JP2009288968A - ペン型入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】接触検知精度が高く、小型化を図るのに効果的なペン型入力装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ペン型タイプの入力装置であって、ペン先部に設けた接触検出部と、当該接触検出部とは別にペン先の動きから変位量を検出する変位量検出手段を備え、接触検出部は、固定接点と固定接点に向けて弾性付勢された可動接点を有し、可動接点の一部がペン先部から外部に突出していることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】ペン型タイプの入力装置であって、ペン先部に設けた接触検出部と、当該接触検出部とは別にペン先の動きから変位量を検出する変位量検出手段を備え、接触検出部は、固定接点と固定接点に向けて弾性付勢された可動接点を有し、可動接点の一部がペン先部から外部に突出していることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、パソコン等の被操作機器の入力操作に用いるペン型入力装置に関し、特に先端部に設けた接触検出部の構造に係る。
パソコン等に入力操作を行うために広くマウスが使用されている。
このマウスの入力用機構としては、マウスを机上面などに接触させながら移動することでのボール回転方向を検出するボール式のものや、机上面に照射した光の反射光を検出する光学式のものがあるが、これらの入力用機構はマウスが机上面に接触していることを検知する機構と入力用の機構とが一体的に形成されている。
近年、ペンで文字を書いたり、絵を描いたりする感覚で入力操作できるペン型入力装置への需要が高くなっているが、接触状態を検知しながら、入力を行う機構になっているためにペン先部の小型化には限界がある。
例えば、特許文献1に先端部のボールに照射する光源、レンズ等とボールから反射する反射光を読み取るイメージセンサを導光材を用いて一体化した入力装置を開示するが、本技術もボールが机上面等に接触しながら回転する動きを検知するものであり、小型化が不充分である。
最近では、加速度センサや角速度センサの小型化により、机上面等に接触させることなく空中での動きを検出して操作するリモートコントローラも出現している。
しかし、マウスやタブレット等の二次元的操作を前提とした入力装置にあっては、入力装置が正規の読み取り位置にあることを検知することが必要であり、その場合にチャタリングの発生を防止することが重要となる。
また、ペン型の入力装置の場合にはどの方向にも傾くことから、入力装置の傾き方向の影響を抑える必要性が生じる。
このマウスの入力用機構としては、マウスを机上面などに接触させながら移動することでのボール回転方向を検出するボール式のものや、机上面に照射した光の反射光を検出する光学式のものがあるが、これらの入力用機構はマウスが机上面に接触していることを検知する機構と入力用の機構とが一体的に形成されている。
近年、ペンで文字を書いたり、絵を描いたりする感覚で入力操作できるペン型入力装置への需要が高くなっているが、接触状態を検知しながら、入力を行う機構になっているためにペン先部の小型化には限界がある。
例えば、特許文献1に先端部のボールに照射する光源、レンズ等とボールから反射する反射光を読み取るイメージセンサを導光材を用いて一体化した入力装置を開示するが、本技術もボールが机上面等に接触しながら回転する動きを検知するものであり、小型化が不充分である。
最近では、加速度センサや角速度センサの小型化により、机上面等に接触させることなく空中での動きを検出して操作するリモートコントローラも出現している。
しかし、マウスやタブレット等の二次元的操作を前提とした入力装置にあっては、入力装置が正規の読み取り位置にあることを検知することが必要であり、その場合にチャタリングの発生を防止することが重要となる。
また、ペン型の入力装置の場合にはどの方向にも傾くことから、入力装置の傾き方向の影響を抑える必要性が生じる。
本発明は上記技術的課題に鑑みて、接触検知精度が高く、小型化を図るのに効果的なペン型入力装置を提供することを目的とする。
本発明は、ペン型タイプの入力装置であって、ペン先部に設けた接触検出部と、当該接触検出部とは別にペン先の動きから変位量を検出する変位量検出手段を備え、接触検出部は、固定接点と固定接点に向けて弾性付勢された可動接点を有し、可動接点の一部がペン先部から外部に突出していることを特徴とする。
ペン先が机上面等に接触したことを検知する接触検出部とペン先の動きの変位量を検出する変位量検出手段とを分離したことにより、接触検出部は変位量の検出を開始するためのトリガスイッチとしての機能を有することになる。
また、ペン先部から外部に突出している可動接点の一部が机上面等に接触すると、弾性付勢力に対抗して固定接点から接触部が離れるように後退することになる。
即ち、接触検出部の接点が離れたOFFの状態になったときに変位量検出部がONの状態になることになる。
即ち、接触検出部の接点が離れたOFFの状態になったときに変位量検出部がONの状態になることになる。
請求項2記載に係るペン型入力装置にあって、可動接点は、球形又はピン形状になっていて、可動接点の外部に突出している部分が机上面等に接触し、当該可動接点が固定接点から離れたOFF信号に基づいて変位量検出手段がON状態になることを特徴とする。
可動接点と固定接点との間を弾性付勢力により閉じた状態からペン先側の可動接点が押し込まれることで開状態になるもので、可動接点の動作ストローク範囲を大きくとることができ開状態を安定して保つことが出来る。
これにより、例えばペン先を机上面等に押しつけながら入力操作をした際に、押し付けにより接点同士を閉じる場合やセンサー検知する場合に比較して、ペン先方向が傾いたりして押込み力が変化しても接点のチャタリングを防止出来る。
これにより、例えばペン先を机上面等に押しつけながら入力操作をした際に、押し付けにより接点同士を閉じる場合やセンサー検知する場合に比較して、ペン先方向が傾いたりして押込み力が変化しても接点のチャタリングを防止出来る。
可動接点は球形にすることで、使用者の違いなどでペン先の押込方向が異なっても、可動接点を机上面などに接触させる角度の均一化を図ることができる。
可動接点形状は球形に限定されず、例えばピン形であってもよい。
可動接点形状は球形に限定されず、例えばピン形であってもよい。
接触検出部のスイッチング回路部は、MID(Molded Interconnect Device)工法にて製作してもよい。
スイッチング回路の主要部を黄銅などの金属製ではなくて、MID(Molded Interconnects Device)法を用いて樹脂成形品に電極・回路を形成すると躯体のデザイン形状に対応しやすく小型化しやすい。
また、変位量検出手段は、加速度センサ又は/及び角速度センサを有し、当該変位量検出手段にて得られた変位量に基づいて座標上の移動量を算出する演算処理手段と、当該演算処理手段にて得られた演算処理データを被操作機器に送信する通信手段とを有していることが好ましい。
本発明に係るペン型入力装置においては、ペン先部を机上面等に接触させると、接点部がOFF状態になり、これとは別に設けた変位量検出部が二次元的なデータの入力情報の開始を始めるので、ペン先部の小型化が容易である。
また、接触検出部は接触したことを検知し、入力開始信号を発信するだけなので、ペンで文字を書いたり、絵を描いたりする動きのみならず、入力開始のために接触検出部を作動させた後に机上面から離れた三次元的なデータ入力も可能である。
また、接触検出部は接触したことを検知し、入力開始信号を発信するだけなので、ペンで文字を書いたり、絵を描いたりする動きのみならず、入力開始のために接触検出部を作動させた後に机上面から離れた三次元的なデータ入力も可能である。
ペン先側から可動接点を押して機械的な接点開放状態にすることでペン状入力開始の電気的なトリガーを生じるようしたので、可動接点の押込み量の変化に対して可動接点のストロークが大きいのでその変化を吸収できるため、チャタリング発生を防止するのに優れる。
よって、構造が簡単で小型化しやすい。
よって、構造が簡単で小型化しやすい。
スイッチング回路をMID工法で製作すると、軽量化や、複雑な構造への対応が行いやすくなり、生産性も向上する。
本発明に係るペン型入力装置10について図を用いて説明する。
図2は外観説明図を示し、図1(a)は接触検出部、図1(b)は電気回路構成の模式図を示す。
ペン型入力装置10は、図2に示すように一般的なペンで文字や線を書くのと同様の操作を行えるようにケース11をペン型形状に形成してある。
ペン型入力装置10は、図1(b)に示すように、ケース11内に3軸(X軸、Y軸、Z軸)における変位を検出するための加速度センサモジュール12と角速度センサモジュール13と、コンピューター部14と、無線通信モジュール15と電源部16とを配置して、ペン型のペン先部10aには接触検出部20を配置してある。
ケース11外から操作可能に操作ボタン17と電源スイッチ16aとを設け、装置状態を表示するインジゲーター14aをケース11外から見えるように設けてある。
また、被操作機器に接続する別体の無線通信受信部(図示省略)を有している。
ペン型入力装置10は、ペン先部10aを移動させたり傾斜させたりした際の加速度センサモジュール12と角速度センサモジュール13の検出値から、3軸における変位量をコンピューター部14の演算処理手段において回路やプログラムにより算出する。
本実施例では、3軸センサの例を示したが必要に応じて2軸にしてもよい。
図6は、パソコン30に接続したペン型入力装置10の入力操作状態の説明図を示す。
ペン型入力装置10は、ペン先部10aが移動した入力軌跡31の座標情報等を、図1に示す操作ボタン17を押すなどの送信操作をすることでパソコン30に取り付けた無線通信受信部19に無線通信モジュール15から無線通信で送信し、無線通信受信部19からパソコン30に入力する。
ペン型入力装置10は、3次元のポインティングデバイスとして空中を移動操作した3次元的な座標情報や操作情報をパソコン30などの被操作機機に送信しても良い。
被操作機機は限定されず、例えばペン型入力装置10をテレビなどのリモコンとして、メニュー操作用などに用いても良い。
ペン型入力装置10でペン状操作を行う場合には、ペン先部10aの先端側から机上面などに向けて押し付けるようにして接触検出部20を押込み操作してトリガーを生じさせることで、コンピューター部14の演算処理手段を動作モードに切り替える。
図2は外観説明図を示し、図1(a)は接触検出部、図1(b)は電気回路構成の模式図を示す。
ペン型入力装置10は、図2に示すように一般的なペンで文字や線を書くのと同様の操作を行えるようにケース11をペン型形状に形成してある。
ペン型入力装置10は、図1(b)に示すように、ケース11内に3軸(X軸、Y軸、Z軸)における変位を検出するための加速度センサモジュール12と角速度センサモジュール13と、コンピューター部14と、無線通信モジュール15と電源部16とを配置して、ペン型のペン先部10aには接触検出部20を配置してある。
ケース11外から操作可能に操作ボタン17と電源スイッチ16aとを設け、装置状態を表示するインジゲーター14aをケース11外から見えるように設けてある。
また、被操作機器に接続する別体の無線通信受信部(図示省略)を有している。
ペン型入力装置10は、ペン先部10aを移動させたり傾斜させたりした際の加速度センサモジュール12と角速度センサモジュール13の検出値から、3軸における変位量をコンピューター部14の演算処理手段において回路やプログラムにより算出する。
本実施例では、3軸センサの例を示したが必要に応じて2軸にしてもよい。
図6は、パソコン30に接続したペン型入力装置10の入力操作状態の説明図を示す。
ペン型入力装置10は、ペン先部10aが移動した入力軌跡31の座標情報等を、図1に示す操作ボタン17を押すなどの送信操作をすることでパソコン30に取り付けた無線通信受信部19に無線通信モジュール15から無線通信で送信し、無線通信受信部19からパソコン30に入力する。
ペン型入力装置10は、3次元のポインティングデバイスとして空中を移動操作した3次元的な座標情報や操作情報をパソコン30などの被操作機機に送信しても良い。
被操作機機は限定されず、例えばペン型入力装置10をテレビなどのリモコンとして、メニュー操作用などに用いても良い。
ペン型入力装置10でペン状操作を行う場合には、ペン先部10aの先端側から机上面などに向けて押し付けるようにして接触検出部20を押込み操作してトリガーを生じさせることで、コンピューター部14の演算処理手段を動作モードに切り替える。
図7は、ペン型入力装置でのペン状入力操作の説明図を示す。
コンピューター部14の演算処理手段は、図7(a)に示すように接触検出部20が押込み操作されることで机上面32aの位置を検出する。
図7では、説明のため接触検出部20は可動接点のみを簡略化して描いてある。
ペン状入力における座標情報や操作情報は、図7(b)に示すように接触検出部20を机上面32aに対して押し込み操作している状態時のペン先部10aの軌跡のみならず、図7(c)に示すように接触検出部20の押込み操作後にペン先部10aを空中に移動し、ペン先部10aの軌跡から算出することもできる。
図7(c)に示すようにペン先部10aが空中にある状態での、ペン状入力の座標情報や操作情報の算出は、図7(a)に示すように接触検出部20が押込み操作された際のペン先部の軌跡や移動量といった変位検出値等から仮想的な机上面位置を算出して、この仮想的な机上面を基準としてペン先部10aがほぼ沿うように変位した軌跡を算出する。
よって、実際の机上面32aの範囲をこえたペン状入力が行える。
ペン状入力のための机上面方向は限定されず、また、実際には机上面が無くても接触検出部20を押込み操作出来れば、仮想的な机上面に対してペン状入力が行える。
コンピューター部14の演算処理手段は、図7(a)に示すように接触検出部20が押込み操作されることで机上面32aの位置を検出する。
図7では、説明のため接触検出部20は可動接点のみを簡略化して描いてある。
ペン状入力における座標情報や操作情報は、図7(b)に示すように接触検出部20を机上面32aに対して押し込み操作している状態時のペン先部10aの軌跡のみならず、図7(c)に示すように接触検出部20の押込み操作後にペン先部10aを空中に移動し、ペン先部10aの軌跡から算出することもできる。
図7(c)に示すようにペン先部10aが空中にある状態での、ペン状入力の座標情報や操作情報の算出は、図7(a)に示すように接触検出部20が押込み操作された際のペン先部の軌跡や移動量といった変位検出値等から仮想的な机上面位置を算出して、この仮想的な机上面を基準としてペン先部10aがほぼ沿うように変位した軌跡を算出する。
よって、実際の机上面32aの範囲をこえたペン状入力が行える。
ペン状入力のための机上面方向は限定されず、また、実際には机上面が無くても接触検出部20を押込み操作出来れば、仮想的な机上面に対してペン状入力が行える。
図1は接触検出部20付近の断面図を示し、図3は接触検出部20の分解図を示す。
接触検出部20は、機械的に開閉する可動接点21及び固定接点22と、可動接点21を弾性付勢する弾性付勢手段23とを有している。
可動接点21と固定接点22はMID工法で、表面全体に電極面を形成するように成形してあるが、金属製であってもよい。
可動接点21は略球形としてある。
固定接点22は、可動接点21よりペン型先端側に環形の接触片22aを設けて、接触片22aから回路基板18aに向けてバー部22bを延在させて、バー部22bは電線22cで回路基板18aと接続してある。
弾性付勢手段23は、ケース11の内壁面に取り付けたベース板24と、受け座25とコイルバネ26とからなる。
受け座25はペン型先端側を凹ませてある受け凹部25aと、受け凹部25aからペン型後ろ側に向けて突出させたシャフト部25bとを有している。
ベース板24は、シャフト部25bをガイドするように通すガイド孔24aと接続パッド部24bとを設けてある。
弾性付勢手段23は、受け座25のシャフト部25bをコイルバネ26に通した上でガイド孔24aに通して、受け座25をコイルバネ26で弾性付勢した状態にすることで、受け座25と接続パッド部24bとが金属製のコイルバネ26を介して電気接続する。
接続パッド部24bは電線24cにより回路基板18aと接続してあり、これにより受け座25と回路基板18aとは電気接続してある。
接触検出部20は、ペン型先端側方向に弾性付勢してある受け座25の受け凹部25aで可動接点21を押すことで、可動接点21と固定接点22の接触片22aとが通常は閉じた電気的な接続状態にする。
そして、ペン型先端側から可動接点21が押されてコイルバネ26を弾性収縮させつつ受け座25を押し込むことで、可動接点21と接触片22aとの間を開いて電気的な開放状態にできる。
接触検出部20は、機械的に開閉する可動接点21及び固定接点22と、可動接点21を弾性付勢する弾性付勢手段23とを有している。
可動接点21と固定接点22はMID工法で、表面全体に電極面を形成するように成形してあるが、金属製であってもよい。
可動接点21は略球形としてある。
固定接点22は、可動接点21よりペン型先端側に環形の接触片22aを設けて、接触片22aから回路基板18aに向けてバー部22bを延在させて、バー部22bは電線22cで回路基板18aと接続してある。
弾性付勢手段23は、ケース11の内壁面に取り付けたベース板24と、受け座25とコイルバネ26とからなる。
受け座25はペン型先端側を凹ませてある受け凹部25aと、受け凹部25aからペン型後ろ側に向けて突出させたシャフト部25bとを有している。
ベース板24は、シャフト部25bをガイドするように通すガイド孔24aと接続パッド部24bとを設けてある。
弾性付勢手段23は、受け座25のシャフト部25bをコイルバネ26に通した上でガイド孔24aに通して、受け座25をコイルバネ26で弾性付勢した状態にすることで、受け座25と接続パッド部24bとが金属製のコイルバネ26を介して電気接続する。
接続パッド部24bは電線24cにより回路基板18aと接続してあり、これにより受け座25と回路基板18aとは電気接続してある。
接触検出部20は、ペン型先端側方向に弾性付勢してある受け座25の受け凹部25aで可動接点21を押すことで、可動接点21と固定接点22の接触片22aとが通常は閉じた電気的な接続状態にする。
そして、ペン型先端側から可動接点21が押されてコイルバネ26を弾性収縮させつつ受け座25を押し込むことで、可動接点21と接触片22aとの間を開いて電気的な開放状態にできる。
図4は接触検出部20の押し込み操作状態の説明図を示す。
図4(a)はペン型入力装置10を机上面32aに対して垂直にした状態で、接触検出部20の可動接点21を押し込んだ状態を示す。
接触検出部20は、押込み操作により可動接点21と接触片22aの間を開いて電気的な接続状態を解除する構造としてあるので、可動接点21の動作ストロークを大きくすることで、可動接点21の位置が不安定な場合にも開放状態を安定して保つことが出来る。
これにより、ペン状操作中に可動接点21への押込み力が変化しても、可動接点21と固定接点22との間に電気的なチャタリングを生じないようにしてある。
図4(b)はペン型入力装置10を机上面32aに対して傾けた状態で、接触検出部20の可動接点21を押し込んだ状態を示す。
接触検出部20の可動接点21は球形にしてあることで、傾けた状態で机上面32aに押し付けた際に、可動接点21と机上面32aとの当接角度が均一化する。
これにより、ペン状操作の中で接触検出部20の押し込み操作を行いやすくなる。
可動接点は球形に形状を限定するものではなく、図5(a)に示すようにピン形の可動接点21aとしてもよい。
可動接点21aはピン形の中途部に鍔状の受け部21bを設けて、この受け部21bをベース板24との間に配設したコイルバネ26で弾性付勢して、接触片22aに押し付けることで通常は可動接点21aと固定接点22との間を閉じた電気的接続状態にしてある。
可動接点21aは先端を丸加工してある。
図5(b)はピン形の可動接点21aを押込み操作して、可動接点21と接触片22aとの間を開いた状態を示す。
可動接点21aをピン形にした場合には、ペン型入力装置10を机上面32aに対して傾斜させる角度にある程度の制限が発生する。
図4(a)はペン型入力装置10を机上面32aに対して垂直にした状態で、接触検出部20の可動接点21を押し込んだ状態を示す。
接触検出部20は、押込み操作により可動接点21と接触片22aの間を開いて電気的な接続状態を解除する構造としてあるので、可動接点21の動作ストロークを大きくすることで、可動接点21の位置が不安定な場合にも開放状態を安定して保つことが出来る。
これにより、ペン状操作中に可動接点21への押込み力が変化しても、可動接点21と固定接点22との間に電気的なチャタリングを生じないようにしてある。
図4(b)はペン型入力装置10を机上面32aに対して傾けた状態で、接触検出部20の可動接点21を押し込んだ状態を示す。
接触検出部20の可動接点21は球形にしてあることで、傾けた状態で机上面32aに押し付けた際に、可動接点21と机上面32aとの当接角度が均一化する。
これにより、ペン状操作の中で接触検出部20の押し込み操作を行いやすくなる。
可動接点は球形に形状を限定するものではなく、図5(a)に示すようにピン形の可動接点21aとしてもよい。
可動接点21aはピン形の中途部に鍔状の受け部21bを設けて、この受け部21bをベース板24との間に配設したコイルバネ26で弾性付勢して、接触片22aに押し付けることで通常は可動接点21aと固定接点22との間を閉じた電気的接続状態にしてある。
可動接点21aは先端を丸加工してある。
図5(b)はピン形の可動接点21aを押込み操作して、可動接点21と接触片22aとの間を開いた状態を示す。
可動接点21aをピン形にした場合には、ペン型入力装置10を机上面32aに対して傾斜させる角度にある程度の制限が発生する。
10 ペン型入力装置
10a ペン先部
11 ケース
12 加速度センサモジュール
13 角速度センサモジュール
14 コンピューター部
14a インジゲーター
15 無線通信モジュール
16 電源部
16a 電源スイッチ
17 操作ボタン
18 回路部
18a 回路基板
19 無線通信受信部
20 接触検出部
21、21a 可動接点
21b 受け部
22 固定接点
22a 接触片
22b バー部
22c 電線
23 弾性付勢手段
24 ベース板
24a ガイド孔
24b 接続パッド部
24c 電線
25 受け座
25a 受け凹部
25b シャフト部
26 コイルバネ
30 パソコン
31 入力軌跡
32 机
32a 机上面
10a ペン先部
11 ケース
12 加速度センサモジュール
13 角速度センサモジュール
14 コンピューター部
14a インジゲーター
15 無線通信モジュール
16 電源部
16a 電源スイッチ
17 操作ボタン
18 回路部
18a 回路基板
19 無線通信受信部
20 接触検出部
21、21a 可動接点
21b 受け部
22 固定接点
22a 接触片
22b バー部
22c 電線
23 弾性付勢手段
24 ベース板
24a ガイド孔
24b 接続パッド部
24c 電線
25 受け座
25a 受け凹部
25b シャフト部
26 コイルバネ
30 パソコン
31 入力軌跡
32 机
32a 机上面
Claims (4)
- ペン型タイプの入力装置であって、ペン先部に設けた接触検出部と、当該接触検出部とは別にペン先の動きから変位量を検出する変位量検出手段を備え、
接触検出部は、固定接点と固定接点に向けて弾性付勢された可動接点を有し、可動接点の一部がペン先部から外部に突出していることを特徴とするペン型入力装置。 - 可動接点は、球形又はピン形状になっていて、可動接点の外部に突出している部分が机上面等に接触し、当該可動接点が固定接点から離れたOFF信号に基づいて変位量検出手段がON状態になることを特徴とする請求項1記載のペン型入力装置。
- 接触検出部のスイッチング回路部は、MID(Molded Interconnect Device)工法にて製作されていることを特徴とする請求項1又は2記載のペン型入力装置。
- 変位量検出手段は、加速度センサ又は/及び角速度センサを有し、当該変位量検出手段にて得られた変位量に基づいて座標上の移動量を算出する演算処理手段と、当該演算処理手段にて得られた演算処理データを被操作機器に送信する通信手段とを有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のペン型入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008139838A JP2009288968A (ja) | 2008-05-28 | 2008-05-28 | ペン型入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008139838A JP2009288968A (ja) | 2008-05-28 | 2008-05-28 | ペン型入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009288968A true JP2009288968A (ja) | 2009-12-10 |
Family
ID=41458138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008139838A Pending JP2009288968A (ja) | 2008-05-28 | 2008-05-28 | ペン型入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009288968A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017507412A (ja) * | 2014-01-31 | 2017-03-16 | クアルコム,インコーポレイテッド | デバイスにユーザ入力を供給するための技法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 2008-05-28 JP JP2008139838A patent/JP2009288968A/ja active Pending
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