JP2009290295A - 動き補償予測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】演算量が少なくかつ固定的で、最適な動きベクトルを求めることのできる動き補償予測装置を得る。
【解決手段】ステップ1の処理として、評価値算出部11により、動き探索の探索原点を中心とする円周上の予め決められた複数の画素位置の評価値を算出する。ステップ2の処理として、探索領域設定部12により、評価値算出部11で算出された評価値の中で、最小となる画素位置の方向を中心に探索領域を設定する。ステップ3の処理として、評価値算出部11により、探索領域内で探索原点から半径方向の直線上に設定された複数の画素位置の評価値を算出し、また、探索領域設定部12により、直線上の複数の画素位置の評価値に基づいて、この直線方向に再度探索領域を設定する。
【選択図】図1

Description

この発明は、画像符号化装置における動きベクトルを求めるための動き補償予測装置に関するものである。
画像符号化方式の国際標準であるMPEG−2、H.264において、符号化対象フレームあるいはフィールドにおける符号化は16画素×16ラインのマクロブロックと呼ばれる単位で行われるが、動き補償予測はマクロブロックの中の16×16、16×8、8×16、8×8、4×4のブロックで行われ、その中から最適なブロックサイズが決定される。
動き補償予測では、動き補償を行うブロックに対して、既に符号化の終了したフレームあるいはフィールドを参照画像として動き探索が行われる。例えば、水平方向32画素、垂直方向16ラインの領域を探索領域として、この探索領域の中からパターンマッチングなどを使用して算出した評価値が最小となる画素位置、すなわち動きベクトル(探索原点からの変位量)を求める。評価値としては動き補償を行うブロックと探索領域内の画素との間の差分絶対値和、あるいは差分自乗和が使用されることが多い。
上記の水平方向32画素、垂直方向16ラインの探索領域の場合、全ての画素位置に対して探索を行うと、512点分の探索を行うこととなる。探索点数を削減する方法として、3段探索、ダイヤモンドサーチなどの方法が使用されているが、符号化ブロックごとの処理時間が一定ではなくハードウェア実装には不向きであること、動きの大きさや絵柄の細かさなどの入力画像の特徴に応じて精度が大きく揺らぐことなどの問題があり、改良方法が数多く検討されている(例えば、特許文献1参照)。
このように、動き補償予測は、探索領域において全画素に対して探索を行うと処理量が膨大になる。探索領域が水平方向、垂直方向ともに拡大させた場合にはさらに増加することになる。一方、処理量を削減する方法を使用した場合にはハードウェア実装に不向きであり、改良のための制御方法が複雑になる。
特開2006−254349号公報
上記説明したように、MPEG−2、H.264における動き補償予測では、探索領域の全ての画素に対して評価値を求めた場合は、最適な動きベクトルを求めるための処理量が膨大になるという問題点があった。一方、処理量を削減する方法を使用した場合には、ハードウェア実装に不向きであり、入力される画像に応じて精度が大きく変動するなどの問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、演算量が少なくかつ固定的で、最適な動きベクトルを求めることのできる動き補償予測装置を得ることを目的とする。
この発明に係る動き補償予測装置は、動き探索の探索原点を中心とする円周上の予め決められた複数の画素位置の評価値を算出する評価値算出部と、評価値算出部で算出された評価値の中で、最小となる画素位置の方向を中心に、次に評価値を求める探索領域を設定する探索領域設定部とを備えたものである。
この発明の動き補償予測装置は、探索領域内のすべての画素に対して評価値を求めるのではなく、最初のステップにおいて探索原点を中心とする円周上に予め決めた画素位置の評価値を求め、この評価値の値により、次のステップにおいて評価値を演算するための探索領域を決定するようにしたので、演算量が少なく、かつ、その演算量を固定として最適な動きベクトルを求めることができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による動き補償予測装置を含む画像符号化装置の要部示す構成図である。
図において、動き補償予測装置1は、評価値算出部11と探索領域設定部12とを備えている。動き補償予測装置1には、符号化対象画像である入力画像信号が入力される。また、符号化済み画像信号を格納する画像メモリ2から参照画像としてその符号化済み画像を入力し、求めた動きベクトルを動き補償部3に出力する。動き補償部3は、求められた動きベクトルと画像メモリ2に格納された符号化済み画像とに基づいて、予測画像を生成する機能部である。尚、これら画像メモリ2および動き補償部3は、画像符号化装置として公知の構成である。また、画像符号化装置として、これ以外にも量子化部や可変長符号化部といった構成を備えるが、その他の構成については本発明の特徴点とは直接関係しないため、ここでの図示やその説明は省略する。
動き補償予測装置1における評価値算出部11は、動き探索の探索原点を中心とする円周上の予め決められた複数の画素位置の評価値を算出する機能部である。また、探索領域設定部12は、評価値算出部11で算出された評価値の中で、最小となる画素位置の方向を中心に、次に評価値を求める探索領域を設定する機能部である。ここで、探索原点とは、符号化対象ブロック内の左上端画素の符号化対象フレーム/フィールド内における位置と同じ、探索対象フレーム/フィールド内の画素位置のことである。
尚、動き補償予測装置1は、ハードウェアで構成しても、また、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合は、画像符号化装置をコンピュータで構成し、評価値算出部11や探索領域設定部12の機能に対応したプログラムをCPUが実行することで実現する。
次に、実施の形態1の動き補償予測装置の動作について説明する。
先ず、一般的な動き補償予測について説明する。
図2は、画像符号化方式の国際標準であるMPEG−2、H.264において行われている動き補償予測の説明図である。
符号化対象フレームにおいて、符号化対象ブロックは、上述したように、マクロブロックの中の16×16、16×8、8×16、8×8、4×4のブロックで行われ、その中から最適なブロックサイズが決定される。本発明においては動き補償を行うブロックサイズは任意である。このような符号化対象ブロックの動き補償予測を符号化済みフレームの例えば、水平方向32画素、垂直方向16ラインといった所定の探索領域内で行う。
図3は、実施の形態1におけるステップ1の処理を示す説明図である。
この図3は、評価値算出部11が、動き補償予測の探索領域を求めるための評価値を算出する画素位置を示している。ここで、探索領域は水平方向32画素、垂直方向16ラインである。ステップ1においては、評価値算出部11は、探索原点を中心とした円周上にほぼ等間隔に並んだ画素位置a〜hの評価値を求める。円周が画素上を通らない場合は、円周に一番近い画素を選択する。評価値は差分絶対値和、あるいは差分自乗和である。
図4に画素位置a〜hにおける評価値の例を示す。c点の評価値が一番小さく、次にb点、d点の順に大きくなる。評価値算出部11においてこのような評価値が求められると、次にステップ2の処理として、探索領域設定部12が探索領域を設定する。
図5は、ステップ2における探索領域の説明図である。
本実施の形態において、探索領域設定部12は、探索原点と最小評価値となるc点を結ぶ線を中心に対象となるように探索領域を設定する。図中で示した境界線α、境界線βと円周との交点をそれぞれ交点s、交点tとする。画素位置cから交点s、tまでの距離が等しくなるようにsとtの位置を決定する。また、ステップ2において評価値を求めることのできる探索点数をNとしたときに、斜線で示した探索領域に含まれる画素数はN以下である。
この探索領域内のすべての画素に対して評価値を求め、最小となる評価値の画素位置を最適ベクトルとして、動き補償部3に出力する。
上記方法により、512点のすべての探索点に対して評価値を求める代わりに、(N+8)個の評価値を求めるだけで最適な動きベクトルを求めることができ、処理量の削減を図ることができる。処理量を削減する効果としては、画像符号化装置をハードウェアで構成した場合には、回路規模、消費電力を小さくすることができる。また、ソフトウェアで構成した場合には、処理時間を短くすることができるなどの利点がある。また、本実施の形態では、ステップ1において、画素位置a〜hの8点に対して評価値を求めたが、評価値を求める画素位置や個数を変更することも可能である。
また、隣接する符号化ブロックどうしの相関は強く、動きベクトルも非常に近いものとなることから、ステップ1において評価値を求める円周の半径を、既に符号化の終了した左、上、左上のいずれかの隣接した符号化ブロックで求めた動きベクトルの大きさと同じにすることにより、ステップ1の段階でより精度の高い評価値を得ることができる。
次に、ステップ2において探索領域を決定した後に、ステップ3として探索原点とc点を結ぶ直線上に評価値の演算を行う画素点を何点か設定し、その評価値の中で最小となる評価値の近傍を探索領域とすることで探索画素数をさらに削減する方法を説明する。
図6に示すように、評価値算出部11は、探索原点とc点を結ぶ直線上にステップ3として評価値演算を行う点i〜nを設定する。これらの点の評価値を計算した結果、探索原点、c点、i〜n点の評価値の中で、l点が最小の評価値であったとする。次に、探索領域設定部12は、l点を中心として直線方向に所定幅で探索領域を設定する。図6中の斜線部がこの探索領域を示している。そして、この探索領域のすべての画素に対して評価値演算を行い、動きベクトルを算出する。このことにより、さらに処理量を削減することができる。尚、ここでは、探索領域として最小の評価値の画素位置であるl点を中心として所定幅としたが、例えば、l点に対して探索原点側あるいは探索原点から離れる方向に探索領域をシフトさせる等、最小の評価値の画素位置に基づいて探索領域を設定するのであれば、どのような設定であってもよい。
以上のように、実施の形態1の動き補償予測装置によれば、符号化済み画像を参照画像として符号化対象画像の動きベクトルを求めるための動き探索を行う動き補償予測装置において、動き探索の探索原点を中心とする円周上の予め決められた複数の画素位置の評価値を算出する評価値算出部と、評価値算出部で算出された評価値の中で、最小となる画素位置の方向を中心に、次に評価値を求める探索領域を設定する探索領域設定部とを備えたので、演算量が少なく、かつ、その演算量を固定として最適な動きベクトルを求めることができる。
また、最初のステップにおいて評価値を求める画素位置を、探索原点を中心とする円周上に設定するようにしているため、水平方向、垂直方向に均等に設定した場合よりも動きの方向による優劣差を緩和することができる。
また、実施の形態1の動き補償予測装置によれば、評価値算出部は、探索領域設定部で設定された探索領域内で探索原点から半径方向の直線上に設定された複数の画素位置の評価値を算出し、探索領域設定部は、算出された直線上の複数の画素位置の評価値に基づいて、直線方向に再度探索領域を設定するようにしたので、動きベクトルを求める場合の処理量を更に削減することができる。
また、実施の形態1の動き補償予測装置によれば、動き探索の探索原点を中心とする円周の半径を、符号化が終了し、かつ、符号化対象画像のブロックに隣接する左、上、左上のいずれかの符号化ブロックで使用した動きベクトルの大きさと同じにするようにしたので、最初のステップの段階でより精度の高い評価値を得ることができる。
実施の形態2.
実施の形態2は、探索領域設定部で探索領域を設定する場合、最小となる画素位置の評価値と最小となる画素位置の両隣の画素位置の評価値に基づいて行うようにしたものである。ここで、動き補償予測装置としての図面上の構成は実施の形態1と同様であるため、図1を用いて説明する。
実施の形態2の評価値算出部11の構成は、実施の形態1と同様である。また、探索領域設定部12は、評価値算出部11で算出された評価値の中で、最小となる画素位置の方向を基準として、最小となる画素位置の評価値と最小となる画素位置の両隣の画素位置の評価値を元に、次に評価値を求める探索領域を設定するよう構成されている。
次に、実施の形態2の動き補償予測装置の動作について説明する。
実施の形態2では、評価値算出部11による評価値を求めるステップ1の処理は、図3、図4に示す実施の形態1と同じであるため、ここでの説明は省略し、実施の形態1と異なるステップ2について説明する。
図7は、実施の形態2におけるステップ2における探索領域を示す説明図である。
ここで、図4における画素位置a〜hの評価値をそれぞれEa〜Ehとする。本実施の形態においては、探索領域設定部12は、探索原点と最小評価値となるc点を結ぶ線を基準として評価値Ec、Eb、Edの値に応じて境界領域を偏重するように設定する。即ち、次の条件を満たすものとする。図中で示した境界線α、境界線βと円周との交点をそれぞれ交点s、交点tとする。画素位置cから交点s、tまでの距離の比率cs/ctが(Ed−Ec)/(Eb−Ec)に等しくなるようにsとtの位置を決定する。また、ステップ2において評価値を求めることのできる探索点数をNとしたときに、斜線で示した探索領域に含まれる画素数はN以下である。
評価値算出部11は、この探索領域内のすべての画素に対して評価値を求め、最小となる評価値の画素位置を最適ベクトルとして動き補償部3に出力する。
上記方法により、処理量が削減される効果としては実施の形態1に示したものと同様である。さらに、実施の形態1と比較して、画素位置b、dのうち評価値の小さいb側に探索領域を偏重させることで最適ベクトルをより正確に求めることができるものと考えられる。領域を決定するときに、画素位置cと交点s、tとの距離を使用したが、探索原点の周りの角度を使用するようにしても構わない。また、実施の形態1で示したように、本実施の形態においても探索原点から画素位置c方向に評価点を求めるステップ3を追加することで、さらに処理量を削減できる。
以上のように、実施の形態2の動き補償予測装置によれば、符号化済み画像を参照画像として符号化対象画像の動きベクトルを求めるための動き探索を行う動き補償予測装置において、動き探索の探索原点を中心とする円周上の予め決められた複数の画素位置の評価値を算出する評価値算出部と、評価値算出部で算出された評価値の中で、最小となる画素位置の方向を基準として、最小となる画素位置の評価値と最小となる画素位置の両隣の画素位置の評価値を元に、次に評価値を求める探索領域を設定する探索領域設定部とを備えたので、最適な動きベクトルをより正確に求めることができる。
実施の形態3.
実施の形態3は、複数の方向に探索領域を設定するようにしたものである。実施の形態3における動き補償予測装置の図面上の構成は実施の形態1と同様であるため、図1を用いて説明する。
実施の形態3の評価値算出部11の構成は、実施の形態1と同様である。また、探索領域設定部12は、評価値算出部11で算出された評価値の中で、最小値から小さい順に複数の値を取り出し、これら複数の値に対応したそれぞれの画素位置の方向を中心に、次に評価値を求める探索領域を設定するよう構成されている。
次に、実施の形態3の動き補償予測装置の動作について説明する。
実施の形態3では、評価値算出部11による評価値を求めるステップ1の処理は、図3に示す実施の形態1と同様である。即ち、探索原点を中心とする円周上の予め決められた複数の画素位置の評価値を求める。
図8に、ステップ1によって求めた画素位置a〜hの評価値の例を示す。図8に示す例では、画素位置cにおける評価値が一番小さく、次に画素位置fの評価値が小さいが、二つの評価値に大きな差はない。このときの、ステップ2における探索領域を図9に示す。即ち、本実施の形態の探索領域設定部12においては、画素位置cとfの2方向に探索領域を設定する。それぞれの画素位置における探索領域の設定方法は実施の形態1で示した方法と同じであるが、それぞれの探索領域内の探索画素数はN/2以下である。
この二つの探索領域内のすべての画素に対して評価値算出部11で評価値を求め、最小となる評価値の画素位置を最適ベクトルとする。
上記方法により、処理量が削減される効果としては実施の形態1に示したものと同様である。さらに、評価値の小さい画素位置が3点以上ある場合にも同様の手法をとることができる。また、実施の形態1で示したように、本実施の形態においても探索原点から画素位置c、f方向に評価点を求めるステップ3を追加することで、さらに処理量を削減できる。
以上のように、実施の形態3の動き補償予測装置によれば、符号化済み画像を参照画像として符号化対象画像の動きベクトルを求めるための動き探索を行う動き補償予測装置において、動き探索の探索原点を中心とする円周上の予め決められた複数の画素位置の評価値を算出する評価値算出部と、評価値算出部で算出された評価値の中で、最小値から小さい順に複数の値を取り出し、これら複数の値に対応したそれぞれの画素位置の方向を中心に、次に評価値を求める探索領域を設定する探索領域設定部とを備えたので、評価値の小さい画素位置が複数存在した場合にも対応することができ、最適な動きベクトルをより正確に求めることができる。
この発明の実施の形態1による動き補償予測装置を示す構成図である。 一般的な動き補償予測の説明図である。 この発明の実施の形態1による動き補償予測装置のステップ1の処理を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による動き補償予測装置のステップ1における探索点の評価値を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による動き補償予測装置のステップ2の処理を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による動き補償予測装置のステップ3の処理を示す説明図である。 この発明の実施の形態2による動き補償予測装置のステップ2の処理を示す説明図である。 この発明の実施の形態3による動き補償予測装置のステップ1における探索点の評価値を示す説明図である。 この発明の実施の形態3による動き補償予測装置のステップ2の処理を示す説明図である。
符号の説明
1 動き補償予測装置、2 画像メモリ、3 動き補償部、11 評価値算出部、12 探索領域設定部。

Claims (5)

  1. 符号化済み画像を参照画像として符号化対象画像の動きベクトルを求めるための動き探索を行う動き補償予測装置において、
    前記動き探索の探索原点を中心とする円周上の予め決められた複数の画素位置の評価値を算出する評価値算出部と、
    前記評価値算出部で算出された評価値の中で、最小となる画素位置の方向を中心に、次に評価値を求める探索領域を設定する探索領域設定部とを備えた動き補償予測装置。
  2. 符号化済み画像を参照画像として符号化対象画像の動きベクトルを求めるための動き探索を行う動き補償予測装置において、
    前記動き探索の探索原点を中心とする円周上の予め決められた複数の画素位置の評価値を算出する評価値算出部と、
    前記評価値算出部で算出された評価値の中で、最小となる画素位置の方向を基準として、最小となる画素位置の評価値と最小となる画素位置の両隣の画素位置の評価値を元に、次に評価値を求める探索領域を設定する探索領域設定部とを備えた動き補償予測装置。
  3. 評価値算出部は、探索領域設定部で設定された探索領域内で探索原点から半径方向の直線上に設定された複数の画素位置の評価値を算出し、
    前記探索領域設定部は、前記算出された直線上の複数の画素位置の評価値に基づいて、当該直線方向に再度探索領域を設定することを特徴とする請求項1または請求項2記載の動き補償予測装置。
  4. 符号化済み画像を参照画像として符号化対象画像の動きベクトルを求めるための動き探索を行う動き補償予測装置において、
    前記動き探索の探索原点を中心とする円周上の予め決められた複数の画素位置の評価値を算出する評価値算出部と、
    前記評価値算出部で算出された評価値の中で、最小値から小さい順に複数の値を取り出し、これら複数の値に対応したそれぞれの画素位置の方向を中心に、次に評価値を求める探索領域を設定する探索領域設定部とを備えた動き補償予測装置。
  5. 動き探索の探索原点を中心とする円周の半径を、符号化が終了し、かつ、符号化対象画像のブロックに隣接する左、上、左上のいずれかの符号化ブロックで使用した動きベクトルの大きさと同じにすることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の動き補償予測装置。
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