特に効果が大きい。
On the contrary, by adopting the bogie 7 as in this embodiment, the overall length of the
なお、この他の構成および作用効果については、前記実施の形態と略同様であるため説明を省略する。 Other configurations and operational effects are substantially the same as those in the above-described embodiment, and thus the description thereof is omitted.
以上、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態及び実施例を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態又は実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。 The preferred embodiments and examples of the present invention have been described in detail with reference to the drawings, but the specific configuration is not limited to the embodiments or examples, and does not depart from the gist of the present invention. A degree of design change is included in the present invention.
例えば、前記実施の形態及び実施例では、軌道専用作業車としての軌道用作業車Ｃ，Ｃ１，Ｃ２，Ｃ３が傾斜修正装置を備える場合について説明したが、これに限定されるものではなく、軌道陸上兼用作業車に適用することもできる。 For example, in the embodiments and examples described above, the case where the track work vehicles C, C1, C2, and C3 as the track dedicated work vehicles are provided with the inclination correction device is not limited to this. It can also be applied to a land-use work vehicle.
また、前記実施の形態及び実施例では、特に限定しなかったが、軌道用作業車Ｃ，Ｃ１，Ｃ２，Ｃ３は、広軌と狭軌の両方に適用できる。 Moreover, in the said embodiment and Example, although it did not specifically limit, the work vehicles C, C1, C2, C3 for track | trucks are applicable to both a wide gauge and a narrow gauge.
さらに、前記実施例１では、緩衝ばね５を有しない軌道用作業車Ｃ１の油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄを油圧サスモードで制御する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、緩衝ばね５を有する軌道用作業車Ｃに油圧サスモードを適用して衝撃減衰性を高めてもよい。
Furthermore, in the first embodiment, the case where the
加えて、前記実施の形態では、緩衝ばね５を有する軌道用作業車Ｃの油圧シリンダ４Ａ，・・・，４Ｄをサスフリーモードで制御する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、緩衝ばね５を有しない軌道用作業車Ｃ１にサスフリーモードを適用することもできる。
In addition, in the above-described embodiment, the case has been described in which the
Ｃ，Ｃ１，Ｃ２，Ｃ３ 軌道用作業車
１ 走行装置
１１ 車輪
１２ 支軸
２ 車両フレーム
３ 作業機
４ 油圧シリンダ
５ 緩衝ばね
６ アウトリガ
７ ボギー台車
８１ 軌道
ＡＣ１，・・・，ＡＣ４ アキュムレータ
ＣＶ１，・・・，ＣＶ８ チェックバルブ
ＳＬ１，・・・，ＳＬ１１ ソレノイド
４Ａ，・・・，４Ｄ 油圧シリンダ
C, C1, C2, C3
Claims (6)
前記走行装置と前記車両フレームには、前記作業機及び前記車両フレームの傾斜を修正する傾斜修正装置が架け渡されることを特徴とする軌道用作業車。 A track work vehicle comprising: a travel device having wheels that travel on a track; a vehicle frame to which the travel device is attached; and a work machine that is mounted on the vehicle frame and performs maintenance work on structures around the track. There,
An orbital work vehicle characterized in that an inclination correcting device for correcting the inclination of the working machine and the vehicle frame is bridged between the traveling device and the vehicle frame.
前記油圧シリンダは、軌道上を走行する際には、油室内の油圧が開放されて伸縮可能にされることを特徴とする請求項２に記載の軌道用作業車。 The travel device is attached to the vehicle frame via a buffer spring,
3. The track work vehicle according to claim 2, wherein when the hydraulic cylinder travels on a track, the hydraulic pressure in the oil chamber is released and the track can be expanded and contracted.
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