JP2009282346A - 表示装置およびその駆動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】特に画素を低輝度で表示する場合にも、画素欠陥が目立ちにくいまたは画素欠陥が見分けられない表示装置およびその駆動方法を提供する。
【解決手段】表示制御回路200における不揮発性メモリ22は、予め検出されている欠陥画素の位置に関連する情報を記憶し、データ変換回路23は、装置外部から表示データ信号DATを受けとりタイミング制御回路21からの制御信号に基づき、受け取った表示値を不揮発性メモリ22に記憶されている上記情報に照らし、欠陥ドットである可能性があるドットを大きな階調でのみ表示に使用するよう適宜の位置の表示値に再配列する。このように欠陥ドットである可能性があるドットを大きな階調でのみ表示に使用するので、低輝度で表示する場合に画素欠陥を目立ちにくくすることができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、アクティブマトリクス型の液晶表示装置などの表示装置およびその駆動方法に関する。
近年、液晶を使用したテレビジョン用のディスプレイは、HDTV(High Definition TeleVision)用のものが主流となってきている。このHDTV用のディスプレイは、縦×横が1920×1080画素の高精細な画面であるので、画素欠陥が生じやすくなっている。
このような画素欠陥を目立たないようにするため、従来より種々の工夫がなされており、例えば図19に示すように1つの画素を上下方向に3つのサブ画素に分割し、図20に示すようにサブ画素の点灯順を1画素毎に反転させるように明るい2つのサブ画素(図中の「明A」または「明B」)を補助容量線CSAまたはCSBのいずれか一方で点灯制御する従来の液晶表示装置(以下、第1の従来例という)がある(特許文献1を参照)。
また図21に示すように、表示パネル91に含まれる1つの画素92をRGBW(赤・緑・青・白)4色の最小表示単位であるドットにより構成し、欠陥のある色のドットは使用せず、残りの色のドットにより表示を行う従来の液晶表示装置(以下、第2の従来例という)がある(特許文献2を参照)。
特開2006−171342号公報 特開2007−25303号公報
しかし、上記第1の従来例では、特に画素を低輝度で表示する場合に画素欠陥が目立ちやすい問題点が残る。また、上記第2の従来例では、低輝度で表示する場合にも画素欠陥が目立ちにくいが、RGB3原色のドットのいずれかに欠陥がある場合、欠陥のない色の他のドットで表示を行うため色再現性が低下する問題点を有している。具体的には、上記第2の従来例では、図22に示すように、RGB3原色のうち欠陥のない2色に対応する2点とW(白色)に対応する1点とで囲まれた3角形の内側に対応する色しか再現できなくなるという問題点を有している。
そこで本発明では、特に画素を低輝度で表示する場合にも、画素欠陥が目立ちにくいまたは画素欠陥が見分けられない表示装置およびその駆動方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、表示データにより表される表示画像の各カラー画素がそれぞれ複数のサブ画素によって構成されるように表示を行う表示装置であって、
前記サブ画素を構成するそれぞれ互いに異なる色の所定数の画素であるドットを形成するドット形成部がマトリクス状に配列されており、かつ所望の表示状態とすることが不能なドット形成部である欠陥ドット形成部を含む表示パネルと、
前記欠陥ドット形成部である可能性がある複数のドット形成部であって前記サブ画素形成部の1つ分に相当する個数のドット画素形成部の位置に関連する情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された情報に基づき、所定輝度以下で表示を行う場合には前記欠陥ドット形成部である可能性がある複数のドット形成部を含まない複数のドット形成部により前記カラー画素が形成されるよう、前記各カラー画素を表す表示データを前記カラー画素を表示する複数のドット形成部に与えるべきデータに変換するデータ変換手段と、
前記データ変換手段から出力される前記データに応じて、前記表示パネルを駆動する駆動手段とを備える。
第2の発明は、第1の発明において、
前記記憶手段は、前記サブ画素形成部の2つ以上に分散して含まれており前記欠陥ドット形成部である可能性がある複数のドット形成部の位置に関連する情報を記憶することを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明において、
前記データ変換手段は、所定輝度以上で表示を行う場合には、前記欠陥ドット形成部である可能性がある複数のドット形成部を含む複数のサブ画素形成部により前記カラー画素が形成されるよう、前記各カラー画素を表す表示データを前記複数のドット形成部に与えるべきデータに変換することを特徴とする。
第4の発明は、第1の発明において、
前記データ変換手段は、表示を行うべき輝度によらず、前記欠陥ドット形成部である可能性がある複数のドット形成部を含まない複数のサブ画素形成部により前記カラー画素が形成されるよう、前記各カラー画素を表す表示データを前記複数のドット形成部に与えるべきデータに変換することを特徴とする。
第5の発明は、第1から第4までのいずれか1つの発明において、
前記記憶手段は、最低輝度から最高輝度までの間を複数に分割した区間における輝度毎に、前記カラー画素を形成すべき複数のドット形成部の位置に関連する情報を記憶し、
前記データ変換手段は、前記記憶手段に記憶された情報に基づき、前記区間における輝度毎に前記カラー画素を形成すべき複数のドット形成部により表示が行われるよう、前記各カラー画素を表す表示データを前記複数のドット形成部に与えるべきデータに変換することを特徴とする。
第6の発明は、第5の発明において、
前記記憶手段は、前記区間における輝度毎に、前記カラー画素を形成すべき複数のドット形成部の位置に関連する情報を当該複数のドット形成部がそれぞれ異なる組み合わせとなるよう複数組記憶し、
前記データ変換手段は、前記記憶手段に記憶された情報に基づき、前記表示パネルにおける行方向および列方向の少なくとも一方に隣接する他のカラー画素を形成する複数のドット形成部とは異なる組み合わせの複数のドット形成部により前記カラー画素が形成されるよう、前記各カラー画素を表す表示データを前記複数のドット形成部に与えるべきデータに変換することを特徴とすることを特徴とする。
第7の発明は、表示データにより表される表示画像の各カラー画素がそれぞれ複数のサブ画素によって構成されるように表示を行う表示装置であって、前記サブ画素を構成するそれぞれ互いに異なる色の所定数の画素であるドットを形成するドット形成部がマトリクス状に配列されており、かつ所望の表示状態とすることが不能なドット形成部である欠陥ドット形成部を含む表示パネルを備える表示装置の駆動方法であって、
前記欠陥ドット形成部である可能性がある複数のドット形成部であって前記サブ画素形成部の1つ分に相当する個数のドット画素形成部の位置に関連する情報に基づき、所定輝度以下で表示を行う場合には前記欠陥ドット形成部である可能性がある複数のドット形成部を含まない複数のドット形成部により前記カラー画素が形成されるよう、前記各カラー画素を表す表示データを前記カラー画素を表示する複数のドット形成部に与えるべきデータに変換するデータ変換ステップと、
前記データ変換ステップにおいて出力される前記データに応じて、前記表示パネルを駆動するパネル駆動ステップとを備える。
第1の発明によれば、データ変換手段により、所定輝度以下で表示を行う場合には欠陥ドット形成部である可能性がある複数のドット形成部を含まない複数のドット形成部によりカラー画素が形成されるよう、各カラー画素を表す表示データがカラー画素を表示する複数のドット形成部に与えるべきデータに変換されるので、欠陥ドットである可能性があるドットを所定輝度以下の低輝度で表示する場合に画素欠陥を目立ちにくくすることができる。
第2の発明によれば、欠陥ドット形成部である可能性がある複数のドット形成部がサブ画素形成部の2つ以上に分散して含まれているので、カラー表示を行う複数のサブ画素形成部における各ドット形成部による発光位置の配置バランス(発光画素の重心)を偏りのないものにすることができる。
第3の発明によれば、データ変換手段により、所定輝度以上で表示を行う場合には、欠陥ドット形成部である可能性がある複数のドット形成部を含む複数のドット形成部によりカラー画素が形成されるよう、各カラー画素を表す表示データが複数のドット形成部に与えるべきデータに変換されるので、所定輝度以上の高輝度表示時における発光輝度を大きくすることができる(小さくならないようにすることができる)。
第4の発明によれば、データ変換手段により、表示を行うべき輝度によらず、欠陥ドット形成部である可能性がある複数のドット形成部を含まない複数のドット形成部によりカラー画素が形成されるよう、各カラー画素を表す表示データが複数のドット形成部に与えるべきデータに変換されるので、欠陥ドットである可能性があるドットが一切表示に利用されない。よって、画素欠陥を全く見分けられないようにすることができる。また、高輝度でカラー画素を表示する場合にも、欠陥ドットが使用されないので色付きの異常を生じることがなく、色再現性が完全な表示を行うことができる。
第5の発明によれば、最低輝度から最高輝度までの間を複数に分割した区間における輝度毎に、カラー画素を形成すべき複数のドット形成部の位置に関連する情報が記憶されて表示に利用されるので、より自然で滑らかな階調表現を行うことができる。
第6の発明によれば、区間における輝度毎に、カラー画素を形成すべき複数のドット形成部の位置に関連する情報を当該複数のドット形成部がそれぞれ異なる組み合わせとなるよう複数組記憶され、表示パネルにおける行方向および列方向の少なくとも一方に隣接する他のカラー画素を形成する複数のドット形成部とは異なる組み合わせの複数のドット形成部によりカラー画素が形成されるよう、データ変換手段によりデータ変換されるので、ドット形成部の点灯状態(表示パターン)をデルタ配列に近似させることができる。このことにより、実際のドットの配列がストライプ配列などであっても、デルタ配列である場合と同様の自然な画像表示を行うことができる。
第7の発明によれば、第1の発明における効果と同様の効果を表示装置の駆動方法においても奏することができる。
以下、本発明の各実施形態について添付図面を参照して説明する。
<1. 第1の実施形態>
<1.1 液晶表示装置の全体構成および動作>
図1は、本発明の第1の実施形態に係るアクティブマトリクス型液晶表示装置の全体構成を示すブロック図である。この液晶表示装置は、表示制御回路200、映像信号線駆動回路(ソースドライバ)300、および走査信号線駆動回路(ゲートドライバ)400からなる駆動制御部と、表示部500と、共通電極駆動回路600とを備えている。表示部500は、複数本(M本)の映像信号線SL(1)〜SL(M)と、複数本(N本)の走査信号線GL(1)〜GL(N)と、それら複数本の映像信号線SL(1)〜SL(M)と複数本の走査信号線GL(1)〜GL(N)との交差点にそれぞれ対応して設けられた複数個(M×N個)の画素形成部を含んでおり(以下、走査信号線GL(n)と映像信号線SL(m)との交差点に対応する画素形成部を参照符号“P(n,m)”で示すものとする。)、図2および図3に示すような構成となっている。
ここで表示装置において上記Nは1080であり、Mは1920×3であるものとする。なお、Mが3倍されているのは、図2などで後述するように1つのカラーの画素を表すためにRGB3色分の映像信号線が必要であるためである。このような数のカラーの画素を有する表示装置は一般的に高品位テレビ(HDTV)に使用されるものであるが、ここでは横×縦の解像度がその1/4である960×540(×RGB)のPAL/SECAM方式のテレビジョンに使用されるものとし、高品位テレビに使用される本来の場合では4つのカラー画素を形成するための12個の上記画素形成部で実際には1つのカラー画素が形成されるものとする。ここで以下では、上記画素形成部により形成される画素(実際には画素の一部)をドットと呼び、当該画素形成部をドット形成部と呼び、RGB各色を形成する3つのドット形成部により表示される本来の画素(実際には画素の一部)をサブ画素と呼び、これら4つのサブ画素(12個のドット)により表示される実際の画素をカラー画素と呼ぶ。これらについては詳しく後述する。次に、図2および図3を参照して、表示部500の構成について詳述する。
図2は、本実施形態における表示部500の構成を模式的に示し、図3は、この表示部500におけるドット形成部P(n,m)の等価回路を示している。図2および図3に示すように、各ドット形成部P(n,m)は、対応する交差点を通過する走査信号線GL(n)にゲート端子が接続されるとともに当該交差点を通過する映像信号線SL(m)にソース端子が接続されたスイッチング素子であるTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)10と、そのTFT10のドレイン端子に接続された画素電極Epixと、上記複数個のドット形成部P(i,j)(i=1〜N、j=1〜M)に共通的に設けられた共通電極(「対向電極」ともいう)Ecomと、上記複数個のドット形成部P(i,j)(i=1〜N、j=1〜M)に共通的に設けられ画素電極Epix(ここでは以下「ドット電極Epix」という)と共通電極Ecomとの間に挟持された電気光学素子としての液晶層とによって構成される。
なお、各ドット形成部P(n,m)は、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のいずれかの色を表示するものであって、図3に示すように、同じ色を表示するドット形成部P(n,m)が映像信号線SL(1)〜SL(M)に沿って配置されており、かつ走査信号線GL(1)〜GL(N)に沿った方向にGBRの順で配置されている。また、図2では、これらRGB3色を表すドット形成部が1つの画素であるように示されているが、隣接するRGB3色を表す3つのドット形成部により1つのサブ画素が構成可能であり、高品位テレビに使用される場合にはこのサブ画素が1つの画素として視認されることになる。もっとも、本実施形態では、PAL/SECAM方式のテレビジョンに使用されるので、後述するように12個のドット形成部により1つのカラー画素が形成される。なお、上記RGB各色は典型的な3原色であるが、その他の複数の原色に代えてもよい。
また、一般に液晶表示装置では、液晶の劣化を抑えると共に表示品位を維持するために交流化駆動が行われており、本実施形態では、典型的な交流化駆動方式として、画素を形成する液晶層への印加電圧の正負極性を1走査信号線毎かつ1フレーム毎にも反転させるいわゆるライン反転駆動方式が採用されるものとするが、周知の駆動方式が採用されればよく、例えば印加電圧の正負極性を画素毎かつ1フレーム毎にも反転させるいわゆるドット反転駆動方式が採用されてもよい。
図3に示されるように、各ドット形成部P(n,m)では、ドット電極Epixと、それに液晶層を挟んで対向する共通電極Ecomとによって液晶容量Clcが形成されており、その近傍に補助容量Csが形成されている。
TFT10は、走査信号線GL(n)に印加される走査信号G(n)がアクティブになると、当該走査信号線が選択されて導通状態となる。そして、ドット電極Epixには駆動用映像信号S(m)が映像信号線SL(m)を介して印加される。これにより、その印加された駆動用映像信号S(m)の電圧(共通電極Ecomの電位を基準とする電圧)が、そのドット電極Epixを含むドット形成部P(n,m)に表示値として書き込まれる。
表示制御回路200は、外部から送られる表示データ信号DATとタイミング制御信号TSとを受け取り、デジタル画像信号DVと、表示部500に画像を表示するタイミングを制御するためのソーススタートパルス信号SSP、ソースクロック信号SCK、ラッチストローブ信号LS、ゲートスタートパルス信号GSP、ゲートクロック信号GCK、および極性反転信号φを出力する。
また、この表示制御回路200は、前述した表示部500におけるカラー画素の総数に相当するサブ画素の総数の1/4(すなわち縦及び横のサブ画素数がそれぞれ半分)のデータ量を有する表示データ信号DATを受け取り、本来は4つのカラー画素となる4つのサブ画素で1つのカラー画素の表示値(カラー階調)を表示するよう、データを適宜に再配置したデジタル画像信号DVを出力する。この動作および詳細な構成については後述する。
映像信号線駆動回路300は、表示制御回路200から出力されたデジタル画像信号DV、ソーススタートパルス信号SSP、ソースクロック信号SCK、およびラッチストローブ信号LSを受け取り、表示部500内の各ドット形成部P(n,m)の液晶容量と補助容量とを充電するために駆動用映像信号を各映像信号線SL(1)〜SL(M)に印加する。このとき、映像信号線駆動回路300では、ソースクロック信号SCKのパルスが発生するタイミングで、各映像信号線SL(1)〜SL(M)に印加すべき電圧を示すデジタル画像信号DVが順次に保持される。そして、ラッチストローブ信号LSのパルスが発生するタイミングで、上記保持されたデジタル画像信号DVがアナログ電圧に変換される。変換されたアナログ電圧は、駆動用映像信号として全ての映像信号線SL(1)〜SL(M)に一斉に印加される。すなわち、本実施形態においては、映像信号線SL(1)〜SL(M)の駆動方式には線順次駆動方式が採用される。なお、各映像信号線SL(1)〜SL(M)に印加される映像信号は、表示部500の交流化駆動のために、極性反転信号φに応じてその極性が反転する。
走査信号線駆動回路400は、表示制御回路200から出力されたゲートスタートパルス信号GSPとゲートクロック信号GCKとに基づいて、各走査信号線GL(1)〜GL(N)にアクティブな走査信号を順位印加する。
共通電極駆動回路600は、液晶の共通電極に与えるべき電圧である共通電圧Vcomを生成する。本実施形態では、映像信号線の電圧の振幅を抑えるために、交流化駆動に応じて共通電極の電位をも変化させている。すなわち、共通電極駆動回路600は、表示制御回路200からの極性反転信号φに応じて、各行毎にかつ1フレーム毎において2種類の基準電圧の間で切り換わる電圧を生成し、これを共通電圧Vcomとして表示部500の共通電極に供給する。
以上のようにして、各映像信号線SL(1)〜SL(M)に駆動用映像信号が印加され、各走査信号線GL(1)〜GL(N)に走査信号が印加されることにより、表示部500に画像が表示される。
<1.2 表示制御回路の構成および動作>
図4は、本実施形態における表示制御回路200の構成を示すブロック図である。この表示制御回路200は、タイミング制御を行うタイミング制御回路21と、予め検出されている欠陥画素(欠陥ドット)の位置に関連する後述する情報を記憶する不揮発性メモリ22と、装置外部から与えられる表示データ信号DATに含まれる表示値(各色毎の表示階調データ)を受けとり、タイミング制御回路21からの制御信号に基づき、受け取った表示値を不揮発性メモリ22に記憶されている上記情報に照らして適宜の位置の表示値に再配列するデータ変換回路23と、表示部500における(サブ画素単位の)本来の表示行の2行分に相当する表示値を一時的に記憶する2Hメモリ24とを含む。
なお、ここでの欠陥ドットとは、点灯不能な(すなわち暗点となる)ドット形成部に対応するドットを示しており、本来の1つのカラーの画素であるサブ画素を形成する(RGB3色のいずれかを表示する)3つのドット形成部のいずれかに対応するドットを意味している。また、3つのドットのうちのいずれかに欠陥ドットを含むサブ画素を欠陥サブ画素と呼ぶ。さらに4つのサブ画素のうちのいずれかに欠陥サブ画素を含むカラー画素を欠陥画素と呼ぶ。したがって、欠陥画素は暗点となるわけではなく、暗点となる欠陥ドットの影響により色ずれを起こす(色再現が正常でない状態となる)という機能的な欠陥を有することになる。
タイミング制御回路21は、外部から送られるタイミング制御信号TSを受け取り、データ変換回路23および2Hメモリ24の動作を制御するための制御信号CLと、表示部500に画像を表示するタイミングを制御するためのソーススタートパルス信号SSP、ソースクロック信号SCK、ラッチストローブ信号LS、ゲートスタートパルス信号GSP、ゲートクロック信号GCK、および極性反転信号φとを出力する。
データ変換回路23は、外部から送られてくる表示データ信号DATに含まれる1つのカラー画素に対応する各色毎の表示値と、タイミング制御回路21から受け取った制御信号CLと、不揮発性メモリ22から読み出された関連する情報とに基づき、表示部500における4つのサブ画素形成部に与えられるべき対応する12個の表示値を2Hメモリに記憶させる。これら12個の表示値は、上記表示データ信号DATに含まれる1つの表示値を隣接する縦横2つずつの4つのサブ画素形成部でカラー階調を表すため、当該4つのサブ画素形成部を構成する12個のドット形成部に与えられるべき表示値である。詳しくは後述する。
2Hメモリ24は、データ変換回路23から受け取った上記12個の表示値を上記4つのサブ画素形成部(すなわち12個のドット形成部)に対応させて記憶する。この12個の表示値は、表示部500における本来の表示列での2列分のサブ画素形成部の2行分に対応しているので、当該2行分の表示値が全ての表示列について揃うまで各サブ画素形成部毎に記憶され続ける。そして、当該2行分の表示値が全ての表示列について揃うと、これらの表示値は、タイミング制御回路21から受け取った制御信号CLに合わせて一行ごとに適宜のタイミングでデジタル画像信号DVとして映像信号線駆動回路300に与えられる。
次に、表示部500に含まれている欠陥画素に関して上記不揮発性メモリ22に記憶されている情報の内容と、当該情報を作成するための前提となる欠陥画素の検出方法について説明する。
<1.3 欠陥画素の検出方法および不揮発性メモリに記憶される情報>
図5は、本実施形態に係るアクティブマトリクス型液晶表示装置の表示部に含まれる欠陥画素を検出する装置の構成を示す概略図である。図5に示されるように、CCDカメラ4は、本液晶表示装置3の表示部を撮像し、得られた画像を表す映像信号CAPを欠陥画素検査装置2に与える。欠陥画素検査装置2は、例えば一般的なコンピュータであって、後述する数種類のパターンのいずれかを有する画像が液晶表示装置3の表示部500に表示されるよう、上記パターンに対応する表示データ信号DATとタイミング制御信号TSとを出力する。
すなわち欠陥画素検査装置2は、表示されるべき画像が正しく表示されているかをCCDカメラ4からの映像信号CAPにより判断し、その判断結果に基づき液晶表示装置3の表示部500に含まれている欠陥画素の位置を判別する。この点、CCDカメラ4が表示部500の全てのドットまたはサブ画素を分離判別できる程度の高い分解能を有していれば欠陥画素を容易に判別することができる。しかし、通常その分解能は数個ないし数十個のサブ画素を1つの画素として判別できる程度の分解能しかないことが多い。そこで、欠陥画素検査装置2は、CCDカメラ4により1つの画素として分離判別できる十数個程度(ここでは縦横に4つずつの合計16個)のサブ画素を1単位(以下この単位を「パターン領域」と呼ぶ)として欠陥画素の位置を判別する。すなわちこのパターン領域には4つのカラー画素が含まれており、このパターン領域単位で欠陥画素の位置が判別される。なお、欠陥画素が欠陥ドットを有する欠陥サブ画素を1つ含むカラー画素であることは前述したとおりである。以下、この欠陥画素の検出方法について詳しく説明する。
図6は、表示部におけるドットとパターン領域との関係を説明する図である。この図6は、表示部500の一部をドット単位で示したものであり、最も小さい1つの長方形が1つのドットを表している。なお、ドットの配置関係は、図2などにおけるドット形成部の配置関係として説明したとおりである。また、図6に付された斜線部分は、欠陥画素を判別するための後述するデータが与えられない(したがって点灯していないドットからなる)パターン領域を示している。
図7は、欠陥画素を判別するためにパターン領域に与えられるデータに応じたドットの点灯状態を示す図である。前述したように、本液晶表示装置は、4つのサブ画素形成部で1つのカラー画素を表示する構成となっており、図7(a)〜(d)にそれぞれ示される12個のドットは、GBRの順で配置される3つのドットをサブ画素とした4つのサブ画素を構成している。これら4つのサブ画素が1つのカラー画素を構成することは言うまでもない。
また、図7における斜線部は当該ドットが点灯してないことを示し、斜線が付されていないドットは点灯していることを示している。ただし、実際には欠陥ドットが含まれている可能性があるため、斜線が付されていないドットは、欠陥ドットである場合には点灯せず、正常であれば点灯する。なお、点灯する場合には、ここでは説明の便宜上、最大階調(最大輝度)で点灯するものとする。
このように、図6に示される斜線が付されていない全てのパターン領域において図7(a)〜(d)に示される点灯状態となるよう順に、欠陥画素検査装置2は、液晶表示装置3に対し上記パターンに対応する表示データ信号DATとタイミング制御信号TSとを出力する。これらの点灯状態は、CCDカメラ4により撮像される。
例えば、図7(a)に示される点灯状態となるデータが液晶表示装置3に対して与えられる場合、図6を合わせて参照すれば、点灯すべきドットは、表示部500の1行目であれば2列目の青のドット、6列目の赤のドット、8列目の青のドット、12列目の赤のドット、26列目の青のドット、30列目の赤のドット、というように続く。なお、ここでの行および列はドット単位での行および列である。
ここで、これらのドットが全て最大輝度で点灯しており欠陥画素が含まれていない場合には、全ての点灯すべき(図6において斜線が付されていない)パターン領域は白表示となる。また、例えば、表示部500の1行目2列目の青のドットが欠陥ドットである場合、このドットを含む点灯すべきカラー画素からなるパターン領域は、青の色(輝度)が足りないため、白表示とはならない。欠陥画素検査装置2は、この白表示とはならないパターン領域をCCDカメラ4から受け取った映像信号CAPに基づいて判別し、そのパターン領域の位置を、与えられているデータの種類、すなわち図7(a)〜(d)に示されるどの点灯状態となるべきデータであるかに関連付け、欠陥画素を含むパターン領域として記憶する。
なお、以下では説明の便宜のため、図7(a)〜(d)に示される点灯状態を点灯パターンA〜Dと呼び、またこれらの点灯状態となるべきデータの種類を点灯データA〜Dと呼ぶ。また、CCDカメラ4がカラーで撮像できないものであっても、欠陥ドットが含まれている場合にはその部分の輝度が不足するため、上記白表示とはならないパターン領域は、上記不足した輝度を判別できる限り問題なく判別することができる。
欠陥画素検査装置2は、以上のように点灯データA〜Dを順に、表示部500における図6に示される斜線が付されていない全てのパターン領域に与えて欠陥画素を含むパターン領域を判別した後、図6に示される斜線が付されている全てのパターン領域にも点灯データA〜Dを順に与える。このことにより、表示部500における全ての画素欠陥を検出することができる。もっとも、前述したように、欠陥画素検査装置2は、欠陥画素を含むパターン領域を点灯データA〜Dと関連付けて記憶するのみであるので、欠陥画素の正確な位置を判別することができない。しかし、後述するようなドットの点灯制御を行うことにより、欠陥画素の正確な位置判別は不要となっている。
こうして欠陥画素検査装置2は、記憶した欠陥画素を含むパターン領域の位置とこれに関連付けられた点灯データA〜Dとを液晶表示装置3の表示制御回路200に備えられる不揮発性メモリ22に記憶させる(書き込む)。本液晶表示装置の表示制御回路200は、この不揮発性メモリ22に記憶された情報に基づき、欠陥画素を含むパターン領域とそれ以外のパターン領域とにおいて後述する所定のパターンでドットが点灯するようなデータを生成し、表示部500に与える。以下、このデータの内容について図8から図12までを参照して説明する。
<1.4 各パターン領域のドットに対応するデータの内容>
図8は、欠陥画素を含まないパターン領域のドットに対応するデータに応じたドットの点灯状態を示す図である。より詳しくは、図8(a)は、表示制御回路200により受け取られた表示データDATの階調が0から63までの場合を示し、図8(b)は、その階調が64から127までの場合を示し、図8(c)は、その階調が128から191までの場合を示し、図8(d)は、その階調が192から255までの場合を示している。
なお、表示データDATの階調は、実際にはRGB各色について個別に0から255までの階調が定められているが、以下では説明の便宜のため全ての色の階調が同一であるものとし、その同一の階調を表示データDATの階調と呼ぶ。
ここで前述したように、表示部500では本来の4つのカラー画素である4つのサブ画素で1つのカラー画素の表示値が階調表現されるものであって、具体的にはこの図8に示されるカラー画素(を構成する12個のドット)のうちの点灯すべきドットとその輝度とを適宜に定めることにより、表示データDATの階調が示す上記1つのカラー画素の表示値を階調表現する。例えば、図8(a)に示される斜線が付されていない点灯すべきドットの全てが最大輝度で点灯する場合におけるカラー画素全体の輝度は、斜線が付されているドットも含めた全てのドットが最大輝度で点灯する場合の1/4の輝度となる。したがってこの場合に、このカラー画素で表現される階調は256階調の1/4の64階調となる。このように、図8(a)〜図8(d)における点灯すべき各ドットの発光輝度が適宜に定められている。
また、図9から図12までは、欠陥画素を含むパターン領域のドットに対応するデータに応じたドットの点灯状態を示す図である。すなわち、図9は、図7に関連して前述した点灯パターンAで点灯させた場合に欠陥画素が発見されたパターン領域のドットに対応するデータに応じたドットの点灯状態を示す図であり、図10は、点灯パターンBで欠陥画素が発見された場合の上記点灯状態を示す図であり、図11は、点灯パターンCで欠陥画素が発見された場合の上記点灯状態を示す図であり、図12は、点灯パターンDで欠陥画素が発見された場合の上記点灯状態を示す図である。さらに詳しくは、図9(a)〜図12(a)は、表示制御回路200により受け取られた表示データDATの階調が0から63までの場合を示し、図9(b)〜図12(b)は、その階調が64から127までの場合を示し、図9(c)〜図12(c)は、その階調が128から191までの場合を示し、図9(d)〜図12(d)は、その階調が192から255までの場合を示している。このように表示パターンを4つに分けて最低階調から最高階調までを順に割り当てることにより、より自然で滑らかな階調表現を行うことができる。
なお、図7と同様に、図8から図12までにおける斜線を付されたドットは点灯してないことを示し、斜線が付されていないドットは点灯していることを示している。ただし、太枠で囲まれたドットは欠陥ドットである可能性があることを示している。したがって、斜線が付されていないドットは、欠陥ドットである場合には点灯せず、正常であれば点灯する。
ここでこれら図9から図12までを参照すればわかるように、図中の太枠で囲まれた欠陥ドットである可能性があるドットは、表示制御回路200により受け取られた表示データDATの階調が192から255までの場合(図9(d)〜図12(d)の場合)にのみ点灯する可能性があり、それ以外の場合では点灯することがない(すなわち上記以外の図では斜線が付されている)。したがって、欠陥ドットが点灯しないことによる欠陥画素における表示色の異常は、表示されるべき階調が大きい場合にのみ生じることになる。したがって、欠陥ドットがあることによって、表示される階調が小さい場合(暗い場合)に特に大きな異常として目に感じられる色付きの異常がこの場合には生じることがなく、表示されるべき階調が大きい場合(明るい場合)にのみ目に感じられにくい色付きの異常が生じるのみである。よって、全体として欠陥画素における色付きの異常を感じにくくすることができる。
また、図9から図12までを参照すればわかるように、図中の太枠で囲まれた欠陥ドットである可能性があるドットは、各サブ画素に分散するよう配置されており、1つのサブ画素に固まって配置されることがない。このように分散配置される構成により、カラー表示を行うカラー画素における各ドットによる発光位置の配置バランス(発光画素の重心とも呼ばれる)を偏りのないものにすることができる。
例えば仮に1つのサブ画素内に全ての上記欠陥ドットである可能性があるドットを配置するものとすれば、表示データDATの階調が192に達するまで当該サブ画素が点灯しないことになり、発光画素の重心が偏ってしまうことになる。本実施形態では、表示データDATの階調が192に達するまで点灯しない(欠陥ドットである可能性がある)ドットを分散配置することにより発光画素の重心をカラー画素の中心付近に偏りなく設定することができる。
<1.5 第1の実施形態の効果>
以上のように本実施形態における表示制御回路200を備える液晶表示装置は、欠陥ドットである可能性があるドットを大きな階調でのみ表示に使用するので、低輝度で表示する場合に画素欠陥を目立ちにくくすることができる。
また、このことから比較的多数の欠陥ドットを有する高解像度の表示装置、典型的には高品位テレビ(HDTV)に使用される表示装置を、低解像度の表示装置、典型的にはPAL/SECAM方式のテレビジョンに使用される表示装置として使用することができる。よって、例えばHDTV用として使用することができない程度に欠陥ドットが多く含まれている表示装置であっても、廃棄することなくPAL/SECAM方式のテレビジョンに使用される表示装置として使用することができるので、結果的に製造コストを削減することができる。
<2. 第2の実施形態>
<2.1 液晶表示装置の全体構成および動作>
本発明の第2の実施形態に係るアクティブマトリクス型液晶表示装置の全体構成は、第1の実施形態の場合と同様であり、表示部500の構成(図2を参照)や、表示部500におけるドット形成部P(n,m)の等価回路(図3を参照)なども同様の構成であるので、その説明を省略する。また、欠陥画素検査装置2による欠陥画素の検出方法も同様である。
これに対して、本実施形態のドットの点灯パターンは、第1の実施形態の場合とは異なっている。本実施形態における液晶表示装置は、第1の実施形態における表示制御回路200の構成は同様であるが、その動作が異なっており、表示制御回路200に備えられる不揮発性メモリ22に記憶させているデータ内容、すなわち欠陥画素を含むパターン領域とそれ以外のパターン領域とにおいてドットがどのようなパターンで点灯するかを定めるデータの内容が異なっている。以下、このデータの内容について前述した図8から図12まで、および図13から図17までを参照して説明する。
<2.2 各パターン領域のドットに対応するデータの内容>
本実施形態では、1つのカラー画素で一列とするとき(これはドットの6列分に相当する)、奇数列のカラー画素と偶数列のカラー画素とでドットの配列パターンが異なるように設定することにより、RGB各色のドットが三角形状の位置関係となるいわゆるデルタ配列に近似させることができる。このことを実現するため、本実施形態では、前述した図8から図12までの各図に記載されたドットの配列を、当該カラー画素が奇数列である場合に適用し、図13から図17までの各図に記載されたドットの配列は、当該カラー画素が偶数列である場合に適用する。
図13は、カラー画素が偶数列である場合、欠陥画素を含まないパターン領域のドットに対応するデータに応じたドットの点灯状態を示す図である。より詳しくは、図8と同様に、図13(a)は、表示制御回路200により受け取られた表示データDATの階調が0から63までの場合を示し、図13(b)は、その階調が64から127までの場合を示し、図13(c)は、その階調が128から191までの場合を示し、図13(d)は、その階調が192から255までの場合を示している。なお、カラー画素が偶数列である場合には、図8に示した点灯状態の配列パターンが適用されることについては前述した通りである。
また、図14から図17までは、カラー画素が偶数列である場合、欠陥画素を含むパターン領域のドットに対応するデータに応じたドットの点灯状態を示す図である。すなわち、図14は、前述した点灯パターンAで点灯させた場合に欠陥画素が発見されたパターン領域のドットに対応するデータに応じたドットの点灯状態を示す図であり、図15は、点灯パターンBで欠陥画素が発見された場合の上記点灯状態を示す図であり、図16は、点灯パターンCで欠陥画素が発見された場合の上記点灯状態を示す図であり、図17は、点灯パターンDで欠陥画素が発見された場合の上記点灯状態を示す図である。さらに詳しくは、図14(a)〜図17(a)は、表示制御回路200により受け取られた表示データDATの階調が0から63までの場合を示し、図14(b)〜図17(b)は、その階調が64から127までの場合を示し、図9(c)〜図12(c)は、その階調が128から191までの場合を示し、図14(d)〜図17(d)は、その階調が192から255までの場合を示している。
ここで上記図13から図17までを、図8から図12までと対比させて考えれば、第1の実施形態の場合と同様に、表示されるべき階調が大きい場合(明るい場合)にのみ目に感じられにくい色付きの異常が生じるので全体として画素欠陥による色付きの異常を感じにくくすることができるともに、対応する階調で当該カラー画素が偶数列の場合と奇数列の場合とで異なっていることがわかる。以下、このような点灯状態となる表示パターンを図18を参照して説明する。
図18は、本実施形態におけるカラー画素に含まれるドットの点灯状態を示す図である。より詳しく説明すると、図18では、表示データDATの階調が64から127までの場合であって、表示部500における左上隅のパターン領域に欠陥画素が含まれている場合、当該パターン領域を含むドットの点灯状態が示されている。
図18を参照すればわかるように、4つのカラー画素で構成される左上隅のパターン領域において、奇数列(1列目)のカラー画素では、図11(b)に示される点灯状態でドットが点灯しており、偶数列(2列目)のカラー画素では、図16(b)に示される点灯状態でドットが点灯している。また、欠陥画素が含まれていないパターン領域において、奇数列(1列目および3列目)のカラー画素では、図8(b)に示される点灯状態でドットが点灯しており、偶数列(2列目および4列目)のカラー画素では、図13(b)に示される点灯状態でドットが点灯している。図18に示されるような点灯状態となる表示パターンは、RGB各色のドットがいわゆるストライプ配列となるよう配列されているにもかかわらず、点灯しているRGB各色のドットに着目すればこれらが三角形状の位置関係となるデルタ配列に近似していることがわかる。
<2.3 第2の実施形態の効果>
以上のように本実施形態における表示制御回路200を備える液晶表示装置は、第1の実施形態と同様、欠陥ドットである可能性があるドットを大きな階調でのみ表示に使用するので、低輝度で表示する場合に画素欠陥を目立ちにくくすることができる。さらに、本実施形態では、ドットの点灯状態(表示パターン)をデルタ配列に近似させるため、奇数列のカラー画素と偶数列のカラー画素とのドットの配列パターンが異なるように設定する。このことにより、実際のドットの配列がストライプ配列などであっても、デルタ配列である場合と同様の自然な画像表示を行うことができる。
また、第1の実施形態の場合と同様、HDTV用として使用することができない程度に画素欠陥が多い表示装置でも、廃棄することなくPAL/SECAM方式のテレビジョンに使用される表示装置として使用することができ、結果として製造コストを削減することができる。
<3. 第3の実施形態>
<3.1 液晶表示装置の全体構成および動作>
本発明の第3の実施形態に係るアクティブマトリクス型液晶表示装置の全体構成は、第1の実施形態の場合と同様であり、表示部500の構成(図2を参照)や、表示部500におけるドット形成部P(n,m)の等価回路(図3を参照)なども同様の構成であるので、その説明を省略する。また、欠陥画素検査装置2による欠陥画素の検出方法も同様である。
これに対して、本実施形態のドットの点灯パターンは、第1の実施形態の場合とは異なっている。本実施形態における液晶表示装置は、第1の実施形態における表示制御回路200の構成は同様であるが、その動作が異なっており、表示制御回路200に備えられる不揮発性メモリ22に記憶させているデータ内容、特に欠陥ドットである可能性があるドットが一切点灯されない点が異なっている。以下、前述した図8から図12までを参照して説明する。
<3.2 各パターン領域のドットに対応するデータの内容>
本実施形態では、第1の実施形態における点灯状態とほぼ同様の点灯状態、すなわち図8から図12までのうち、図8(d)、図9(d)、図10(d)、図11(d)、および図12(d)を除く図に示される点灯状態により表示を行う。
すなわち、欠陥ドットである可能性があるドットを点灯させる上記図8(d)〜図12(d)に示される点灯状態となる表示パターンは一切使用せず、欠陥ドットである可能性があるドットを点灯させない残りの表示パターンを使用して全ての階調における表示を行う。
例えば、図9(a)に示される点灯状態となる表示パターンで、表示制御回路200により受け取られた表示データDATの階調が0から84までの場合の表示を行い、図9(b)の表示パターンで、その階調が85から169までの場合の表示を行い、図9(c)の表示パターンで、その階調が170から255までの場合の表示を行う。そうすれば、図9(d)に示されるように欠陥ドットである可能性があるドットが点灯されることはなくなるので、画素欠陥が目に見えなくなる。ただし、第1および第2の実施形態は、欠陥ドットである可能性があるドットが点灯されるので、高輝度表示時における発光輝度を大きくすることができる(すなわち小さくならないようにすることができる)利点を有している。
<3.3 第3の実施形態の効果>
以上のように本実施形態における表示制御回路200を備える液晶表示装置は、第1または第2の実施形態の場合とは異なり、欠陥ドットである可能性があるドットを一切表示に利用しないので、画素欠陥を全く見分けられないようにすることができる。また、高輝度でカラー画素を表示する場合にも、欠陥画素が使用されないので色付きの異常を生じることがなく、色再現性が完全な表示を行うことができる。
<4. 変形例>
上記第1の実施形態では、図8に示される点灯パターンを必ずしも使用する必要はなく、図9から図12までのいずれかの点灯パターンA〜Dをこれに代えて使用してもよい。その場合には、或るパターン領域に対して点灯データA〜Dの4種類のいずれが対応するか不揮発性メモリ22を記憶すればよいので、当該種類について2bitのデータを記憶すれば足りる。よって、不揮発性メモリ22の記憶容量を小さく抑えることができる。
また、上記第2の実施形態でも同様に、図8および図13に示される点灯パターンを必ずしも使用する必要はなく、図9から図17までのいずれかの点灯パターンA〜Dをこれに代えて使用してもよい。その場合には、2bitのデータを記憶すれば足りるので、不揮発性メモリ22の記憶容量を小さく抑えることができる。
上記第2の実施形態では、奇数列のカラー画素と偶数列のカラー画素とのドットの配列パターンが異なるように設定するが、ドットの点灯状態(表示パターン)をデルタ配列に近似させることができればよいので、例えば複数列毎に異なるように設定してもよいし、奇数行のカラー画素と偶数行のカラー画素とのドットの配列パターンが異なるように設定してもよい。
また上記第2の実施形態では、例えば、図9(a)〜(c)に示される3つの表示パターンに対して、表示データDATの最低階調から最高階調までをほぼ三等分して表示階調の割り当てを行っているが、これは一例にすぎず、図9(d)に示されるような表示パターンで欠陥ドットである可能性があるドットが点灯されることがなければどのように階調を割り当ててもよい。例えば、第1の実施形態の場合と同様に、図9(a)に示される表示パターンに対して表示データDATの階調が0から63までを割り当て、図9(b)に示される表示パターンに対して表示データDATの階調が64から127までを割り当てるが、第1の実施形態の場合とは異なり図9(c)に示される表示パターンに対して表示データDATの階調が128から255までを割り当ててもよい。また、表示パターンの数は2以下であってもよいし、4以上であってもよい。これらのことは他の実施形態においても同様である。
上記第3の実施形態では、第1の実施形態における点灯状態とほぼ同様の点灯状態で表示を行うが、第2の実施形態における点灯状態とほぼ同様の点灯状態、すなわち図8から図17までのうち、図8(d)〜図17(d)を除く図に示される点灯状態により表示を行う構成であってもよい。
上記各実施形態では、CCDカメラ4は、十数個程度のサブ画素を1つの画素として分離判別できるものとしたが、例えば百数十個程度を分離判別できる程度またはそれ以下の分解能を有しているものであってもよい。また、例えば全てのドットを分離判別できる分解能を有していてもよい。もっとも、本実施形態では、各パターン領域に含まれる欠陥画素の数が多くても1つである場合に最も効果的に動作するので、表示部500に数個から数十個程度の欠陥画素が含まれている典型的な場合、(1つのパターン領域が数個程度のカラー画素で構成されるよう)パターン領域は比較的小さく設定しなければならない。よって、上記分解能は上記1つのパターン領域を分離判別できる程度に高くなければならない。
上記各実施形態では、高品位テレビ(HDTV)に使用可能な高精細の液晶表示パネルをPAL/SECAM方式のテレビジョンに転用する場合を例に説明したが、これは一例であって、複数のサブ画素形成部で1つのカラー画素を表示する構成の表示装置であれば本発明を広く適用することができる。
上記各実施形態では、液晶表示装置を例に説明したが、画素形成部がマトリクス状に配列されており欠陥画素が含まれている表示装置、例えば有機EL素子や無機EL素子を含むLEDを備える表示装置、FED、プラズマディスプレイなどにも本発明を広く適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。 上記実施形態における表示部の構成を示す模式図である。 上記実施形態における表示部に含まれる画素形成部P(n,m)の等価回路図である。 上記実施形態における表示制御回路の構成を示すブロック図である。この 上記実施形態における表示装置の表示部に含まれる欠陥画素を検出する装置の構成を示す概略図である。 上記実施形態において、表示部でのドットとパターン領域との関係を説明する図である。 上記実施形態において、欠陥画素を判別するためにパターン領域に与えられるデータに応じたドットの点灯状態を示す図である。 上記実施形態において、欠陥画素を含まないパターン領域のドットに対応するデータに応じたドットの点灯状態を示す図である。 上記実施形態において、点灯パターンAで点灯させた場合に欠陥画素が発見されたパターン領域のドットに対応するデータに応じたドットの点灯状態を示す図である。 上記実施形態において、点灯パターンBで点灯させた場合に欠陥画素が発見されたパターン領域のドットに対応するデータに応じたドットの点灯状態を示す図である。 上記実施形態において、点灯パターンCで点灯させた場合に欠陥画素が発見されたパターン領域のドットに対応するデータに応じたドットの点灯状態を示す図である。 上記実施形態において、点灯パターンDで点灯させた場合に欠陥画素が発見されたパターン領域のドットに対応するデータに応じたドットの点灯状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態において、カラー画素が偶数列である場合、欠陥画素を含まないパターン領域のドットに対応するデータに応じたドットの点灯状態を示す図である。 上記実施形態において、カラー画素が偶数列である場合、点灯パターンAで点灯させた場合に欠陥画素が発見されたパターン領域のドットに対応するデータに応じたドットの点灯状態を示す図である。 上記実施形態において、カラー画素が偶数列である場合、点灯パターンBで点灯させた場合に欠陥画素が発見されたパターン領域のドットに対応するデータに応じたドットの点灯状態を示す図である。 上記実施形態において、カラー画素が偶数列である場合、点灯パターンCで点灯させた場合に欠陥画素が発見されたパターン領域のドットに対応するデータに応じたドットの点灯状態を示す図である。 上記実施形態において、カラー画素が偶数列である場合、点灯パターンDで点灯させた場合に欠陥画素が発見されたパターン領域のドットに対応するデータに応じたドットの点灯状態を示す図である。 上記実施形態におけるカラー画素に含まれるドットの点灯状態を示す図である。 第1の従来例におけるドットの配置構成を示す図である。 上記従来例におけるドットと補助容量線とを示す図である。 第2の従来例における各色ドットの配置構成を示す図である。 上記従来例における色再現範囲を示す図である。
符号の説明
2 …欠陥画素検査装置
3 …液晶表示装置
4 …CCDカメラ
10 …TFT(薄膜トランジスタ)
21 …タイミング制御回路
22 …不揮発性メモリ
23 …データ変換回路
24 …2Hメモリ
200 …表示制御回路
300 …映像信号線駆動回路
400 …走査信号線駆動回路
500 …表示部
600 …共通電極駆動回路
P(n,m)…画素形成部(ドット形成部)
Epix …画素電極(ドット電極)
Ecom …共通電極(対向電極)
G(k) …走査信号(k=1,2,3,…)
GL(k)…走査信号線(k=1,2,3,…)
S(j) …映像信号(j=1,2,3,…)
SL(j)…映像信号線(j=1,2,3,…)
DAT …表示データ信号
DV …デジタル画像信号
CL …制御信号

Claims (7)

  1. 表示データにより表される表示画像の各カラー画素がそれぞれ複数のサブ画素によって構成されるように表示を行う表示装置であって、
    前記サブ画素を構成するそれぞれ互いに異なる色の所定数の画素であるドットを形成するドット形成部がマトリクス状に配列されており、かつ所望の表示状態とすることが不能なドット形成部である欠陥ドット形成部を含む表示パネルと、
    前記欠陥ドット形成部である可能性がある複数のドット形成部であって前記サブ画素形成部の1つ分に相当する個数のドット画素形成部の位置に関連する情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された情報に基づき、所定輝度以下で表示を行う場合には前記欠陥ドット形成部である可能性がある複数のドット形成部を含まない複数のドット形成部により前記カラー画素が形成されるよう、前記各カラー画素を表す表示データを前記カラー画素を表示する複数のドット形成部に与えるべきデータに変換するデータ変換手段と、
    前記データ変換手段から出力される前記データに応じて、前記表示パネルを駆動する駆動手段と
    を備える表示装置。
  2. 前記記憶手段は、前記サブ画素形成部の2つ以上に分散して含まれており前記欠陥ドット形成部である可能性がある複数のドット形成部の位置に関連する情報を記憶することを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記データ変換手段は、所定輝度以上で表示を行う場合には、前記欠陥ドット形成部である可能性がある複数のドット形成部を含む複数のサブ画素形成部により前記カラー画素が形成されるよう、前記各カラー画素を表す表示データを前記複数のドット形成部に与えるべきデータに変換することを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記データ変換手段は、表示を行うべき輝度によらず、前記欠陥ドット形成部である可能性がある複数のドット形成部を含まない複数のサブ画素形成部により前記カラー画素が形成されるよう、前記各カラー画素を表す表示データを前記複数のドット形成部に与えるべきデータに変換することを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記記憶手段は、最低輝度から最高輝度までの間を複数に分割した区間における輝度毎に、前記カラー画素を形成すべき複数のドット形成部の位置に関連する情報を記憶し、
    前記データ変換手段は、前記記憶手段に記憶された情報に基づき、前記区間における輝度毎に前記カラー画素を形成すべき複数のドット形成部により表示が行われるよう、前記各カラー画素を表す表示データを前記複数のドット形成部に与えるべきデータに変換することを特徴とする、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記記憶手段は、前記区間における輝度毎に、前記カラー画素を形成すべき複数のドット形成部の位置に関連する情報を当該複数のドット形成部がそれぞれ異なる組み合わせとなるよう複数組記憶し、
    前記データ変換手段は、前記記憶手段に記憶された情報に基づき、前記表示パネルにおける行方向および列方向の少なくとも一方に隣接する他のカラー画素を形成する複数のドット形成部とは異なる組み合わせの複数のドット形成部により前記カラー画素が形成されるよう、前記各カラー画素を表す表示データを前記複数のドット形成部に与えるべきデータに変換することを特徴とすることを特徴とする、請求項5に記載の表示装置。
  7. 表示データにより表される表示画像の各カラー画素がそれぞれ複数のサブ画素によって構成されるように表示を行う表示装置であって、前記サブ画素を構成するそれぞれ互いに異なる色の所定数の画素であるドットを形成するドット形成部がマトリクス状に配列されており、かつ所望の表示状態とすることが不能なドット形成部である欠陥ドット形成部を含む表示パネルを備える表示装置の駆動方法であって、
    前記欠陥ドット形成部である可能性がある複数のドット形成部であって前記サブ画素形成部の1つ分に相当する個数のドット画素形成部の位置に関連する情報に基づき、所定輝度以下で表示を行う場合には前記欠陥ドット形成部である可能性がある複数のドット形成部を含まない複数のドット形成部により前記カラー画素が形成されるよう、前記各カラー画素を表す表示データを前記カラー画素を表示する複数のドット形成部に与えるべきデータに変換するデータ変換ステップと、
    前記データ変換ステップにおいて出力される前記データに応じて、前記表示パネルを駆動するパネル駆動ステップと
    を備える駆動方法。
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