JP2009272787A - Ponシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】無線LANを含むPONシステムに関し、光回線終端装置と無線子機とを統一的に運用管理する。
【解決手段】保守運用管理装置OMSを接続した光加入者収容装置OLTに、スプリッタSPを介して複数の光回線終端装置ONUを接続し、その中の少なくとも1個の光回線終端装置ONUに無線親機APと複数の無線子機STAとを含む無線LANを接続したPONシステムであって、無線親機APは、無線通信要求の無線子機STAを仮想無線子機VOSとし、この仮想無線子機VOSと無線通信する論理的な仮想無線親機VOAを構成して、この仮想無線親機VOAと仮想無線子機VOSとの組を仮想光回線終端装置VONUとして登録するテーブルを備え、保守運用管理装置OMSは、光回線終端装置ONUと仮想光回線終端装置VONUとに対して運用管理手段を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、加入者側の光回線終端装置に無線LANのアクセスポイントとしての無線親機を接続したPONシステムに関する。
PON(Passive Optical Network;受動型光加入者網)システムは、例えば、IEEE802.3ah,IEEE802.3av等により標準化されており、それぞれ端末装置を接続した複数の加入者側のONU(Optical Network Unit;光回線終端装置)と、光信号の分配、合成を行うスプリッタとの間をそれぞれ光伝送路により接続し、そのスプリッタと局側のOLT(Optical Line Terminal;光加入者収容装置)との間を1本の光伝送路により接続し、OLTとネットワークとの間を伝送路により接続して、OLTとスプリッタとの間のONU方向への下り方向データは、ONU対応に割り当てた時間対応に時間多重化して伝送し、ONUとスプリッタとの間の上り方向データは、スプリッタに於ける時間多重化時にデータが重ならないように、それぞれ指定された送信時刻に送信し、スプリッタに於いて時間多重化されてOLT側へ伝送される。
又無線LAN(Local Area Network)は、例えば、IEEE802.11等により標準化されている方式を適用する場合が一般的であり、無線親機をAP(Access Point)として、単一又は複数の無線子機との間で無線通信を行い、無線親機をネットワーク等と接続し、無線子機は、無線親機との間の接続確立を行うことにより、ネットワークを介してデータ伝送が可能となるものである。この無線LANについても既に各種の方式が適用されている。
又光波長多重化方式を適用して、複数の加入者装置対応の光波長群と複数の無線LANや移動無線端局対応の光波長群とを含み、それぞれ光波長多重化して中央局と地域基地局との間を伝送し、地域基地局は波長分離してそれぞれ加入者装置、無線LAN、移動無線端局対応に伝送する光信号を利用した伝送手段が提案されている(例えば、特許文献1参照)。又PONシステムと無線LANシステムと有線LANシステムとをそれぞれ上位のネットワークにゲートウェイ装置を介して接続して、パケット転送を行うシステムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
前述の従来例のPONシステムのONUに、無線LANを接続し、その無線LANのアクセスポイントを介して単一又は複数の無線端末装置がデータを送受信可能とするシステム構成も可能であり、例えば、図5に示すように、無線LANを接続したPONシステムを構成することができる。同図に於いて、SNIはサービスノード・インタフェース(Service Node Interface)、OLTは局側の光加入者収容装置、OMSは保守運用管理装置(Operation & Maintenance System)、SPはスプリッタ(Splitter)、ONUは加入者側の光回線終端装置、UNIはユーザ・ネットワーク・インタフェース(User Network Interface)、TEは端末装置(Terminal Equipment)、WLANは無線LAN、APは無線親機(アクセスポイント)、STAは無線子機を示す。この無線LANをONUに接続することにより、複数の端末装置TEを接続したシステム構成とすることができる利点がある。
図6は、図5に於ける無線LANを除くPONシステムの構成要素と機能要素とを示すもので、図5と同一符号は同一名称部分を示す。保守運用管理装置OMSは、テーブル関係のみを例示したもので、基本管理テーブルと、通信制御テーブルと、保守管理テーブルと、その他の管理テーブルとを含む構成を有する場合を示す。例えば、基本管理テーブルは、PON−MAC1〜PON−MACn対応に、光回線終端装置ONU1〜ONUnと、運用保守管理制御OMC1〜OMCnと、論理リンク識別子LLID1〜LLIDnとを関連付けて格納する。又通信制御テーブルは、LLID1〜LLIDnと上り制御情報1〜上り制御情報nとを対応付けて格納し、保守管理テーブルは、OMC1〜OMCnと保守管理情報1〜保守管理情報nとを対応付けて格納する。
又光加入者収容装置OLTと光回線終端装置ONUと端末装置TEとについては、上位レイヤから物理レイヤまでの各レイヤ対応の機能終端の関係を右側に示す。なお、光加入者収容装置OLTは、Ethernet(登録商標)MAC(Media Access Control)1〜nと、保守運用管理(Operetion and Maintenace)OAM1〜OAMnと、マルチポイントMACコントロール(MPMC)と、PONーMAC1〜PON−MACnと、調停サブレイヤRS(Reconciliation Sublayer)と、ギガビット媒体非依存インタフェースGMIIと物理層PHYとの機能を含み、光回線終端装置ONU1〜ONUnは、それぞれ物理層PHYと、ギガビット媒体非依存インタフェースGMIIと、調停サブレイヤRS(Reconciliation Sublayer)と、PON−MACと、マルチポイントMACコントロールMPMCと、PON−OAMと、Ethernet(登録商標)MAC(Media Access Control)との機能を含むものである。
図7は、図5に示す無線LANによる分散アクセス制御のシーケンス説明図であり、アクセスポイントとしての無線親機APと、無線子機STA1〜STA4との動作例を、シーケンス順番1〜28と、無線区間動作1と無線区間動作2と共に示すもので、無線親機APは、無線区間動作1に示すように、周期的にAP情報をビーコン(Beacon)によって送信している。この無線区間動作1のビーコンの1周期を拡大した無線区間動作2は、ビーコン(Beacon)の送信周期内の無線親機APと無線子機STA1〜STA4との間の接続要求、接続許可、データ通信、通信完了通知を行った場合のシーケンスを示す。
例えば、無線親機APからのビーコンを無線子機STAが受信し、接続要求(RTS)を送信し、無線親機APはその無線子機STAに接続許可(CTS)を送信する。許可された無線子機STAは、無線親機APとの間でデータ通信を行う。このデータ通信の完了後、無線親機APは通信完了通知(ACK)を送信する。それにより、無線区間は空き状態となり、他の無線子機STAが通信のための接続要求(RTS)を送信できる。例えば、図示のように、無線子機STA1と無線子機STA2とが同時に実線矢印と点線矢印とにより示すように接続要求(RTS)を送信した場合、先に、無線子機STA1が接続許可(CTS)を受信したとすると、無線子機STA1はデータ通信が可能となり、無線子機STA2は通信待ち状態となる。接続許可された無線子機STA1はデータ通信を行い、そのデータ通信終了により通信完了通知(ACK)を送信する。そして、無線子機STA2が接続要求(RTS)を送信すると、他に競合する接続要求(RTS)がない場合、接続許可(CTS)を受信することになるから、データ通信を行うことができる。次に無線子機STA4がデータ通信を行った場合のシーケンス順番1〜14について、ビーコンの送信1周期内に、無線区間動作2として時系列的に示すように、RTS,CTS,STA1通信,ACK,RTS,CTS,STA2通信,ACK,RTS,CTS,STA4通信,ACKとなる。このようなシーケンス順番1〜18に於いて、無線子機3は雪像要求RTSを送出していないが、競合制御を行っているから、このようなシーケンス経過後にデータ通信を可能とする保証はされていない。
図8は、図5に示す無線LANに於ける帯域予約型アクセス制御と分散アクセス制御とを含む場合のシーケンス説明図であり、無線親機APと、無線子機STA1〜STA4との動作例を、シーケンス順番1〜28と、無線区間動作1と無線区間動作2と共に示す。無線区間動作1に示すように、ビーコン周期内に、集中調停制御PCF(Point Coordination Function)と分散調停制御DCF(Distributed Coordination Function)との期間を定め、PCFの期間には、帯域予約を行った無線子機に対して、順番に無線親機APから帯域予約通信問い合わせQoS CF Pollを送信し、無線子機との間のデータ通信を可能とし、データ通信完了の無線子機はACKを送信する。又DCFの期間には、図7について説明したような分散アクセス制御を行うものである。なお、PCFの期間に於ける無線親機APからの定期的な帯域予約通信問い合わせQoS CF Pollにより無線区間の使用許可を与えることを利用して、無線子機の状態情報等を無線親機APに送信することによって、無線親機APに於いて無線子機の状態管理を行うことも可能となる。
特開2006−67603号公報 特開2007−335945号公報
PONシステムに於いては、前述の特許文献1,2等にも示されているように、有線伝送手段を適用した端末装置と、無線伝送手段を適用した端末装置とをそれぞれ加入者側のONUに収容することは可能であり、従って、従来例の前述の図5に示す構成も考えられる。その場合、局側に設けた運用保守管理装置OMSにより複数の加入者側のONUの運用管理を行うものであり、各ONUと端末装置TEとは対応づけられているから、例えば、帯域予約型アクセス制御を適用した場合、端末装置TEからの要求帯域の割り当て制御や課金処理等もONU対応即ちユーザの端末装置TE対応に可能である。しかし、無線LANについては、ONUに対して、無線親機APと、複数の無線子機STAと、無線子機STA対応の端末装置TEとが接続された構成となるから、運用保守管理装置OMSにより端末装置TE対応の無線子機STAの運用保守管理が不可能であった。それにより、ユーザ対応の端末装置TEを接続した無線子機STAに対する保守管理ができないと共に課金処理もできないものであった。従って、無線LANを接続したPONシステムに於いては、PONシステム本来のサービス対応の料金体系と、無線LANによるサービス対応の料金体系とを統一的に取り扱うことができない問題があった。
本発明は、前述の従来の問題点を解決することを目的とし、PONシステム単独のユーザより多いユーザにサービス提供を可能とする無線LANを接続した場合に、ONUに接続された端末装置と、無線子機に接続された端末装置とを統一して、運用保守管理装置により運用管理を可能とする。
本発明のPONシステムは、保守運用管理装置を接続した光加入者収容装置に、スプリッタを介して複数の光回線終端装置を接続し、且つ少なくとも1個の光回線終端装置に無線親機と複数の無線子機とを含む無線LANを接続したPONシステムであって、無線親機は、無線通信要求の無線子機を仮想無線子機とし、この仮想無線子機と無線通信する論理的な仮想無線親機を構成して、この仮想無線親機と仮想無線子機との組を仮想光回線終端装置として登録するテーブルを備え、保守運用管理装置は、光回線終端装置と仮想光回線終端装置とに対して運用管理手段を備えている。
又無線親機は、テーブルに登録した仮想光回線終端装置を構成する仮想無線子機の予め設定した期間に通信要求がない時に、この仮想無線子機を含む仮想光回線終端装置をテーブルから削除する手段を備えている。
無線LANは、無線親機と無線通信可能の複数の無線子機を備えることが可能であるから、光回線終端装置に、単一の端末装置を接続する従来の一般的なPONシステムに比較して多数のユーザに対応する端末装置を収容可能であり、又無線LANの無線子機と無線親機とを仮想光回線終端装置として運用管理することにより、ユーザ対応の端末装置毎に通信帯域管理や料金管理が可能となる。
本発明のPONシステムは、図1を参照して説明すると、保守運用管理装置OMSを接続した光加入者収容装置OLTに、スプリッタSPを介して複数の光回線終端装置ONUを接続し、その中の少なくとも1個の光回線終端装置ONUに無線親機APと複数の無線子機STAとを含む無線LANを接続したPONシステムであって、無線親機APは、無線通信要求の無線子機STAを仮想無線子機VOSとし、この仮想無線子機VOSと無線通信する論理的な仮想無線親機VOAを構成して、この仮想無線親機VOAと仮想無線子機VOSとの組を仮想光回線終端装置VONUとして登録するテーブルを備え、保守運用管理装置OMSは、光回線終端装置ONUと仮想光回線終端装置VONUとに対して運用管理手段を備えている。
図1は、本発明の実施例1の説明図であり、SNIはサービスノード・インタフェース(Service Node Interface)、OLTは局側の光加入者収容装置、OMSは保守運用管理装置(Operation & Maintenance System)、SPはスプリッタ(Splitter)、ONUは加入者側の光回線終端装置、UNIはユーザ・ネットワーク・インタフェース(User Network Interface)、TEは端末装置(Terminal Equipment)、WLANは無線LAN(Wireless Local Area Network)、APは無線親機(アクセスポイント;Access Point)、STAは無線子機、VOAは仮想ONU無線親機(Virtual Optical Network Unit Access Unit)、VONUは仮想ONU(Virtual Optical Network Unit)、VOSは仮想ONU無線子機(Virtual Optical Network Unit Station Unit)を示す。
PONシステムに無線LANを組み合わせた構成は、ハードウェア的には図5に示す場合と同様に、無線親機APと複数の無線子機STAとを含む無線LANの無線親機APを加入者側の光回線終端装置ONU(以下[ONU」の符号で説明する)に接続した構成であるが、ONUと無線LANの無線親機APと複数の無線子機STAとを、仮想的に無線子機STA対応の無線親機APとONUとの組み合わせ構成として、それぞれを仮想ONU(VONU)とする。そして、仮想ONUは、仮想ONU無線親機VOAと、仮想ONU無線子機VOSとの間で送受信する機能構成とする。それにより、保守運用管理システムOMSは、無線LANの無線子機STA対応の仮想ONUとして、通常のONUと同様に運用管理する。又仮想ONUの生成及び消滅の処理を、無線親機APのテーブルによって管理し、無線子機STAの通信要求時に生成し、所定期間継続して無通信の場合に、テーブルから削除し、仮想ONUの生成及び消滅を制御する構成を設ける。なお、このような構成は、無線親機APのメモリとプロセッサ等の制御手段とにより、実現することが可能である。
図2は、本発明の実施例1のシーケンス説明図であり、仮想ONU無線親機VOAと、無線親機APと、無線子機STAと、仮想ONU無線子機VOSとについて、シーケンス番号1〜18と、無線区間動作2と、無線区間動作1とについて、仮想ONUの生成手順を示すものであり、仮想ONU無線親機VOAと無線親機APとの間及び仮想ONU無線子機VOSと無線子機STAとの間は、論理通信手順に従って通信し、無線親機APと無線子機STAとの間は、無線区間の通信手順に従って通信する。無線区間動作1は、シーケンス番号1,11のビーコンの1周期内に集中調停制御PCFと分散調停制御DCFとの期間を形成した場合を示し、無線区間動作2は、時間軸、即ち、ビーコン周期の時間間隔を無線区間動作1より拡大して示すもので、集中調停制御PCFの期間の先頭に、帯域予約通信問い合わせQoS CF Pollを無線親機APから送信する。
無線区間の無線親機APと無線子機STAとの間は、最初は帯域予約を確立していないので、集中調停制御PCF期間内ではなく、分散調停制御DCF期間内に於いて通信を開始する。例えば、図8の従来例のシーケンスに従って通信を開始することができる。そして、帯域予約を行って、帯域予約型アクセスのリンク確立を行い、このリンクを使用して、集中調停制御PCF期間に、帯域予約型の無線アクセス通信を行う。そして、論理的な仮想ONU無線親機VOAと仮想ONU無線子機VOSとにより、仮想ONUを確立する。図2に於いては、待機予約型アクセスのリンク確立前については図示していないが、例えば、図7に示す手順に従って確立することができる。その後に、無線親機APからの帯域予約通信問い合わせQoS CF Pollにより、無線子機STAは、仮想ONU無線子機VOSからの仮想ONU無線親機VOA生成要求に従って、無線親機APにADDTS Requestを送出する。これに対する生成完了通知により、無線親機APから無線子機STAにADDTS Responseを送信し、無線子機STAは仮想ONU無線子機VOSに生成完了を通知する。それにより、シーケンス番号10に於いて、無線親機APと無線子機STAとの間の物理通信リンクが確立される。
又仮想ONU無線親機VOAは、仮想ONU無線子機VOSの構成要求を行い、無線親機APは、無線子機STAは仮想ONU無線子機VOSからの構成情報を受信し、その構成情報を、無線子機STAから無線親機APに管理情報として送信する。無線親機APは受信した構成情報を仮想ONU無線親機VOAに送信し、構成完了の通知により、無線親機APから無線子機STAにACKを送信し、それにより、仮想ONU無線子機VOSの構成完了となり、シーケンス番号18に於いて、仮想ONU無線親機VOAと仮想ONU無線子機VOSとの間で論理通信する仮想ONU構成が確立する。従って、保守運用管理システムOMSにより、無線子機STAを含む仮想ONU単位で運用管理が可能となり、又無線子機STAが要求する帯域予約や課金等の処理を行うことが可能となる。
図3は、本発明の実施例1のリンク消滅シーケンス説明図であり、仮想ONU無線親機VOAと、無線親機APと、無線子機STAと、仮想ONU無線子機VOSとについて、シーケンス番号1〜18と、定期タイミングT1〜T4,T5〜T8と、無線区間動作2と、無線区間動作1とを示し、無線親機APと無線子機STAとの間の無線区間の手順は図示を省略している。又無線区間動作1と無線区間動作2とについては、図2に示す場合と同一であり、重複する説明は省略する。仮想ONU無線親機VOAと仮想ONU無線子機VOSとによる仮想ONUが構成された後、帯域予約に基づいて、集中調停制御PCFの期間の最初にQoS CFとして示す帯域予約通信確認が、仮想ONU無線親機VOAと仮想ONU無線子機VOSとの間で行われる。
又定期タイミングT1〜T4に従って仮想ONU無線親機VOAは、仮想無線子機VOSに構成要求を行い、それに対する構成情報を受信すると、構成完了を送信する。この場合の定期タイミングT5では、構成完了後に、無線子機STAは切断処理を行ったことにより、その後の定期タイミングT6〜T8に於ける仮想ONU無線親機VOAからのVOS構成要求及び仮想ONU無線子機VOSからのVOA生成要求に対して、応答無しの状態となる。この状態が予め設定した定期タイミングの繰り返し回数とった例えば定期タイミングT4に於いて、仮想ONU無線親機VOAは、VOS消滅通知を無線親機APに通知し、仮想ONU無線子機VOSを含む仮想ONUを消滅させる。なお、既に仮想ONUを構成している他の無線子機STAは、引き続き仮想ONU無線子機VOSを構成していることにより、帯域予約に基づいた通信を継続することが可能である。従って、無線子機STAが通信を開始する時に、仮想ONUを確立し、通信終了により、仮想ONUを消滅させて、仮想ONUが無限に増加することを回避することができる。
図4は、本発明の実施例1の管理テーブルの説明図であり、無線親機AP内に構成したOAM(Operation And Maintenace)構成テーブルと、OAM通信制御テーブルと、VONU構成テーブルと、AP−STA間通信テーブルと、OLT−AP間通信テーブルと、OAM−MIB(Management Information Base)構成テーブルとを示す。無線子機STAの起動により、無線親機APへの接続が行われ、この無線親機AP内のOAM構成テーブルに、例えば、VOS1−VOA1−OAM1として示すように、仮想ONU無線子機VOSに対応する仮想ONU無線親機VOAが登録されて、OAM番号が割り当てられる。このOAM番号によりOAM通信制御テーブルに、例えば、OAM1−QoS CF Poll T1として示すように、帯域予約型アクセス制御の通信時間が予約される。
予約した時間の通信で仮想ONU無線親機VOAと仮想ONU無線子機VOSとの間でOAM通信が行われ、その通信の正常性確認後、VONU構成テーブルに、例えば、0AM1−VONU1として示すように、仮想ONU(VONU)が登録される。このVONU構成後は、OAMとUNIに接続された端末装置TEの通信種別ToSに応じて、無線親機APと無線子機STAとの間の通信テーブル、即ち、AP−STA間通信テーブルに通信の予約を登録する。このAP−STA間通信テーブルは、仮想ONU対応に、VONU1テーブル〜VONUnテーブルを含み、OAM1〜OAMn対応に通信種別ToS11〜ToS1n〜ToSn1〜ToSnnを登録する。又OLT−AP間通信テーブルに通信種別ToS11〜ToS1n対応に、論理リンク識別子LLID(Logical Link Identifier)を登録する。この論理リンク識別子LLIDの割り当ては、PONシステムの標準手順により行うことができる。又OAM−MIB構成テーブルは、例えば、OAM1、ONU−MIB1、VOS−MIB1として示すように、標準ONU−MIBに対する拡張VOS−MIBとして登録し、OLT−AP間通信の保守運用OAMによって、運用保守管理装置OMSと通信し、仮想ONU対応の運用管理が行われる。このようなテーブル構成を無線親機APに設けて、無線子機STA対応の運用管理が可能となり、無線子機STAに接続した端末装置TEと、ONUに直接的に接続した端末装置TEとを、保守運用管理装置OMSに於いて統一的に利用料金を含めて運用管理することが可能となる。
本発明の実施例1の説明図である。 本発明の実施例1のシーケンス説明図である。 本発明の実施例1のリンク消滅シーケンス説明図である。 本発明の実施例1の管理テーブルの説明図である。 従来例のPONシステムの説明図である。 従来例のPONシステムの機能説明図である。 従来例のシーケンス説明図である。 従来例のシーケンス説明図である。
符号の説明
UNI ユーザ・ネットワーク・インタフェース
TE 端末装置
WLAN 無線LAN
AP 無線親機
STA 無線子機
VOA 仮想ONU無線親機
SNI サービスノード・インタフェース
OLT 光加入者収容装置
OMS 保守運用管理装置
SP スプリッタ
ONU 光回線終端装置
UNI VONU 仮想ONU
VOS 仮想ONU無線子機

Claims (2)

  1. 保守運用管理装置を接続した光加入者収容装置に、スプリッタを介して複数の光回線終端装置を接続し、且つ少なくとも1個の光回線終端装置に無線親機と複数の無線子機とを含む無線LANを接続したPONシステムに於いて、
    前記無線親機は、無線通信要求の前記無線子機を仮想無線子機とし、該仮想無線子機と無線通信する論理的な仮想無線親機を構成して、該仮想無線親機と前記仮想無線子機との組を仮想光回線終端装置として登録するテーブルを備え、
    前記保守運用管理装置は、前記光回線終端装置と前記仮想光回線終端装置とに対する運用管理手段を備えた
    ことを特徴とするPONシステム。
  2. 前記無線親機は、前記テーブルに登録した仮想光回線終端装置を構成する前記仮想無線子機の予め設定した期間に通信要求がない時に、該仮想無線子機を含む仮想光回線終端装置を前記テーブルから削除する手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のPONシステム。
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