JP2009290575A - 通信システム - Google Patents
通信システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009290575A JP2009290575A JP2008141174A JP2008141174A JP2009290575A JP 2009290575 A JP2009290575 A JP 2009290575A JP 2008141174 A JP2008141174 A JP 2008141174A JP 2008141174 A JP2008141174 A JP 2008141174A JP 2009290575 A JP2009290575 A JP 2009290575A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- codec
- monitoring
- unit
- mobile station
- communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
【解決手段】コーデック判定手段201が複数の端末の間で使用されるコーデックが同一であるか否かを判定し、モニタリング指示手段600、102がモニタリングを指示し、コーデック変換手段101が前記使用されるコーデックが同一ではないと判定された場合には通信されるデータをコーデック変換し、また、前記使用されるコーデックが同一ではないと判定されて、モニタリングが指示された場合には、通信されるデータを複製してモニタリング用にコーデック変換し、モニタリング手段600、102がモニタリングする。
【選択図】 図1
Description
図9には、モニタリングの一例を示してある。
具体的には、移動局2001と基地局(BS:Base Station)2002とが無線により通信し、移動局2011と基地局2012とが無線により通信する。また、基地局2002と基地局2012とが、SIP(Session Initiation Protocol)機能部2003、2013やコーデック変換部2021を介して通信する。これにより、移動局2001と移動局2011とが通信(2者通話)する。
また、固定端末2032が、モニタリング制御部2031を介してモニタリングを指示することにより、移動局2001、2011の間の2者通話をモニタリングする。
ここで、図9におけるモニタリング指示があると、図10に示される経路へ切り替えられる。また、図9に示されるコーデック変換部2021と図10に示されるコーデック変換部3021、3022は同じものであり、図10では表現上2つにして示してある。
具体的には、移動局3001と無線通信する基地局3002がSIP機能部3003とコーデック変換部3021を介してモニタリング制御部3031と接続されるとともに、移動局3011と無線通信する基地局3012がSIP機能部3013とコーデック変換部3022を介してモニタリング制御部3031と接続され、固定端末3032はモニタリング制御部3031と接続される。
しかしながら、この場合には、次のような(問題1)〜(問題2)が発生する。
(問題1)音声データの経路が切り替わるため、個別通話(2者間通話)において一瞬音声が途切れてしまう。
(問題2)モニタリングの解除後においても、モニタリング制御部を介した通信になってしまう。つまり、固定端末がモニタリングを解除しても、経路が切り替わらず、モニタリング対象外の音声データもモニタリング制御部を経由してしまう。
図11には、SIP機能部による音声データの複製転送の一例を示してある。
具体的には、移動局4001と無線通信する基地局4002と、移動局4011と無線通信する基地局4012とが、SIP機能部4003、4013やコーデック変換部4023を介して接続される。また、SIP機能部4003がコーデック変換部4021を介してモニタリング制御部4031と接続され、SIP機能部4013がコーデック変換部4022を介してモニタリング制御部4031と接続され、固定端末4032がモニタリング制御部4031と接続される。
しかしながら、このような方法にも問題が生じる場合があり、例えば、SIP機能部が存在しない他の網との接続を考慮したときなどは、他の網へのデータ複製転送を認める運用ポリシーを採れば問題とはならないが、必ずしもそのような運用ポリシーを採れるとは限らない。
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、例えばVoIP通信におけるモニタリング制御を効果的に行うことができる通信システムを提供することを目的とする。
すなわち、コーデック判定手段が、通信を行う複数の端末の間で使用されるコーデックが同一であるか否かを判定する。モニタリング指示手段が、前記複数の端末の間の通信に対するモニタリングを指示する。コーデック変換手段が、前記コーデック判定手段により前記使用されるコーデックが同一ではないと判定された場合には、前記通信を行う複数の端末の間で通信されるデータを(端末間通信のために)コーデック変換し、また、前記コーデック判定手段により前記使用されるコーデックが同一ではないと判定された場合であって、前記モニタリング指示手段によりモニタリングが指示された場合には、前記通信を行う複数の端末の間で通信されるデータを複製して、当該複製したデータをモニタリング用にコーデック変換する。モニタリング手段が、前記コーデック変換手段により前記モニタリング用にコーデック変換されたデータをモニタリングする。
また、各端末としては、種々なものが用いられてもよい。
また、データの通信としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、VoIPの音声データの通信を用いることができる。
また、通信システムとしては、例えば、有線通信のシステムに適用されてもよく、或いは、無線通信のシステムに適用されてもよく、或いは、有線通信と無線通信の両方を用いるシステムに適用されてもよい。
また、コーデック判定手段では、例えば、各端末がデータ通信に使用するコーデックの方式を特定する情報を記憶する記憶手段を外部又は内部に有して、その記憶内容に基づいてコーデックが同一であるか否かを判定することが行われてもよく、或いは、通信されるデータを解析等してそのデータに使用されているコーデックの方式を検出するような構成が用いられてもよい。
また、モニタリングの処理としては、例えば、複数の端末の間で通信されるデータ(或いは、それと同じ内容のもの)を受信して出力するような処理を用いることができる。
また、複製される対象となるデータとしては、種々な形式のものが用いられてもよく、例えば、パケットのデータを用いることができる。
また、例えば、モニタリング指示手段とモニタリング手段は、同一の装置に備えられてもよい。
すなわち、コーデック判定手段が、通信を行う複数の端末の間で使用されるコーデックが同一であるか否かを判定する。モニタリング指示手段が、前記複数の端末の間の通信に対するモニタリングを指示する。複製手段が、前記コーデック判定手段により前記使用されるコーデックが同一であると判定された場合であって、前記モニタリング指示手段によりモニタリングが指示された場合には、前記通信を行う複数の端末の間で通信されるデータを複製する。コーデック変換手段が、前記コーデック判定手段により前記使用されるコーデックが同一であると判定された場合であって、前記モニタリング指示手段によりモニタリングが指示された場合には、前記複製手段により複製されたデータをモニタリング用にコーデック変換する。モニタリング手段が、前記コーデック変換手段により前記モニタリング用にコーデック変換されたデータをモニタリングする。
すなわち、当該通信システムは、当該通信システムの網とは異なる他網のシステムに接続される。当該通信システムでは、当該通信システム側のみについてモニタリングのための処理を実行する。
従って、例えば、自網の通信システムが他網のシステムに接続された場合においても、自網の通信システム側のみについてモニタリングを行うことができ、例えばVoIP通信におけるモニタリング制御を効果的に行うことができる。
また、自網の通信システム側のみについてモニタリングのための処理を実行する態様としては、種々な態様が用いられてもよく、例えば、自網の通信システム内に存在する端末から送信されたデータのみについてモニタリングを行う(つまり、他網のシステム内に存在する端末から送信されたデータについてはモニタリングを行わない)態様や、或いは、自網の通信システム内に存在する端末から送信されたデータについては自網の通信システム内においてモニタリングを行うが、そのデータを他網のシステムへ送ることはしないような態様などを用いることができる。
また、他の構成例として、自網と他網の両方ともモニタリングを行うことも可能である。
図1には、本発明の一実施例に係るIPネットワークシステムの構成例を示してある。
本例のIPネットワークシステムは、移動局(MS)401と、当該移動局(MS)401と無線通信する基地局(BS)400と、移動局(MS)411と、当該移動局(MS)411と無線通信する基地局(BS)410と、移動局(MS)501と、当該移動局(MS)501と無線通信する基地局(BS)500と、移動局(MS)511と、当該移動局(MS)511と無線通信する基地局(BS)510と、基地局400及び基地局410と接続されたL2スイッチ802と、当該L2スイッチ802と接続されたWAN(Wide Area Network)ルータ702と、基地局500及び基地局510と接続されたL2スイッチ803と、当該L2スイッチ803と接続されたWANルータ703と、WANルータ702及びWANルータ703が接続されたWAN700を備えている。
SIPサーバ200は、コーデック調整器201を備えている。
アクセスゲートウエイ300は、SIP機能部301と、SIP機能部302を備えている。
アクセスゲートウエイ310は、SIP機能部311と、SIP機能部312を備えている。
各基地局400、410、500、510は、例えば、1つ又は複数の移動局を収容し、移動局とSIP機能部との間のアクセスリンクを確立するために制御される。
モニタリング制御部102は、モニタリング対象となっている通信セッションの音声データを受信して、ミキシングする。
コーデック調整器201は、個別通信(2者通信)において2者間のコーデックが異なる場合に、音声データがコーデック変換部101を経由してコーデック変換されるように、シグナリングを制御する。
各SIP機能部301、302、311、312は、例えば、移動局や基地局や固定端末に対するメディアフローの制御を行う。メディアフローの制御としては、帯域の割り当てや、フィルタリングや、QoS(Quality of Service)マーキングがある。本例では、各SIP機能部301、302、311、312は、無線方式の違いによる制御データの相違を吸収し、SIPによる2者間通信やグループ通話のためのセッション制御を開始する。
固定端末600は、例えば、有線卓などを有しており、オペレータ(人)が有線卓などを操作することにより或いは予め設定されたプログラムなどにより自動的に、モニタリング対象を指示する。
また、本例では、固定端末600は、コーデックC3を使用しており、SIPセッションを開始するときは、アクセスゲートウエイを使用しないで直接SIPサーバ200を利用する。
図2には、コーデック変換が必要な場合における2者通話のシーケンスの一例を示してある。
移動局401によりコーデックが異なる移動局501に対してセッションを確立する際、移動局401から基地局400を介してSIP機能部301へ呼設定(SET UP)メッセージが送信される。
SIP機能部301は、このメッセージをSIPのINVITEメッセージに変換してコーデック調整器201へ送信する。この際、SDP(メッセージ)にはコーデックC1とSIP機能部301のIPアドレス/ポート番号を指定する。
ここで、SDPは、Session Description Protocolであり、マルチメディアセッションを記述するものである。
このように、アクセスゲートウエイ310のSIP機能部311は、当該SIP機能部311に送信されたINVITEメッセージに対して、移動局501のコーデック(C2)とは異なることから、SDPに移動局501のコーデック(C2)を指定した606 Not AcceptableメッセージでSIPサーバ200のコーデック調整器201へ応答する。
すると、コーデック変換部101は、コーデックC2とコーデック変換部101のIPアドレス/ポート番号を指定した200 OKメッセージで応答する。コーデック調整器201はコーデック変換部101へACKを送る。
すると、コーデック変換部101は、コーデックC1とコーデック変換部101のIPアドレス/ポート番号を指定した200 OKメッセージで応答する。コーデック調整器201はコーデック変換部101へACKを送る。
SIP機能部311は、基地局500を介して移動局501へ呼設定(SET UP)メッセージを送信する。
これにより、移動局501からSIP機能部311への呼出(ALERT)メッセージの送信や、SIP機能部311からコーデック調整器201への180 RINGINGメッセージの送信や、コーデック調整器201からSIP機能部301への180 RINGINGメッセージの送信や、SIP機能部301から移動局401への呼出(ALERT)メッセージの送信が行われる。
なお、SIP機能部311からコーデック調整器201へACKが送信され、コーデック調整器201からSIP機能部301へACKが送信される。
移動局401からの音声データ(コーデックC1:コーデックC1を使用したものという意味、以降も同様)は、SIP機能部301により音声パケット(コーデックC1)へ変換されて、コーデック変換部101へ送信される。コーデック変換部101は、受信した音声パケットについてコーデック変換(コーデックC1からコーデックC2への変換)を行って、その音声パケットをSIP機能部311へ送信(転送)する。そして、SIP機能部311が、音声データ(コーデックC2)を移動局501へ送信する。
本例では、図2に示されるシーケンスと同様にコーデック調整器201を介してINVITEメッセージがSIP機能部302へ送信されるが、コーデックが同じであるため、通常のSIPセッション確立シーケンスとなる。
なお、SIP機能部302からコーデック調整器201へACKを送信し、コーデック調整器201からSIP機能部301へACKを送信する。
移動局401からの音声データ(コーデックC1)は、SIP機能部301により音声パケット(コーデックC1)へ変換されて、SIP機能部302へ送信され、SIP機能部302から移動局411へ音声データ(コーデックC1)が送信される。
一方、移動局411からの音声データ(コーデックC1)は、SIP機能部302により音声パケット(コーデックC1)へ変換されて、SIP機能部301へ送信され、SIP機能部301から移動局401へ音声データ(コーデックC1)が送信される。
図2に示されるように、移動局401と移動局501とが通話可能状態であるとする。
具体的には、移動局401からの音声データ(コーデックC1)が、SIP機能部301により音声パケット(コーデックC1)へ変換されて、コーデック変換部101へ送信される。コーデック変換部101は、受信した音声パケットについてコーデック変換(コーデックC1からコーデックC2への変換)を行って、その音声パケットをSIP機能部311へ送信(転送)する。そして、SIP機能部311が、音声データ(コーデックC2)を移動局501へ送信する。
このように、本例では、アプリケーションサーバ100のモニタリング制御部102が、移動局401と移動局501の通話がコーデック変換を行っているか否かを確認するために、コーデック調整器201へjoin eventを指定したINVITEメッセージを送信する。
ここで、URIは、Uniform Resource Identifierであり、通信リソースの識別子である。
このように、SIPサーバ200のコーデック調整器201は、移動局401と移動局501の通話でコーデック変換が行われている場合には、Contactヘッダにコーデック変換部101のSIP URIを指定した302 Moved Temporaryメッセージでモニタリング制御部102へ応答する。
なお、モニタリング制御部102は、コーデック調整器201へACKを送信する。
コーデック変換部101は、SDPに固定端末600のコーデックC3とコーデック変換部101のネットワーク情報(IPアドレス/ポート番号)を指定した200 OKメッセージをモニタリング制御部102へ送信する。
なお、モニタリング制御部102は、コーデック変換部101へACKを送信する。
なお、固定端末600は、モニタリング制御部102へACKを送信する。
移動局401からの音声データ(コーデックC1)は、SIP機能部301で音声パケット(コーデックC1)へ変換されて、コーデック変換部101へ送信される。
また、同時に、コーデック変換部101は、受信した音声パケットを複製して、複製した音声パケットについてコーデック変換(コーデックC1からコーデックC3への変換)を行って、その音声パケット(コーデックC3)をモニタリング制御部102へ送信(転送)する。
コーデック変換部101は、受信した音声パケットについてコーデック変換(コーデックC2からコーデックC1への変換)を行って、その音声パケット(コーデックC1)をSIP機能部301へ送信(転送)する。この音声パケット(コーデックC1)は、SIP機能部301により音声データ(コーデックC1)へ変換されて、移動局401へ送信される。
モニタリング制御部102は、受信した2つの音声パケット(コーデックC3)を合成して、固定端末600へ送信(転送)する。
また、アプリケーションサーバ100のモニタリング制御部102は、コーデック変換された移動局401及び移動局501からの音声データをミキシングして固定端末600へ転送する。
図3に示されるように、移動局401と移動局411とが通話可能状態であるとする。
具体的には、移動局401からの音声データ(コーデックC1)が、SIP機能部301により音声パケット(コーデックC1)へ変換されて、SIP機能部302へ送信され、SIP機能部302から移動局411へ音声データ(コーデックC1)が送信される。
一方、移動局411からの音声データ(コーデックC1)が、SIP機能部302により音声パケット(コーデックC1)へ変換されて、SIP機能部301へ送信され、SIP機能部301から移動局401へ音声データ(コーデックC1)が送信される。
このように、本例では、アプリケーションサーバ100のモニタリング制御部102が、移動局401と移動局411の通話がコーデック変換を行っているか否かを確認するために、コーデック調整器201へjoin eventを指定したINVITEメッセージを送信する。
コーデック変換部101は、SDPに固定端末600のコーデックC3とコーデック変換部101のIPアドレス/ポート番号を指定した200 OKメッセージでコーデック調整器201へ応答する。
なお、コーデック調整器201は、コーデック変換部101へACKを送信する。
コーデック変換部101は、SDPにコーデックC1とコーデック変換部101のネットワーク情報(IPアドレス/ポート番号)を指定した200 OKメッセージでコーデック調整器201へ応答する。
なお、コーデック調整器201は、コーデック変換部101へACKを送信する。
そして、コーデック調整器201は、固定端末600のモニタリング用にコーデック変換が必要であると判断したときには、コーデック変換部101に対して、SDPに固定端末600のコーデック(C3)及びモニタリング制御部102のIPアドレス/ポート番号を指定したINVITEメッセージを送信すると同時に、SDPにSIP機能部301のコーデック(C1)及びSIP機能部301のIPアドレス/ポート番号を指定したINVITEメッセージを送信する。
SIP機能部301は、SDPにコーデックC1とSIP機能部301のIPアドレス/ポート番号を指定した200 OKメッセージをコーデック調整器201へ送信する。
なお、固定端末600からモニタリング制御部102へACKが送信され、モニタリング制御部102からコーデック調整器201へACKが送信され、コーデック調整器201からSIP機能部301へACKが送信される。
移動局401からの音声データ(コーデックC1)は、SIP機能部301で音声パケット(コーデックC1)へ変換されて、SIP機能部302へ送信(転送)される。この音声パケット(コーデックC1)は、SIP機能部302で音声データ(コーデックC1)へ変換されて、移動局411へ送信される。
コーデック変換部101に転送された音声パケット(コーデックC1)は、コーデック変換部101によりコーデック変換(コーデックC1からコーデックC3への変換)が行われて、変換後の音声パケット(コーデックC3)がモニタリング制御部102へ送信(転送)される。
コーデック変換部101に転送された音声パケット(コーデックC1)は、コーデック変換部101によりコーデック変換(コーデックC1からコーデックC3への変換)が行われて、変換後の音声パケット(コーデックC3)がモニタリング制御部102へ送信(転送)される。
このように、本例では、アクセスゲートウエイ300のSIP機能部301が、移動局401からの音声データ(音声パケット)及び移動局411からの音声データ(音声パケット)をコーデック変換部101へ送信することにより、モニタリングを行う。
ここで、本例では、SIP機能部301が音声パケットを複製する構成としたが、他の構成例として、SIP機能部301の代わりに、SIP機能部302が音声パケットを複製する構成とすることも可能である。
これにより、本例のIPネットワークシステムでは、第3者によりモニタリングを行う際に、音声の途切れや、モニタリング対象外の音声がモニタリング制御部102を経由することを無くすことができる。
更に、他網システムの運用ポリシーで第3者(例えば、統制局などの固定端末600)に2者間通話の内容を聞かれたくない場合には、自網側のみモニタリングする制御を行うことができるため、他網システムの運用ポリシーに左右されることなく、自網側のみをモニタリングすることができる。
(効果例1)2者通話中に固定端末600によりモニタリングを行っても、音声データの経路を切り替えることが無くなるため、音声が途切れることが無くなる。
(効果例2)モニタリングを解除しても、音声データの経路を切り替えることなく、モニタリング前の2者通話に戻すことが可能となる。
図6には、端末間のコーデックが相違する場合について、コーデック変換中の2者通話におけるモニタリング制御の一例を示してある。これは、図4に示されるフローチャートに対応するものである。
具体的には、移動局401と移動局501とが基地局400、500やSIP機能部301、311やコーデック変換部101を介してVoIPの2者間通話を行い、コーデック変換部101がモニタリング制御部102へコーデック変換した音声データを転送することにより、固定端末600がモニタリング制御部102を介して2者間通話をモニタリングする。
図7には、端末間のコーデックが同一である場合について、コーデック変換無しの2者通話におけるモニタリング制御の一例を示してある。これは、図5に示されるフローチャートに対応するものである。
具体的には、移動局401と移動局411とが基地局400、410やSIP機能部301、302を介してVoIPの2者間通話を行い、片方のSIP機能部301がコーデック変換部101へ音声データ(送受信データ)を送信(転送)し、コーデック変換部101がモニタリング制御部102へコーデック変換した音声データを転送することにより、固定端末600がモニタリング制御部102を介して2者間通話をモニタリングする。
図8には、他網に接続された場合について、自網と他網で構成されるシステムにおけるモニタリング制御の一例を示してある。
具体的には、自網のシステム(本例のIPネットワークシステム)では、移動局401が基地局400を介してSIP機能部301と通信する。他網1000のシステムでは、移動局1003が基地局1002を介してSIPサーバ1001と通信する。そして、自網のシステムの移動局401と他網1000のシステムの移動局1003とが通信して2者間通話を行う。
一方、2者間通話でコーデック変換が行われないときには、自網のSIP機能部301が自網のコーデック変換部101b(例えば、コーデック変換部101)を介してモニタリング制御部102と通信することにより、固定端末600がモニタリング制御部102を介して2者間通話(例えば、自網システム側のみ)をモニタリングする。
このように、2者間通話におけるコーデック変換の有無に応じて、いずれか片方の接続状態を確立する。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係るシステムや装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
Claims (3)
- 複数の端末の間でデータの通信を行う通信システムにおいて、
通信を行う複数の端末の間で使用されるコーデックが同一であるか否かを判定するコーデック判定手段と、
前記複数の端末の間の通信に対するモニタリングを指示するモニタリング指示手段と、
前記コーデック判定手段により前記使用されるコーデックが同一ではないと判定された場合には、前記通信を行う複数の端末の間で通信されるデータをコーデック変換し、また、前記コーデック判定手段により前記使用されるコーデックが同一ではないと判定された場合であって、前記モニタリング指示手段によりモニタリングが指示された場合には、前記通信を行う複数の端末の間で通信されるデータを複製して、当該複製したデータをモニタリング用にコーデック変換するコーデック変換手段と、
前記コーデック変換手段により前記モニタリング用にコーデック変換されたデータをモニタリングするモニタリング手段と、
を備えたことを特徴とする通信システム。 - 複数の端末の間でデータの通信を行う通信システムにおいて、
通信を行う複数の端末の間で使用されるコーデックが同一であるか否かを判定するコーデック判定手段と、
前記複数の端末の間の通信に対するモニタリングを指示するモニタリング指示手段と、
前記コーデック判定手段により前記使用されるコーデックが同一であると判定された場合であって、前記モニタリング指示手段によりモニタリングが指示された場合には、前記通信を行う複数の端末の間で通信されるデータを複製する複製手段と、
前記コーデック判定手段により前記使用されるコーデックが同一であると判定された場合であって、前記モニタリング指示手段によりモニタリングが指示された場合には、前記複製手段により複製されたデータをモニタリング用にコーデック変換するコーデック変換手段と、
前記コーデック変換手段により前記モニタリング用にコーデック変換されたデータをモニタリングするモニタリング手段と、
を備えたことを特徴とする通信システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の通信システムにおいて、
当該通信システムは、当該通信システムの網とは異なる他網のシステムに接続され、
当該通信システムでは、当該通信システム側のみについてモニタリングのための処理を実行する、
ことを特徴とする通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008141174A JP5311454B2 (ja) | 2008-05-29 | 2008-05-29 | 通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008141174A JP5311454B2 (ja) | 2008-05-29 | 2008-05-29 | 通信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009290575A true JP2009290575A (ja) | 2009-12-10 |
JP5311454B2 JP5311454B2 (ja) | 2013-10-09 |
Family
ID=41459336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008141174A Active JP5311454B2 (ja) | 2008-05-29 | 2008-05-29 | 通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5311454B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014155210A (ja) * | 2013-02-14 | 2014-08-25 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 無線通信システム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001268225A (ja) * | 2000-03-14 | 2001-09-28 | Nec Corp | 多重音声信号処理装置、方法及びプログラムを記録した記録媒体 |
JP2001333070A (ja) * | 2000-05-19 | 2001-11-30 | Nec Corp | 音声信号傍受方式 |
JP2005348163A (ja) * | 2004-06-03 | 2005-12-15 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Ip網における音声モニタ方法及び装置 |
JP2007267269A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Nec Corp | 音声モニタシステム、tfo分解装置、音声モニタリング法、プログラム、記録媒体 |
-
2008
- 2008-05-29 JP JP2008141174A patent/JP5311454B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001268225A (ja) * | 2000-03-14 | 2001-09-28 | Nec Corp | 多重音声信号処理装置、方法及びプログラムを記録した記録媒体 |
JP2001333070A (ja) * | 2000-05-19 | 2001-11-30 | Nec Corp | 音声信号傍受方式 |
JP2005348163A (ja) * | 2004-06-03 | 2005-12-15 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Ip網における音声モニタ方法及び装置 |
JP2007267269A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Nec Corp | 音声モニタシステム、tfo分解装置、音声モニタリング法、プログラム、記録媒体 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014155210A (ja) * | 2013-02-14 | 2014-08-25 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 無線通信システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5311454B2 (ja) | 2013-10-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5033173B2 (ja) | ドメイン間グループ通信 | |
US7058042B2 (en) | One-to-one communication | |
JP4709217B2 (ja) | ハイブリッド電気通信ネットワークにおけるセッション制御を行う方法及び装置 | |
WO2017129129A1 (zh) | 即时通话方法、装置和系统 | |
EP2675134B1 (en) | Method for transmitting data from a participant device in a session in an internet protocol (IP) system | |
JP5174178B2 (ja) | 着信転送のための方法、システム、およびデバイス | |
JP5450444B2 (ja) | マルチメディア通話を処理するための方法及び装置 | |
CN101374256B (zh) | 一种处理会话中媒体流连续性的方法、装置及系统 | |
JP2005530454A (ja) | 複数参加者通信セッションにおける話者アービトレーションの方法および装置 | |
WO2009012665A1 (fr) | Procédé pour assurer une continuité d'appel multimédia, équipement et système associés | |
JP2009519629A (ja) | マルチメディア通信セッションを確立するための方法および装置 | |
JP2008541501A (ja) | 同時セッション制御のためのユーザ装置、方法、及びシステム | |
JP4940335B2 (ja) | 電話交換装置及び電話端末及び電話システムで使用される制御方法 | |
WO2009065327A1 (fr) | Procédé, système et dispositif de transfert d'appel | |
JP5027297B2 (ja) | 移動通信ネットワークにおける呼のハンドリング | |
WO2002085050A9 (en) | One-to-one communication, where the system having different control plane and user plane logical entities | |
JP2008502252A (ja) | 通信システム | |
JP5311454B2 (ja) | 通信システム | |
JP2008294821A (ja) | 無線通信システム | |
RU2446605C2 (ru) | Способ, система и устройство для согласования службы данных сигнализации протокола инициации сеанса | |
JP4889938B2 (ja) | シグナリング中継装置 | |
JP2010147543A (ja) | 移動網システム及びガイダンスメッセージ提供方法 | |
JP2010068087A (ja) | グループ通話制御サーバ | |
JP7009509B2 (ja) | ネットワーク装置の管理 | |
WO2009079810A1 (fr) | Procédé de négociation de transmission redondante |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20101128 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110524 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121030 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130604 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130627 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5311454 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |