JP2009271744A - 商品情報提供装置 - Google Patents

Abstract

【課題】複数の店舗から同一商品を購入したときのユーザの購入情報に基づいて、各店舗における商品の価格を比較することにより、ユーザの購買行動に役立てることができる。
【解決手段】店舗から購入した商品に関する商品情報３１ａ、店舗情報３１ｂ及び価格情報３１ｃを含む購入履歴情報３１を記憶部１２に記憶する。そして、購入履歴情報３１に基づいて、複数の店舗から購入した同一の商品について、それぞれの店舗における購入価格を比較して購入価格が最も安かった店舗に関する安価店舗情報を安価店舗情報生成部１３により生成する。
【選択図】図２

Description

本発明は、購入した商品についての商品情報提供装置に関する。

近年、家計の収支に関する情報を電子データとして記録する家計簿システムが一般的に用いられている。その家計簿システムには、記録した家計の収支に関する情報を家計簿の形式で表示して更に各費目毎に分類して集計分析するのみでなく、様々な付加機能を備えたものがある。例えば、下記の特許文献１に記載される家計簿システムでは、ユーザがスーパーやコンビニ等の管理会社に設置されたサーバにアクセスし、自分が購入した商品に関する情報を取得することを可能にしている。また、下記の特許文献２に記載される家計簿システムでは、購入した商品を販売した店舗のデータベースにユーザがアクセスし、家計簿を作成するための購買情報と、支出の改善等の消費生活に関するアドバイスとを取得することを可能にしている。

特開２００２−３１８９０１号公報 特開２００５−２８４３７２号公報

上記の特許文献１及び特許文献２に記載されるような家計簿システムの例では、ユーザは、購入した商品を販売した店舗のサーバから、その店舗におけるユーザの購入情報に基づいて有益な情報を取得することができた。実際、ユーザは、商品によっては一つの店舗のみから購入するのではなく複数の店舗から同一商品を購入することもある。そのとき、ユーザの購入情報に基づいて、各店舗における商品の価格を比較することができるならば、ユーザの購買行動に役立てることができる。しかしながら、このような機能はこれまでの家計簿システム等では付加されていなかった。

本発明は、上記の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。

［適用例１］
店舗から購入した商品に関する商品情報、前記店舗に関する店舗情報、及び前記購入した商品の購入価格に関する価格情報を含む購入履歴情報を記憶する記憶部と、前記記憶された購入履歴情報に基づいて、複数の前記店舗から購入した同一の前記商品について、それぞれの前記店舗における前記購入価格を比較して前記購入価格が最も安かった前記店舗に関する安価店舗情報を生成する安価店舗情報生成部と、前記生成された安価店舗情報を出力する出力部と、を備えたことを特徴とする商品情報提供装置。

上記した商品情報提供装置によれば、記憶部に記憶された購入履歴情報に商品情報、店舗情報及び価格情報が含まれる。そして、安価店舗情報生成部が、購入履歴情報に基づいて、同一商品の購入価格が最も安かった店舗に関する安価店舗情報を生成し、出力部が、その安価店舗情報を出力する。
これにより、商品情報提供装置のユーザは、これまでに複数の店舗から購入したことのある商品について、各店舗から最も安く購入できた店舗を確認することができ、購買行動に役立てることができる。

［適用例２］
前記商品情報提供装置は携帯可能であって、前記記憶部は、強誘電体メモリにより構成されることを特徴とする上記商品情報提供装置。

上記した商品情報提供装置によれば、携帯可能であることから、ユーザが外出先で商品情報提供装置に購入履歴情報を入力したり、最も購入価格が安い店舗を確認したりすることができる。また、記憶部が強誘電体メモリであって耐タンパ性に優れることから、記憶部に記憶された購入履歴情報の秘匿性を高めることができる。

［適用例３］
前記安価店舗情報生成部は、前記複数の店舗からのそれぞれの前記購入価格をキーにして、前記複数の店舗に関する前記店舗情報をソートして前記安価店舗情報を生成することを特徴とする上記商品情報提供装置。

上記した商品情報提供装置によれば、安価店舗情報生成部が、複数の店舗を購入価格でソートした安価店舗情報を生成することから、ユーザは、各店舗における購入価格の高安の順番によって安価な店舗を確認することができ、購買行動に役立てることができる。

［適用例４］
前記価格情報は、前記店舗からの前記購入価格が特売価格であるか否かを示す特売情報を含み、前記安価店舗情報生成部は、前記特売情報が前記特売価格であることを示す前記購入価格を、前記比較の対象から除くことを特徴とする上記商品情報提供装置。

上記した商品情報提供装置によれば、購入価格が特売価格の場合、購入価格の比較の対象から除くことで、ユーザは、一時的な価格である特売価格を除いて、購入価格が最も安い店舗を確認することができる。

［適用例５］
前記購入履歴情報は、前記商品を購入した日付情報を更に含み、前記安価店舗情報生成部は、前記日付情報に基づいて前記安価店舗情報を生成することを特徴とする上記商品情報提供装置。

上記した商品情報提供装置によれば、商品を購入した日付情報に基づいて安価店舗情報を生成することから、ユーザは、日付によっては価格に変動のある商品についても、購入価格が最も安い店舗を確認することができる。

［適用例６］
前記購入履歴情報は、家計簿を作成するための情報に含まれることを特徴とする上記商品情報提供装置。

上記した商品情報提供装置によれば、購入履歴情報を、購入価格が最も安い店舗を確認するためのみでなく、家計簿を作成するためにも用いることができ、購入履歴情報を家計簿に反映させることができる。

（第１実施形態）
以下、第１実施形態に係る商品情報提供装置について図面を参照して説明する。

＜商品情報提供装置の概略構成＞
最初に、商品情報提供装置の概略構成について説明する。
図１は、商品情報提供装置１の概略構成の例を示す図である。同図に示す商品情報提供装置１は、例えば携帯電話、ＰＨＳ（Personal Handy-phone System）、ＰＤＡ（Personal Digital Assistance）等である。なお、商品情報提供装置１は、このような携帯可能な装置に限られず、例えばコンピュータ等の情報処理装置であっても良い。
同図の例では、商品情報提供装置１を所持するユーザが、スーパー甲店，乙店，丙店等のそれぞれの店舗において購入した商品の購入履歴を商品情報提供装置１に入力する。入力された購入履歴は、ユーザの家計の収支を記録する家計簿の情報として利用することができる。また、購入履歴は、ユーザが商品を購入するときに、これまでに購入した店舗の中から最も安く購入できた店舗の情報を得るためにも利用することができる。また、商品情報提供装置１は、同図に示すように銀行のサーバにアクセス可能であり、ユーザの銀行口座に関しての入出金の情報を取り込むことができる。

商品情報提供装置１は、これまでに最も安く購入できた店舗の情報を図１に示す表示パネル２１に表示する。図１に示す例の場合、商品情報提供装置１に、スーパー甲店にて４月１日に購入した商品Ａ，Ｂと各商品の価格に関しての情報、スーパー乙店にて４月１０日に特売価格で購入した商品Ａとその価格に関しての情報、及びスーパー丙店にて４月２０日に購入した商品Ａ，Ｂと各商品の価格に関しての情報が入力される。
ここで、ユーザが図１に示す操作ボタン２２から例えば商品Ａを指定し、この商品Ａについて最も安く購入できた店舗を検索したとする。この場合、スーパー乙店の商品Ａの特売価格を除くと、スーパー丙店の商品Ａの価格が￥４５０（丸囲みの価格）であり最も安いことから、スーパー丙店の情報が表示パネル２１に表示される。次に、ユーザが商品Ｂを指定して最も安く購入できた店舗を検索したとする。この場合、スーパー甲店の商品Ｂの価格が￥１００（丸囲みの価格）であり最も安いことから、スーパー甲店の情報が表示パネル２１に表示されることになる。

＜商品情報提供装置の機能構成＞
次に、商品情報提供装置１の機能構成について説明する。
図２は、商品情報提供装置１の機能構成の例を示すブロック図である。
同図に示すように、商品情報提供装置１は、入力部１１、記憶部１２、安価店舗情報生成部１３、出力部１４、操作部１５、制御部１６等を備えている。

入力部１１は、ユーザが店舗にて購入した商品について購入履歴の入力を受け付ける。ここで、商品情報提供装置１への購入履歴の入力は、例えば、ユーザが、店舗から受け取ったレシートを参照して操作ボタン２２から直接入力したり、レシートに印刷されたバーコードや店舗のＰＯＳ端末から送信された電子レシート情報を、商品情報提供装置１の図示しないリーダー装置が読み取りしたりすることにより入力する。

記憶部１２は、購入情報３０、商品マスタ４１、店舗マスタ４２等を記憶している。購入情報３０は、入力部１１によって受け付けた購入履歴に基づく複数の購入履歴情報３１により構成される。例えば、ユーザが１つの店舗において３種類の商品を購入した場合、各商品毎となる３つの購入履歴情報３１が生成される。また、ユーザが５つの店舗のそれぞれにおいて同一商品を購入した場合、各店舗毎となる５つの購入履歴情報３１が生成される。
商品マスタ４１は、ユーザの購入商品についての商品コード及び商品名等からなるマスタである。店舗マスタ４２は、ユーザの購入商品を販売した店舗についての店舗コード及び店舗名等からなるマスタである。

複数の購入履歴情報３１のそれぞれは、商品情報３１ａ、店舗情報３１ｂ、価格情報３１ｃ、日付情報３１ｅ等により構成される。商品情報３１ａは、購入商品の商品コードを示す。店舗情報３１ｂは、購入商品を販売した店舗の店舗コードを示す。価格情報３１ｃは、購入商品の購入価格を示す。また、価格情報３１ｃには購入価格が特売価格であるか否かの識別を示す特売情報３１ｄが含まれる。日付情報３１ｅは、購入商品の購入日を示す。

ここで、記憶部１２に記憶されている購入情報３０、商品マスタ４１、店舗マスタ４２等に基づいて家計簿を作成することができる。図３は、家計簿の項目例の一部を示す図である。同図では、図１に示す各スーパーにおける購入履歴が表示されている。この家計簿では４月１０日におけるスーパー乙店の購入履歴の例のように、商品Ａの購入価格が特売価格であることを特売欄に「※」マークを表示することにより示している。なお、同図に示す支出欄には、各商品の単価のみを表示しているが、これに加えて商品の数量や数量×単価から求めた合計を表示しても良い。

また、記憶部１２は、強誘電体メモリとなるＦｅＲＡＭ（Ferroelectric Random Access Memory）により構成される。ＦｅＲＡＭの詳細については後述する。
なお、本実施形態では、ＦｅＲＡＭにより構成される記憶部１２に、購入情報３０、商品マスタ４１、店舗マスタ４２等を記憶している。しかし、これに限られず、秘匿性が高い購入情報３０のみを記憶部１２に記憶して、商品マスタ４１及び店舗マスタ４２等については、例えばＥＥＰＲＯＭ等の不揮発性のメモリに記憶しても良い。

安価店舗情報生成部１３は、操作ボタン２２からユーザが指定した商品について、記憶部１２に記憶されている各購入履歴情報３１における商品情報３１ａ、店舗情報３１ｂ、価格情報３１ｃ及び日付情報３１ｅに基づいて、それぞれの購入価格を比較することにより、購入価格が最も安い購入履歴情報３１、即ち購入価格が最も安い店舗を検索する。このとき、各購入履歴情報３１の特売情報３１ｄを参照して、特売価格であることを示す購入価格を検索対象から除外する。これは、特売価格で購入した商品については、そのときの購入価格が一時的な価格であって、常時その価格で購入できないことによる。また、商品の価格が季節によって変動性のある場合、各購入履歴情報３１の日付情報３１ｅを参照して、比較対象にする日付の範囲を限定しても良い。

出力部１４は、安価店舗情報生成部１３により検索された購入価格が最も安い購入履歴情報３１に基づいて、店舗マスタ４２等を参照して店舗名等を表示パネル２１に表示する。
操作部１５は、ユーザからの操作を操作ボタン２２により受け付ける。ここでは、最も安かった店舗を検索する対象となる商品の種類を受け付ける。
制御部１６は、図示しないＣＰＵ、ＲＯＭ、ＲＡＭ等を備えて、商品情報提供装置１における上記した各部等を制御する。

＜ＦｅＲＡＭの構成＞
次に、記憶部１２を構成する強誘電体メモリとなるＦｅＲＡＭについて説明する。
ＦｅＲＡＭは、強誘電体材料によりメモリセルが構成されており、強誘電体材料をデータ保持用のキャパシタに利用したメモリである。強誘電体膜は、自発分極特性を有し、印加される電界方向に応じて分極方向が反転する性質を有している。ＦｅＲＡＭは、この分極反転を記憶保持に利用している。また、ＦｅＲＡＭは、データ保持のための電源を不要とする不揮発性メモリである。

図４は、ＦｅＲＡＭを構成するメモリセルを示す図である。同図に示すように、メモリセル５０は、トランジスタ５１と、強誘電体膜から構成される強誘電体キャパシタ５２とから構成されている。トランジスタ５１のゲート端子にＷＬ（ワード線）５３が接続され、トランジスタ５１のドレイン端子（又はソース端子）にＢＬ（ビット線）５４が接続され、トランジスタ５１のソース端子（又はドレイン端子）に強誘電体キャパシタ５２の一方側の端子が接続され、強誘電体キャパシタ５２の他方側の端子にＰＬ（プレート線）５５が接続されている。

次に、メモリセル５０にデータを書き込む動作について説明する。
メモリセル５０は、強誘電体キャパシタ５２の両端子間に所定電圧（Ｖｃｃ）が印加されることにより、「１」及び「０」のデータが書き込まれる。例えば、メモリセル５０は、ＷＬ５３が選択状態（トランジスタ５１オン状態）にされ、ＢＬ５４が０Ｖにされ、ＰＬ５５にＶｃｃが印加されることにより「０」が書き込まれる。また、ＢＬ５４にＶｃｃが印加され、ＰＬ５５が０Ｖにされることにより「１」が書き込まれる。また、メモリセル５０は、ＷＬ５３が非選択状態（トランジスタ５１オフ状態）になっても書き込まれたデータを保持する。

次に、メモリセル５０に書き込まれているデータを読み出す動作について説明する。
メモリセル５０には、図示しないセンスアンプ回路が備えられており、ＢＬ５４がオープン状態（０Ｖ）にされ、ＷＬ５３が選択状態にされ、ＰＬ５５にＶｃｃが印加されることにより、ＢＬ５４を介してセンスアンプ回路に所定の電圧が供給される。センスアンプ回路は、強誘電体キャパシタ５２の分極状態に応じて異なる電圧が供給され、それぞれの電圧に基づいて増幅を行う。メモリセル５０は、センスアンプ回路による増幅後の電圧に応じて「１」又は「０」が読み出される。

ここで、メモリセル５０は、データの読み出し動作において、「１」が読み出された場合、強誘電体キャパシタ５２の分極が「１」から「０」の状態に反転されることで破壊読み出しの動作を行う。そして、メモリセル５０は、強誘電体キャパシタ５２の分極を「１」の状態に維持するために、「１」のデータを読み出した後、再び「１」のデータを書き込むことで再書き込み動作を行うように制御されている。

このように、上記したＦｅＲＡＭは、自発分極特性を利用したメモリであることから、物理的にチップ内の情報を読み出すことが困難である。また、ＦｅＲＡＭは、破壊読み出しの動作を行って再書き込みの動作を行うように制御されていることから、内部解析（リバース・エンジニアリング）や改変に対する防護力となる耐タンパ性において優れている。

＜商品情報提供装置の動作＞
次に、第１実施形態に係る商品情報提供装置１における動作について説明する。
図５は、第１実施形態に係る商品情報提供装置１における動作の例を示すフローチャートである。同図に示すフローチャートは、ユーザが、商品情報提供装置１の操作ボタン２２から商品を指定することにより開始される。

先ず、ステップＳ１１０では、商品情報提供装置１は、操作部１５により、ユーザから商品の指定を受け付ける。ここで、商品の指定は、ユーザが、操作ボタン２２から商品の商品コードを入力することにより行われる。なお、商品コードの入力に限られず、ユーザが、表示パネル２１に表示された商品名の一覧から操作ボタン２２によって商品を選択することにより入力しても良い。

ステップＳ１２０では、商品情報提供装置１は、安価店舗情報生成部１３により、記憶部１２に記憶されている各購入履歴情報３１の商品情報３１ａを参照して、ステップＳ１１０において受け付けた商品コードと一致する商品コードを有する購入履歴情報３１を抽出する。このとき、各購入履歴情報３１の特売情報３１ｄや日付情報３１ｅを参照することにより、特売価格の購入価格を有する購入履歴情報３１や、比較対象にならない日付を有する購入履歴情報３１を抽出対象から除外しても良い。

ステップＳ１３０では、商品情報提供装置１は、安価店舗情報生成部１３により、ステップＳ１２０において抽出された購入履歴情報３１について、価格情報３１ｃの購入価格を比較することにより、購入価格が最も安い購入履歴情報３１が示す店舗を検索する。

ステップＳ１４０では、商品情報提供装置１は、出力部１４により、ステップＳ１３０において検索された購入履歴情報３１の店舗情報等を表示パネル２１に表示する。このとき表示される店舗情報は、ステップＳ１１０において受け付けた商品について、これまでに最も安く購入した店舗を示す。
図６は、表示パネル２１に表示する購入価格が最も安い店舗情報の表示例を示す図である。同図では、商品Ａについて、スーパー丙店で最も安く購入したことを示している。また、同図に示すように、商品名及び店舗名の表示に加えて、その商品を購入したときの日付や価格等についても表示しても良い。

上述したように、本実施形態に係る商品情報提供装置１では、記憶部１２に、ユーザが各店舗にて購入した商品についての購入履歴情報３１を記憶する。そして、この購入履歴情報３１に基づいて、ユーザが指定した商品について、購入価格が最も安い店舗の店舗情報等を表示パネル２１に表示する。
これにより、ユーザは、これまでに複数の店舗から購入したことのある商品について、各店舗から最も安く購入できた店舗を確認することができる。例えば、図６に示す表示例が表示パネル２１に表示された場合、ユーザは、指定した商品Ａについて、「これまでに購入した店舗の中では、スーパー丙店が最も価格が安い」といったように、最も安く購入できた店舗を確認することができ、購買行動に役立てることができる。

（第２実施形態）
以下、第２実施形態に係る商品情報提供装置について図面を参照して説明する。

本実施形態に係る商品情報提供装置２の概略構成及び機能構成は、図１に示す第１実施形態に係る商品情報提供装置１の概略構成、及び図２に示す第１実施形態に係る商品情報提供装置１の機能構成と同様であるので説明を省略する。

図７は、第２実施形態に係る商品情報提供装置２における動作の例を示すフローチャートである。同図に示すフローチャートは、図５に示す第１実施形態に係るフローチャートと一部の動作が異なる。図７のフローチャートに示すステップＳ２１０及びＳ２２０では、図５に示すフローチャートのステップＳ１１０及びＳ１２０と同様に、ユーザから商品の指定を受け付けた商品についての購入履歴情報３１を抽出する。

ステップＳ２３０では、商品情報提供装置２は、安価店舗情報生成部１３により、ステップＳ２２０において抽出された購入履歴情報３１が複数ある場合に、価格情報３１ｃの購入価格をキーにして、各購入履歴情報３１を昇順にソートする。これにより、各購入履歴情報３１は、購入価格の安い順に並び替えが行われる。

ステップＳ２４０では、商品情報提供装置２は、出力部１４により、ステップＳ２３０において並び替えられた各購入履歴情報３１から、購入価格の安い順に各店舗情報等の一覧を表示パネル２１に表示する。
図８は、表示パネル２１に表示する店舗情報の一覧の表示例を示す図である。同図では、商品Ａについて、スーパー丙店、スーパー甲店の順に安く購入したことを示している。
なお、ここで、ステップＳ２３０において、各購入履歴情報３１を昇順ではなく降順にソートし、各購入履歴情報３１を購入価格の高い順に並び替えを行っても良い。この場合でも、ステップＳ２４０において、購入価格の安い順に各店舗情報等の一覧を表示パネル２１に表示することができる。

上述したように、本実施形態に係る商品情報提供装置２では、ユーザが指定した商品について、最も安く購入した店舗から順に各店舗情報等を一覧にして表示パネル２１に表示する。
これにより、ユーザは、これまでに複数の店舗から購入したことのある商品について、各店舗からの購入価格を安い順に比較して確認することができる。例えば、図８に示す表示例が表示パネル２１に表示された場合、ユーザは、指定した商品Ａについて、「これまでに購入した店舗の中では、スーパー丙店が最も価格が安く、スーパー甲店よりも５０円安い」といったように、各店舗における価格の相違を比較して安い店舗を選択することができ、購買行動に役立てることができる。

商品情報提供装置の概略構成の例を示す図。 商品情報提供装置の機能構成の例を示すブロック図。 家計簿の項目例の一部を示す図。 ＦｅＲＡＭを構成するメモリセルを示す図。 第１実施形態に係る商品情報提供装置における動作の例を示すフローチャート。 表示パネルに表示する購入価格が最も安い店舗情報の表示例を示す図。 第２実施形態に係る商品情報提供装置における動作の例を示すフローチャート。 表示パネルに表示する店舗情報の一覧の表示例を示す図。

符号の説明

１，２…商品情報提供装置、１１…入力部、１２…記憶部、１３…安価店舗情報生成部、１４…出力部、１５…操作部、１６…制御部、２１…表示パネル、２２…操作ボタン、３０…購入情報、３１…購入履歴情報、３１ａ…商品情報、３１ｂ…店舗情報、３１ｃ…価格情報、３１ｄ…特売情報、３１ｅ…日付情報、４１…商品マスタ、４２…店舗マスタ、５０…メモリセル、５１…トランジスタ、５２…強誘電体キャパシタ、５３…ＷＬ、５４…ＢＬ、５５…ＰＬ。

Claims (6)

1. 店舗から購入した商品に関する商品情報、前記店舗に関する店舗情報、及び前記購入した商品の購入価格に関する価格情報を含む購入履歴情報を記憶する記憶部と、
   前記記憶された購入履歴情報に基づいて、複数の前記店舗から購入した同一の前記商品について、それぞれの前記店舗における前記購入価格を比較して前記購入価格が最も安かった前記店舗に関する安価店舗情報を生成する安価店舗情報生成部と、
   前記生成された安価店舗情報を出力する出力部と、を備えたことを特徴とする商品情報提供装置。
2. 前記商品情報提供装置は携帯可能であって、
   前記記憶部は、強誘電体メモリにより構成されることを特徴とする請求項１に記載の商品情報提供装置。
3. 前記安価店舗情報生成部は、前記複数の店舗からのそれぞれの前記購入価格をキーにして、前記複数の店舗に関する前記店舗情報をソートして前記安価店舗情報を生成することを特徴とする請求項１又は２に記載の商品情報提供装置。
4. 前記価格情報は、前記店舗からの前記購入価格が特売価格であるか否かを示す特売情報を含み、
   前記安価店舗情報生成部は、前記特売情報が前記特売価格であることを示す前記購入価格を、前記比較の対象から除くことを特徴とする請求項１から３のいずれか一項に記載の商品情報提供装置。
5. 前記購入履歴情報は、前記商品を購入した日付情報を更に含み、
   前記安価店舗情報生成部は、前記日付情報に基づいて前記安価店舗情報を生成することを特徴とする請求項１から４のいずれか一項に記載の商品情報提供装置。
6. 前記購入履歴情報は、家計簿を作成するための情報に含まれることを特徴とする請求項１から５のいずれか一項に記載の商品情報提供装置。

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