JP2009284245A - アクティブバラン回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】アクティブバラン回路をMMIC化が容易な小型の構成にする。
【解決手段】平衡入力の一方を増幅し180度位相が回転した信号を取り出すN形電界効果トランジスタを有する第1の増幅回路と、平衡入力の他方を増幅し同位相の信号を取り出すP形電界効果トランジスタを有する第2の増幅回路と、第1および第2の増幅回路の出力信号を合成して不平衡出力として取り出す合成回路を備えたものである。
【選択図】図1
【解決手段】平衡入力の一方を増幅し180度位相が回転した信号を取り出すN形電界効果トランジスタを有する第1の増幅回路と、平衡入力の他方を増幅し同位相の信号を取り出すP形電界効果トランジスタを有する第2の増幅回路と、第1および第2の増幅回路の出力信号を合成して不平衡出力として取り出す合成回路を備えたものである。
【選択図】図1
Description
この発明は、地上マイクロ波通信、移動体通信等に使用されるアクティブ素子を用いたバラン回路に関するものである。
無線通信等に用いられるMMIC(Monolithic Microwave Integrated Circuits:モノリシックマイクロ波集積回路)送信機もしくはMMIC送受信機においては、差動信号を単相信号に変換した後、高周波信号として取り出すことがある。その際には、MMICに内蔵可能なように小形な構成であり、かつ損失の少ない変換回路が必要となる。
この種の回路例として、図3に示すような差動−単相変換回路を備えた差動増幅回路がある(例えば非特許文献1参照)。図3において、差動入力信号端子101,102に高周波差動入力信号が入力されると、NPNバイポーラトランジスタ103,104にて増幅される。増幅された信号は単相出力端子110から出力される。PNPバイポーラトランジスタ107,108,109はカレントミラー回路を構成しており、トランジスタ108のコレクタ電流は、トランジスタ107のコレクタ電流に等しい。NPNバイポーラトランジスタ103のコレクタ電流をIc1、NPNバイポーラトランジスタ104のコレクタ電流をIc2とすると、単相出力端子110には両NPNバイポーラトランジスタ103,104のコレクタ電流の差が流れ、単相出力端子110で差動出力端子と同一の出力が得られる。なお、同相成分はIc1とIc2に共通に含まれるため単相出力端子110には同相入力成分の電流は流れない。
この種の回路例として、図3に示すような差動−単相変換回路を備えた差動増幅回路がある(例えば非特許文献1参照)。図3において、差動入力信号端子101,102に高周波差動入力信号が入力されると、NPNバイポーラトランジスタ103,104にて増幅される。増幅された信号は単相出力端子110から出力される。PNPバイポーラトランジスタ107,108,109はカレントミラー回路を構成しており、トランジスタ108のコレクタ電流は、トランジスタ107のコレクタ電流に等しい。NPNバイポーラトランジスタ103のコレクタ電流をIc1、NPNバイポーラトランジスタ104のコレクタ電流をIc2とすると、単相出力端子110には両NPNバイポーラトランジスタ103,104のコレクタ電流の差が流れ、単相出力端子110で差動出力端子と同一の出力が得られる。なお、同相成分はIc1とIc2に共通に含まれるため単相出力端子110には同相入力成分の電流は流れない。
図3に示したように、差動増幅回路の出力側にカレントミラー回路を接続することで、MMIC化が容易である小形な回路で単一出力化を図ることができる。また、単相出力端子から同相入力成分の電流は出力されない構成であり、同相除去比が非常に大きい差動増幅器を実現することができる。
藤井信生、「アナログ電子回路」128頁,129頁(第6章 集積基本電子回路 6.3.4 単一出力作動増幅回路 図6.12)、平成5年12月20日初版22刷平成5年12月20日、株式会社昭晃堂
上述の従来の回路では、差動増幅回路の出力側にPNPバイポーラトランジスタが接続されている。PNPバイポーラトランジスタは通常NPNバイポーラトランジスタと比べ電流容量が小さいため、送信増幅器のように大電流が流れる回路には適さないという問題がある。また、接地面と電源端子間には3段のトランジスタが積まれているために低電源電圧動作は困難であるという問題点がある。
この発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、MMIC化が容易な小型の構成にできるアクティブバラン回路を得ることを目的とする。
この発明に係るアクティブバラン回路は、平衡入力の一方を増幅し180度位相が回転した信号を取り出すN形電界効果トランジスタを有する第1の増幅回路と、平衡入力の他方を増幅し同位相の信号を取り出すP形電界効果トランジスタを有する第2の増幅回路と、第1および第2の増幅回路の出力信号を合成して不平衡出力として取り出す合成回路を備えたものである。
この発明によれば、平衡入力に対してN形電界効果トランジスタとP形電界効果トランジスタを配置し、増幅して得られる両出力信号を合成して不平衡出力として取り出すようにしているので、MMIC化が容易な小型の構成にできる。また、N形電界効果トランジスタとP形電界効果トランジスタは増幅素子として動作するため、差動−単相変換時にも損失が発生せず高利得動作を可能にする。さらに、上記従来のものに比べ低電源電圧動作を可能にする。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるアクティブバラン回路の構成を示す回路図である。
図1において、エミッタ接地された一対のNPNバイポーラトランジスタ3,4とバイアス印加用インダクタ5,6で差動増幅回路を構成している。この差動増幅回路は、各NPNバイポーラトランジスタ3,4のベースを差動入力信号入力端子1,2とし、各コレクタを差動出力信号出力端子としている。NPNバイポーラトランジスタ3のコレクタは直流阻止容量7を介して増幅回路(第1の増幅回路)100のN形電界効果トランジスタ9のゲート端子に接続され、他方のNPNバイポーラトランジスタ4のコレクタは直流阻止容量8を介してもう一つの増幅回路(第2の増幅回路)200のP形電界効果トランジスタ11のゲート端子に接続されている。
図1は、この発明の実施の形態1によるアクティブバラン回路の構成を示す回路図である。
図1において、エミッタ接地された一対のNPNバイポーラトランジスタ3,4とバイアス印加用インダクタ5,6で差動増幅回路を構成している。この差動増幅回路は、各NPNバイポーラトランジスタ3,4のベースを差動入力信号入力端子1,2とし、各コレクタを差動出力信号出力端子としている。NPNバイポーラトランジスタ3のコレクタは直流阻止容量7を介して増幅回路(第1の増幅回路)100のN形電界効果トランジスタ9のゲート端子に接続され、他方のNPNバイポーラトランジスタ4のコレクタは直流阻止容量8を介してもう一つの増幅回路(第2の増幅回路)200のP形電界効果トランジスタ11のゲート端子に接続されている。
増幅回路100において、N形電界効果トランジスタ9のソース端子は接地され、ドレイン端子と直流電源間にはバイアス印加用インダクタ10が接続され、またドレイン端子は直流阻止容量13を介して単相出力信号端子15に接続されている。一方、増幅回路200において、P形電界効果トランジスタ11のドレイン端子は直流電源に接続され、ソース端子とグランド間には負荷用インダクタ12が接続されている。また、P形電界効果トランジスタ11のソース端子は直流阻止容量14を介して単相出力信号端子15に接続されている。この場合、直流阻止容量13,14から単相出力信号端子15までの接続は、増幅回路100,200の出力信号の合成回路を構成する。
次に、動作について説明する。
差動入力信号端子1,2に平衡入力された信号はNPNバイポーラトランジスタ3,4によりそれぞれ増幅され、各コレクタから差動信号が取り出される。この場合、入力に含まれているノイズ等の同相成分は取り除かれる。出力された差動信号の一方は、直流阻止容量7を介して増幅回路100のN形電界効果トランジスタ9のゲート端子に与えられ、差動信号の他方は、直流阻止容量8を介して増幅回路200のP形電界効果トランジスタ11のゲート端子に与えられる。N形電界効果トランジスタ9のゲート端子に入力された差動信号は増幅された後、そのドレイン端子から出力される。このとき、ドレイン端子から出力される信号は、入力に対して180度位相が回転した信号となる。一方、P形電界効果トランジスタ11のゲート端子に入力された差動信号は増幅された後、そのソース端子から出力される。この場合、ソース端子からの出力される信号は、入力と同位相の信号となる。
差動入力信号端子1,2に平衡入力された信号はNPNバイポーラトランジスタ3,4によりそれぞれ増幅され、各コレクタから差動信号が取り出される。この場合、入力に含まれているノイズ等の同相成分は取り除かれる。出力された差動信号の一方は、直流阻止容量7を介して増幅回路100のN形電界効果トランジスタ9のゲート端子に与えられ、差動信号の他方は、直流阻止容量8を介して増幅回路200のP形電界効果トランジスタ11のゲート端子に与えられる。N形電界効果トランジスタ9のゲート端子に入力された差動信号は増幅された後、そのドレイン端子から出力される。このとき、ドレイン端子から出力される信号は、入力に対して180度位相が回転した信号となる。一方、P形電界効果トランジスタ11のゲート端子に入力された差動信号は増幅された後、そのソース端子から出力される。この場合、ソース端子からの出力される信号は、入力と同位相の信号となる。
次に、N形電界効果トランジスタ9とP形電界効果トランジスタ11から出力された信号は、それぞれの直流阻止容量13,14を介した後、合成されて単相出力信号端子15から不平衡出力として取り出される。したがって、図1の増幅回路100,200と合成回路からなる構成は、差動−単相変換回路として動作することになる。
上記構成において、N形電界効果トランジスタとP形電界効果トランジスタのトランジスタサイズ、直流阻止容量値および負荷インダクタンス値を調整することによって、信号合成時の互いの位相成分と振幅成分を等しくすることができる。
また、直流阻止容量13,14は、図1に記載された位置に限らず、信号合成後の位置に設けてもよい。また、バイアス印加用インダクタ5,6,10、負荷用インダクタ12は抵抗に置き換えてもよい。さらに、電源端子、接地端子は共通化されていてもよいし、分離されていてもよい。
上記構成において、N形電界効果トランジスタとP形電界効果トランジスタのトランジスタサイズ、直流阻止容量値および負荷インダクタンス値を調整することによって、信号合成時の互いの位相成分と振幅成分を等しくすることができる。
また、直流阻止容量13,14は、図1に記載された位置に限らず、信号合成後の位置に設けてもよい。また、バイアス印加用インダクタ5,6,10、負荷用インダクタ12は抵抗に置き換えてもよい。さらに、電源端子、接地端子は共通化されていてもよいし、分離されていてもよい。
以上のように、この実施の形態1によれば、N形電界効果トランジスタにより差動増幅回路の差動信号の一方を増幅し180度位相が回転した信号を取り出すと共に、P形電界効果トランジスタにより差動信号の他方を増幅し同位相の信号を取り出し、両出力信号を合成して不平衡出力として取り出すようにしている。したがって、MMIC化が容易な小型の構成にできる。また、N形電界効果トランジスタとP形電界効果トランジスタは増幅素子として動作するため、差動−単相変換時にも損失が発生せず高利得動作を可能にする。さらに、従来のものに比べ低電源電圧動作を可能にする。
なお、上記実施の形態1では、差動増幅回路の出力である差動信号をN形電界効果トランジスタとP形電界効果トランジスタに入力する回路配置としてきたが、差動増幅回路を用いず平衡入力に対して直接動作させる回路配置にしてもよく、同様な効果が得られる。
また、電界効果トランジスタはバイポーラトランジスタに置き換えてもよい。その場合、ゲート端子はベース端子、ドレイン端子はコレクタ端子、ソース端子はエミッタ端子にそれぞれ置き換えることになる。
なお、上記実施の形態1では、差動増幅回路の出力である差動信号をN形電界効果トランジスタとP形電界効果トランジスタに入力する回路配置としてきたが、差動増幅回路を用いず平衡入力に対して直接動作させる回路配置にしてもよく、同様な効果が得られる。
また、電界効果トランジスタはバイポーラトランジスタに置き換えてもよい。その場合、ゲート端子はベース端子、ドレイン端子はコレクタ端子、ソース端子はエミッタ端子にそれぞれ置き換えることになる。
実施の形態2.
図2は、この発明の実施の形態2によるアクティブバラン回路の構成を示す回路図である。図において、図1に相当する部分には同一符号を付して示す。この実施の形態2では、実施の形態1における増幅回路100の代わりに増幅回路(第1の増幅回路)101を設け、また増幅回路200の代わりに増幅回路(第2の増幅回路)201を設けた構成としている。
図2において、増幅回路101は、入力段のP形電界効果トランジスタ23、出力段のN形電界効果トランジスタ22、抵抗26,27、負荷用インダクタ12でN型ダーリントン回路を構成している。一方、増幅回路201は、入力段のN形電界効果トランジスタ25、出力段のP形電界効果トランジスタ24、抵抗28,29でP型ダーリントン回路を構成している。
図2は、この発明の実施の形態2によるアクティブバラン回路の構成を示す回路図である。図において、図1に相当する部分には同一符号を付して示す。この実施の形態2では、実施の形態1における増幅回路100の代わりに増幅回路(第1の増幅回路)101を設け、また増幅回路200の代わりに増幅回路(第2の増幅回路)201を設けた構成としている。
図2において、増幅回路101は、入力段のP形電界効果トランジスタ23、出力段のN形電界効果トランジスタ22、抵抗26,27、負荷用インダクタ12でN型ダーリントン回路を構成している。一方、増幅回路201は、入力段のN形電界効果トランジスタ25、出力段のP形電界効果トランジスタ24、抵抗28,29でP型ダーリントン回路を構成している。
次に、動作について説明する。
実施の形態1と同様に、差動増幅回路の出力の差動信号の一方は直流阻止容量7を介して増幅回路101に、また差動信号の他方は直流阻止容量8を介して増幅回路201に与えられる。増幅回路101では、入力された差動信号がN形ダーリントン回路のP形電界効果トランジスタ23とN形電界効果トランジスタ22により増幅された後、N形電界効果トランジスタ22のドレイン端子から出力する。この出力信号は、回路の入力に対して180度位相が回転した信号となる。一方、増幅回路201では、入力された差動信号がP形ダーリントン回路のN形電界効果トランジスタ25とP形電界効果トランジスタ24により増幅された後、P形電界効果トランジスタのドレイン端子から出力される。この出力信号は、回路の入力と同位相の信号となる。両増幅回路101,201の出力信号は、それぞれの直流阻止容量13,14を介した後、合成されて単相出力信号端子15から不平衡出力として取り出される。したがって、図2の増幅回路101,201と合成回路からなる構成は、差動−単相変換回路として動作することになる。
実施の形態1と同様に、差動増幅回路の出力の差動信号の一方は直流阻止容量7を介して増幅回路101に、また差動信号の他方は直流阻止容量8を介して増幅回路201に与えられる。増幅回路101では、入力された差動信号がN形ダーリントン回路のP形電界効果トランジスタ23とN形電界効果トランジスタ22により増幅された後、N形電界効果トランジスタ22のドレイン端子から出力する。この出力信号は、回路の入力に対して180度位相が回転した信号となる。一方、増幅回路201では、入力された差動信号がP形ダーリントン回路のN形電界効果トランジスタ25とP形電界効果トランジスタ24により増幅された後、P形電界効果トランジスタのドレイン端子から出力される。この出力信号は、回路の入力と同位相の信号となる。両増幅回路101,201の出力信号は、それぞれの直流阻止容量13,14を介した後、合成されて単相出力信号端子15から不平衡出力として取り出される。したがって、図2の増幅回路101,201と合成回路からなる構成は、差動−単相変換回路として動作することになる。
上記構成において、N形ダーリントン回路とP形ダーリントン回路は同じ電流増幅率を有しているため、信号合成時の互いの振幅成分の調整は不要となる。位相成分は、直流阻止容量値および負荷インダクタンス値により調整可能である。
また、直流阻止容量13,14は、図2に記載された位置に限らず、信号合成後の位置に設けてもよい。また、バイアス印加用インダクタ5,6,10、負荷用インダクタ12は抵抗に置き換えられてもよい。さらに、電源端子、接地端子は共通化されていてもよいし、分離されていてもよい。
また、直流阻止容量13,14は、図2に記載された位置に限らず、信号合成後の位置に設けてもよい。また、バイアス印加用インダクタ5,6,10、負荷用インダクタ12は抵抗に置き換えられてもよい。さらに、電源端子、接地端子は共通化されていてもよいし、分離されていてもよい。
以上のように、この実施の形態2によれば、N形ダーリントン回路により差動増幅回路の一方の差動信号を増幅し180度位相が回転した信号を取り出し、P形ダーリントン回路により他方の差動信号を増幅し同位相の信号を取り出し、両出力信号を合成して不平衡出力として取り出すようにしている。したがって、MMIC化が容易な小型の構成にできる。また、低電源電圧動作を可能にする。さらに、N形ダーリントン回路とP形ダーリントン回路は増幅素子として動作するため、差動−単相変換時にも損失が発生せず高利得動作を可能にする。
なお、上記実施の形態2では、差動増幅回路の出力である差動信号をN形ダーリントン回路とP形ダーリントン回路に入力する回路配置としてきたが、差動増幅回路を用いず平衡入力に対して直接動作させる回路配置にしてもよく、同様な効果が得られる。
また、電界効果トランジスタはバイポーラトランジスタに置き換えてもよい。その場合、ゲート端子はベース端子、ドレイン端子はコレクタ端子、ソース端子はエミッタ端子にそれぞれ置き換えることになる。
なお、上記実施の形態2では、差動増幅回路の出力である差動信号をN形ダーリントン回路とP形ダーリントン回路に入力する回路配置としてきたが、差動増幅回路を用いず平衡入力に対して直接動作させる回路配置にしてもよく、同様な効果が得られる。
また、電界効果トランジスタはバイポーラトランジスタに置き換えてもよい。その場合、ゲート端子はベース端子、ドレイン端子はコレクタ端子、ソース端子はエミッタ端子にそれぞれ置き換えることになる。
1,2 差動入力信号入力端子、3,4 NPNバイポーラトランジスタ、5,6,10 バイアス印加用インダクタ、12 負荷用インダクタ、7,8,13,14 直流阻止容量、9,22,25 N形電界効果トランジスタ、11,23,24 P形電界効果トランジスタ、15 単相出力信号端子、26,27,28,29 抵抗、100,101,200,201 増幅回路。
Claims (4)
- 平衡入力の一方を増幅し180度位相が回転した信号を取り出すN形電界効果トランジスタを有する第1の増幅回路と、
平衡入力の他方を増幅し同位相の信号を取り出すP形電界効果トランジスタを有する第2の増幅回路と、
前記第1および第2の増幅回路の出力信号を合成して不平衡出力として取り出す合成回路を備えたことを特徴とするアクティブバラン回路。 - 第1の増幅回路は、入力段にP形電界効果トランジスタを有するN型ダーリントン回路とし、
第2の増幅回路は、入力段にN形電界効果トランジスタを有するP型ダーリントン回路としたことを特徴とする請求項1記載のアクティブバラン回路。 - 第1および第2の増幅回路を構成している、N形電界効果トランジスタをN形バイポーラトランジスタに、また、P形電界効果トランジスタをP形バイポーラトランジスタにそれぞれ置き換えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のアクティブバラン回路。
- 平衡入力に対して一対の差動信号を取り出す差動増幅回路を備え、
前記差動信号を第1および第2の増幅回路の平衡入力としたことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のアクティブバラン回路。
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130507 |