JP2009277198A - コンピュータシステム、コンピュータシステム用プログラム、およびコンピュータシステム用プログラム開発方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】顧客からのシステム導入時の多様な業務機能に対する要求と、システム導入後のビジネスの変化に柔軟に対応する操作機能の追加・変更・修正や組み換えの要求に柔軟に対応するために、操作機能の追加・変更・修正や組み換えを容易に、安価にできるコンピュータシステム、コンピュータシステム用プログラム、コンピュータシステム用プログラムの開発方法を提供する。
【解決手段】端末20a、20bにおいては、オペレーティングシステム、表計算手段が常駐しており、ユーザーインターフェース画面シート上の操作機能ごとに独立して準備されたイベント駆動型ボタンならびにこのボタンの押し下げによりイベント駆動される前記操作機能を実現するプログラムを搭載したプログラムシートのセット群を着脱自在として準備し、当該セット群の中から必要なセットを選択して表計算手段に着脱しすることにより、要求された操作機能の追加・変更・修正を可能にする。
【選択図】図9
【解決手段】端末20a、20bにおいては、オペレーティングシステム、表計算手段が常駐しており、ユーザーインターフェース画面シート上の操作機能ごとに独立して準備されたイベント駆動型ボタンならびにこのボタンの押し下げによりイベント駆動される前記操作機能を実現するプログラムを搭載したプログラムシートのセット群を着脱自在として準備し、当該セット群の中から必要なセットを選択して表計算手段に着脱しすることにより、要求された操作機能の追加・変更・修正を可能にする。
【選択図】図9
Description
本発明は中小規模中小企業、大手・中堅企業内現場の業務に適するコンピュータシステム、コンピュータシステム用プログラム、及びコンピュータシステム用プログラム開発方法、ならびにコンピュータシステム用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
これまでのコンピュータによる業務システムの導入手法は、顧客の要求する業務機能に合わせて、都度特注ソフトを新規開発するか、または、あらかじめ開発された業務パッケージソフトを、顧客の要求する業務機能とのずれをパラメータ選択、またはカスタマイズ開発することで対応するのが一般的であった。
更にこれらのソフト導入手法ではシステム導入時に業務機能の仕様を固定してしまうため、導入後の業務機能の追加・変更・修正が困難であるという弱点もあった。
しかし中小企業の固有の事情としては、次のような理由から上記のような開発手法で開発された固定的な業務システムが利用しにくい状況があった。
更にこれらのソフト導入手法ではシステム導入時に業務機能の仕様を固定してしまうため、導入後の業務機能の追加・変更・修正が困難であるという弱点もあった。
しかし中小企業の固有の事情としては、次のような理由から上記のような開発手法で開発された固定的な業務システムが利用しにくい状況があった。
1.一般的に中小規模中小企業は業務手順の標準化が進んでおらず、システム導入時の業務機能の要件定義が難しい。このためシステム導入時には時間をかけずに使い始め、使いながら改善してゆくことが望ましい。
2.中小規模中小企業は小回りが利くことが生き残りのポイントになるので、業務システムを固定化せず、システム導入後も経営環境変化に合わせて柔軟に業務機能を追加・変更・修正できることが望ましい。
3.これらの業務機能の追加・変更・修正を、コストをかけずにやりたい。
しかし、中小規模中小企業では投資力が小さいため、上記のようなこれまでの開発手法では、新規導入時の開発コスト、及びシステム導入後のソフトの業務機能追加・変更・修正コストが高額になるため、上記のようなニーズには対応できない。
このような状況は大・中堅企業における非定形業務を主体とする職場や、現場改善活動が活発に実施されている製造現場のように業務プロセスが変化する職場においても同様に生じており、同様に新規開発・追加・変更・修正を、コストをかけずに柔軟にIT化を実行できるソフト開発手段に対するニーズが強い。
このようなニーズを満たすために最も一般的に広く利用されているのは、EXCELに代表される表計算ソフトである。表計算ソフトはユーザー企業のIT専門知識を持たない一般人が利用可能であり、ユーザー自身が非定形業務のIT化を実現するための安価で優れたITツールである。
しかし、表計算ソフトには次のような弱点がある。
1.表計算ソフトは個人利用を目的としたツールであり、表計算ソフトに蓄積されたデータを複数の人か利用することが難しい。このため表計算ソフトで開発されたアプリケーションを組織として利用できる手段が必要になっている。
2.繰返し度の高い業務については、これを自動化するためのプログラミング機能としてマクロ機能が提供されているが、この機能はVBAのような本格的なプログラミング言語を利用しており、ITの専門知識を持たない一般人がこれを習得して使いこなすことが難しい。
3.さらにマクロ機能を利用して開発されたアプリケーションプログラムは、開発後に追加・変更・修正を繰り返すうちに複雑化し、維持メンテナンスが困難になる。プログラム開発者が移動すると第3者にはプログラムが理解できずメンテナンスができなくなるため、このアプリケーションの利用を諦めてしまう事態に陥ることも珍しく無い。
近年、大企業に対しては内部統制管理が法的に必要となっているが内部統制の対象になる基幹業務プロセスにおいて、EXCELのような表計算手段を利用したシステムが多数利用されており、3項に示すような状態になっているため、これを維持メンテナンスを出来るようにするため表計算手段のプログラムの「見える化」の必要性が強く求められるようになっている。
前記の課題のうち、1項については複数の表計算アプリケーションとデータベースソフトを連携する手段により本格的な業務アプリケーションシステムを開発する技術が提案されている。
特開2006−309697号公報
また前記の課題のうち、2項については動作条件設定が可能なイベント駆動型プログラム内臓ボタン(以下イベント駆動型ボタンと呼ぶ)を利用したプログラム手段に関する技術が、マクロの代替技術として提案されている。この手段を利用することにより、一般人が表計算ソフトのアプリケーションプログラムを容易に開発できるようになってきた。
特許第3641539号
しかし前記の課題のうち、3項のプログラムの「見える化」については、表計算ソフトのマクロのみならず、これまで提案されてきたいずれのプログラム開発手段でも解決されていない。その理由は次のとおりである。
初期のアプリケーションプログラム開発方法は、アプリケーションに必要とされる操作機能を一つの実行ファイルとして構成してきた。しかしこのようなプログラム構造では多様な機能をもつアプリケーションの場合にプログラムが膨大かつ複雑となるため、開発生産性も低く、メンテナンスも困難であった。
この問題を解決するためにプログラムの部品化が提案され、再利用可能なプログラム部品を組み合わせることによりアプリケーションを開発する技法が提供されるようになった。しかしこの技法はプログラム部品が相互に密結合されているため、プログラム部品の利用に技術的制約がありIT専門家でなければ扱えなかった。またこの技法で開発されたアプリケーションを相互に連携させることも困難であった。
この問題を解決するためにプログラムの部品化が提案され、再利用可能なプログラム部品を組み合わせることによりアプリケーションを開発する技法が提供されるようになった。しかしこの技法はプログラム部品が相互に密結合されているため、プログラム部品の利用に技術的制約がありIT専門家でなければ扱えなかった。またこの技法で開発されたアプリケーションを相互に連携させることも困難であった。
この問題を解決するためにアプリケーションを粗結合で連携するSOA技法が提案されている。この技法ではアプリケーション間の粗結合手順を標準化することによりまずアプリケーション間の連携が実現し始めている。しかし現時点で実現している粒度は業務アプリケーションのレベルであり、業務アプリケーションそのものの開発やカスタマイズに応用できる手法はまだ未完成である。
そこで、本発明は、表計算プログラムの新規開発・追加・変更・修正を一般人が容易に実施し、メンテナンスができるようにするため、表計算プログラムの粗結合部品化によりプログラムの「見える化」を可能とするプログラム開発方法を提供すると共に、この開発方法により構成されるコンピュータシステム、およびコンピュータシステム用プログラムの提供を目的とする。
本発明は、具体的には、以下のようなものを提供する。
(1)複数の表計算シートを備える表計算ファイル(例えばEXCELブック)において、
前記表計算ファイルは画面表示シートとプログラムシートを備え、当該画面表示シート上に配置された所要の操作機能の実行をトリガーするイベント駆動型ボタンと当該ボタンの押し下げにより起動する所要の操作機能プログラムを搭載したプログラムシートとの組合せセット部品を一つまたは複数個組み込んでおり、前記の組合せセット部品は相互に独立して前記表計算ファイルへ着脱自在とする構成にしたことを特徴とするコンピュータシステム用プログラム開発方法、ならびに当該プログラム開発方法で開発されたコンピュータシステム用プログラム、およびコンピュータシステム。
前記表計算ファイルは画面表示シートとプログラムシートを備え、当該画面表示シート上に配置された所要の操作機能の実行をトリガーするイベント駆動型ボタンと当該ボタンの押し下げにより起動する所要の操作機能プログラムを搭載したプログラムシートとの組合せセット部品を一つまたは複数個組み込んでおり、前記の組合せセット部品は相互に独立して前記表計算ファイルへ着脱自在とする構成にしたことを特徴とするコンピュータシステム用プログラム開発方法、ならびに当該プログラム開発方法で開発されたコンピュータシステム用プログラム、およびコンピュータシステム。
(2)前記(1)に記載のコンピュータシステム用プログラム開発方法、コンピュータシステム用プログラム、およびコンピュータシステムにおいて、
表計算ファイルのプログラムシート上のプログラムは、動作条件設定が可能なイベント駆動型ボタンの組合せと当該組合せに含まれる前記イベント駆動型ボタンの動作順序設定機能を有するイベント駆動型ボタンとにより構成し、当該動作順序設定イベント駆動型ボタンは前記(1)に記載の画面表示シートに配置された対応するイベント駆動型ボタンの押し下げにより起動することを特徴とするコンピュータシステム用プログラム開発方法、コンピュータシステム用プログラム、およびコンピュータシステム。
表計算ファイルのプログラムシート上のプログラムは、動作条件設定が可能なイベント駆動型ボタンの組合せと当該組合せに含まれる前記イベント駆動型ボタンの動作順序設定機能を有するイベント駆動型ボタンとにより構成し、当該動作順序設定イベント駆動型ボタンは前記(1)に記載の画面表示シートに配置された対応するイベント駆動型ボタンの押し下げにより起動することを特徴とするコンピュータシステム用プログラム開発方法、コンピュータシステム用プログラム、およびコンピュータシステム。
(3)前記(1)および、または前記(2)に記載のコンピュータシステム用プログラム開発方法、コンピュータシステム用プログラム、およびコンピュータシステムにおいて、
前記(1)に記載の表計算ファイルに組み込まれた複数個の組合せセット部品には、プログラムシートにデータベース操作プログラムおよびデータベース接続インターフェースを搭載し、対応する画面表示シートには前記データベース操作プログラムをイベント駆動するイベント駆動型ボタンを搭載することにより当該表計算ファイルとデータベースとを連携する機能を備えた組合せセット部品を含むことを特徴とするコンピュータシステム用プログラム方法、コンピュータシステム用プログラム、およびコンピュータシステム。
前記(1)に記載の表計算ファイルに組み込まれた複数個の組合せセット部品には、プログラムシートにデータベース操作プログラムおよびデータベース接続インターフェースを搭載し、対応する画面表示シートには前記データベース操作プログラムをイベント駆動するイベント駆動型ボタンを搭載することにより当該表計算ファイルとデータベースとを連携する機能を備えた組合せセット部品を含むことを特徴とするコンピュータシステム用プログラム方法、コンピュータシステム用プログラム、およびコンピュータシステム。
(4)前記(1)から前記(3)のいずれかに記載のコンピュータシステム用プログラム開発方法、コンピュータシステム用プログラム、およびコンピュータシステムにおいて、
このコンピュータシステムを構成するアプリケーションを業務プロセス機能毎に独立した表計算ファイル形式のアプリケーションブックに分割の上、前記表計算ファイルブックをファイルフォルダ、またはファイルサーバへ着脱自在に格納すると共に、クライアントが前記ファイルフォルダ、またはファイルサーバより必要な表計算ファイルブックを選択して利用する手段を備えることを特徴とするコンピュータシステム用プログラム開発方法、コンピュータシステム用プログラム、およびコンピュータシステム。
このコンピュータシステムを構成するアプリケーションを業務プロセス機能毎に独立した表計算ファイル形式のアプリケーションブックに分割の上、前記表計算ファイルブックをファイルフォルダ、またはファイルサーバへ着脱自在に格納すると共に、クライアントが前記ファイルフォルダ、またはファイルサーバより必要な表計算ファイルブックを選択して利用する手段を備えることを特徴とするコンピュータシステム用プログラム開発方法、コンピュータシステム用プログラム、およびコンピュータシステム。
本発明は表計算プログラムを下記の3層構造の粗結合プログラム部品を組合せて開発する手法を提供することにより、一般人が本格的な業務アプリケーションを容易に開発・追加・変更・修正することを可能とする効果を得ることができる。
第1層は動作条件設定が可能なイベント駆動型ボタン(以下イベント駆動型ボタンと呼ぶ)形式のプログラム部品群から成り、当該イベント駆動型ボタンを組合せて表計算ソフトのプログラムを開発することが出来る。前記イベント駆動型ボタンのプログラム組合せは動作順序設定機能を有するイベント駆動型ボタンにその動作順序を設定して動作させることにより、一連のプログラムとして機能させることが出来る。
第2層は表計算ソフトの画面表示シート上に配置されたイベント駆動型ボタンと、このボタンの押し下げにより駆動するプログラムを搭載したプログラムシートとの組合せセット部品形式のプログラム部品群である。このプログラム部品は表示画面シートにおける操作機能ごとに準備され、そのプログラムは第1層のプログラム部品の組合せで構成される。
第3層は業務プロセス機能別に分割された複数の表計算ファイルブック(以下業務プロセス機能ブックと呼ぶ)形式のプログラム部品群である。前記業務プロセス機能ブックのプログラムは第2層のプログラム部品の組合せで構成される。
第2層は表計算ソフトの画面表示シート上に配置されたイベント駆動型ボタンと、このボタンの押し下げにより駆動するプログラムを搭載したプログラムシートとの組合せセット部品形式のプログラム部品群である。このプログラム部品は表示画面シートにおける操作機能ごとに準備され、そのプログラムは第1層のプログラム部品の組合せで構成される。
第3層は業務プロセス機能別に分割された複数の表計算ファイルブック(以下業務プロセス機能ブックと呼ぶ)形式のプログラム部品群である。前記業務プロセス機能ブックのプログラムは第2層のプログラム部品の組合せで構成される。
第1層と第3層のプログラム部品群によるプログラム開発手法はすでに公知であり実装され利用されているが、前記の課題を解決できなかった。その理由は第1層のプログラム部品は粒度が小さすぎて、複雑なプログラムを作成するとそのプログラム構造が見えなくなってしまうからである。
また第3層の表計算ファイルブック形式のプログラム部品については粒度が大きいためその操作プログラムは複雑になり、カスタマイズやメンテナンスが困難となるからである。すなわち第2層のプログラムが最も複雑になるにかかわらず、これを「構造化」し「見える化」するためのプログラム開発手法が提供されていなかったからである。
また第3層の表計算ファイルブック形式のプログラム部品については粒度が大きいためその操作プログラムは複雑になり、カスタマイズやメンテナンスが困難となるからである。すなわち第2層のプログラムが最も複雑になるにかかわらず、これを「構造化」し「見える化」するためのプログラム開発手法が提供されていなかったからである。
本発明はこの第2層プログラムを、表示画面シート上に配置されたイベント駆動型ボタンと、当該ボタンの押し下げにより駆動されるプログラムを搭載したプログラムシートとを組み合わせてセット部品とした操作機能別プログラム部品の集合体として構造化し、さらに前記の操作機能別プログラム部品を第3層の表計算ファイルブックから着脱自在にすることにより、当該プログラム部品を粗結合部品化することを可能にする手法を提供した。
また前記の操作機能別プログラム部品を一般人にも理解しやすい第1層のプログラム部品を組み合わせて、操作機能別に構成することにより、プログラムが巨大化して理解不能になることを防止し、合わせて多様なパラメータの設定を可能としたことにより、第2層のプログラムの「構造化」「見える化」や追加・修正が容易になり、これまでの課題を解決することが可能となった。
また前記の操作機能別プログラム部品を一般人にも理解しやすい第1層のプログラム部品を組み合わせて、操作機能別に構成することにより、プログラムが巨大化して理解不能になることを防止し、合わせて多様なパラメータの設定を可能としたことにより、第2層のプログラムの「構造化」「見える化」や追加・修正が容易になり、これまでの課題を解決することが可能となった。
このように第1層と第3層のプログラム部品群に、本発明による第2層のプログラム部品群を加えた3階層のプログラム部品群を、再利用可能なテンプレート群として準備することにより、業務アプリケーションの新規開発やカスタマイズ、ならびにメンテナンス時の追加・変更・修正を短時間で実施できるため、大きな投資が困難な中小規模中小企業や大手・中堅企業の現場でも導入できる価格でITシステム導入可能とする効果を得ることができる。
前述のように本発明においては、3階層のプログラム部品群は同一階層のプログラム内において着脱自在に提供されている。ここで着脱自在とは、当該プログラム部品はそれ自体でひとつのまとまった機能を有しており、同一階層の他のプログラム部品とは独立して組込/取り外しが可能であることを意味する。
本発明に係る好適な実施形態の一例について、図面に基づいて以下に説明する。
[システムの全体構成]
図1は、本発明の好適な実施形態の一例に係るプログラムが実行されるコンピュータシステム1の全体構成を表すブロック図である。データベースサーバ10とファイルサーバ20、およびクライアントPC30a、30b等の1または複数のクライアントPC群30で構成する。クライアントPC30a、30b等は通信ネットワーク40を介して接続されている。また、図1において、データベースサーバ10およびファイルサーバ20は各1台が描かれているが、本発明に係る技術的範囲はこれに限られるものではなく、必要に応じて単一、または多数のサーバで構成してもよい。
図1は、本発明の好適な実施形態の一例に係るプログラムが実行されるコンピュータシステム1の全体構成を表すブロック図である。データベースサーバ10とファイルサーバ20、およびクライアントPC30a、30b等の1または複数のクライアントPC群30で構成する。クライアントPC30a、30b等は通信ネットワーク40を介して接続されている。また、図1において、データベースサーバ10およびファイルサーバ20は各1台が描かれているが、本発明に係る技術的範囲はこれに限られるものではなく、必要に応じて単一、または多数のサーバで構成してもよい。
ここで、この実施例においては、上述の様な構成で説明するが、別の実施例として、サーバ、クライアントPCで各々実現される機能を一つまたは複数のコンピュータに集約して実現してもよい。
また他の実施例としては、上述の構成をASP(Application Service Provider)サーバ内に構築し、ASPサーバ内のクライアントPCの画面を、画面転送ミドルウェアソフトを利用してネットワーク上のクライアントPCへ表示してもよい。このように本発明の趣旨に適合した各種の組合せにより本発明を実現することが可能である。
また他の実施例としては、上述の構成をASP(Application Service Provider)サーバ内に構築し、ASPサーバ内のクライアントPCの画面を、画面転送ミドルウェアソフトを利用してネットワーク上のクライアントPCへ表示してもよい。このように本発明の趣旨に適合した各種の組合せにより本発明を実現することが可能である。
図2は、本発明の好適な実施例の一例に係る最上層(第3層)のソフトウェア構成を示すブロック図である。
以下に本発明によるシステムの動作について実施例の一例を説明する。
以下に本発明によるシステムの動作について実施例の一例を説明する。
以下の説明では特許第3641539号に示す技術を実装したイベント駆動型ボタンを利用した実施例を解説しているが、同様な機能を有するイベント駆動型ボタンを使用することも可能である。
本実施例はデータベースサーバ10、ファイルサーバ20、ならびにクライアントPC30がネットワーク40経由で相互に接続されている。クライアントPC30は単独クライアントPCまたはクライアントPC群より構成される。以下はクライアントPC30aについて説明するが、複数のクライアントPCを接続した場合の他のクライアントPCについても同様である。
ファイルサーバ20には表計算ファイルブック形式のベースブック200、と製番検索ブック210、部品入力ブック220などの業務プロセス機能ブックが第3層のプログラム部品群として格納されており、クライアントPC30aからの指定により呼び出され、当該クライアントPC30aに組み込まれる。
クライアントPC30aには、オペレーティングシステム(例えば、Windows(登録商標)OS)、表計算手段(例えば、MICROSOFT EXCEL(登録商標))が常駐しており、その上にファイルサーバ20より呼び出されたベースブック200及び所要の業務プロセス機能ブックが表計算手段上で稼動している。
図3はベースブック200のクライアントPC30a上における画面表示の実施例を示す。
ベースブック200はクライアントPC30aの起動時に呼び込まれ、業務プロセス機能ブックに共通に利用するデータを記憶しており、クライアントPC30a動作中はクライアントPC30aに常駐している。ベースブック200の表示画面シート▲1▼には、業務プロセス機能ブックをファイルサーバから指定して呼び出すイベント駆動型ボタンが配置されており、前記ボタンを押し下げることにより指定の業務プロセス機能ブックを当該クライアントPCに呼び出す機能をもつ。図3には前記イベント駆動型ボタンの実施例として製番検索ボタン(1)、部品検索ボタン(2)などが示されている。これらのボタンを押し下げたときに起動されるプログラムはブック呼出プログラムシート▲2▼に記載されるが、この例では明示していない。
ベースブック200はクライアントPC30aの起動時に呼び込まれ、業務プロセス機能ブックに共通に利用するデータを記憶しており、クライアントPC30a動作中はクライアントPC30aに常駐している。ベースブック200の表示画面シート▲1▼には、業務プロセス機能ブックをファイルサーバから指定して呼び出すイベント駆動型ボタンが配置されており、前記ボタンを押し下げることにより指定の業務プロセス機能ブックを当該クライアントPCに呼び出す機能をもつ。図3には前記イベント駆動型ボタンの実施例として製番検索ボタン(1)、部品検索ボタン(2)などが示されている。これらのボタンを押し下げたときに起動されるプログラムはブック呼出プログラムシート▲2▼に記載されるが、この例では明示していない。
図4は本発明の好適な実施例の一例に係る製番検索ブック210を示す図である。
クライアントPCに呼び出された業務プロセス機能ブックは、クライアントPC上でユーザーインターフェース機能を果たす表示画面シートを開く。図4では製番検索ブック210を開いた時の表示画面シート▲3▼を示している。
クライアントPCに呼び出された業務プロセス機能ブックは、クライアントPC上でユーザーインターフェース機能を果たす表示画面シートを開く。図4では製番検索ブック210を開いた時の表示画面シート▲3▼を示している。
製番検索ブック210の表示画面シート▲3▼はデータベースサーバ10より呼び出した製番データを一覧表形式で表示する機能を備えている。プルダウンボックス(ア)は一覧表に呼び出す製番を年度別に絞り込むための年度選択を行うためのボタンである。検索ボタン(イ)はイベント駆動型ボタンであり、このボタンを押し下げると製番検索プログラムシート▲4▼上に記録された検索用の第2層プログラムを起動する機能を備える。ソート条件を指定するチェックボタン(ウ)は一覧表に呼び出したデータを製番順、または客先名順にソートするための条件を設定するボタンであり、これらのボタンにチェックを入れるとソートプログラムシート▲5▼上に記録されたソート用の第2層プログラムを起動する機能を備える。メニューボタン(エ)はベースブック200の表示画面▲1▼へ画面遷移するためのイベント駆動型ボタンであり、このボタンを押し下げることによりメニューシート▲6▼上に記録された画面遷移用の第2層プログラムを起動する機能を備える。画面遷移用の第2層プログラムはこの例では明示していない。
同様の機能を持つイベント駆動型ボタンは本実施例に限定されるものではなく、その配置と動作条件の設定は任意に行うことが出来る。
同様の機能を持つイベント駆動型ボタンは本実施例に限定されるものではなく、その配置と動作条件の設定は任意に行うことが出来る。
次に本発明の特徴である第2層プログラム部品の動作について説明する。
図5は製番検索ブック210の製番検索プログラムシート▲4▼を開いた画面を表示している。この画面はユーザーが本実施例を利用する場合はユーザーからは見えないが、開発者がプログラム開発やパラメータ設定をするときに開いて利用することができる。
製番検索連続実行ボタン(カ)はイベント駆動型ボタンのプログラム組合せを連続実行する機能をもつイベント駆動型ボタンであり、連続実行順指定ウインド(か)を開いてイベント駆動型ボタンのプログラム組合せの駆動順を(a)、(b)、(c)、(d)のように順序指定することにより一連のプログラムとして動作させることが出来る。表示画面シート▲3▼の検索ボタン(ア)を押し下げることにより製番検索連続実行ボタン(カ)はイベント駆動され、イベント駆動型ボタンのプログラム組合せを(a)、(b)、(c)、(d)の順序で連続しで駆動することによりプログラムが実行される。
図5は製番検索ブック210の製番検索プログラムシート▲4▼を開いた画面を表示している。この画面はユーザーが本実施例を利用する場合はユーザーからは見えないが、開発者がプログラム開発やパラメータ設定をするときに開いて利用することができる。
製番検索連続実行ボタン(カ)はイベント駆動型ボタンのプログラム組合せを連続実行する機能をもつイベント駆動型ボタンであり、連続実行順指定ウインド(か)を開いてイベント駆動型ボタンのプログラム組合せの駆動順を(a)、(b)、(c)、(d)のように順序指定することにより一連のプログラムとして動作させることが出来る。表示画面シート▲3▼の検索ボタン(ア)を押し下げることにより製番検索連続実行ボタン(カ)はイベント駆動され、イベント駆動型ボタンのプログラム組合せを(a)、(b)、(c)、(d)の順序で連続しで駆動することによりプログラムが実行される。
イベント駆動型ボタンには様々な機能を備えたボタンが準備されており、ボタン名、ボタン動作条件、データ出力先を指定できる。本実施例では3種類のイベント駆動型ボタンでプログラムを構成した例を図5に示す。
図5のボタン名1(キ)はセルデータクリア機能を持つイベント駆動型ボタンである。条件指定セル(i)はクリア条件を設定し、場所指定セル(ii)はクリアするセルの範囲を設定する。本実施例では一覧表示DATAセル範囲を指定してクリアし、初期化する。
ボタン名2(ク)は同じくセルデータクリアボタンである。本実施例ではこのボタンで検索DATAセル範囲を指定してクリアし、初期化する。
ボタン名2(ク)は同じくセルデータクリアボタンである。本実施例ではこのボタンで検索DATAセル範囲を指定してクリアし、初期化する。
ボタン名3(ケ)はデータベース検索機能ボタンであり、指定した条件でデータベースからデータを抽出するイベント駆動型ボタンである。条件指定セル(i)はデータベース検索条件を指定するセルであり、パラメータ設定セル(A)に記述した抽出条件SQL文を読み取ってデータを抽出する動作を行う。図4の年度設定プルダウンボックス(ア)で指定した年度は図5のパラメータ設定セル(B)に書き込まれ、書き込まれた値は前記抽出条件SQL文に組み込まれる。抽出条件SQL文の作成や前記パラメータ値の組み込みの説明は省略しているが、一般の情報技術者が利用している情報技術により容易に実現が可能である。
場所指定セル(ii)には抽出したデータの書き込み場所を指定する。本実施例では同じプログラムシート上の範囲(X)へ抽出されたデータが読み出される。
場所指定セル(ii)には抽出したデータの書き込み場所を指定する。本実施例では同じプログラムシート上の範囲(X)へ抽出されたデータが読み出される。
本実施例では条件指定セルや場所指定セルを例示したが、これらの格納セルの機能は、パラメータ値の格納やプログラムで必要な変数格納に広く利用することが可能であり、本実施例に限定されるものではない。
ボタン名4は上記の範囲(X)へ読み出されたデータを図4の表示画面シート▲3▼へコピーして表示するためのイベント駆動型ボタンである。このボタンは製番検索プログラムシート▲4▼に記載されるが本実施例では明示していない。
図6に示すソートプログラムシートは本実施例の第2のプログラム部品シートである。図4のソート条件チェックボタン(ウ)で選択されたソート条件は図6のソート条件格納セル(D)に格納される。ソート範囲についてもあらかじめパラメータ設定セルであるソート範囲格納セル(C)に設定しておく。図4のソート条件チェックボタンに条件を設定するとソート連続実行ボタン(サ)がイベント駆動される。前記ソート連続実行ボタンにはボタン名5(シ)が連続実行設定されている。この実施例ではイベント駆動型ボタンのプログラム組合せは一つだけだが、動作条件によっては複数のイベント駆動型ボタンを組合せてプログラムを作成しても良い。
ボタン名5(シ)はソート機能を実行するイベント駆動型ボタンであり、パラメータ設定セル(C)および(D)からソート範囲とソート条件を読み取ってソート機能を実行する。
ボタン名5(シ)はソート機能を実行するイベント駆動型ボタンであり、パラメータ設定セル(C)および(D)からソート範囲とソート条件を読み取ってソート機能を実行する。
図7は上記で説明した処理手順を分かりやすくするために一覧表にした図である。
前述した実施例をカスタマイズした第2の実施例を以下に示す。第1の実施例は案件を年度単位で検索する仕様となっており、受注して進行中の案件と納入を完了した案件が全て表示されることになる。受注と完了の進捗ステータスは範囲(X)に取り込まれたデータの進捗列に表示されている。これら二つの進捗ステータスグループを分離して表示するためには、第1の実施例をカスタマイズしなければならない。本発明によるカスタマイズ仕様を追加した実施例を以下に説明する。
図8は前記カスタマイズ仕様を追加した表計算ブック210aの表示画面シート▲3▼を示す。図8の表示画面シート▲3▼には、図4の表示画面シート▲3▼に、受注と完了のいずれかを選択するためのチェックボタン(オ)と、絞込操作を行うための絞込ボタン(ナ)が追加されている。またこのカスタマイズされた表計算ブック210aには絞込プログラムシート▲7▼が追加されている。図9に絞込プログラムシート▲7▼を示す。
第1の実施例の操作と同じ操作を行った後、チェックボタン(オ)で受注、または完了を選択すると、選択した絞込条件(例えばコード0、または1)が絞込条件格納セル(E)に格納される。
図8の表示画面シート▲3▼の絞込ボタンを押し下げすると、絞込プログラムシート▲7▼上の絞込連続実行ボタン(タ)をイベント起動する。当該ボタンには4つのイベント駆動型ボタンのプログラム組合せの動作順序が連続実行順指定ウインド(た)に(e)、(f)、(g)、(h)の順序で指定され登録されており、これらのイベント駆動型ボタンを順次実行することにより絞込みプログラムとして実行する。
図8の表示画面シート▲3▼の絞込ボタンを押し下げすると、絞込プログラムシート▲7▼上の絞込連続実行ボタン(タ)をイベント起動する。当該ボタンには4つのイベント駆動型ボタンのプログラム組合せの動作順序が連続実行順指定ウインド(た)に(e)、(f)、(g)、(h)の順序で指定され登録されており、これらのイベント駆動型ボタンを順次実行することにより絞込みプログラムとして実行する。
図9の絞込プログラムシート▲7▼に配置されたボタン名11(チ)はセルデータクリア機能を持つイベント駆動型ボタンである。本実施例では一覧表示DATAセル範囲を指定してクリアし、初期化する。
ボタン名12(ツ)は同じくセルデータクリアボタンである。本実施例ではこのボタンで絞込DATAセル範囲を指定してクリアし、初期化する。
ボタン名12(ツ)は同じくセルデータクリアボタンである。本実施例ではこのボタンで絞込DATAセル範囲を指定してクリアし、初期化する。
ボタン名13(テ)は絞込機能を備えたイベント駆動型ボタンであり、指定した条件で指定範囲のデータをフィルタして抽出するイベント駆動型ボタンである。パラメータ設定セル(E)に書き込まれた絞り込み条件に従い、図5の製番検索プログラムシート▲4▼の範囲(X)に書き込まれたデータをフィルタして結果を図9の絞込プログラムシート▲7▼の範囲(Y)へ書き込む。
ボタン名14は上記の範囲(Y)へ書き込まれたデータを図8の表示画面シート▲3▼へコピーして表示するためのイベント駆動型ボタンである。このボタンは絞込プログラムシート▲7▼に記載されるがこの例では明示していない。
図10は上記で説明した処理手順を分かりやすくするために一覧表にした図である。
以上の説明で明らかなように、本発明による第2層プロクラムのカスタマイズは、カスタマイズ機能を実行するための操作ボタンや条件設定ボタンを業務プロセス機能ブックの表示画面シート上へ追加するとともに、これらのイベント駆動型ボタンにより起動されるカスタマイズ機能プログラムを記載したプログラムシート(以下カスタマイズ用プログラムシートと呼ぶ)を表計算ブックに追加することにより実現する。カスタマイズ用プログラムシートがあらかじめテンプレートとして準備されていれば、カスタマイズは一層容易に実施できる。
このように本発明のプログラムシートには操作機能プログラムを記述するとともに、パラメータ格納セル、変数データ格納セル、ならびに当該プログラムで操作されるデータ格納セルも同一シート上に搭載されているため機能的に独立しており、アプリケーションの全体機能に影響を与えないでプログラムシートの着脱が可能となる。またこのプログラムシートの動作のためには対応するイベント駆動型ボタンを着脱するだけでよく、アプリケーションの他の機能に影響なく実施できるので、プログラム開発やカスタマイズ、さらには機能の追加・削除を容易に行うことが出来る。
本発明は第2層プログラム構造としてこれまで詳述したプログラムシートとこれを駆動するためのイベント駆動型ボタンとの組合せセット部品方式を採用しているため、機能追加や削除に関するカスタマイズを容易に行うことが出来る。
本発明は第2層プログラム構造としてこれまで詳述したプログラムシートとこれを駆動するためのイベント駆動型ボタンとの組合せセット部品方式を採用しているため、機能追加や削除に関するカスタマイズを容易に行うことが出来る。
なお実施例、及び上記説明ではプログラムシートは1枚として説明したが、複数枚数のプログラムシート群として構成されており他のプログラムとは独立して一括して着脱できる構造となっている場合には、本発明の目指す効果が得られるので、本発明は第2層プログラム部品を構成するプログラムシート数が複数であってもよい。
前項で示す複数のプログラムシートの実施例を次に示す。第2のプログラムシートを起動するイベント駆動型ボタンは表示画面シートに配置せず、第1のプログラムシートの第2層プログラム内に前記イベント駆動型ボタンを配置し、当該イベント駆動型ボタンを駆動して第2のプログラムシートに記載された第2層プログラムを起動することが可能である。この実施例では二つのプログラムシートが連携して動作し、これら2つのシートは他のプログラムシートとは独立して着脱が可能である。この実施例は図示していない。
複数のプログラムシートの異なる実施例を次に示す。表示画面シートに配置された印刷ボタンと当該印刷ボタンの押し下げにより起動する印刷プログラムシート、ならびに印刷帳票フォームを記載した第2のプログラムシートを設け、第1の印刷プログラムシートのプログラムの実行により第2のプログラムシートに記載された帳票フォームを印刷する。この実施例では2つのプログラムシートは連携して動作し、他のプログラムシートとは独立して着脱が可能である。この実施例も図示していない。
複数のプログラムシート群を一括して着脱自在にする方法は、これらの実施例に限定されるものではなく、多様な組合せが可能である。
複数のプログラムシート群を一括して着脱自在にする方法は、これらの実施例に限定されるものではなく、多様な組合せが可能である。
本発明ではプログラム動作に必要なメモリー空間を表計算ブックのプログラムシート上のセルに置き換え、「見える化」が可能となったため情報技術の専門家でなくてもプログラムの構造を容易に理解することが可能である。また複雑になりがちな第2層プログラムを操作機能別のプログラムシートとして独立させたことによりプログラムの「見える化」を促進する効果が得られる。本発明によるこれらの効果により、これまで困難であった情報技術の専門家でない一般ユーザーによるプログラム開発、および維持・メンテナンスを容易に行うことが可能となる。
本発明に係るコンピュータシステムは、上述のような一般人でも容易にプログラム作成ができる3階層の表計算アプリケーション用プログラム部品群を備えた表計算ソフトがクライアントPC30aの上で動作しつつ、データベースサーバ10のデータベースと連携するという特徴を持ち、本格的なデータベースを備えたアプリケーションシステムとしてのデータ整合性を保つシステム開発を可能とするものである。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
1 コンピュータシステム
10 データベースサーバ
20 ファイルサーバ
30a、30b クライアントPC群
40 通信ネットワーク
100a、100b データベーステ−ブル群
200 ベースブック
210 製番検索ブック
210a カスタマイズした製番検索ブック
220 部品入力ブック
10 データベースサーバ
20 ファイルサーバ
30a、30b クライアントPC群
40 通信ネットワーク
100a、100b データベーステ−ブル群
200 ベースブック
210 製番検索ブック
210a カスタマイズした製番検索ブック
220 部品入力ブック
Claims (5)
- 複数の表計算シートを備える表計算ファイル(例えばEXCELブック)において、
前記表計算ファイルは画面表示シートとプログラムシートを備え、当該画面表示シート上に配置された所要の操作機能の実行をトリガーするイベント駆動型ボタンと当該ボタンの押し下げにより起動する所要の操作機能プログラムを搭載したプログラムシートとの組合せセット部品を一つまたは複数個組み込んでおり、前記の組合せセット部品は相互に独立して前記表計算ファイルへ着脱自在とする構成にしたことを特徴とするコンピュータシステム用プログラム開発方法、ならびに当該プログラム開発方法で開発されたコンピュータシステム用プログラム、およびコンピュータシステム。 - 請求項1に記載のコンピュータシステム用プログラム開発方法、コンピュータシステム用プログラム、およびコンピュータシステムにおいて、
表計算ファイルのプログラムシート上のプログラムは、動作条件設定が可能なイベント駆動型ボタンの組合せと当該組合せに含まれる前記イベント駆動型ボタンの動作順序設定機能を有するイベント駆動型ボタンとより構成し、当該動作順序設定イベント駆動型ボタンは請求項1に記載の画面表示シートに配置された対応するイベント駆動型ボタンの押し下げにより起動することを特徴とするコンピュータシステム用プログラム開発方法、コンピュータシステム用プログラム、およびコンピュータシステム。 - 請求項1および、または請求項2に記載のコンピュータシステム用プログラム開発方法、コンピュータシステム用プログラム、およびコンピュータシステムにおいて、
請求項1に記載の表計算ファイルに組み込まれた複数個の組合せセット部品には、プログラムシートにデータベース操作プログラムおよびデータベース接続インターフェースを搭載し、対応する画面表示シートには前記データベース操作プログラムをイベント駆動するイベント駆動型ボタンを搭載することにより当該表計算ファイルとデータベースとを連携する機能を備えた組合せセット部品を含むことを特徴とするコンピュータシステム用プログラム方法、コンピュータシステム用プログラム、およびコンピュータシステム。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載のコンピュータシステム用プログラム開発方法、コンピュータシステム用プログラム、およびコンピュータシステムにおいて、
このコンピュータシステムを構成するアプリケーションを業務プロセス機能毎に独立した表計算ファイル形式のアプリケーションブックに分割の上、前記表計算ファイルブックをファイルフォルダ、またはファイルサーバへ着脱自在に格納すると共に、クライアントが前記ファイルフォルダ、またはファイルサーバより必要な表計算ファイルブックを選択してクライアント端末上で利用する手段を備えることを特徴とするコンピュータシステム用プログラム開発方法、コンピュータシステム用プログラム、およびコンピュータシステム。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載のプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008149847A JP2009277198A (ja) | 2008-05-13 | 2008-05-13 | コンピュータシステム、コンピュータシステム用プログラム、およびコンピュータシステム用プログラム開発方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family
ID=41442530
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JP (1) | JP2009277198A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013025612A (ja) * | 2011-07-22 | 2013-02-04 | Kddi Corp | Ui作成装置およびui作成プログラム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0498529A (ja) * | 1990-08-16 | 1992-03-31 | Nec Corp | プログラム作成支援システム |
JP2001180079A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-07-03 | Casio Electronics Co Ltd | プリンタシステム |
JP2004046657A (ja) * | 2002-07-15 | 2004-02-12 | Answer:Kk | 計算支援方法とその装置、及び計算支援ソフト |
-
2008
- 2008-05-13 JP JP2008149847A patent/JP2009277198A/ja active Pending
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