JP2009281630A - 熱交換器 - Google Patents

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JP2009281630A JP2008132781A JP2008132781A JP2009281630A JP 2009281630 A JP2009281630 A JP 2009281630A JP 2008132781 A JP2008132781 A JP 2008132781A JP 2008132781 A JP2008132781 A JP 2008132781A JP 2009281630 A JP2009281630 A JP 2009281630A
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Yasuhiko Isayama
安彦 諌山
Kazuo Nakatani
和生 中谷
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Abstract

【課題】熱交換効率が高い熱交換器を提供する。
【解決手段】風上側に風上側フィン11を、風下側に風下側フィン12をそれぞれ配し、風上側フィン11と、風下側フィン12のそれぞれは、一定間隔で多数平行に配置され、その間を気体が流動する板状フィン10と、板状フィン10に直角に挿入され、気流方向と直角方向に複数段設けられる伝熱管13を備え、風上側フィン11の板状フィン10の幅を、風下側フィン12の板状フィン10の幅より大きく設定し、かつ、風上側フィン11と風下フィン12とのすき間L3を略1mm〜10mmに設定したもので、風上側フィン11と風下側フィン12との熱流速の不均一が少なくなり、風上側フィン11を着霜し難くすることができる。また風上側フィン11と風下フィン12との間にすき間L3を設けることで気流が乱され、熱交換の効率を高めることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、空調機器や給湯機器等に使用される熱交換器に関するものである。
従来のこの種の熱交換器として、図6に示されるようなフィンチューブ型の熱交換器が一般的で、それは、伝熱管51とフィン52とから構成されている。着霜時の熱交換器の性能を向上させる方法として、風上側に整流板53を設け、そのスリット穴54の大きさを調整して風速を制御し、着霜量を均一化させるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−241502号公報
しかしながら、前記従来の熱交換器の構成では、整流板53のスリット穴54の大きさを制御する高度な手法が必要になったり、熱交換器の組立て時に整流板53を用いることで部品点数が多くなり熱交換器のコストが高くなるという課題があった。また、スリット穴54の制御によっては、フィン52での風速が想定外の分布となり、熱流速が不均一となって開口部55で着霜が始まって、その開口部55を閉塞し、熱交換の効率が大きく低下するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、着霜し難く熱交換効率の高い熱交換器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の熱交換器は、風上側に風上側フィンを、風下側に風下側フィンをそれぞれ配し、前記風上側フィンと、前記風下側フィンのそれぞれは、一定間隔で多数平行に配置され、その間を気体が流動する板状フィンと、前記板状フィンに直角に挿入され、気流方向と直角方向に複数段設けられる伝熱管を備え、前記風上側フィンの前記板状フィンの幅を、前記風下側フィンの前記板状フィンの幅より大きく設定し、かつ、前記風上側フィンと前記風下フィンとのすき間を略1mm〜10mmに設定したもので、風上側フィンと風下側フィンとの熱流速の不均一が少なくなり、風上側フィンを着霜し難くすることができる。また風上側フィンと風下フィンとの間にすき間を設けることで気流が乱され、熱交換の効率を高めることができる。
本発明の熱交換器は、低コストで着霜し難く、熱交換を効率的に行う省エネ性に優れたものである。
第1の発明は、風上側に風上側フィンを、風下側に風下側フィンをそれぞれ配し、前記風上側フィンと、前記風下側フィンのそれぞれは、一定間隔で多数平行に配置され、その間を気体が流動する板状フィンと、前記板状フィンに直角に挿入され、気流方向と直角方向に複数段設けられる伝熱管を備え、前記風上側フィンの前記板状フィンの幅を、前記風下側フィンの前記板状フィンの幅より大きく設定し、かつ、前記風上側フィンと前記風下フィンとのすき間を略1mm〜10mmに設定したもので、風上側フィンと風下側フィンとの熱流速の不均一が少なくなり、風上側フィンを着霜し難くすることができる。また風上側フィンと風下フィンとの間にすき間を設けることで気流が乱され、熱交換の効率を高
めることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の熱交換器の冷媒の流し方は、冷媒流路全長の略半分以上が風上側フィンに流れるようにしたもので、冷媒と気流が並行流的な流れとなり、熱交換器内の気液二相域が多くなって冷媒と気流が効率よく熱交換できるとともに、除霜時に冷媒の保有熱量を有効に使い、除霜を効率的に行うことができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の板状フィンは、気流方向に向かって、山谷の起伏を繰り返す形状を有するもので、気流と熱交換量を増加させ、熱交換器の熱交換効率を向上させることができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明の風上側フィン以外の板状フィンに、開口部を設けたもので、除霜時の板状フィンの熱伝達低下の影響を少なくしつつ、気流を乱流的にして熱伝達を促進させ、高効率な熱交換器を作ることができる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明の風上側フィン以外の板状フィンにある伝熱管を、前記板状フィンの幅方向の中心線よりも気体風下側に配置したもので、熱交換器をL型の形状に折り曲げるときにフィン倒れが少なくなるので、製造面でより高品質の熱交換器を作ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における熱交換器の構成図である。
図1において、本実施の形態における熱交換器は、風上側フィン11と、風下側フィン12から構成され、風上側フィン11、風下側フィン12のそれぞれは、一定間隔で多数平行に配された複数枚の板状フィン10と、板状フィン10に直角方向から挿入される伝熱管13を備えている。
本実施の形態では、風上側フィン11の板状フィン10の幅L1を、風下側フィン12の板状フィン10の幅L2よりも大きく設定しており、2つの板状フィン10の間は、略1mm〜10mmのすき間L3を有している。また、本実施の形態では、伝熱管13内を流れる冷媒が流入する冷媒流入口14が風上側にあり、冷媒流出口15が風下側に構成されている。
以上のように構成された本実施の形態における熱交換器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、気流が風上側フィン11に流入すると、熱の授受を行なった後、風下側フィン12と熱の授受を行なう。このとき、風上側フィン11、風下側フィン12のそれぞれの板状フィン10のフィン幅寸法の関係が、L1>L2に設定されているので、各列の伝熱管13が分担する交換熱量(熱流速)が平均化され、特に気流の温度が低い場合に起こりやすかった、1列目での着霜が起こりにくくなり、高効率に熱交換を行うことができる。
更に、1列目と2列目の間にすき間L3があることで、2列目に入る気流が乱され、熱伝達が促進される。すき間L3の大きさは、例えば熱交換器をL型に曲げるときに、従来の製造方法からの変更が少ない程度の大きさとしている。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2における熱交換器を気流方向と直角の方向から見た図である。尚、上記実施の形態における熱交換器と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態における熱交換器の冷媒の流し方は、図2に示すように、冷媒流路全長の略半分以上が風上側フィン11に流れるように構成したもので、他の構成は、上記第1の実施の形態における熱交換器と同じである。
以上のように構成された本実施の形態における熱交換器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、風上側フィン11の冷媒流入口14に流入した冷媒は、気流と並行流的な流れとなり、熱交換器内の気液二相域が多くなって冷媒と気流が効率よく熱交換できる。また、除霜時は、冷媒流入口14の冷媒温度が高いので、熱交換器内の冷媒流路全長の略半分以上が風上側フィン11に流れるようにすることで、霜が一番多く着いている風上側フィン11を優先的に除霜することができ、冷媒の保有熱を有効に利用することができる。
(実施の形態3)
図3(a)は、本発明の実施の形態3における熱交換器の板状フィンの平面図、(b)は、図3(a)のA−A’断面図である。なお、上記実施の形態における熱交換器と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態における熱交換器の板状フィン10は、図3に示すように、気流方向に向かって、山谷の起伏を繰り返すように稜線21を設けた構成としたもので、他の構成は、上記実施の形態における熱交換器と同じである。
以上のように構成された熱交換器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、板状フィン10に、稜線21を有する起伏を設けることにより、気流と熱交換量を増加させ、熱交換器の熱交換効率を向上させることができる。
(実施の形態4)
図4(a)は、本発明の実施の形態4における熱交換器の板状フィンの平面図、(b)は、図4(a)のB−B’断面図である。上記実施の形態における熱交換器と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態における熱交換器は、図4に示すように、風上側フィン11以外(すなわち風下側フィン12)に、開口部22を設けたもので、他の構成は、上記実施の形態における熱交換器と同じである。
以上のように構成された熱交換器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、風上側フィン11に開口部22を設けると、除霜の際、開口部22により板状フィン10の熱伝達が阻害され、板状フィン10の熱伝達の効率が低下する。一方、一般的に開口部22を設けると気流が乱気流的になり、熱伝達が促進され、熱交換器の効率が向上する。そこで、着霜量が一番多い風上側フィン11以外(=風下側フィン12)に、開口部22を設けることで、除霜時の板状フィン10の熱伝達低下の影響を少なくしつつ、気流を乱流的にして熱伝達を促進させ、高効率な熱交換器を作ることができる。
(実施の形態5)
図5は、本発明の実施の形態5における熱交換器の板状フィンの平面図である。尚、上記実施の形態における熱交換器と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態における熱交換器は、図5に示すように、風上側フィン11以外(すなわち風下側フィン12)の板状フィン10にある伝熱管13を、板状フィン10の幅方向の中心線よりも気体風下側に配置した構成としたもので、他の構成は、上記実施の形態における熱交換器と同じである。
以上のように構成された熱交換器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、風上側フィン11以外(=風下側フィン12)にある伝熱管13を、板状フィン10の幅方向の中心線よりも気体風下側に配置したことで、熱交換器をL型の形状に折り曲げるときに板状フィン10の倒れが少なくなるので、製造面で、より高品質の熱交換器を作ることができる。
以上のように、本発明にかかる熱交換器は、着霜し難く除霜も効率的に行え、気流と高い熱交換性能を有するので、高効率な熱交換が必要な産業用・家庭用の空調機器や給湯機等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における熱交換器の構成図 本発明の実施の形態2における熱交換器を気流方向と直角の方向から見た図 (a)本発明の実施の形態3における熱交換器の板状フィンの平面図(b)図3(a)のA−A’断面図 (a)本発明の実施の形態4における熱交換器の板状フィンの平面図(b)図4(a)のB−B’断面図 本発明の実施の形態5における熱交換器の板状フィンの平面図 従来の熱交換器の構成図
符号の説明
10 板状フィン
11 風上側フィン
12 風下側フィン
13 伝熱管
14 冷媒流入口
15 冷媒流出口
21 稜線
22 開口部
L1、L2 フィン幅
L3 すき間

Claims (5)

  1. 風上側に風上側フィンを、風下側に風下側フィンをそれぞれ配し、前記風上側フィンと、前記風下側フィンのそれぞれは、一定間隔で多数平行に配置され、その間を気体が流動する板状フィンと、前記板状フィンに直角に挿入され、気流方向と直角方向に複数段設けられる伝熱管を備え、前記風上側フィンの前記板状フィンの幅を、前記風下側フィンの前記板状フィンの幅より大きく設定し、かつ、前記風上側フィンと前記風下フィンとのすき間を略1mm〜10mmに設定したことを特徴とする熱交換器。
  2. 熱交換器の冷媒の流し方は、冷媒流路全長の略半分以上が風上側フィンに流れるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 板状フィンは、気流方向に向かって、山谷の起伏を繰り返す形状を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の熱交換器。
  4. 風上側フィン以外の板状フィンに、開口部を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱交換器。
  5. 風上側フィン以外の板状フィンにある伝熱管を、前記板状フィンの幅方向の中心線よりも気体風下側に配置したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱交換器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110131879A (zh) * 2018-02-09 2019-08-16 青岛海尔智能技术研发有限公司 一种均风型换热器及空调器

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