JP2009278390A - 画像圧縮装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】使われなかった符号量を有効利用することによって、設定された圧縮率で圧縮したときに得られる圧縮データの符号量を保ちつつ画質を向上させること。
【解決手段】各タイルを設定圧縮率を含む複数の圧縮率で圧縮し、設定圧縮率で圧縮したタイルの符号量を積算した合計符号量から画像データを設定圧縮率で圧縮したときに得られる圧縮データの理論上の符号量である目標符号量を引いた符号量差を、影響度の高いタイルの圧縮率を1つ低い圧縮率にするために使用する。
【選択図】図10

Description

画像データを圧縮するための画像圧縮装置及びプログラムに関するものである。
近年、デジタル機器の発展に伴って、画像データ等の様々な圧縮方式が提案されているが、圧縮方式の1つとしてJPEG(Joint Photographic Experts Group)2000が知られている。JPEG2000は画像の圧縮・展開の方法を規定したもので、JPEGを発展させたものである。JPEG2000は、特許文献1に記載されているように、画像データを複数のタイルに分割し、タイル毎にウェーブレット変換、量子化、エントロピー符号化等の処理を施して符号化データを生成する。
特開2005−167841号公報
このようなJPEG2000の場合、任意の圧縮率を設定しても、実際にはその設定された圧縮率より高い圧縮率(少ない符号量)で圧縮が行われている場合があった。例えば20%の圧縮率を設定したとしても、あるタイルは18%で圧縮されていたり、別のタイルは17%で圧縮されていたりする場合があった。この場合、20%と18%の差である2%分の符号量は有効に使われなかった符号量であり、例えばこの2%分の符号量を他のタイルで使用すれば、画質が格段に向上する場合も考えられる。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、使われなかった符号量を有効利用することによって、設定された圧縮率で圧縮したときに得られる圧縮データの符号量を保ちつつ画質を向上させる画像圧縮装置及びプログラムを提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に記載の発明の画像圧縮装置は、画像を複数のタイルに分割する分割手段と、設定された圧縮率を含む予め定められた範囲の複数の圧縮率で前記各タイルの圧縮を行う圧縮手段と、前記複数の圧縮率で圧縮された各タイルの符号量を算出する符号量算出手段と、前記複数の圧縮率で圧縮された各タイルの画質への影響度を算出する影響度算出手段と、前記設定された圧縮率で圧縮された各タイルの符号量の合計を算出する合計符号量算出手段と、前記設定された圧縮率で前記画像を圧縮したときに得られる圧縮データの符号量である目標符号量を算出する目標符号量算出手段と、前記目標符号量から前記合計符号量を引いた符号量差を算出する符号量差算出手段と、前記符号量差が予め定められた数より大きい場合、前記設定された圧縮率で圧縮されたタイルのうち前記影響度が最も高いタイルから前記設定された圧縮率より一段低い圧縮率を前記設定された圧縮率として更新する圧縮率調整手段と、を備えたことを特徴としている。
また、本発明の請求項5に記載の発明のプログラムは、コンピュータを、画像を複数のタイルに分割する分割手段、設定された圧縮率を含む予め定められた範囲の複数の圧縮率で前記各タイルの圧縮を行う圧縮手段、前記複数の圧縮率で圧縮された各タイルの符号量を算出する符号量算出手段、前記複数の圧縮率で圧縮された各タイルの画質への影響度を算出する影響度算出手段、前記設定された圧縮率で圧縮された各タイルの符号量の合計を算出する合計符号量算出手段、前記設定された圧縮率で前記画像を圧縮したときに得られる圧縮データの符号量である目標符号量を算出する目標符号量算出手段、前記目標符号量から前記合計符号量を引いた符号量差を算出する符号量差算出手段、前記符号量差が予め定められた数より大きい場合、前記設定された圧縮率で圧縮されたタイルのうち前記影響度が最も高いタイルから前記設定された圧縮率より一段低い圧縮率を前記設定された圧縮率として更新する圧縮率調整手段、として機能させることを特徴としている。
これらの構成によれば、各タイルを設定された圧縮率を含む複数の圧縮率で圧縮し、設定された圧縮率で圧縮したタイルの符号量を積算した合計符号量から画像データを設定された圧縮率で圧縮したときに得られる圧縮データの理論上の符号量である目標符号量を引いた符号量差を、影響度の高いタイルの圧縮率を1つ低い圧縮率にするために使用することにより、合計符号量を目標符号量に抑えつつ、画質を向上させることができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像圧縮装置であって、前記圧縮率調整手段は、前記設定された圧縮率で圧縮されたタイルから前記影響度が最も高いタイルを検出し、検出したタイルを前記設定された圧縮率で圧縮したときの符号量と前記設定された圧縮率より一段低い圧縮率で圧縮したときの符号量との差を求め、当該差が前記符号量差以下であるとき、前記設定された圧縮率より一段低い圧縮率を前記設定された圧縮率として更新して前記符号量差から当該差を差し引くものであり、前記圧縮率調整手段が前記設定された圧縮率を更新して前記符号量差から前記差を差し引く処理を、前記符号量差が前記予め定められた数以下になるまで、又は予め定められた回数繰り返し行わせる制御を行う繰り返し制御手段と、を備えたことを特徴としている。
この構成によれば、圧縮データの合計符号量を目標符号量に抑えつつ、画質を向上させることができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像圧縮装置であって、主走査方向に配列する前記タイルを一つのバンドとして区分する区分手段を更に備え、前記合計符号量算出手段、前記目標符号量算出手段、前記符号量差算出手段及び前記圧縮率調整手段は、バンド毎に各処理を行うことを特徴としている。
この構成によれば、符号量差の配分処理をバンド単位で行うことによって、処理作業に必要なメモリ容量の増加を抑えることができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像圧縮装置であって、前記繰り返し制御手段による制御によって前記圧縮率調整手段が前記処理を予め定められた回数まで繰り返し行った後の前記符号量差が前記予め定められた数より大きい場合、前記圧縮率調整手段は異なるバンドのタイルに対して圧縮率調整を行う際に前記符号量差を前記目標符号量に加算することを特徴としている。
この構成によれば、あるバンドの符号量差の配分処理で余った符号量を他のバンドで使うことにより、余った符号量を有効に使って画質向上を図ることができる。
この発明によれば、各タイルを設定された圧縮率を含む複数の圧縮率で圧縮し、設定された圧縮率で圧縮したタイルの符号量を積算した合計符号量から画像データを設定された圧縮率で圧縮したときに得られる圧縮データの理論上の符号量である目標符号量を引いた符号量差を、影響度の高いタイルの圧縮率を1つ低い圧縮率にするために使用することにより、合計符号量を目標符号量に抑えつつ、画質を向上させることができる。
本発明における画像圧縮装置及びプログラムの実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態における画像圧縮装置1の電気的構成を示すブロック図である。尚、画像圧縮装置1は、パーソナルコンピュータ(パソコン)やワークステーション、携帯情報端末等の情報処理装置で実現され、図1のブロック図は画像圧縮装置1がこれらの情報処理装置によって実現された場合を例に図示している。この他、コピー機やスキャナ等の画像読取装置や、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ、デジタルカメラを搭載した携帯電話等の撮像装置に組み込まれて用いられてもよい。
図1に示すように、画像圧縮装置1は制御部11、記憶部12、入力操作部13、表示部14、I/F部15、ネットワークI/F部16、画像圧縮部17及びRAM18等を備えて構成される。制御部11は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)等によって構成され、入力された指示信号等に応じて記憶部12に記憶されたプログラムを読み出して処理を実行し、各機能部への指示信号の出力、データ転送等を行って画像圧縮装置1を統括的に制御する。
記憶部12は、画像圧縮装置1の備える種々の機能を実現するためのプログラムやデータ等を記憶する。本実施の形態では、記憶部12は画像圧縮プログラム121を記憶する。画像圧縮プログラム121は、I/F部15又はネットワークI/F部16が入力した画像データをJPEG2000方式で圧縮して符号化データを生成するためのプログラムである。
入力操作部13は、各種操作ボタンやマウス等のポインティングデバイスを備え、ユーザによって操作がなされると、操作信号を制御部11へ出力する。またユーザは入力操作部13を介して圧縮率の設定を行う。表示部14は、液晶ディスプレイ等の表示画面であり、入力操作部13から入力された内容に応じた表示を行ったり、制御部11による処理内容や処理結果を表示したりする。
I/F部15はIEEE1394やUSB等のインターフェイスであり、外部装置と直接データの送受信を行うことができる。ネットワークI/F部16は、LANボード等の通信モジュールから構成され、ネットワークI/F部16と接続されたネットワーク(不図示)を介して外部装置と種々のデータの送受信を行う。
画像圧縮部17は、記憶部12に記憶された画像圧縮プログラム121を実行することによって、I/F部15やネットワークI/F部16を介して入力された画像データをJPEG2000方式で圧縮して符号化データを生成する。RAM(Random Access Memory)18は、制御部11が実行するための制御プログラムや処理を実行する際のデータ等を一時的に保存する。また、画像圧縮部17が画像圧縮プログラム121に従って処理を実行する際に生成される符号化データや圧縮率調整データ等を一時的に保存する。
図2は、本実施の形態におけるJPEG2000方式による画像圧縮の流れを示す図である。まず画像圧縮部17は、入力された画像データの表色系を例えばRGB方式からYCbCr方式へコンポーネント変換して(色空間変換21)、表色系が変換された画像データを図3に示すように複数のタイルに分割する(タイル分割22)。ここで、画像圧縮部17は主走査方向に配列したタイルを1つのバンドとして区分し、離散ウェーブレット変換23から圧縮率調整26(又は符号ストリーム27)までの処理をバンド毎に行う。図3を用いて説明すると、タイルA〜E、タイルF〜K、タイルL〜Q、タイルR〜Vをそれぞれ1つのバンドとして区分し、バンド別に離散ウェーブレット変換23以下の処理を行う。従って、以下で説明する処理は全てバンド単位で行われるものとして説明する。
図2に戻り、画像圧縮部17は1つのバンドの各タイルに対して離散ウェーブレット変換を施して係数データを出力する(ウェーブレット変換23)。図4は、離散ウェーブレット変換について示した模式図である。図4(a)のタイル画像(0LL)に対して、離散ウェーブレット変換を施し、図4(b)に示すようにサブバンド1LL、1HL、1LH及び1HHに分解する。続いて、低周波成分1LLに対して離散ウェーブレット変換を施し、図4(c)に示すようにサブバンド2LL、2HL、2LH及び2HHに分解する。尚、図4では2レベル変換について図示しているが、離散ウェーブレット変換の回数は特に制限されるものではない。
次に、画像圧縮部17は離散ウェーブレット変換された係数データに対して線形量子化を行う(量子化24)。ここで、画像圧縮部17は任意に設定された圧縮率(以下「設定圧縮率」という)を含む予め定められた範囲にある複数の圧縮率に従って量子化を行う。例えば、設定圧縮率が20%である場合は、18%、19%、20%、21%及び22%等の5つの圧縮率に従って量子化を行う。尚、圧縮率の数はこの限りではないが、画像圧縮処理の際に用いるメモリ(本実施の形態ではRAM18)の容量に応じて圧縮率の数を適宜調整することが望ましい。
そして、画像圧縮部17は、各圧縮率で量子化された量子化データに対してエントロピー符号化を行う(エントロピー符号化25)。ここで、エントロピー符号化25の処理手順について説明する。図5は、エントロピー符号化の流れを示す図である。画像圧縮部17は、まず各サブバンドの係数をプレシンクトと呼ばれる領域に分割する(プレシンクト分割251)。図6はプレシンクト分割を模式的に示した図である。図6において、51の部分は元の画像において同領域の部分を周波数変換したものであり、これらの部分は同じプレシンクトに属しているという。
次に、画像圧縮部17はプレシンクトをコードブロックという更に小さな領域に分割する(コードブロック分割252)。図7はコードブロック分割を模式的に示した図である。このコードブロック単位がエントロピー符号化を行う際の基本単位となる。
そして、画像圧縮部17は各コードブロックについて線形量子化された離散ウェーブレット変換の変換係数をビット毎に展開する(ビットプレーン分割253)。図8はビットプレーン分割を模式的に示した図である。図8において、61はあるコードブロックにおける線形量子化された離散ウェーブレット変換の係数データを例示したものである。62は、係数データ61の符号を表すビット列であり、値0は正値、値1は負値を意味する。63は係数データ61の絶対値をMSB(Most Significant Bit)からLSB(Least Significant Bit)に2値展開したビットプレーンである。
例えば、値が+12の係数データ64は正値であるため、対応する符号ビット65は‘0’である。また、+12の絶対値の2進数表現は(1100)であるため、ビットプレーンに対応する箇所66a、66b、66c及び66dの値はそれぞれ‘1’、‘1’、‘0’、‘0’となる。同様に、値が−6の係数データ67は負値であるため、対応する符号ビット68は‘1’である。また、−6の絶対値の2進数表現は(0110)であるため、ビットプレーンの対応する箇所69a、69b、69c及び69dの値はそれぞれ‘0’、‘1’、‘1’、‘0’となる。MSB側で全て0であるビットプレーンをゼロビットプレーンといい、データは保存されない一方、コードブロック毎に後述のゼロビットプレーン枚数がカウントされる。
続いて、画像圧縮部17は、ビットプレーンを更にsignificance propagationパスと、magnitude refinementパスと、cleanupパスに分割する(コーディングパスへの分割254)。図9はコーディングパスへの分割を模式的に示した図である。図9に示すように、各ビットプレーン71a〜71d(以下、これらをまとめて「ビットプレーン71」という)は、コーディングパスへの分割により次のように分割される。つまり、それぞれsignificance propagationパス72b〜72d(以下、これらをまとめて「significance propagationパス72」という)、magnitude refinementパス73b〜73d(以下、これらをまとめて「magnitude refinementパス73」という)、cleanupパス74b〜74dに分割される。ただし、最上位ビット(MSB側)のビットプレーン71aはcleanupパス74aにのみ対応させる。以下、cleanupパス74a〜74dをまとめて「cleanupパス74」という。
各ビットプレーン71及び各コーディングパス72〜74は、全て縦横方向の座標長によるサイズが等しい。また、各コーディングパス72〜74にはビット値が定義された位置と定義されていない位置とが存在する。図9において、例えば76や77のように、ビット値が定義された位置には網掛け(斜線)が施されている。そして、コーディングパス72〜74(例えば、コーディングパス72b〜74b)の網掛け部分に定義されたビット値は、分割前のビットプレーン71(例えば、ビットプレーン71b)上の対応する位置におけるビット値と等しい。ビットプレーンをコーディングパスに分割する処理については、各文献により周知のものであるため説明を省略する。
最後に画像圧縮部17は、コーディングパス分割後のデータを算術符号化する(二値算術符号化255)。以上のようにしてエントロピー符号化25を行った後、画像圧縮部17は圧縮率の調整を行う(圧縮率調整26)。JPEG2000は圧縮率を任意に設定できるが、設定圧縮率で画像データの圧縮を行うと、従来は設定圧縮率より高い圧縮率で圧縮が行われていた。例えば設定圧縮率が20%であった場合、あるタイルは18%で圧縮されていたり、別のタイルは17%で圧縮されていたりする場合があった。この場合、20%と18%の差である2%分の符号量は有効に使われなかった符号量であり、例えばこの2%分の符号量を他のタイルで使用すれば、画質が格段に向上する場合も考えられる。そこで、この圧縮率調整26において、各タイルの圧縮率の調整を行って、使われなかった符号量を他のタイルに配分する処理を行う。圧縮率調整の処理手順の詳細は後述する。
圧縮率調整が終わった後、画像圧縮部17はファイルにデータを書き込むための符号ストリームの形成を行う(符号ストリーム27)。この符号ストリーム処理については、各文献により周知のものであるため説明を省略する。
図10及び11は、画像圧縮部17が画像圧縮プログラム121に従って実行される画像圧縮処理の流れを示したフローチャートである。まず画像圧縮部17は画像データの色空間変換、タイル分割を行い、分割されたタイルをバンド別に区分する(ステップS11)。そして、画像圧縮部17は変数n(nは1以上の整数)に1を代入し(ステップS12)、n番目のバンドに対して離散ウェーブレット変換、量子化、エントロピー符号化を行う(ステップS13)。ここで、画像圧縮部17は設定圧縮率を含んだ予め定められた範囲の複数の圧縮率で量子化を行い、複数の圧縮率で圧縮された各タイルの符号化データをRAM18に格納する。
次に、画像圧縮部17は各タイルの符号量と画質への影響度(以下、単に「影響度」という)を算出して圧縮率調整用データを作成し、この圧縮率調整用データをRAM18に格納する(ステップS14、S15)。図12は圧縮率調整用データの一例を示した図である。図12に示すように、画像圧縮部17は各タイルの各圧縮率毎に符号量と影響度を算出する。
影響度の算出方法の一例を説明する。例えば、図9に示すようにコーディングパスへの分割が行われたとする。画像処理部17はMSBからLSBのビットプレーンに対して上位ビットほど重み付け係数を高く設定する。例えばMSBからLSBのビットプレーンに8、4、2、1の重み付け係数を設定し、significance propagationパス、magnitude refinementパス、cleanupパスにもそれぞれ所定の重み付け係数を設定する。そして画像処理部17は、コーディングパスの‘1’の数とビットプレーンの重み付け係数とコーディングパスの重み付け係数を掛け合わせた数値をビット位置毎に算出して積算して1つのコードブロックにおける影響度を算出する。この影響度を全てのコードブロックに渡って算出し、算出された影響度を積算することによってタイルの影響度とする。
つまり、図9を用いて説明すると、画像圧縮部17はコードブロック61の影響度を、
影響度=(cleanupパス74aの‘1’の数×重み付け係数(8)×cleanupパスの重み付け係数)
+{(significance propagationパス72bの‘1’の数×重み付け係数(4)×significance propagationパスの重み付け係数)+(magnitude refinementパス73bの‘1’の数×重み付け係数(4)×magnitude refinementパスの重み付け係数)+(cleanupパス74bの‘1’の数×重み付け係数(4)×cleanupパスの重み付け係数)}
+{(significance propagationパス72cの‘1’の数×重み付け係数(2)×significance propagationパスの重み付け係数)+(magnitude refinementパス73cの‘1’の数×重み付け係数(2)×magnitude refinementパスの重み付け係数)+(cleanupパス74cの‘1’の数×重み付け係数(2)×cleanupパスの重み付け係数)}
+{(significance propagationパス72dの‘1’の数×重み付け係数(1)×significance propagationパスの重み付け係数)+(magnitude refinementパス73dの‘1’の数×重み付け係数(1)×magnitude refinementパスの重み付け係数)+(cleanupパス74dの‘1’の数×重み付け係数(1)×cleanupパスの重み付け係数)}
の式を用いて算出する。この計算を全てのコードブロックに渡って行う。
図10に戻る。次に画像圧縮部17は、設定圧縮率で圧縮された各タイルの符号量を積算して合計符号量を算出する(ステップS16)。例えば設定圧縮率が20%である場合、図12に示すタイルA〜Eの圧縮率20%のときの符号量を積算した「12432」を合計符号量とする。続いて、画像圧縮部17は画像データを設定圧縮率で圧縮したときに得られる圧縮データの理論上の符号量を算出し、バンドの数で割った符号量を目標符号量として設定する(ステップS17)。
更に画像圧縮部17は、目標符号量から合計符号量を引いた値である符号量差を算出する(ステップS18)。例えば、求められた合計符号量は「12432」であり、目標符号量が15000である場合、符号量差は「2568」となる。この「2568」は、圧縮データとして使用してもよい符号量であるにも関わらず、有効に使われなかった符号量である。従って、以下の処理において、有効に使われなかった符号量を影響度の高いタイルから順次配分する。
まず、画像圧縮部17は設定圧縮率を仮の圧縮率に設定する。現段階では圧縮率20%を仮の圧縮率として設定する。そして変数mに1を代入する(ステップS19)。この変数mは符号量差の配分処理の繰り返し回数を示すものである。
符号量差が1以上である場合(ステップS20;NO)、画像圧縮部17はバンド内における仮の圧縮率で圧縮されたタイルの中から最も影響度の高いタイルを検出する。図12においては、仮の圧縮率(20%)で圧縮されたタイルの中で最も影響度の高いタイルはタイルDである。そして画像圧縮部17は検出されたタイル(例えばタイルD)のフラグを‘1’とする(ステップS21)。このフラグはタイル毎に設定されており、画像処理部17が有するワークメモリ(不図示)に記憶されている。
そして、画像圧縮部17は検出されたタイルについて、
a=仮の圧縮率で圧縮されたときの符号量
b=仮の圧縮率より1つ低い圧縮率で圧縮されたとき符号量
とし、変数a、bに該当する符号量を代入する(ステップS22)。例えば、ステップ21でタイルDが検出された場合、a=1293、b=2723となる。
続いて、画像圧縮部17は、仮の圧縮率より1つ低い圧縮率で圧縮されたとき符号量から仮の圧縮率で圧縮されたときの符号量を差し引いたb−aの値が符号量差以下であるか否かを判別する(ステップS23)。つまり、a=1293、b=2723の場合、b−a=1430であり、この値はステップS18で求めた符号量差「2568」より小さい。従って、画像圧縮部17は、タイルDにおいて仮の圧縮率より1つ低い圧縮率を仮の圧縮率に設定する。つまり、圧縮率21%を仮の圧縮率として設定する。そして、符号量差からb−aの値を引いた値を符号量差として更新する(ステップS24)。従って、符号量差=2568−(2723−1293)=1138となる。
そして、画像圧縮部17はフラグをリセットし、変数mに1加算する(ステップS25)。変数mが64でない場合(ステップS28;NO)、画像圧縮部17はステップS20へ処理を移行する。以上説明したようにステップS20及びS21の処理を行うと、図12において仮の圧縮率で圧縮されたタイルの中で最も影響度の高いタイルとして検出されるタイルはタイルAとなる。そしてa=645、b=1024であり(ステップS22)、b−a=379となるため、符合量差=1138より小さい(ステップS23;YES)。従って、画像圧縮部17はタイルAの仮の圧縮率を21%とし、符号量差を1138−379=759に更新する(ステップS24)。
そして、画像圧縮部17はフラグをリセットし、変数mに1加算する(ステップS25)。変数mは64でないため(ステップS28;NO)、画像処理部17は再びステップS20へ処理を移行する。ここでステップS21において仮の圧縮率で圧縮されたタイルの中で最も影響度の高いタイルとして検出されるタイルはタイルAとなる。そしてa=1024、b=2612であり(ステップS22)、b−a=1588である。このb−aの値は符号量差759より大きい(ステップS23;NO)。つまり、ここでタイルAの仮の圧縮率を1つ下げると、合計符号量が目標符号量を超えてしまうことになる。従って、タイルA以外のタイルの中から(つまり、フラグの立っていないタイルの中から)影響度の最も高いタイルを検出する。
即ち、フラグの立っていないタイルがある場合(ステップS26;YES)、画像圧縮部17はフラグの立っていないタイルから影響度が最も高いタイルを検出し、そのタイルのフラグを立てる(ステップS27)。図12の場合、仮の圧縮率で圧縮されたタイルAを除くタイルの中で最も影響度の高いタイルはタイルEである。そして画像圧縮部17はステップS22へ処理を移行する。タイルEの場合、a=567、b=1045であり、b−a=478であるため、符号量差756より小さい(ステップS23;YES)。従って、画像圧縮部17はタイルEの仮の圧縮率を21%とし、符号量差を756−478=278に更新する。
ステップS26において、フラグの立っていないタイルがない場合は(ステップS26;NO)、仮の圧縮率で圧縮された全てのタイルにおいて圧縮率を1つ下げると目標符号量を超えてしまうことを意味する。従って、画像圧縮部17は各タイルへの符号量差の配分を終了し、ステップS29へ処理を移行する。
以上の処理を、符号量が0以下になるまで、又は64回(変数mが64になるまで)繰り返し行う。尚、この繰り返し回数の条件は上記の限らず、適宜変更可能である。そして符号量が0以下となった(ステップS20;YES)、変数mが64となった場合(ステップS28;YES)、画像圧縮部17は各タイルの現段階における仮の圧縮率を正式な圧縮率として設定する(ステップS29)。
n番目のバンドが最後のバンドでない場合(ステップS30;NO)、画像圧縮部17は変数nに1を加算し(ステップS31)、ステップS13へ処理を移行する。ここで、既に符号量差の配分処理が終了したバンドについて、正式な圧縮率以外の圧縮率で圧縮された各タイルの符号化データや圧縮率調整データをRAM18から削除することによって、RAM18における作業領域を広げることができる。また、この段階において、符号量差が0(又は予め定められた数)より大きい場合、この符号量差をステップS17において次に算出される目標符号量に加算する。このように、あるバンドの配分処理で余った符号量を他のバンドで使うことにより、余った符号量を有効に使って画質向上を図ることができる。
n番目のバンドが最後のバンドである場合(ステップS30;YES)、画像圧縮部17は符号ストリームを形成して(ステップS32)処理を終了する。
以上、説明したように、各タイルを設定圧縮率を含む複数の圧縮率で圧縮し、設定圧縮率で圧縮したタイルの符号量を積算した合計符号量から画像データを設定圧縮率で圧縮したときに得られる圧縮データの理論上の符号量である目標符号量を引いた符号量差を、条件に合致した影響度の高いタイルに割り当てることにより、合計符号量を目標符号量に抑えつつ、画質を向上させることができる。更に、このような符号量差の配分処理をバンド単位で行うことによって、処理作業に必要なメモリ容量の増加を抑えることができる。
尚、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態では、分割されたタイルをバンドに区分し、バンド毎に符号量差の配分処理を行った。これは各タイルにおいて複数の圧縮率で圧縮された符号化データを生成する必要があり、これらの符号化データを格納するRAM18の使用領域を最小限に抑えるためである。しかし、RAM18に十分なメモリ容量がある場合には、バンド毎に符号量差の配分処理を行う必要はない。つまり、画像圧縮部17は設定圧縮率で圧縮された全てのタイルから影響度の最も高いタイルを検出し、条件に合致したら1つ低い圧縮率に仮の圧縮率を更新する。この処理を符号量差が予め定められた数以下になるまで、又は予め定められた回数だけタイル全体に渡って行う。
画像圧縮装置の電気的構成を示すブロック図。 JPEG2000方式による画像圧縮の流れを示す図。 タイル分割について説明するための図。 離散ウェーブレット変換について示した模式図。 エントロピー符号化の流れを示す図。 プレシンクト分割を模式的に示した図。 コードブロック分割を模式的に示した図。 ビットプレーン分割を模式的に示した図。 コーディングパスへの分割を模式的に示した図。 画像圧縮処理の流れを示したフローチャート。 図10の続きのフローチャート。 圧縮率調整用データの一例を示した図。
符号の説明
1 画像圧縮装置
11 制御部
12 記憶部
121 画像圧縮プログラム
13 入力操作部
14 表示部
15 I/F部
16 ネットワークI/F部
17 画像圧縮部
18 RAM

Claims (5)

  1. 画像を複数のタイルに分割する分割手段と、
    ユーザによって設定された圧縮率を含む予め定められた範囲の複数の圧縮率で前記各タイルの圧縮を行う圧縮手段と、
    前記複数の圧縮率で圧縮された各タイルの符号量を算出する符号量算出手段と、
    前記複数の圧縮率で圧縮された各タイルの画質への影響度を算出する影響度算出手段と、
    前記設定された圧縮率で圧縮された各タイルの符号量の合計を算出する合計符号量算出手段と、
    前記設定された圧縮率で前記画像を圧縮したときに得られる圧縮データの符号量である目標符号量を算出する目標符号量算出手段と、
    前記目標符号量から前記合計符号量を引いた符号量差を算出する符号量差算出手段と、
    前記符号量差が予め定められた数より大きい場合、前記設定された圧縮率で圧縮されたタイルのうち前記影響度が最も高いタイルから前記設定された圧縮率より一段低い圧縮率を前記設定された圧縮率として更新する圧縮率調整手段と、
    を備えた画像圧縮装置。
  2. 前記圧縮率調整手段は、前記設定された圧縮率で圧縮されたタイルから前記影響度が最も高いタイルを検出し、検出したタイルを前記設定された圧縮率で圧縮したときの符号量と前記設定された圧縮率より一段低い圧縮率で圧縮したときの符号量との差を求め、当該差が前記符号量差以下であるとき、前記設定された圧縮率より一段低い圧縮率を前記設定された圧縮率として更新して前記符号量差から当該差を差し引くものであり、
    前記圧縮率調整手段が前記設定された圧縮率を更新して前記符号量差から前記差を差し引く処理を、前記符号量差が前記予め定められた数以下になるまで、又は予め定められた回数繰り返し行わせる制御を行う繰り返し制御手段と、
    を備えた請求項1に記載の画像圧縮装置。
  3. 主走査方向に配列する前記タイルを一つのバンドとして区分する区分手段を更に備え、
    前記合計符号量算出手段、前記目標符号量算出手段、前記符号量差算出手段及び前記圧縮率調整手段は、バンド毎に各処理を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像圧縮装置。
  4. 前記繰り返し制御手段による制御によって前記圧縮率調整手段が前記処理を前記予め定められた回数まで繰り返し行った後の前記符号量差が予め定められた数より大きい場合、前記圧縮率調整手段は異なるバンドのタイルに対して圧縮率調整を行う際に前記符号量差を前記目標符号量に加算することを特徴とする請求項3に記載の画像圧縮装置。
  5. コンピュータを、
    画像を複数のタイルに分割する分割手段、
    設定された圧縮率を含む予め定められた範囲の複数の圧縮率で前記各タイルの圧縮を行う圧縮手段、
    前記複数の圧縮率で圧縮された各タイルの符号量を算出する符号量算出手段、
    前記複数の圧縮率で圧縮された各タイルの画質への影響度を算出する影響度算出手段、
    前記設定された圧縮率で圧縮された各タイルの符号量の合計を算出する合計符号量算出手段、
    前記設定された圧縮率で前記画像を圧縮したときに得られる圧縮データの符号量である目標符号量を算出する目標符号量算出手段、
    前記目標符号量から前記合計符号量を引いた符号量差を算出する符号量差算出手段、
    前記符号量差が予め定められた数より大きい場合、前記設定された圧縮率で圧縮されたタイルのうち前記影響度が最も高いタイルから前記設定された圧縮率より一段低い圧縮率を前記設定された圧縮率として更新する圧縮率調整手段、
    として機能させるためのプログラム。
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