JP2009286480A - 脱気袋体用補助シート、およびそれを有する脱気袋体、それに用いる吸引ポンプならびに密閉クリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 既製品の密閉袋や圧縮袋などにも簡単に組み合わせて不完全な脱気や開封困難などの課題を解消することができ、しかも、密閉チャックの無い袋に装着可能な耐久性を高めたクリップを提供可能とする新たな脱気・圧縮袋技術を提供する。
【解決手段】 表裏樹脂フィルム30,30外周縁適所間に開口部31を形成し、それ以外の外周縁同士を密閉、連続状とした脱気袋体3内に添設状挿入配置可能とする網状シート体10を有し、当該脱気袋体3内に配したときに、同脱気袋体3の開口部31に臨む網状シート体10外周輪郭縁11適所に、短筒型ソケット2が連結、一体化されて基端20を脱気袋体3内に開放状としてなる補助シート1を有する脱気袋体3である。
【選択図】 図1

Description

この発明は、収納物品を真空状態に保管可能とする脱気袋に関するものであり、その袋やそれに関連する付属部品類を製造する分野は勿論のこと、その輸送、保管、組み立ておよび設置に必要となる設備、器具類を提供、販売する分野から、それら資材や機械装置、部品類に必要となる素材、例えば、木材、石材、各種繊維類、プラスチック、各種金属材料等を提供する分野、それらに組み込まれる電子部品やそれらを集積した制御関連機器の分野、各種計測器の分野、当該設備、器具を動かす動力機械の分野、そのエネルギーとなる電力やエネルギー源である電気、オイルの分野といった一般的に産業機械と総称されている分野、更には、それら設備、器具類を試験、研究したり、それらの展示、販売、輸出入に係わる分野、将又、それらの使用の結果やそれを造るための設備、器具類の運転に伴って発生するゴミ屑の回収、運搬等に係わる分野、それらゴミ屑を効率的に再利用するリサイクル分野などの外、現時点で想定できない新たな分野までと、関連しない技術分野はない程である。
(着目点)
布団や衣類などの圧縮して効率的な収納を実現可能とする各種サイズの圧縮袋や、食品の鮮度、栄養、味などを損ねないで従来より長時間、保管可能とする真空保存袋などと多方面で脱気袋体が使用されているが、このような樹脂フィルム製の圧縮袋類は、何れも袋体内に収容物を収納した後に、専用の真空パック機か、または家庭用掃除機のノズルを袋体開口部より差し込み、同袋体内の空気を強制的に吸引排気するようにして脱気した後、吸引ノズルを引き抜き、袋体開口部付近に一体化された密閉用シールを閉鎖するか、または、袋体とは別体のクリップなどを用いて密閉するものとなっている。
しかしながら、こうした圧縮袋類は、収容物収納後に排気する際、掃除機などの吸引ノズルを奥まで差し込まずに袋体開口付近に留めたまま吸引を開始してしまうと、同ノズル先端付近の負圧によって袋体の表裏樹脂フィルム同士が密着、閉鎖状となってしまい、奥がわの空気を排気できなくなってしまうという欠点があり、さらに、所定期間に亘る保管を終えてから、内部の収容物を取り出そうと袋体開口を開封しようとしたときに、同袋体の表裏樹脂フィルム内側面同士が強固に密着した状態になっていて、なかなか開封できないという事態に遭遇することもあった。
(従来の技術)
こうした状況を憂慮し、例えば、下記の特許文献1(1)に提案されているものに代表されるように、圧縮袋の表シートあるいは裏シートの少なくともどちらか一方のシートの内側に凸部を設けて空気流通溝を形成するようにし、吸引中に表シートと裏シートとが密着してしまうのを阻止するようにしたものや、同特許文献1(2)に見られるような、掃除機のパイプ先端に比較的分厚くて柔らかい生地からなる袋状のパイプカバーを嵌め、パイプ先端が布団生地(収納物品)に密着した場合にもパイプカバーの底を通過して空気を吸い取ることができるようにしたもの、または、袋体開口の密閉、閉鎖に関連するものには、例えば、特許文献1(3)のように、一対のアームの互いの一端を回動自在に連結し、それらアーム同士の嵌合または接触によって物品を挟持するクリップであり、そのクリップ本体が硬質材料からなり、同アームの少なくとも一方の嵌合または接触部に弾性部材が設けられているものとし、プラスチックフィルム製袋の開口部等を完全に密封できるようにしたものなどが散見される。
しかし、前者の圧縮袋の表裏面フィルムの少なくとも何れか一方に複数の凸部からなる空気流通溝を一体化したものは、表裏面フィルムの内側面が平滑に成型された既存の樹脂フィルム製袋には実施できないという欠点を有しており、また、2番目の掃除機のパイプ先端に袋状のパイプカバーを装着するようにしたものは、パイプ先端を袋の深部まで差し込むと、袋から抜き取る際にパイプカバーが離脱して袋内に取り残されてしまう虞があり、これを解決するには、脱落防止策を講じるか、または、パイプカバーを袋の深さよりも長く設定するかなどの対策が必要となり、その場合、掃除機パイプへの着脱操作性を悪化させてしまうという欠点を生ずる虞があり、さらにまた、後者のクリップの本体は、留め具部分を含めた全体を合成樹脂製としてあり、特に留め具部分は繰り返しの使用によって破損し易いという欠点を有することとなり、一体形成によるものとしては部品交換も不可能であるなど、耐久性や経済性の向上が課題となっていた。
(1)特開2001−139102号公報 (2)特開2002−80084号公報 (3)特開平9−4611号公報
(問題意識)
上述したとおり、従前までに提案のある各種圧縮袋は、何れも袋自体の構造を変更しなければ、真空パック機や掃除機のパイプを利用した吸引中に開口部付近が密閉状となってしまい、深部に残された空気を排気できなくなってしまうという現象を防止することができないという欠点があり、また、完全に密封された袋の口が強固に閉鎖されてしまい、開封が困難になってしまい、こうした問題を解決するには、対策の施された新しい圧縮袋類に換える必要があり、非常に不経済である上、従来型の圧縮袋をリサイクル処理または廃棄処分するにも自然環境への負担増が懸念され、さらに、開口部に密閉チャックを持たない袋を密閉状態に保管可能とする従来型のクリップは、その一対のアームが夫々合成樹脂成形品からなるものが市販製品の殆どを占めており、それらアームに一体成型された留め具部分の耐久性に課題を残すものであり、アームやヒンジ部分などに問題が無くとも、留め具部分が破損してしまうと、修理が効かずに全体を廃棄処分せざる終えず、経済的にも自然環境保護の観点からも改善が必要と考えた。
(発明の目的)
そこで、この発明は、既製品の密閉袋や圧縮袋などにも簡単に組み合わせて不完全な脱気や開封困難などの課題を解消することができ、しかも、密閉チャックの無い袋に装着可能な耐久性を高めたクリップを提供可能とする新たな脱気・圧縮袋の開発はできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造の脱気袋体用補助シート、およびそれを有する新規な構造の脱気袋体、それに用いる新規な構造の吸引ポンプならびに新規な構造の密閉クリップを実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
(発明の構成)
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明の脱気袋体用補助シートは、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、平面矩形状とした表裏樹脂フィルムの外周縁一辺間に開口部を形成し、それ以外の外周縁3辺同士を密閉、連続状とした非通気性の脱気袋体内に添設状挿入配置可能とする網状シート体を有し、該網状シート体で、当該脱気袋体内に挿入配置したときに、同脱気袋体の開口部に臨むこととなる外周輪郭縁の適所には、吸引ポンプの吸引ノズル接続用とする短筒型ソケットが、その基端がわを連結、一体化されて同基端がわ開口を脱気袋体方向に開放状となし、同先端がわ開口は、当該脱気袋体の開口部シール内側直近辺りに位置するようにしてなるものとした構成を要旨とする脱気袋体用補助シートである。
(関連する発明1)
上記した脱気袋体用補助シートに関連し、この発明には、その脱気袋体用補助シートを組み合わせてなるものとした脱気袋体も包含している。
即ち、平面矩形状とした表裏樹脂フィルムの外周縁一辺間に開口部を形成し、それ以外の外周縁3辺同士を密閉、連続状とした非通気性の脱気袋体を設け、同脱気袋体内に添設状挿入配置可能とする網状シート体を有し、該網状シート体で、当該脱気袋体内に挿入配置したときに、同脱気袋体の開口部に臨むこととなる外周輪郭縁の適所には、吸引ポンプの吸引ノズル接続用とする短筒型ソケットが、その基端がわを連結、一体化されて同基端がわ開口を脱気袋体方向に開放状となし、同先端がわ開口は、当該脱気袋体の開口部シール内側直近辺りに位置するようにしてなるものとした、この発明の基本をなす前記脱気袋体用補助シートを有する脱気袋体である。
この脱気袋体を、表現を変えて示すと、平面矩形状とし、少なくとも何れか一方を2層以上とした表裏樹脂フィルムの外周縁一辺間に開口部を形成し、それ以外の外周縁3辺同士を密閉、連続状とした非通気性の脱気袋体であって、同脱気袋体の前記表裏樹脂フィルムの少なくとも何れか一方の2層フィルム間に挟着、積層状挿入一体化した網状シート体を有し、該網状シート体で、同脱気袋体の開口部に臨むこととなる外周輪郭縁の適所には、吸引ポンプの吸引ノズル接続用とする短筒型ソケットが、その基端がわを連結、一体化されて同基端がわ開口を脱気袋体方向に開放状となし、同先端がわ開口は、当該脱気袋体の開口部シール内側直近辺りに位置するよう、該網状シート体外周輪郭縁か、または、前記表裏樹脂フィルムの何れか一方の内壁面かの何れか、あるいは双方に固着してなるものとしたこの発明の基本をなす前記脱気袋体用補助シートを有する脱気袋体ということができる。
(関連する発明2)
また、上記した脱気袋体用補助シートを組み合わせた脱気袋体に関連し、この発明には、それに使用する吸引ポンプも包含している。
即ち、気密性を有する弾性素材製の空気タンク状であって、圧搾状操作力を加えると排気、それ自体の弾性復帰力によって吸引動作可能とする弁機構を組み込んでなるポンプ本体か、または、家庭用掃除機のパイプ先端に連結可能な接続パイプ本体かの何れか一方からなり、それら何れか一方の吸引部に、ノズル先端面壁が一体化、形成された所定長さの金属製吸引パイプの基端を接続し、該ノズル先端面中央には、中央吸気孔を穿設すると共に、該中央吸気孔に交叉するよう直径方向に向かう複数の先端面交叉溝を刻設し、且つノズル先端がわの網状シート体、短筒型ソケットに嵌合する長さ範囲内に留まる外周面壁に、複数の周壁吸気孔を穿設した上、それら各周壁吸気孔のノズル周回りに並ぶもの同士、および、各先端面交叉溝外周端夫々と、それに対応してノズル軸心方向に並ぶ各周壁吸気孔同士とを繋ぐ外周面交叉溝を刻設してなるものとした、この発明の基本をなす前記脱気袋体用補助シートを装着した脱気袋体に用いる吸引ポンプである。
(関連する発明3)
さらに、上記した脱気袋体用補助シートを組み合わせた脱気袋体に関連し、この発明には、それに使用する密閉クリップも包含している。
即ち、脱気袋体、開口部の外寸全幅を超える長さとした棒状ベース体を設け、該棒状ベース体の一端に、同等の長さに設定した二等辺三角断面形状の圧接棒体の基端を開閉自在に軸着すると共に、該棒状ベース体の圧接棒体の頂角縁が接合する壁面に沿って、弾性シート製の密接用マット部を添設した上、該棒状ベース体の、圧接棒体の基端が軸着された一端とは反対がわとなる他端付近左右壁面に、圧接棒体の遊端に嵌脱可能であって閉鎖状に仮固定可能なC字状針金枠を回動自在に装着してなるものとした、この発明の基本をなす前記脱気袋体用補助シートを装着した脱気袋体に用いる密閉クリップである。
以上のとおり、この発明の脱気袋体用補助シートによれば、従前までの各種圧縮袋の前記した弊害をなくすようにするための新規な構成としてあり、脱気袋体の表裏樹脂フィルム内側面間に当該補助シートを挿入、配置した場合に、これら表裏樹脂フィルム内側面間が負圧状態となったときにも、両表裏樹脂フィルム内側面同士が密着することはなく、しかも同補助シートの網状シート体が形成する網目状間隙に沿って滞りなく吸引、排気されるものとなり、従来型のような密閉による脱気不良を確実に防止することができ、しかも脱気袋体の開封に際しても負圧による密着力を格段に軽減して容易に開放できるようになる上、既存の脱気袋体に当該補助シートを装着するだけで、こうした効果が得られるものとすることができ、従来品の有効利用にも繋がって経済性に秀れ、自然環境にも負担の少ない樹脂袋の利用を実現化することができるという効果を奏するものとなる。
加えて、前記網状シート体を、その短筒型ソケット部基端から同網状シート体の平面外周輪郭形状の輪郭付近まで及ぶよう葉脈状に枝分、延伸するようにしてなるものの場合にも、前述と同様の脱気不要の解消と開封容易性の改善とをなし得るものとすることができ、網目状の網状シート体に比較してソケット部基端がわ開口に向かう吸引空気抵抗を大幅に低減し、より高い排気効率を実現化できるものとなる。
また、前記網状シート体を、その平面形状内の適所に除湿剤、防黴剤、消臭剤などの封入薬剤類、分包体用の、網状収納ポケット部を一体化、形成してなるものは、分包体の収納、配置を所望の箇所に規制可能となり、分包体が他の収容物と混在状となってしまうのを防止することができ、分包体を傷や破損から保護して薬剤類の脱気袋体内への漏出を、より確実に防止できるものとなる。
そして、網状シート体を、多層状をなして互いの接合面同士がズレ動き自在となるよう各層の一部だけを結合、一体化してなるものは、収容物を脱気袋体内に収納する際に、両者間の摩擦や擦れ、干渉などを大幅に軽減するものとなり、収納および取り出し作業を円滑化できる上、各層の網目状間隙同士が重なり合って脱気経路の連続性を高め、より効率的な脱気を実現化できる。
更にまた、前記網状シート体を、その一側面に脱気袋体、表裏樹脂フィルムの内がわ壁面に接着可能な粘着層または吸着層を有し、該粘着層または吸着層に剥離紙を装着してなるものでは、網状シート体から剥離紙を剥がして露出状とした粘着層または吸着層を、脱気袋体、表裏樹脂フィルムの内がわ壁面適所に貼着、固定可能となり、脱気袋体内に収容した補助シートが、収容物の収納や吸引作業などに伴って不用意に移動してしまうのを防止することができ、しかも吸着層を設けたものの場合には、何度でも剥がして貼り直して再利用することが可能となるという効果が得られる。
網状シート体を、脱気袋体内への収容物を包み込み可能な寸法、形状に設定したものは、収容物全体と脱気袋体の表裏樹脂フィルムとの間に網状の間隙が形成されることとなって更に脱気効率を高めることができ、また、同収容物を包み込み可能な寸法、形状に裁断自在なものは、様々な形状、寸法の収容物に柔軟に対応することが可能となり、更にまた、収容物を包み込み可能な寸法、形状に伸縮可能なものは、裁断せずに大きさを調節することができ、しかも網状シート体それ自体より大きな収容物を包むのにも便利なものとなって、より幅広い収容物品に経済的に利用することができることとなる。
また、この発明の脱気袋体用補助シートを有する脱気袋体によれば、予めこの発明の基本をなす脱気袋体用補助シートが脱気袋体に組み合わされており、購入の際に補助シートのサイズを気にする必要はなくなり、収容物の大きさに応じた脱気袋体を選択しさえすれば、自動的に最も理想的な寸法バランスの脱気袋体と補助シートとの組み合わせで入手することができるようになり、この発明の最大の効果を簡便に享受できるという利点が得られることになる。
加えて、網状シート体を、脱気袋体の開口部シール内側直近辺りに、その対応する適所を部分接着してなるものとした場合は、吸引、脱気作業に伴い網状シート体が脱気袋体外に吸い出されてしまったり、脱気袋体内でズレ動いてしまったりして正常な配置から逸脱してしまうのを確実に防止できるものとなり、効率的な脱気作業と秀れた脱気効果とが得られ、より利便性を高めることができる。
更にまた、表裏樹脂フィルムの少なくとも何れか一方を2層以上とし、それら外周縁適所間に開口部を形成した非通気性の脱気袋体であって、同脱気袋体の前記2層フィルム間に挟着、積層状挿入一体化した網状シート体を有し、該網状シート体の、同脱気袋体、開口部に臨む適所に短筒型ソケットの基端がわを連結し、同先端がわ開口は、当該脱気袋体の開口部シール内側直近辺りに位置するよう、該網状シート体外周輪郭縁か、または、前記表裏樹脂フィルム何れか一方の網状シート体を装着した内壁面かの何れか一方か、あるいは双方に固着してなるものでは、網状シート体の形状が樹脂フィルムの内側表面に網目状の凹凸となって現れたものとなり、前記同様に脱気作業や開封を円滑に行うことができるようになる上、補助シートが収容物に直接接触するのを防止しでき、一段と収容物の取り出しが楽に行えるようになり、しかも網状シート体が脱気袋体の樹脂フィルムを補強するという効果を奏するものである。
そして、この発明の脱気袋体に用いる吸引ポンプは、弁機構が組み込まれた弾性空気タンク状ポンプ本体か、または、掃除機パイプ先端に連結可能な接続パイプ本体かの何れか一方からなり、それら何れか一方の吸引部に、ノズル先端面壁を有する金属製吸引パイプの基端を接続し、該ノズル先端面中央に、中央吸気孔を穿設すると共に、該中央吸気孔に交叉する複数の先端面交叉溝を刻設し、且つノズル先端がわの網状シート体、短筒型ソケットに嵌合する範囲内に留まる外周面壁に、複数の周壁吸気孔を穿設した上、それら各周壁吸気孔のノズル周回りに並ぶもの同士、および、各先端面交叉溝外周端夫々と、それに対応してノズル軸心方向に並ぶ各周壁吸気孔同士とを繋ぐ外周面交叉溝を刻設してなり、当該網状シート体、短筒型ソケットにノズル先端がわを嵌合状に接続した場合にも、該ノズル先端の各中央吸気孔、周壁吸気孔が互いに先端面交叉溝および外周面交叉溝によって連通状となり、低空気抵抗で円滑且つ効率的な吸引、脱気を実現化するものとなる。
また、この発明の脱気袋体に用いる密閉クリップは、脱気袋体、開口部の外寸全幅を超える長さとした棒状ベース体の一端に、同等の長さに設定した二等辺三角断面形状の圧接棒体の基端を開閉自在に軸着し、該棒状ベース体の圧接棒体が接合する壁面に沿って密接用マット部を添設し、該棒状ベース体の他端付近左右壁面に、圧接棒体の遊端に嵌脱可能であって閉鎖状に仮固定可能なC字状針金枠を回動自在に装着してなり、クリップ全体を合成樹脂によって一体成型された従来品に比較して格段に耐久強度を高め、長期に亘る使用で針金枠が破損したときでも交換、修理が可能となって経済的で自然環境にも優しい長寿命を達成することができるという特徴を奏する。
さらに、C字状針金枠を、閉鎖姿勢の圧接棒体遊端に嵌合する場合に、同圧接棒体背面に嵌合状となる中途適所範囲に、適宜長の短円柱型とし、その外周壁面の一部から接線方向に、該圧接棒体の背面乗り上げ用となる橇部を延伸、形成してなるバックル駒を、同心状且つ回動自在に装着してなるものでは、針金枠による仮固定、操作性を格段に高めることができる上、一段と耐久性に秀れたものとすることができる。
上記したとおりの構成からなるこの発明の実施に際し、その最良もしくは望ましい形態について説明を加えることにする。
網状シート体は、脱気袋体の表裏樹脂フィルム内側面間に網目状または葉脈状に連なり、薄い間隙を多数形成可能とする機能を果たすものであり、脱気袋体に出し入れされる収容物との度重なる接触に耐える充分な耐久性と、収容物を傷付けない程度の充分な柔軟性とを兼ね備え、脱気袋体の表裏樹脂フィルム内側面の樹脂素材および収容物を変質、劣化させない素材製のものとし、脱気性を高めるには脱気袋体の表裏樹脂フィルム同士を密着させない程度の太さと、充分に空気を抜き取ることができる程度の細さとに設定されたものとすべきであり、より具体的には、直径0.1ないし0.5mm程度の細さに設定されたものとするのが望ましく、ポリプロピレンやポリエチレンその他の合成樹脂製、天然繊維製、ステンレスやアルミニウム、銅合金その他の金属箔製または金属線製など様々な素材から製造したものとすることができ、スポンジ製シートに置き換えることが可能である。
また、網状シート体は、後述する実施例に示すように、網状シート体の平面外周輪郭形状の輪郭付近まで及ぶよう葉脈状に枝分、延伸されたものとすることができ、さらにまた、分包体用の網状収納ポケット部を一体化、形成してなるもの、または、2層以上の多層状をなして互いの接合面同士がズレ動き自在となるよう、各層の一部のみ結合、一体化してなるものとすることなどが可能である外、一側面に脱気袋体、表裏樹脂フィルムの内がわ壁面に接着可能な粘着層または吸着層を有し、該粘着層または吸着層に剥離紙を装着してなるものとすることができる。
そして、脱気袋体内への収容物を包み込み可能な寸法、形状に設定されたものとするか、または、同収容物を包み込み可能な寸法、形状に裁断自在なものとするか、あるいは、同収容物を包み込み可能な寸法、形状に伸縮可能なものとするかの何れか一つに設定してなるものとすることが可能である。
網状収納ポケット部は、網状シート体の所定箇所に分包体などを装着可能として脱気袋体内に同封可能とし、各分包体の化学的または物理的性質を脱気袋体内の脱気、密閉状空間内で発揮可能とするよう保持する機能を果たし、網状シート体と同様の網目素材からなるネット袋を網状シート体適所に一体化したものや、ポケット部分を形成する矩形ネット片の3辺周縁を網状シート体適所に結合したものなどとすることができる外、不織布製、スポンジ製、天然繊維製など、通気性や透湿性など各種薬剤の目的に応じた素材製のものとすることができる。
網状シート体に設ける粘着層または吸着層は、脱気袋体、表裏樹脂フィルムの内がわ壁面の所望箇所に自由に接着、固定可能とする機能を果たし、剥離紙を装着して補助シート単独での輸送、陳列、販売、保管、携帯などの取扱い性を確保可能なものとし、特に食品用の脱気袋体に装着するものの場合には、食品としての安全性が確保されたものとしなければならず、剥離紙を剥がしてから脱気袋体内側面に充分な強度で固着可能なものとし、脱気袋体の内壁面を変質、劣化させない成分からなるものとすべきであり、該吸着層は、粘着剤を用いずに脱気袋体、表裏樹脂フィルムに密着、固定可能な複数の吸盤や平滑状密着面などからなるものとすることが可能であり、粘着層と吸着層とを組み合わせたものとすることが可能である。
短筒型ソケットは、脱気袋体内に収容された網状シート体の外周輪郭縁適所に、吸引ポンプの吸引ノズルを仮固定状に配置可能として必ず、網状シート体面に沿って吸引、脱気可能とする機能を果たし、度重なる吸引ノズルの脱着操作に耐える充分な強度を有するものとし、網状シート体外周輪郭縁あって、脱気袋体内に挿入配置した場合の、同脱気袋体開口部に臨む適所に、該短筒型ソケット基端がわを連結、一体化し、同基端がわ開口が脱気袋体方向に開放し、それとは反対がわの同先端がわ開口は、当該脱気袋体の開口部シール内側直近辺りに位置するように設定してなるものとしなければならず、該網状シート体外周輪郭縁か、または、前記表裏樹脂フィルム何れか一方の網状シート体を装着した内壁面かの何れか一方か、あるいは双方に固着してなるものとするのが望ましく、金属製、合成樹脂製、その他、様々な素材からなるものとすることが可能である。
短筒型ソケットの先端がわ開口は、吸引ポンプ金属製吸引パイプを網状シート体がわにのみ連通するよう周囲を密閉した状態に仮固定状接続可能とするものであり、当該吸引ポンプ金属製吸引パイプ、ノズル先端がわの中央吸気孔、先端面交叉溝、周壁吸気孔および外周面交叉溝の形成範囲を隠蔽可能とする寸法の円柱形状に穿孔されたものとすべきであって、後述する実施例に示すように、開口端付近の内周壁にOリングなどのシール部品を装着したものとするこことができる。
脱気袋体は、収容物を脱気、密閉状態に長期保存可能とするものであり、用補助シートを収納可能、または、収容状に一体化可能なものとしなければならず、収容物やそのサイズに応じた強度の樹脂フィルム製のものとすべきであり、収容物の確認が容易な透明樹脂製とし、布団や衣類用のものは強い吸引や圧縮、折り畳みなどに耐える柔軟性と耐久性とを確保し、また、食品類用のものは冷凍保存や加熱食品の収納にも耐える耐冷凍性、耐熱性を確保したものとするのが望ましく、従来型の布団、衣類用の圧縮袋や、食品保存用袋をそのまま流用することが可能であり、ポリプロピレンやポリエチレンその他の合成樹脂製とし、必要に応じて複数の樹脂フィルムや金属箔、蒸着膜などの多層フィルム製としたり、適所にエンボス加工やプリントなどを施したりしたものとすることができる。
また、脱気袋体は、補助シートの網状シート体を、脱気袋体の開口部シール内側直近辺りに、その対応する適所を部分接着してなるものとすることが可能である外、少なくとも何れか一方を2層以上とした表裏樹脂フィルムの外周縁一辺間に開口部を形成し、それ以外の外周縁を密閉、連続状とした脱気袋体であって、同脱気袋体の前記表裏樹脂フィルムの少なくとも何れか一方の2層フィルム間に挟着、積層状挿入一体化した網状シート体を有し、該網状シート体で、同脱気袋体の開口部に臨むこととなる外周輪郭縁の適所には、吸引ポンプの吸引ノズル接続用とする短筒型ソケットが、その基端を配し、同基端がわ開口を脱気袋体方向に開放状となし、同先端がわ開口は、当該脱気袋体の開口部シール内側直近辺りに位置するよう、該網状シート体外周輪郭縁か、または、前記表裏樹脂フィルム何れか一方の網状シート体を装着した内壁面かの何れか一方か、あるいは双方に固着されたものとすることが可能である。
更にまた、脱気袋体は、開口部付近に開口部シールを形成したものとするのが望ましく、該開口部シールは、脱気袋体がわから開口部がわに2条または3条など複数条設けられたものとすることができる外、1条も設けられていないものであっても、密閉クリップの利用によって脱気袋体内の密閉状態を確保するものとすることができる。
吸引ポンプは、掃除機を利用するか、または、利用者自らが操作することによって脱気袋体内の空気を強制的に吸引、脱気操作可能とすると共に、その吸引ノズルを短筒型ソケットに接続して当該脱気袋体内に収容した補助シートの網状シート体に沿って、同脱気袋体内の空気を吸引、排気可能とする機能を果たし、気密性を有する弾性素材製の空気タンク状であって、圧搾状操作力を加えると、排気作動、それ自体の弾性復帰力によって吸引動作可能とする弁機構を組み込んでなるポンプ本体か、または、家庭用掃除機のパイプ先端に連結可能な接続パイプ本体かの何れか一方からなるものとしなければならず、それらは軟質合成樹脂製、天然ゴム製、気密層を設けた繊維製などの外、硬質合成樹脂製、金属製、あるいはそれらの組み合わせなど様々な素材や部品の組み合わせとすることが可能であり、前記ポンプ本体か、または接続パイプ本体かの何れか一方の吸引部に、後述する実施例に示すように、ノズル先端面壁が一体化、形成された所定長さの金属製吸引パイプの基端を接続し、該ノズル先端面中央には、中央吸気孔を穿設すると共に、該中央吸気孔に交叉するよう直径方向に向かう複数の先端面交叉溝を刻設し、且つノズル先端がわの網状シート体、短筒型ソケットに嵌合する長さ範囲内に留まる外周面壁に、複数の周壁吸気孔を穿設した上、それら各周壁吸気孔のノズル周回りに並ぶもの同士、および、各先端面交叉溝外周端夫々と、それに対応してノズル軸心方向に並ぶ各周壁吸気孔同士とを繋ぐ外周面交叉溝を刻設してなるものするのが望ましい。
金属製吸引パイプは、真鍮製、ステンレス製、アルミニウム製、チタン製、鍍金などの防錆処理が施された鉄、銅、錫、銀などの純金属や合金、貴金属など様々な金属素材、およびそれらの組み合わせからなるものとすることができ、部分的に合成樹脂製や天然ゴム製の部品を組み込んだものなどとすることが可能である。
密閉クリップは、脱気袋体の開口部付近から同脱気袋体中途適所の任意の箇所を密閉状に仮固定可能とするとともに、複数回に亘って繰り返し密閉、開放可能とする機能を果たし、ポリプロピレンやポリエチレンその他の硬質合成樹脂製、金属製、木製、または、各種繊維強化樹脂などの硬質複合素材製など比較的硬質な棒状ベース体の基端に、同様に硬質な二等辺三角断面形状の圧接棒体の基端を開閉自在に軸着した上、該棒状ベース体の、圧接棒体の基端が軸着された一端とは反対がわとなる他端付近左右壁面に、圧接棒体の遊端に嵌脱可能であって閉鎖状に仮固定可能なC字状針金枠を回動自在に装着してなるものとしなければならず、該針金枠は、ステンレス製、アルミニウム製、チタン製、鍍金などの防錆処理が施された鋼鉄などの硬質な純金属や合金製とし、また、該棒状ベース体の圧接棒体の頂角縁が接合する壁面には、弾性シート製の密接用マット部を添設したものとすべきであり、該C字状針金枠が、閉鎖姿勢にある圧接棒体遊端の二等辺三角断面形状の底辺に相当する背面に嵌合状となる中途適所範囲に、短円柱型であって、その外周壁面の一部から接線方向に、該圧接棒体の背面、乗り上げ用の橇部を延伸、形成してなるバックル駒を、同心状且つ回動自在に装着されたものとすることが可能であり、該バックル駒は、棒状ベース体や圧接棒体または針金枠に用いた各種合成樹脂製、金属製、木製、複合素材製などの何れか1つとすることができる。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
図1の脱気袋体用補助シートを有する脱気袋体の正面図、図2の脱気操作中の脱気袋体の正面図、図3の脱気袋体用補助シートの正面図、図4の葉脈状の補助シートを有する脱気袋体の正面図、図5の吸引ポンプの正面図、図6の金属製吸引パイプ先端付近の斜視図、図7の短筒型ソケットに接続した金属製吸引パイプの断面図、図8の掃除機接続用吸引ポンプの正面図、図9のバックル駒を設けた密閉クリップの正面図、図10のバックル駒を設けた密閉クリップの斜視図、図11の開放した密閉クリップの斜視図、図12の針金枠を設けた密閉クリップの正面図、および、図13の分解状態にある密閉クリップの斜視図に示す事例は、表裏樹脂フィルム30,30外周縁適所間に開口部31を形成し、それ以外の外周縁同士を密閉、連続状とした脱気袋体3内に添設状挿入配置可能とする網状シート体10を有し、当該脱気袋体3内に配したときに、同脱気袋体3の開口部31に臨む網状シート体10外周輪郭縁11適所に、短筒型ソケット2が連結、一体化されて基端20を脱気袋体3内に開放状としてなるものとした、この発明の脱気袋体用補助シートを有する脱気袋体における代表的な一実施例を示すものである。
それら各図からも明確に把握できるとおり、この発明の脱気袋体3は、ポリプロピレン製またはポリエチレン製の食品保存用であって平面矩形状とした表裏樹脂フィルム30,30の外周縁一辺間に開口部31を形成し、それ以外の外周縁3辺同士を密閉、連続状とした非通気性であって、該開口部31直近の内側壁面には、同開口部31の全域に亘って開口部シール32を形成したものである。
補助シート1は、図1ないし図3中に示すように、ポリプロピレン製またはポリエチレン製の直径0.2mm、一辺が2mmの菱形縦横連結状の軟質網状シートからなり、当該脱気袋体3内の表裏樹脂フィルム30,30内面壁間に添設状に挿入配置可能な矩形状に裁断された網状シート体10を有し、該網状シート体10の外周輪郭縁11であって、当該脱気袋体3内に挿入配置したときに、同脱気袋体3の開口部31に臨むこととなる角隅付近の適所に、後述する(図5ないし図8に示す)吸引ポンプ4の吸引ノズル5接続用であり、ポリプロピレン製またはポリエチレン製、成形品からなる短筒型ソケット2が、その基端20がわを、網状シート体10と一体成型か、または、熔着によって連結、一体化されたものとし、同基端20がわ開口21を脱気袋体3方向に開放する円柱状に穿孔したものとなし、同基端20がわ開口21は、図7中に示すように、吸引ノズル5ノズル先端面50の差込深さ規制用となるよう小径化されたものとし、これとは反対がわの同先端22がわ開口23は、図1中に示すように、当該脱気袋体3の開口部シール32内側直近辺りに位置するよう、補助シート1外周輪郭縁11に対する取り付け位置、寸法および形状が設定されたものとした上、図7中に示すように、その開口23付近の内周壁に環状溝を刻設し、該環状溝内にOリング24を装着してなるものとしている。
図1ないし図3中に示すように、該補助シート1、網状シート体10一側面の短筒型ソケット2基端20がわ開口21に向かう空気流動を妨げない近接箇所付近には、分包体(図示せず)用であって網状シート体10と同一素材からなる矩形状の網状収納ポケット部12が、その脱気袋体3開口部31寄りの一辺を除く3辺を熔着によって一体化、結合されたものとしており、このように形成した該補助シート1は、その短筒型ソケット2が、該脱気袋体3の開口部31シール32内側直近辺りに位置するよう、表裏樹脂フィルム30,30間に平面状展開された状態に挿入し、組み合わせられたものとしている。
また、補助シート1は、図4中に示すよう、その網状シート体10が、短筒型ソケット部2の基端20から、同網状シート体10の平面外周輪郭形状の輪郭11付近まで及ぶよう葉脈状に枝分、延伸されたものとすることができる。
吸引ポンプ4は、図5ないし図7中に示すように、気密性を有する軟質天然ゴム、または軟質合成樹脂製の空気タンク状であって、圧搾状操作力を加えると後端適所に設けた弁機構41を通じて排気し、それ自体の弾性復帰力によって先端適所に突設、開口した短円筒状の吸引部42を通じて排気、吸引動作可能としたポンプ本体40を有し、該吸引部42には、適宜長さに設定した真鍮製の吸引パイプ5の基端を気密状に接続したものとしている。
該金属製吸引パイプ5は、そのノズル先端面50中央に、中央吸気孔51を同心状に穿孔したものとし、該中央吸気孔51に十字状に交叉するよう直径方向に向かう先端面交叉溝52を刻設し、図6および図7中に示すように、ノズル5先端がわの網状シート体10、短筒型ソケット2先端22がわ開口23内に嵌合する長さ範囲内に留まる外周面壁53の、各先端面交叉溝52外径がわとなる合計4つの溝端から、パイプ5軸心に平行に延伸された直線上に、同軸心方向の小間隔を隔てた各所夫々に、パイプ5の直径方向に貫通する周壁吸気孔54,54,……を穿設した上、それら各周壁吸気孔54,54,……のノズル5周囲に隣接する如く並んだもの同士、および、各先端面交叉溝52の外径がわ両端夫々と、それに対応してノズル軸心方向に並ぶ各周壁吸気孔54,54,……同士とを繋ぐよう外周面交叉溝55を刻設してなるものである。
当該吸引ポンプ4のポンプ本体40は、図8中に示すように、硬質プラスチック製の筒状体からなり、基端がわが家庭用掃除機の吸引パイプに脱着自在に接続可能な形状、寸法に設定されたものとし、先端がわ吸引部42に前記金属製吸引パイプ5の基端を接続してなるものとすることが可能である。
密閉クリップ6は、図1中に示す脱気袋体3、開口部31の外寸全幅を超える長さに設定した、図9ないし図11に示すような、ステンレス製またはアルミニウム製、V字状断面形の棒状ベース体60を有し、該棒状ベース体60の一端に、同等の長さに設定したステンレス、アルミニウムなどの金属製、硬質合成樹脂製または木製、二等辺三角断面形三角柱状の圧接棒体62の基端を金属製の軸67を貫通状に装着して開閉自在とするよう軸着すると共に、該棒状ベース体60の圧接棒体62の頂角縁63が接合する壁面に沿って、軟質天然ゴム製、軟質ウレタン樹脂製または軟質シリコン樹脂製などの密接用マット部61を粘着剤を用いるなどして添設状に一体化した上、該棒状ベース体60の、圧接棒体62基端が軸67で軸着した一端とは反対がわとなる他端付近左右壁面間に、C字状針金枠64を回動自在に装着したものとし、該C字状針金枠64の、閉鎖姿勢にある圧接棒体62の遊端に嵌合、操作する場合に、同圧接棒体62の密接用マット部61に接合する頂角縁63とは反対がわの、二等辺三角断面形状の底辺に相当する背面に嵌合状となる中途適所範囲に、圧接棒体62の巾寸法以上であって、棒状ベース体60の巾寸法以下の長さに設定した短円柱型であり、その外周壁面の一部から接線方向に、該圧接棒体62の背面、乗り上げ用の橇部66を延伸、一体化形成してなるバックル駒65を、同心状且つ回動自在に装着したものとしている。
密閉クリップ6は、図12および図13中に示すように、その棒状ベース体60を上下反転凹字状断面形の柱状体からなるものとし、同棒状ベース体60の一端がわにはV字断面形状の圧接棒体62の一端が、脱抜可能な軸67を介して回動自在に軸着したものとする一方、該軸着がわとは反対がわの圧接棒体62遊端がわに対応する棒状ベース体60端部左右壁面間には、バックル駒(図示せず)を設けず、該圧接棒体62の遊端に嵌脱可能であって閉鎖状に仮固定可能な形状、寸法に設定したC字状針金枠64を回動自在に装着したものとすることができる。
(実施例1の作用)
以上のとおりの構成からなるこの発明の補助シート1を、図1に示すように、添設状挿入配置する如く組み合わせた脱気袋体3は、図2中に示すように、その網状シート体10の分包体用網状収納ポケット部12が、短筒型ソケット2、基端20がわ開口21への空気流入を阻害しない配置となし、しかも脱気袋体3開口部31に近い配置に設定されたものとなっており、吸引ポンプ4による脱気作業の妨げとならず、しかも除湿剤、防黴剤、消臭剤などの封入薬剤類、分包体(図示せず)を簡便に装着または取り出し可能なものとなる。
当該脱気袋体3は、その開口部31を通じて図示しない収容物を収納した後、図2ないし図7中に示すように、吸引ポンプ4金属製吸引パイプ5の先端がわを短筒型ソケット2先端22がわ開口23に差し込むと、図7中に示すように、同短筒型ソケット2基端20がわ開口21周縁に金属製吸引パイプ5のノズル先端面50が当接状となって差込み深さ位置が、規制されて節度感のある正確な接続操作を可能とし、しかも短筒型ソケット2の先端22がわ開口23付近内壁に設けたOリング24が、同先端22がわ開口23と、同図7に示すよう接続した吸引ポンプ4、金属製吸引パイプ5外周壁面との隙間を密閉状となし、より多くの空気を短筒型ソケット2の基端20がわ開口21から吸引、排気可能となる。
図2中に示すように、吸引ポンプ4ポンプ本体40を圧搾状に操作しては、圧搾状入力を解除して、同図2中に示す形状に弾性的に自動復帰することを繰り返すようにして同図2中の白抜き矢印方向に脱気操作を行うと、図5ないし図7に示すように、該短筒型ソケット2先端22がわ開口23内に接続した吸引ポンプ4金属製吸引パイプ5先端がわの先端面交叉溝52、外周面交叉溝55、中央吸気孔51、周壁吸気孔54,54,……を通じて低抵抗にて吸引、排気可能となる。
そして、同図2中に示すように、補助シート1網状シート体10に沿って、脱気袋体3の深部がわの空気も円滑に淀みなく吸引することが可能であり、このようにして充分に脱気を行った後に、図1中に示すように、吸引ポンプ4金属製吸引パイプ5を脱抜して、図示しない収容物を補助シート1諸共、脱気袋体3開口部31のシール32を綴じ合わせて速やかに密封状態とすることが可能であり、図4中に示した、葉脈状の網状シート体10を有する補助シート1を同様に収容した脱気袋体3も同様に利用可能であり、葉脈状の網状シート体10に沿った吸引、排気は、網目状の網状シート体10より、一段と空気抵抗が低くなる。
また、図8に示すように、接続パイプ本体40に金属製吸引パイプ5を接続してなる吸引ポンプ4を用いると、家庭用掃除機のパイプに接続して自動的に吸引、脱気できるようになる。
さらにまた、図9ないし図11に示すような密閉クリップ6は、棒状ベース体60のV字断面形の溝部分に、密接用マット部61を介して三角柱状の圧接棒体62が嵌合状に接合されるものとなり、より広い面積で脱気袋体3開口部31付近を挟み込むことが可能となり、しかもバックル駒65の橇部66が、圧接棒体62への乗り上げを、格段に円滑なものにして針金枠64の仮固定および固定解除操作をより簡単なものとする。
加えて、図12および図13中に示した密閉クリップ6は、軸67の抜き外し可能な構造を利用して棒状ベース体60と圧接棒体62とを個別のものに分解可能であり、何れか一方が変形、破損などした場合にも、部品交換を容易に行うことが可能である。
(実施例1の効果)
以上のような構成からなる実施例1の補助シート1を装着した脱気袋体3は、前記この発明の効果の項で記載の特徴に加え、図2中に示すように、網状シート体10の分包体用網状収納ポケット部12が適正に配置されており、短筒型ソケット2、基端20がわ開口21を通じた吸引、排気流が円滑なものとなって吸引ポンプ4による脱気作業を効率的に行うことができる上、開口部31近くに配された網状収納ポケット部12が、除湿剤、防黴剤、消臭剤などの封入薬剤類、分包体(図示せず)を簡便に収納、取り出しできるようになるという秀れた効果を発揮するものとなり、しかも網状収納ポケット部12は、収容された分包体(図示せず)を、透明な脱気袋体3を介して外部から透視可能であり、分包体の種類や劣化状態などを簡単に確認することができる。
加えて、図7中に示すように、短筒型ソケット2の先端22がわ開口23付近の内壁に装着したOリング24が、吸引ポンプ4、金属製吸引パイプ5外周壁面との隙間を密閉状として基端20がわ開口21を通じた吸引、排気高利率を格段に高めたものとすることができる。
また、図9ないし図11に示すように、V字断面形とした棒状ベース体60の溝部分に、三角柱状の圧接棒体62が密接用マット部61を介して嵌合する接合構造としてなる密閉クリップ6は、より広い挟み込み面積を確保することが可能となって、脱気袋体3開口部31付近を一段と確実に密閉封鎖できるものとなり、さらに、図12および図13中に示した密閉クリップ6のように、軸67を抜き外して棒状ベース体60と圧接棒体62とを分解可能としたものは、部品交換などのメンテナンスが容易で、経済的且つ自然環境に優しい長期利用を実現化できるという効果を奏するものとなる。
(結 び)
叙述の如く、この発明の脱気袋体用補助シート、およびそれを有する脱気袋体、それに用いる吸引ポンプならびに密閉クリップは、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも製造も容易で、従前からの圧縮袋に比較して大幅に脱気操作や開封操作を容易なものとすることができ、しかも従来型の圧縮袋や脱気袋などにも簡便に利用することができて、低廉で遥かに経済的なものとすることができる上、繰り返して利用することができ、自然環境にも配慮した利用が可能であり、従前までは脱気作業性や開封性の改善が困難であった樹脂袋業界や樹脂袋製品の流通、販売業界はもとより、脱気作業の煩わしさに悩む一般家庭や樹脂廃棄物の処理を担うリサイクル業界や廃棄物処理業界などにおいても高く評価され、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。
図面は、この発明の脱気袋体用補助シート、およびそれを有する脱気袋体、それに用いる吸引ポンプならびに密閉クリップの技術的思想を具現化した代表的な幾つかの実施例を示すものである。
補助シートを収容した脱気袋体を示す正面図である。 脱気操作中の脱気袋体を示す正面図である。 脱気袋体用補助シートを示す正面図である。 葉脈状の補助シートを収容した脱気袋体を示す正面図である。 吸引ポンプを示す正面図である。 金属製吸引パイプ先端付近を示す斜視図である。 短筒型ソケットに接続した金属製吸引パイプを示す断面図である。 掃除機接続用吸引ポンプを示す正面図である。 バックル駒を設けた密閉クリップを示す正面図である。 バックル駒を設けた密閉クリップを示す斜視図である。 開放した密閉クリップを示す斜視図である。 針金枠を設けた密閉クリップを示す正面図である。 分解状態にある密閉クリップを示す斜視図である。
符号の説明
1 補助シート
10 同 網状シート体
11 同 外周輪郭縁
12 同 分包体用網状収納ポケット部
2 短筒型ソケット
20 同 基端
21 同 基端がわ開口
22 同 先端
23 同 先端がわ開口
24 同 Oリング
3 脱気袋体
30 同 表裏樹脂フィルム
31 同 開口部
32 同 開口部シール
4 吸引ポンプ
40 同 ポンプ本体(または接続パイプ本体)
41 同 弁機構
42 同 吸引部
5 金属製吸引パイプ(吸引ノズル)
50 同 ノズル先端面
51 同 中央吸気孔
52 同 先端面交叉溝
53 同 外周面壁
54 同 周壁吸気孔
55 同 外周面交叉溝
6 密閉クリップ
60 同 棒状ベース体
61 同 密接用マット部
62 同 圧接棒体
63 同 頂角縁
64 同 針金枠
65 同 バックル駒
66 同 橇部
67 同 軸

Claims (12)

  1. 平面矩形状とした表裏樹脂フィルムの外周縁一辺間に開口部を形成し、それ以外の外周縁3辺同士を密閉、連続状とした非通気性の脱気袋体内に添設状挿入配置可能とする網状シート体を有し、該網状シート体で、当該脱気袋体内に挿入配置したときに、同脱気袋体の開口部に臨むこととなる外周輪郭縁の適所には、吸引ポンプの吸引ノズル接続用とする短筒型ソケットが、その基端がわを連結、一体化されて同基端がわ開口を脱気袋体方向に開放状となし、同先端がわ開口は、当該脱気袋体の開口部シール内側直近辺りに位置するようにしてなるものとしたことを特徴とする脱気袋体用補助シート。
  2. 網状シート体が、そのソケット部の基端から、同網状シート体の平面外周輪郭形状の輪郭付近まで及ぶよう葉脈状に枝分、延伸されてなるものとした、請求項1記載の脱気袋体用補助シート。
  3. 網状シート体が、その平面形状内の適所に除湿剤、防黴剤、消臭剤などの封入薬剤類、分包体用の、網状収納ポケット部を一体化、形成してなるものとした、請求項1または2何れか一項記載の脱気袋体用補助シート。
  4. 網状シート体が、2層以上の多層状をなして互いの接合面同士がズレ動き自在となるよう、各層の一部のみ結合、一体化してなるものとした、請求項1ないし3何れか一項記載の脱気袋体用補助シート。
  5. 網状シート体が、その一側面に脱気袋体、表裏樹脂フィルムの内がわ壁面に接着可能な粘着層または吸着層を有し、該粘着層または吸着層に剥離紙を装着してなるものとした、請求項1ないし4何れか一項記載の脱気袋体用補助シート。
  6. 網状シート体が、脱気袋体内への収容物を包み込み可能な寸法、形状に設定されたものとするか、または、同収容物を包み込み可能な寸法、形状に裁断自在なものとするか、あるいは、同収容物を包み込み可能な寸法、形状に伸縮可能なものとするかの何れか一つに設定してなるものとした、請求項1ないし5何れか一項記載の脱気袋体用補助シート。
  7. 平面矩形状とした表裏樹脂フィルムの外周縁一辺間に開口部を形成し、それ以外の外周縁3辺同士を密閉、連続状とした非通気性の脱気袋体を設け、同脱気袋体内に添設状挿入配置可能とする網状シート体を有し、該網状シート体で、当該脱気袋体内に挿入配置したときに、同脱気袋体の開口部に臨むこととなる外周輪郭縁の適所には、吸引ポンプの吸引ノズル接続用とする短筒型ソケットが、その基端がわを連結、一体化されて同基端がわ開口を脱気袋体方向に開放状となし、同先端がわ開口は、当該脱気袋体の開口部シール内側直近辺りに位置するようにしてなるものとした、請求項1ないし4何れか一項記載の脱気袋体用補助シートを有する脱気袋体。
  8. 網状シート体が、脱気袋体の開口部シール内側直近辺りに、その対応する適所を部分接着してなるものとした、請求項7記載の脱気袋体用補助シートを有する脱気袋体。
  9. 平面矩形状とし、少なくとも何れか一方を2層以上とした表裏樹脂フィルムの外周縁一辺間に開口部を形成し、それ以外の外周縁3辺同士を密閉、連続状とした非通気性の脱気袋体であって、同脱気袋体の前記表裏樹脂フィルムの少なくとも何れか一方の2層フィルム間に挟着、積層状挿入一体化した網状シート体を有し、該網状シート体で、同脱気袋体の開口部に臨むこととなる外周輪郭縁の適所には、吸引ポンプの吸引ノズル接続用とする短筒型ソケットが、その基端を配し、同基端がわ開口を脱気袋体方向に開放状となし、同先端がわ開口は、当該脱気袋体の開口部シール内側直近辺りに位置するよう、該網状シート体外周輪郭縁か、または、前記表裏樹脂フィルム何れか一方の網状シート体を装着した内壁面かの何れか一方か、あるいは双方に固着してなるものとした、請求項1または2何れか一項記載の脱気袋体用補助シートを有する脱気袋体。
  10. 気密性を有する弾性素材製の空気タンク状であって、圧搾状操作力を加えると排気、それ自体の弾性復帰力によって吸引動作可能とする弁機構を組み込んでなるポンプ本体か、または、家庭用掃除機のパイプ先端に連結可能な接続パイプ本体かの何れか一方からなり、それら何れか一方の吸引部に、ノズル先端面壁が一体化、形成された所定長さの金属製吸引パイプの基端を接続し、該ノズル先端面中央には、中央吸気孔を穿設すると共に、該中央吸気孔に交叉するよう直径方向に向かう複数の先端面交叉溝を刻設し、且つノズル先端がわの網状シート体、短筒型ソケットに嵌合する長さ範囲内に留まる外周面壁に、複数の周壁吸気孔を穿設した上、それら各周壁吸気孔のノズル周回りに並ぶもの同士、および、各先端面交叉溝外周端夫々と、それに対応してノズル軸心方向に並ぶ各周壁吸気孔同士とを繋ぐ外周面交叉溝を刻設してなるものとした、請求項7ないし9何れか一項記載の脱気袋体に用いる吸引ポンプ。
  11. 脱気袋体、開口部の外寸全幅を超える長さとした棒状ベース体を設け、該棒状ベース体の一端に、同等の長さに設定した二等辺三角断面形状の圧接棒体の基端を開閉自在に軸着すると共に、該棒状ベース体の圧接棒体の頂角縁が接合する壁面に沿って、弾性シート製の密接用マット部を添設した上、該棒状ベース体の、圧接棒体の基端が軸着された一端とは反対がわとなる他端付近左右壁面に、圧接棒体の遊端に嵌脱可能であって閉鎖状に仮固定可能なC字状針金枠を回動自在に装着してなるものとした、請求項7ないし9何れか一項記載の脱気袋体に用いる密閉クリップ。
  12. C字状針金枠は、閉鎖姿勢にある圧接棒体の遊端に嵌合、操作する場合に、同圧接棒体の密接用マット部に接合する頂角縁とは反対がわの、二等辺三角断面形状の底辺に相当する背面に嵌合状となる中途適所範囲に、圧接棒体の巾寸法以上であって、棒状ベース体の巾寸法以下の長さに設定した短円柱型とし、その外周壁面の一部から接線方向に、該圧接棒体の背面、乗り上げ用の橇部を延伸、形成してなるバックル駒を、同心状且つ回動自在に装着してなるものとした、請求項11記載の脱気袋体に用いる密閉クリップ。
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