JP2009291498A - 中空糸膜および体外循環モジュール - Google Patents
中空糸膜および体外循環モジュール Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009291498A JP2009291498A JP2008149812A JP2008149812A JP2009291498A JP 2009291498 A JP2009291498 A JP 2009291498A JP 2008149812 A JP2008149812 A JP 2008149812A JP 2008149812 A JP2008149812 A JP 2008149812A JP 2009291498 A JP2009291498 A JP 2009291498A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow fiber
- fiber membrane
- blood
- extracorporeal circulation
- circulation module
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- External Artificial Organs (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
Abstract
【課題】人工肺や血液透析器等の患者から体外に取り出した血液をガス交換や浄化等の処理をする中空糸膜および該中空糸膜を用いた体外循環モジュールについて、血液凝固防止効果が高く、炎症反応の亢進を抑制し、生体適合性に優れたものを提供する。
【解決手段】血液の体外循環に用いられる中空糸膜の表面に、予めヒト血清アルブミンをコーティングしておくことで擬似的に一次使用したものとし、これによってヒト血漿凝固時間をコーティングしていないものに比して長くできた。
【選択図】なし
【解決手段】血液の体外循環に用いられる中空糸膜の表面に、予めヒト血清アルブミンをコーティングしておくことで擬似的に一次使用したものとし、これによってヒト血漿凝固時間をコーティングしていないものに比して長くできた。
【選択図】なし
Description
本発明は、人工肺や血液透析器等の患者から体外に取り出した血液をガス交換や浄化等の処理をする中空糸膜および体外循環モジュールであって、血液凝固防止効果が高く、炎症反応の亢進を抑制する、生体適合性に優れた中空糸膜および体外循環モジュールの技術分野に属するものである。
一般に、血液透析、血液濾過、血液濃縮、及び人工心肺回路におけるガス交換等の処置をする場合、患者から体外に取り出した血液を浄化等の必要な処理をした後、体内に戻すという血液の体外循環をすることになるが、このような場合に一般に中空糸膜を用いて前記浄化等の処理をすることになる。このような中空糸膜を用いて体外循環をした場合、患者は例えば過敏性反応のような合併症を起こしやすいという問題があり、これを回避するため血液適合性(生体適合性)に優れたものにすることが要求され、そのため、中空糸膜を構成するプラスチック材料をポリアクリレートのようなアミンまたはアミド基を官能基として有するものとし、この官能基にアルブミンをペプチド結合によってコートするようにし、これによって血液適合性に優れた中空糸膜とするようにしたものが知られている(例えば特許文献1)。
特開平11−9688号公報
ところが前記従来のものは、プラスチック材料がアミンまたはアミド基を官能基として有するものとして限定されるだけでなく、ペプチド結合反応をさせる必要があって生産性が悪いという問題があり、ここに本発明が解決せんとする課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、血液の体外循環に用いられる中空糸膜であって、該中空糸膜は、表面にアルブミンがコーティングされていることを特徴とする中空糸膜である。
また、請求項2に記載の発明は、前記アルブミンが合成ヒト血清アルブミンであることを特徴とする請求項1記載の中空糸膜である。
さらに、請求項3に記載の発明は、血液の体外循環に用いられる体外循環モジュールであって、請求項1又は2記載の中空糸膜を備えることを特徴とする体外循環モジュールである。
また、請求項2に記載の発明は、前記アルブミンが合成ヒト血清アルブミンであることを特徴とする請求項1記載の中空糸膜である。
さらに、請求項3に記載の発明は、血液の体外循環に用いられる体外循環モジュールであって、請求項1又は2記載の中空糸膜を備えることを特徴とする体外循環モジュールである。
本発明とすることで、血液の凝固時間が長くなり、炎症反応の亢進を抑制することができ、合併症の発生頻度を低減できる。
本発明は、患者から体外に取り出した血液を浄化等の必要な処理をした後、体内に戻すという血液の体外循環をする際に用いられる中空糸膜に関するもので、特に、人工肺、人工透析器、血液濾過器、血液濃縮器の体外循環モジュールに用いられる中空糸膜として好適である。
中空糸膜を製造するためのプラスチック材料としては、再生セルロース、セルロースジアセテート、セルローストリアセテート、表面をポリエチレングリコールやビタミンEなどで修飾したセルロース、ヘモファンなどのセルロース系材料、ポリアクリロニトリル、ポリメチルメタクリレート、ポリプロピレン、ポリ−4−メチル−1−ペンテン、ポリエーテルスルホン、ポリスルホン等の通常知られたものを使用することができる。
そしてこのようなプラスチック材料で製造された中空糸膜に血液を通して体外循環をした場合、中空糸膜を再使用すると合併症頻度は初回使用に比較して少ないという知見がある(「透析療法ガイド」株式会社医学書院エムワイダブリュー 1994年7月1日発行 第88から91頁)。しかしながら再使用の場合、異人間での再使用はウイルス感染等の問題があり好ましくないことは勿論である。
本発明はこのようなことに鑑み、中空糸膜の表面に予めアルブミンをコーティングしておくことで擬似的に一次使用したものとし、このように処理をした中空糸膜を体外循環用に用いることで合併症の発生頻度を低減できるのではないか、と推論し、この推論が正しいか否かの確認のため、鋭意検討したところ、正しいことが確認され、本発明を完成した。
本発明はこのようなことに鑑み、中空糸膜の表面に予めアルブミンをコーティングしておくことで擬似的に一次使用したものとし、このように処理をした中空糸膜を体外循環用に用いることで合併症の発生頻度を低減できるのではないか、と推論し、この推論が正しいか否かの確認のため、鋭意検討したところ、正しいことが確認され、本発明を完成した。
本発明に用いられるアルブミンとしては、体外循環する生体対象と一致したものであることが好ましく、そのようなものとしてヒト血清アルブミンがあり、さらには生体遺伝子を取り込んで合成した合成アルブミン等、各種のアルブミンを用いることができる。
<実験例1> ガス交換性能試験
ヒト血清アルブミン(和光純薬(株)製、アルブミン、ヒト血清由来)、Human Serum Albumin(以下「HSA」という)を人工肺(商品名:BIOCUBE 6000、 ニプロ(株)製)にコーティングし、ガス交換性能の評価を試みた。
HSAをコーティングする際の溶媒組成として表1に示すように、EtOH/水=7/3、5/5、水を用いた。HSA濃度については1w/v%、0.1w/v%とした。このように調製したHSA溶液を前記人工肺の血液流路に充填し排液した。そしてHSA溶液を排液した後、蒸留水の充填、排液を3回繰り返して洗浄し、その後、乾燥エアを流すことで乾燥したものも作製した。本実験例では洗浄操作を行ったが、洗浄操作を行わないサンプルを用いても良い。
このようにして得られた人工肺及びコーティングしていない人工肺について、牛血液を用いたガス交換性能試験を実施した。結果は図1に示す表図のとおりであった。またガス交換性能試験の結果を図2のグラフ図で示す。
これらの結果から、HSAをコーティングすることで人工肺のガス交換性能は低下せず、臨床にて使用できるものと評価した。
ヒト血清アルブミン(和光純薬(株)製、アルブミン、ヒト血清由来)、Human Serum Albumin(以下「HSA」という)を人工肺(商品名:BIOCUBE 6000、 ニプロ(株)製)にコーティングし、ガス交換性能の評価を試みた。
HSAをコーティングする際の溶媒組成として表1に示すように、EtOH/水=7/3、5/5、水を用いた。HSA濃度については1w/v%、0.1w/v%とした。このように調製したHSA溶液を前記人工肺の血液流路に充填し排液した。そしてHSA溶液を排液した後、蒸留水の充填、排液を3回繰り返して洗浄し、その後、乾燥エアを流すことで乾燥したものも作製した。本実験例では洗浄操作を行ったが、洗浄操作を行わないサンプルを用いても良い。
このようにして得られた人工肺及びコーティングしていない人工肺について、牛血液を用いたガス交換性能試験を実施した。結果は図1に示す表図のとおりであった。またガス交換性能試験の結果を図2のグラフ図で示す。
これらの結果から、HSAをコーティングすることで人工肺のガス交換性能は低下せず、臨床にて使用できるものと評価した。
<実験例2> ヒト血漿凝固試験
次に、前記実験例1と同じ方法で得たHSAコーティング済み人工肺を解体し、表面積が約13cm2となるようにコーティング済み中空糸を得た。また同様にしてコーティングしていない中空糸を得た。
そしてこれらカットした中空糸をポリプロピレン製のマイクロチューブに入れ、ACD加ヒト血液を2000rpmの回転数で15分間遠心分離し、上澄みとして得た血漿の0.5mLを加え、37℃で3分間インキュベートした。そこにCaCl2水溶液を添加し攪拌した後、37℃で血漿の凝固時間を測定した。
その結果を図3の表図に示す。また凝固時間の結果を図4のグラフ図で示す。
これらの結果から、HSAをコーティングしたものは、コーティングしていないものに比して何れも凝固時間が長くなっていることが認められる。
血漿の凝固時間が長くなっているため、血栓の形成を抑制することができる。また、通常の体外循環療法では、血漿の凝固を抑えるために、ヘパリンなどの抗凝固剤を中空糸膜にコーティング又は血液回路に投与しているが、抗凝固剤は補体を活性化してしまう問題点がある。しかし、上記HSAをコーティングした中空糸膜は、血漿の凝固を抑える効果があり、ヘパリンのコーティング又は投与量を減らすことができ、補体の活性化を低減できるものである。
次に、前記実験例1と同じ方法で得たHSAコーティング済み人工肺を解体し、表面積が約13cm2となるようにコーティング済み中空糸を得た。また同様にしてコーティングしていない中空糸を得た。
そしてこれらカットした中空糸をポリプロピレン製のマイクロチューブに入れ、ACD加ヒト血液を2000rpmの回転数で15分間遠心分離し、上澄みとして得た血漿の0.5mLを加え、37℃で3分間インキュベートした。そこにCaCl2水溶液を添加し攪拌した後、37℃で血漿の凝固時間を測定した。
その結果を図3の表図に示す。また凝固時間の結果を図4のグラフ図で示す。
これらの結果から、HSAをコーティングしたものは、コーティングしていないものに比して何れも凝固時間が長くなっていることが認められる。
血漿の凝固時間が長くなっているため、血栓の形成を抑制することができる。また、通常の体外循環療法では、血漿の凝固を抑えるために、ヘパリンなどの抗凝固剤を中空糸膜にコーティング又は血液回路に投与しているが、抗凝固剤は補体を活性化してしまう問題点がある。しかし、上記HSAをコーティングした中空糸膜は、血漿の凝固を抑える効果があり、ヘパリンのコーティング又は投与量を減らすことができ、補体の活性化を低減できるものである。
<実験例3> ヒト血小板粘着試験
基材としてPMP(Poly−4−methyl−1−pentene)を射出成型して得たプレートを用い、HSA濃度を1w/v%、0.1w/v%としたものについて前記実験例1と同様の条件でHSAをコーティングしてサンプルを得た。ACD加ヒト血液を1500rpmで15分間遠心分離をしてヒトPRP(Platelet Rich Plasma)を得た。シャーレに両面テープで前記得たサンプルを固定し、ヒトPRPを5mLずつ入れてサンプルを浸漬し、37℃で1時間インキュベートした。その後、ヒトPRPを除去したものについて、生理食塩水で3回洗浄した。次いで2.5wt%グルタルアルデヒド/生理食塩水の溶液を入れてサンプルを浸漬し、4℃で2時間静置した。しかる後、グルタルアルデヒド溶液を除去し、蒸留水で3回洗浄したものについて、−35℃で1時間凍結乾燥し、Au蒸着したものについて走査型電子顕微鏡観察をした。その結果を図5、6の走査型電子顕微鏡写真図で示す。この結果から、HSAをコーティングしたものは、ノンコートのものに比して血小板粘着が少なく、これによってもHSAをコーティングしたものが優れた効果を発揮することが確認される。
基材としてPMP(Poly−4−methyl−1−pentene)を射出成型して得たプレートを用い、HSA濃度を1w/v%、0.1w/v%としたものについて前記実験例1と同様の条件でHSAをコーティングしてサンプルを得た。ACD加ヒト血液を1500rpmで15分間遠心分離をしてヒトPRP(Platelet Rich Plasma)を得た。シャーレに両面テープで前記得たサンプルを固定し、ヒトPRPを5mLずつ入れてサンプルを浸漬し、37℃で1時間インキュベートした。その後、ヒトPRPを除去したものについて、生理食塩水で3回洗浄した。次いで2.5wt%グルタルアルデヒド/生理食塩水の溶液を入れてサンプルを浸漬し、4℃で2時間静置した。しかる後、グルタルアルデヒド溶液を除去し、蒸留水で3回洗浄したものについて、−35℃で1時間凍結乾燥し、Au蒸着したものについて走査型電子顕微鏡観察をした。その結果を図5、6の走査型電子顕微鏡写真図で示す。この結果から、HSAをコーティングしたものは、ノンコートのものに比して血小板粘着が少なく、これによってもHSAをコーティングしたものが優れた効果を発揮することが確認される。
Claims (3)
- 血液の体外循環に用いられる中空糸膜であって、該中空糸膜は、表面にアルブミンがコーティングされていることを特徴とする中空糸膜。
- 前記アルブミンが合成ヒト血清アルブミンであることを特徴とする請求項1記載の中空糸膜。
- 血液の体外循環に用いられる体外循環モジュールであって、請求項1又は2記載の中空糸膜を備えることを特徴とする体外循環モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008149812A JP2009291498A (ja) | 2008-06-06 | 2008-06-06 | 中空糸膜および体外循環モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008149812A JP2009291498A (ja) | 2008-06-06 | 2008-06-06 | 中空糸膜および体外循環モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009291498A true JP2009291498A (ja) | 2009-12-17 |
Family
ID=41540236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008149812A Pending JP2009291498A (ja) | 2008-06-06 | 2008-06-06 | 中空糸膜および体外循環モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009291498A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6131165A (ja) * | 1984-07-23 | 1986-02-13 | 三菱レイヨン株式会社 | 多孔質中空糸膜 |
JPS62236553A (ja) * | 1986-04-07 | 1987-10-16 | 住友ベークライト株式会社 | 膜型血液浄化器の前処理方法 |
JPH0197472A (ja) * | 1987-05-08 | 1989-04-14 | Ube Ind Ltd | 多段式血漿分離法 |
-
2008
- 2008-06-06 JP JP2008149812A patent/JP2009291498A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6131165A (ja) * | 1984-07-23 | 1986-02-13 | 三菱レイヨン株式会社 | 多孔質中空糸膜 |
JPS62236553A (ja) * | 1986-04-07 | 1987-10-16 | 住友ベークライト株式会社 | 膜型血液浄化器の前処理方法 |
JPH0197472A (ja) * | 1987-05-08 | 1989-04-14 | Ube Ind Ltd | 多段式血漿分離法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
He et al. | Modification strategies to improve the membrane hemocompatibility in extracorporeal membrane oxygenator (ECMO) | |
JP4059543B2 (ja) | 血液または血漿の体外治療用医療装置およびこの装置を製造するための方法 | |
US5258149A (en) | Process of making a membrane for high efficiency removal of low density lipoprotein-cholesterol from whole blood | |
US5418061A (en) | Microporous polysulfone supports suitable for removal of low density lipoprotein-cholesterol | |
US5187010A (en) | Membrane having high affinity for low density lipoprotein-cholesterol from whole blood | |
Klinkmann et al. | Membranes for dialysis | |
CN103301506B (zh) | 一种抗凝血丝素膜及其制备方法 | |
KR101081640B1 (ko) | 막 및 관련 제품의 표면 처리 | |
CN103285431A (zh) | 一种抗凝血丝素材料及其制备方法 | |
Zaman et al. | Recent advancement challenges with synthesis of biocompatible hemodialysis membranes | |
CN106310970B (zh) | 一种用于血液透析的改性聚偏氟乙烯中空纤维膜 | |
Su et al. | Polyethersulfone hollow fiber membranes for hemodialysis | |
CN108043251B (zh) | 一种聚砜或聚醚砜透析膜及其制备方法 | |
Yao et al. | Membranes for the life sciences and their future roles in medicine | |
WO2016208642A1 (ja) | 血液処理用分離膜及びその膜を組み込んだ血液処理器 | |
JPH05345802A (ja) | 水溶性グラフト重合体 | |
JP2009291498A (ja) | 中空糸膜および体外循環モジュール | |
JP2006288942A (ja) | 中空糸型血液浄化膜への表面改質剤コーティング方法、表面改質剤コート中空糸型血液浄化膜および表面改質剤コート中空糸型血液浄化器 | |
JP3498543B2 (ja) | 分離膜およびその製造方法 | |
EP0570232A2 (en) | Microporous polysulfone supports suitable for removal of low density lipoprotein-cholesterol | |
JPS6241738B2 (ja) | ||
CN113350589B (zh) | 一种血液透析器的抗污改性方法及其应用 | |
Eberhart et al. | Cardiovascular materials | |
JP2004041341A (ja) | 体外循環用リガンド固定化材料およびそれを用いたカラム | |
JPH0135681B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121108 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121108 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130307 |