JP2009272268A - 誘導加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】共振コンデンサを切り替える切替手段を有する機器において、安全で高信頼性を実現する誘導加熱装置を提供することを目的する。
【解決手段】第1の共振コンデンサ12と直列並びに並列接続で構成する複数のコンデンサと、複数のコンデンサに並列接続される、短絡/開放を切り替える切替手段13と直列に接続される第2の共振コンデンサ14の直列体と共振の電圧値を検出する共振電圧検知手段とを備え、切替手段13の開放状態において、共振電圧検知手段の出力値が所定の値を超えた場合に、インバータの停止を行う。これによって、安全で高信頼性を実現する誘導加熱装置を実現することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般家庭やオフィス、レストラン、工場などで使用される誘導加熱装置に関するものである。
従来、この種の誘導加熱装置は、アルミニウムなどの低抵抗、低透磁率の被加熱物や鉄系の被加熱物を加熱する際、第1の共振コンデンサと第2の共振コンデンサとの接続を切り換え手段で切り換えるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−362798号公報
しかしながら、前記従来の構成では、アルミニウムなどの低抵抗、低透磁率の被加熱物であった場合に使用する第1の共振コンデンサに加えて、鉄系の被加熱物であった場合には第2の共振コンデンサを並列に接続するよう切り換え手段が動作する。
第1の共振コンデンサには高電圧が印加されており、第2の共振コンデンサを回路から切断するべく出力で開放された切替手段にも同等の高電圧が印加されている。切替手段の内部には電極が備え付けられており、その電極の短絡/開放によってコンデンサ切り替えを行うものであるが、高電圧に対する絶縁距離と、確実に電極を短絡できる機械的距離とを両立させなければならない。
また、切り替え手段の外殻や電極固定部は一般的に樹脂で構成されているが、この樹脂も高電圧に対して十分な耐圧性能を有していなければ、電極間の空間ではなく、電極−外殻樹脂−電極の経路で放電、短絡するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、切替手段での放電等の異常現象を検知し、すぐさまインバータの停止し、安全で信頼性の高い誘導加熱装置を提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱装置は、高周波磁界を発生し被加熱物を加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルと共振する第1の共振コンデンサと、第1の共振コンデンサを直列並びに並列接続で構成する複数のコンデンサと、複数のコンデンサに、切替手段と直列に接続される第2の共振コンデンサの直列体とを並列接続し、被加熱物の材質を鉄系と判別した場合、第1、第2の共振コンデンサの合成容量が大きくなるよう切替手段の出力を短絡とする制御を行い、共振電圧検知手段の出力値が所定の値を超えた場合に、インバータの停止を行うものである。
これによって、切替手段での放電等の異常現象時において、共振電圧検知手段により、すぐさまインバータを停止することで、より安全で信頼性の高い誘導加熱装置を提供することが可能である。
本発明の誘導加熱装置は、切替手段での放電等の異常現象を検知し、すぐさまインバータの停止し、安全で信頼性の高い誘導加熱装置を提供することができる。
第1の発明は、高周波磁界を発生し被加熱物を加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルと共振する第1の共振コンデンサと、前記第1の共振コンデンサを直列並びに並列接続で構成する複数のコンデンサと、前記複数のコンデンサに並列接続される短絡/開放を切り替える切替手段と、前記切替手段と直列に接続される第2の共振コンデンサの直列体と、前記加熱コイルに高周波共振電流を供給するインバータと、前記切替手段の制御および前記インバータの出力制御を行う制御手段と、前記インバータの出力の大きさを検知して前記制御手段へ検知信号を出力するインバータ出力検知手段と、共振の電圧値を検出する共振電圧検知手段とを備え、前記制御手段は、前記インバータ出力検知手段の出力信号に基づいて前記被加熱物の材質を低抵抗非磁性金属と判別した場合、前記第1、第2の共振コンデンサの合成容量が小さくなるよう前記切替手段の出力を開放とする制御を行い、その他の材質と判別した場合、前記第1、第2の共振コンデンサの合成容量が大きくなるよう前記切替手段の出力を短絡とする制御を行い、前記切替手段の開放状態において、前記共振電圧検知手段の出力値が所定の値を超えた場合に、前記インバータの停止を行うことにより、切替手段での放電等の異常現象時において、すぐさまインバータを停止することで、より安全で信頼性の高い誘導加熱装置を提供することが可能である。
第2の発明は、特に第1の発明の切替手段を、加熱コイルと第1の共振コンデンサの接続点側に接続し、第2の共振コンデンサに接続される直列体を構成し、第2の共振コンデンサに並列接続させ、切替手段と第2の共振コンデンサの接続部に共振電圧検知手段を構成する誘導加熱装置とするものである。
これにより、切替手段での放電等の異常現象時において、共振電圧検知手段により、すぐさまインバータを停止することで、より安全で信頼性の高い誘導加熱装置を提供することが可能である。
第3の発明は、特に第1の発明において、切替手段の短絡状態に、共振電圧検知手段の出力値が所定の値の幅を超えた場合に、インバータの停止を行う構成とする誘導加熱装置とするものである。
これにより、切替手段での放電等の異常現象時において、共振電圧検知手段により、すぐさまインバータを停止することで、より安全で信頼性の高い誘導加熱装置を提供することが可能である。
第4の発明は、特に第1の発明において、切替手段の開放・短絡両方の状態に、共振電圧検知手段の出力値が、前記切替手段の開放・短絡状態各々に定められた所定の値及び幅を超えた場合に、インバータの停止を行う構成とする誘導加熱装置とするものである。
これにより、切替手段での放電等の異常現象時において、共振電圧検知手段により、すぐさまインバータを停止することで、より安全で信頼性の高い誘導加熱装置を提供することが可能である。
第5の発明は、特に第1の発明において、インバータは2つのスイッチング素子の直列接続体を複数個内包し、それぞれの直列接続体のスイッチング素子における接続点間に加熱コイルおよび共振コンデンサを接続するものである。
ここで、インバータ定数の設計上、加熱コイルや共振コンデンサ容量に制限があり、コンデンサの短絡/開放切り換え手段の制御やスイッチング素子の駆動周波数などでは、被加熱物加熱電力の確保が困難となる場合がある。
本発明では、2つのスイッチング素子の直列接続体を2つ有し、かつそれぞれの直列接続体のスイッチング素子における接続点間に加熱コイルおよび共振コンデンサを接続するよう配置されているため、電源と加熱コイルおよび共振コンデンサ間に配置されるスイッチング素子のいずれかが導通するよう制御することが可能である。
つまり、電源から加熱コイルへ電力を供給する時間を長くすることができるため、入力可能な被加熱物加熱電力を高く設定できる。従って、インバータ設計の自由度を大きくすることができる。
第6の発明は、特に第1の発明において、インバータの電源として作用する平滑手段と、力率改善手段としても作用する昇圧手段とを備え、制御手段はインバータ出力検知手段の出力信号に応じて前記昇圧手段の昇圧量を制御して前記平滑手段電圧を変更するとすることにより、インバータ方式の適切な選定などにより入力可能な被加熱物加熱電力を高く設定することが可能になり、また、インバータ設計自由度も高くなる。
アルミニウムなどの低抵抗非磁性金属からなる被加熱物を誘導加熱した場合、加熱コイルから発生する高周波磁界と、被加熱物内部に誘導される渦電流から発生する誘導磁界とは反発するように作用する。
また、一般にアルミニウムなどからなる被加熱物は、その材質の特性から非常に軽量なものが多い。そのため、被加熱物加熱電力によっては、被加熱物が振動して音が発生する。インバータの電源が平滑されていない場合には、商用電源周波数の2倍に同期して被加熱物が振動するため、非常に耳障りな音が発生する。
このような音を抑制するために、インバータ電源として大容量の電解コンデンサなどからなる平滑手段を設けることがあるが、これによって力率の低下、入力電流の高調波成分の増加が課題となる。
本発明では、力率改善手段としても作用する昇圧手段を有しているため、被加熱物の振動から発生する音の抑制と、力率改善、入力電流の高調波成分低減を両立させることが可能である。
さらに、インバータ出力に応じて昇圧手段の昇圧量を制御し、平滑手段の電圧を変更することにより、被加熱物加熱電力の可変制御も可能である。昇圧量を高く設定すれば、被加熱物加熱電力も高くすることができる。
また、新たに昇圧手段を設けるわけではなく、被加熱物の振動音を抑制する平滑手段のための力率改善と電源昇圧を兼ねた昇圧手段としているため、部品点数の増加を抑制することが可能である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱装置の回路図を示すものである。
図1において、商用交流電源1からの交流電圧を整流するダイオードブリッジからなる整流手段2の出力側には、チョークコイル3および第3のスイッチング素子(MOS−FET)4が直列接続されている。
さらに、チョークコイル3および第3のスイッチング素子4の接続点にはダイオード5のアノード側が接続されている。
ダイオード5のカソード側と整流手段2の出力低電位側間には、電解コンデンサからなる平滑手段6と、内部に逆導通ダイオードを内包する第1のスイッチング素子(IGBT)7と第2のスイッチング素子(IGBT)8の直列接続体が接続されている。
平滑手段6は、後述するインバータ9の電源となるよう作用しており、電圧変動を極力抑制するよう十分大きな容量の電解コンデンサで構成され、具体的には430μFの電解コンデンサを3本使用している。
第1のスイッチング素子7と第2のスイッチング素子8の接続点と、整流手段2の出力低電位側間には、高周波磁界を発生し鍋などの被加熱物10を加熱する加熱コイル11と、加熱コイル11と共振する第1の共振コンデンサ12が直列接続されている。
加熱コイル11上部には、絶縁体であり、耐熱セラミックス製のトッププレート(図示せず)が設けられており、被加熱物10はトッププレートを挟んで加熱コイル11と対向するように載置される。
加熱コイル11は、素線を束ねた撚り線を多層にして平板上に巻き回されて構成されており、内径80mm、外径180mmの略ドーナツ形状をなしている。第1の共振コンデンサ12は、複数のコンデンサ12a、12b、12c、12dで構成されており、コンデンサ12aおよび12bの並列接続体、コンデンサ12cおよび12dの並列接続体の直列接続で構成している。
コンデンサ12aおよび12b、12c、12dはそれぞれ0.02μFの容量のものが選定されている。
従って、第1の共振コンデンサ12の合成容量は0.02μFとなる。第1の共振コンデンサ12には、リレーからなる短絡/開放可能な切替手段13と、容量0.28μFを有した第2の共振コンデンサ14の直列体が並列接続されている。
切替手段13の出力が開放時の共振コンデンサ合成容量は前述の通り0.02μF、短絡時の共振コンデンサ合成容量は0.3μFとなる。
インバータ9は、加熱コイル11に高周波共振電流を供給するもので、第1のスイッチング素子7、第2のスイッチング素子8、加熱コイル11、共振コンデンサ12、14、切替手段13で構成されている。
制御手段15は、切替手段13の制御およびインバータ9の出力制御を行うもので、各種検知手段からの検知信号、使用者による操作などに基づいて、第1のスイッチング素子7、第2のスイッチング素子8の導通/遮断を制御する。
入力電流検知手段16は、具体的にはカレントトランスで構成されている。入力電流検知手段16の検知信号は、制御手段15に出力されるよう接続されている。インバータ出力検知手段17は、加熱コイル11の電流検知手段であるカレントトランスである。
インバータ出力検知手段17は、インバータ9の出力の大きさである加熱コイル11の電流を検知して、制御手段15へ検知信号を出力する。切替手段13と第2の共振コンデンサ14との接続点に接続された共振電圧検知手段18は、具体的には抵抗で分圧された
信号を制御手段15に出力されるよう接続されている。
第3のスイッチング素子4を駆動制御する第2の制御手段19は、平滑手段6の電圧、入力電流などを検知しながら(図示せず)、入力電流が略正弦波状となり、平滑手段6の電圧が所定値となるよう第3のスイッチング素子4の駆動周波数、導通比を制御する。
以上のように構成された誘導加熱装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、制御手段15は、使用者による操作に基づいて第1のスイッチング素子7および第2のスイッチング素子8が排他的に導通/遮断するよう駆動信号を出力して、入力電流検知手段16およびインバータ出力検知手段17からの検知信号を入力する。
図2は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱装置の制御手段15内部に保持している入力電流検知手段16の検知出力−インバータ出力検知手段17の検知出力平面での被加熱物10の材質判別領域を示した図である。
第1のスイッチング素子7および第2のスイッチング素子8の駆動によって、入力電流およびインバータ出力が変化し、図2の上方に設定されたアルミなどの低抵抗非磁性金属領域になった場合、制御手段15は第1のスイッチング素子7および第2のスイッチング素子8の駆動を継続して、所定の入力電力となるようインバータ9の出力を制御する。
また同時に、制御手段15は、入力電流検知手段16およびインバータ出力検知手段17の出力信号に基づいて被加熱物10の材質を低抵抗非磁性金属と判別した場合、共振コンデンサの合成容量が小さくなるよう切替手段13出力を開放とする制御を行う。
共振コンデンサの合成容量は、切替手段13出力が開放時に0.02μFとなるよう選定されており、また被加熱物10が載置された際の加熱コイル11のインダクタンスは200μHとなるよう設計されているため、加熱コイル11、第1の共振コンデンサ12および被加熱物10の共振周波数は約90kHzとなる。
図3は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱装置の低抵抗非磁性金属製の被加熱物10を誘導加熱している際の各部電圧電流波形を示している。
制御手段15の制御により第1のスイッチング素子7および第2のスイッチング素子8が排他的に導通/遮断され、インバータ9は加熱コイル11および第1の共振コンデンサ12に高周波共振電流を供給する。加熱コイル11は高周波磁界を発生して被加熱物10を加熱する。
図3に示すように、第1のスイッチング素子7および第2のスイッチング素子8の導通期間中には、共振電流が1周期以上流れるように制御手段15は制御を行っている。つまり、インバータ9は複数のスイッチング素子7、8を内包し、制御手段15は加熱コイル11の発生する磁界が低抵抗非磁性金属を誘導加熱すると、少なくとも1つのスイッチング素子に流れる高周波共振電流がスイッチング素子の駆動期間より短い周期で共振するようスイッチング素子の駆動信号を出力する制御モードを持っている。
この制御モードは、被加熱物10が低抵抗非磁性金属である場合に有効となる。被加熱物10が低抵抗非磁性金属であった場合、抵抗が低いために、高周波共振電流の減衰が少ない。そのため、第1のスイッチング素子7または第2のスイッチング素子8の駆動時間を長く設定しても共振が継続される。
第1のスイッチング素子7または第2のスイッチング素子8に共振電流が流れている期間中に、制御手段15がスイッチング素子を遮断させ、もう一方のスイッチング素子を導通制御することにより、第1のスイッチング素子7および第2のスイッチング素子8に負担をかけることなく共振を継続することが可能である。
ここで、高周波共振電流の周波数は、加熱コイル11、第1の共振コンデンサ12および被加熱物10で決定され、前述の約90kHzとなる一方、スイッチング素子の駆動周波数は本実施の形態の場合、約30kHzとなる。
スイッチング素子が導通から遮断する移行期間には、スイッチング損失が発生するため、スイッチング素子の駆動周波数が高いほどスイッチング回数が多く、スイッチング損失増加につながる。
本実施の形態では、加熱コイル11に供給される高周波共振電流の周波数は90kHzと高く設定することで、低抵抗非磁性金属の被加熱物10であっても見かけの高周波抵抗を高くできるため、少ない加熱コイル11の電流で十分な加熱電力を得ることが可能である。
さらに、スイッチング素子の駆動周波数は、90kHzに対して十分低い30kHzであるため、スイッチング損失の増加を抑制することができる。所定の入力電力時の第1の共振コンデンサ12の電圧は、本実施の形態では実効値で約3kVrmsとなっており、切替手段13にも同等の約3kVrmsの高電圧が印可されることになる。
また、被加熱物10が低抵抗非磁性金属である場合、加熱コイル11から発生する高周波磁界に対して被加熱物10の内部に渦電流が誘起される。
この渦電流は、加熱コイル11からの高周波磁界に対して反発するように作用するため、被加熱物10自体が振動する。インバータ9の電源となる平滑手段6の電圧が商用交流電源1の電圧に同期して変動する場合、被加熱物10も同期した振動を生じるため、使用者が不快に感じる鍋音が発生する。
本実施の形態では、平滑手段6の容量を十分大きく設定してインバータ9の電源の変動を抑制し、鍋音が発生しないようにしている。しかしながら、その一方で、平滑手段6の容量を大きく設定すると、商用交流電源1からの入力電流が歪んだ形になってしまい、本来の正弦波状とは異なった波形になって力率が低下する。
この入力電流は高調波成分を含んでいるために、同じ商用交流電源1に接続された他機器に影響を与える場合もある。
本実施の形態では、チョークコイル3、第3のスイッチング素子4およびダイオード5が力率改善手段としても作用する昇圧手段20を備えている。
制御手段15は、使用者の操作に基づいてインバータ9の動作を開始するとともに、第2の制御手段19に動作開始信号を出力する。
第2の制御手段19は、平滑手段6の電圧、入力電流などを検知しながら(図示せず)、入力電流が略正弦波状となり、平滑手段6の電圧が所定値となるよう第3のスイッチング素子4の駆動周波数、導通比を制御する。
第3のスイッチング素子4が導通すると、チョークコイル3の短絡電流が流れ、チョー
クコイル3にエネルギーが蓄積される。
第3のスイッチング素子4が遮断されるとともに、チョークコイル3に蓄積されたエネルギーはダイオード5を通して平滑手段6へ送られて電圧上昇させる。第2の制御手段19は、内部に基準電圧を保持しており、平滑手段6の電圧検知信号と比較して同じ値になるよう制御を行うが、制御手段15からも平滑手段6の電圧検知を操作するよう電圧印可または抵抗切り換えがなされるために、結果として制御手段15によって平滑手段6の電圧が制御されることになる。
制御手段15は、入力電流検知手段16およびインバータ出力検知手段17の出力信号に応じて、平滑手段6の電圧検知信号を操作し、間接的に昇圧手段20の昇圧量を制御して平滑手段6の電圧を変更している。
被加熱物10が低抵抗非磁性金属であった場合、加熱コイル11、第1の共振コンデンサ12が共振を継続できる周波数領域が非常に狭いため、インバータ9出力の制御が非常に難しい。しかしながら、平滑手段6はインバータ9電源としても作用しているため、平滑手段6の電圧を変更することによってもインバータ9出力の制御が可能である。
制御手段15によってインバータ9が動作開始をした際、制御手段15が被加熱物10材質を低抵抗非磁性金属以外と判別した場合、制御手段15はインバータ9の動作を一時(約2秒間)停止して、第1の共振コンデンサ12の合成容量が大きくなるよう切替手段13の出力を短絡とする制御を行い、第2の共振コンデンサ14と接続する。その際、本実施の形態では、前述の通り、共振コンデンサの合成容量は0.3μFとなるよう設定されている。切替手段13の切り替え完了後、制御手段15は再度インバータ9の動作を開始させる。
図4は、低抵抗非磁性金属以外の被加熱物10を誘導加熱している際の各部電圧電流波形を示している。おおよそは低抵抗非磁性金属を加熱している際の各部波形と似ているが、大きく異なる点は第1のスイッチング素子7および第2のスイッチング素子8に流れている電流波形である。
低抵抗非磁性金属以外の被加熱物10を加熱する際は、被加熱物10自体が抵抗が高いために磁界周波数をさほど高める必要がない。
従って共振コンデンサの容量が大きくなるよう切り替えて、加熱コイル11、共振コンデンサおよび被加熱物10の共振周波数を低くなるよう(本実施の形態では約23kHz)設定している。
共振周波数が低いために、第1のスイッチング素子7および第2のスイッチング素子8の駆動周波数を共振周波数と同一としてもスイッチング損失の大幅な増加は生じない。
また、被加熱物10の抵抗が高いために、必要となる高周波共振電流も少なく、スイッチング損失、導通時の損失も低く抑えられる。
以上のようなに、本実施の形態においては、切替手段13が開放時、すなわち被加熱物10が低抵抗非磁性金属の鍋を誘導加熱を行っている際に、第1、第2の共振コンデンサの異常発熱等により容量が急激に減少し短絡状態に陥った場合や、切替手段13が何らかの現象によって開放状態から短絡状態に移行した場合、電圧切替手段13の接点端子間にアーク放電が発生し、図3(8)に示すように、インバータ出力検知手段17に異常電圧が発生する。この際、制御手段15内部に設けているインバータ出力検知手段17の出力
に対する所定の値を超え、図3(9)に示すように出力されることで、異常とみなしてインバータ9の動作を停止させることができる。
また、切替手段13が短絡時においても同様である。
本実施の形態では、共振コンデンサ12を2つのコンデンサの並列接続体を2セット直列接続したものとしたが、必要となる共振コンデンサ12の耐圧、電流容量などを鑑みて適宜設定すればよい。2つのコンデンサの直列接続体で構成してもよいし、コンデンサ並列接続体を3セット以上直列接続してもよい。切替手段13はリレーに限らず、耐圧、電流容量などが許せば、スイッチング素子を使用してもよい。
インバータ出力検知手段17として、加熱コイル11の電流を検知するカレントトランスの例を挙げたが、共振コンデンサ12の電圧を検知してもよいし、加熱コイル11の電流の一部である第1のスイッチング素子7または第2のスイッチング素子8の電流、インバータ9の電源となる平滑手段6の電流を検知しても同様の効果が得られる。制御手段15と別に第2の制御手段19を設ける構成を挙げたが、第2の制御手段19の動作を制御手段15で兼ねることも可能である。
(実施の形態2)
図5は、本発明の第2の実施の形態における誘導加熱装置を示すものである。実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図5において、ダイオード5のカソード側と整流手段2の出力低電位側間には、電解コンデンサからなる平滑手段6と、内部に逆導通ダイオードを内包する第1のスイッチング素子7aと第2のスイッチング素子8aの直列接続体および第1のスイッチング素子7bと第2のスイッチング素子8bの直列接続体が接続されている。
第1のスイッチング素子(IGBT)7aと第2のスイッチング素子(IGBT)8aの接続点と、第1のスイッチング素子(IGBT)7bと第2のスイッチング素子(IGBT)8bの接続点間には、加熱コイル11と共振コンデンサ12が直列接続されている。
インバータ出力検知手段17は加熱コイル11の電流検知手段であるカレントトランスであり、少なくともインバータ9が発生する高周波電流の大きさ、つまり加熱コイル11および共振コンデンサ11の電流を検知して、制御手段15へ検知信号を出力する。
本実施の形態のような構成であった場合、スイッチング素子のスイッチングによって、加熱コイル11および共振コンデンサ12の両端が不安定な電圧であるため、インバータ9の出力に密接に相関を持つ加熱コイル11や共振コンデンサ12の電圧を検知することは困難であるが、インバータ9が発生する高周波電流の大きさ、つまり加熱コイル11および共振コンデンサ12の電流を検知する構成としている。
電流は、カレントトランスなどにより電気的に非接触で検知することが可能であるため、加熱コイル11、共振コンデンサ12の電圧安定度に関係なく、精度よく電流検知することが可能である。
以上のように構成された誘導加熱装置について、以下その動作、作用を説明する。
制御手段15は、使用者による操作に基づいて第1のスイッチング素子7aおよび第2のスイッチング素子8a、第1のスイッチング素子7bおよび第2のスイッチング素子8
bが排他的に導通/遮断するよう駆動信号を出力して、入力電流検知手段16およびインバータ出力検知手段17からの検知信号を入力する。
制御手段15は、図2に示すような入力電流検知手段16検知出力−インバータ出力検知手段17検知出力平面での被加熱物10の材質判別領域をもとに被加熱物10の材質を判別して、スイッチング素子、切替手段13、第2の制御手段19に制御信号を出力する。
このとき、第1のスイッチング素子7aおよび第2のスイッチング素子8b、第2のスイッチング素子8aおよび第1のスイッチング素子7bが同一動作となるよう制御手段15は制御を行う。
つまり、第1のスイッチング素子7a−加熱コイル11−共振コンデンサ12−第2のスイッチング素子8b−平滑手段6に高周波共振電流が流れる経路、第1のスイッチング素子7b−共振コンデンサ12−加熱コイル11−第2のスイッチング素子7a−平滑手段6に高周波共振電流が流れる経路が入れ替わりながら共振が継続する。
被加熱物10が低抵抗非磁性金属以外の材質であった場合、抵抗が高いために、共振が継続しにくく共振電流が流れにくい。
本実施の形態では、被加熱物10が低抵抗非磁性金属以外の材質であった場合、共振周波数が約23kHzになるよう共振コンデンサ12および切替手段13が設定されている。インバータ9の電源である平滑手段6と加熱コイル11および共振コンデンサ12間に配置されるスイッチング素子のいずれかが導通するよう制御することが可能である。
つまり、インバータ9の電源から加熱コイル11へ電力を供給する時間を長くすることができるため、入力可能な被加熱物10の加熱電力を高く設定できる。従って、インバータ9の設計自由度を大きくすることが可能である。
以上のようなに、本実施の形態においては、切替手段13が開放時、すなわち被加熱物10が低抵抗非磁性金属の鍋を誘導加熱を行っている際に、第1、第2の共振コンデンサの異常発熱等により容量が急激に減少し短絡状態に陥った場合や、切替手段13が何らかの現象によって開放状態から短絡状態に移行した場合、電圧切替手段13の接点端子間にアーク放電が発生し、図3(8)に示すように、インバータ出力検知手段17に異常電圧が発生する。この際、制御手段15内部に設けているインバータ出力検知手段17の出力に対する所定の値を超え、図3(9)に示すように出力されることで、異常とみなしてインバータ9の動作を停止させることができる。
また、切替手段13が短絡時においても同様である。
本実施の形態では、インバータ9に2つのスイッチング素子の直列接続体を2個内包する構成を挙げたが、これに限定するものではない。商用交流電源1によっては、2つのスイッチング素子の直列接続体を3個内包しても同様以上の効果が得られる。また、昇圧手段20の昇圧量を制御して平滑手段6の電圧を変更し、インバータ9出力を高く(または低く)設定してもよい。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱装置は、共振コンデンサを切り替える切替手段を有する機器において、安全で高信頼性を実現する誘導加熱装置を提供することができるので、誘導加熱調理器としてはもちろんのこと、誘導加熱式湯沸かし器、誘導加熱式アイ
ロン、またはその他の誘導加熱式加熱装置としても有用である。
本発明の実施の形態1における誘導加熱装置の回路図 本発明の実施の形態1における誘導加熱装置の制御手段内部に保持している入力電流検知手段検知出力−インバータ出力検知手段検知出力平面での被加熱物の材質判別領域を示した図 本発明の実施の形態1における誘導加熱装置の低抵抗非磁性金属製の被加熱物を誘導加熱している際の各部電圧電流波形を示した図 本発明の実施の形態1における誘導加熱装置の低抵抗非磁性金属以外の被加熱物を誘導加熱している際の各部電圧電流波形を示した図 本発明の実施の形態2における誘導加熱装置の回路図
符号の説明
6 平滑手段
7、7a、8、8a、7b、8b スイッチング素子
9 インバータ
10 被加熱物
11 加熱コイル
12 第1の共振コンデンサ
13 切替手段
14 第2の共振コンデンサ
15 制御手段
16 入力電流検知手段
17 インバータ出力検知手段
18 共振電圧検知手段
19 第2の制御手段
20 昇圧手段

Claims (6)

  1. 高周波磁界を発生し被加熱物を加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルと共振する第1の共振コンデンサと、前記第1の共振コンデンサを直列並びに並列接続で構成する複数のコンデンサと、前記複数のコンデンサに並列接続される短絡/開放を切り替える切替手段と、前記切替手段と直列に接続される第2の共振コンデンサの直列体と、前記加熱コイルに高周波共振電流を供給するインバータと、前記切替手段の制御および前記インバータの出力制御を行う制御手段と、前記インバータの出力の大きさを検知して前記制御手段へ検知信号を出力するインバータ出力検知手段と、共振の電圧値を検出する共振電圧検知手段とを備え、前記制御手段は、前記インバータ出力検知手段の出力信号に基づいて前記被加熱物の材質を低抵抗非磁性金属と判別した場合、前記第1、第2の共振コンデンサの合成容量が小さくなるよう前記切替手段の出力を開放とする制御を行い、その他の材質と判別した場合、前記第1、第2の共振コンデンサの合成容量が大きくなるよう前記切替手段の出力を短絡とする制御を行い、前記切替手段の開放状態において、前記共振電圧検知手段の出力値が所定の値を超えた場合に、前記インバータの停止を行う誘導加熱装置。
  2. 切替手段は、加熱コイルと第1の共振コンデンサの接続点側に接続され、第2の共振コンデンサに接続される直列体を構成し、第2の共振コンデンサに並列接続させ、切替手段と第2の共振コンデンサの接続部に共振電圧検知手段を構成する請求項1記載の誘導加熱装置。
  3. 切替手段の短絡状態において、共振電圧検知手段の出力値が所定の値の幅を超えた場合に、インバータの停止を行う構成とした請求項1または2に記載の誘導加熱装置。
  4. 切替手段の開放・短絡両方の状態において、共振電圧検知手段の出力値が、前記切替手段の開放・短絡状態各々に定められた所定の値及び幅を超えた場合に、インバータの停止を行う構成とした請求項1または2に記載の誘導加熱装置。
  5. インバータは2つのスイッチング素子の直列接続体を複数個内包し、それぞれの直列接続体のスイッチング素子における接続点間に加熱コイルおよび共振コンデンサを接続する請求項1に記載の誘導加熱装置。
  6. インバータの電源として作用する平滑手段と、力率改善手段としても作用する昇圧手段とを備え、制御手段はインバータ出力検知手段の出力信号に応じて前記昇圧手段の昇圧量を制御して前記平滑手段の電圧を変更する請求項1記載の誘導加熱装置。
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