JP2009272895A - 光受信回路とこれを有する光ビーコン - Google Patents

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Takashi Nakada
剛史 中田
Hideaki Shironaga
英晃 白永
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Abstract

【課題】 増幅信号やノイズの回り込みを防止できるようにして、動作が安定した光受信回路を安価に提供する。
【解決手段】 本発明は、集中的に配置された複数のフォトダイオードPD1〜PD4と、この各フォトダイオードPD1〜PD4の出力信号をそれぞれ増幅する1つ又は複数の増幅回路19が回路基板に設けられた光受信回路である。各増幅回路19は、フォトダイオードPD1〜PD4に直列かつ直線的に接続された複数の増幅器19A,19Bを備えており、最後段の増幅器19Bの出力線SL3が、各フォトダイオードPD1〜PD4の出力線SL1の設置エリアSA以外を通過するように回路基板に配置されている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、データ信号を含む光信号を複数のフォトダイオードで受光する光受信回路と、この光受信回路を路車間通信に応用した光ビーコンに関するものである。
路車間通信システムを利用した交通情報サービスとして、光ビーコン、電波ビーコン又はFM多重放送を用いたいわゆるVICS(Vehicle Information and Communication System:(財)道路交通情報通信システムセンターの登録商標)が既に展開されている。
このうち、光ビーコンは近赤外線を通信媒体とした光通信を採用しており、車載機との双方向通信が可能となっている。具体的には、車両の保持するビーコン間の旅行時間情報等を含むアップリンク情報が車載機からインフラ側の光ビーコンに送信され、逆に、渋滞情報、区間旅行時間情報、事象規制情報及び車線通知情報等を含むダウンリンク情報が光ビーコンから車載機に送信されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
このため、上記光ビーコンは、光信号により車載機との間で双方向通信を行うビーコンヘッド(投受光器)を備えており、この投受光器には、ダウンリンク光を送出する発光ダイオード(LED)と、車載機からのアップリンク光を受光するフォトダイオード(PD)とが搭載されている。
また、投受光器には、ビーコン制御機からの送信信号を発光ダイオードに入力してダウンリンク光を発光させる光送信部と、フォトダイオードが受光した光信号を電気信号に変換してビーコン制御機に送る光受信部とが搭載されている。
特開2005−268925号公報
ところで、本出願人は、複数のフォトダイオードを有する光受信部を投受光器に搭載した光ビーコンを既に提案している(特願2007−20910号の明細書参照)。
この光ビーコンでは、複数のフォトダイオードの受光領域が、アップリンク領域を車両進行方向に分割してなる複数の分割領域と対応しており、各フォトダイオードは自身に対応する分割領域で発光されたアップリンク光を受光するようになっている。
分割領域に対応する複数のフォトダイオードを有する光ビーコン(以下、「PD分割タイプ」の光ビーコンと称することがある。)を使用すれば、アップリンク光の受光機会を向上させるために、アップリンク領域を車両進行方向に長く設定する場合であっても、当該アップリンク領域を構成する個々の分割領域については、これを車両進行方向に狭く設定することが可能となる。
また、PD分割タイプの光ビーコンでは、複数のフォトダイオードのうちでどれが実際にアップリンク光を受光したかを判定することにより、走行中の車両(車載機)がいずれの分割領域でアップリンク光を発光したかを光ビーコン側で特定することができる。
従って、この場合、インフラ側である光ビーコンにおいて、アップリンク光を発光した車両(車載機)の走行位置を、車両進行方向における分割領域長さ以下の精度で求めることが可能となる。
上記のように、車載機からの光信号を受光するための複数のフォトダイオードを設けた光受信部は、通常、各フォトダイオードの出力信号をそれぞれ増幅する複数の増幅回路と、この各増幅回路にそれぞれ接続されたコンパレータとから構成することができる。この各コンパレータは、増幅回路からの出力信号を閾値と比較してデジタル信号に変換する。
このため、上記コンパレータが出力するデジタル信号を、CDR(Clock Data Recovery)機能やCRC(Cyclic Redundancy Check)機能を有する処理プロセッサに入力すれば、アップリンク光に含まれるデータ信号を取り出すことができる。
一方、外部に発光された近赤外線光を受光する光ビーコンのフォトダイオードでは、他の光通信分野で使用されるフォトダイオードに比べて出力電圧が非常に小さいという特質がある。
例えば、光ビーコンのインタフェース規格で規定されている下限の光量を受光した場合には、近赤外線用のフォトダイオードからの出力電圧は10μV以下という非常に小さい電圧になるため、処理プロセッサにおいて正常なデータ復調を行うためには、十万倍オーダの増幅率が必要となる。
従って、光ビーコンの光受信回路では、複数の増幅器を直列に接続してなる増幅回路を採用する必要があり、PD分割タイプの光ビーコンの場合には、かかる直列多段構成の増幅回路を各フォトダイオードに対応して複数設けることになる。
しかしながら、この場合、回路基板の部品配置やパターン配線によっては、振幅が大きい増幅信号を伝送する増幅器の出力線から、振幅が小さい非増幅信号を伝送するフォトダイオードの出力線にその増幅信号やノイズが回り込み、これにより、増幅回路の出力信号が不安定になって光受信回路が動作不良を起こす恐れがある。
一方、上記ノイズの回り込みを防止する手段としては、増幅器の出力側にLCフィルタ等よりなるノイズフィルタを設けることが考えられるが、増幅信号の回り込みに関してはノイズフィルタでは対応することができないし、ノイズフィルタの設置では回路基板が肥大化したり部品点数が多くなったりして、光受信回路の製作コストが高くなるという欠点がある。
本発明は、上記の問題点に鑑み、複数のフォトダイオードとこれに対応する増幅回路とを回路基板に設けた光受信回路において、増幅信号やノイズの回り込みを防止できるようにして、動作が安定した光受信回路を安価に提供することを目的とする。
本発明の光受信回路(請求項1)は、複数のフォトダイオードと、この各フォトダイオードの出力信号をそれぞれ増幅する複数の増幅回路とが回路基板に設けられた光受信回路であって、前記各増幅回路は、前記フォトダイオードに直列かつ直線的に接続された1つ又は複数の増幅器を備えており、最後段の前記増幅器の出力線が、前記各フォトダイオードの出力線の設置エリア以外を通過するように前記回路基板に配置されていることを特徴とする。
本発明の光受信回路によれば、各増幅回路を構成する1つ又は複数の増幅器のうち、最後段の増幅器の出力線が、フォトダイオードの出力線の設置エリア以外を通過するので、最も振幅が大きい増幅信号が伝送される最後段の増幅器の出力線が、非増幅信号が伝送されるフォトダイオードの出力線に近接することがない。
このため、ノイズフィルタ等を設置するまでもなく、増幅信号やノイズの回り込みを防止可能な回路配置が得られる。従って、回路基板の肥大化や部品点数の増大を招来することなく、増幅回路の出力電圧を安定化することができ、動作が安定した光受信回路を安価に得ることができる。
後述の実施形態でも述べるが、例えば、複数の前記フォトダイオードの各出力線が回路基板の一方側に向けて延びている場合には、前記設置エリアは、当該フォトダイオードとその後段の前記増幅器とで囲まれるエリアになる(請求項2:図6参照)。
また、例えば、複数の前記フォトダイオードの各出力線が当該フォトダイオードを中心として放射状に延びている場合には、前記設置エリアは、1段目の前記増幅器で囲まれるエリアとなる(請求項3:図7及び図8参照)。
本発明の光受信回路において、前記回路基板が、前記フォトダイオード用の第1グランドパターンと、前記増幅回路用の第2グランドパターンとを有している場合には、前記両パターンが高インピーダンスのグランドラインで接続されていることが好ましい(請求項4)。
この場合、両パターンが高インピーダンスのグランドラインで接続されているので、増幅回路で生じたノイズがグランドを通じてフォトダイオードに回り込むのを防止することができ、増幅回路の出力電圧をより確実に安定化させることができる。
また、本発明の光受信回路において、前記第2グランドパターンが、更に、各段目の増幅器用の複数のパターン部分を有している場合には、この複数のパターン部分同士が高インピーダンスのグランドラインで接続されていることが好ましい(請求項5)。
この場合、各パターン部分同士が高インピーダンスのグランドラインで接続されているので、後段の増幅器で生じたノイズがグランドを通じて前段の増幅器に回り込むのを防止することができ、増幅回路の出力電圧をより確実に安定化させることができる。
本発明の光受信回路は、光通信装置の光受信部として利用することができるが、光ビーコンに搭載するのが好適である。
すなわち、本発明の光ビーコン(請求項6)は、通信領域に含まれるアップリンク領域で車載機が発光したアップリンク光を受信する光受信回路を備えており、この光受信回路として、前記した本発明の光受信回路(請求項1)を採用したものである。
従って、本発明の光ビーコン(請求項4)は、本発明の光受信回路(請求項1)と同様の作用効果を奏する。
以上の通り、本発明によれば、複数のフォトダイオードとこれに対応する増幅回路とを回路基板に設けた光受信回路において、増幅信号やノイズの回り込みを防止できるので、動作が安定した光受信回路を安価に提供することができる。
〔路車間通信システムの全体構成〕
図1は、本発明の光ビーコンを利用した路車間通信システムの全体構成を示すブロック図である。
図1に示すように、この路車間通信システムは、インフラ側の交通管制システム1と、道路Rを走行する各車両Cに搭載された車載機2とを備えて構成されている。
交通管制システム1は、管制室に設けられた中央装置3と、道路Rの各所に多数設置された光ビーコン(光学式車両感知器)4とを有している。光ビーコン4は、近赤外線を通信媒体とした光通信によって車載機2との間で双方向通信を行う。なお、中央装置3は交通管制室に設けられている。
〔光ビーコンの構成〕
光ビーコン4は、電話回線等の通信回線5を介して中央装置3と接続された通信インタフェースである通信部6と、この通信部6が接続されたビーコン制御機7と、このビーコン制御機7のセンサ用インタフェースに接続された複数(図例では4つ)のビーコンヘッド(投受光器)8とを備えている。
各ビーコンヘッド8は、発光ダイオード(LED)10を含む光送信部と、複数のフォトダイオード(PD)11を含む光受信部17とを筐体の内部に収納している(図3参照)。
このうち、発光ダイオード10は、近赤外線よりなるダウンリンク光DO(ダウンリンク情報を構成する光信号)を後述する通信領域Aに発光し、フォトダイオード11は、車載機2からの近赤外線よりなるアップリンク光UO(アップリンク情報を構成する光信号)を受光する。
ビーコンヘッド8には、後述するアップリンク領域UAの各分割領域UA1〜UA4に対応して複数(図例では4つ)のフォトダイオード11が設けられており、この各フォトダイオード11は、その電気出力信号を増幅する増幅回路19等とともに、アップリンク光UOの光受信部17を構成している(図4参照)。
図2は、上記光ビーコン4の平面図である。
図2に示すように、本実施形態の光ビーコン4は、同じ方向の複数(図例では4つ)の車線R1〜R4を有する道路Rに設置されており、各車線R1〜R4に対応して設けられた前記複数のビーコンヘッド8と、これらビーコンヘッド8を一括制御する制御部である一台の前記ビーコン制御機7とを備えている。
また、ビーコン制御機7は、後述する処理プロセッサ23や、RAM及びROM等よりなる記憶装置24を含むプログラマブルなマイコンよりなり(図4参照)、記憶装置24には、所定の各機能を実行するコンピュータプログラムが格納されている。
上記処理プロセッサ23がそのコンピュータプログラムを実行することにより、通信部6(図1)による中央装置3との双方向通信と、ビーコンヘッド8による車載機2との路車間通信が行われるようになっている。
図2に示すように、ビーコン制御機7の筐体は、道路脇に立設した支柱13に設置されており、各ビーコンヘッド8の筐体は、支柱13から道路R側に水平に架設した架設バー14に取り付けられ、道路Rの各車線R1〜R4の直上に配置されている。
各ビーコンヘッド8のLED10は、各車線R1〜R4の直下よりも車両進行方向の上流側に向けて近赤外線を発光しており、これにより、車載機2との間で路車間通信を行うための通信領域Aが当該ヘッド8の上流側に設定されている。
〔通信領域について〕
図3は、光ビーコン4の通信領域Aを示す側面図である。
図2及び図3に示すように、光ビーコン4の通信領域Aは、車載機2の投受光器である車載ヘッド(図示略)がダウンリンク光DOを受信可能なダウンリンク領域(図3において実線のハッチングを設けた領域)DAと、光ビーコン4のビーコンヘッド8が車載ヘッドからのアップリンク光UOを受信可能なアップリンク領域(図3において破線のハッチングを設けた領域)UAとからなる。
ダウンリンク領域DAは、ビーコンヘッド8の投受光位置d、道路R上の位置a及びcを頂点とする△dacで示された範囲に設定されている。また、アップリンク領域UAは、前記位置dと、道路R上の位置b及びcを頂点とする△dbcで示された範囲に設定されている。
従って、ダウンリンク領域DAとアップリンク領域UAの上流端cは互いに一致し、アップリンク領域UAは、ダウンリンク領域DAの車両進行方向の上流部分(図3の右側部分)と重複している。また、ダウンリンク領域DAの車両進行方向長さは通信領域A全体の同方向長さと一致している。
光ビーコン(光学式車両感知器)4の「近赤外線式インタフェース規格」によれば、ダウンリンク領域DA及びアップリンク領域UAの正式な領域寸法が規定されている。この規定では、一般道向けの光ビーコン4の場合で、ダウンリンク領域DAの下流端aは、ビーコンヘッド8の直下の1.0〜1.3m上流側に位置し、ダウンリンク領域DAの下流端aからアップリンク領域UAの下流端bまでの距離は2.1mと規定されている。
また、アップリンク領域UAの下流端bから同領域UAの上流端cまでの距離は1.6mと規定されている。従って、正式な通信領域Aの車両進行方向の全長(ac間の長さ)は3.7mとなる。
しかしながら、本実施形態では、アップリンク領域UAの下流端bから同領域UAの上流端cまでの距離は、上記規定よりも上流側及び下流側へ長く設定されている。その結果、アップリンク領域UAは上記規定よりも車両進行方向に広がり、同時にダウンリンク領域DAも上記規定よりも車両進行方向に広がっている。
このようにアップリンク領域UA及びダウンリンク領域DAが広くなると、車載機2と光ビーコン4との間のアップリンク情報及びダウンリンク情報の送受信の確実性が増すことになる。
更に、アップリンク領域UAは、車両Cの走行位置が特定可能な程度に当該領域UAを車両進行方向に複数に分割してなる分割領域UA1〜UA4よりなる。具体的には、本実施形態のアップリンク領域UAは、位置dを上端とし、道路R上の位置e1〜e3を下端とする3本の境界線(境界部)BLによって4つに分割されている。
ビーコンヘッド8に設けられた4つのフォトダイオード11は、それぞれアップリンク領域UAの各分割領域UA1〜UA4を受信領域としている。
すなわち、車両Cの車載機2は、アップリンク領域UAを通過する途中で、同じデータ信号のアップリンク光UOを車載ヘッドから繰り返し送信するが、この繰り返し送信されるアップリンク光UOのうちのいずれか1つを受信するために、各分割領域U1〜UA4に対応する4つのフォトダイオード11が設けられている。
例えば図3に実線で示すように、最も上流側に位置する分割領域UA1内において車載機2の車載ヘッドがアップリンク光UOを送信した場合は、分割領域UA1に対応するフォトダイオード11がそのアップリンク光UOを受光する。
〔光受信回路の回路構成〕
図4は、本発明に係る光受信回路の回路構成の一例を示すブロック図である。
なお、以下において、最上流側の分割領域UA1に対応するフォトダイオード11をPD1と定義し、上流側から2番目、3番目及び4番目の分割領域UA2〜UA4に対応するフォトダイオード11を、それぞれPD2、PD3及びPD4と定義する。
図4に示すように、本実施形態の光受信回路16は、各車線R1〜R4に対応するビーコンヘッド8の筐体内にそれぞれ収納された前記光受信部17と、ビーコン制御機7の筐体内に収納されたデジタル処理部18とから構成されている。各ビーコンヘッド8の光受信部17とビーコン制御機7のデジタル処理部18とは、伝送ケーブルで互いに接続されている。
上記光受信部17は、各分割領域UA1〜UA4に対応する複数の前記フォトダイオード11(PD1〜PD4)と、各ダイオード11にそれぞれ接続された複数の増幅回路19と、この各増幅回路19の後段側に接続されたアナログ加算器20とを備えている。
また、光受信部17は、アナログ加算器20の後段側に接続されたコンパレータ21と、各増幅回路19の後段側にそれぞれ接続された複数の検波回路22とを備えている。
一方、デジタル処理部18は、光受信部17からの入力信号に対してデジタル信号処理を行う前記処理プロセッサ23と、この処理プロセッサ23が実行する処理プログラムを記憶している前記記憶装置24と、A/Dコンバータ25とを備えている。
光受信部17の各増幅回路19は、n型MOSFET等よりなる増幅素子19Aや、この素子の出力電圧を更に増幅する複数のオペアンプ19B等を含み、各PD1〜PD4の出力電圧を例えば1万〜10万倍オーダで増幅することができる。
この各増幅回路19の出力信号は、後段の前記アナログ加算器20に入力され、1つのアナログ加算信号S1に重畳される。従って、PD1〜PD4に接続された各増幅回路19とその後段のアナログ加算器20は、各フォトダイオード11の出力信号を増幅して1つの加算信号S1に加算する加算部として機能している。
図5(a)は、アナログ加算器20の回路構成の一例を示しており、ここではオペアンプ(演算増幅器)26を利用した加算器を例示している。
この図5(a)に示すアナログ加算器20は、PD1〜PD4に対応する各増幅回路19からの入力電圧をV1〜V4とすると、次式で算出される出力電圧Vout を出力する。
Vout =−(V1/R1+ ……+ V4/R4)・Rf
従って、この場合、抵抗値R1〜R4をすべて同じ値Rcに設定すれば、アナログ加算信号S1の出力電圧Vout として、入力電圧V1〜V4をすべて加算した値を更に(Rf/Rc)倍で増幅した値が得られる。
なお、かかるオペアンプ26を利用したアナログ加算器20の場合には、オペアンプ26の開ループゲインが十分に大きく、前段の出力インピーダンスが十分に小さいことが必要である。
図4に戻り、アナログ加算器20後段のコンパレータ21は、アナログ加算信号S1を所定の閾値(例えば0ボルト)と比較してデジタル信号S2を生成するもので、例えば、オペアンプを用いた反転比較回路で構成されている。このコンパレータ21で生成されたデジタル信号S2は、デジタル処理部18の処理プロセッサ23に伝送される。
また、各増幅回路19の出力側はそれぞれ分岐して前記検波回路22に接続されている。この検波回路22は、例えば、図5(b)に示すダイオード検波回路よりなり、増幅回路19から入力される入力電圧Vin を平滑化した包絡線電圧Vout を出力する。
各検波回路22の出力側はデジタル処理部18の前記A/Dコンバータ25に接続され、このコンバータ25は包絡線電圧Vout をデジタル値に変換する。
このため、各増幅回路42の出力電圧は、その後段の検波回路22で包絡線検波されてから、更にその後段のA/Dコンバータ25でデジタル信号に変換され、デジタル処理部18の処理プロセッサ23に送られる。
〔デジタル処理部の処理内容〕
デジタル処理部18の処理プロセッサ23は、CDR機能やCRC機能を有しており、アナログ加算信号S1をコンパレータ21によりデジタル化したデジタル信号S2から、車載機2が生成した送信信号(電気信号)に同期して、この送信信号に含まれるデータ信号(通信制御信号を含む)を抽出する。
このように、処理プロセッサ23は、上記アナログ加算信号S1に基づいて光信号に含まれるデータ信号を取得するデータ取得部としての機能を有する。
また、処理プロセッサ23は、複数のフォトダイオードPD1〜PD4のうちでどれがアップリンク光UOを受光したかによってアップリンク領域UA内における車両Cの走行位置を特定する位置特定部としての機能も有している。
すなわち、処理プロセッサ23は、A/Dコンバータ25のデジタル信号からPD1〜PD4の受信レベルを検出し、この受信レベルを所定の閾値と比較することで、複数のフォトダイオードPD1〜PD4のうちでどれが実際にアップリンク光UOを受光したかを判定する。
すなわち、処理プロセッサ23は、アップリンク領域UAを走行中の車両C(車載機2)がいずれの分割領域UA1〜UA4でアップリンク光UOを受光したかを特定する。
従って、本実施形態の光ビーコン4を使用すれば、インフラ側である光ビーコン4が、アップリンク領域UA内においてアップリンク光UOを発光した車両C(車載機2)の走行位置を、分割領域UA1〜UA4の車両進行方向の長さ以下の精度で求めることができる。
更に、デジタル処理部18の処理プロセッサ23は、記憶装置24に格納されたコンピュータプログラムを実行して、ビーコンヘッド8の光受信部17と光送信部を制御し、車載機2との間で路車間通信を行う。
すなわち、処理プロセッサ23は、車載機2との間の路車間通信をビーコンヘッド8に行わせるための通信制御部としての機能を併有している。
そして、この路車間通信を行うに当たり、処理プロセッサ23は、自身が特定した車両位置に関する情報を、ダウンリンク切替後に送信するダウンリンク光DOに含めるようになっており、このダウンリンク光DOを受信した車載機2は、自身の車両Cの走行位置を認識することができる。
この場合、図3に示すように、分割領域UAi(i=1〜4)の基準位置Pi(i=1〜4)からその下流側の所定位置P0(例えば、停止線30の位置)までの距離Li(i=1〜4)に関する情報を、ダウンリンク光DOに含ませることにしてもよい。
〔光受信部の回路配置〕
図6〜図8は、光受信回路の光受信部の回路配置例を示す配置図である。
図6〜図8に示すように、複数のフォトダイオードPD1〜PD4は回路基板の適所に集中的に配置されていて、各増幅回路19は、各フォトダイオードPD1〜PD4に接続されたn型MOSFET等よりなる増幅素子19Aと、この素子19Aの出力電圧を更に増幅するオペアンプ19Bとを備えている。
これらの増幅素子19Aとオペアンプ19Bは、フォトダイオードPD1〜PD4に対して直列かつ直線的に接続されている。
各フォトダイオードPD1〜PD4とその後段の増幅素子19A、及び、増幅素子19Aとその後段のオペアンプ19Bは、それぞれ、回路基板にプリントされたマイクロストリップラインよりなる信号ラインSL1,SL2を介して接続されている。
なお、以下において、回路基板の信号ラインのうち、各フォトダイオードPD1〜PD4の出力端と増幅素子19Aの入力端とを接続する信号ラインを、第1信号ラインSL1といい、増幅素子19Aの出力端とオペアンプ19Bの入力端とを接続する信号ラインを、第2信号ラインSL2という。また、オペアンプ19Bの出力端から延びる信号ラインを、第3信号ラインSL3という。
図6に示す配置例では、第1信号ラインSL1がいずれも後段側(図6の右側)に向かって延びており、後段側に向かうに従って互いの距離が大きくなるように広がっている。この第1信号ラインSL1の後端に接続された各増幅素子19Aは、互いの距離が概ね一致するように縦一列に配列されている。
このため、上記フォトダイオードPD1〜PD4とその後段の増幅素子19Aとで囲まれるエリアが、当該フォトダイオードPD1〜PD4の出力線である第1信号ラインSL1の設置エリアSAとなっている。
各オペアンプ19Bは、対応する増幅素子19Aの後段側(図6の右側)にそれぞれ配置され、増幅素子19Aの場合と同様に、概ね同じ距離だけ離れて縦一列に配列されており、合計4本の第2信号ラインSL2は、すべて増幅素子19Aからオペアンプ19Bに向かって互いに平行に延びている。
更に、オペアンプ19Bの出力端から延びる合計4本の第3信号ラインSL3は、すべて図6の右側に向かって互いに平行に延びており、当該第3信号ラインSL3の後段側の領域が、アナログ加算器20や検波回路22等の後段部品の設置領域MAとなっている。
従って、図6に示す配置例では、最後段の増幅器であるオペアンプ19Bの出力側の第3信号ラインSL3が、フォトダイオードPD1〜PD4の出力線の設置エリアSA以外を通過するように回路基板に配置されている。
一方、図7に示す配置例では、集中的に配置されたフォトダイオードPD1〜PD4の中心部から各第1信号ラインSL1が放射状に広がっており、この第1信号ラインSL1の後端に接続された各増幅素子19Aは、一対ずつ左右に分かれて配置されている。
このため、上記フォトダイオードPD1〜PD4の後段の4つの増幅素子19Aで囲まれるエリアが、当該フォトダイオードPD1〜PD4の出力線である第1信号ラインSL1の設置エリアSAとなっている。
4つのオペアンプ19Bのうち、右側の2つのオペアンプ19Bは、対応する増幅素子19Aの右側にそれぞれ配置され、右側にある2本の第2信号ラインSL2は、増幅素子19Aからオペアンプ19Bに向かって互いに平行に延びている。
また、左側の2つのオペアンプ19Bは、対応する増幅素子19Aの左側にそれぞれ配置され、左側にある2本の第2信号ラインSL2は、増幅素子19Aからオペアンプ19Bに向かって互いに平行に延びている。
更に、右側のオペアンプ19Bの出力端から延びる合計2本の第3信号ラインSL3は、図7の右側に向かって互いに平行に延びており、第3信号ラインSL3の更に右側の領域が、アナログ加算器20や検波回路22等の後段部品の設置領域MAとなっている。
また、左側のオペアンプ19Bの出力端から延びる合計2本の第3信号ラインSL3は、図7の左側に向かって互いに平行に延びており、第3信号ラインSL3の更に左側の領域も、アナログ加算器20や検波回路22等の後段部品の設置領域MAとなっている。
従って、図7に示す配置例においても、最後段の増幅器であるオペアンプ19Bの出力側の第3信号ラインSL3が、フォトダイオードPD1〜PD4の出力線の設置エリアSA以外を通過するように、回路基板に配置されている。
図8に示す配置例では、集中的に配置されたフォトダイオードPD1〜PD4の中心部から第1信号ラインSL1が放射状に広がっており、この第1信号ラインSL1の後端に接続された各増幅素子19Aは、フォトダイオードPD1〜PD4からほぼ等距離の位置に配置されている。
このため、図8に示す配置例においても、フォトダイオードPD1〜PD4の後段の4つの増幅素子19Aで囲まれるエリアが、当該フォトダイオードPD1〜PD4の出力線である第1信号ラインSL1の設置エリアSAとなっている。
図8に示すように、第2信号ラインSL2は第1信号ラインSL1と同様に放射状に広がっており、この第2信号ラインSL2に接続された各オペアンプ19Bも、フォトダイオードPD1〜PD4からほぼ等距離の位置に配置されている。
更に、合計4本の第3信号ラインSL3は、すべてオペアンプ19Bから放射状に広がって延びており、当該第3信号ラインSL3の外側の各領域が、検波回路22等の後段部品の設置領域MAとなっている。
従って、図8に示す配置例においても、最後段の増幅器であるオペアンプ19Bの出力側の第3信号ラインSL3が、フォトダイオードPD1〜PD4の出力線の設置エリアSA以外を通過するように、回路基板に配置されている。
〔本実施形態の光受信回路の効果〕
上記のように、本実施形態の光受信回路16によれば、最後段のオペアンプ19Bの出力線である第3信号ラインSL3が、フォトダイオードPD1〜PD4の出力線である第1信号ラインSL1の設置エリアSA以外を通過するので、最も振幅が大きい増幅信号が伝送される第3信号ラインSL3が、非増幅信号が伝送される第1信号ラインSL1に近接することがない。
このため、オペアンプ19Bの出力側にノイズフィルタを設けるまでもなく、増幅信号
やノイズの回り込みを防止可能な回路配置が得られ、回路基板の肥大化や部品点数の増大を招来せずに、増幅回路19の出力電圧を安定化することができる。
また、本実施形態の光受信回路16によれば、光受信部17のアナログ加算器20が、各フォトダイオードPDi(i=1〜4)の出力信号を1つのアナログ加算信号S1に加算し、デジタル処理部18の処理プロセッサ23が、上記アナログ加算信号S1からコンパレータ21で生成されたデジタル信号S2に基づいてデータ信号を再生するので、フォトダイオードPDiごとに生成される複数のデジタル信号の中から正しい信号を選択するという複雑なロジックを、デジタル処理部18に実装する必要がない。
このため、光受信回路16の実装がより簡便になり、当該回路16の製作コストを低減することができる。
更に、本実施形態の光受信回路16によれば、通常よりも高速の路車間通信が可能な光ビーコン4を実現できるという利点もある。
すなわち、フォトダイオードは一般にコンデンサ成分(キャパシタンス)のインピーダンスを有することから、受光領域が大きいほど時定数も大きくなり、出力信号(電気信号)の立ち上がり時間や立ち下がり時間が鈍るという特質がある。
この点、本実施形態の光受信回路16では、アップリンク領域UAで車載機2が発光した光信号(アップリンク光UO)を受光するに当たって、領域UAを分割してなる分割領域UA1〜UA4に対応して、複数のPDi(i=1〜4)に分割している。
このため、アップリンク領域UA全体をフォローする受光領域を有する1つのフォトダイオードを使用する場合に比べて、光信号に対する出力信号(電気信号)の応答時間が短くなる。
従って、PDiの分割数を多くするほど信号処理も高速に行え、光ビーコン4においてもMbpsオーダの高速通信が可能になる。
一方、フォトダイオードの受光領域が小さい場合には、ノイズレベルに対する信号の大きさ(S/N比)も小さくなってしまうが、本実施形態の光受信回路16のように、複数のPDi(i=1〜4)に対応する出力信号を加算するようにすれば、それらの受光領域を合計した1個のフォトダイオードと同等のS/N比を得ることができる。
〔回路配置の変形例〕
図9は、本発明の変形例に係る光受信回路16の光受信部17の回路配置を示す。
この変形例の回路配置が上記実施形態の回路配置と異なるところは、回路基板の信号ライン側だけでなく、グランドパターン側にも信号の回り込み防止の方策を採用している点にある。
すなわち、図9(a)に示す変形例では、フォトダイオード11用の第1グランドパターン41と、増幅回路19用の第2グランドパターン42とが回路基板に設けられ、これらの両パターン41,42が、高インピーダンスのグランドライン43で接続されている。このグランドライン43は、例えば、マイクロストリップラインを約2mm程度の比較的細幅に形成することで、高インピーダンスに設定されている。
従って、増幅回路19で生じたノイズがグランドを通じてフォトダイオードPD1〜PD4に回り込むのが防止され、増幅回路19の出力電圧をより確実に安定化させることができる。
一方、図9(b)に示す変形例では、第2グランドパターン42が、更に、各段目の増幅器19A,19B用の複数のパターン部分42A,42Bに分かれており、このパターン部分42A,42B同士が高インピーダンスのグランドライン44で接続されている。
従って、この場合、後段の増幅器19Bで生じたノイズが、グランドを通じて前段の増幅器19Aに回り込むのを防止することができ、増幅回路19の出力電圧をより確実に安定化させることができる。
〔その他の変形例〕
本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、増幅回路19を2つの増幅器19A,19Bで構成しているが、3つ以上の増幅器で多段構成にしてもよいし、増幅器が1つだけであってもよい。
また、上記実施形態では光受信回路16を光ビーコン4に採用しているが、本発明の光受信回路16は、光通信を行うその他の通信装置に採用することもできる。
路車間通信システムの全体構成を示すブロック図である。 光ビーコンの平面図である。 光ビーコンの通信領域を示す側面図である。 光受信回路の回路構成の一例を示すブロック図である。 (a)はアナログ加算器の回路図であり、(b)は検波回路の回路図である。 光受信回路の光受信部の回路配置例を示す配置図である。 光受信部の別の回路配置例を示す配置図である。 光受信部の別の回路配置例を示す配置図である。 変形例に係る光受信回路の光受信部の回路配置例を示す配置図である。
符号の説明
2 車載機
4 光ビーコン
16 光受信回路
17 光受信部
18 デジタル処理部
19 増幅回路
19A 増幅素子(増幅器)
19B オペアンプ(増幅器)
41 第1グランドライン
42 第2グランドライン
42A パターン部分
42B パターン部分
A 通信領域
UA アップリンク領域
DA ダウンリンク領域
UO アップリンク光
DO ダウンリンク光
C 車両
SA 設置エリア
MA 設置領域
SL1 第1信号ライン(出力線)
SL2 第2信号ライン(出力線)
SL3 第3信号ライン(出力線)

Claims (6)

  1. 複数のフォトダイオードと、この各フォトダイオードの出力信号をそれぞれ増幅する複数の増幅回路とが回路基板に設けられた光受信回路であって、
    前記各増幅回路は、前記フォトダイオードに直列かつ直線的に接続された1つ又は複数の増幅器を備えており、
    最後段の前記増幅器の出力線が、前記各フォトダイオードの出力線の設置エリア以外を通過するように前記回路基板に配置されていることを特徴とする光受信回路。
  2. 複数の前記フォトダイオードの各出力線が回路基板の一方側に向けて延びており、
    前記設置エリアは、当該フォトダイオードとその後段の前記増幅器とで囲まれるエリアである請求項1に記載の光受信回路。
  3. 複数の前記フォトダイオードの各出力線が当該フォトダイオードを中心として放射状に延びており、
    前記設置エリアは、1段目の前記増幅器で囲まれるエリアである請求項1に記載の光受信回路。
  4. 前記回路基板は、前記フォトダイオード用の第1グランドパターンと、前記増幅回路用の第2グランドパターンとを有しており、
    前記両パターンが高インピーダンスのグランドラインで接続されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の光受信回路。
  5. 前記第2グランドパターンは、各段目の増幅器用の複数のパターン部分を有しており、
    この複数のパターン部分同士が高インピーダンスのグランドラインで接続されている請求項4に記載の光受信回路。
  6. 道路の所定範囲に設定された通信領域において、車両に搭載された車載機と光信号による路車間通信を行う光ビーコンであって、
    前記通信領域に含まれるアップリンク領域で前記車載機が発光したアップリンク光を受信するための光受信回路を備え、
    前記光受信回路は、複数のフォトダイオードと、この各フォトダイオードの出力信号をそれぞれ増幅する複数の増幅回路とを回路基板に有し、この各増幅回路が、前記フォトダイオードを起点として直列かつ直線的に接続された1つ又は複数の増幅器を有し、
    最後段の前記増幅器の出力線が、前記各フォトダイオードの出力線の設置エリア以外を通過するように前記回路基板に配置されていることを特徴とする光ビーコン。
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