JP2006121604A - ネットワーク接続装置及びネットワーク接続装置付き住宅 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、簡易な構成で構内ネットワークを構築しつつ、外部ネットワークへの接続が可能なネットワーク接続装置、及びそれを備えたネットワーク接続装置付き住宅を提供することを目的とする。
【解決手段】 上記課題を解決するため、本発明のネットワーク接続装置1は、
構内ネットワーク(LAN)を構築しつつ、外部ネットワーク(インターネット)への接続を行うネットワーク接続装置1であって、
外部ネットワークからの通信回線の終端で、該通信回線により伝達される信号と電気信号とを相互に変換する回線終端装置2と、
回線終端装置2に接続された外部ネットワークと構内ネットワークとを相互に接続し、その間の中継処理を行うルータ3と、
回線終端装置2及びルータ3への電源供給路5上に設けられ、ルータ3への電源供給開始を回線終端装置2への電源供給開始よりも遅延させる供給遅延回路6と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 上記課題を解決するため、本発明のネットワーク接続装置1は、
構内ネットワーク(LAN)を構築しつつ、外部ネットワーク(インターネット)への接続を行うネットワーク接続装置1であって、
外部ネットワークからの通信回線の終端で、該通信回線により伝達される信号と電気信号とを相互に変換する回線終端装置2と、
回線終端装置2に接続された外部ネットワークと構内ネットワークとを相互に接続し、その間の中継処理を行うルータ3と、
回線終端装置2及びルータ3への電源供給路5上に設けられ、ルータ3への電源供給開始を回線終端装置2への電源供給開始よりも遅延させる供給遅延回路6と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ネットワーク接続装置、及びそれを備えるネットワーク接続装置付き住宅に関する。
近年、光ファイバー,ADSL,CATV等の高速通信回線によるインターネット接続サービスが普及してきており、それに伴い、戸建住宅や集合住宅などでは、宅内での構内ネットワーク(LAN:Local Area Network)構築の需要が高まりつつある。
特に、新築の住宅などでは、宅内でのLAN構築を容易とするため、建設時に予め壁内にLANケーブルを配線し、各部屋にLANコンセントを設置した、いわゆるマルチメディア住宅が散見される。このようなマルチメディア住宅では、LANコンセントまでのLANケーブルを一箇所で集中管理する管理盤が、電気の分電盤のように宅内の目立たない箇所に設置される。
しかしながら、通常、通信回線は宅内の一部屋まで引設されているものであるため、図8の従来例に示すように、宅内で外部接続環境を構築するためには、通信回線が引き込まれた部屋内に回線終端装置2及びルータ3を設置するとともに、ルータ3から管理盤90へと配線し、そこから管理盤90に組込まれたスイッチングハブ4を用いてLANケーブルを各部屋へ分配するという複雑な構成とされている。かかる構成では、通信回線が引き込まれた部屋が、回線終端装置,ルータ,ケーブル等で乱雑になってしまうという問題がある。
また、回線終端装置2及びルータ3は、常時稼動させておかなければならず、動作が不安定になりやすいことから、再起動させる場合の利便性等から部屋内に設置することが要請され、管理盤90のように宅内の目立たない箇所に設置することが困難である。
本発明は、上記問題を鑑みて為されたものであり、簡易な構成で構内ネットワークを構築しつつ、外部ネットワークへの接続が可能なネットワーク接続装置、及びそれを備えたネットワーク接続装置付き住宅を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のネットワーク接続装置は、
構内ネットワークを構築しつつ、外部ネットワークへの接続を行うネットワーク接続装置であって、
外部ネットワークからの通信回線の終端で、該通信回線により伝達される信号と電気信号とを相互に変換する回線終端装置と、
回線終端装置に接続された外部ネットワークと構内ネットワークとを相互に接続し、その間の中継処理を行うルータと、
回線終端装置及びルータへの電源供給路上に設けられ、ルータへの電源供給開始を回線終端装置への電源供給開始よりも遅延させる供給遅延回路と、を備えることを特徴とする。
構内ネットワークを構築しつつ、外部ネットワークへの接続を行うネットワーク接続装置であって、
外部ネットワークからの通信回線の終端で、該通信回線により伝達される信号と電気信号とを相互に変換する回線終端装置と、
回線終端装置に接続された外部ネットワークと構内ネットワークとを相互に接続し、その間の中継処理を行うルータと、
回線終端装置及びルータへの電源供給路上に設けられ、ルータへの電源供給開始を回線終端装置への電源供給開始よりも遅延させる供給遅延回路と、を備えることを特徴とする。
ネットワークにおいてデータの伝送を行う機器は、ネットワークの規格上、下流側の機器が立ち上がる際に上流側の機器が立ち上がっている状態が好ましいとされている。このような状態が担保されなければ、機器の動作不良に繋がるおそれがある。そこで、上記本発明のように、供給遅延回路によりルータへの電源供給開始を回線終端装置への電源供給開始よりも遅延させることで、そのような状態での機器の立ち上がりを実現することができる。また、供給遅延回路を、回線終端装置及びルータの電源供給路上に設けているので、当該供給路を断続させることで、装置に含まれる機器の起動又は再起動を一度に容易に行うことができる。なお、本明細書における「構内ネットワーク」とは、複数の端末が例えばハブ等を介してルータに接続される場合のみならず、一つの端末のみがルータに接続される場合も含むものとする。
次に、本発明のネットワーク接続装置は、ルータの下流にて、該ルータと端末間の電気信号の送受信を可能として構内ネットワークを構築する分岐装置を備えるように構成することができる。また、この場合、供給遅延回路は、回線終端装置、ルータ及び分岐装置への電源供給路上に設けられ、分岐装置への電源供給開始をルータへの電源供給開始と同時若しくはそれよりも遅延させるように構成することが好ましい。分岐装置を備える場合において、このような順序となるよう電源供給の制御を行うことで、上記のように回線終端装置から立ち上がる状態が担保される。
次に、本発明のネットワーク接続装置は、供給遅延回路の上流側の電源供給路上に設けられ、外部からの入力によって電源供給を間断させることで、回線終端装置及びルータ(若しくは、回線終端装置、ルータ及び分岐装置)を再起動させる供給間断回路を備えるように構成することができる。このような電源供給を間断させる回路を供給遅延回路の上流に設けることによって、回線終端装置及びルータ等の再起動を、上記のような電源供給開始の制御を実現しつつ、容易に行うことができる。
以上のネットワーク接続装置を備えるネットワーク接続装置付き住宅は、部屋内を回線終端装置,ルータ,ケーブル等で乱雑にすることがなく、簡易な構成で構内ネットワークを構築しつつ、外部ネットワークへの接続を行うことができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の第一実施形態について説明する。図1は、第一実施形態に係るネットワーク接続装置10の構成を概略的に示す図である。ネットワーク接続装置10は、戸建住宅や集合住宅などの住宅内において構内ネットワーク(LAN:Local Area Network)を構築しつつ、インターネット等の外部ネットワークへの接続を行う装置であり、回線終端装置2と、ルータ3と、スイッチングハブ4と、これらへの電源供給路5上に設けられた供給遅延回路6とを備える。
まず、本発明の第一実施形態について説明する。図1は、第一実施形態に係るネットワーク接続装置10の構成を概略的に示す図である。ネットワーク接続装置10は、戸建住宅や集合住宅などの住宅内において構内ネットワーク(LAN:Local Area Network)を構築しつつ、インターネット等の外部ネットワークへの接続を行う装置であり、回線終端装置2と、ルータ3と、スイッチングハブ4と、これらへの電源供給路5上に設けられた供給遅延回路6とを備える。
回線終端装置2は、一般に、外部ネットワークからの通信回線の終端で、該通信回線により伝達される信号と電気信号とを相互に変換するものである。例えば、回線事業者と接続された光ファイバケーブル等の通信回線の終端において、光ファイバ内で伝送される光信号とLAN内で伝送される電気信号とを相互に変換する光回線終端装置(ONU:Optical Network Unit)として構成することができる。これにより、インターネットとLANとの間で光ファイバケーブル等の通信回線を介して双方向に信号伝送が可能となり、インターネット常時接続環境が実現する。また、回線事業者と住宅との間に引設される通信回線は、光ファイバーケーブルに限らず、他にもADSL(asymmetric digital subscriber line)接続サービスを実現する電話線やCATV接続サービスを実現する専用ケーブル等を挙げることができる。この場合、回線終端装置2としては、ADSLモデムやCATVモデムが用いられる。
ルータ3は、一般に、外部ネットワークとLANとを相互に接続して、その間の中継処理を行うものである。ルータ3は、主に以下のような機能を有する。第一に、インターネットに接続するための機能である。すなわち、インターネットへの接続サービスを行うプロバイダ(ISP:Internet Service Provider)のアクセスサーバへユーザIDやパスワードを送って認証してもらうPPPoEクライアントや、IPアドレスなどの設定情報を取得するDHCPクライアントとしての機能を有する。第二に、外部からのアクセスを管理する機能である。すなわち、インターネットからの不正なパケットをフィルタリングなどで遮断する機能である。第三に、インターネットとLANとの通信を中継する機能である。これがルータの主たる機能であり、プロバイダから割り当てられたグローバルIPアドレスと、LANの端末が使うIPアドレスとを相互に変換するNATやIPマスカレードがこれに当たる。IPマスカレードは、複数の端末があるときに、プロバイダから割り当てられた1個のIPアドレスを共有して同時にインターネットへアクセスできるようにすることが可能である。第四に、LAN側の端末を管理する機能である。すなわち、LAN側の端末のIPアドレスを自動的に割り当てるDHCPサーバとしての機能や、DNSサーバへのアクセスを代行する機能を有する。
なお、巷には、前述の回線終端装置とルータが一体となった機器や、後述のスイッチングハブとルータが一体となった機器などが存在するが、このような機器は、機能としてみた場合、本実施形態に係る回線終端装置2,ルータ3,スイッチングハブ4をそれぞれ組み合わせたものであるので、本実施形態のネットワーク接続装置10の構成に好適に用いることができる。
スイッチングハブ(集線装置)4は、ルータ3の下流にて、該ルータ3と端末間の電気信号の送受信を可能としてLANを構築する分岐装置として用いる。スイッチングハブ4は、LANスイッチとも呼ばれ、LANケーブルを束ねてスター接続する集線装置であり、高速ネットワーク環境を実現する。すなわち、スイッチングハブ4に接続された端末同士の間及び端末とルータ3の間でのデータのやり取りを可能とする。そして、ネットワーク接続装置10が住宅内に設置される場合、図6及び7に示すように、スイッチングハブ4には、宅内各所に先行配線され、一端が端末と接続するためのLANコンセント82とされたLANケーブル81が接続される。
なお、これまではスイッチングハブ4による有線LAN接続の場合の説明を行ってきたが、これに限らずスイッチングハブ4の代わりに、無線LAN接続を実現する無線LANアクセスポイント装置を本発明に係る分岐装置として用いることもできる。無線LAN接続は、有線LAN接続よりもセキュリティの面で多少劣るものの、宅内にLANケーブルを引き回す必要がないという利点がある。また、スイッチングハブと無線LANアクセスポイント装置を組み合わせて用いることもできる。
供給遅延回路6は、回線終端装置2、ルータ3及びスイッチングハブ4への電源供給路5上に設けられており、ルータ3への電源供給開始を少なくとも回線終端装置2への電源供給開始よりも遅延させるものである。ネットワークにおいてデータの伝送を行う機器は、ネットワークの規格上、下流側の機器が立ち上がる際に上流側の機器が立ち上がっている状態が好ましいとされている。そこで、供給遅延回路6によって起動時や再起動時などに、ルータ3への電源供給開始を回線終端装置2への電源供給開始よりも遅延させることにより、そのような状態を実現することができる。さらには、供給遅延回路6は、ルータ3への電源供給開始を回線終端装置2の立ち上がり後に行うように構成することが好ましい。一般的には、回線終端装置2の立ち上がりに要する時間は、光回線終端装置の場合には3秒程度、ADSLモデム及びCATVモデムの場合には3分程度である。
また、スイッチングハブ4に関しては、電源供給開始をルータ3への電源供給開始と同時若しくはそれよりも遅延させるように、供給遅延回路6を構成することができる。これにより、下流側の機器が立ち上がる際に上流側の機器が立ち上がっている状態が担保される。なお、スイッチングハブは、受動的な振る舞いをするネットワーク機器であるため、立ち上がりの順序は特には要請されない。そこで、スイッチングハブ4への電源供給路を電源供給路5とは別系統で設けて、スイッチングハブ4には電源を供給し続け、他方、回線終端装置2及びルータ3には供給遅延回路6によって上記のように電源供給開始に遅延を与えるよう構成することもできる。
また、スイッチングハブ4の代わりに管理エージェント機能を有するインテリジェントハブを用いることもできるが、その場合には再起動を必要とする場合も想定されるので、上述のような構成で、回線終端装置2及びルータ3とともにインテリジェントハブも再起動可能とすることが好ましい。
回線終端装置2、ルータ3及びスイッチングハブ4への電源供給開始の順序の例を図4の表に示す。これらの例の全てに共通するのは、ルータ3への電源供給開始を回線終端装置2への電源供給開始よりも遅延させていることである。この中でより好ましいのは実施例1及び2であり、回線終端装置2,ルータ3,スイッチングハブ4の順、若しくはルータ3及びスイッチングハブ4を同時に行うものである。また、上述したように、スイッチングハブ4は、特に立ち上がりの順序を考慮する必要がないので、変形例1〜3のように最初等に電源供給を開始してもよい。
供給遅延回路6の具体的な構成を、図3のブロック図に示す。すなわち、電源供給が停止した状態では、リレー等からなる断続回路によって電源から出力2及び3までの線路を断っておき、電源供給の開始に際して電圧検出回路で検出したら、それをタイマー回路へ伝え、該タイマー回路が所定時間後に断続回路を駆動させる。これによって、出力2及び3への電源供給開始が出力1への電源供給開始よりも遅延して行われる。また、出力2と出力3の間に遅延を与える場合には、図のようにタイマーと断続回路を2組用いる。この場合、タイマーを(a)並列に配置することも、(b)直列に配置することも可能である。
また、ネットワーク接続装置10が住宅内に設置される場合には、図6及び7に示すように、ネットワーク接続装置10は宅内に設置された配電盤の専有の一回路から電源供給を受けるようにすることができる。例えば、配電盤の一回路(一分岐回路)をネットワーク接続装置10に専有させることで、該回路のON/OFFにより装置の再起動を容易に行うことができる。また、これに限らず、家庭用コンセント等からの電源供給を受けるようにしてもよい。
次に、本発明の第二実施形態について説明する。図2は、第二実施形態に係るネットワーク接続装置20の構成を概略的に示す図である。なお、以下に説明する供給間断回路7以外は、第一実施形態に係るネットワーク装置10と同様の構成であるので説明を省略する。供給間断回路7は、供給遅延回路6の上流側の電源供給路5上に設けられており、外部からの入力によって電源供給を間断させることで、回線終端装置2、ルータ3及びスイッチングハブ4を再起動させるものである。外部からの入力は、例えば、図に示すような再起動スイッチを設け、該スイッチの操作により行うことができる。このような構成によって、各機器の再起動をより簡易に行うことができるとともに、上述のような各機器の立ち上がり順序を制御した電源供給を行うことができる。
また、上述のように、スイッチングハブ4への電源供給路を、回線終端装置2及びルータ3への電源供給路5とは別系統として設けた場合には、供給間断回路7を供給遅延回路6の上流側の電源供給路5上に設けて、外部からの入力によって電源供給を間断させることで、回線終端装置2及びルータ3のみを再起動させるように構成することもできる。
供給間断回路7の具体的な構成を、図5のブロック図に示す。すなわち、リレー等からなる断続回路によって電源供給路5上に設けておき、隣接する回路(低電圧回路)によって断続回路を作動させることで、電流供給を間断させる。これにより、供給遅延回路6がリセットされ、上述のような遅延を与えた電源供給が再び開始される。なお、低電圧回路は、再起動スイッチに接続され、その間は低電圧の配線とされており、低電圧の信号入力によって断続回路を作動させて、高電圧(例えば、AC100V)の電源供給路5を間断させる構成となっている。
そして、以上のような供給間断回路7を備えるネットワーク接続装置20が住宅内に設置される場合、図7に示すように、供給間断回路7には、宅内各所に先行配線され、一端が当該供給間断回路7を動作させるための再起動スイッチ92とされた配線91が接続される。
次に、以上のネットワーク接続装置10,20を備えるネットワーク接続装置付き住宅について説明する。図6及び7は、ネットワーク接続装置付き住宅100,200の構成を概略的に示す図である。これらの住宅100,200は、宅内各所に先行配線され、一端が端末と接続するためのLANコンセント82とされ、他端がネットワーク接続装置10,20に接続されたLANケーブル81を備える。LANケーブル81は、ネットワーク接続装置10,20から、壁内に設置された可撓性のパイプ等を通じて、各部屋に設けられたLANコンセント82へ張り巡らされている。LANコンセント82は、LAN用のモジュラジャックを有し、そこに部屋内の端末が接続される。端末には、パーソナルコンピュータはもちろんのこと、例えばLANへの接続が可能なデジタル家電やLANからの信号を受けて動作するペットの自動給餌機など、種々のものを用いることができる。
また、ネットワーク接続装置10,20は、宅内に設置された配電盤から電源供給を受けるように構成されており、接続された配電盤の回路の操作によって装置の再起動を容易に行うことができる。また、これに限らず、家庭用コンセント等からも電源供給を受けるようにしてもよい。なお、ネットワーク接続装置20は供給間断回路7を有していることから、図7に示す住宅200では、宅内各所に先行配線され、一端が供給間断回路7を動作させるための再起動スイッチ92とされ、他端が供給間断回路7に接続された配線91を備えるように構成することができる。この構成では、再起動スイッチ9の操作によって装置の再起動を容易に行うことができる。
また、LANケーブル81には、例えばUTP(Unshielded Twisted Pair)ケーブル等の一般的なLANケーブルを用いることができる。なお、LANの伝送速度が100Mbps以下の場合には、4ワイヤのUTPケーブルでLANへの対応ができるため、残りの4ワイヤは空きとなる。そのため、ネットワーク接続装置20を備えた住宅200では、供給間断回路7と再起動スイッチ92を接続する配線91を、壁内に埋め込まれたLANケーブル81の空きワイヤによって賄うこともできる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施し得るものである。例えば、ネットワーク接続装置10,20において、ルータ3の直下流にファイアーウォールを設ける等、LAN構築に寄与する他の様々な機器を収納させることもできる。
10,20 ネットワーク接続装置
2 回線終端装置
3 ルータ
4 スイッチングハブ
5 電源供給路
6 供給遅延回路
7 供給間断回路
81 LANケーブル
82 LANコンセント
92 再起動スイッチ
100,200 ネットワーク接続装置付き住宅
2 回線終端装置
3 ルータ
4 スイッチングハブ
5 電源供給路
6 供給遅延回路
7 供給間断回路
81 LANケーブル
82 LANコンセント
92 再起動スイッチ
100,200 ネットワーク接続装置付き住宅
Claims (15)
- 構内ネットワークを構築しつつ、外部ネットワークへの接続を行うネットワーク接続装置であって、
外部ネットワークからの通信回線の終端で、該通信回線により伝達される信号と電気信号とを相互に変換する回線終端装置と、
前記回線終端装置に接続された外部ネットワークと構内ネットワークとを相互に接続し、その間の中継処理を行うルータと、
前記回線終端装置及び前記ルータへの電源供給路上に設けられ、前記ルータへの電源供給開始を前記回線終端装置への電源供給開始よりも遅延させる供給遅延回路と、
を備えることを特徴とするネットワーク接続装置。 - 前記供給遅延回路は、前記ルータへの電源供給開始を前記回線終端装置の立ち上がり後に行うことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク接続装置。
- 前記ルータの下流にて、該ルータと端末間の電気信号の送受信を可能として構内ネットワークを構築する分岐装置を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のネットワーク接続装置。
- 前記供給遅延回路は、前記回線終端装置、前記ルータ及び前記分岐装置への電源供給路上に設けられ、前記分岐装置への電源供給開始を前記ルータへの電源供給開始と同時若しくはそれよりも遅延させることを特徴とする請求項3に記載のネットワーク接続装置。
- 前記分岐装置は、スイッチングハブで構成されてなることを特徴とする請求項3または4に記載のネットワーク接続装置。
- 住宅内に設置されるとともに、前記スイッチングハブには、宅内各所に先行配線され、一端が端末と接続するためのLANコンセントとされたLANケーブルが接続されることを特徴とする請求項5に記載のネットワーク接続装置。
- 前記供給遅延回路の上流側の電源供給路上に設けられ、外部からの入力によって電源供給を間断させることで、前記回線終端装置及び前記ルータを再起動させる供給間断回路を備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のネットワーク接続装置。
- 前記供給遅延回路の上流側の電源供給路上に設けられ、外部からの入力によって電源供給を間断させることで、前記回線終端装置、前記ルータ及び前記分岐装置を再起動させる供給間断回路を備えることを特徴とする請求項3ないし6のいずれか1項に記載のネットワーク接続装置。
- 住宅内に設置されるとともに、前記供給間断回路には、宅内各所に先行配線され、一端が当該供給間断回路を動作させるための再起動スイッチとされた配線が接続されることを特徴とする請求項7または8に記載のネットワーク接続装置。
- 住宅内に設置されるとともに、宅内に設置された配電盤の専有の一回路から電源供給を受けることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載のネットワーク接続装置。
- 前記ルータの直下流にファイアーウォールを備えることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載のネットワーク接続装置。
- 請求項1ないし11のいずれか1項に記載のネットワーク接続装置を備えることを特徴とするネットワーク接続装置付き住宅。
- 請求項1ないし11のいずれか1項に記載のネットワーク接続装置を備えるとともに、宅内各所に先行配線され、一端が端末と接続するためのLANコンセントとされ、他端が当該ネットワーク接続装置に接続されたLANケーブルを備えることを特徴とするネットワーク接続装置付き住宅。
- 請求項7ないし9のいずれか1項に記載のネットワーク接続装置を備えるとともに、宅内各所に先行配線され、一端が前記供給間断回路を動作させるための再起動スイッチとされ、他端が前記供給間断回路に接続された配線を備えることを特徴とするネットワーク接続装置付き住宅。
- 請求項1ないし11のいずれか1項に記載のネットワーク接続装置を備えるとともに、当該ネットワーク接続装置は、宅内に設置された配電盤の専有の一回路から電源供給を受けることを特徴とするネットワーク接続装置付き住宅。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004309838A JP2006121604A (ja) | 2004-10-25 | 2004-10-25 | ネットワーク接続装置及びネットワーク接続装置付き住宅 |
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JP2004309838A JP2006121604A (ja) | 2004-10-25 | 2004-10-25 | ネットワーク接続装置及びネットワーク接続装置付き住宅 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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JP2004309838A Pending JP2006121604A (ja) | 2004-10-25 | 2004-10-25 | ネットワーク接続装置及びネットワーク接続装置付き住宅 |
Country Status (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008068948A1 (ja) | 2006-12-01 | 2008-06-12 | Kureha Corporation | コーティング液、それを用いたガスバリア性積層体およびガスバリア性成形体、並びにガスバリア性積層体の製造方法 |
JP2009272787A (ja) * | 2008-05-02 | 2009-11-19 | Fujitsu Telecom Networks Ltd | Ponシステム |
-
2004
- 2004-10-25 JP JP2004309838A patent/JP2006121604A/ja active Pending
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