JP2009278148A - 固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低照度被写体のコントラストを大きく保つことができるとともに、連続的にフレームサイズやフレーム位置を変更しても、鮮明な画像が得られるようにする。
【解決手段】入射光に応じた電流を対数変換した電圧を出力する画素が行列状に配置された撮像部10と、撮像部10の画素の出力電圧を初期値にリセットするリセット回路21とを備えた固体撮像装置101において、撮像部10の全画素の電圧を出力する場合は、リセットを行なった後に各画素の電圧を出力する第1モードを実行し、撮像部10の一部の画素の電圧を出力する場合は、リセットを行なわずに各画素の電圧を出力する第2モードを実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、動作モードを連続的に切り換える固体撮像装置に関する。
固体撮像装置における画素(ピクセル)には、対数変換型と線形変換型の2種類が存在する。
線形変換型画素は、フォトダイオードを流れるフォト電流を、フォトダイオードに並列に接続したキャパシタに蓄積し、その結果発生する電位を読み出すという原理で動作する。この場合、電位は時間に対し線形的に変化する。すなわち、読み出す電位は常に非定常状態にあり、少なくとも1フレーム内での電位の初期値と読み出し時間(フォトチャージ蓄積時間)とを画素間で同じにしないと、画素間の基準電位レベルが一致しなくなり、正常な画像の再生ができない。このため、初期値として一定の電圧(リセット電圧)を与えるリセット動作が必須となる。
一方、対数変換型画素は、フォトダイオードを流れるフォト電流と、フォトダイオードと直列に接続したMOSトランジスタに流れるサブスレショールド電流とが平衡する時の電位を読み出すという原理で動作する。したがって、初期値やフォトチャージ蓄積時間の概念はない。すなわち、読み出し電位は時間的に変化しない。このため、線形変換型画素のようなリセット動作は必須ではない。
ただ、現実的には対数変換型画素にも浮遊容量としてのキャパシタが存在する。そのため被写体が移動したような場合、一定期間は線形変換型ピクセルと同じように読み出し電位は時間的に変化する非定常状態にあり、その後定常状態に入る。定常状態に至るまでの時間は、フォトダイオードの入射光の照度によって変化し、照度が大きいほど定常状態に至るまでの時間は短くなる。
このように、線形変換型画素の場合は、初期状態を与えないと画素から正しい電位を読み出せないので、リセットをかける使い方しかできない。一方、対数変換型画素の場合は、照度がある値より高い被写体ではリセットをかけなくても画素から正しい電位を読み出せるので、リセットをかけないで使うことも可能であり、リセットをかけて使うことも可能である。以下では、リセットをかける使い方を「リセットモード」と呼び、リセットをかけない使い方を「コンティニュアスモード」と呼ぶ。
特許文献1に記載の固体撮像装置では、画素のMOSトランジスタのゲート電圧を閾値電圧以下に設定することにより、サブスレショールド電流と呼ばれる微少電流が流れるようにする。そして、このときのドレイン電流がゲート・ソース間電圧の指数関数であることを利用し、画素の光電流を対数変換することによって、広いダイナミックレンジを実現している。
さらに、特許文献1には、MOSトランジスタのゲート部分に浮遊容量があることが記載されている。画素を高速動作させるためには、浮遊容量が積分時間に対して十分短い時間で充放電し、光電流の変化に追従させる必要がある。これを実現するために、特許文献1の第6図に示されるように、積分開始前に、MOSトランジスタのゲート電位を高くしておくことにより、積分開始とともにMOSトランジスタは放電状態となり、光電流に対応したゲート電圧を短時間で得ることができる。
また、特許文献2に記載の光センサ回路では、光信号を検出した後、nチャネルMOSトランジスタのゲート電圧を所定時間だけ高い値に設定し、あるいはpチャネルMOSトランジスタのゲート電圧を所定時間だけ低い値に設定して、ドレイン・ソース間のインピーダンスを低下させ、検出端子に接続されたコンデンサの充電または放電を制御することにより、残像現象の発生を防止し、高感度で広いダイナミックレンジを得るようにしている。
しかしながら、線形変換型画素を用いたときは、撮像可能な輝度範囲が狭いため、被写体が直射日光などの要因で明るくなり、明るい部分が撮像素子で扱えるレベルを超えると、このレベルを超えた明部の情報を取り込むことができず、俗に「白トビ」と呼ばれる現象が発生する。一方、対数変換型画素を用いたときは、出力特性が対数関数となるため、明るい被写体に対しては明部と暗部の情報を共に取り込むことができるが、暗い被写体に対しては、明部の階調性が乏しくなるという問題がある。
そこで、特許文献3に記載の固体撮像装置では、入射光に対し電気信号を対数変換するか線形変換するかを、被写体の明るさに応じて切り換えるようにしている。そして、明るい被写体を撮像するときは、広い輝度範囲を撮像できるように対数変換動作を行い、暗い被写体を撮像するときは、良好な階調性で撮像できるように線形変換動作を行うことで、被写体の明暗にかかわらず常に良好な撮像を行うことを可能としている。
特許文献4に記載の固体撮像装置は、撮像対象の明るさの変化に応じて、リセットモードとコンティニュアスモードとを切り換える。コンティニュアスモード時には、選択される画素から連続的に画像情報の読み出しを行うことができ、読み出し間隔が短くなる。つまり実効的に高い読み出し速度が得られ、画像情報を高速に読み出すことができる。また、リセットモード時には、制御信号により画素をリセットすることにより、画素に発生する残像が次に読出される画像情報に影響するのを防ぐことができる。
特許文献5に記載の固体撮像装置は、撮像領域を分割し、撮像領域内に含まれる撮像対象の内容に応じた露光時間で撮像対象を撮像する。これにより、撮像対象に輝度差や動きがあったとしても、鮮明な画像を得ることができる。
特開平3−192764号公報 特開平10−90058号公報 特開2001−8110号公報 特開2007―215030号公報 特開2007−184814号公報
前述のように、固体撮像装置に線形変換型画素を用いる場合は、リセットをかけることが必須であり、同一フレーム内でのフォトチャージ蓄積時間はすべての画素で同じという条件を満たす必要がある。この場合、連続的にフレームサイズやフレーム位置を変更して正常な画像を得ることはできないという問題点がある。その理由を以下に説明する。
画素の電位を読み出すためには、フォトチャージの蓄積がすでにされていなければならない。すなわち、読み出し時点よりフォトチャージ蓄積時間だけさかのぼった時点で、画素のリセットがなされて電圧の初期値が設定されている必要がある。アレイ状に配置された画素は、予め決められたアドレスシーケンスに従って順次読み出されるため、リセットもそれに先がけて、画素毎に(実際は行毎に)順次行われてゆく。
ここで、現在のフレームにおいて、今まさに読み出されようとしている画素に注目する。この画素は、次のフレームで読み出されるためにリセットされる必要があるが、読み出しが完了する前に次のフレームのための準備としてのリセットをかけることはできない。例えば、図8に示すようなフレームの切り換えを考える。注目している画素が、現在のフレームでは最後尾になり、次のフレームでは先頭になるようなフレーム位置を設定した場合、この画素についてフォトチャージ蓄積時間を十分長くとって次のフレームで読み出すことはできない(ただし、フレーム切り換え時間を0とする)。つまり、リセットする時間がない。もちろん、このような極端な場合でなくとも、同じような状況は、ほとんどの場合に発生する。
一方、対数変換型画素を用いた固体撮像装置では、コンティニュアスモードで動作させることで、連続的にフレームサイズやフレーム位置を変更しても正常な画像を得ることができる。その理由は、先に述べたとおり、フォトチャージ蓄積時間が必要ないからである。ただし、コンティニュアスモードの場合、低照度の被写体に対する感度が低く、被写体が移動しているような場合は、被写体のコントラストを十分大きくできないという欠点がある。
そこで、本発明は、低照度被写体のコントラストを大きく保つことができるとともに、連続的にフレームサイズやフレーム位置を変更しても、鮮明な画像を得ることのできる固体撮像装置を提供することを目的としている。
本発明に係る固体撮像装置は、撮像部と、リセット回路とを備えている。撮像部においては、複数の画素が行列状に配置され、各画素は、入射光を電流に変換する受光素子と、閾値電圧以下のゲート電圧の印加によりサブスレショールド領域で動作して、受光素子の電流を対数変換した電圧を出力するMOSトランジスタとを有する。リセット回路は、MOSトランジスタに閾値電圧を超えるゲート電圧を印加することにより、画素の出力電圧を初期値にリセットする。本発明では、このような固体撮像装置において、撮像部の全画素の電圧を出力する場合は、リセットを行なった後に各画素の電圧を出力する第1モードを実行する。また、撮像部の一部の画素の電圧を出力する場合は、リセットを行なわずに各画素の電圧を出力する第2モードを実行する。
このようにすることで、各画素の電圧を出力する場合に、2つのモードを連続的に切り換えて動作させることができる。このため、フレームの全領域を読み出す場合は、リセットをかける第1のモードで動作させることで、低照度被写体に対する感度を高くして、コントラストを大きく保つことができる。一方、フレームの一部の領域を読み出す場合は、リセットをかけない第2のモードで動作させることで、連続的にフレームサイズやフレーム位置を変更しても、任意の位置にある画素の電圧を高速に読み出すことができるので、鮮明な画像を得ることができる。
本発明では、上述した固体撮像装置において、第1モードから第2モードへ切り換わる場合に、第2モードの直前の第1モードではリセットを行わないようにすることで、第1モードから速やかに第2モードへ移行することが可能になる。また、第2モードから第1モードへ切り換わる場合に、第1モードの直前の第2モードではリセットを行うことで、第2モードから速やかに第1モードへ移行することが可能になる。
また、本発明では、上述した固体撮像装置において、フレームの読み出しに要する処理の度合いに応じて、第1モードと第2モードとを切り換えるようにしてもよい。
このようにすることで、フレームの読み出しに要する演算量や処理時間等に応じて、第1モードと第2モードが切り換わるため、より高速に鮮明な画像を得ることができる。
本発明によれば、低照度被写体のコントラストを大きく保つことができるとともに、連続的にフレームサイズやフレーム位置を変更しても、任意の位置の画素の電圧を高速に出力して、鮮明な画像を得ることができる。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る固体撮像装置のブロック図である。固体撮像装置101は、撮像部10と、1列のダミー画素アレイ20とを備える。撮像部10のリセット信号線R1、R2、…にリセット回路21が接続されている。撮像部10の読み出し信号線Y1、Y2、…、および、ダミー画素アレイ20の読み出し信号線DYに、デコーダ22が接続されている。また、撮像部10とダミー画素アレイ20には、出力信号線O1、O2が接続されている。詳細は、図2〜図4を用いて説明を行う。
制御部50は、RSTLINアドレス発生回路23、読み出しアドレス発生回路24、RSTCDSアドレス発生回路25、RSTCNTアドレス発生回路26、モード対応信号発生回路27、および選択器28、29からなる。RSTLINアドレス発生回路23とRSTCDSアドレス発生回路25の出力は、それぞれ選択器28に入力され、選択器28の出力は、リセット回路21に入力される。また、読み出しアドレス発生回路24とRSTCNTアドレス発生回路26の出力は、それぞれ選択器29に入力され、選択器29の出力は、デコーダ22に入力される。選択器28、29の制御は、モード対応信号発生回路27が行う。制御部50の動作の詳細については、タイミングチャートを用いて後述する。
図2は、本発明に係る固体撮像装置の撮像部およびダミー画素アレイの回路図である。撮像部10においては、入射光を電流に変換するフォトダイオード(後述)、および、その電流を電圧に変換するMOSトランジスタ(後述)を有する複数の画素2〜5が行列状に配置される。また、コンティニュアスモード時にリファレンス電圧を出力するための1行のダミー画素6、7からなるダミー画素アレイ20が、撮像部10に隣接して配置されている。なお、ここでは説明を簡略にするため、撮像部10は2×2の行列としている。
撮像部10を構成する各画素2〜5には、行方向の電源供給線D1、D2、読み出し信号線Y1、Y2、リセット信号線R1、R2と、列方向の出力信号線O1、O2とが接続されている。ダミー画素アレイ20を構成するダミー画素6、7には、行方向の電源供給線DD、読み出し信号線DYと、列方向の出力信号線O1、O2とが接続されている。
図3は、1画素(単位画素)の回路図である。ここでは、画素2の構成を述べるが、他の画素3〜5の構成も同様である。画素2は、MOSトランジスタ(以下、単にトランジスタという)Tr1、Tr2、Tr3と、フォトダイオードPDとを備えている。トランジスタTr1のドレインは図1の電源供給線D1に接続され、ゲートはリセット信号線R1に接続される。トランジスタTr1のソースは、フォトダイオードPDのカソードに接続されている。フォトダイオードPDのアノードは、グランドに接続されている。トランジスタTr2のゲートはフォトダイオードPDのカソードに接続されており、ソースはトランジスタTr3のドレインに接続されている。トランジスタTr2のドレインには、電源VDDが供給される。トランジスタTr3のソースは出力信号線O1に接続され、ゲートは読み出し信号線Y1に接続される。
画素2は対数変換型画素であり、線形変換型画素に比べてダイナミックレンジが広い。受光素子であるフォトダイオードPDには、入射光の光量に応じたフォト電流が流れる。このとき、電圧変換素子であるトランジスタTr1のゲート電圧を閾値電圧以下としておくと、トランジスタTr1は、ドレイン・ソース間が高インピーダンスとなるサブスレショールド領域で動作し、トランジスタTr1にはフォト電流と同量のサブスレショールド電流が流れる。これにより、フォトダイオードPDのカソードの電位Vpは、フォト電流に応じた電位に安定する。このカソード電位Vpは、フォト電流を対数変換した電位となる。カソード電位Vpは、トランジスタTr2により増幅される。そして、読み出し信号線Y1に与えた読み出し信号によりトランジスタTr3をオンさせると、入射光量に応じた電圧が出力信号線O1に出力される。
一方、トランジスタTr1のゲートに閾値電圧を超える電圧、すなわちリセット信号を与えると、トランジスタTr1は、ドレイン・ソース間が低インピーダンスとなる飽和領域で動作する。このため、フォトダイオードPDの入射光量に関係なく、フォトダイオードPDのカソードの電位VpはほぼD1と等しくなり、この値に固定される。したがって、このとき出力信号線O1に出力される電圧は一定値となり、この電圧が1フレームにおける画素の初期電圧、すなわちリセット電圧となる。
図4は、ダミー画素の回路図である。ここでは、ダミー画素6の構成を述べるが、ダミー画素7の構成も同様である。トランジスタTr4のドレインには電源VDDが供給される。トランジスタTr4のゲートは電源供給線DDに接続される。トランジスタTr4のソースは、トランジスタTr5のドレインに接続されている。トランジスタTr5のゲートは読み出し信号線DYに接続され、ソースは出力信号線O1に接続される。
トランジスタTr4のゲートに電源供給線DDよりハイレベル信号が印加されている状態で、トランジスタTr5のゲートに読み出し信号線DYより読み出し信号が与えられると、トランジスタTr4およびTr5を介して出力信号線O1に、VDDとほぼ等しい電圧が出力される。この電圧は、出力信号線O1に接続されている相関二重サンプリング回路(図示省略)に、リファレンス電圧として与えられる。
図1の固体撮像装置101の動作を説明するにあたり、本明細書では便宜上、各動作状態の表現を次のように定義する。
(a)次のフレームもコンティニュアスモードで読み出すときのコンティニュアスモードフレームを「CCF」(Continuous-Continuous Frame)とする。
(b)次のフレームをリセットモードで読み出すときのコンティニュアスモードフレームは「CRF」(Continuous-Reset Frame)とする。
(c)次のフレームもリセットモードで読み出すときのリセットモードフレームは「RRF」(Reset-Reset Frame)とする。
(d)次のフレームをコンティニュアスモードで読み出すときのリセットモードフレームは「RCF」(Reset-Continuous Frame)とする。
モード対応信号発生回路27は、プログラムにより決められたシーケンスに基づいて、上記4つの動作状態を決定し、現在の動作状態に応じた制御信号を選択器28、29に出力する。
読み出しアドレス発生回路24は、出力電圧を読み出す画素に対するアドレス信号を出力する。RSTLINアドレス発生回路23は、次のフレームをリセットモードで読み出す場合、これに先がけて行うリセットのためのアドレス信号を出力する。RSTCDSアドレス発生回路25は、リセットモードの場合、相関二重サンプリングに必要なリセットのためのアドレス信号を出力する。RSTCNTアドレス発生回路26は、コンティニュアスモードの場合、相関二重サンプリングに必要なリファレンス電圧をダミー画素から読み出すためのアドレス信号を出力する。
相関二重サンプリングを行うにあたり、リセットモードで動作している場合は、1フレームの間に同一画素からの出力信号の読み出しは2回行われる。1回目はフォトチャージ蓄積に基づく電圧の読み出しであり、2回目は画素をリセットしたときのリファレンス電圧の読み出しである。一方、コンティニュアスモードで動作している場合は、1フレームの間に同一画素からの出力信号の読み出しは1回のみ行われ、その後に、対象としている画素と同じ列に配置されているダミー画素からのリファレンス電圧の読み出しが行われる。なお、相関二重サンプリングは、本発明にとって本質的なものではない。
図5は、上述した(a)〜(d)の各動作状態における主要信号のタイミングチャートである。ここでは、リセット信号線Ri(i=1,2,…)、読み出し信号線Yi(i=1,2,…)、および読み出し信号線DYに出力される信号を示してある。以下、図1および図5を参照しながら、固体撮像装置101の動作を説明する。
(1)CCFの動作
現在のフレームがコンティニュアスモードで、次のフレームもコンティニュアスモードの場合、すなわちCCFの場合は、モード対応信号発生回路27は、第1の制御信号を選択器28に出力する。これにより、RSTLINアドレス発生回路23からのRSTLINアドレス信号、および、RSTCDSアドレス発生回路25からのRSTCDSアドレス信号は、リセット回路21に出力されなくなる。また、モード対応信号発生回路27は、第2の制御信号を選択器29に出力する。これにより、読み出しアドレス発生回路24からの読み出しアドレス信号と、RSTCNTアドレス発生回路26からのRSTCNTアドレス信号とが、デコーダ22へ出力される。デコーダ22は、これらのアドレス信号に基づき、読み出しアドレスに対応する画素への読み出し信号線Yi、および、その画素と同じ列のダミー画素への読み出し信号線DYに、読み出し信号(パルス)を出力する。
図5(a)は、CCFのタイミングチャートを表している。CCFでは、上記のように、RSTLINアドレス発生回路23およびRSTCDSアドレス発生回路25からアドレス信号が出力されないので、リセット回路21は動作しない。したがって、リセット信号線Riは常にローレベル(例えば3V)である。このとき、図3のトランジスタTr1は、ゲート電圧が閾値電圧を超えず、サブスレショールド領域で動作する。一方、読み出しアドレス発生回路24からアドレス信号が出力されるため、読み出し信号線Yiは、デコーダ22から出力されるパルスにより、画素電圧の読み出しのタイミングでローレベル(例えば0V)からハイレベル(例えば3V)となる。また、RSTCNTアドレス発生回路26からアドレス信号が出力されるため、ダミー画素の読み出し信号線DYは、デコーダ22から出力されるパルスにより、上述した画素の読み出しタイミングの直後の、相関二重サンプリングのためのダミー画素の読み出しタイミングでローレベル(例えば0V)からハイレベル(例えば3V)となる。以上は、通常のコンティニュアスモードの動作である。
(2)CRFの動作
現在のフレームがコンティニュアスモードで、次のフレームがリセットモードの場合、すなわちCRFの場合は、モード対応信号発生回路27は、第2の制御信号を選択器29に出力する。これにより、読み出しアドレス発生回路24からの読み出しアドレス信号と、RSTCNTアドレス発生回路26からのRSTCNTアドレス信号とが、デコーダ22へ出力される。デコーダ22は、これらのアドレス信号に基づき、読み出しアドレスに対応する画素への読み出し信号線Yi、および、その画素と同じ列のダミー画素への読み出し信号線DYに、読み出し信号を出力する。
また、モード対応信号発生回路27は、第3の制御信号を選択器28に出力する。これにより、RSTLINアドレス発生回路23からのRSTLINアドレス信号が、リセット回路21に与えられる。リセット回路21は、RSTLINアドレス信号に基づき、リセットモードに入る直前の、最後のコンティニュアスモードのフレーム(CRF)におけるフォトチャージ蓄積のためのリセット信号を、リセット信号線Riに出力する。ここで、RSTLINアドレスも発生させるのは、次のフレームの読み出しがリセットモードでの読み出しなので、次のフレームの読み出しに先がけて画素をリセットして、画素のフォトチャージ蓄積時間を設定するためである。一方、第3の制御信号が選択器28に与えられた場合は、RSTCDSアドレス発生回路25からのRSTCDSアドレス信号は、リセット回路21に出力されない。
図5(b)は、CRFのタイミングチャートを表している。CRFでは、上記のように、読み出しアドレス発生回路24からアドレス信号が出力されるため、読み出し信号線Yiは、デコーダ22から出力されるパルスにより、画素の読み出しのタイミングでハイレベルとなる。また、RSTCNTアドレス発生回路26からアドレス信号が出力されるため、ダミー画素の読み出し信号線DYは、デコーダ22から出力されるパルスにより、上述した画素の読み出しタイミングの直後の、相関二重サンプリングのためのダミー画素の読み出しタイミングでハイレベルとなる。読み出し信号線DYがハイレベルになるのは、リセットモードに入る直前の最後のコンティニュアスモードまでであり、その後のリセットモードにおいては、読み出し信号線DYは常にローレベルとなる。一方、RSTLINアドレス発生回路23からRSTLINアドレス信号が出力されるため、リセット回路21は、リセットモードに入る直前の、最後のコンティニュアスモードのフレーム(CRF)におけるフォトチャージ蓄積のためのリセット信号a(パルス)を、リセット信号線Riに出力する。これによって、リセット信号線Riはハイレベル(例えば5V)となり、図3のトランジスタTr1は、ゲート電圧が閾値電圧を超えて飽和領域で動作するため、リセットがかかる。
コンティニュアスモードであれば、本来は図5(a)のようにリセットが不要であるが、本実施形態では、リセットモードへ移る直前のモードがコンティニュアスモードである場合は、そのコンティニュアスモードに限り、リセット信号aを出力して、リセットを行うようにしている(図5(b)の破線で囲んだ部分)。これによって、コンティニュアスモードから速やかにリセットモードへ移行することが可能になる。
リセット信号線Riにおけるリセット信号aの立下りから、読み出し信号線Yiにおける最初の読み出し信号bの立下りまでの時間が、フォトチャージ蓄積時間となる。読み出し信号線Yiにおける2回目の読み出し信号cは、相関二重サンプリングのための読み出し信号である。以下の図5(c)、図5(d)においても同様である。
(3)RRFの動作
現在のフレームがリセットモードで、次のフレームもリセットモードの場合、すなわちRRFの場合は、モード対応信号発生回路27は、第4の制御信号を選択器28に出力する。これにより、RSTLINアドレス発生回路23からのRSTLINアドレス信号、および、RSTCDSアドレス発生回路25からのRSTCDSアドレス信号が、リセット回路21に出力される。リセット回路21は、RSTLINアドレス信号に基づき、フォトチャージ蓄積のためのリセット信号を、リセット信号線Riに出力する。また、これより遅れて、リセット回路21は、RSTCDSアドレス信号に基づき、相関二重サンプリングのためのリセット信号を、リセット信号線Riに出力する。
一方、モード対応信号発生回路27は、第5の制御信号を選択器29に出力する。これにより、読み出しアドレス発生回路24からの読み出しアドレス信号がデコーダ22へ出力される。デコーダ22は、このアドレス信号に基づき、読み出しアドレスに対応する画素への読み出し信号線Yiに、読み出し信号を出力する。一方、第5の制御信号が選択器29に与えられた場合は、RSTCNTアドレス発生回路26からのRSTCNTアドレス信号は、デコーダ22に出力されない。
図5(c)は、RRFのタイミングチャートを表している。RRFでは、上記のように、RSTLINアドレス発生回路23およびRSTCDSアドレス発生回路25からアドレス信号が出力されるので、リセット回路21が動作する。このため、リセット信号線Riには、RSTLINアドレス信号に基づくフォトチャージ蓄積のためのリセット信号dが出力され、その後に、RSTCDSアドレス信号に基づく相関二重サンプリングのためのリセット信号eが出力される。読み出し信号線Yiは、デコーダ22から出力されるパルスにより、画素電圧の読み出しタイミング、およびリファレンス電圧の読み出しタイミングで、それぞれハイレベルとなる。一方、RSTCNTアドレス発生回路26からRSTCNTアドレス信号は出力されないので、ダミー画素の読み出し信号線DYは、常にローレベルとなる。以上は、通常のリセットモードの動作である。
(4)RCFの動作
現在のフレームがリセットモードで、次のフレームがコンティニュアスモードの場合、すなわちRCFの場合は、モード対応信号発生回路27は、第6の制御信号を選択器28に出力する。これにより、RSTCDSアドレス発生回路25からのRSTCDSアドレス信号がリセット回路21に出力される。リセット回路21は、このアドレス信号に基づき、コンティニュアスモード入る直前の、最後のリセットモードのフレーム(RCF)における相関二重サンプリングのためのリセット信号を、リセット信号線Riに出力する。
また、モード対応信号発生回路27から選択器28に第6の制御信号が与えられることにより、RSTLINアドレス発生回路23からのRSTLINアドレス信号は、リセット回路21に出力されない。RSTLINアドレス信号を出力しないのは、次のフレームの読み出しがコンティニュアスモードでの読み出しなので、次のフレームの読み出しに先がけてリセットを行う必要がないからである。
一方、モード対応信号発生回路27は、第5の出力信号を選択器29に出力する。これにより、読み出しアドレス発生回路24からの読み出しアドレス信号がデコーダ22へ出力される。デコーダ22は、このアドレス信号に基づき、読み出しアドレスに対応する画素への読み出し信号線Yiに、読み出し信号を出力する。一方、第5の制御信号が選択器29に与えられた場合は、RSTCNTアドレス発生回路26からのRSTCNTアドレス信号は、デコーダ22に出力されない。
図5(d)は、RCFのタイミングチャートを表している。RCFでは、コンティニュアスモードに入る直前の、最後のリセットモードにおいて、RSTCDSアドレス発生回路25からRSTCDSアドレス信号が出力されるため、リセット信号線Riに、リファレンス電圧読み出しのためのリセット信号eが出力されるが、その後はリセット信号d、リセット信号eとも出力されず、リセット信号線Riはローレベルを継続する。
リセットモードであれば、本来は図5(c)のように、次のフレームへ移る前に必ずフォトチャージ蓄積のためのリセット信号dが出力されるが、本実施形態では、コンティニュアスモードへ移る直前のモードがリセットモードである場合は、そのリセットモードに限り、リセット信号dを出力しない(リセットを行わない)ようにしている(図5(d)の破線で囲んだ部分)。これによって、リセットモードから速やかにコンティニュアスモードへ移行することが可能になる。
一方、最後のリセットモードにおいては、読み出しアドレス発生回路24からアドレス信号が出力されるため、読み出し信号線Yiは、デコーダ22から出力されるパルスにより、画素電圧の読み出しのタイミング、およびリファレンス電圧の読み出しのタイミングでハイレベルとなる。次のコンティニュアスモードにおいては、読み出し信号線Yiは、画素電圧読み出しのタイミングでのみハイレベルとなる。また、ダミー画素の読み出し信号線DYは、最後のリセットモードにおいては常にローレベルであるが、次のコンティニュアスモードにおいては、相関二重サンプリングに必要なダミー画素からのリファレンス電圧の読み出しのタイミングでハイレベルとなる。
以上の説明からわかるように、第1実施形態においては、リセット信号の制御をする場合、モードの切り換え時のみ通常とは逆の制御、すなわち、コンティニュアスモードからリセットモードへ切り換わる際はコンティニュアスモードでリセットをかけ、リセットモードからコンティニュアスモードへ切り換わる際はリセットモードでリセットをかけないという制御が行われる。
図6は、本発明によるモード切換の例を説明する概念図である。この例では、撮像部10のすべての画素の電圧をリセットモードで読み出す第1モードを実行した後、撮像部10の領域をいくつかに分割し、分割された各々の領域に含まれる画素の電圧を順次コンティニュアスモードで読み出す第2モードを何回か連続して実行する。そして、すべての分割領域がコンティニュアスモードで読み出された後に、再び、撮像部10のすべての画素の電圧をリセットモードで読み出す第1モードに戻り、以降これが繰り返される。この場合、第1モードでは、図5(d)で示した動作が行われる。第2モードでは、最後のフレーム以外は図5(a)で示した動作が行われ、最後のフレームでは図5(b)で示した動作が行われる。
すなわち、本発明では、フレームの全領域を読み出す場合には、リセットモードでリセットを行ってから、フォトチャージ蓄積時間経過後の各画素の電圧を出力し、フレームの一部の領域を読み出す場合には、リセットを行わずコンティニュアスモードで、その時点の各画素の電圧をそのまま出力する。
このように、上述した固体撮像装置101は、リセットモードとコンティニュアスモードを連続的に切り換えて、各画素の電圧を読み出す。このため、低照度被写体に対する感度が高く、コントラストを大きくでき、残像も発生しないというリセットモードの長所と、ダイナミックレンジが広く、高速動作が可能であるというコンティニュアスモードの長所とを両立させることができる。また、連続的にフレームサイズやフレーム位置を変更しても、コンティニュアスモードにより任意の位置にある画素の電圧を高速に読み出すことができるので、鮮明な画像を得ることができる。
図7は、本発明の第2実施形態に係る固体撮像装置のブロック図である。固体撮像装置102は、図1と同様の撮像部10を備えているが、ダミー画素アレイ20は備えていない。撮像部10のリセット信号線R1、R2、…にリセット回路31が接続されている。撮像部10の読み出し信号線Y1、Y2…、にデコーダ32が接続されている。また、撮像部10には出力信号線O1、O2が接続されている。撮像部10の構成は、図2および図3で示したものと同じであるので説明を省略する。
制御部60は、リセットアドレス発生回路33、読み出しアドレス発生回路34、モード検出部35、反転器36、モード対応信号発生回路37、選択器38およびゲート回路39からなる。読み出しアドレス発生回路34の出力は、デコーダ32に入力される。モード検出部35からの出力と、その出力を反転器36で反転した反転出力とは、選択器38に入力される。選択器38の出力Aは、リセットアドレス発生回路33の出力とともに、ゲート回路39に入力される。ゲート回路39の出力は、リセット回路31に入力される。
選択器38の制御は、モード対応信号発生回路37が行う。モード対応信号発生回路37は、モード切り換え発生フレームの有無を検出し、モード検出部35からの出力と、その反転出力のいずれをゲート回路39に出力するかを決定する。
モード検出部35は、リセットモードの場合にはハイレベル信号を出力し、コンティニュアスモードの場合にはローレベル信号を出力する。通常のリセットモード時には、モード対応信号発生回路37は、モード検出部35の出力(このときはハイレベル信号)を選択するように選択器38を制御する。これにより、リセットアドレス発生回路33からのリセット用のアドレス信号が、ゲート回路39を介してリセット回路31に出力される。また、通常のコンティニュアスモード時にも、モード対応信号発生回路37は、モード検出部35の出力(このときはローレベル信号)を選択するように選択器38を制御する。このため、リセットアドレス発生回路33からのアドレス信号は、ゲート回路39を介してリセット回路31に出力されない。
モード切換時の動作は、以下のとおりである。最初に、コンティニュアスモードからリセットモードへの切り換えに際して行う制御について説明する。第2実施形態に係る固体撮像装置102では、モード対応信号発生回路37が次のフレームの読み出しモードがリセットモードであると判断した場合、リセットモード直前のコンティニュアスモードでは、画素電圧の読み出しに加えて、画素にリセットをかける動作も行う。この点に関しては、図5(b)の場合と同じである。すなわち、モード対応信号発生回路37は、モード検出部35の反転出力である反転器36の出力(コンティニュアスモードなのでハイレベル)を選択するように選択器38を制御する。そうすると、実際にはコンティニュアスモードであるが、リセットモードと同じように、リセットアドレス発生回路33からのアドレス信号がゲート回路39を通してリセット回路31に出力される。このため、リセットシーケンスに従い、リセット信号線R1、R2、…にリセット信号が順次出力され、画素にリセットがかけられる。リセットシーケンスは従来のリセットモードで使用されているものと同じであるから、リセットアドレス発生回路33として、従来の回路と同じものを使用できる。
次に、リセットモードからコンティニュアスモードへの切り換えに際して行う制御について説明する。第2実施形態に係る固体撮像装置102では、モード対応信号発生回路37が次のフレームの読み出しモードがコンティニュアスモードであると判断した場合、コンティニュアスモード直前のリセットモードでは、次のフレームのためのリセット信号を発生させないように制御する。この点に関しては、図5(d)の場合と同じである。すなわち、モード対応信号発生回路37は、モード検出部35の反転出力である反転器36の出力(リセットモードなのでローレベル)を選択するように選択器38を制御する。そうすると、実際にはリセットモードであるが、コンティニュアスモードと同じように、リセットアドレス発生回路33からのアドレス信号がゲート回路39を通してリセット回路31に出力されなくなる。このため、リセット信号線R1、R2、…にリセット信号が出力されず、画素にリセットはかかからない。
以上の説明からわかるように、第2実施形態においても、リセット信号の制御をする場合は、モードの切り換え時のみ、通常とは逆の制御を行えばよい。
本発明の他の実施形態として、上述した固体撮像装置101、102において、フレームの読み出しに要する処理の度合いに応じて、モードを切り換えることが考えられる。例えば、1フレームにおける各画素の電圧の読み出しに要する演算量または処理時間が一定基準を超える場合に、モード対応信号発生回路27、37が、リセットモードからコンティニュアスモードへ切り換えるように制御を行い、逆に、1フレームにおける各画素の電圧の読み出しに要する演算量または処理時間が一定基準以下である場合に、モード対応信号発生回路27、37が、コンティニュアスモードからリセットモードへ切り換えるように制御を行ってもよい。このようにすることで、より高速に鮮明な画像を得ることができる。
本発明では、以上述べた以外にも種々の実施形態を採用することができる。例えば、図6では、第1モード(リセットモード)を1回実行した後に第2モード(コンティニュアスモード)へ移行しているが、第1モードを複数回実行した後に第2モードへ移行してもよい。また、図6では、第2モードを複数回実行しているが、第2モードは1回実行するだけでもよい。また、図6では、撮像領域を分割して第2モードを実行しているが、撮像領域を分割しないで第2モードを実行してもよく、あるいは、撮像領域を分割した第2モードと、撮像領域を分割しない第2モードとが混在していてもよい。
また、上記第1実施形態では、ダミー画素は1行で構成したが、ダミー画素の行数は複数にしてもよい。これにより、各画素を構成する素子の特性のばらつきによる影響を小さくできる。また、ダミー画素の構成としては、通常の画素と同じ回路を用いて、受光部を遮光しておく構成にしてもよい。
さらに、上記実施形態以外の処理を追加してもよく、固体撮像装置のブロック構成や回路構成も上記実施形態に限定されるものではない。
本発明の第1実施形態に係る固体撮像装置のブロック図である。 固体撮像装置の撮像部およびダミー画素アレイの回路図である。 1画素(単位画素)の回路図である。 ダミー画素の回路図である。 各動作状態における主要信号のタイミングチャートである。 モード切換の例を説明する概念図である。 本発明の第2実施形態に係る固体撮像装置のブロック図である。 フレームの切り換えを説明する図である。
符号の説明
2〜5 画素
6、7 ダミー画素
10 撮像部
20 ダミー画素アレイ
21、31 リセット回路
22、32 デコーダ
23 RSTLINアドレス発生回路
24、34 読み出しアドレス発生回路
25 RSTCDSアドレス発生回路
26 RSTCNTアドレス発生回路
27、37 モード対応信号発生回路
33 リセットアドレス発生回路
35 モード検出部
36 反転器
50、60 制御部
101、102 固体撮像装置
Tr1 MOSトランジスタ
PD フォトダイオード

Claims (3)

  1. 入射光を電流に変換する受光素子、および、閾値電圧以下のゲート電圧の印加によりサブスレショールド領域で動作して、前記受光素子の電流を対数変換した電圧を出力するMOSトランジスタを有する画素を複数備え、これらの画素が行列状に配置された撮像部と、
    前記MOSトランジスタに前記閾値電圧を超えるゲート電圧を印加することにより、前記画素の出力電圧を初期値にリセットするリセット回路と、を備えた固体撮像装置において、
    前記撮像部の全画素の電圧を出力する場合は、前記リセットを行なった後に各画素の電圧を出力する第1モードを実行し、
    前記撮像部の一部の画素の電圧を出力する場合は、前記リセットを行なわずに各画素の電圧を出力する第2モードを実行することを特徴とする固体撮像装置。
  2. 請求項1に記載の固体撮像装置において、
    第1モードから第2モードへ切り換わる場合に、第2モードの直前の第1モードでは、前記リセットを行わず、
    第2モードから第1モードへ切り換わる場合に、第1モードの直前の第2モードでは、前記リセットを行うことを特徴とする固体撮像装置。
  3. 請求項1に記載の固体撮像装置において、
    フレームの読み出しに要する処理の度合いに応じて、前記第1モードと第2モードとを切り換えることを特徴とする固体撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016019090A (ja) * 2014-07-07 2016-02-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 固体撮像装置

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