JP2009273855A - ベビーキャリア - Google Patents
ベビーキャリア Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009273855A JP2009273855A JP2008154621A JP2008154621A JP2009273855A JP 2009273855 A JP2009273855 A JP 2009273855A JP 2008154621 A JP2008154621 A JP 2008154621A JP 2008154621 A JP2008154621 A JP 2008154621A JP 2009273855 A JP2009273855 A JP 2009273855A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- baby carrier
- carrier
- infant
- hand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
【課題】 母親の手からキャリアを保持する取手が外れてしまうことが無く、安全にキャリアを保持できる保持手段を実現すること。
【解決手段】 幼児を寝かせた状態で移動するためのベビーキャリアにおいて、幼児を寝かせることができ、上部が解放された軽量で一定度の強度を有する容器と、該容器の長手方向の左右のいずれかの端部または両方に、手を通して該容器を支持するための円筒体が設けられていることを特徴とするベビーキャリアである。
【選択図】図1
【解決手段】 幼児を寝かせた状態で移動するためのベビーキャリアにおいて、幼児を寝かせることができ、上部が解放された軽量で一定度の強度を有する容器と、該容器の長手方向の左右のいずれかの端部または両方に、手を通して該容器を支持するための円筒体が設けられていることを特徴とするベビーキャリアである。
【選択図】図1
Description
本発明は、乳幼児を運搬するためのベビーキャリアに関し、特に運搬中の乳児を十分に保護して、安全に使用することが出来るベビーキャリアに関する。
ベビーキャリアは、すやすやと眠っている乳児を起こさないで運ぶのに使用されるものであり、お母さんが乳児を連れて買物に行く場合等によく使用されるものである。
このようなベビーキャリアは、そのキャリア本体を、藤、トウモロコシの皮、ヤシの実繊維、あるいは合成樹脂等によって乳児を寝かせられる程度の大きさのものに形成したものであり、このキャリア本体に形成した2本の取手を持って運搬されるものが市販されている。
ところが、ベビーキャリアの取手の2本とも持ったつもりでも、その内の1本が手から外れてしまう可能性がある。
この種のベビーキャリアは、2本の取手の両方を持ったときにはじめて全体の安定を図ることができ、安全に運搬することが可能となるのであるが、もし、そのうちの1本が手から外れてしまうと、中の乳児はこのベビーキャリアから落下してしまうこととなる。
この種のベビーキャリアは、2本の取手の両方を持ったときにはじめて全体の安定を図ることができ、安全に運搬することが可能となるのであるが、もし、そのうちの1本が手から外れてしまうと、中の乳児はこのベビーキャリアから落下してしまうこととなる。
また、一般に、乳児は頭部が全体に比して大きく、頭部の方が重い体型となっているため、乳児を入れたキャリア本体の重心は、乳児の頭部の方に遍在することになり、取手の2本とも持ったとしても、キャリア本体が乳児の頭部の方に傾き、乳児が不安定な状態で運ばれることになる場合がある。
それだけでなく、場合によっては、ベビーキャリアが大きく傾斜して乳児がキャリア本体から滑り落ちてしまうことも考えられる。
このような場合を想定して、より安全なベビーキャリアが考案されている。例えば、特開平11−76006号公報では、キャリア本体内に、乳児に掛けた布団やタオルケット等の上から乳児のキャリア本体に対する保持を行う保持ベルトを取り付けたものである。
特開平11−76006号公報
上記の公報では、キャリア本体から乳幼児がすべり落ちる心配はなくなるが、このベビーキャリアを持っている母親の手から2本の取手が外れてしまった場合については考慮されていない。
このような、落下事故は、キャリア内の乳幼児が不安定なために落下してしまう場合のほかに、母親の手から取手が外れてしまうことも大きな原因となっている。
本発明の解決しようとする問題点は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、母親の手からキャリアを保持する取手が外れてしまうことが無く、安全にキャリアを保持できる保持手段を実現することである。
本発明は、上記の問題点を解決するために、
請求項1では、幼児を寝かせた状態で移動するためのベビーキャリアにおいて、
幼児を寝かせることができ、上部が解放された軽量で一定度の強度を有する容器と、該容器の長手方向の左右のいずれかの端部または両方に、手を通して該容器を支持するための円筒体が設けられていることを特徴とするベビーキャリアとしたものである。
請求項1では、幼児を寝かせた状態で移動するためのベビーキャリアにおいて、
幼児を寝かせることができ、上部が解放された軽量で一定度の強度を有する容器と、該容器の長手方向の左右のいずれかの端部または両方に、手を通して該容器を支持するための円筒体が設けられていることを特徴とするベビーキャリアとしたものである。
該容器は、軽量であり、かつ一定の強度を有するものが良く、ポリプロピレンやグラスファイバーなどの硬質樹脂材からなる容器でも良い。転んでも簡単に壊れないものとする。
該円筒体は、手を通して支持できる大きさの円筒体であればよく、容器と同様に一定の強度を必要とする。硬質樹脂材などでも良い。該円筒体は、本体容器に取り付けや接着により固定するものでも良く、本体容器と一体に成形したものでも良い。
また、本体容器の上部に着脱可能な日除けを設けても良い。
また、本体容器の開放されている上面を前面を覆う、通気性を有する網による蓋状カバーを設けても良い。これにより、幼児が飛び出してしまうことが無く安全性が高まる。
また、通気性と軽量のため、本体容器の底面と側面に無数の孔を開けても良い。
請求項2では、前記の円筒体は、手で握って支えるための握り部が設けられていることを特徴とするベビーキャリアとしたものである。
請求項3では、前記の容器には、肩から下げて支えるための肩ベルトが設けられており、また、腰に巻いて支えるための腰ベルトが設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のベビーキャリアとしたものである。
外出時に転んだり不足の事故にあったりした時の予防の為に、着脱可能なヘッドとボディサポート用のヘッドベルトやボディベルトを備えると良い。
請求項4では、前記の容器の底部の4隅には、突出する脚部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかの項に記載のベビーキャリアとしたものである。
この脚部により、外出時などに本体容器を屋外で地面に置くことができる。脚部は、本体容器を地面において安定するものであればいずれの形状でも良い。
本発明は以下の効果を奏する。
1)本体容器を安全、確実に保持できるため、幼児を安全に移動させることができる。
2)出かける時に、本体容器毎抱っこできるので、幼児の顔を見ながら歩くことができ、安心である。
3)抱っこして歩いているときに万一転んだ場合においても、幼児を安全に保護できる。
4)幼児を起こさずに、寝室から居間や食堂に移動させることができる。
5)食事時や居間でくつろいでいる時も常時傍における。
6)スーパーなどで買い物の時は、本体容器をカートに載せることができる。また、トイレに入るときも身近に置ける。
7)片手が不自由な方でも取り扱いが楽にできる。
8)抱っこしながらの授乳ができる。
9)容器底部に脚部があるので、いつでもどこでもオムツの交換ができる。
本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明によるベビーキャリア実施例を示す該略図である。図2は、本体容器の長手方向側から見た正面図である。図3は、本体容器の短手方向から見た側面図である。
本実施例によるベビーキャリアは、本体容器1と、その左右の側面の上部に、使用者が手を通して支えるための円筒状の支持体4が設けられている。また、該本体容器1には、使用者の肩に掛けて使用する肩ベルト5と、腰に巻いて使用する腰ベルトが取り付けられている。
該本体容器1は、硬質樹脂製の容器を用いた。軽くて丈夫な素材であればいずれでも良く、グラスファイバー製や軽量金属製などでも良い。
また、本体容器1の長手方向の側面の上端部は、図3に示すように、折り返し部2が設けられている。これにより、薄い素材でも十分な強度を確保できるものである。
本体容器1の大きさは、幼児(0歳児)を寝かせることができるサイズであれば良く、例えば、長さが65cm程度、幅が35cm程度、高さが17cm程度が好ましい。
また、本体容器1の下部の四隅には、突出部を有する脚部3が設けられている。
図3に示すように、肩ベルト5の取り付け部は、5−1、5−2に示すように、2箇所設け、取り付け位置を変更することで、前後どちら側からでも支えることができる。
同様に、腰ベルトの取り付け部も6−1と6−2の2箇所設けられている。
同様に、腰ベルトの取り付け部も6−1と6−2の2箇所設けられている。
前記の円筒状支持体4は、図4に示すように、その上部に握り部となる2箇所切り欠き部4−1、4−2が設けられており、各々外側部分にも切り抜き部4−3が設けられている。
切り欠き部4−1、4−2は、使用者が円筒状支持体4内部に手を差し込み、本体容器1を支えるときに、この切り欠き部4−1または4−2から指を出し、握ることができるので、安全、確実に支えることができるものである。2箇所設けられているのは、前後いずれの方向から手を挿入しても同様に支えられるようにしたものである。
また、円筒状支持体4を使わずに、左右の切抜き部4−3を手で支えることもできるようになっている。
図5は、本発明によるベビーキャリアの使用例を示す図であり、(1)は、肩ベルト5を使用し、右手を円筒状支持体4に差し込んで切り欠き部4−1を握り、左手は本体容器1の折り返し部2を掴んで支えている状態を示す。
このように、円筒状支持体4を使用すると、本体容器1を安全、確実に支えることができ、滑って本体容器を落としてしまうなどの事故の心配が無くなる。
図5(2)は、腰ベルト6の使用状態を示す図であり、腰ベルト5を使用することにより、本体容器1が使用者の身体にしっかりと押し付けられて支えられるため、本体容器1の支持がより安定する。
1 本体容器
2 折り返し部
3 脚部
4 円筒状支持体
5 肩ベルト
6 腰ベルト
2 折り返し部
3 脚部
4 円筒状支持体
5 肩ベルト
6 腰ベルト
Claims (4)
- 幼児を寝かせた状態で移動するためのベビーキャリアにおいて、
幼児を寝かせることができ、上部が解放された軽量で一定度の強度を有する容器と、該容器の長手方向の左右のいずれかの端部または両方に、手を通して該容器を支持するための円筒体が設けられていることを特徴とするベビーキャリア。 - 前記の円筒体は、手で握って支えるための握り部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のベビーキャリア。
- 前記の容器には、肩から下げて支えるための肩ベルトが設けられており、また、腰に巻いて支えるための腰ベルトが設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のベビーキャリア。
- 前記の容器の底部の4隅には、突出する脚部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかの項に記載のベビーキャリア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008154621A JP2009273855A (ja) | 2008-05-16 | 2008-05-16 | ベビーキャリア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008154621A JP2009273855A (ja) | 2008-05-16 | 2008-05-16 | ベビーキャリア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009273855A true JP2009273855A (ja) | 2009-11-26 |
Family
ID=41439809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008154621A Pending JP2009273855A (ja) | 2008-05-16 | 2008-05-16 | ベビーキャリア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009273855A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108577409A (zh) * | 2018-06-13 | 2018-09-28 | 方泽然 | 一种用于抱婴、背婴和移婴的装置 |
-
2008
- 2008-05-16 JP JP2008154621A patent/JP2009273855A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108577409A (zh) * | 2018-06-13 | 2018-09-28 | 方泽然 | 一种用于抱婴、背婴和移婴的装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8136991B2 (en) | Infant car seat suspended bag | |
JP2009273855A (ja) | ベビーキャリア | |
US6651683B1 (en) | Method for carrying a reacher on a walker and apparatus therefor | |
US20100155440A1 (en) | Item Retaining and Organizing Apparatus | |
JP7239313B2 (ja) | ベビーカー用バッグ及びベビーカー用バッグの使用方法 | |
KR101202844B1 (ko) | 끈처리가 가능한 가방 | |
JP2008055117A (ja) | 携帯型子守帯 | |
JP3166309U (ja) | 携帯型子守帯 | |
US10543865B1 (en) | Stroller changing table | |
KR20150000233U (ko) | 휴대폰 거치 기능을 가지는 휴대폰 케이스 | |
US20050092788A1 (en) | D - bottle harness/drink deputy | |
US9862399B2 (en) | Dolly for connection to child car seat to form a stroller | |
KR200495473Y1 (ko) | 가방 | |
JP3154180U (ja) | 肩掛け可能な動物用キャリーバッグ | |
CN216439599U (zh) | 一种便于携带的新生儿扣背器 | |
KR200474123Y1 (ko) | 어린이용 취침매트 | |
WO2011049310A3 (ko) | 탈부착이 가능한 보온장갑 | |
KR200239677Y1 (ko) | 수유용 포대기 | |
JP2004305783A (ja) | 車いす収納バッグ | |
KR960003797Y1 (ko) | 유아용 젖병의 지지구 | |
KR200256192Y1 (ko) | 포대기 | |
JPH1176006A (ja) | ベビーキャリア | |
KR200278902Y1 (ko) | 유아용 포대기 | |
JP2003339774A (ja) | 手提げ袋 | |
JP3115739U (ja) | 買い物袋等の袋持ち運び補助ベルト |