JP2009272897A - 監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】カメラにより撮像された画像を監視者により監視する監視システムで、効果的な監視を行うことを可能とする。
【解決手段】画像を撮像する複数のカメラ1と、カメラにより撮像された画像にアクセスすることが可能な複数の監視者の端末装置2を備えた。検出手段22がカメラ或いはカメラにより撮像された画像について端末装置からのアクセスの数に関する情報を検出し、提示手段2、22が検出情報に基づいて端末装置からのアクセスの数に応じた態様でカメラ或いは画像に関する情報を端末装置により監視者に対して提示し、受付手段2が端末装置により監視者による操作に応じた処理の指示を受け付け、実行手段22、23が受け付けられた指示に係る処理を実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像(画像)の監視システムに関し、特に、効果的な監視を行うことを可能としたオープン型の監視システムに関する。
カメラのデジタル化が進み、LAN(Local Area Network)などのネットワークを介して映像を伝送し、監視センタで集約された映像を特定の監視員が監視する監視システムが一般的となっている。
しかしながら、インターネットを介して不特定多数のユーザがカメラ映像を監視し、場合によっては通報を行う監視システムは存在しない。また、インターネット上に公開されるWEBカメラの映像は、映像の閲覧が主目的であり、監視に使用した例や、通報などの目的に使用した例は見かけない。
画像記録についても、センタで集中的に映像データを蓄積し、配信するシステムは存在するが、分散的に配置された蓄積・配信サーバを動的に管理し、重要度に応じて記録画像を複数の蓄積・配信サーバで共有化するシステムは存在しない。
また、大手検索エンジンなどでアクセス数や入札により決定した順番でWEBページへのリンク表示を行うシステムは存在するが、WEBカメラ画像の検索において、アクセス数の多いWEBカメラ、記録画像を重要性が高い監視ポイント、記録画像として、監視業務や検索作業の補助として利用する監視システムは存在しない。
特開2003−317168号公報 特開2003−188800号公報 特開2002−77882号公報 特開平11−331815号公報 特開2002−101407号公報
従来において、伝送路としてネットワークを利用した監視システムで、カメラ台数が非常に多い大規模監視システムでは、カメラ台数が多いほど1台当たりのカメラ映像に対する監視時間が減少し、限られた監視員では監視業務が疎かになる懸念があった。カメラ台数が多いほど、監視カメラに対して、事故、事件が発生した場合に、いずれのカメラが重要であるか、いずれのカメラの映像をモニタするか、いずれのカメラの記録画像を参照すればよいか、を判断するために時間を要していた。
また、各カメラの映像は、いずれの映像が重要であるかという区分がなく互いに独立しているため、参照すべき映像が見つかっても、その映像の中から監視員が重要な画像(例えば、警察へ提供する画像など)をモニタしながら探すしかなかった。
また、従来の集約型の監視システムでは、監視センタの設備に大容量の画像記録装置を設置する必要があるため、ネットワークに対する負荷が増大するという問題もあった。
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、例えば、オープン型の映像(画像)の監視において、効果的な監視を行うことを可能とした監視システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、カメラにより撮像された画像(映像)を監視者により監視する監視システムにおいて、次のような構成とした。
すなわち、画像を撮像する複数のカメラと、前記カメラにより撮像された画像にアクセスすることが可能な複数の監視者の端末装置と、を備えた。
そして、検出手段が、前記カメラ或いは前記カメラにより撮像された画像について、前記端末装置からのアクセスの数に関する情報を検出する。提示手段が、前記検出手段により検出された情報に基づいて、前記端末装置からのアクセスの数に応じた態様で、前記カメラ或いは前記カメラにより撮像された画像に関する情報を、前記端末装置により前記監視者に対して提示する。受付手段が、前記端末装置により前記監視者による操作に応じた処理の指示を受け付ける。実行手段が、前記受付手段により受け付けられた指示に係る処理を実行する。
従って、端末装置からのアクセスの数に応じた態様で、カメラ或いは画像に関する情報が監視者に対して提示されるため、監視者はアクセスの状況を容易に把握することができ、例えば、監視者は、このような提示内容を見て参考として、各種の処理の指示を行うことなどができる。例えば、オープン型の映像(画像)の監視において、効果的な監視を行うことを可能とすることができる。
ここで、カメラとしては、種々なものが用いられてもよく、例えば、WEBカメラを用いることができる。
また、端末装置としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)などを用いることができる。
また、監視者(人)としては、種々な者であってもよく、例えば、不特定多数の者を用いることができる。或いは、秘密事項などがある場合には、限られた者のみを監視者とすることも可能である。
また、複数のカメラの数や、複数の端末装置の数(各監視者の端末装置が1個であるとすると、監視者の数)としては、それぞれ、種々な数が用いられてもよく、例えば、多数であることが好ましい。
また、複数のカメラは、例えば、それぞれ、監視対象となる異なる場所に設置される。なお、1つの監視対象に、違う角度などで2個以上のカメラが設置されてもよい。
また、カメラにより撮像された画像としては、例えば、リアルタイムな画像(ライブ画像)が用いられてもよく、或いは、メモリなどに記録(記憶)された過去の画像(記録画像)が用いられてもよい。
また、多数の画像の中で、重要度が高いもの(例えば、アクセス数が多いもの)や、マーキングされたものや、顔画像が映っているものなどを抽出し、また、画像のレベルに複数の段階を設けて、各段階毎のメモリに該当する画像を記録するような構成が用いられてもよい。
また、画像へのアクセスとしては、種々な態様が用いられてもよく、例えば、画像を閲覧した場合にアクセスしたとみなすような態様を用いることができる。
一例として、管理サーバがネットワークを介して端末装置に対して画像を提供するようにし、管理サーバが端末装置からの各画像へのアクセスの状況(例えば、数)を検出することができる。ネットワークとしては、種々なものが用いられてもよく、例えば、インターネットなどを用いることができる。
また、端末装置からのアクセスの数に関する情報としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、アクセスの数自体の情報や、或いは、全体のアクセスの数に対する割合の情報などを用いることができる。
また、カメラ或いは(カメラにより撮像された)画像に関する情報としては、種々なものが用いられてもよい。例えば、カメラに関する情報としては、地図上におけるカメラの設置位置に配置された所定のアイコンや、カメラの名称や識別番号や監視対象や設置位置などの情報を用いることができる。また、画像に関する情報としては、画像自体や、画像の名称や識別番号や監視対象や撮像時刻やカメラの設置位置などの情報を用いることができる。
また、端末装置からのアクセスの数に応じた態様で提示する手法としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、地図上にアクセスの数を表すグラフや数値を表示する手法や、横軸を時刻として縦軸をアクセスの数として、時系列的にアクセスの数を表示する手法や、アクセスの数が多い方からの順で又はアクセスの数が少ない方からの順で一覧表示する手法や、アクセスの数が所定の条件(例えば、所定の閾値以上などの条件)を満たすもののみを抽出して表示する手法などを用いることができる。
また、提示としては、例えば、端末装置が有する画面に視覚的に表示する構成を用いることができる。
また、監視者による操作としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、端末装置が有するキーボードやマウスなどにより受け付けられる操作を用いることができる。
また、監視者による操作に応じた処理としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、画像の閲覧の処理や、画像の検索の処理や、カメラや画像に対するコメントの入力の処理や、カメラや画像の指定(選択)の処理や、画像の照合の処理や、画像に対するマーキングの処理や、画像中に異常を見つけた場合などにおける管理側などに対する通報の処理や、画像の保存の処理や、画像の削除の処理などを用いることができる。
また、端末装置からのアクセスの数が多いカメラ或いは画像や、端末装置からのアクセスの数が少ないカメラ或いは画像や、端末装置からのアクセスの数がゼロであるカメラ或いは画像について、監視者の注意を喚起するような情報を端末装置により監視者に対して提示するような手段を備えることもできる。なお、アクセスの数が多い、少ないについては、例えば、所定の閾値との大小関係により決定することができる。
ここで、監視システムに備えられる各手段については、例えば、1つの手段が1つの装置に備えられる構成が用いられてもよいばかりでなく、1つの手段が複数の異なる装置に分散されて備えられる構成が用いられてもよい。
以上説明したように、本発明に係る監視システムによると、例えば、オープン型の映像(画像)の監視において、効果的な監視を行うことが可能となる。
本発明に係る実施例を図面を参照して説明する。
図1には、システム全体を表すシステム系統図として、本発明の一実施例に係るオープン型監視システムの構成例を示してある。
本例のオープン型監視システムは、複数のWEBカメラ1と、複数の監視契約者の監視端末2と、インターネットサービスプロバイダ(ISP)3と、本サービス提供業者(そのシステム)4と、警察庁又は消防庁(そのシステム)5と、インターネット6を備えている。
ISP11は、当該ISP3とインターネット6を接続するルータ11と、一次記録用蓄積・配信サーバ12と、二次記録用蓄積・配信サーバ13と、三次記録用蓄積・配信サーバ14を備えている。なお、ルータ11は、インターネットなどを介して、WEBカメラ1や監視端末2と接続される。
サービス提供業者4は、本サービス提供業者4とインターネット6を接続するためのルータ21と、管理サーバ22と、画像検索・照合サーバ23を備えている。
警察庁又は消防庁5は、当該警察庁又は消防庁5とインターネット6を接続するためのルータ31と、当該警察庁又は消防庁5のサーバ32を備えている。
WEBカメラ1は、監視画像を撮像する監視カメラであり、設置位置による緯度、経度情報を有していて本情報はカメラIDとして管理サーバ22で管理される。
監視契約者は、ISPと本サービスに対する監視契約を結び、例えばパーソナルコンピュータ(端末PC)からなる監視端末2を用いて本サービスの情報の授受を行う。
ISP3は、監視契約者と本サービス提供業者4との仲介を担う。
ルータ11は、インターネット6に接続するためのネットワークスイッチである。
一次記録用蓄積・配信サーバ12は、プロバイダに集約される全WEBカメラ画像を秒1コマ、24時間常時録画で1週間保存する記録容量を有する画像記録装置である。
二次記録用蓄積・配信サーバ13は、一次記録画像に対するアクセス数が多い画像(重要画像)、或いは、事件、事故、災害発生時における該当カメラの記録画像のみを選別して記録を行う画像記録装置である。
三次記録用蓄積・配信サーバ14は、二次記録画像の中から顔画像のみを自動抽出する機能を有しており、顔画像や監視契約者が二次記録画像の中で重要な箇所にマーキングを行った箇所などの静止画像のみを記録する画像記録装置である。
本サービス提供業者4は、本サービスの運営を担い取り纏めを行う業者である。
ルータ21は、インターネット6に接続するためのネットワークスイッチである。
管理サーバ22は、本サービスの情報を監視契約者(その監視端末2)に提供するためのWEBページを公開し、カメラ位置情報、地図情報、事件、事故、災害情報などを管理するデータベースを有している。
画像検索・照合サーバ23は、警察庁又は消防庁5から提供される事件、事故、災害などの画像をもとに、重要画像の中から抽出される顔などの三次記録画像と照合し、該当する画像の有無を検索する機能を有している。
警察庁又は消防庁5のルータ31は、インターネット6に接続するためのネットワークスイッチである。
警察庁又は消防庁5のサーバ32は、事件、事故、災害の情報をIDとともに管理し、事件、事故、災害の発生の際に本情報を管理サーバ22へ通知する。
図2には、画像の記録に関する階層イメージの一例を示してある。なお、図2では、図1に示されるものと同様な部分には、同一の符号を付してある。
具体的には、WEBカメラ1と、ISP3と、一次記録用蓄積・配信サーバ12と、二次記録用蓄積・配信サーバ13と、三次記録用蓄積・配信サーバ14と、本サービス提供業者4と、画像検索・照合サーバ23を示してあり、更に、別のISP41と、当該別のISP41の一次記録用蓄積・配信サーバ51と、当該別のISP41の二次記録用蓄積・配信サーバ52と、当該別のISP41の三次記録用蓄積・配信サーバ53を示してある。
また、伝送の様子として、重要画像のデータ伝送a1と、重要画像のデータ伝送やマーキングされた静止画のデータ伝送a2と、顔画像やマーキングされた静止画のデータ伝送a3と、重要画像の中で特にアクセス数が多い画像のデータ伝送a4を示してある。
本例では、カメラからの記録画像は常時録画を行う一次記録用蓄積・配信サーバ12へ一度蓄えられ、一次記録用蓄積・配信サーバ12は、記録した画像(一次記録画像)から監視契約者からの再生要求が多い(アクセス数が多い)箇所の記録画像だけを抜き出して、重要画像として二次記録用蓄積・配信サーバ13へ転送する。
二次記録用蓄積・配信サーバ13は、監視契約者によりマーキングされた画像箇所のみを抽出した静止画像を三次記録用蓄積・配信サーバ14へ転送するとともに、再生要求が多い重要画像も提供する。また、事件、事故、災害発生時刻前後の記録画像を一次記録画像の中から抽出し記録を行う。更に、重要画像の中で特に再生要求が多い画像について、他のプロバイダ(ISP41)の二次記録用蓄積・配信サーバ52へ転送を行う。
二次記録用蓄積・配信サーバ13に記録される画像(二次記録画像)は、重要度が低いもの(例えば、一定時間アクセスされない画像やアクセス数が極端に低下した画像)から順番に消去を行うものとする。
三次記録用蓄積・配信サーバ14は、マーキングされた画像箇所を記録するとともに、重要画像の中から顔画像のみを自動抽出して、顔画像を記録する。記憶された画像(三次記録画像)である抽出された顔画像やマーキング画像は本サービス提供業者4の画像検索・照合サーバ23へ転送され、本サーバ23で警察庁又は消防庁5から提供される画像と照合し、犯人や災害現場に該当する映像が存在する場合には、画像に付加されるコメント情報(例えば、カメラ位置や時刻、監視契約者が書き込んだコメントなどの情報)とともに警察庁又は消防庁5へ通知される。
本例では、このように記録を階層的に行うことで、重要な画像が本サービス提供業者4に集約される仕組みとなっている。
図3には、監視契約者(その監視端末2)に対する本サービスのWEB画面の一例を示してある。
本例における本サービスのWEB画面61では、カメラ映像の表示エリア71と、地図の表示エリア72と、ライブ映像や記録映像のアクセス数の表示エリア73と、カメラ情報、コメント表示/入力、検索操作、通報操作のためのエリア74、事件、事故、災害情報の表示エリア75が設けられている。
図4には、地図表示エリア72のイメージの一例を示してある。
本例の地図表示エリア72には、地図(地図を図示したもの)81と、各WEBカメラ1に対して現在のアクセス数を棒グラフで表したもの82と、地図上に配置されたカメラアイコンであってアクセス数が少ないWEBカメラ1を表すもの91と、地図上に配置されたカメラアイコンであってアクセス数がやや多いWEBカメラ1を表すもの92と、地図上に配置されたカメラアイコンであってアクセス数が非常に多いWEBカメラ1を表すもの93が表示される。
ここで、カメラへのアクセス数の度合い(本例では、少ない、やや多い、非常に多い)は、例えば、カメラへのアクセス数と所定の閾値(例えば、少ないとやや多いとの境界となる閾値や、やや多いと非常に多いとの境界となる閾値)との大小関係により決定される。
本例では、カメラアイコン91〜93は、監視契約者によるカメラ選択機能も兼ねている。
監視契約者は、アクセス数を視覚的に把握することが可能であると同時に、アクセス数の少ないカメラを探して、映像を閲覧することが可能になる。
アクセス数が多いカメラは、カメラの配信能力が限られるため、多数の監視契約者が接続すると画像フレームの更新速度が遅くなる欠点があり、このため、本画面61を用いてアクセス数が少ないカメラを優先的に選択して監視を行うことは、監視契約者にとってもネットワーク負荷から考えても非常に有効に活用できる。
図5には、ライブ映像のアクセス数表示エリア73のイメージの一例を示してある。
本例のアクセス数表示エリア73では、ライブ映像と録画映像の選択を行う画面101がある。
ライブ映像タブが選択され、WEBカメラ1が選択されたときには、選択されたカメラの過去から現在までのアクセス数を棒グラフで表した画面102が表示される。横軸は時間を表しており、縦軸はアクセス数を表している。
また、ライブ映像タブが選択され、WEBカメラ1が選択されていないとき(カメラ無選択のとき)には、各WEBカメラ1に関する情報をカメラのアクセス数順で上から一覧表示した画面103が表示される。この画面内の左端にカメラ選択ボタン104が配置されている。
監視契約者は、選択されたカメラの過去から現在までのアクセス数の表示画面102の中で、過去の映像を再生表示したい範囲をカーソルで指定することができ、これにより、システムはその再生表示を行う。
また、監視契約者は、アクセス数順で表示される画面103からカメラ選択ボタン104を押下することができ、これにより、システムは選択されたカメラの画面へ遷移する。また、アクセス数が多い順のカメラ一覧表示画面103の中には、アクセス数とともに、監視対象、事件や事故や災害などの事象、重要画像の有無など、マーキング画像の有無など、が併せて表示される。これらの情報は、管理サーバ22から提供される。
図6には、録画映像のアクセス数表示エリア73のイメージの一例を示してある。
本例のアクセス数表示エリア73では、ライブ映像と録画映像の選択を行う画面111(図5に示される画面101と同じもの)がある。
録画映像タブが選択され、WEBカメラ1が選択されたときには、選択されたカメラの記録映像に対する過去から現在までの再生要求のアクセス数を棒グラフで表した画面112が表示される。横軸は時間を表しており、縦軸はアクセス数を表している。
録画映像タブが選択され、WEBカメラ1が選択されていないとき(カメラ無選択のとき)には、各WEBカメラ1に関する情報を記録映像の再生アクセス数順で上から一覧表示した画面113が表示される。この画面内の左端に再生選択ボタン114が配置されている。
また、例えば画面112において、所定の画像を重要画像として登録する際のコメント入力画面115がある。
過去から現在までの再生要求アクセス数表示画面112では、監視契約者は、手動で再生、早送り、巻き戻しなど、VTRを操作するような動作が可能であると同時に、時刻を指定することで、システムに時刻検索再生を行わせることができる。また、この画面112の中で、監視契約者は、再生範囲をカーソルで指定することで、システムに再生を行わせることが可能である。
また、この画面112では、監視契約者は、範囲を指定して、指定された範囲の録画画像を重要画像として登録することが可能である。画像の指定範囲を登録する際には、コメント入力画面115が表示され、本例では、監視契約者は、その画像が何であるかについてコメントを書き入れる必要がある。画面112では、再生表示中は再生ポイント線が本グラフ中に表示され、いずれのポイントを現在再生中であるかが示される。
但し、本例のコメント入力画面115では、緯度、経度、住所、監視対象の項目は、システムにより自動的に記載される。本画像が事件、事故、災害と結びつく場合には、監視契約者は、事件、事故、災害の情報とIDを記載する必要がある。また、重要画像については、再生要求アクセス数が特に多いものを管理サーバ22は自動的に重要画像として登録することができる。アクセス数が特に多いものとしては、例えば、全体のアクセス数の中から所定の閾値以上(例えば、最大値の90%以上など)のアクセス件数が確認された場合に重要画像と判断するものとする。
また、アクセス数が多い順のカメラ一覧表示画面113の中には、アクセス数とともに、監視対象、事件や事故や災害などの事象、録画画像時刻など、が併せて表示される。これらの情報は、管理サーバ22から提供される。
図7には、画像検索時における、カメラ情報、コメント表示/入力、検索操作、通報操作のためのエリア74のイメージの一例を示してある。
このエリア74には、画像検索と画像照合の選択画面121がある。
画像検索が選択されると、コメント入力と画像検索のための画面122が表示される。
検索した結果として、カメラ一覧表示画面123が表示される。
コメント入力画像検索画面122では、WEBカメラ1が選択されていないとき(カメラ未選択時)には、緯度、経度、住所、監視対象、及びそのほかの全ての入力が可能であり、検索ボタンを押下することで検索したいカメラを探すことが可能である。WEBカメラ1が選択されているとき(カメラ選択時)には、現在のカメラの情報が、緯度、経度、住所、監視対象、及び(該当すれば)そのほかに表示される。検索ボタンを押下すると、検索結果としてカメラ一覧表示画面123が表示され、監視契約者は、カメラ選択ボタン124を押下することで、該当するカメラ映像をシステムにより表示させることが可能である。
カメラ一覧表示画面123の中には、緯度、経度、住所、監視対象などが表示される。
図8には、画像照合時における、カメラ情報、コメント表示/入力、検索操作、通報操作のためのエリア74のイメージの一例を示してある。
このエリア74には、画像検索と画像照合の選択画面131(図7に示される画面121と同じもの)がある。
ここで、重要画像の中でマーキングされた画像、重要画像の中から三次記録用蓄積・配信サーバ14で自動抽出された顔画像については、定期的に画像検索・照合サーバ23へ転送され、画像検索・照合サーバ23では受信した画像について自動的に予め登録されてある照合対象画像(例えば、指名手配犯の顔画像や、警察庁又は消防庁から送られてくる事件、事故、災害の画像)と照合するが、本例では、監視契約者が手動で、画像検索・照合サーバ23で持っている照合対象画像との比較を行うこともできる。
画像照合が選択されたときには、画像照合設定画面132が表示される。画像照合設定画面132では、監視契約者は、照合を行いたい画像を検索し、具体例としては、三次記録用蓄積・配信サーバ14に記録されているマーキング画像や顔抽出画像の中から、検索条件を文字入力することで、該当する画像を検索することができる。
この場合、画像照合設定画面132の中の検索ボタン135が押下されると、検索条件入力画面133が表示される。検索条件入力画面133では、検索条件として、緯度、経度、住所、監視対象などを入力することができる。
検索条件入力画面133の中の検索ボタン136が押下されると、照合画像選択画面134が表示される。照合画像選択画面134では、検索結果が一覧表示され、監視契約者は、その中から照合を行いたい画像を選択することができる。
ここで、照合画像選択画面134には、選択ボタン137、時刻、監視対象、事件や事故の情報、コメント、画像が表示される。
照合画像選択画面134において監視契約者により選択ボタン137が押下されて選択された画像が画像照合設定画面132に貼り付けられ、監視契約者が照合ボタン138を押下すると、システムにより、画像検索・照合サーバ23へ本画像が転送され、照合が開始される。この照合結果が画像照合設定画面132内に表示される。そして、犯人の顔画像と一致するなど、事件、事故、災害に対して重要な画像であると考えられる場合には、監視契約者が通報ボタン139を押下することで通報を行うことができる。
図9には、事件、事故、災害情報の表示エリア75のイメージの一例を示してある。
このエリア75には、事件、事故、災害などについて、警察庁や消防庁から送られてきた情報がIDとともに一覧表示される。具体的には、時刻、ID、事象、住所、近傍のカメラ、コメントが表示される。
監視契約者は、この中から、監視したい事象に対して、近傍カメラ選択ボタン140を押下することで、選択したカメラ画像をモニタすることが可能である。
図10には、マーキング方法や画像抽出のイメージの一例を示してある。
まず、ライブ映像又は再生画像である画像141を示してある。この画像141の中に映っている特定の対象物(本例では、人物)142が、監視契約者による操作によって、マーキングされている。そして、マーキングされた対象物142について、マーキング情報入力画面143が表示される。
マーキング情報入力画面143では、緯度、経度、住所、監視対象、コメントなどの情報を入力することができる。
例えば、一次記録画像の再生中に何らかの異常(例えば、事故発生現場や不審者など)を発見した場合には、監視契約者は、再生静止を行い、画面141内で該当する箇所にマウスで範囲を指定してマーキングを行う。マーキングを行うと、マーキング情報入力画面143が表示され、その画像が何であるかの情報を設定することができる。この情報を設定した後に監視契約者が保存ボタン144を押下すると、マーキングされた部分が切り出されて、二次記録用蓄積・配信サーバ13からこの画像が三次記録用蓄積・配信サーバ14へ転送されて保存されるとともに、監視契約者が設定した情報も同時に三次記録用蓄積・配信サーバ14に保存される。この画像は、管理サーバ22からの要求に応じて画像検索・照合サーバ23へ転送され、画像検索・照合サーバ23で事件、事故、災害などの画像との照合を行う。
図11には、監視業務請負業者を追加したシステム系統図として、本発明の一実施例に係るオープン型監視システムの構成例を示してある。なお、図11では、図1に示されるものと同様な部分については、同一の符号を付してある。
本例のオープン型監視システムは、図1に示されるものと同様な構成部として、複数のWEBカメラ1と、複数の監視端末2と、ISP3と、サービス提供業者4と、警察庁又は消防庁5と、インターネット6を備えており、更に、本例では、監視業務請負業者(そのシステム)151を備えている。
監視業務請負業者151は、当該監視業務請負業者151とインターネット6を接続するためのルータ161と、当該監視業務請負業者151の監視端末162を備えている。
例えば、本サービスの全体にWEBカメラ映像を公開したくない被監視契約者が存在すると考えられる。具体的には、官公庁や地方自治体や空港や鉄道などは、公共性の高い設備を監視するため、安易に監視カメラ映像を公開しないことが一般的である。
このような監視に対して本サービスを提供する際には、特定の監視契約者のみが映像を閲覧することができるシステムを構築する必要がある。そこで、本例では、インターネットVPN(Virtual Private Network)サービスにより特定の監視業務請負業者151に監視業務委託を行うことで、重要設備などのセキュリティ性が高い監視に本サービスを適用することができる。
図12には、本例のオープン型監視システムのビジネス運営体系の一例を示してある。
本サービス提供業者201は、警察庁/消防庁202へ事件解決に有用な画像の提供、通報を行うことで、それに対する報奨金の支払いを受ける。本サービス提供業者201は、監視契約者205、インターネットプロバイダ204、警察庁/消防庁202の仲介を担うとともに、大多数の監視契約者205へWEBページの提供を行う。
WEBページは大多数のアクセスを受けることが想定されるため、企業のバナー広告などを掲載することで広告宣伝収入を得ることができる。監視契約はプロバイダ204に任せることで、契約料金は各プロバイダ204に委ねるものとする。プロバイダ204は、一般ユーザや監視業務請負業者207と監視契約を結ぶ。被監視契約者206はもともと契約しているプロバイダ204から本システムへの加入契約を結ぶことで監視カメラの提供を受ける。被監視契約者206は本システムに加入することで損害時などの証拠画像を所持できる可能性が高まるため、損害保険業者208から優遇措置を受けることができる。本サービス提供業者201は、本サービスの発展のために、得られた広告収入をもとに製造業者203からカメラなどを購入し、プロバイダ204に提供することもできる。カメラ台数、監視契約者205、被監視契約者206の数が増えれば増えるほど、本サービスの質が向上し、各々が得られる利益も増加する。
以上のように、本例の監視システムは、インターネット6を介してWEBカメラ1により撮像される画像を監視するに際して、不特定多数の監視契約者(監視端末2)が監視並びに異常発生時の通報を行うオープン型監視システムである。
本例のオープン型監視システムでは、監視契約を結んだ不特定多数の監視者が、インターネット6に公開されたWEBカメラ1の映像をモニタするとともに必要に応じて通報を行うことで、カメラ台数が非常に多い大規模な監視を可能にすることができる。これにより、監視漏れが生じることなく大多数のWEBカメラ1の画像を効率的に監視することが可能になる。
また、カメラを使用した監視において、監視者(監視契約者)からのアクセス数をカウントし、アクセス数に応じてライブ画像や録画画像に関する情報をグラフ表示や一覧表示などすることにより、監視者により見たい画像の検索などを容易に行えるようにすることができる。
例えば、アクセス数が多い順でWEBカメラ1や記録画像を一覧表示することにより、重要監視ポイントや重要監視画像を容易に選択や提供することができる。また、アクセス数に応じて重要監視ポイントや重要監視映像を監視契約者に通知することで効率的に監視を行うことができるとともに、アクセス数ゼロを未監視カメラと断定して、未監視カメラ映像だけを提供することで、監視漏れが起きないようにすることが可能である。更に、記録映像をコメント付きで提供することで、記録画像が何であるかを、映像を見る前に把握させることが可能になる。
このように、WEBカメラ1に対するアクセス数を常時監視することで、アクセス数が多いカメラを重要監視ポイントと位置付け、アクセス数が多い再生画像を重要画像と位置付け、監視契約者に対して見たい画像の検索を容易に行わせることができる。逆に、アクセス数が少ないカメラを未監視カメラと判断することで、優先的に本カメラ画像を監視契約者へ提供することが可能になる。
また、WEBカメラ1の映像が段階的に記録されることから、常時記録画像、重要画像、顔画像などの映像を監視契約者へ提供するとともに、見たい画像を文字情報や画像情報で検索することができる。このように、インターネット6に公開される大多数のWEBカメラ1の画像に対して、階層的な記録方式を採用することで、監視契約を結んだ不特定多数の監視者により効率的に画像を監視することが可能になる。
また、警察庁や消防庁のサーバ32と連携することで、事件、事故、災害の情報から瞬時に該当する監視カメラや記録画像を検索することが可能になる。例えば、本システムに警察庁や消防庁からの情報を取り入れ、WEBカメラ1のライブ画像や記録画像とリンクさせることで、現在発生した事故、事件、災害に対して解決に有効な情報(例えば、犯人の顔画像や撮影された場所、災害発生時の画像など)を提供することが可能になる。
また、蓄積・配信サーバ12〜14が階層的に分散配置されることで、ネットワークへの負荷分散を行うことができる。例えば、重要画像の中で特にアクセス数が多い画像を自動的に分散記録させることで、故障などにより重要画像が消滅するリスクの回避、ネットワークへの負荷分散が可能になる。
本サービスは、カメラ台数、監視契約者、被監視契約者が増えるほど、サービスの質が向上すると考えられる。
以下で、本例のオープン型監視システムの構成例として、(構成例1)〜(構成例18)を示す。なお、各構成例は、実用上で有効な範囲で、任意に組み合わされてもよい。
(構成例1)インターネット6を介してWEBカメラ1の画像を監視する監視システムにおいて、不特定多数の監視契約者(監視端末2)が監視並びに異常発生時の通報を行うオープン型監視システム。
インターネット利用者が本システムのサービス提供業者4と監視契約を結ぶことで、インターネット6へ公開される大多数のWEBカメラ1の画像を大人数で監視並びに通報を行うことができる。
(構成例2)上記した監視システムにおいて、アクセス数が多いカメラを重要監視ポイントとする監視システム。
例えば、アクセス数が多い順にWEBカメラ1を視覚的に表示することで、重要監視ポイントを監視契約者へ通知することができる。
(構成例3)上記した監視システムにおいて、カメラ画像の記録、再生画像の提供を行う蓄積・配信サーバ12〜14を設置することで、再生アクセス数が多い記録画像を重要画像とする監視システム。
カメラ画像の記録、再生画像の提供を行う蓄積・配信サーバ12〜14を設置することで、管理サーバ22は、蓄積・配信サーバ12〜14に対するアクセス数を常時監視し、再生画像に対するアクセス数が多い記録画像を重要画像とすることができる。
(構成例4)上記した監視システムにおいて、アクセス数が多い順に並べられたWEBカメラ1、記録画像の情報を監視契約者へ提供することで、容易に重要な監視ポイント、重要画像を閲覧や検索などできるようにした監視システム。
例えば、アクセス数が多い順に並べられたWEBカメラ1、記録画像の一覧表示画面を監視契約者へ提供することで、容易に重要な監視ポイント、重要画像を閲覧や検索などできるようにする。例えば、WEBカメラ1(ライブ映像)については現在のアクセス数を用いることができ、記録画像については過去から現在までの累積のアクセス数を用いることができる。
(構成例5)上記した監視システムにおいて、警察庁や消防庁から提供される事件、事故などのID管理された情報を本システムに取り込むことで、本システムの管理サーバ22は、監視契約者に対して発生場所近傍のWEBカメラ1の画像に容易に接続できるWEBページを提供する監視システム。
例えば、警察庁や消防庁から提供される事件、事故、災害などのID管理された情報を本システムに取り込むことで、本システムの管理サーバ22は、監視契約者に対して発生場所近傍のWEBカメラ1並びに事件、事故、災害発生推定時刻の記録画像の一覧画面を提供する。監視契約者は、容易に、該当する画像を選択や検索などすることができる。警察庁や消防庁に設置されるサーバ32は、本システムへ接続され、事件、事故、災害などの情報がID管理されたデータベースを有し、本システムの管理サーバ22へ本情報を提供することができる。
(構成例6)上記した監視システムにおいて、管理サーバ22は、各WEBカメラ1と位置情報がリンクしたデータベースを所有し、地図上にWEBカメラ1(例えば、そのアイコン)を配置したWEB画面(例えば、地図画面)を監視契約者に提供することができ、また、アクセス数が多いカメラについてはマップ上に特定の色で表示(例えば、赤色表示)することや、或いは、アクセス数を棒グラフとしてカメラ位置と対応付けて表示することで、視覚的に重要監視ポイントを監視契約者へ通知することができる監視システム。
(構成例7)上記した監視システムにおいて、WEBカメラ1は設置時に設置位置である経度、緯度の情報をカメラに設定して本情報を管理サーバ22へ通知することで、管理サーバ22で特に設定することなくカメラを設置するだけで自動的にカメラ配置地図が作成される監視システム。
例えば、WEBカメラ1は設置時に設置位置である経度、緯度の情報をカメラに設定し、カメラは初回起動時に本情報を管理サーバ22へ通知することで、管理サーバ22側で特別な設定を行うことなくカメラを設置するだけで自動的にカメラ配置地図が作成される。また、本位置情報は、カメラIDとして管理サーバ22でデータベース管理される。
(構成例8)上記した監視システムにおいて、WEBカメラ1へのアクセス数が多い順番でシーケンシャル表示することができる監視システム。
例えば、WEBカメラ1へのアクセス数が多い順番で、WEBカメラ1の自動切換表示を行うシーケンシャル表示をすることができる。ここで、シーケンシャル表示とは、アクセス数が多いWEBカメラ1に対して順次アクセスし、WEB画像を監視契約者の端末(監視端末2)に表示するモードにおける表示である。
(構成例9)上記した監視システムにおいて、蓄積・配信サーバを役割に応じてプロバイダ3、本サービス提供業者4に段階的に配置することで、各蓄積・配信サーバでWEBカメラ映像の一次記録(例えば、各WEBカメラ画像を24時間常時録画で1週間保存など)、二次記録(例えば、重要画像のみ記録など)、三次記録(例えば、顔画像、監視契約者によるマーキング画像のみ記録など)を行い、監視契約者の要求に応じて記録画像及び検索画像を提供することができる監視システム。
なお、サービス提供業者4では、例えば、画像検索・照合サーバ23を蓄積・配信サーバとして用いることができる。
ここで、一次記録とは、例えば、プロバイダ3に設置される蓄積・配信サーバ12でプロバイダ3に集約される各WEBカメラ1からの画像を秒1コマ、24時間常時録画で1週間保存する記録である。二次記録とは、例えば、一次記録画像に対するアクセス数が多い画像(重要画像)、或いは、事件、事故、災害発生時における該当カメラの記録画像のみを抽出して記録を行う記録である。三次記録とは、例えば、二次記録画像の中で顔画像のみを自動抽出したものや、監視契約者が二次記録画像の中で重要な箇所にマーキングを行ったものなどの静止画像を記録する記録である。
(構成例10)上記した監視システムにおいて、任意の監視契約者は提供される記録画像にコメントを入力することで記録画像が何であるかを設定することができ、別の監視契約者は後に本記録映像を閲覧するときに映像を見る前にその映像が何であるかを把握することができる監視システム。
例えば、任意の監視契約者は再生要求に応じて提供される記録画像にコメントを入力することで記録画像が何であるかを設定することができ、本コメント情報は記録画像のデータフレームヘッダに記録されて蓄積・配信サーバに再保存される。そして、別の監視契約者が後に本記録映像を閲覧するときには、映像を見る前にその映像が何であるかを把握することができる。
(構成例11)上記した監視システムにおいて、任意の監視契約者は提供された記録画像から重要と思われる映像を静止画でキャプチャすることができ、静止画の重要箇所(例えば、犯人の顔など)にマーキングを行うことができるとともに、マーキング部分のみを抽出した映像の記録、顔画像の検索、類似画像の検索を行うことができる監視システム。
例えば、任意の監視契約者は要求に応じて提供される記録画像から重要と思われる映像を静止画でキャプチャすることができ、静止画の重要箇所にマーキングを行うことができ、これにより、マーキング部分のみを抽出した映像が三次記録画像としてプロバイダ3に設置される蓄積・配信サーバ14で記録される。本サービス提供業者4に設置されるマスタ蓄積・配信サーバ(例えば、画像検索・照合サーバ23)で、本画像の収集と、予め所有している各WEBカメラ1からの映像(静止画)や指名手配犯などの顔画像や警察庁又は消防庁から提供される画像との照合を行うなど、顔画像検索や類似画像検索を行うことができる。
(構成例12)上記した監視システムにおいて、重要画像の中から特にアクセス数が多い記録映像を別のプロバイダ41に設置される全ての蓄積・配信サーバへ転送し、記録を行うことで、監視契約者が本記録映像を閲覧するときにネットワークの負荷を軽減できるとともに多数の監視契約者に同時に映像を提供することができる監視システム。
例えば、重要画像(二次記録画像)の中から特にアクセス数が多い記録映像を別のプロバイダ41に設置される全ての蓄積・配信サーバへ転送して、当該蓄積・配信サーバが本画像を記録することで、監視契約者が本記録映像を閲覧するときに1箇所の蓄積・配信サーバへアクセスすることなくネットワークの負荷を軽減できるとともに多数の監視契約者に同時に映像を提供することができる。
(構成例13)上記した監視システムにおいて、WEBカメラ1の情報、記録画像の情報(例えば、監視契約者が設定したコメントの情報など)はカテゴリ別(例えば、監視ポイントや監視対象物などの別)に管理サーバ22でデータベース管理され、監視契約者は見たい画像の文字情報を入力することで画像検索を容易に行うことができる監視システム。
例えば、設置時に登録されるWEBカメラ1の情報や、二次記録画像の情報(例えば、監視契約者が設定したコメントの情報など)はカテゴリ別に管理サーバ22でデータベース管理され、監視契約者は見たい画像の文字情報を入力することで画像検索を容易に行うことができる。二次記録画像の情報は、蓄積・配信サーバで記録画像の中に保存されるとともに、管理サーバ22へも本情報が通知され、管理サーバ22でWEBカメラ1の情報や、事件、事故情報などとともに管理される。
(構成例14)上記した監視システムにおいて、監視契約者はWEBカメラ1のライブ画像や記録画像を閲覧し、指名手配犯を捉えた画像や事故発生現場を捉えた画像などを見つけた場合には、WEB画面上から通報することが可能である監視システム。
例えば、監視契約者は、WEBカメラ1のライブ画像や記録画像を閲覧し、指名手配犯を捉えた画像や事故発生現場を捉えた画像などを見つけた場合には、WEB画面上から静止画とともに本サービス提供業者4へ通報を行う。通報内容は、例えば、現在発生している事件、事故、災害などとくくり付けされる場合、該当するIDとともに通報される。本サービス提供業者4は、通報された情報が事件、事故、災害に対するものとして有効であると判断された場合には、警察庁や消防庁へ通報する。
(構成例15)上記した監視システムにおいて、二次記録を行う蓄積・配信サーバ13は、監視契約者からのアクセスを一定時間受けないか或いはアクセス数の減少から重要度が低下したと判断された場合には、重要度が低い記録画像から順に消去を行う監視システム。
これにより、記録容量を有効活用することができる。
(構成例16)上記した監視システムにおいて、アクセス数ゼロのカメラを未監視カメラと判断することで、未監視カメラのみをシーケンシャルに監視する監視モードを有する監視システム。
例えば、現在においてアクセス数がゼロであるカメラ、又は、アクセス数が過去から極端に少ないカメラを未監視カメラと判断することで、未監視カメラのみをシーケンシャルに監視するモードを有する。
(構成例17)上記した監視システムにおいて、警察庁や消防庁へ画像(例えば、重要画像など)の提供、通報を行うことで、それに対する報奨金が支払われる。本サービス提供業者4は、監視契約者、プロバイダ3、警察庁や消防庁の仲介を担うとともに、大多数の監視契約者へWEBページを提供することで、広告宣伝収入を得ることができる。カメラ台数、監視契約者、被監視契約者の数が増えれば増えるほど、本サービスの質が向上して、得られる利益も増加するビジネスの実現が可能であると考えられる。
(構成例18)上記した監視システムにおいて、本サービス全体にWEBカメラ映像を公開したくない被監視契約者に対しては、インターネットVPNサービスにより特定の監視請負業者151に監視業務委託を行うことで、重要設備などのセキュリティ性が高い監視を本サービスで運用することが可能なビジネスの実現が可能であると考えられる。
なお、本例のオープン型監視システムでは、複数のWEBカメラ1により複数のカメラが構成されており、複数の監視契約者が複数の監視者に相当しており、複数の監視端末2により複数の端末装置が構成されている。また、例えばサービス提供業者4の管理サーバ22(或いは、他の装置)により各WEBカメラ1や各画像に対する監視端末2からのアクセスの数に関する情報を検出する機能により検出手段が構成されており、例えば管理サーバ22から監視端末2へ送信される情報によってWEBカメラ1や画像に関する情報をアクセスの数に応じた態様で監視端末2の画面に表示(提示)する機能により提示手段が構成されており、監視端末2により監視契約者からの操作を受け付ける機能により受付手段が構成されており、監視契約者による操作により指示された各種の処理を管理サーバ22や画像検索・照合サーバ23などにより実行する機能により実行手段が構成されている。
ここで、本発明に係るシステムや装置などの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法或いは方式や、このような方法や方式を実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして提供することも可能であり、また、種々なシステムや装置として提供することも可能である。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係るシステムや装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
本発明の一実施例に係るオープン型監視システムの構成例を示す図である。 画像の記録に関する階層イメージの一例を示す図である。 監視契約者に対する本サービスのWEB画面の一例を示す図である。 地図表示エリアのイメージの一例を示す図である。 ライブ映像のアクセス数表示エリアのイメージの一例を示す図である。 録画映像のアクセス数表示エリアのイメージの一例を示す図である。 画像検索時における、カメラ情報、コメント表示/入力、検索操作、通報操作のためのエリアのイメージの一例を示す図である。 画像照合時における、カメラ情報、コメント表示/入力、検索操作、通報操作のためのエリアのイメージの一例を示す図である。 事件、事故、災害情報の表示エリアのイメージの一例を示す図である。 マーキング方法や画像抽出のイメージの一例を示す図である。 本発明の一実施例に係るオープン型監視システムの構成例を示す図である。 オープン型監視システムのビジネス運営体系の一例を示す図である。
符号の説明
1・・WEBカメラ、 2、162・・監視端末、 3、41・・ISP、 4・・サービス提供業者、 5・・警察庁又は消防庁、 6・・インターネット、 11、21、31、161・・ルータ、 12、51・・一次記録用蓄積・配信サーバ、 13、52・・二次記録用蓄積・配信サーバ、 14、53・・三次記録用蓄積・配信サーバ、 22・・管理サーバ、 23・・画像検索・照合サーバ、 32・・サーバ、 151・・監視業務請負業者、
61・・WEB画面、 71・・カメラ映像表示エリア、 72・・地図表示エリア、 73・・アクセス数表示エリア、 74・・各種に使用されるエリア、 75・・事件、事故、災害情報表示エリア、 81・・地図、 82・・現在のアクセス数、 91〜93・・カメラアイコン、
101、111、121、131・・選択画面、 102、112・・アクセス数表示画面、 103、113・・一覧表示画面、 104、124・・カメラ選択ボタン、 114・・再生選択ボタン、 115・・コメント入力画面、 122・・コメント入力、画像検索画面、 123・・カメラ一覧表示画面、 132・・画像照合設定画面、 133・・検索条件入力画面、 134・・照合画像選択画面、 135、136・・検索ボタン、 137・・選択ボタン、 138・・照合ボタン、 139・・通報ボタン、 140・・近傍カメラ選択ボタン、
141・・映像(画像)、 142・・マーキングされた対象物、 143・・マーキング情報入力画面、 144・・保存ボタン、
201・・サービス提供業者、 202・・警察庁又は消防庁、 203・・WEBカメラ又は他のシステムの製造業者、 204・・インターネットプロバイダ、 205・・監視契約者(一般ユーザ)、 206・・被監視契約者(例えば、自治体、商店街等)、 207・・監視業務請負業者、 208・・損害保険業者、

Claims (1)

  1. カメラにより撮像された画像を監視者により監視する監視システムにおいて、
    画像を撮像する複数のカメラと、
    前記カメラにより撮像された画像にアクセスすることが可能な複数の監視者の端末装置と、
    前記カメラ或いは前記カメラにより撮像された画像について、前記端末装置からのアクセスの数に関する情報を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された情報に基づいて、前記端末装置からのアクセスの数に応じた態様で、前記カメラ或いは前記カメラにより撮像された画像に関する情報を、前記端末装置により前記監視者に対して提示する提示手段と、
    前記端末装置により前記監視者による操作に応じた処理の指示を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられた指示に係る処理を実行する実行手段と、
    を備えたことを特徴とする監視システム。
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