JP2009280929A - ヘルメット用シールドの開閉装置並びにヘルメット - Google Patents
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Abstract
【課題】 シェルに対してシールドをフリーストップで停止させることができるヘルメット用シールドの開閉装置を提供する。
【解決手段】 ヘルメットを構成するシェルに対してシールドを開閉可能にする開閉装置であって、シェルに設けられ、シールドを開閉可能に支持するガイド部材と、このガイド部材と離間したシェルとシールドとの間に設けられ、シールドに取り付けられる取付部材及びこの取付部材に対して回転可能に取り付けられると共にシェルに係合する回転部材を有し、これら取付部材と回転部材との間にフリクショントルクを発生させてシェルに対してシールドをフリーストップで停止させるフリクショントルク発生手段3とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 ヘルメットを構成するシェルに対してシールドを開閉可能にする開閉装置であって、シェルに設けられ、シールドを開閉可能に支持するガイド部材と、このガイド部材と離間したシェルとシールドとの間に設けられ、シールドに取り付けられる取付部材及びこの取付部材に対して回転可能に取り付けられると共にシェルに係合する回転部材を有し、これら取付部材と回転部材との間にフリクショントルクを発生させてシェルに対してシールドをフリーストップで停止させるフリクショントルク発生手段3とを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、シェルに対してシールドをフリーストップで開閉させる際に用いられて好適なヘルメット用シールドの開閉装置並びにこの開閉装置を備えたヘルメットに関するものである。
ヘルメットとしては、前面に開口する開口部を有するシェルと、開口部を開閉するシールドとを備え、シェルに対してシールドを開閉装置によって開閉可能に支持したものが公知である。このヘルメットは、シールドの一端部が開閉装置を介してシェルの一側部に回動可能に連結されており、シェルの前面の開口部をシールドで閉じることができると共に、シールドで開口部を閉じた状態からシールドをシェルに対して回転させて開口部を開くことができる。
この開閉装置としては、シェルに対してシールドを開閉可能に支持すると共に、シェルとシールドとの間にフリクショントルクを発生させてシェルに対してシールドを任意の位置に停止させることができるものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この開閉装置は、シェルの両側部に取り付けられ、シールドの両端部を開閉可能に支持するガイド部材と、シェルとシールドとの間にフリクショントルクを発生させてシェルに対してシールドを任意の位置に停止させる摩擦手段とを備えている。摩擦手段は、シールドの左側の端部に一体的に設けられた弾性変形可能な円弧状の回転調節部と、この回転調節部の外周部に当接すると共に、シェルに固定されるストッパ軸とを備え、シェルにシールドが開閉可能にガイド部材を介して取り付けられたときに、回転調節部が弾性力に抗して弾性変形した状態で回転調節部がストッパ軸に当接しており、シェルに対してシールドを回転させると、回転調節部は弾性変形した状態のままストッパ軸が回転調節部の外周を摺動するように移動することによって、シェルとシールドとの間にフリクショントルクが発生してシェルに対してシールドを任意の位置に停止させることが可能となる。
実用新案登録第2541873号公報
特許文献1に記載されている開閉装置は、シールドに一体的に設けられている回転調節部が弾性変形した状態でストッパ軸に当接することによって、シェルとシールドとの間にフリクショントルクが発生してシェルに対してシールドを任意の位置に停止させることが可能となる。しかし、シールドに一体的に設けられている回転調節部の弾性変形によりフリクショントルクを発生させる場合、発生させるフリクショントルクは小さく、シェルに対してシールドを任意の位置に一時的に停止させることができるが、シェルに対してシールドを任意の位置に停止させた状態を保持させるのに必要なフリクショントルクを発生させることができなかった。また、ガイド部材を中心として、例えば、ガイド部材の軸回りにトルク発生機構を設けることが提案されるが、シールドを停止させた状態を保持させるのに十分なフリクショントルクを発生させるには大きなスペースが必要なり、ヘルメットには適用することができなかった。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、シェルに対してシールドをフリーストップで停止させることができ、小型で設置スペースを取らないヘルメット用シールドの開閉装置並びにこの開閉装置を備えたヘルメットを提供することにある。
前記の目的を達成するための本発明に係るヘルメット用シールドの開閉装置は、ヘルメットを構成するシェルに対してシールドをガイド部材を軸に開閉可能に支持する開閉装置において、ガイド部材と離間したシェルと前記シールドとの間にフリクショントルク発生手段を設け、このフリクショントルク発生手段は、シールドに取り付けられる取付部材と、この取付部材に対して回転可能に取り付けられると共に前記シェルに係合する回転部材とを備え、これら取付部材と回転部材との間にフリクショントルクを発生させてシェルに対して前記シールドをフリーストップで停止させるように構成したことを特徴とする。
この発明によれば、シェルに対してシールドを開閉可能に支持するガイド部材と離間した箇所にシールドとは別部材のフリクショントルク発生手段を設けてシェルに対してシールドを停止させるフリクショントルクを発生させるようにしたことで、フリクショントルク発生手段を構成する取付部材と回転部材との間に発生するフリクショントルクが小さくても、シェルに対してシールドをガイド部材を軸に回転させる際に発生する回転トルクは大きくなるので、小型なものでもシェルに対するシールドをフリーストップで十分に停止させることができる。
ヘルメットを構成するシェルに対してシールドの両端部を開閉可能に支持するヘルメット用シールドの開閉装置において、シールドの少なくとも一端部側に設けられる開閉装置を、軸受部を有し前記シェルに固着されるカバーと、このカバーの前記軸受部に軸受けされて前記シールドと共に回転可能に取り付けられた取付部材と、この取付部材と同軸に取り付けられ前記シェルに固定した固定アームと、この固定アームの取付中心から離れた位置に取り付けられ取付部材の回転中心から離れた位置に設けられた円弧状のガイド長孔に挿通させられたトルクピンと、このトルクピンをその中心部に挿通させて取付部材の間に設けられたフリクションプレートと弾性部材からなるフリクショントルク発生手段とで構成したことを特徴とする。
本発明に係るヘルメット用シールドの開閉装置において、前記フリクショントルク発生手段が、ガイド部材に回転可能に支持されるリング状の回転支持部及びこの回転支持部の外周から突出した取付部を有する取付部材と、この取付部材の取付部に回転可能に取り付けられるか又は固定された状態で取り付けられるトルクピンと、このトルクピンに、当該トルクピンと共に回転可能に取り付けられるか又はトルクピンの軸回りに回転可能に取り付けられる回転部材と、トルクピンに設けられ、この取付部材と回転部材との間にフリクショントルクを発生させる弾性部材とを備えることが好ましい。また、本発明に係るヘルメット用シールドの開閉装置において、前記フリクショントルク発生手段が、ガイド部材に回転可能に支持されるリング状の回転支持部及びこの回転支持部の外周から突出した取付部を有する前記取付部材と、この取付部材の取付部に回転可能に取り付けられるトルクピンと、このトルクピンに、当該トルクピンと共に回転可能に取り付けられる前記回転部材と、この回転部材と前記取付部との間の前記トルクピンの外周に、このトルクピンと共に回転可能で、かつ、このトルクピンの軸方向に移動可能に取り付けられるトルク部材と、このトルク部材と回転部材との間に設けられ、トルク部材を取付部に押し付けて、取付部と回転部材との間にフリクショントルクを発生させる弾性部材とを備えることが好ましい。
また、本発明に係るヘルメットは、前記の本発明に係るヘルメット用シールドの開閉装置を備えたことを特徴とする。この発明によれば、前述と同様に、シェルに対してシールドを開閉可能に支持するガイド部材と離間した箇所にシールドとは別部材のフリクショントルク発生手段を設けてシェルに対してシールドをフリーストップで停止させるフリクショントルクを発生させるようにしたので、フリクショントルク発生手段を構成する取付部材と回転部材との間に発生するフリクショントルクが小さくても、シェルに対してシールドをガイド部材を軸に回転させる際に発生する回転トルクは大きくなり、小型でしかも簡単な構造でシェルに対してシールドをフリーストップで停止させることができる。
以上説明したように本発明に係るヘルメット用シールドの開閉装置並びにヘルメットによれば、ガイド部材と離間したシェルとシールドとの間にフリクショントルク発生手段を設け、このフリクショントルク発生手段は、シールドに取り付けられる取付部材と、この取付部材の自由端側に回転可能に取り付けられると共にシェルに係合する回転部材とを備え、これら取付部材と回転部材との間にフリクショントルクを発生させてシェルに対してシールドを任意の開閉角度で停止させるように構成したので、取付部材と回転部材との間に発生するフリクショントルクが小さくても、シェルに対してシールドをガイド部材を軸に回転させる際に発生する回転トルクは大きくなり、小型でしかも簡単な構造でシェルに対してシールドをフリーストップで停止させることができる。
以下、本発明に係るヘルメット用シールドの開閉装置並びにヘルメットの一例を添付図面に基づいて詳述する。
図1〜図4は本発明に係るヘルメット用シールドの開閉装置並びにヘルメットの一例を示す図である。図5は本発明に係るヘルメット用シールドの開閉装置の要部を示す図である。本発明に係るヘルメット用シールドの開閉装置(開閉装置ということがある。)は、図1〜図4に示すように、ヘルメット10のシェル11に対してシールド13を開閉可能に支持するものである。ヘルメット10としては、シールド13が開閉可能に取り付けられているものであれば、特に限定されず、例えば、自動二輪車用等のフルフェース型のヘルメット等が挙げられる。このヘルメット10は、前面に開口する開口部12を有するヘルメット本体であるシェル11と、開口部12を開閉するシールド13とを備えたものである。
シェル11は、例えば、自動二輪車等に乗る者の頭部に装着されるものであり、例えば、耐久性に優れた合成樹脂材料で形成されている。シェル11の前面には、開口部12が設けられている。開口部12は、特に限定されず、例えば、前面の下部から上方へ向かって略U状に切り欠かれたものでもよいし、図1と図4に示すように、前面から両側部に延びる窓孔でもよい。この開口部12の両端部の近傍のシェル11の両側部には、シェル11を回動可能に支持するための取付台座14が固定されている。取付台座14は筒状に形成され、シェル11の取付孔11aに圧入された状態でたとえば接着剤を用いて固着されている。なお、取付台座14は、別部材をシェル11に固定したが、シェル11に一体的に設けるようにしてもよい。取付台座14の内周には、ネジ溝が設けられて取付孔14aとして形成されている。シェル11の外側の取付台座14の端部には、フランジ部14bが設けられている。このフランジ部14bの表面には、取付孔14aと略同軸の嵌合凹部14cが設けられている。この嵌合凹部14cには、例えば合成樹脂製のカバー部25の軸受部25aが嵌合された状態で装着される。カバー部25の中央部には、貫通孔25bが設けられ、この貫通孔25bを介して取付ネジ26等を取付台座14の取付孔14aに螺合させることにより、カバー部25が取り付けられる。また、取付台座14をシェル11に固着する手段は、実施例のものに限定されず、ナットなどを用いたり、その他の公知の固着手段であってもよい。さらに、カバー部25を取付台座14に固着する手段としては、実施例のほかに、取付台座14の側から雄ネジを突設して、カバー部25に設けた雌ネジを螺合させることによってもよい。さらに、嵌合凹部14cはこれを設けると、カバー部25の取付台座14に対する取付状態がしっかりしたものに成るが、これを省略することは可能である。
シェル11の左側面の取付台座14の近傍であって取付台座14より前面側のシェル11には、円柱状の係合手段15が設けられている。この係合手段15は、シェル11に一体的に設けられてもよいし、ピン等の別部材をシェル11に取り付けて設けるようにしてもよい。また、シェル11の左側面の開口部12の下縁部等には、開口部12がシールド13で閉塞されたとき、シールド13の下部が着座するように段状のシールド着座部16が形成されている。このシールド着座部16の一部は、下方に凹状に窪んで窪み部16aが形成されている。この窪み部16aに対向するシールド13の下端部には、略半楕円状のシールド操作片13aが設けられており、開口部12を閉塞したシールド13の開閉を行い易いようになっている。
シールド13は、開口部12を開閉することができれば、特に限定されず、例えば、透明の耐久性に優れた合成樹脂材料で形成されている。このシールド13は、開口部12を閉塞する際に、両端部がシェル11の両側部の取付台座14を覆うような湾曲形状に形成されている。シールド13の左側の端部であって取付台座14及び係合手段15と対向する箇所には、嵌合孔17が設けられている。嵌合孔17は、例えば、取付台座14と略同軸上の円形の円形部17aとこの円形部17aの外周の前面側が扇状に突出した扇部17bとからなる形状に形成されている。この嵌合孔17内にヘルメット用シールドの開閉装置1が装着されて、このヘルメット用シールドの開閉装置1を介してシールド13の左側の端部が回転可能にシェル11に支持される。また、シールド13の右側の端部であって取付台座14と対向する箇所には、貫通孔(図示せず)が設けられており、このシールド13の貫通孔をシェル11の右側の側部の取付台座に孔合わせし、カバー部25を介して取付ネジ26を取付台座14の取付孔14aに螺合させることにより、カバー部25が軸受部材としても機能してシールド13の右側の端部が回転可能にシェル11に支持される。なお、この取付ネジ26の外周であってシールド13の前後の両方にはワッシャー等が設けられていてもよい。これにより、シールド13の両端部がシェル11に対して回動可能に支持されており、シェル11の前面の開口部12をシールド13で閉じることができると共に、シールド13で開口部12を閉じた状態からシールド13をシェル11に対して回転させて開口部12を開くことができるようになっている。なお、ヘルメット用シールドの開閉装置1は、シェル11の左側の側部のみに設けるようにしたが、これに限定されず、シェル11の右側にのみ設けるようにしてもよいし、シェル11の両側部に設けるようにしてもよい。
ヘルメット用シールドの開閉装置1は、シェル11に対してシールド13の左側の側部を開閉可能に支持するもので、ガイド部材2と離間したシェル11とシールド13との間にフリクショントルク発生手段3が設けられている。ガイド部材2は、例えば、小径部である回動部2aと大径部2bとを有する外表面2段状の円筒形に形成されている。回動部2aの内周の直径は、カバー部25の軸受部25aの外周の直径と略同じに形成されている。回動部2aの外周は円形状に形成されている。大径部2bの内周の直径は、取付台座14のフランジ部14bの外周の直径と略同じ直径で形成されており、取付台座14のフランジ部14b上にガイド部材2が嵌合され、このガイド部材2にカバー部25が嵌合された状態で取付ネジ26がネジ止めされるようになっている。また、ガイド部材2の大径部2bのフリクショントルク発生手段3側の外周は、直線状に切り欠かれた直線部2cが設けられている。この直線部2cの外周に、フリクショントルク発生手段3が設けられている。
フリクショントルク発生手段3は、特に図5に示すように、シールド13に取り付けられる取付部材4と、この取付部材4に対して回転可能に取り付けられると共にシェル11に係合する回転部材5と、取付部材4と回転部材5との間にフリクショントルクを発生させるための弾性部材6とを備えている。
取付部材4は、シールド13の嵌合孔17に嵌合された状態で取り付けられるものである。取付部材4は、シールド13の嵌合孔17に嵌合される形状、すなわち、リング状の回転支持部41と、この回転支持部41の外周から扇状に突出した取付部42とからなる。すなわち、取付部材4は、シールド13と共に一体的に動くように形成されている。回転支持部41は、嵌合孔17の円形部17aに嵌合される直径の外径で形成されていると共に、ガイド部材2の回動部2aの外周に回転可能に取り付けられるように回動部2aの外径より若干大きな直径の内径で形成されている。尚、回転支持部41はガイド部材2の回動部2aをかしめることによって、一体化されても良い。取付部材4をシールド13の嵌合孔17に嵌合して取り付けた後、このシールド13の取付部材4の回転支持部41にガイド部材2の回動部2aを挿通させることによって、シェル11に対してシールド13が開閉可能に支持されるようになっている。
取付部42は、嵌合孔17の扇部17bに嵌合されると共に、径方向の長さが係合手段15と対向する箇所より若干短い長さに形成されている。また、取付部42の両端部は、シェル11側に略直角に折り曲げられて、嵌合孔17の扇部17bの両端部に面接触等する嵌合取付片42aとして形成されている。取付部42の円弧方向の略中央部には、例えば、円形状の貫通孔43が設けられている。この貫通孔43には、トルクピン7が挿入される。トルクピン7は、例えば、その貫通孔43より直径が大きな頭部を有するトルクピン71等である。
トルクピン71は、取付部42の貫通孔43にシェル11方向に挿入されて装着される。このトルクピン71の貫通孔43と対向する箇所は、円形状の円形部71aとして形成されていると共に、この円形部71aより先端部までは、円形の対向する2箇所が略平行に切り欠かれた略小判状(略楕円状)の非円形部71bとして形成されている。このトルクピン71の非円形部71bには、回転部材5が取り付けられている。
回転部材5には、トルクピン71の非円形部71bが嵌合された状態で挿入される略小判状(略楕円状)の非円形貫通孔53が設けられている。この非円形貫通孔53にトルクピン71の非円形部71bが嵌合された状態で挿入されており、例えば、この挿入されて回転部材5から突出したトルクピン71の先端部をかしめることにより、回転部材5がトルクピン71と共に回転し、かつ、トルクピン71の軸方向に移動可能にトルクピン71に取り付けられる。回転部材5には、図2〜図5に示すように、シェル11の係合手段15に係合する係合凹部51が設けられている。この係合凹部51は、例えば、略U字状に形成されている。このように係合凹部51が係合手段15に係合することにより、シェル11のガイド部材2を軸にシールド13を回転させたとき、この回転と異なる方向に回転部材5がトルクピン71と共に回転するようになっている。その際に、係合手段15と回転部材5の係合凹部51との係合位置がその先端側から底部側へ変化することから、フリクショントルク手段のフリクショントルクに変化が生じ、シールドの開き始めと閉じ動作の終わり近くには、その中間開閉位置のときよりも軽く感じられるものである。
このシールド13の回転範囲は、シールド13で開口部12を閉塞する閉成状態と開口部12を開放する開成状態との間で行われるように規制する回転範囲規制手段9が設けられていることが好ましい。この回転範囲規制手段9は、特に限定されず、例えば、シェル11に設けられたシールド着座部16と、開成状態のときに互いに当接する回転部材5及び嵌合取付片42aとで構成するようにしてもよい。もちろん回転範囲規制手段9は、他の部材等により構成するようにしてもよい。また、シェル11のガイド部材2を軸にシールド13を回転させたとき、この回転と異なる方向に回転部材5がトルクピン71と共に回転するようにしたが、トルクピン71を取付部材4に固定してこのトルクピン71に回転部材5を回転可能に支持させて、シェル11のガイド部材2を軸にシールドを回転させたとき、回転部材5がトルクピン71を軸にシールド13の回転と異なる方向に回転するようにしてもよい。回転部材5と取付部材4との間にフリクショントルクを発生させて、シェル11に対してシールド13を任意の位置に停止させた状態を保持するための弾性部材6が設けられている。
弾性部材6は、回転部材5と取付部42との間にフリクショントルクを発生させてシェル11に対してシールド13を任意の位置に停止させた状態を保持することができれば、どのようなものでもよく、また配置箇所は特に限定されない。弾性部材6としては、具体的には特に限定されず、例えば、皿ばね、コンプレッションスプリング等でもよいが、スプリングワッシャー61等であることが好ましい。このスプリングワッシャー61は、例えば、回転部材5と取付部42との間のトルクピン71の軸回りに取り付けられている。このようにスプリングワッシャー61を取り付けた場合、スプリングワッシャー61と取付部42との間のトルクピン71の軸回りにトルク発生部材であるトルクワッシャー8を設けるようにする。トルクワッシャー8の貫通孔は、トルクピン71の非円形部71bが嵌合された状態で挿入される略小判状(略楕円状)の非円形貫通孔8aとして形成されている。すなわち、トルクワッシャー8は、トルクピン71と共に回転し、かつ、トルクピン71の軸方向に移動可能にトルクピン71に取り付けられていると共に、スプリングワッシャー61の付勢力によって取付部42に押し付けられるようになっている。なお、スプリングワッシャー61を回転部材5と取付部材4との間に配置したが、これに限定されず、例えば、回転部材5から突出したトルクピン71の端部側に配置して、回転部材5を取付部42に押し付けて回転部材5と取付部42との間にフリクショントルクを発生させるようにしてもよい。
図6はヘルメットのシールドの左側を開閉する開閉装置の一例を示し、図面によればこのシールドの開閉装置30は、シェル11の左側部側に先に説明した取付台座14と軸心を共通にして取り付けた取付台座31と、この取付台座31に取付ネジ32で取り付けたカバー部33とからなり、取付台座31のフランジ部31aの外周とカバー部33に設けた軸受部33aでシールド13の一側端部に設けた段付き状の取付孔18を回動可能に軸受けしている。なお、取付孔18は段付きでなくともよく、この取付孔18を軸受けするものは、取付台座31のフランジ部31aと軸受部33aの双方でなくともよくその一方のものでもよい。さらに、取付台座31の構成やカバー部33の構成及び両者の取り付け方等については、先に説明した変形実施例のものにしてもよい。
次に、本発明に係るヘルメット用シールドの開閉装置1並びにヘルメット10の作用を説明する。シールドの開閉装置30についてはとくに特徴はないので説明を省略する。このシールドの開閉装置30はヘルメット用シールドの開閉装置1とともに動作してシェル11に対してシールド13の開閉動作を行うために機能する。シールド13が閉じられている閉成状態では、シールド13の下端部がシェル11のシールド着座部16に着座して開口部12がシールド13によって閉じられている(図1及び図4(a)参照。)。このとき、スプリングワッシャー61の付勢力によりトルクワッシャー8が取付部材4の取付部42に押し付けられて取付部材4と回転部材5との間にフリクショントルクが発生しているので、シールド13は開口部12を閉塞する閉成状態に保持されている。なお、この閉成状態をより確実に保持するために、ロック機構を設けるようにしてもよい。
このヘルメット10の開口部12を開放するには、シェル11を固定した状態で、例えば、シールド13のシールド操作片13aに指を掛けたり、指でつまんだりして、シールド13をスプリングワッシャー61の付勢力で発生したフリクショントルクに抗して上方に持ち上げる。これにより、シールド13は、ガイド部材2を軸に回転しつつ、シールド13の前面が上方に移動して開口部12が徐々に下方から開放される。そして、例えば、シールド13が開成状態と閉成状態との中間の中間状態になった状態で、シールド13の移動を停止させると、シールド13はその状態に停止した状態で保持される。すなわち、閉成状態からシールド13を上方に移動させると、例えば、シールド13の左側の端部は、ガイド部材2を軸に右回り(時計回り)に回転すると共に、この回転に伴って取付部材4の取付部42に対して回転部材5がトルクピン71と共に左回りに回転する。この回転部材5の回転は、スプリングワッシャー61の付勢力に抗して行われているために、シールド13の回転を止めると、スプリングワッシャー61の付勢力によってトルクワッシャー8が取付部材4の取付部42に押し付けられて取付部材4と回転部材5との間にフリクショントルクが発生しているので、シールド13は中間状態に停止した状態に保持される。よって、シェル11に対してシールド13をフリーストップで任意の位置に停止させることができる。
なお、フリクショントルク発生手段の構成及びトルクワッシャーや弾性部材の種類や枚数は実施例のものに限定されず、フリクショントルクが発生する部位も実施例のものに限定されない。それらは様々な公知構成のものに置き換えることができる。また、カムなどを用いてシェルに対するシールドの開成時と閉成時に吸い込み機能を発揮させることも可能である。
さらにシールド13を持ち上げていき開口部12が完全に開口した開成状態になると、回転部材5が取付部材4の嵌合取付片42aに当接してシールド13の回転が停止する。このとき、スプリングワッシャー61の付勢力によりトルクワッシャー8が取付部材4の取付部42に押し付けられて取付部材4と回転部材5との間にフリクショントルクが発生しているので、シールド13は開口部12を開放する開成状態に保持されている。なお、この開成状態をより確実に保持するために、ロック機構を設けるようにしてもよい。
次に、開口部12が完全に開口した開成状態から閉成状態に戻すには、シェル11を固定した状態で、例えば、シールド13のシールド操作片13aに指を掛けたり指でつまんで、シールド13をスプリングワッシャー61の付勢力で発生したフリクショントルクに抗して下方に移動させる。すると、シールド13は、ガイド部材2を軸に回転しつつ、シールド13の前面が下方に移動して開口部12が徐々に下がる。そして、シールド13によって開口部12が閉塞されると、シールド13の下端部がシールド着座部16に着座してシールド13の回転が停止し、この停止状態に保持される。
このように、ガイド部材2と離間した箇所にシールド13とは別部材のフリクショントルク発生手段3を設けてシェル11に対してシールド13を停止させるフリクショントルクを発生させるようにしたことから、フリクショントルク発生手段3を構成する取付部材4と回転部材5との間に発生するフリクショントルクが小さくても、シェル11に対してシールド13をガイド部材2を軸に回転させる際に発生する回転トルクは大きくなるので、小型なものでも、シェル11に対するシールド13の停止状態を任意の位置に確実に保持することができる。すなわち、シェル11に対してシールド13をフリーストップで停止させることができる。このように小型であるので、小スペースしか確保できないヘルメット10にも十分に適用することができる。
図7と図8はこの発明に係るヘルメット用シールドの開閉装置の他の実施例を示す。図7はカバー部と取付ネジを省略し平面から見た図面であり、図8は全体の断面図である。図面によれば、この実施例に係るヘルメット用シールドの開閉装置80は、シールド13をシェル11に対して回動可能に支持するための取付台座81が固定されている。この取付台座81は筒状に形成され、シェル11の取付孔11aに圧入された状態でたとえば接着剤を用いて固着されている。なお、取付台座81は、別部材をシェル11に固定したが、シェル11に一体的に設けるようにしてもよい。取付台座81の内周には、ネジ溝が設けられて取付孔81aとして形成されている。シェル11の外側の取付台座81の端部には、フランジ部81bが設けられている。このフランジ部81bの表面には、取付孔81aと同軸の嵌合凹部81cが設けられている。この嵌合凹部81cには、例えば合成樹脂製のカバー部82の軸受部82aが嵌合された状態で装着される。カバー部82の中央部には、貫通孔82bが設けられ、この貫通孔82bを介して取付ネジ83等を取付台座81の取付孔81aに螺合させることにより、カバー部82が取り付けられる。また、取付台座81をシェル11に固着する手段は、実施例のものに限定されず、ナットなどを用いたり、その他の公知の固着手段であってもよい。さらに、カバー部82を取付台座81に固着する手段としては、実施例のほかに、取付台座81の側から雄ネジを突設して、カバー部82に設けた雌ネジを螺合させることによってもよい。さらに、嵌合凹部81cはこれを設けると、カバー部82の取付台座81に対する取付状態がしっかりしたものに成るが、これを省略することは可能である。
次に、シールド13に設けた嵌合孔17内に嵌入され、ガイド部材87と共にカバー部82の軸受部82aを回転中心にしてシールド13の開閉動作と共に回転する取付部材84の取付部84aには、円弧状のガイド長孔88が設けられている。ガイド部材87はカバー部82の軸受部82aに回転可能に軸支されている。取付部材84とガイド部材87とは互いに共に回転するように構成しても良いし、独立して回転するように構成しても良い。また、ガイド部材87は、これがあると取付部材84の回転動作がスムーズになるが、これを省略することも考えられる。固定アーム85は、その基部85aに設けた取付孔85bを取付台座81のフランジ部81bへ挿通させてあり、基部85aより突設した固定部85cの先端に設けた係合凹部85dを、シェル11より突設した係合部材91と係合させることによってシェル11に非回転に固定されている。
尚、前記の実施の形態では、フリクショントルク発生手段3は、トルクピン71の軸回りに回転部材5を回転させることによりフリクショントルクを発生させたが、図7と図8に示したものは、フリクショントルク発生手段86を取付部材84と固定アーム85との間にフリクショントルクを発生させるようにして構成してある。即ち、固定アーム85の固定部85cにはトルクピン92が突設されており、このトルクピン92はガイド長孔88に挿通され、その露出側に係止ワッシャー89を取り付けることにより、ガイド長孔88から抜け出さないように係止されている。この係止ワッシャー89は例えばEリングであっても良いし、Eリングと共に別の係止リングを用いても良い。そして、固定アームの固定部85cと取付部材84の取付部84aとの間には、トルクピンをその中心部に挿通させて、フリクションワッシャー94と例えばスプリングワッシャーから成る弾性部材93が設置されている。尚、この弾性部材やフリクションワッシャーの数や形状、種類についてはとくに限定はなく、さまざまな公知構成のものに変えることができる。
このように構成しても、発生するフリクショントルクは一定であるが、取付部材84、即ちシールド13の回転中心より離れた位置にフリクショントルク発生手段86を設けたので、先の実施例と略同じ作用効果を奏することができる。即ち、取付部材84と固定アーム85との間に発生するフリクショントルクが小さくても、シェル11に対してシールド13を開閉させる際に生ずる回転トルクに対応でき、小型なものでも、シェル11に対するシールド13の停止状態を任意の位置に確実に保持することができる。
また、以上の実施例の場合、シールド13の開閉動作時にクリック停止させるクリック停止手段を設けることができる。このクリック停止手段としては、とくに限定されず、例えば、第1の実施例のものの場合には、フリクションワッシャーをトルクピンに回転規制させ、回転部材との圧接部分に互いに対向させて凹部と凸部を設けることによって、構成することができる。第2の実施例の場合には、ガイド長孔88とフリクションワッシャー94の圧接面に互いに対向させて凹部と凸部を設けることによって構成することができる。このように構成すると、シェル11に対するシールド13の開閉角度によって、
凹部と凸部が嵌合離脱を行い、クリック感と共にシールド13のクリック停止を行うことができる。
凹部と凸部が嵌合離脱を行い、クリック感と共にシールド13のクリック停止を行うことができる。
以上説明したように、本発明に係るヘルメット用シールドの開閉装置は、シールドの回転中心より離れた位置にフリクショントルク発生手段やクリック停止手段を設けたので、小型でしかも簡単な構造で、シェルに対してシールドをフリーストップ及び又はクリック停止可能に開閉させることができることから、ヘルメットに対するシールドの開閉装置として好適に用いられるものである。
1、80 ヘルメット用シールドの開閉装置
2、87 ガイド部材
3、86 フリクショントルク発生手段
4、84 取付部材
5 回転部材
6、93 弾性部材
7、92 トルクピン
10 ヘルメット
11 シェル
12 開口部
13 シールド
25、82 カバー部
26、83 取付ネジ
85 固定アーム
2、87 ガイド部材
3、86 フリクショントルク発生手段
4、84 取付部材
5 回転部材
6、93 弾性部材
7、92 トルクピン
10 ヘルメット
11 シェル
12 開口部
13 シールド
25、82 カバー部
26、83 取付ネジ
85 固定アーム
Claims (7)
- ヘルメットを構成するシェルに対してシールドの両端部を開閉可能に支持するヘルメット用シールドの開閉装置であって、
前記シールドの少なくとも一端部側に設けられる開閉装置を、前記シェルに対し回転軸を中心に前記シールドと共に回転するように取り付けられた取付部材と、この取付部材の回転中心より半径方向へ延設した取付部に回転可能に取り付けられ前記シェルと係合するように成した回転部材と、前記取付部材の前記取付部と前記回転部材との間に設けたフリクショントルク発生手段とを有するものとし、前記シェルに対して前記シールドを開閉する際に前記シールドをフリーストップに停止させることができるように構成したことを特徴とする、ヘルメット用シールドの開閉装置。 - シェルに対してシールドの両端部を一対の開閉装置で開閉可能に取り付けたヘルメットであって、前記一対の開閉装置の一方或は双方を、前記シェルに係合させた回転部材と、この回転部材を回転可能にその取付部に取り付け、この取付部から離れた位置を前記シェルに取り付けて前記シールドと共に回転可能となるように成した取付部材と、前記回転部材と前記取付部の間に設けたフリクショントルク発生手段とを備え、前記シェルに対して前記シールドを開閉する際に前記シールドをフリーストップに停止させることができるように構成したことを特徴とする、ヘルメット。
- ヘルメットを構成するシェルに対してシールドの両端部を開閉可能に支持するヘルメット用シールドの開閉装置であって、
前記シールドの少なくとも一端部側に設けられる開閉装置を、軸受部を有し前記シェルに固着されるカバーと、このカバーの前記軸受部に軸受けされて前記シールドと共に回転可能に取り付けられた取付部材と、この取付部材と同軸に取り付けられ前記シェルに固定した固定アームと、この固定アームの取付中心から離れた位置に取り付けられ前記取付部材の回転中心から離れた位置に設けられた円弧状のガイド長孔に挿通させられたトルクピンと、このトルクピンをその中心部に挿通させて前記取付部材の間に設けられたフリクションプレートと弾性部材からなるフリクショントルク発生手段とで構成したことを特徴とする、ヘルメット用シールドの開閉装置。 - 前記取付部材を前記シェルに対し回動自在に取り付けるに当り、前記シェルに取り付けた取付台座に取付ネジを介して固定したカバー部に突設した軸受部にガイド部材を介して取り付けられることを特徴とする、請求項1に記載のヘルメット用シールドの開閉装置。
- 前記回転部材を前記シェルに対し係合させるに当り、当該回転部材の先端に係合凹部を設け、前記シェルに前記係合凹部と係合する係止手段を設けることを特徴とする、請求項1に記載のヘルメット用シールドの開閉装置。
- 前記フリクショントルク発生手段は、前記取付部材の取付部に前記回転部材を回転可能に取り付けるトルクピンと、このトルクピンをその中心部軸方向へ挿通させて前記取付部と前記回転部材の間に介在させたフリクションワッシャーと弾性部材とで構成したことを特徴とする、請求項1に記載のヘルメット用シールドの開閉装置。
- 前記請求項1と3乃至6のいずれか1項に記載のヘルメット用シールドの開閉装置を備えたことを特徴とする、ヘルメット。
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