JP2009290416A - 非接触通信アンテナ装置及び携帯通信端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】 携帯通信端末間で接触通信を行う場合に、両端末が任意の向きにされた場合でも良好な通信特性の非接触通信が行えるようにする。
【解決手段】
RFIDアンテナ10はそのアンテナ面が少なくとも縦横比が異なった形状である。RFIDアンテナ10は、そのアンテナ中心を通り且つアンテナ面に対して略々直交する回動軸部16により回動自在に軸支されている。また、RFIDアンテナ10のアンテナ面上には、回動軸部16によるアンテナ10の回動と一体化するように回動する永久磁石11が設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】
RFIDアンテナ10はそのアンテナ面が少なくとも縦横比が異なった形状である。RFIDアンテナ10は、そのアンテナ中心を通り且つアンテナ面に対して略々直交する回動軸部16により回動自在に軸支されている。また、RFIDアンテナ10のアンテナ面上には、回動軸部16によるアンテナ10の回動と一体化するように回動する永久磁石11が設けられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えばいわゆるRFID(Radio Frequency-Identification:電波方式認識)にて非接触通信を行うための非接触通信アンテナ装置、及びその非接触通信アンテナ装置を備えた携帯通信端末に関する。
近年は、RFIDによる非接触通信を行う通信システムが広く普及しており、この通信システムにより、例えば通貨を用いない金銭取引や交通機関の自動改札制御などが実用化されている。
また、携帯通信端末の代表例である携帯電話端末のなかには、RFIDの非接触ICカード機能と非接触ICカードリーダライタ機能の双方を搭載し、それら機能を適宜切り替え可能とした機種も商品化されつつある。なお、以下の説明では、RFIDの非接触ICカード機能を単にICカード機能と表記し、非接触ICカードリーダライタ機能を単にリーダライタ機能と表記する。また、携帯通信端末にてICカード機能が使用されている時の動作モードをカードモードと表記し、リーダライタ機能が使用されている時の動作モードをリーダライタモードと表記する。
また、特開2007−88661号の公開特許公報(特許文献1)には、非接触ICカード機能と非接触ICカードリーダライタ機能の両方を備えた情報処理装置が開示されている。この公報に記載の装置は、所定形状で巻かれた第1の巻き数の給電素子と、給電素子の内側又は外側に設けられ、所定形状で巻かれた第2の巻き数の無給電素子とからなるループアンテナを備えている。これにより、この公報記載の装置は、カードモードとリーダライタモードの何れにおいても通信感度を向上させることが可能となっている。
ところで、非接触通信を行う際には、リーダライタ側とICカード側の両アンテナ面が略々相対向するようになされ、且つ、それらの両アンテナ中心が略々合うようにリーダライタ側とICカード側の位置関係を保つことが推奨されている。但し、リーダライタ側とICカード側の両アンテナ中心を軸(つまり略々アンテナ中心を通り且つアンテナ面に対して略々直交する軸)とした回転方向の角度については特に定められていない。
このため、例えば図12のように、携帯電話端末100に搭載された非接触通信用のアンテナ形状が長方形状のような縦横比等の異なった形状である場合、同一の端末同士を相対向させた時の向き(回転方向の角度)によっては通信特性が劣化することがある。
すなわち例えば、図13に示すように、同一の端末100,110の筐体長尺方向及び短尺方向をそれぞれ略々合わせた状態で相対向させて非接触通信を行う場合には、良好な通信特性を得ることができる。これに対し、例えば図14に示すように、端末100の筐体長尺方向と端末110の短尺方向とが並行するようにして両端末を相対向させて非接触通信を行う場合には、良好な通信特性が得られなくなる。つまり図13の場合は、両端末の非接触通信用アンテナ101,111の略々全面が相対向することになるため、良好な通信特性が得られるのに対し、図14の場合は、両アンテナ101,111で相対向する部分の面積が少なくなるため十分な通信特性が得られなくなる。この図14の例のような場合、通信特性の劣化により非接触通信そのものが出来なくなることも有り得る。
一方で、携帯電話端末等を用いて非接触通信を行う場合、一般ユーザが常に図13の例のように両端末の向きを揃えるとは限らない。したがって、例え両端末が任意の向きになされた場合であっても、常に良好な通信特性で非接触通信を行えるようにすることが望まれる。
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、例えば携帯通信端末間でRFIDの非接触通信を行う場合において、両端末が任意の向きにされた場合でも良好な通信特性での非接触通信が可能となる非接触通信アンテナ装置及び携帯通信装置を提供することを目的とする。
本発明は、非接触通信用アンテナ部のアンテナ面形状が少なくとも縦横比の異なった形状である時、その非接触通信用アンテナ部を回動可能とする。このため、非接触通信用アンテナ部は、そのアンテナ中心を通り且つアンテナ面に対して略々直交する回動軸を有する回動機構部により回動自在に軸支される。また、非接触通信用アンテナ部のアンテナ面上又はその近傍には、回動機構部による非接触通信用アンテナ部の回動と一体化して回動する磁石部が設けられている。本発明は、これにより上述した課題を解決する。
すなわち、本発明によれば、縦横比等の異なった形状のアンテナ面を有する非接触通信用アンテナ部が回動自在に軸支され、且つ、その非接触通信用アンテナには磁石が取り付けられている。したがって、例えば他の磁石のS極,N極が近づくと、非接触通信用アンテナに取り付けられている磁石が、当該他の磁石のS極,N極の向きより引きつけ若しくは反発し、それに伴って非接触通信用アンテナが回動することになる。
本発明においては、縦横比等が異なるアンテナ面の非接触通信用アンテナ部を回動自在に軸支すると共に、そのアンテナ部に一体化して磁石部を設けることで、互いに非接触通信を行う携帯通信端末が各々任意の向きにされた場合でも、良好な通信特性で非接触通信が行える。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
なお、以下の実施形態では、本発明の携帯通信端末の適用例として、非接触ICカード機能と非接触ICカードリーダライタ機能の両方を備えた携帯電話端末を挙げている。勿論、ここで説明する内容はあくまで一例であり、本発明はこの例に限定されないことは言うまでもない。以下、本実施形態の説明において、RFIDの非接触ICカード機能を単にICカード機能と表記し、非接触ICカードリーダライタ機能を単にリーダライタ機能と表記する。また、本実施形態の携帯電話端末にてICカード機能が起動された時の動作モード(第1の非接触通信モード)をカードモードと表記し、リーダライタ機能が起動された時の動作モード(第2の非接触通信モード)をリーダライタモードと表記する。さらに、本実施形態の携帯電話端末に搭載されているRFID用のアンテナは、例えば長方形状のような縦横比等の異なった異形形状となされているとする。
〔アンテナ及びその回動機構〕
図1には、本発明の非接触通信用アンテナ装置の主要部の構成として、携帯電話端末に搭載されているRFID用のアンテナ10と、当該RFICアンテナ10を回動自在とする回動機構の概略的な構成例を示す。
図1には、本発明の非接触通信用アンテナ装置の主要部の構成として、携帯電話端末に搭載されているRFID用のアンテナ10と、当該RFICアンテナ10を回動自在とする回動機構の概略的な構成例を示す。
図1において、RFIDアンテナ10は、縦横の比率等が大きく異なる例えば長方形状となされており、そのアンテナ面が携帯電話端末の例えば筐体背面側の内壁面と略々並行になるように当該端末筐体内部に組み込まれている。
上記RFIDアンテナ10のアンテナ面の略々中央部分には、N極とS極を有する永久磁石11が例えば接着等により固定されている。なお、図1の例では、永久磁石11として長方形の板状のものを図示しているが、棒状等の他の形状のものであっても良い。またこの例では、アンテナ面上に永久磁石11が固定された例を挙げているが、当該永久磁石11は、後述する回動軸部16によってRFIDアンテナ10と共に回動するのであればアンテナ面以外の場所に設けられていても良い。当該永久磁石11は、N極側端部とS極側端部の間の中央部と、RFIDアンテナ10のアンテナ中心とが略々一致すると共に、RFIDアンテナ10の長尺方向の一方の端部側がN極側となり、他方の端部側がS極側となるように配されている。なお、以下の説明では、上記永久磁石11のN極側端部とS極側端部との間の中央部を極間中心と表記することにする。
上記RFIDアンテナ10のアンテナ中心及び上記永久磁石11の極間中心には、例えば円柱状の回動軸部16の一方の端部が固定されている。当該回動軸部16は、その円柱軸を回動軸として回動可能となされている。また、この回動軸部16の他方の端部側には、後述するストッパ機構20にて係止された時に当該回動軸部16の回動を制限し、一方、ストッパ機構20による係止が外された時には当該回動軸部16の回動制限を解除するためのストッパ係合部15が固定されている。すなわち本実施形態では、上記ストッパ係合部15がストッパ機構20による係止から外された時に、上記回動軸部16と共に上記RFIDアンテナ10及び永久磁石11が回動自在な状態となる。なお、上記回動時の回動可能な角度は、少なくとも180度以上にすることが望ましい。但し、RFIDアンテナ10と回路部とを電気的に接続するケーブルの捻れを少なくするためなどの理由から、360度以上の回動角度については規制することが望ましい。
ストッパ機構20は、RFIDアンテナ10及び永久磁石11の回動を制限する場合には、上記ストッパ係合部15を係止し、逆に、RFIDアンテナ10及び永久磁石11の回動制限を解除する場合には、上記ストッパ係合部15の係止を外すような機構を有している。
図1,図2,図6には、ストッパ機構20により上記ストッパ係合部15が係止されている状態を示している。一方、図3〜図5と図7,図8には、ストッパ係合部15がストッパ機構20による係止から外されたことで、RFIDアンテナ10及び永久磁石11が回動可能となっている状態を示している。なお、図1〜図8では、図示の都合上、各部の縮尺は実際の縮尺とは異なっており、適宜変更されている。また、図2〜図5では、説明の都合上、実際には他の部材により隠れてしまう部分についても透過した状態で図示している。
上記ストッパ機構20は、図1〜図8に示すように、主要な構成要素として、筐体取付部21a,21bと、摺動・ストッパ係止部12a,12bと、摺動レール部14と、ストッパ衝止部22a,22bとを有して構成されている。
筐体取付部21a,21bは、図示を省略している携帯電話端末の筐体内壁面等に取り付けられることにより、当該ストッパ機構20を携帯電話端末の筐体内壁面等に固定するためのものである。なお、図示は省略しているが、筐体内壁面への固定は、例えばネジ止めや接着等によりなされる。
ストッパ衝止部22a,22bは、それぞれ対応した筐体取付部21a,21bに固定されており、筐体内壁面に対して例えば略々垂直方向の面を有する板状の部材により形成されている。以下、ストッパ衝止部22a,22bの、上記筐体内壁面に対して垂直方向の面を、衝止面と表記する。これらストッパ衝止部22a,22bの両衝止面は、互いに相対向するように配置されている。また、これらストッパ衝止部22a,22bの両衝止面には、それら両面間を掛け渡すように摺動レール部14が固定されている。
上記摺動レール部14は、図3や図7中の矢印Sa,Sb方向に摺動・ストッパ係止部12a,12bを摺動可能とするためのレール部である。すなわち本実施形態の場合、摺動・ストッパ係止部12a,12bは、当該摺動レール部14上を矢印Sa,Sb方向に摺動可能となっている。
摺動・ストッパ係止部12a,12bは、上記摺動レール部14上を摺動して、例えば当該摺動レール部14の略々中央部分で互いに突き当たった状態となったときに、上記ストッパ係合部15の外形状と略々一致する形状の穴部を形成する。したがって、この状態の時には、上記穴部に上記ストッパ係合部15が係合することになる。これにより、図1,図2,図6に示したように、上記RFIDアンテナ10及び永久磁石11は回動不能な状態となる。
一方、摺動・ストッパ係止部12a,12bは、上記摺動レール部14上を摺動して、上記ストッパ衝止部22a,22bの各衝止面側へ移動した時に、上記穴部が開くようになされている。したがって、当該穴部が開いた状態の時には、上記ストッパ係合部15の係合が解かれることになる。これにより、図4,図5,図8の図中矢印Rに示すように、上記RFIDアンテナ10及び永久磁石11は回動可能な状態となる。
なお、図の例では、摺動レール部14は四角柱状となされているが、円柱状等の他の形状であっても良い。もちろんその場合、摺動・ストッパ係止部12a,12bの摺動部分の形状も摺動レール部14の形状に合わせたものとなる。
さらに本実施形態の場合、これら摺動・ストッパ係止部12a,12bは、図示しないモータ等の駆動装置と例えばラックピニオン機構などにより、上記摺動レール部14上を摺動するように駆動される。
また本実施形態の場合、図9に示すように、例えば回動軸部16には、バネ24が繋がれている。さらに上記バネ24と回動軸部16との間には、上記モータの駆動力をバネ力に変換する力変換機構23が設けられている。当該力変換機構23は、摺動レール部14上で摺動・ストッパ係止部12a,12b同士を近づける方向へ移動させるモータ駆動がなされた時には、当該バネ24に対して圧縮又は伸張する方向への力を加える。当該バネ24に対して圧縮又は伸張する方向へ力が加えられた時のバネ力は、具体的には、RFIDアンテナ10及び永久磁石11の位置を、図1,図2,図6の配置になる方向へ回動軸部16を回動させるための力となされている。逆に、摺動・ストッパ係止部12a,12b同士を離す方向へ移動させるモータ駆動がなされた時には、力変換機構23は、上記バネ24のバネ力を完全に開放する。なお、当該力変換機構23については既存の様々な構成を流用可能である。
上述のように、摺動レール部14上で摺動・ストッパ係止部12a,12b同士が近づく方向へ移動した時には、上記バネ24のバネ力が回動軸部16へ加えられることになり、図1,図2,図6の配置になる方向へRFIDアンテナ10及び永久磁石11が回動することになる。一方、摺動レール部14上で摺動・ストッパ係止部12a,12b同士が離れる方向へ移動した時には、当該バネ24のバネ力が完全に解放されることにより、図4,図5,図8のように、RFIDアンテナ10及び永久磁石11は自由に回動可能となる。
〔アンテナの回動例〕
ところで、上述した本実施形態の携帯電話端末同士で非接触通信を行う場合、上記リーダライタ側とICカード側の両アンテナ面が略々相対向するようになされ、且つ、それらの両アンテナ中心が略々合うようにリーダライタ側とICカード側が配置されることになる。
ところで、上述した本実施形態の携帯電話端末同士で非接触通信を行う場合、上記リーダライタ側とICカード側の両アンテナ面が略々相対向するようになされ、且つ、それらの両アンテナ中心が略々合うようにリーダライタ側とICカード側が配置されることになる。
ここで、本実施形態の携帯電話端末において、例えばリーダライタ側となされた端末(リーダライタモードの端末)では、前述の図4,図5,図8のようにRFIDアンテナ10及び永久磁石11が自由に回動可能な状態となされる。すなわち、リーダライタモードになされると、その携帯電話端末は、ストッパ係合部15の係止を外すようにストッパ機構20を駆動し、前記バネ24のバネ力を完全に解放させて、RFIDアンテナ10及び永久磁石11を自由に回動可能とする。一方、カード側となされた携帯電話端末では、前述の図1,図2,図6のようにRFIDアンテナ10及び永久磁石11の位置が固定される。すなわち、カード側の携帯電話端末は、上記ストッパ係合部15を係止するようにストッパ機構20が駆動され、RFIDアンテナ10及び永久磁石11の向きが固定される。
これにより、リーダライタ側の携帯電話端末のRFIDアンテナ10の向きは、当該アンテナ10に取り付けられている永久磁石11のN極,S極が、カード側のRFIDアンテナ10の永久磁石11のN極,S極と引き合うよう位置で止まることになる。すなわち、カード側の携帯電話端末1のアンテナ3向きが図10の例のようになされている場合、リーダライタ側の携帯電話端末2のアンテナ4は、当該カード側端末のアンテナ3の向きに合うようになる。
〔携帯電話端末の基本構成〕
図11には、上記カード機能とリーダライタ機能の両方を備えた携帯電話端末の概略的な内部構成を示す。
図11には、上記カード機能とリーダライタ機能の両方を備えた携帯電話端末の概略的な内部構成を示す。
図11において、通信アンテナ53と通信回路52は、例えば通話や電子メール等のパケット通信のための信号電波を送受信し、それら送受信信号の周波数変換、変調と復調等を行う。
操作部55は、携帯電話端末の筐体上に設けられているテンキーや発話キー、終話/電源キー等の各キーや十字キー等のキーデバイスと、それらキーデバイスが押下操作等された時の操作信号を発生する操作信号発生器とからなる。
モータ制御部62は、前述した摺動・ストッパ係止部12a,12bを摺動レール部14上で移動させるストッパモータ63等の駆動を制御する。
非接触通信部60は、永久磁石付きのRFIDアンテナ61(前述の永久磁石11が取り付けられたRFIDアンテナ10)を用いた非接触通信を行うための信号処理回路である。
メモリ部54は、例えばOS(Operating System)プログラムや、制御部51が各部を制御するための制御プログラム、リーダライタモードやカードモードに応じてモータ制御部62を制御するためのプログラム、非接触通信部60の制御や信号送受を行うためのプログラム等を記憶する。また、メモリ部54は、それら制御プログラムの他に、各種のアプリケーションプログラム、各種データを記憶し、また、制御部51の作業領域として随時データを格納する。なお、メモリ部54の各プログラムは、ディスク状記録媒体や外部半導体メモリ等を介して格納されたり、外部インターフェースを通じたケーブル或いは無線を介して格納されたものであっても良い。
制御部51は、CPUからなり、本実施形態の携帯電話端末の各部の制御と各種信号処理の制御、非接触IC制御プログラムの実行に伴う各種制御及び信号処理、モータ制御部62の駆動制御等を行う。
その他ブロック64は、一般的な携帯電話端末に設けられる他のすべての構成要素からなる部分である。これら他の全構成要素の説明は省略する。
〔まとめ〕
本発明実施形態によれば、図10に示したように、カード側の携帯電話端末1のRFIDアンテナ3の向きに合うように、リーダライタ側の携帯電話端末2のアンテナ4の向きが自動的に変化するため、両端末1,2が任意の向きに合わされた場合でも良好な通信特性での非接触通信が可能となる。したがって、同一の携帯電話端末同士であれば、カード側端末がどのような向き、つまりアンテナ中心を通り且つアンテナ面に対して略々直交する軸を中心とした回転方向の角度がどのような角度であったとしても、非接触通信が可能となる。
本発明実施形態によれば、図10に示したように、カード側の携帯電話端末1のRFIDアンテナ3の向きに合うように、リーダライタ側の携帯電話端末2のアンテナ4の向きが自動的に変化するため、両端末1,2が任意の向きに合わされた場合でも良好な通信特性での非接触通信が可能となる。したがって、同一の携帯電話端末同士であれば、カード側端末がどのような向き、つまりアンテナ中心を通り且つアンテナ面に対して略々直交する軸を中心とした回転方向の角度がどのような角度であったとしても、非接触通信が可能となる。
また、本実施形態では、リーダライタ側のRFIDアンテナ10を自由に回動可能としており、カード側のRFIDアンテナ10を固定することで、リーダライタ側に翳す方のカード側端末の向きの自由度を上げることが可能となっている。
なお、上述した本発明の実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
本実施形態では、携帯電話端末を例に挙げたが、その他の各種携帯通信端末にも適用可能である。また、本発明は携帯型の端末に限定されず、据え置き型の端末にも適用可能である。
1,2 携帯電話端末、3,4,10 RFIDアンテナ、11 永久磁石、12a,12b 摺動・ストッパ係止部、14 摺動レール部、15 ストッパ係合部、16 回動軸部、20 ストッパ機構、21a,21b 筐体取付部、22a,22b ストッパ衝止部、23 力変換機構、24 バネ
Claims (7)
- 少なくとも縦横比が異なった形状のアンテナ面を有する非接触通信用アンテナ部と、
上記非接触通信用アンテナ部を、そのアンテナ中心を通り且つアンテナ面に対して略々直交する軸により回動自在に軸支する回動機構部と、
上記非接触通信用アンテナ部のアンテナ面上又はその近傍に設けられ、上記回動機構部による上記非接触通信用アンテナ部の回動と一体化して回動する磁石部と、
を有する非接触通信アンテナ装置。 - 上記回動機構部は、回動制限と当該回動制限の解除とを行うストッパ部を有する請求項1記載の非接触通信アンテナ装置。
- 少なくとも縦横比が異なった形状のアンテナ面を有する非接触通信用アンテナ部と、
非接触通信のための非接触通信回路部と、
上記非接触通信用アンテナ部を、そのアンテナ中心を通り且つアンテナ面に対して略々直交する軸により回動自在に軸支する回動機構部と、
上記非接触通信用アンテナ部のアンテナ面上又はその近傍に設けられ、上記回動機構部による上記非接触通信用アンテナ部の回動と一体化して回動する磁石部と、
少なくとも上記非接触通信回路部による非接触通信と上記回動機構部における回動を制御する制御部と、
を有する携帯通信端末。 - 上記回動機構部は、回動制限と当該回動制限の解除とを行うストッパ部を有する請求項3記載の携帯通信端末。
- 上記非接触通信回路部は、第1の非接触通信モードと第2の非接触通信モードを切り替えて何れか一方の非接触通信モードによる非接触通信を行い、
上記制御部は、上記非接触通信回路部による非接触通信モードが何れであるかに応じて、上記ストッパ部の回動制限と回動制限解除の何れを行うかを決定する請求項4記載の携帯通信端末。 - 上記第1の非接触通信モードは非接触ICカードとして非接触通信を行うモードであり、上記第2の非接触通信モードは非接触ICカードリーダライタとして非接触通信を行うモードであり、
上記制御部は、上記第2の非接触通信モード時に上記ストッパ部による回動制限を解除する請求項5記載の携帯通信端末。 - 上記第1の非接触通信モードは非接触ICカードとして非接触通信を行うモードであり、上記第2の非接触通信モードは非接触ICカードリーダライタとして非接触通信を行うモードであり、
上記制御部は、上記第1の非接触通信モード時に上記ストッパ部による回動制限を行う請求項5記載の携帯通信端末。
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