JP2009283505A - 電圧設定回路及び電圧設定方法、並びにこれを用いた半導体集積回路装置 - Google Patents

電圧設定回路及び電圧設定方法、並びにこれを用いた半導体集積回路装置 Download PDF

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Abstract

【課題】溶断ヒューズを記憶手段のビットデータ書き込みに用い、溶断ヒューズの溶断が行われたか否かを適切に判定し、パッケージング後の設定電圧の補正を高精度かつ高い歩留まりで行うことができる電圧設定回路及び電圧設定方法、並びにこれを用いた半導体集積回路装置を提供する。
【解決手段】設定電圧に基づくビットデータを、各ビットに対応して設けられた溶断ヒューズMFを前記ビットデータに基づいて電気的に溶断することにより記憶する記憶手段10と、前記溶断ヒューズMFが溶断により電気的に断線したか否かを判定し、該判定結果をシリアルデータとして出力する溶断判定回路20と、該溶断判定回路20から出力された前記シリアルデータを一時記憶し、パラレルデータに変換して出力するラッチ回路30と、前記パラレルデータに基づいて、前記設定電圧を出力するように抵抗値の設定を行う抵抗値設定回路50と、を有することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、電圧設定回路及び電圧設定方法、並びにこれを用いた半導体集積回路装置に関し、特に、溶断ヒューズを用いた電圧設定回路及び電圧設定方法、並びにこれを用いた半導体集積回路装置に関する。
従来から、充電制御回路を搭載した半導体集積回路装置のように、出力電圧や充電電圧等の基準電圧の設定が必要とされる場合には、レーザートリミングにて、半導体ウエハの検査時にトリミングを行う技術が知られている。
図5は、従来の電圧設定回路の概略構成を示した図である。図5において、抵抗R80〜R83が直列に接続されているとともに、これらに並列に抵抗R84、R85とトリミング用のレーザーヒューズLF80、LF81が接続されている。電圧設定回路は、基準電圧をコンパレータCM80により比較し、抵抗R80〜R85における設定電圧値と、基準電圧を比較して、設定電圧を設定する。レーザーヒューズLF80、LF81は、半導体ウエハの状態で、レーザーを照射してレーザーヒューズRF80、RF81を切断して抵抗値を調整する。そして、R80〜R85の合成抵抗を調整することにより、設定電圧を調整する。
また、チップの一部に、ウエハの状態で、サンドブラストやレーザービームを用いて第1のトリミングを行うための第1のトリミング領域と、チップをウエハから切り出してパッケージした状態で、ザップ用のダイオードを用いて第2のトリミングを行うための第2のトリミング領域とが設けられた半導体装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特公平3−14230号公報
しかしながら、従来の半導体ウエハの状態でレーザーヒューズにより設定電圧の調整を行う技術では、半導体ウエハを切り出して個々のチップをパッケージングしたときに、チップに応力が加わり、設定電圧が変動する場合があるという問題があった。かかる場合には、半導体ウエハの状態では基準電圧が適正に設定されていても、パッケージング後の製品化した半導体集積回路装置となったときに、設定電圧が変動しているため、不良品となり、製品の歩留まりを低下させてしまうという問題があった。
また、上述の特許文献1に記載の構成では、パッケージング後に第2のトリミングを行うことは可能であるが、第2のトリミングは直接的に行われるため、ダイオードの破壊が完全でなかった場合には、半導体装置が不良品となってしまうという問題があった。そして、ザップ用のダイオードによるトリミングは、レーザートリミングと比較して精度が低いため、第2のトリミングの際の歩留まりが低くなるという問題があった。
そこで、本発明は、溶断ヒューズを記憶手段のビットデータ書き込みに用い、溶断ヒューズの溶断が行われたか否かを適切に判定し、パッケージング後の設定電圧の補正を高精度かつ高い歩留まりで行うことができる電圧設定回路及び電圧設定方法、並びにこれを用いた半導体集積回路装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明に係る電圧設定回路(60)は、設定電圧に基づくビットデータを、各ビットに対応して設けられた溶断ヒューズ(MF)を前記ビットデータに基づいて電気的に溶断することにより記憶する記憶手段(10)と、
前記溶断ヒューズ(MF)が溶断により電気的に断線したか否かを判定し、該判定結果をシリアルデータとして出力する溶断判定回路(20)と、
該溶断判定回路(20)から出力された前記シリアルデータを一時記憶し、パラレルデータに変換して出力するラッチ回路(30)と、
前記パラレルデータに基づいて、前記設定電圧を出力するように抵抗値の設定を行う抵抗値設定回路(50)と、を有することを特徴とする。
これにより、溶断ヒューズを利用した記憶手段を用いて、パッケージングの後であっても、電圧の設定を行うことができるので、パッケージングの影響による電圧変動を無視することができ、高精度な電圧設定を行うことができる。また、検査もパッケージング後に一度だけ行えば済むので、検査労力及び検査コストを低減することができる。
第2の発明は、第1の発明に係る電圧設定回路(60)において、
前記溶断判定回路(20)は、コンパレータ(CM)を含むことを特徴とする。
これにより、コンパレータを用いて、溶断が行われたことを簡素な構成で適正に判定することができる。
第3の発明は、第2の発明に係る電圧設定回路(60)において、
前記コンパレータ(CM)の第1の入力端子(IN1)には前記溶断ヒューズ(MF)と等価な抵抗(Rr)が接続され、第2の入力端子(IN2)には前記溶断ヒューズ(MF)が接続され、前記第1の入力端子(IN1)と前記第2の入力端子(IN2)に入力される電圧差又は電流差から前記溶断ヒューズ(MF)が溶断されたか否かを判定することを特徴とする。
これにより、コンパレータへの入力から、溶断ヒューズの溶断が完全でない場合であっても、溶断によるビットデータ書き込みが行われたことを適正に判定することができる。
第4の発明は、第3の発明に係る電圧設定回路(60)において、
前記コンパレータ(CM)は1つであり、
前記溶断ヒューズ(MF)の各々は、前記コンパレータ(CM)の前記第2の端子(IN2)に並列に接続され、
前記溶断判定回路(20)は、溶断及び溶断判定の対象となる前記溶断ヒューズ(MF)を、前記第2の端子(IN2)に選択的に電気的接続させるスイッチング手段(Q)を備えることを特徴とする。
これにより、コンパレータを1つとしても、順次溶断ヒューズの溶断判定を行うことができ、少ない部品点数で、多ビットのビットデータを処理することができ、省スペースの構成とすることができる。
第5の発明は、第1〜4のいずれかの発明に係る電圧設定回路(60)において、
二次電池の充電制御回路に用いられる所定電圧の設定を行うことを特徴とする。
これにより、二次電池の充電制御回路の充電電圧や出力電圧の設定を、パッケージング後に行うことができ、歩留まりを向上させることができる。
第6の発明は、第1〜6のいずれかの発明に係る電圧設定回路(60)において、
前記設定電圧は、電気的検査に基づいて定められた補正電圧であることを特徴とする。
これにより、パッケージング後の製品検査の結果に基づいて設定電圧を補正することができ、歩留まりを向上させることができるとともに、製品の平均的な品質を向上させることができる。
第7の発明に係る半導体集積回路装置(100)は、第1〜6のいずれかの発明に係る電圧設定回路(60)を有し、
該電圧設定回路(60)をパッケージングしたことを特徴とする。
これにより、パッケージングされて半導体集積回路装置として製品化した状態になってからも電圧の設定を行うことができる。
第8の発明に係る電圧設定方法は、設定電圧のビットデータを、各ビットに対応して設けられた溶断ヒューズ(MF)を前記ビットデータに基づいて電気的に溶断することにより記憶手段に記憶するビットデータ書き込みステップと、
前記溶断ヒューズ(MF)が溶断により電気的に断線したか否かを判定し、判定結果をシリアルデータとして出力する溶断判定ステップと、
前記シリアルデータをパラレルデータに変換してラッチ回路(30)に一時記憶する一時記憶ステップと、
前記パラレルデータに基づいて、前記設定電圧を出力するように抵抗値設定回路(50)の抵抗値を設定する抵抗値設定ステップと、を有することを特徴とする。
これにより、パッケージング後であっても、溶断ヒューズを用いて記憶手段にビットデータを書き込む制御を行い、これに基づいて電圧設定を行うことができるので、パッケージングによる応力等の影響を受けることなく高精度に設定電圧を設定でき、歩留まりを高めることができる。
第9の発明は、第8の発明に係る電圧設定方法において、
前記溶断判定ステップは、前記溶断ヒューズ(MF)と等価な抵抗と、前記溶断ヒューズ(MF)に流れる電流の差又は前記抵抗と前記溶断ヒューズの両端の電圧差に基づいて判定することを特徴とする。
これにより、正確かつ確実に溶断ヒューズが溶断されたか否かを判定することができる。
第10の発明は、第8又は第9の発明に係る電圧設定方法において、
前記溶断判定ステップは、1ビットずつ溶断判定対象となる溶断ヒューズ(MF)を選択して行い、
前記データ変換ステップは、総てのビットの前記シリアルデータを前記パラレルデータに変換してから出力することを特徴とする。
これにより、溶断判定を行う手段が1つしか存在しない場合であっても、総てのビットについて溶断判定を行い、最終的にパラレルのビットデータを取得し、これに基づいて電圧設定を行うことができる。
なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例に過ぎず、図示の態様に限定されるものではない。
本発明によれば、パッケージングによる電圧変動を考慮する必要がなく、パッケージング後の1回の検査に基づいて高精度な電圧設定を行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明を適用した実施例に係る電圧設定回路60及び半導体集積回路装置100の関連構成要素を含めた全体構成の一例を示した図である。図1においては、本実施例に係る電圧設定回路60及び半導体集積回路装置100が、リチウムイオン電池の充電制御回路に適用された例を示している。本実施例に係る電圧設定回路60及び半導体集積回路装置100は、電圧設定を行う種々の用途の回路に適用できるが、本実施例においては、充電制御回路に適用された例を挙げて説明する。
図1において、本実施例に係る電圧設定回路60は、ROM(Read Only Memory)40と、抵抗値設定回路50とを有する。また、本実施例に係る半導体集積回路装置100は、電圧設定回路60を含む充電制御回路をパッケージングするパッケージ90を更に有する。また、図1において、本実施例に係る電圧設定回路60及び半導集積回路装置100が適用された充電制御回路の関連構成要素として、電圧比較回路70と、充電制御手段80とが備えられている。
ROM40は、本実施例に係る電圧設定回路60の設定電圧のビットデータを書き込んで記憶する手段である。ROM40は、設定電圧のデータを1回だけ書き込むことが可能なOTP−ROM(One Time Programmable Read Only Memory)として構成されている。本実施例に係る電圧設定回路60においては、溶断ヒューズを用い、溶断ヒューズが溶断又は非溶断であるかによりビットデータの記憶を行うが、この点の詳細については後述する。
ROM40に接続されている端子のうち、PV端子は溶断ヒューズを溶断するための電圧を印加する端子である。また、SCLK端子は、シリアルクロックパルスが入力される端子であり、このシリアルクロックパルスに同期してデータが書き込み等のROMの処理動作が実行される。DATA端子は、設定電圧データを入力する端子であり、上述のシリアルクロックパルスに同期してデータが入力されることにより、ROM40へのデータ書き込みが行われる。
抵抗値設定回路50は、所望の設定電圧が出力されるように、抵抗値の設定を行う回路である。抵抗値設定回路50は、その分圧電圧を定める抵抗値を設定する。図1においては、抵抗R1〜R6が直列に接続され、例えば分圧1.3〔V〕、1.54〔V〕、3.1〔V〕、3.99〔V〕及び4.2〔V〕を出力するように設定されている。図1においては図示されていないが、抵抗値設定回路50の抵抗R1〜R6の直列接続と並列に抵抗が接続され、当該並列接続された抵抗を開放するか短絡させるかにより、抵抗値の調整設定が可能に構成されている。
なお、抵抗値設定回路50は、ROM40から出力される指示データに基づいて、抵抗値の調整設定を行う。この点、詳細は後述する。
電圧比較回路70は、抵抗値設定回路50から出力された設定電圧に基づいて、低電圧、予備充電電圧、再充電電圧及び過電圧というような充電制御の閾値となる電圧と、充電対象となる二次電池の検出電圧とをコンパレータ71、72、73、74により比較し、この比較結果に応じた充電制御を行う。このように、本実施例に係る電圧設定回路60により設定される電圧値は、充電制御の閾値として利用されるため、高精度に設定されることが要求される。
充電制御手段80は、電圧比較回路70から入力された比較結果に基づいて、これに応じた制御を実行する手段である。充電制御手段80は、二次電池の検出電圧に基づいて、定電圧制御、定電流制御またその電圧値や電流値を適切に制御する。これにより、二次電池は、充電状態に応じた適切な充電が行われる。なお、充電制御手段80は、種々の制御演算処理を実行するため、例えば、MPU(Micro Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)やROM等を備え、コンピュータプログラムにより動作するマイクロコンピュータとして構成されてもよい。
その他、半導体集積回路装置100内の充電制御回路には、種々の回路が搭載されているが、本実施例に係る電圧設定回路60の内容とは直接的な関連性を有しないので、その説明を省略する。
図2は、本実施例に係る電圧設定回路60の全体構成を示した図の一例である。図2において、本実施例に係る電圧設定回路60は、記憶手段10と、溶断判定回路20と、ラッチ回路30と、抵抗値設定回路50とを有する。図2において、記憶手段10と、溶断判定回路20と、ラッチ回路30は、図1におけるROM40内に設けられる。
記憶手段10は、設定電圧に基づいて算出されたビットデータを記憶する手段である。記憶手段10は、溶断ヒューズMF及び溶断電圧印加パッドPdを、各ビットに対応して備える。溶断ヒューズMFは、溶断電圧印加パッドPdに所定の過電圧が印加されると、熱が発生して溶断される。そして、溶断ヒューズMFは、切断されることにより回路の電気的接続を断線する。溶断ヒューズMFは、例えば、ポリシリコン等の導電膜の材料が適用されてよく、電圧の印加により溶断可能である種々の材料が適用されてよい。溶断ヒューズMFを溶断するために溶断電圧印加パッドPdに印加される電圧は、溶断ヒューズMFの材質と配置された状況により適切な電圧が設定されるが、例えば、ポリシリコンの材質で充電制御回路に適用された場合、9〔V〕程度の電圧が印加される設定としてもよい。
溶断ヒューズMFは、各ビットに対応して、複数設けられる。図2においては、溶断ヒューズMF1、・・・MF2、MF3及びこれに対応した溶断電圧印加パッドPd1、・・・Pd2、Pd3が示されているが、これは、設定電圧の表現に必要なビット数分の溶断ヒューズMF及び溶断電圧印加パッドPdを設けるように構成する。例えば、溶断ヒューズMFは、非溶断状態で接地されており、溶断状態で開放するので、所定の電圧を印加すると、非溶断状態でローレベル、溶断状態でハイレベルの信号を出力することになる。このように、記憶手段10は、溶断ヒューズMFの溶断状態、つまり溶断又は非溶断であるかに基づいて、設定電圧に基づくビットデータを記憶することができる。
溶断ヒューズMFの溶断は、ビットデータに基づいて、複数ビットについて同時に行うようにしてもよいし、1つずつ行うようにしてもよいが、処理時間短縮の観点から、ビットデータに基づき、総ての溶断ヒューズMFを同時に溶断させることが好ましい。
溶断判定回路20は、溶断ヒューズMFが溶断されたか否か、つまりビットデータの書き込みが行われたか否かを判定する手段である。溶断判定回路20は、コンパレータCMと、参照用抵抗Rrと、溶断判定回路調整用抵抗Radと、スイッチング素子Qとを備える。
コンパレータCMは、第1の入力端子IN1と、第2の入力端子IN2と、出力端子OUTとを有する。コンパレータCMは、第1の入力端子IN1の入力信号と、第2の入力端子IN2の入力信号とを比較し、大小関係に応じて、出力端子OUTから反転信号又は非判定信号を出力する。第1の入力端子IN1には、参照用抵抗Rrが接続されており、第2の入力端子IN2には、各ビットの溶断ヒューズMFが並列に接続されている。参照用抵抗Rrは、各々の溶断ヒューズMFと等価な抵抗値を有する。従って、各溶断ヒューズMFを1つずつ選択してゆき、選択された溶断ヒューズMFと、参照用抵抗Rrを流れる電流を比較すれば、溶断ヒューズの状態を判定することができる。つまり、溶断ヒューズMFが非溶断状態である場合には、溶断ヒューズMFと参照用抵抗Rrの抵抗値が同じであるので、第1の入力端子IN1と第2の入力端子IN2に流れる電流は等しくなる。一方、溶断ヒューズMFが溶断して切断された状態では、溶断ヒューズMFの抵抗値は無限大となり参照用抵抗Rrの抵抗値と大きく異なるので、第1の入力端子IN1と第2の入力端子IN2に流れる電流の差も大きくなり、溶断ヒューズMFが溶断されたことを検出することができる。
図3は、溶断判定回路20のコンパレータCMによる溶断判定の内容の説明図である。図3(a)は、溶断ヒューズMF1について、溶断判定を行っている状態を示した図である。例えば、各々の溶断ヒューズMFの抵抗値が1〔kΩ〕である場合には、参照用抵抗Rrの抵抗値も、溶断ヒューズMFの抵抗値と等しくRr=1〔kΩ〕を用いる。そして、溶断ヒューズMFの1つを溶断判定対象の溶断ヒューズとして選択し、コンパレータCMにより比較を行う。図3においては、溶断判定対象の溶断ヒューズMF1が選択されている。参照用抵抗Rrは、第1の入力端子IN1である反転端子に接続され、溶断ヒューズMF1が第2の入力端子IN2である非反転端子に接続されている。
図3(a)において、例えば、溶断ヒューズMF1が完全に溶断されて電気的に断線されていれば、第2の入力端子IN2に入力される電圧は、参照用抵抗Rrを介して接地されている第1の入力端子IN1よりも高くなるので、コンパレータCMからは、ハイレベルの信号が出力される。しかしながら、溶断の状態によっては、溶断ヒューズMF1が完全に溶断しておらず、電気的に完全に断線していない場合がある。
図3(b)は、溶断ヒューズMF1の溶断が不完全であった状態を示した図である。図3(b)において、溶断ヒューズMF1の溶断が不完全となった結果、溶断ヒューズMFは完全に電気的接続を断線することは出来ず、電流が流れる状態となる。このような場合、例えば、元々の溶断ヒューズMF1の抵抗値が、1〔kΩ〕であった場合、抵抗値は∞とはならないが、例えば1000〜1〔MΩ〕程度に変化し、抵抗値が増大する。このような場合、単純に溶断ヒューズMFの断線又は非断線で溶断を判定すると、実際には溶断が行われ、ビットデータの書き込みが行われたにも関わらず、電流が流れてしまうため、溶断は行われていないと判定されてしまう。しかしながら、本実施例に係る電圧設定回路60においては、溶断判定用のコンパレータCMを有するため、これらの電流値の大小を比較できる。つまり、溶断ヒューズMF1の溶断は不完全ではあるが、その抵抗値は大きく変化しているので、参照用抵抗Rrを流れる電流と、溶断ヒューズMF1を流れる電流との差は大きな値となる。すると、図3(a)において、第1の入力端子IN1に入力される電流と、第2の入力端子IN2に流れる電流差は大きくなるので、やはりコンパレータCMはハイレベルの信号を出力し、溶断ヒューズMF1は溶断されているとの判定結果を出力する。これにより、溶断ヒューズMF1の溶断が不完全な場合であっても、溶断ヒューズMF1がその抵抗値を大きく変化させる程度に溶断されていれば、溶断によるビットデータの書き込みがあったとコンパレータCMは判定し、不完全な溶断による誤判定を防止することができる。
溶断ヒューズMFにおいては、溶断不良が発生する確率は、レーザービームによるトリミングよりも高く、その精度が問題となるので、本実施例に係る電圧設定回路60によれば、そのような溶断不良の問題を解消することができる。つまり、ROM40の記憶手段10への書き込み不完全の状態を救済し、正確に設定電圧のビットデータを記憶させることができる。
なお、溶断判定回路20は、溶断のなかったビットについては、溶断判定を行わないようにしてもよいし、総てのビットについてコンパレータ20で比較を行い、第1の入力端子IN1と第2の入力端子IN2に入力される電流又は電圧の差が小さいときには、コンパレータ20はローレベルの信号を出力するように設定してもよい。
図2に戻り、他の構成要素について説明を行う。
溶断判定回路20において、溶断判定回路調整用抵抗Radは、コンパレータCMによる溶断ヒューズMFの溶断又は非溶断が適切に行われるようにするための調整用抵抗である。溶断判定回路調整用抵抗Rdは、参照用抵抗Rr及び溶断ヒューズMF1、・・・MF2、MF3の各々に対応して、溶断判定回路調整用抵抗Radr、Rad1、・・・Rad2、Rad3が各々設けられている。溶断判定回路調整用抵抗Radは、コンパレータCMによる溶断判定が適正に行われるように、第1の入力端子IN1及び第2の入力端子IN2に入力される電流値又は電圧値が適切になるように調整用に設けられている。図3で説明したように、溶断ヒューズMFが非溶断の状態で、コンパレータCMの第1の端子IN1と第2の端子IN2に入力される電流又は電圧が略同一であるときには、コンパレータCMが例えばローレベルの信号を出力するような設定は、これらの溶断判定回路調整用抵抗Radの調整で行うことができる。つまり、例えば、第1の入力端子IN1と第2の入力端子IN2の差が微小で、誤差の範囲内にあるときには、ローレベルの信号を出力するように、溶断判定回路調整用抵抗Radの抵抗値を、各ビットの溶断判定回路調整用抵抗Rad1、・・・Rad2、Rad3より小さくしておくような設定としておいてもよい。このように、溶断判定回路調整用抵抗Radは、溶断判定回路20の動作が適正に行われるように電圧又は電流の調整を行う。
スイッチング素子Qは、溶断判定対象となるビットの溶断ヒューズMFを選択するスイッチング手段である。溶断判定を行うコンパレータCMが1つしか無いので、参照用抵抗Rrとの比較は、1回につき1つの溶断ヒューズMFに対してしか行うことができない。よって、溶断判定回路20のコンパレータCMによる比較判定は、各ビットの溶断ヒューズMF1、・・・MF2、MF3に対して、順次選択して行う必要がある。かかる観点から、スイッチング素子Qは、各ビットの溶断ヒューズMF1、・・・MF2、MF3に対応して、1つずつスイッチング素子Q1、・・・Q2、Q3が設けられている。スイッチング素子Qは、溶断判定の比較対象となる溶断ヒューズMFに対応するスイッチング素子Qがオンとなり、コンパレータCMの第2の入力端子IN2に電気的接続が図られるように動作する。つまり、溶断ヒューズMF2について溶断判定を行う場合には、スイッチング素子Q2のみがオンとなる。スイッチング素子Qは、このような溶断ヒューズMFの選択を、総てのビットデータについて、順次1つずつオンとなるように制御され、溶断判定を実行してゆく。
スイッチング素子Qは、MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタ、バイポーラトランジスタ等の半導体スイッチング素子が適用されてもよいし、他のスイッチング素子が適用されてもよい。電圧設定回路60は、半導体ウエハ上に形成されるので、例えば、nチャネルMOSトランジスタを適用してもよい。
ラッチ回路30は、コンパレータCMから出力されたビットデータを一時記憶し、これをパラレルデータに変換して出力するためのデータ変換手段である。コンパレータ20からの出力データは、シリアルデータであり、1ビットについてハイレベルかローレベルかのみを出力する。つまり、溶断判定対象として選択された溶断ヒューズMFが溶断されているか、溶断されていないかの結果のみを1ビット分だけ出力し、次の溶断判定対象の溶断ヒューズにシフトしたときには、前の判定結果は消去されてしまう。よって、コンパレータCMからの出力を一時的に記憶する一時記憶手段が必要であり、ラッチ回路30は、その役割を果たす。
ラッチ回路30には、コンパレータCMから、1つずつ判定結果のデータが入力されるが、それを順次記憶してゆくことにより、パラレルデータを作成することができる。よって、ラッチ回路30は、コンパレータCMから出力されたシリアルデータを一時記憶するとともに、これをパラレルデータに変換して出力する機能も有する。
抵抗値設定回路50は、ラッチ回路30から出力されたパラレルデータに基づき、そのデータ通りとなるように、抵抗値を設定する手段である。これにより、抵抗値設定回路50の出力ノードVoutからは、所定の設定電圧が出力されることになる。
抵抗値設定回路50は、直列接続された抵抗R11、R12、R13、R14を有する。これらの抵抗R11〜R14は、分圧回路を構成し、合成抵抗により分圧電圧を定める。つまり、この合成抵抗を変化させて設定することにより、所望の設定電圧を得ることができる。なお、図2においては、抵抗R11〜R14しか示されていないが、更に多くの抵抗を備えていてよいことは、言うまでもない。
また、抵抗値設定回路50は、インバータINV1、INV2と、接続設定手段51、52とを有する。
インバータINV1、INV2は、ラッチ回路30から出力されたパラレルデータに基づいて、パラレルデータのビット信号を反転させ、接続設定手段51、52を制御する手段である。
接続設定手段51、52は、入力されたビット信号に基づいて、接続が定められ、分圧抵抗の開放状態と短絡状態を設定する手段である。図3においては、接続設定手段51は、抵抗R13の開放状態又は短絡状態を設定し、接続設定手段52は、抵抗R12の開放状態又は短絡状態を設定する。また、図3においては、接続設定手段51、52は、固定スイッチとして示されているが、例えば、トランスファーゲートやMOSトランジスタ等の種々のオン・オフ切り換え手段が適用されてもよい。
このようにして、抵抗値設定回路50においては、ラッチ回路30から出力されたビット列のパラレルデータに基づき、分圧回路R11〜R14の合成抵抗が定まり、抵抗値が設定される。そして、出力ノードVoutから出力される電圧が設定される。なお、出力ノードVoutから出力された設定電圧は、例えば、エラーアンプに入力され、基準電圧との比較がなされ、充電制御が実行されてよい。
このように、本実施例に係る電圧設定回路60によれば、記憶手段10に溶断ヒューズMFを適用し、溶断ヒューズMFの溶断により設定電圧値に基づくビットデータを書き込み、溶断判定回路20により溶断を判定することにより、確実に電圧設定を行うことができる。また、電圧設定回路60は、例えば二次電池の充電制御回路に適用することができ、これを搭載した半導体装置をパッケージングして半導体集積回路装置100とすることができる。
次に、図4を用いて、本実施例に係る電圧設定回路60及び半導体集積回路装置100を用いた電圧設定方法の処理フローについて説明する。図4は、本実施例に係る電圧設定回路60及び半導体集積回路装置100による電圧設定方法の処理フロー図の一例である。
ステップ100では、パッケージングされた半導体集積回路装置100の電気的検査が行われる。電気的検査により、半導体集積回路装置100の良否判定がなされる。電気的検査においては、電圧を設定すべき回路について、電圧が所定の設定電圧を出力するか否かも判定される。
ステップ110では、検出した出力電圧と、所定の設定電圧との誤差が算出される。
ステップ120では、出力電圧と所定の設定電圧との誤差が、調整を要するレベルか否かが判定される。ステップ120において、電圧誤差が所定の範囲内にあり、調整不要な良品であると判定された場合には、ステップ190に進み、良否と判定し、処理フローを終了する。
一方、ステップ120において、電圧誤差があり、補正による調整が必要と判定された場合には、ステップ130に進む。
ステップ130では、誤差の補正のための設定電圧のビットデータが演算され、算出される。つまり、誤差を補正するために、設定すべき電圧がビットデータとして算出される。
ステップ140では、算出されたビットデータに基づいて、溶断ヒューズMFを溶断する。これにより、設定電圧のビットデータがROM40の記憶手段10に書き込まれ、記憶されることになる。なお、溶断ヒューズMFの溶断は、溶断電圧印加パッドPdに所定の電圧を印加することにより行われてよく、溶断ヒューズMFの溶断は、総て同時に行われてよい。
ステップ150では、溶断判定回路20により、溶断ヒューズMFが溶断されたか否かが判定され、判定結果が出力される、溶断判定は、溶断判定対象となる溶断ヒューズMFが順次スイッチング手段Qにより選択され、1つずつ判定が行われてよい。溶断判定は、溶断ヒューズMFと等価な抵抗値を有する参照用抵抗Rrに流れる電流と、溶断ヒューズMFに流れる電流を、コンパレータCMにより比較することにより行われる。これにより、溶断ヒューズMFの溶断が不完全な場合であっても、ROM40の書き込みデータを正しく出力することができる。
ステップ160では、ラッチ回路30が、コンパレータCMから出力されたシリアルデータを一時記憶する。ラッチ回路30は、選択される溶断ヒューズMFがシフトするにつれて順次これを記憶してゆき、最終的に、総てのビットについてのパラレルデータを記憶し、これを出力する。
ステップ170では、ラッチ回路30から出力されたパラレルデータに基づき、抵抗値設定回路50が、抵抗値の設定を行う。これにより、設定電圧が出力されるような抵抗値に分圧回路が設定される。
ステップ180では、抵抗値の設定が終了したら、再度の電気的検査が実行される。再度の電気的検査において所定の設定電圧が得られたら、ステップ190に進み、良品として判定され、処理フローを終了する。一方、再度の電気的検査においても、所定の設定電圧の出力が得られなかったら、ステップ200に進み、不良品と判定され、処理フローを終了する。
このように、本実施例に係る電圧設定方法によれば、溶断ヒューズMFを用いることにより、パッケージング後の半導体集積回路装置100の状態で電圧設定を行うことができ、パッケージングによる応力変動を考慮する必要が無くなる。また、検査は、製品化してから行えばよく、半導体ウエハの状態で検査を行う必要がなくなる。更に、溶断ヒューズMFの溶断が完全でなかった場合であっても、このビットデータを正確に認識し、出力することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
本実施例に係る電圧設定回路60及び半導体集積回路装置100の関連構成要素を含めた全体構成の一例を示した図である。 本実施例に係る電圧設定回路60の全体構成図の一例である。 溶断判定回路20のコンパレータCMによる溶断判定の内容の説明図である。図3(a)は、溶断ヒューズMF1について、溶断判定を行っている状態を示した図である。図3(b)は、溶断ヒューズMF1の溶断が不完全であった状態を示した図である。 本実施例に係る電圧設定方法の処理フロー図の一例である。 従来の電圧設定回路の概略構成を示した図である。
符号の説明
10 記憶手段
20 溶断判定回路
30 ラッチ回路
40 ROM
50 抵抗値設定回路
51、52 接続設定手段
60 電圧設定回路
70 電圧比較回路
71、72、73、74、CM、CM80 コンパレータ
80 充電制御手段
90 パッケージ
100 半導体集積回路装置
MF、MF1、MF2、MF3 溶断ヒューズ
Pd、Pd1、Pd2、Pd3 溶断電圧印加パッド
Rr 参照用抵抗
Rad、Radr、Rad1、Rad2、Rad3 溶断判定回路調整用抵抗
Q、Q1、Q2、Q3 スイッチング手段
IN1 第1の入力端子
IN2 第2の入力端子
INV1、INV2 インバータ
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R11、R12、R13、R14 抵抗

Claims (10)

  1. 設定電圧に基づくビットデータを、各ビットに対応して設けられた溶断ヒューズを前記ビットデータに基づいて電気的に溶断することにより記憶する記憶手段と、
    前記溶断ヒューズが溶断されたか否かを判定し、判定結果をシリアルデータとして出力する溶断判定回路と、
    該溶断判定回路から出力された前記シリアルデータを一時記憶し、パラレルデータに変換して出力するラッチ回路と、
    前記パラレルデータに基づいて、前記設定電圧を出力するように抵抗値の設定を行う抵抗値設定回路と、を有することを特徴とする電圧設定回路。
  2. 前記溶断判定回路は、コンパレータを含むことを特徴とする請求項1に記載の電圧設定回路。
  3. 前記コンパレータの第1の入力端子には前記溶断ヒューズと等価な抵抗が接続され、第2の入力端子には前記溶断ヒューズが接続され、前記第1の入力端子と前記第2の入力端子に入力される電圧差又は電流差から前記溶断ヒューズが溶断されたか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の電圧設定回路。
  4. 前記コンパレータは1つであり、
    前記溶断ヒューズの各々は、前記コンパレータの前記第2の端子に並列に接続され、
    前記溶断判定回路は、溶断判定の対象となる前記溶断ヒューズを、前記第2の端子に選択的に電気的接続させるスイッチング手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の電圧設定回路。
  5. 二次電池の充電制御回路に用いられる所定電圧の設定を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電圧設定回路。
  6. 前記設定電圧は、電気的検査に基づいて定められた補正電圧であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電圧設定回路。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電圧設定回路を有し、
    該電圧設定回路をパッケージングしたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  8. 設定電圧のビットデータを、各ビットに対応して設けられた溶断ヒューズを前記ビットデータに基づいて電気的に溶断することにより記憶するビットデータ書き込みステップと、
    前記溶断ヒューズが溶断されたか否かを判定し、判定結果をシリアルデータとして出力する溶断判定ステップと、
    前記シリアルデータを一時記憶し、パラレルデータに変換して出力するデータ変換ステップと、
    前記パラレルデータに基づいて、前記設定電圧を出力するように抵抗値設定回路の抵抗値を設定する抵抗値設定ステップと、を有することを特徴とする電圧設定方法。
  9. 前記溶断判定ステップは、前記溶断ヒューズと等価な抵抗と、前記溶断ヒューズに流れる電流の差又は前記抵抗と前記溶断ヒューズの両端の電圧差に基づいて判定する請求項8に記載の電圧設定方法。
  10. 前記溶断判定ステップは、1ビットずつ溶断判定対象となる溶断ヒューズを選択して行い、
    前記データ変換ステップは、総てのビットの前記シリアルデータを前記パラレルデータに変換してから出力することを特徴とする請求項8又は9に記載の電圧設定方法。
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