JP2009271369A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009271369A
JP2009271369A JP2008122453A JP2008122453A JP2009271369A JP 2009271369 A JP2009271369 A JP 2009271369A JP 2008122453 A JP2008122453 A JP 2008122453A JP 2008122453 A JP2008122453 A JP 2008122453A JP 2009271369 A JP2009271369 A JP 2009271369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
light
pixel
pixel electrode
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008122453A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5137680B2 (ja
Inventor
Masabumi Kunii
正文 國井
Takeshi Yamanaka
剛 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2008122453A priority Critical patent/JP5137680B2/ja
Priority to TW098112552A priority patent/TWI396899B/zh
Priority to US12/435,493 priority patent/US8269927B2/en
Priority to KR1020090039715A priority patent/KR101528205B1/ko
Priority to CN2009101382017A priority patent/CN101576673B/zh
Publication of JP2009271369A publication Critical patent/JP2009271369A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5137680B2 publication Critical patent/JP5137680B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/13306Circuit arrangements or driving methods for the control of single liquid crystal cells
    • G02F1/13318Circuits comprising a photodetector
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1343Electrodes
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/136Liquid crystal cells structurally associated with a semi-conducting layer or substrate, e.g. cells forming part of an integrated circuit

Abstract

【課題】液晶表示装置のパネル内に内蔵する位置センサ素子としてのフォトセンサ素子の感度を向上する。
【解決手段】横電界方式の液晶表示パネルの1画素領域を表示領域TAとセンサ領域RAに分割し、前記表示領域TAには複数の画素Pが並ぶx方向およびy方向に対して傾斜する「く」の字形状の画素電極62aを配置し、前記センサ領域RAには前記画素電極62aの形状に沿うようにセンサ駆動配線H1、H2を配置し、H1とH2の間にフォトセンサ素子の受光面JSaを形成することによって、受光面JSaの面積を大きくする。
【選択図】図4

Description

本発明は、液晶表示装置に関する。特に、液晶層を介在して入射する入射光を受光面で受光することによって受光データを生成するフォトセンサ素子が、液晶パネルに形成されている液晶表示装置に関する。
液晶表示装置は、一対の基板の間に液晶層が封入された液晶パネルを、表示パネルとして有している。液晶パネルは、たとえば、透過型であり、液晶パネルの背面に設けられたバックライトなどの照明装置により出射された照明光を変調して透過させる。そして、その変調した照明光によって、画像の表示が、液晶パネルの正面において実施される。
この液晶パネルは、たとえば、アクティブマトリクス方式であり、画素スイッチング素子として機能する薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)が、画素領域に形成されているTFTアレイ基板を有する。ここでは、たとえば、多結晶シリコン薄膜を用いて、薄膜トランジスタが形成されている。そして、そのTFTアレイ基板に対面するように対向するように対向基板が配置され、そのTFTアレイ基板および対向基板の間に液晶層が設けられている。
このアクティブマトリクス方式の液晶パネルにおいては、画素スイッチング素子が画素電極に電位を入力することによって、画素電極と共通電極との間にて生ずる電界を液晶層に印加し、液晶層の液晶分子の配向を変化させる。そして、これにより、その画素を透過する光の透過率を制御し、その透過する光を変調させ、画像の表示を実施する。
この液晶パネルにおいては、画素スイッチング素子として機能するTFTなどの半導体素子の他に、光を受光して受光データを得るフォトセンサ素子が、画素領域に内蔵されたものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。たとえば、PIN型のフォトダイオードが、フォトセンサ素子として集積化されている。ここでは、画素スイッチング素子と同様に、たとえば、多結晶シリコン膜を用いて、フォトセンサ素子が形成されている。
上記の液晶パネルでは、その内蔵するフォトセンサ素子を位置センサ素子として利用することで、ユーザーインターフェイスとしての機能が実現できる。このタイプの液晶パネルにおいては、液晶パネルの前面に、別途、抵抗膜方式や静電容量方式の外付けのタッチパネルを設置する必要がなくなる。したがって、装置の低コスト化が可能になると共に、小型化および薄型化を、容易に実現できる。
また、さらに、抵抗膜方式や静電容量方式のタッチパネルを設置した場合には、そのタッチパネルによって画素領域において透過する光が減少する場合や、その光が干渉される場合があるため、表示画像の品質が低下する場合がある。しかし、上記のように位置センサ素子として液晶パネルにフォトセンサ素子を内蔵することによって、この不具合の発生を防止できる。
このタイプの液晶パネルにおいては、たとえば、バックライトから出射された照明光が液晶パネルを透過し、その液晶パネルの正面に触れられたユーザーの指やスタイラスペンなどの被検知体において反射された可視光線を、その内蔵されたフォトセンサ素子が受光する。その後、そのフォトセンサ素子によって得られた受光データに基づいて、液晶パネルの正面において被検知体が接触した座標位置を特定し、その特定された位置に対応する操作が、液晶表示装置自身や、その液晶表示装置を含む電子機器において実施される。
上記のように、液晶パネルに内蔵されたフォトセンサ素子を用いて、被検知体の座標位置を検出する場合には、そのフォトセンサ素子によって得られる受光データは、外光に含まれる可視光線の影響によって、多くのノイズを含む場合がある。また、黒表示などのように、暗い画像を表示する場合には、被検知体によって反射された可視光線がフォトセンサ素子の受光面に到達しにくいため、可視光線を受光することが困難である。このため、正確に、被検知体の位置について検出をすることが困難な場合がある。
このような不具合を改善するために、赤外線など、可視光線以外の不可視光線を用いる技術が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
ここでは、被検知体から出射される赤外線などの不可視光線をフォトセンサ素子が受光することによって、受光データを取得し、その取得したデータに基づいて、被検知体の位置を特定している。特に、人間の指は、赤外光波長での表面反射率が高いため、赤外光を用いることが好適である。
このような液晶パネルにおいては、TN(Twisted Nematic)モード,ECB(Electrically Controlled Birefringence)モード,垂直配向モードなどの液晶表示モードが知られている。また、この他に、横電界を液晶層に印加する液晶表示モードとして、IPS(In−Plane−Switching)方式、FFS(Fringe Field Switching)方式が知られている(たとえば、特許文献1,2参照)。
この各液晶表示モードにおいては、視野角特性を改善するために様々な方策が提案されている。
たとえば、横電界モードにおいては、複数の画素がマトリクス状に配置されているx方向およびy方向に対して傾斜する方向に延在した部分を含むように、画素電極が形成されている。具体的には、画素電極の形状を「く」の字形とし、デュアルドメイン化をすることが提案されている(たとえば、特許文献3、4参照)。このようにすることで、液晶分子の誘電異方性によって生ずる視野角特性の非対称性や、階調反転を補償し、視野角特性を改善している。
特開2006−3857号公報 特開2005−275644号公報 特開2007−264231号公報 特開2005−338256号公報
しかしながら、上記のように画素電極を形成した場合には、位置センサ素子として液晶パネルに内蔵されたフォトセンサ素子においては、受光面の面積が十分に取れずに、高感度に受光データを生成することが困難な場合がある。
特に、画素スイッチング素子と同様に、たとえば、多結晶シリコン膜を用いてフォトセンサ素子を形成する場合には、その多結晶シリコン薄膜が赤外線を吸収する吸収率が可視光線の吸収率と比較して低いために、上記の不具合の発生が顕在化する場合がある。
したがって、本発明は、フォトセンサ素子の感度を向上可能な液晶表示装置を提供する。
本発明の液晶表示装置は、第1基板と、前記第1基板に対面している第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に配置されている液晶層とを備えており、前記第1基板と前記第2基板とが対面する面に設けられている画素領域にて、第1方向と前記第1方向に直交する第2方向のそれぞれに複数の画素が配置されている液晶パネルを有し、前記第1基板は、前記画素のそれぞれに対応して複数が設けられている画素電極と、前記第2基板の側から前記第1基板の側へ前記液晶層を介在して入射する入射光を受光面で受光することによって受光データを生成するフォトセンサ素子とを含み、当該画素電極と当該フォトセンサ素子とが前記画素領域にて前記第2基板に対面する面に設けられており、前記画素電極は、前記画素領域にて前記第1の方向および前記第2の方向に対して傾斜する方向に延在している傾斜部を含み、前記フォトセンサ素子は、前記画素電極が延在する方向に沿った形状にて、前記受光面が形成されている。
好適には、前記画素電極は、前記第1の方向に延在する基幹部を有し、前記画素電極の傾斜部が、前記第1の方向にて間隔を隔てて複数設けられており、当該複数の傾斜部が前記基幹部に接続されている。
好適には、前記第1基板は、前記画素領域に形成されている共通電極を有し、前記画素電極と前記共通電極とが、前記液晶層に横電界を印加するように構成されている。
好適には、前記液晶パネルは、前記画素領域にて前記第1方向に並ぶ複数の画素を区画するように複数が第1方向に間隔を隔てて設けられている第1配線と、前記画素領域にて前記第2方向に並ぶ複数の画素を区画するように複数が第2方向に間隔を隔てて設けられている第2配線とを有し、前記第1配線は、前記画素領域にて前記第1の方向および前記第2の方向と異なる方向であり、前記第2方向に対して傾斜する方向に延在している配線傾斜部を含み、前記画素電極の傾斜部は、前記第1配線の配線傾斜部が延在する方向に沿って形成されている。
好適には、前記画素電極の傾斜部は、前記第1方向を軸に対称な形状になるように形成されている。
好適には、前記液晶パネルにて前記第2基板側の面に移動された被検知体の位置を検出する位置検出部を含み、前記フォトセンサ素子は、前記画素領域において複数が配置されており、前記位置検出部は、前記複数のフォトセンサ素子によって生成された受光データに基づいて、前記被検知体の位置を検出する。
好適には、前記液晶パネルにおいて前記第1基板側の面に照明光を出射する照明部を含み、前記液晶パネルは、前記照明部によって出射された照明光が、前記第1基板側の面から前記第2基板側の面へ透過し、当該透過した光によって、前記画素領域にて画像を表示するように構成されており、前記フォトセンサ素子は、前記照明部によって出射され、前記液晶パネルを透過した照明光が、前記被検知体によって反射された反射光を、前記受光面にて受光する。
好適には、前記照明部は、可視光線と赤外光線とを前記照明光として出射するように構成されている。
本発明においては、画素領域にて第1の方向および第2の方向に対して傾斜する方向に延在している傾斜部を含むように、画素電極を形成する。そして、この画素電極の傾斜部が延在する方向に沿った形状にて、フォトセンサ素子の受光面を形成する。
本発明によれば、フォトセンサ素子の感度を向上可能な液晶表示装置を提供することができる。
本発明にかかる実施形態の一例について説明する。
<実施形態1>
(液晶表示装置の構成)
図1は、本発明にかかる実施形態1において、液晶表示装置100の構成を示す断面図である。
本実施形態の液晶表示装置100は、図1に示すように、液晶パネル200と、バックライト300と、データ処理部400とを有する。各部について順次説明する。
液晶パネル200は、アクティブマトリクス方式であり、図1に示すように、TFTアレイ基板201と対向基板202と液晶層203とを有する。
この液晶パネル200においては、TFTアレイ基板201と対向基板202とが、互いに間隔を隔てるよう対面している。そして、そのTFTアレイ基板201と対向基板202との間に挟まれるように、液晶層203が設けられている。
そして、液晶パネル200は、図1に示すように、TFTアレイ基板201の側に位置するようにバックライト300が配置されている。そして、液晶パネル200においては、TFTアレイ基板201において対向基板202に対面している面とは反対側の面に、バックライト300から出射された照明光が照射される。
また、液晶パネル200は、複数の画素(図示無し)が配置され、画像を表示する画素領域PAを含む。この画素領域PAにおいては、液晶パネル200の背面側に設置されたバックライト300が出射した照明光Rを、第1の偏光板206を介して背面から受け、その背面から受けた照明光Rを変調する。具体的には、複数の画素に対応するように画像表示素子(図示無し)がTFTアレイ基板201に設けられており、その画像表示素子を構成する画素スイッチング素子(図示無し)が画素をスイッチング制御することによって、背面から受けた照明光を変調する。そして、その変調された照明光Rが、第2の偏光板207を介して、正面側に出射し、画素領域PAにおいて画像が表示される。つまり、本実施形態の液晶パネル200は、透過型であって、たとえば、液晶パネル200の正面の側においてカラー画像を表示する。
本実施形態においては、液晶表示装置100は、ノーマリ・ブラック方式として形成されている。すなわち、液晶パネル200においては、液晶層203に電圧を加えない時に、画素領域PAにおいて、光透過率が低下し、黒表示が実施されるように、各部が構成されている。そして、液晶層203に電圧を加えた時に、画素領域PAにおいて、光透過率が上がり、白表示が実施されるように、各部が構成されている。
また、詳細については後述するが、本実施形態においては、この液晶パネル200は、受光データを生成するフォトセンサ素子(図示無し)が形成されている。フォトセンサ素子は、液晶パネル200においてバックライト300が設置された背面に対して反対側となる正面に、ユーザーの指やタッチペンなどの被検知体Fが接触または近接した際に、その被検知体Fによって反射される反射光Hを受光し、受光データを生成する。
たとえば、このフォトセンサ素子は、フォトダイオード(図示無し)を含むように形成されている。そして、液晶パネル200の正面側において、指などの被検知体Fが反射する反射光Hを、そのフォトダイオードが受光面で受光する。すなわち、対向基板202の側からTFTアレイ基板201の側へ向かう反射光Hを受光する。そして、フォトダイオードが光電変換することによって、受光データを生成する。
バックライト300は、図1に示すように、液晶パネル200の背面に対面しており、その液晶パネル200の画素領域PAに照明光Rを出射する。
ここでは、バックライト300は、液晶パネル200を構成するTFTアレイ基板201と対向基板202とにおいて、TFTアレイ基板201の側に位置するように配置されている。そして、TFTアレイ基板201において対向基板202に対面している面に対して反対側の面に、照明光Rを照射する。つまり、バックライト300は、TFTアレイ基板201の側から対向基板202の側へ向かうように照明光Rを照明する。
データ処理部400は、図1に示すように、制御部401と、位置検出部402とを有する。データ処理部400は、コンピュータを含み、プログラムによってコンピュータが各部として動作するように構成されている。
データ処理部400の制御部401は、液晶パネル200とバックライト300との動作を制御するように構成されている。制御部401は、液晶パネル200に制御信号を供給することによって、液晶パネル200に複数設けられた画素スイッチング素子(図示無し)の動作を制御する。たとえば、線順次駆動を実行させる。また、制御部401は、外部から供給される駆動信号に基づいて、バックライト300に制御信号を供給することによって、バックライト300の動作を制御し、バックライト300から照明光Rを照射する。このように、制御部401は、液晶パネル200とバックライト300との動作を制御することによって、液晶パネル200の画素領域PAに画像を表示する。
このほかに、制御部401は、液晶パネル200に制御信号を供給することによって、液晶パネル200に位置センサ素子として複数設けられたフォトセンサ素子(図示無し)の動作を制御し、そのフォトセンサ素子から受光データを収集する。たとえば、線順次駆動を実行させて、受光データを収集する。
データ処理部400の位置検出部402は、液晶パネル200の正面側において、画素領域PAにユーザーの指やタッチペンなどの被検知体が接触または近接した位置を検出する。
ここでは、位置検出部402は、液晶パネル200に複数設けられたフォトセンサ素子(図示無し)から収集した受光データに基づいて、その位置を検出する。たとえば、受光データの信号強度が基準値よりも大きい座標位置を、被検知体Fが画素領域PAにおいて接触した座標位置として検出する。
(液晶パネルの構成)
液晶パネル200の全体構成について説明する。
図2は、本発明にかかる実施形態1において、液晶パネル200を示す平面図である。
液晶パネル200は、図2に示すように、画素領域PAと、周辺領域CAとを有する。
液晶パネル200において画素領域PAには、図2に示すように、複数の画素Pが面に沿って配置されている。具体的には、画素領域PAにおいては、複数の画素Pが、x方向と、x方向に垂直なy方向とのそれぞれに、マトリクス状に並ぶように配置されており、画像が表示される。この画素Pにおいては、上記した画素スイッチング素子と、フォトセンサ素子とが設けられている。
液晶パネル200において周辺領域CAは、図2に示すように、画素領域PAの周辺を囲うように位置している。この周辺領域CAにおいては、図2に示すように、表示用垂直駆動回路11と、表示用水平駆動回路12と、センサ用垂直駆動回路13と、センサ用水平駆動回路14とが形成されている。たとえば、上記の画素スイッチング素子およびフォトセンサ素子と同様にして形成された半導体素子によって、この各回路が構成されている。
そして、画素領域PAにおいて画素Pに対応するように設けられた画素スイッチング素子を、表示用垂直駆動回路11および表示用水平駆動回路12が駆動し、画像表示を実行する。そして、これと共に、画素領域PAにおいて画素Pに対応するように設けられたフォトセンサ素子を、センサ用垂直駆動回路13とセンサ用水平駆動回路14とが駆動し、受光データを収集する。
(液晶パネルの画素領域の構成)
図3は、本発明にかかる実施形態1において、液晶パネル200における画素領域PAに設けられた画素Pの要部を模式的に示す断面図である。
図3に示すように、液晶パネル200は、TFTアレイ基板201と、対向基板202と、液晶層203とを有する。本実施形態においては、この液晶パネル200は、FFS方式の表示モードに対応するように構成されており、液晶層203に横電界を印加することによって、画像を表示する。また、この液晶パネル200は、デュアルドメインになるように、構成されている。
この液晶パネル200は、図3に示すように、TFTアレイ基板201と対向基板202とが対面する面において、画素Pが有効表示領域TAとセンサ領域RAとに区画されている。
この有効表示領域TAにおいては、図3に示すように、バックライト300から出射された照明光Rが、TFTアレイ基板201の側から対向基板202の側へ透過し、画像表示が行われる。
一方で、センサ領域RAにおいては、図3に示すように、液晶パネル200の正面側において、被検知体Fによって反射された反射光Hを、フォトセンサ素子32が受光し、受光データを生成する。
この液晶パネル200において、TFTアレイ基板201は、光を透過する絶縁体の基板であり、たとえば、ガラスにより形成されている。そして、TFTアレイ基板201においては、対向基板202に対面する側の面には、図3に示すように、フォトセンサ素子32と、画素電極62aと、共通電極62bと、データ線S1と、センサ駆動配線H1,H2とが形成されている。
また、液晶パネル200において、対向基板202は、TFTアレイ基板201と同様に、光を透過する絶縁体の基板であり、たとえば、ガラスにより形成されている。そして、対向基板202は、図3に示すように、TFTアレイ基板201に対して間隔を隔てるよう対面している。たとえば、対向基板202は、TFTアレイ基板201との間にスペーサ(図示無し)を介在させて間隔を設けて対面しており、シール材(図示無し)を用いて貼り合わされている。そして、対向基板202において、TFTアレイ基板201に対面する側の面には、図3に示すように、カラーフィルタ層21が形成されている。ここでは、カラーフィルタ層21は、赤フィルタ層21Rと緑フィルタ層21Gと青フィルタ層21Bとを含み、赤と緑と青との3原色を1組として構成されている。
そして、液晶パネル200において、液晶層203は、図3に示すように、TFTアレイ基板201と対向基板202との間にて挟持されている。
上記の液晶パネル200を構成するTFTアレイ基板201の詳細について説明する。
図4は、本発明にかかる実施形態1において、画素領域PAに設けられた画素PにおけるTFTアレイ基板201の要部を模式的に示す平面図である。
図4においては、凡例に示すように、各部材を構成する材料に応じて異なったハッチングを付している。なお、図4においては、図3に示した画素Pにおいて赤フィルタ層21Rに対応するサブ画素について示しているが、その他の緑フィルタ層21Gと青フィルタ層21Bとに対応するサブ画素のそれぞれにおいても、この赤フィルタ層21Rに対応するサブ画素の場合と同様に各部材が形成されている。
図4に示すように、TFTアレイ基板201においては、図3に示した各部材の他に、画素スイッチング素子31と、ゲート線G1とが形成されている。この画素スイッチング素子31と、ゲート線G1とのそれぞれは、TFTアレイ基板201において、対向基板202に対面する側の面に形成されている。
TFTアレイ基板201に設けられた各部について順次説明する。
TFTアレイ基板201において、画素スイッチング素子31は、図4に示すように、液晶パネル200の有効表示領域TAに形成されている。画素スイッチング素子31は、図3においては示していないが、図3において示しているフォトセンサ素子32と同様に、TFTアレイ基板201において対向基板202に対面する側の面に形成されている。
ここでは、画素スイッチング素子31は、図3に示すように、画素Pにおいてカラーフィルタ層21を構成する、赤フィルタ層21Rと緑フィルタ層21Gと青フィルタ層21Bとのそれぞれに対応するように、設けられている。
図5は、本発明にかかる実施形態1において、画素スイッチング素子31を示す断面図である。
図5に示すように、画素スイッチング素子31は、ゲート電極45と、ゲート絶縁膜46gと、半導体層48とを含み、LDD(Lightly Doped Drain)構造のボトムゲート型TFTとして形成されている。たとえば、Nチャネル型のTFTとして形成されている。
具体的には、画素スイッチング素子31において、ゲート電極45は、モリブデン(Mo)などの金属材料を用いて、層厚が60〜90nmになるように形成されている。ここでは、図5に示すように、ゲート電極45は、TFTアレイ基板201の面において、ゲート絶縁膜46gを介して、半導体層48のチャネル領域48Cに対面するように設けられている。
また、画素スイッチング素子31において、ゲート絶縁膜46gは、図5に示すように、たとえば、シリコン窒化膜46gaとシリコン酸化膜46gbとを積層して、ゲート電極45を被覆するように形成されている。ここでは、たとえば、シリコン窒化膜46gaを40nm厚、シリコン酸化膜46gbを50nm厚になるように形成する。
また、画素スイッチング素子31において、半導体層48は、たとえば、ポリシリコンで形成されている。たとえば、20〜160nm厚のポリシリコン薄膜を、半導体層48として形成する。この半導体層48は、図5に示すように、ゲート電極45に対応するようにチャネル領域48Cが形成されている。そして、これと共に、そのチャネル領域48Cを挟むように一対のソース・ドレイン領域48A,48Bが形成されている。この一対のソース・ドレイン領域48A,48Bは、チャネル領域48Cを挟むように一対の低濃度不純物領域48AL,48BLが形成されている。そして、さらに、その低濃度不純物領域48AL,48BLよりも不純物の濃度が高い一対の高濃度不純物領域48AH,48BHが、その一対の低濃度不純物領域48AL,48BLを挟むように形成されている。
そして、画素スイッチング素子31において、ソース電極53とドレイン電極54とのそれぞれは、アルミニウムなどの導電材料を用いて形成されている。ここでは、図5に示すように、ソース電極53とドレイン電極54とのそれぞれは、層間絶縁膜49を貫通するようにコンタクトホールが形成された後に、そのコンタクトホールに導電材料を埋め込み、パターン加工されることによって形成される。具体的には、ソース電極53は、一方のソース・ドレイン領域48Aに電気的に接続するように設けられており、ドレイン電極54は、他方のソース・ドレイン領域48Aに電気的に接続するように設けられている。
TFTアレイ基板201において、フォトセンサ素子32は、図3に示すように、TFTアレイ基板201において対向基板202に対面する側の面に形成されている。
ここでは、フォトセンサ素子32は、図3に示すように、センサ領域RAに設けられており、そのセンサ領域RAにおいて対向基板202の側からTFTアレイ基板201の側へ向う光を、液晶層203を介して受光する。そして、フォトセンサ素子32は、その入射光を受光し光電変換することによって、受光データを生成し、その生成した受光データが読み出される。
本実施形態においては、フォトセンサ素子32は、図3に示したように、バックライト300が出射する照明光Rが被検知体Fによって液晶パネル200の正面の側から背面の側へ反射された反射光Hを、受光することによって、受光データを生成する。たとえば、フォトセンサ素子32は、液晶層203を介在して入射する反射光Hを、受光面JSaで受光し、受光データを生成する。
図6は、本発明にかかる実施形態1において、フォトセンサ素子32を示す断面図である。
図6に示すように、フォトセンサ素子32は、PIN構造のフォトダイオードであり、遮光膜43と、その遮光膜43上に設けられた絶縁膜46sと、その絶縁膜46sを介して遮光膜43に対面する半導体層47とを含む。
このフォトセンサ素子32において、遮光膜43は、たとえば、モリブデンなどの金属材料を用いて形成されており、光を遮光する。ここでは、図6に示すように、遮光膜43は、TFTアレイ基板201の面において、絶縁膜46sを介して、半導体層47のi層47iに対面するように設けられている。
また、フォトセンサ素子32において、絶縁膜46sは、図6に示すように、シリコン窒化膜46saとシリコン酸化膜46sbを積層して、遮光膜43を被覆するように形成されている。ここでは、たとえば、シリコン窒化膜46saを40nm厚、シリコン酸化膜46sbを50nm厚になるように形成する。
また、フォトセンサ素子32において、半導体層47は、たとえば、ポリシリコンで形成されている。たとえば、20〜160nm厚のポリシリコン薄膜を、半導体層47として形成する。この半導体層47は、図6に示すように、p層47pとn層47nとi層47iとを含む。ここでは、半導体層47は、p層47pとn層47nの間に、高抵抗のi層47iが介在するように設けられている。p層47pは、たとえば、ホウ素などのp型不純物がドープされている。また、i層47iは、光電変換層であって、受光面JSaを有し、その受光面JSaにおいて光を受光し、光電変換が実施される。また、n層47nは、リンなどのn型不純物がドープされている。ここでは、n層47nは、リーク電流の低減化のために、n型不純物が高濃度にドープされた高濃度領域47nhと、高濃度領域47nhよりも低濃度にn型不純物がドープされた低濃度領域47nlとを有する。そして、この低濃度領域47nlが、高濃度領域47nhとi層47iとの間に介在するように形成されている。
本実施形態においては、図4に示すように、半導体層47は、図4に示すように、複数のゲート線G1がy方向に並んで配置されている間において、平面形状が、x方向を軸に対称な「く」の字形状になるように形成されている。半導体層47を構成するp層47pとn層47nとi層47iとのそれぞれについても、平面形状が、x方向を軸に対称な「く」の字形状になるように設けられている。ここでは、半導体層47は、データ線S1およびセンサ駆動配線H1,H2が延在する方向に沿うように形成されている。
具体的には、半導体層47は、図4に示すように、第1の半導体傾斜部47aと、第2の半導体傾斜部47bとを有している。
第1の半導体傾斜部47aは、y方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのゲート線G1の間であって、下方のゲート線G1の側から、この両者の間の中央部分までの間において、y方向に対して左側へ所定の角度で傾斜して、上方へ延在している。たとえば、第1の半導体傾斜部47aは、y方向を軸にして、10°の角度で傾斜するように形成されている。
そして、第2の半導体傾斜部47bは、y方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのゲート線G1の間にて、上方のゲート線G1の側から、この両者の間の中央部分までの間において、y方向に対して左側へ、上記と同じ角度で傾斜して、下方へ延在している。たとえば、第2の半導体傾斜部47bは、y方向を軸にして、10°の角度で傾斜するように形成されている。
そして、フォトセンサ素子32において、アノード電極51とカソード電極52とのそれぞれは、たとえば、アルミニウムを用いて形成されている。ここでは、図6に示すように、層間絶縁膜49が半導体層47を被覆するように設けられており、アノード電極51は、その層間絶縁膜49を貫通するコンタクトホールに導電材料が埋め込まれ、パターン加工されることで、p層47pに電気的に接続するように設けられている。そして、同様に、カソード電極52は、層間絶縁膜49を貫通するコンタクトホールに導電材料が埋め込まれ、パターン加工されることで、n層47nに電気的に接続するように設けられている。
TFTアレイ基板201において、画素電極62aは、図3に示すように、TFTアレイ基板201において対向基板202に対面する面の側に形成されている。
ここでは、画素電極62aは、図3に示すように、TFTアレイ基板201において共通電極62bを被覆するように絶縁材料で形成された絶縁膜60cの上に設けられている。たとえば、シリコン窒化膜として形成された絶縁膜60c上に設けられている。そして、この画素電極62aは、カラーフィルタ層21を構成する赤フィルタ層21Rと緑フィルタ層21Gと青フィルタ層21Bとのそれぞれに対応するように設けられている。画素電極62aは、いわゆる透明電極であって、たとえば、ITOを用いて形成されており、画素スイッチング素子31のドレイン電極54に電気的に接続されている。そして、画素電極62aは、画素スイッチング素子31からデータ信号の供給によって印加される電位により、共通電極62bとの間において、横電界を生じさせ、液晶層203に電圧を印加する。
本実施形態においては、液晶パネル200がFFS方式であるので、画素電極62aは、図4に示すように、TFTアレイ基板201において対向基板202に対面するxy面の方向において、櫛歯形状になるように形成されている。
具体的には、図4に示すように、画素電極62aは、基幹部62akと、枝部62aeとを有する。
画素電極62aの基幹部62akは、図4に示すように、x方向に延在している。ここでは、図4に示すように、x方向に延在するゲート線G1が、y方向において間隔を隔てて並ぶ複数設けられており、そのy方向に並ぶ複数のゲート線G1の間において、2本の基幹部62akが設けられている。そして、この2つの基幹部62akの間には、枝部62aeが設けられている。
画素電極62aにおいて、枝部62aeは、図4に示すように、基幹部62akに接続されており、x方向およびy方向と異なる方向であって、x方向およびy方向に対して傾斜する方向に延在している。この枝部62aeは、図4に示すように、x方向において、複数が間隔を隔てて並ぶように配置されており、その複数のそれぞれは、y方向における両端部が、基幹部62akに接続されている。
本実施形態においては、枝部62aeは、図4に示すように、複数のゲート線G1がy方向に並んで配置されている間において、x方向を軸に対称な「く」の字形状になるように形成されている。ここでは、枝部62aeは、データ線S1が延在する方向に沿って形成されている。
具体的には、枝部62aeは、図4に示すように、第1の画素電極傾斜部62ae1と、第2の画素電極傾斜部62ae2とを有している。
第1の画素電極傾斜部62ae1は、y方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのゲート線G1の間であって、下方のゲート線G1から、この両者の間の中央部分までの間において、y方向に対して左側へ所定の角度で傾斜するように、上方へ延在している。たとえば、第1の画素電極傾斜部62ae1は、y方向を軸にして、10°の角度で傾斜するように形成されている。
そして、第2の画素電極傾斜部62ae2は、y方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのゲート線G1の間であって、上方のゲート線G1から、この両者の間の中央部分までの間において、y方向に対して左側へ、上記と同じ角度で傾斜するように、下方へ延在している。たとえば、第2の画素電極傾斜部62ae2は、y方向を軸にして、10°の角度で傾斜するように形成されている。
TFTアレイ基板201において、共通電極62bは、図3に示すように、TFTアレイ基板201において対向基板202に対面する面の側に形成されている。ここでは、共通電極62bは、各配線を被覆するように、TFTアレイ基板201に形成された平坦化膜60bの上に設けられている。たとえば、アクリル樹脂などの有機化合物によって形成された平坦化膜60b上に設けられている。共通電極62bは、いわゆる透明電極であって、たとえば、ITOを用いて形成されている。そして、共通電極62bは、複数の画素Pに対応するように複数設けられた画素電極62aのそれぞれに、絶縁膜60cを介して対面している。
本実施形態においては、共通電極62bは、図3に示すように、TFTアレイ基板201において対向基板202に対面するxy面の方向において、有効表示領域TAの全面を被覆するように、ベタ状に形成されている。
TFTアレイ基板201において、データ線S1は、図3に示すように、有効表示領域TAであって、TFTアレイ基板201において対向基板202に対面する面の側に形成されている。ここでは、データ線S1は、フォトセンサ素子32などの半導体素子を被覆するように、TFTアレイ基板201に形成された絶縁膜60aの上に設けられている。データ線S1は、図3に示すように、カラーフィルタ層21を構成する赤フィルタ層21Rと緑フィルタ層21Gと青フィルタ層21Bとのそれぞれに対応するように設けられており、x方向において、複数が間隔を隔てて並ぶように配置されている。つまり、データ線S1は、x方向に並ぶ複数のサブ画素を区画するように複数がx方向に間隔を隔てて設けられている。
このデータ線S1は、表示用水平駆動回路12に電気的に接続されており、表示用水平駆動回路12からデータ信号が供給される。また、データ線S1は、画素スイッチング素子31であるTFTのソース電極に電気的に接続されており、画素スイッチング素子31を介して、データ信号を画素電極62aへ供給する。
本実施形態においては、データ線S1は、図4に示すように、データ線S1は、たとえば、アルミニウムなどの金属材料を用いて形成されており、画素スイッチング素子31のソース電極に電気的に接続されている。そして、データ線S1は、x方向およびy方向と異なる方向であって、x方向およびy方向に対して傾斜する方向に延在している。
また、データ線S1は、図4に示すように、複数のゲート線G1がy方向に並んで配置されている間において、x方向を軸に対称な「く」の字形状になるように形成されている。ここでは、データ線S1は、画素電極62aの枝部62aeが延在する方向に沿って形成されている。
具体的には、データ線S1は、図4に示すように、第1のデータ線傾斜部SK1と、第2のデータ線傾斜部SK2とを有している。
第1のデータ線傾斜部SK1は、y方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのゲート線G1の間にて、下方のゲート線G1から、この両者の間の中央部分までの間において、y方向に対して左側へ所定の角度で傾斜するように、上方へ延在している。たとえば、第1のデータ線傾斜部SK1は、y方向を軸にして、10°の角度で傾斜するように形成されている。
そして、第2のデータ線傾斜部SK2は、y方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのゲート線G1の間にて、上方のゲート線G1から、この両者の間の中央部分までの間において、y方向に対して左側へ、上記と同じ角度で傾斜するように、下方へ延在している。たとえば、第2のデータ線傾斜部SK2は、y方向を軸にして、10°の角度で傾斜するように形成されている。
TFTアレイ基板201において、センサ駆動配線H1,H2のそれぞれは、図3に示すように、データ線S1と同様に、TFTアレイ基板201において対向基板202に対面する面の側に形成されている。このセンサ駆動配線H1,H2のそれぞれは、センサ領域RAに設けられている。ここでは、センサ駆動配線H1,H2のそれぞれは、フォトセンサ素子32などの半導体素子を被覆するように、TFTアレイ基板201に形成された絶縁膜60aの上に設けられている。
そして、図4に示すように、センサ駆動配線H1,H2のそれぞれは、たとえば、アルミニウムなどの金属材料を用いて形成されている。ここでは、センサ駆動配線H1,H2のそれぞれは、図4に示すように、フォトセンサ素子32に電気的に接続されている。一方のセンサ駆動配線H1は、フォトセンサ素子32のアノード電極(図示なし)に電気的に接続されている。そして、他方のセンサ駆動配線H2は、フォトセンサ素子32のカソード電極(図示なし)に電気的に接続されている。
また、センサ駆動配線H1,H2のそれぞれは、データ線S1と同様に、x方向およびy方向と異なる方向であって、x方向およびy方向に対して傾斜する方向に延在している。ここでは、センサ駆動配線H1,H2のそれぞれは、図4に示すように、複数のゲート線G1がy方向に並んで配置されている間において、x方向を軸に対称な「く」の字形状になるように形成されている。このセンサ駆動配線H1,H2のそれぞれは、画素電極62aの枝部62aeが延在する方向に沿って形成されている。
具体的には、センサ駆動配線H1,H2のそれぞれは、図4に示すように、第1のセンサ駆動配線傾斜部HK1a,HK1bと、第2のセンサ駆動配線傾斜部HK2a,HK2bとを有している。
第1のセンサ駆動配線傾斜部HK1a,HK1bは、y方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのゲート線G1の間であって、下方のゲート線G1から、この両者の間の中央部分までの間において、y方向に対して左側へ所定の角度で傾斜するように上方へ延在している。たとえば、第1のセンサ駆動配線傾斜部HK1a,HK1bは、y方向を軸にして、10°の角度で傾斜するように形成されている。
そして、第2のセンサ駆動配線傾斜部HK2a,HK2bは、y方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのゲート線G1の間であって、上方のゲート線G1から、この両者の間の中央部分までの間において、y方向に対して左側へ、上記と同じ角度で傾斜するように下方へ延在している。たとえば、第2のセンサ駆動配線傾斜部HK2a,HK2bは、y方向を軸にして、10°の角度で傾斜するように形成されている。
TFTアレイ基板201において、ゲート線G1は、図4に示すように、x方向に延在しており、たとえば、モリブデンなどの金属材料を用いて形成されている。このゲート線G1は、画素領域PAにてy方向に並ぶ複数の画素Pを区画するように複数がy方向に間隔を隔てて設けられている。ここでは、ゲート線G1は、図5において示した画素スイッチング素子31のゲート電極45に電気的に接続されており、本実施形態では、このゲート電極45と一体として形成されている。また、ゲート線G1は、表示用垂直駆動回路11に電気的に接続されており、表示用垂直駆動回路11から供給された走査信号を、ゲート電極45へ伝送する。
上記の液晶パネル200を構成する対向基板202に設けられた各部について、説明する。
対向基板202において、カラーフィルタ層21は、図3に示すように、有効表示領域TAにおいて、対向基板202にてTFTアレイ基板201に対面する側の面に形成されている。カラーフィルタ層21は、赤と緑と青との3原色を1組として構成されており、赤フィルタ層21Rと緑フィルタ層21Gと青フィルタ層21Bとを含む。たとえば、各フィルタ層21R,21G,21Bは、その色に対応した着色顔料とフォトレジスト材料とを含む塗布液を、スピンコート法などのコーティング方法によって塗布して塗膜を形成後、リソグラフィ技術によって、その塗膜をパターン加工し形成される。ここでは、たとえば、ポリイミド系樹脂をフォトレジスト材料として用いる。赤フィルタ層21Rと緑フィルタ層21Gと青フィルタ層21Bとのそれぞれは、バックライト300から出射された照明光Rが着色されて、TFTアレイ基板201の側から対向基板202の側へ透過するように構成されている。具体的には、赤フィルタ層21Rは、白色の照明光Rを赤色に着色し、緑フィルタ層21Gは、照明光Rを緑色に着色し、青フィルタ層21Bは、照明光Rを青色に着色して透過するように構成されている。
そして、図示を省略しているが、各フィルタ層21R,21G,21Bは、平面形状が、画素電極62aの外形に対応するように形成されている。本実施形態においては、各フィルタ層21R,21G,21Bは、画素電極62aと同様に、平面形状が、x方向を軸に対称な「く」の字形状になるように形成されている。
上記の液晶パネル200を構成する液晶層203について説明する。
液晶パネル200において、液晶層203は、図3に示すように、TFTアレイ基板201と対向基板202との間にて挟持されている。そして、液晶層203は、TFTアレイ基板201および対向基板202において、互いに対面する面のそれぞれに形成された液晶配向膜(図示なし)によって、配向されている。
本実施形態においては、液晶層203は、液晶分子が水平配向されている。ここでは、TFTアレイ基板201と対向基板202とが対面するxy面において、y方向に液晶分子の長手方向が沿うように、配向処理されている。
(バックライトの構成)
図7は、本発明にかかる実施形態1において、バックライト300を模式的に示す断面図である。図8は、本発明にかかる実施形態1において、バックライト300の要部を模式的に示す斜視図である。
図7に示すように、バックライト300は、光源301と、導光板302とを有しており、液晶パネル200の画素領域PAの全面を照明するように、照明光Rを出射する。
光源301は、図7に示すように、光を照射する照射面ESを含み、この照射面ESが、導光板302において光が入射される入射面ISに対面するように配置されている。ここでは、導光板302の側面に設けられている入射面ISに、光源301の照射面ESが対面している。そして、光源301は、制御信号が制御部401から供給され、その制御信号に基づいて、発光動作を実施するように構成されている。
本実施形態においては、光源301は、図8に示すように、可視光源301aと、赤外光源301bとを有する。
可視光源301aは、たとえば、白色LEDであり、白色の可視光線を照射するように構成されている。この可視光源301aは、図8に示すように、導光板302の入射面ISに照射面ESが対面するように配置されており、その導光板302の入射面ISに照射面ESから可視光線を照射する。ここでは、可視光源301aは、複数であり、その複数が、導光板302の入射面ISに沿うように並べられて配置されている。
赤外光源301bは、たとえば、赤外線LEDであり、赤外光線を照射するように構成されている。この赤外光源301bは、図8に示すように、導光板302の入射面ISに照射面ESが対面するように配置されており、その導光板302の入射面ISに照射面ESから赤外光線を照射する。たとえば、中心波長が850nmである赤外光線を照射する。ここでは、可視光源301aは、たとえば、単数であり、可視光源301aが設けられた導光板302の入射面ISにおいて、その可視光源301aと並ぶように配置されている。本実施形態においては、図8に示すように、赤外光源301bは、可視光源301aが設けられた導光板302の入射面ISにおいて、略中央部分になるように配置されている。
導光板302は、図7に示すように、入射面ISに光源301の照射面ESが対面するように設けられており、その照射面ESから照射された光が入射される。そして、導光板302は、その入射面ISに入射された光を導光する。そして、その導光した光を、入射面ISに対して直交するように設けられた出射面PS1から照明光Rとして出射する。導光板302は、液晶パネル200の背面に対面するように配置され、その液晶パネル200の背面に向かって、出射面PS1から照明光Rを出射する。この導光板302は、たとえば、アクリル樹脂など、光透過性が高い透明な材料を用いて、射出成型により形成される。
本実施形態においては、導光板302は、可視光源301aから出射された可視光線と、赤外光源301bから出射された赤外光線との両者が、入射面ISに入射され、その入射面ISから入射された可視光線と赤外光線とを導光する。そして、その導光した可視光線と赤外光線とが、出射面PS1から照明光Rとして出射される。そして、上記のように、透過型の液晶パネル200の画素領域PAにおいて画像が表示される。
導光板302は、図7に示すように、光学フィルム303と反射フィルム304とが設けられている。
光学フィルム303は、図7に示すように、導光板302において出射面PS1に対面するように設けられている。光学フィルム303は、導光板302の出射面PS1から出射される照明光Rを受け、その光学特性を変調するように構成されている。
本実施形態においては、光学フィルム303は、拡散シート303aとプリズムシート303bとを有しており、拡散シート303aとプリズムシート303bとが導光板302の側から順次配置されている。そして、拡散シート303aは、導光板302の出射面PSから出射される光を拡散し、プリズムシート303bは、その拡散された光を導光板302の出射面PSの法線方向zに沿うように集光する。このようにすることで、光学フィルム303は、導光板302から出射された光を、平面光の照明光Rとして液晶パネル200の裏面へ出射する。
反射フィルム304は、図7に示すように、導光板302において出射面PSに対して反対側に位置する面に対面するように設けられている。反射フィルム304は、導光板302において出射面PS1に対して反対側に位置する面PS2から出射される光を受けて、導光板302の出射面PS1の側へ、その光を反射する。
(動作)
上記の液晶表示装置100において、被検知体Fとして人体の指が液晶パネル200の画素領域PAに接触もしくは移動された際に、その被検知体Fから得られる受光データに基づいて、被検知体Fの位置を検出するときの動作について説明する。
図9と図10は、本発明に係る実施形態1において、被検知体Fとして人体の指が液晶パネル200の画素領域PAに接触もしくは移動された際に、その被検知体Fから得られる受光データに基づいて、被検知体Fの位置を検出する際の様子を模式的に示す図である。ここで、図9は、液晶層203への電圧の印加がオフ状態である場合を示しており、一方で、図10は、液晶層203への電圧の印加がオン状態である場合を示している。図9と図10においては、要部を記載し、その他の部分については、記載を省略している。
液晶層203への電圧の印加がオフ状態である場合について説明する。
この場合には、図9に示すように、液晶パネル200の有効表示領域TAにおいては、液晶層203は、水平配向された液晶分子の長尺方向が、たとえば、y方向に沿っている。本実施形態においては、表示方式がノーマリ・ブラック方式になるように、各部が構成されている。このため、液晶パネル200の有効表示領域TAにおいては、バックライト300から照明された照明光Rにおいて、可視光線VRは、第2の偏光板207を透過しないで吸収され、黒表示が実施される。
一方で、バックライト300から照明された照明光Rにおいて、赤外光線IRは、第2の偏光板207を透過する。
これに対して、液晶パネル200のセンサ領域RAにおいては、図9に示すように、液晶層203は、有効表示領域TAの場合と同様に、水平配向された液晶分子の長尺方向が、たとえば、y方向に沿っている。このため、バックライト300から照明された照明光Rにおいても、可視光線VRは、液晶パネル200を透過しない。
一方で、バックライト300から照明された照明光Rにおいて、赤外光線IRは、センサ領域RAにて第2の偏光板207を透過する。このため、人体の指などの被検知体Fが画素領域PAに接触もしくは移動された場合には、図9に示すように、その透過した赤外光線IRが、被検知体Fによって反射される。照明光Rの光路にある絶縁膜60aなどの各部材は、赤外光線IRに対する吸収係数が小さく、ほぼゼロであるので、反射光Hは、赤外光線IRを多く含んでいる。このため、その赤外光線IRを多く含む反射光Hを、液晶パネル200に設けられたフォトセンサ素子32が受光する。
ここでは、受光面JSaへ向かう反射光Hをフォトセンサ素子32が受光面JSaで受光し、光電変換する。そして、その光電変換によって生じた電荷による受光データが、周辺回路によって読み出される。
そして、上述したように、その読み出した受光データを用いて、位置検出部402が、液晶パネル200の正面側において画素領域PAに位置する被検知体Fの像をイメージングし、そのイメージングした画像から、被検知体Fの位置を検出する。
液晶層203への電圧の印加がオン状態である場合について説明する。
この場合には、図10に示すように、液晶パネル200の有効表示領域TAにおいては、液晶層203は、水平配向された液晶分子の長尺方向が、y方向とは異なる方向に傾く。このため、液晶パネル200の有効表示領域TAにおいては、バックライト300から照明された照明光Rにおいて、可視光線VRは、第2の偏光板207を透過し、白表示が実施される。また、バックライト300から照明された照明光Rにおいて、赤外光線IRについても、第2の偏光板207を透過する。
これに対して、液晶パネル200のセンサ領域RAにおいては、画素電極62aおよび共通電極62bが形成されておらず、液晶層203に電圧が印加されないため、液晶層203への電圧の印加がオフ状態である場合と同様に、液晶層203は、水平配向された液晶分子の長尺方向が、たとえば、y方向に沿っている。このため、バックライト300から照明された照明光Rにおいて、可視光線VRは、液晶パネル200を透過しない。
一方で、バックライト300から照明された照明光Rにおいて、赤外光線IRは、上記と同様に、図10に示すように、センサ領域RAにて第2の偏光板207を透過する。このため、人体の指などの被検知体Fが画素領域PAに接触もしくは移動された場合には、図10に示すように、その透過した赤外光線IRが、被検知体Fによって反射され、その反射光Hを、液晶パネル200に設けられたフォトセンサ素子32が受光する。そして、受光面JSaへ向かう反射光Hをフォトセンサ素子32が受光面JSaで受光し、光電変換することによって生ずる受光データが、周辺回路によって読み出される。
そして、上述したように、そのフォトセンサ素子32から読み出した受光データを用いて、位置検出部402が、液晶パネル200の正面側において画素領域PAに位置する被検知体Fの像をイメージングし、そのイメージングした画像から、被検知体Fの位置を検出する。
以上のように、本実施形態では、画素電極62aの枝部62aeは、第1の画素電極傾斜部62ae1および第2の画素電極傾斜部62ae2を有し、これらが、画素領域PAにて複数の画素Pが並ぶx方向およびy方向に対して傾斜する方向に延在している。そして、フォトセンサ素子32において半導体層47は、第1の半導体傾斜部47aおよび第2の半導体傾斜部47bを有しており、枝部62aeと同様に、画素領域PAにて複数の画素Pが並ぶx方向およびy方向に対して傾斜する方向に延在している。つまり、フォトセンサ素子32は、この画素電極62aの第1の画素電極傾斜部62ae1および第2の画素電極傾斜部62ae2が延在する方向に沿った形状にて、受光面JSaが形成されている。このように、本実施形態は、画素電極62aの外形において複数の画素Pが並ぶx方向およびy方向に対して傾斜する辺に沿うように、フォトセンサ素子32の受光面JSaが形成されているので、受光面JSaの面積を大きくすることができる。よって、本実施形態は、フォトセンサ素子32の受光感度を向上することができる。したがって、本実施形態においては、広視野角での画像表示と、フォトセンサ素子の高感度化との両者を実現することができる。
また、本実施形態においては、バックライト300が可視光線VRの他に、赤外光線IRを含むように、照明光Rを出射する。このため、暗い環境下、または、輝度の低い画像を表示する時においても、その赤外光線IRを、指などの被検知体Fにて反射させた反射光Hを検知することにより、その位置情報を、高いS/N比で検出できる。よって、夜景のような輝度が低い画面がバックグラウンドであっても誤検知の確率が低く、グラフィカルユーザーインターフェースのデザイン自由度が増すとともに、信頼性が高いタッチパネル内蔵型表示装置を実現することが可能である。
<実施形態2>
以下より、本発明にかかる実施形態2について説明する。
図11は、本発明にかかる実施形態2において、画素領域PAに設けられた画素PにおけるTFTアレイ基板201の要部を模式的に示す平面図である。図11においては、画素Pを構成する3つのサブ画素のうち、一つについて示しているが、他のサブ画素についても、同様に各部材が形成されている。
本実施形態は、図11に示すように、画素Pを構成する各部の形状が、実施形態1と異なる。この点を除き、本実施形態は、実施形態1と同様である。このため、重複する個所については、説明を省略する。たとえば、図11においては、画素スイッチング素子の表示を省略している。
本実施形態の各部について、順次、説明する。
フォトセンサ素子32は、図11に示すように、センサ領域RAに設けられている。
このフォトセンサ素子32において、半導体層47は、図11に示すように、複数のデータ線S1がx方向に並んで配置されている間において、平面形状が、y方向を軸に対称な「く」の字形状になるように形成されている。半導体層47を構成するp層47pとn層47nとi層47iとのそれぞれについても、平面形状が、y方向を軸に対称な「く」の字形状になるように設けられている。ここでは、半導体層47は、ゲート線G1およびセンサ駆動配線H1,H2が延在する方向に沿うように形成されている。
具体的には、半導体層47は、図11に示すように、実施形態1と同様に、第1の半導体傾斜部47aと、第2の半導体傾斜部47bとを有している。
第1の半導体傾斜部47aは、実施形態1と異なり、x方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのデータ線S1の間であって、左側のデータ線S1から、この両者の間の中央部分までの間において、所定の角度で上方へ傾斜するように、右側へ延在している。たとえば、x方向を軸にして、10°の角度で上方へ傾斜するように形成されている。
そして、第2の半導体傾斜部47bは、実施形態1と異なり、x方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのデータ線S1の間であって、右側のデータ線S1から、この両者の間の中央部分までの間において、所定の角度で上方へ傾斜し、左側へ延在している。たとえば、x方向を軸にして、10°の角度で上方へ傾斜するように形成されている。
画素電極62aは、図11に示すように、実施形態1と同様に、基幹部62akと、枝部62aeとを有する。
画素電極62aの基幹部62akは、図11に示すように、実施形態1と異なり、x方向に延在している。ここでは、図11に示すように、y方向に延在するデータ線S1が、x方向において間隔を隔てて並ぶ複数設けられており、そのx方向に並ぶ複数のデータ線S1の間において、2本の基幹部62akが設けられている。そして、この2つの基幹部62akの間には、枝部62aeが設けられている。
画素電極62aにおいて、枝部62aeは、図11に示すように、基幹部62akに接続されており、x方向およびy方向と異なる方向であって、x方向およびy方向に対して傾斜する方向に延在している。この枝部62aeは、図11に示すように、y方向において、複数が間隔を隔てて並ぶように配置されており、その複数のそれぞれは、x方向における両端部が、基幹部62akに接続されている。
本実施形態においては、枝部62aeは、図11に示すように、複数のデータ線S1がx方向に並んで配置されている間において、y方向を軸に対称な「く」の字形状になるように形成されている。ここでは、枝部62aeは、データ線S1が延在する方向に沿って形成されている。
具体的には、枝部62aeは、図11に示すように、第1の画素電極傾斜部62ae1と、第2の画素電極傾斜部62ae2とを有している。
第1の画素電極傾斜部62ae1は、x方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのデータ線S1の間であって、左側のデータ線S1から、この両者の間の中央部分までの間において、所定の角度で上方へ傾斜するように、右側へ延在している。たとえば、x方向を軸にして、10°の角度で上方へ傾斜するように形成されている。
そして、第2の画素電極傾斜部62ae2は、x方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのデータ線S1の間であって、右側のデータ線S1から、この両者の間の中央部分までの間において、所定の角度で上方へ傾斜し、左側へ延在している。たとえば、x方向を軸にして、10°の角度で上方へ傾斜するように形成されている。
そして、図示を省略しているが、画素電極62aにおいては、実施形態1の場合と同様に、共通電極(図示なし)が絶縁膜(図示なし)を介して対面するように設けられている。
データ線S1は、実施形態1と異なり、図11に示すように、y方向に沿う方向に直線状に延在している。そして、図示を省略しているが、このデータ線S1は、実施形態1と同様に、画素スイッチング素子のソース電極(図示なし)に電気的に接続されており、データ信号を供給する。
センサ駆動配線H1,H2のそれぞれは、図11に示すように、センサ領域RAに設けられている。センサ駆動配線H1,H2のそれぞれは、金属材料を用いて形成されており、フォトセンサ素子32に電気的に接続されている。一方のセンサ駆動配線H1は、フォトセンサ素子32のアノード電極(図示なし)に電気的に接続されている。そして、他方のセンサ駆動配線H2は、フォトセンサ素子32のカソード電極(図示なし)に電気的に接続されている。
また、センサ駆動配線H1,H2のそれぞれは、図11に示すように、画素電極62aの枝部62aeと同様に、x方向およびy方向と異なる方向であって、x方向およびy方向に対して傾斜する方向に延在している。ここでは、センサ駆動配線H1,H2のそれぞれは、複数のデータ線S1がx方向に並んで配置されている間において、y方向を軸に、対称な「く」の字形状になるように形成されている。このセンサ駆動配線H1,H2のそれぞれは、画素電極62aの枝部62aeが延在する方向に沿って形成されている。
具体的には、センサ駆動配線H1,H2のそれぞれは、図11に示すように、第1のセンサ駆動配線傾斜部HK1a,HK1bと、第2のセンサ駆動配線傾斜部HK2a,HK2bとを有している。
第1のセンサ駆動配線傾斜部HK1a,HK1bは、x方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのデータ線S1の間であって、左側のデータ線S1から、この両者の間の中央部分までの間において、所定の角度で上方へ傾斜するように、右側へ延在している。たとえば、x方向を軸にして、10°の角度で上方へ傾斜するように形成されている。
そして、第2のセンサ駆動配線傾斜部HK2a,HK2bは、x方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのデータ線S1の間であって、右側のデータ線S1から、この両者の間の中央部分までの間において、所定の角度で上方へ傾斜し、左側へ延在している。たとえば、x方向を軸にして、10°の角度で上方へ傾斜するように形成されている。
ゲート線G1は、図11に示すように、複数のデータ線S1がx方向に並んで配置されている間において、y方向を軸に対称な「く」の字形状になるように形成されている。ここでは、ゲート線G1は、画素電極62aの枝部62aeが延在する方向に沿って形成されている。
具体的には、ゲート線G1は、図11に示すように、第1のゲート線傾斜部GK1と、第2のゲート線傾斜部GK2とを有している。
第1のゲート線傾斜部GK1は、x方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのデータ線S1の間であって、左側のデータ線S1から、この両者の間の中央部分までの間において、所定の角度で上方へ傾斜するように、右側へ延在している。たとえば、x方向を軸にして、10°の角度で上方へ傾斜するように形成されている。
そして、第2のゲート線傾斜部GK2は、x方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのデータ線S1の間であって、右側のデータ線S1から、この両者の間の中央部分までの間において、所定の角度で上方へ傾斜し、左側へ延在している。たとえば、x方向を軸にして、10°の角度で上方へ傾斜するように形成されている。
また、図示を省略しているが、このゲート線G1は、実施形態1と同様に、画素スイッチング素子のゲート電極(図示なし)に電気的に接続されており、走査信号を供給する。
液晶層203は、実施形態1と同様に、液晶分子が水平配向されている。しかし、本実施形態では、TFTアレイ基板201と対向基板202とが対面するxy面において、x方向に液晶分子の長手方向が沿うように、液晶層203が配向処理されている。
以上のように、本実施形態では、画素電極62aの枝部62aeを構成する第1の画素電極傾斜部62ae1および第2の画素電極傾斜部62ae2が、画素領域PAにて複数の画素Pが並ぶx方向およびy方向に対して傾斜する方向に延在している。そして、フォトセンサ素子32において半導体層47を構成する第1の半導体傾斜部47aおよび第2の半導体傾斜部47bが、この枝部62aeと同様に、画素領域PAにて複数の画素Pが並ぶx方向およびy方向に対して傾斜する方向に延在している。つまり、フォトセンサ素子32は、この画素電極62aの第1の画素電極傾斜部62ae1および第2の画素電極傾斜部62ae2が延在する方向に沿った形状にて、受光面JSaが形成されている。このように、本実施形態は、第1の画素電極傾斜部62ae1および第2の画素電極傾斜部62ae2が延在する方向に沿った形状にて、フォトセンサ素子32の受光面JSaが形成されているので、実施形態1と同様に、受光面JSaの面積を大きくすることができる。よって、本実施形態は、フォトセンサ素子32の受光感度を向上することができる。したがって、本実施形態においては、広視野角での画像表示と、フォトセンサ素子の高感度化との両者を実現することができる。
<実施形態3>
以下より、本発明にかかる実施形態3について説明する。
図12は、本発明にかかる実施形態3において、画素領域PAに設けられた画素PにおけるTFTアレイ基板201の要部を模式的に示す平面図である。図12においては、y方向に並ぶ複数の2つの画素Pを示しており、ここでは、その画素Pを構成する3つのサブ画素のうち、一つを代表して示しているが、他のサブ画素についても、同様に各部材が形成されている。
本実施形態は、図12に示すように、画素Pを構成する各部の形状が、実施形態1と異なる。この点を除き、本実施形態は、実施形態1と同様である。このため、重複する個所については、説明を省略する。たとえば、図12においては、画素スイッチング素子の表示を省略している。
本実施形態の各部について、順次、説明する。
フォトセンサ素子32において、半導体層47は、図12に示すように、平面形状が、x方向を軸に対称なテーパー形状になるように形成されている。ここでは、半導体層47は、画素電極62aの枝部62aeおよびセンサ駆動配線H1,H2が延在する方向に沿うように形成されている。
具体的には、半導体層47は、図12に示すように、x方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのデータ線S1の間において、x方向において左側のデータ線S1から右側のデータ線S1へ向かう方向へ、幅が広くなるように延在して形成されている。
すなわち、半導体層47においては、上側の辺が、左側のデータ線S1から右側のデータ線S1へ向かうに伴って、所定の角度で上方へ傾斜するように、右側へ延在している。そして、半導体層47においては、下側の辺が、左側のデータ線S1から右側のデータ線S1へ向かうに伴って、所定の角度で下方へ傾斜するように、右側へ延在している。たとえば、半導体層47は、x方向を軸にして、15°の角度で上方および下方へ傾斜した辺で区画されるように形成されている。
画素電極62aは、図12に示すように、第1画素電極62a1と第2画素電極62a2との2種類が設けられている。第1画素電極62a1と第2画素電極62a2とのそれぞれは、フォトセンサ素子32を介在して、y方向において並んで配置されており、x方向を軸にして、対称になるように形成されている。
この第1画素電極62a1と第2画素電極62a2とのそれぞれは、図12に示すように、基幹部62akと、枝部62aeとを有する。
基幹部62akは、図12に示すように、実施形態1と異なり、y方向に延在している。ここでは、図12に示すように、y方向に延在するデータ線S1が、x方向において間隔を隔てて複数設けられており、そのx方向に並ぶ複数のデータ線S1の間において、2本の基幹部62akが設けられている。そして、この2つの基幹部62akの間には、枝部62aeが設けられている。
枝部62aeは、図12に示すように、基幹部62akに接続されており、x方向およびy方向と異なる方向であって、x方向およびy方向に対して傾斜する方向に延在している。この枝部62aeは、図12に示すように、y方向において、複数が間隔を隔てて並ぶように配置されており、その複数のそれぞれは、x方向における両端部が、基幹部62akに接続されている。
この枝部62aeは、第1画素電極62a1においては、図12に示すように、x方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのデータ線S1の間にて左側から右側へ向かう方向において、所定の角度で下方へ傾斜して右側へ延在している。たとえば、x方向を軸にして、15°の角度で下方へ傾斜して延在するように形成されている。
一方、第2画素電極62a2においては、枝部62aeは、図12に示すように、x方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのデータ線S1の間にて左側から右側へ向かう方向において、所定の角度で上方へ傾斜して右側へ延在している。たとえば、x方向を軸にして、15°の角度で上方へ傾斜して延在するように形成されている。
そして、図示を省略しているが、画素電極62aにおいては、実施形態1の場合と同様に、共通電極(図示なし)が絶縁膜(図示なし)を介して対面するように設けられている。また、この画素電極62aは、x方向においては、データ線S1を軸にして対称になるように形成されている。
データ線S1は、実施形態1と異なり、図12に示すように、y方向に沿う方向に直線状に延在している。そして、図示を省略しているが、このデータ線S1は、実施形態1と同様に、画素スイッチング素子のソース電極(図示なし)に電気的に接続されており、データ信号を供給する。
センサ駆動配線H1,H2のそれぞれは、実施形態1と同様に、フォトセンサ素子32に電気的に接続されている。一方のセンサ駆動配線H1は、フォトセンサ素子32のアノード電極(図示なし)に電気的に接続されている。そして、他方のセンサ駆動配線H2は、フォトセンサ素子32のカソード電極(図示なし)に電気的に接続されている。
このセンサ駆動配線H1,H2のそれぞれは、図12に示すように、画素電極62aの枝部62aeと同様に、x方向およびy方向と異なる方向であって、x方向およびy方向に対して傾斜する方向に延在している。
具体的には、一方のセンサ駆動配線H1は、図12に示すように、x方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのデータ線S1の間にて左側から右側へ向かう方向において、所定の角度で下方へ傾斜して右側へ延在している。たとえば、x方向を軸にして、15°の角度で下方へ傾斜して延在するように形成されている。
そして、他方のセンサ駆動配線H2は、図12に示すように、x方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのデータ線S1の間にて左側から右側へ向かう方向において、所定の角度で上方へ傾斜して右側へ延在している。たとえば、x方向を軸にして、15°の角度で上方へ傾斜して延在するように形成されている。
ゲート線G1は、図12に示すように、実施形態1と同様に、x方向に延在して形成されている。そして、図示を省略しているが、このゲート線G1は、実施形態1と同様に、画素スイッチング素子のゲート電極(図示なし)に電気的に接続されており、走査信号を供給する。
液晶層203は、実施形態1と同様に、液晶分子が水平配向されている。しかし、本実施形態では、TFTアレイ基板201と対向基板202とが対面するxy面において、x方向に液晶分子の長手方向が沿うように、液晶層203が配向処理されている。
以上のように、本実施形態では、フォトセンサ素子32は、第1画素電極62a1と第2画素電極62a2とのそれぞれの枝部62aeが延在する方向に沿った形状にて、受光面JSaが形成されている。このため、受光面JSaの面積を大きくすることができる。よって、本実施形態は、フォトセンサ素子32の受光感度を向上することができる。したがって、本実施形態においては、広視野角での画像表示と、フォトセンサ素子の高感度化との両者を実現することができる。
<実施形態4>
以下より、本発明にかかる実施形態4について説明する。
図13は、本発明にかかる実施形態4において、画素領域PAに設けられた画素PにおけるTFTアレイ基板201の要部を模式的に示す平面図である。図13においては、画素Pを構成する3つのサブ画素のうち、2つを代表して示している。
本実施形態は、図13に示すように、画素Pを構成する各部の形状が、実施形態1と異なる。この点を除き、本実施形態は、実施形態1と同様である。このため、重複する個所については、説明を省略する。たとえば、図12においては、画素スイッチング素子の表示を省略している。
本実施形態の各部について、順次、説明する。
フォトセンサ素子32において、半導体層47は、図13に示すように、複数のデータ線S1がx方向に並んで配置されている間において、平面形状が、x方向を軸に対称な「く」の字形状になるように形成されている。半導体層47を構成するp層47pとn層47nとi層47iとのそれぞれについても、平面形状が、x方向を軸に対称な「く」の字形状になるように設けられている。
具体的には、半導体層47は、図13に示すように、実施形態1と同様に、第1の半導体傾斜部47aと、第2の半導体傾斜部47bとを有している。
第1の半導体傾斜部47aは、y方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのゲート線G1にてx方向に延在する部分の間であって、下方のゲート線G1から、この両者の間の中央部分までの間において、y方向に対して左側へ傾斜して、上方へ延在している。たとえば、y方向を軸にして、30°の角度で傾斜するように形成されている。
そして、第2の半導体傾斜部47bは、y方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのゲート線G1にてx方向に延在する部分の間であって、上方のゲート線G1から、この両者の間の中央部分までの間において、y方向に対して左側へ傾斜して、下方へ延在している。たとえば、y方向を軸にして、30°の角度で傾斜するように形成されている。
画素電極62aは、図13に示すように、ハニカム構造になるように複数が配置されている。
ここでは、画素電極62aは、図13に示すように、第1画素電極62a1と第2画素電極62a2との2種類が設けられている。第1画素電極62a1と第2画素電極62a2とのそれぞれは、フォトセンサ素子32を介在して並んで配置されている。
第1画素電極62a1は、図13に示すように、外形が正六角形になるように形成されている。この第1画素電極62a1は、たとえば、画素Pを構成する3つのサブ画素のうち、2つに対応するように設けられている。
そして、第2画素電極62a2は、図13に示すように、第1画素電極62a1の左側に対応する部分に、フォトセンサ素子32の半導体層47が設けられており、第1画素電極62a1から、この部分を除いた六角形状になるように形成されている。この第2画素電極62a2は、たとえば、画素Pを構成する3つのサブ画素のうち、1つに対応するように設けられている。
そして、この画素電極62aのそれぞれは、その六角形の外形の各辺が、6つの隣接する他の画素電極62aにおける六角形の外形の辺に対して、平行になるように配置されている。
この画素電極62aを構成する第1画素電極62a1と第2画素電極62a2とのそれぞれは、図13に示すように、基幹部62akと、枝部62aeとを有する。
基幹部62akは、図13に示すように、x方向に延在している。ここでは、図13に示すように、上端部と下端部とのそれぞれに、基幹部62akが設けられている。そして、この2つの基幹部62akの間には、枝部62aeが設けられている。また、この2つの基幹部62akの間の中心部分においては、x方向に延在する第1延在部62axと、y方向に延在する第2延在部62ayとが形成されている。そして、この第1延在部62axと第2延在部62ayとが、基幹部62akの間の中心部分において交差している。
枝部62aeは、図13に示すように、基幹部62akに接続されており、x方向およびy方向と異なる方向であって、x方向およびy方向に対して傾斜する方向に延在している。この枝部62aeは、図13に示すように、y方向において、複数が間隔を隔てて並ぶように配置されており、その複数のそれぞれは、y方向における両端部が、基幹部62akに接続されている。
本実施形態においては、枝部62aeは、図13に示すように、複数のゲート線G1がy方向に並んで配置されている間において、x方向を軸に対称な「く」の字形状になるように形成されている。ここでは、枝部62aeは、データ線S1が延在する方向に沿って形成されている。さらに、この枝部62aeは、第1画素電極62a1においては、y方向を軸にして対称になるように形成されている。
具体的には、枝部62aeは、図13に示すように、第1の画素電極傾斜部62ae1と、第2の画素電極傾斜部62ae2と、第3の画素電極傾斜部62ae3と、第4の画素電極傾斜部62ae4とを有している。
第1の画素電極傾斜部62ae1は、y方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのゲート線G1にてx方向に延在する部分の間であって、下側のゲート線G1から、この両者の間の中央部分までの間において、y方向に対して左側へ傾斜して上方へ延在している。たとえば、y方向を軸にして、30°の角度で傾斜するように形成されている。
この第1の画素電極傾斜部62ae1は、第1画素電極62a1においては、図13に示すように、5本がx方向にて間隔を隔てて並ぶように形成されている。一方で、第2画素電極62a2においては、図13に示すように、3本がx方向にて間隔を隔てて並ぶように形成されている。
そして、第2の画素電極傾斜部62ae2は、y方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのゲート線G1にてx方向に延在する部分の間であって、上方のゲート線G1から、この両者の間の中央部分までの間において、y方向に対して左側へ傾斜して下方へ延在している。たとえば、y方向を軸にして、30°の角度で傾斜するように形成されている。
この第2の画素電極傾斜部62ae2は、第1画素電極62a1においては、図13に示すように、5本がx方向にて間隔を隔てて並ぶように形成されている。一方で、第2画素電極62a2においては、図13に示すように、3本がx方向にて間隔を隔てて並ぶように形成されている。このように、第2の画素電極傾斜部62ae2は、第1の画素電極傾斜部62ae1との間において、x方向を軸にして対称になるように形成されている。
また、第3の画素電極傾斜部62ae3は、y方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのゲート線G1にてx方向に延在する部分の間であって、下方のゲート線G1から、この両者の間の中央部分までの間において、y方向に対して右側へ傾斜して上方へ延在している。たとえば、y方向を軸にして、30°の角度で傾斜するように形成されている。
この第3の画素電極傾斜部62ae3は、第1画素電極62a1においては、図13に示すように、5本がx方向にて間隔を隔てて並ぶように形成されている。すなわち、第3の画素電極傾斜部62ae3は、第1画素電極62a1においては、第1の画素電極傾斜部62ae1との間において、y方向を軸にして対称になるように形成されている。そして、第2画素電極62a2においても同様に、図13に示すように、5本がx方向にて間隔を隔てて並ぶように形成されている。
そして、第4の画素電極傾斜部62ae4は、y方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのゲート線G1にてx方向に延在する部分の間であって、上方のゲート線G1から、この両者の間の中央部分までの間にて、y方向に対して右側へ傾斜して下方へ延在している。たとえば、y方向を軸にして、30°の角度で傾斜するように形成されている。
この第4の画素電極傾斜部62ae4は、第1画素電極62a1においては、図13に示すように、5本がx方向にて間隔を隔てて並ぶように形成されている。すなわち、第4の画素電極傾斜部62ae4は、第1画素電極62a1においては、第2の画素電極傾斜部62ae2との間において、y方向を軸にして対称になるように形成されている。また、第4の画素電極傾斜部62ae4は、第1画素電極62a1においては、第3の画素電極傾斜部62ae3との間において、x方向を軸にして対称になるように形成されている。そして、第2画素電極62a2においても同様に、図13に示すように、5本がx方向にて間隔を隔てて並ぶように形成されている。すなわち、第4の画素電極傾斜部62ae4は、第2画素電極62a2においては、第3の画素電極傾斜部62ae3との間において、x方向を軸にして対称になるように形成されている。
そして、図示を省略しているが、この画素電極62aにおいては、実施形態1の場合と同様に、共通電極(図示なし)が絶縁膜(図示なし)を介して対面するように設けられている。
データ線S1は、図13に示すように、複数のゲート線G1がy方向に並んで配置されている間において、x方向を軸に対称な「く」の字形状になるように形成されている。ここでは、データ線S1は、画素電極62aの枝部62aeが延在する方向に沿って形成されている。
具体的には、データ線S1は、図13に示すように、第1のデータ線傾斜部SK1と、第2のデータ線傾斜部SK2とを有している。
第1のデータ線傾斜部SK1は、y方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのゲート線G1にてx方向に延在する部分の間であって、下側のゲート線G1から、この両者の間の中央部分までの間において、左側へ傾斜するように、上方へ延在している。たとえば、y方向を軸にして、30°の角度で傾斜するように形成されている。
そして、第2のデータ線傾斜部SK2は、y方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのゲート線G1にてx方向に延在する部分の間であって、上側のゲート線G1から、この両者の間の中央部分までの間において、左側へ傾斜して、下方へ延在している。たとえば、y方向を軸にして、30°の角度で傾斜するように形成されている。
また、図示を省略しているが、このゲート線G1は、実施形態1と同様に、画素スイッチング素子のゲート電極(図示なし)に電気的に接続されており、走査信号を供給する。
センサ駆動配線H1,H2のそれぞれは、フォトセンサ素子32に電気的に接続されている。一方のセンサ駆動配線H1は、フォトセンサ素子32のアノード電極(図示なし)に電気的に接続されている。そして、他方のセンサ駆動配線H2は、フォトセンサ素子32のカソード電極(図示なし)に電気的に接続されている。
このセンサ駆動配線H1,H2のそれぞれは、図13に示すように、画素電極62aの枝部62aeと同様に、x方向およびy方向と異なる方向であって、x方向およびy方向に対して傾斜する方向に延在している。ここでは、センサ駆動配線H1,H2のそれぞれは、複数のデータ線S1がx方向に並んで配置されている間において、y方向を軸に、対称な「く」の字形状になるように形成されている。このセンサ駆動配線H1,H2のそれぞれは、画素電極62aの枝部62aeが延在する方向に沿って形成されている。
具体的には、センサ駆動配線H1,H2のそれぞれは、図13に示すように、第1のセンサ駆動配線傾斜部HK1a,HK1bと、第2のセンサ駆動配線傾斜部HK2a,HK2bとを有している。
第1のセンサ駆動配線傾斜部HK1a,HK1bは、y方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのゲート線G1にてx方向に延在する部分の間であって、下方のゲート線G1から、この両者の間の中央部分までの間において、左側へ傾斜して、上方へ延在している。たとえば、y方向を軸にして、30°の角度で傾斜するように形成されている。
そして、第2のセンサ駆動配線傾斜部HK2a,HK2bは、y方向にて間隔を隔てて並ぶ2つのゲート線G1にてx方向に延在する部分の間であって、上方のゲート線G1から、この両者の間の中央部分までの間において、左側へ傾斜して、下方へ延在している。たとえば、y方向を軸にして、30°の角度で傾斜するように形成されている。
ゲート線G1は、図13に示すように、画素電極62aの外形の辺に沿うように形成されている。
具体的には、ゲート線G1は、図13に示すように、第1の水平延在部GS1と、第2の水平延在部GS2と、第1のゲート線傾斜部GK1と、第2のゲート線傾斜部GK2とを有している。
第1の水平延在部GS1は、図13に示すように、外形が六角形である画素電極62aの下部にてx方向に延在する辺に沿うように、直線状に延在している。ここでは、第1の水平延在部GS1は、第1画素電極62a1の下辺に沿うように形成されている。
第2の水平延在部GS2は、図13に示すように、外形が六角形である画素電極62aの上部にてx方向に延在する辺に沿うように、直線状に延在している。ここでは、第2の水平延在部GS2は、第2画素電極62a2の上辺に沿うように形成されている。第2の水平延在部GS2は、y方向にて第1の水平延在部GS1から間隔を隔てて並ぶように設けられている。
第1のゲート線傾斜部GK1は、図13に示すように、y方向にて間隔を隔てて並ぶ第1の水平延在部GS1と、第2の水平延在部GS2との間に設けられている。第1のゲート線傾斜部GK1は、x方向における第1の水平延在部GS1の一端部と、x方向における第2の水平延在部GS2の他端部とを連結するように、直線状に延在している。ここでは、第1の水平延在部GS1の一端部から、第2の水平延在部GS2の他端部へ、y方向を基準に左側へ傾斜して、上方へ延在している。たとえば、y方向を軸にして、30°の角度で傾斜するように形成されている。
第2のゲート線傾斜部GK2は、図13に示すように、y方向にて間隔を隔てて並ぶ第1の水平延在部GS1と、第2の水平延在部GS2との間に設けられている。第2のゲート線傾斜部GK2は、x方向における第1の水平延在部GS1の他端部と、x方向における第2の水平延在部GS2の一端部とを連結するように、直線状に延在している。ここでは、第1の水平延在部GS1の他端部から、第2の水平延在部GS2の一端部へ、y方向を基準に右側へ傾斜して、上方へ延在している。たとえば、y方向を軸にして、30°の角度で傾斜するように形成されている。
そして、図示を省略しているが、このゲート線G1は、実施形態1と同様に、画素スイッチング素子のゲート電極(図示なし)に電気的に接続されており、走査信号を供給する。
液晶層203は、実施形態1と同様に、液晶分子が水平配向されている。つまり、本実施形態では、TFTアレイ基板201と対向基板202とが対面するxy面において、y方向に液晶分子の長手方向が沿うように、液晶層203が配向処理されている。
以上のように、本実施形態では、フォトセンサ素子32は、画素電極62aの枝部62aeが延在する方向に沿った形状にて、受光面JSaが形成されている。このため、受光面JSaの面積を大きくすることができる。よって、本実施形態は、フォトセンサ素子32の受光感度を向上することができる。したがって、本実施形態においては、広視野角での画像表示と、フォトセンサ素子の高感度化との両者を実現することができる。
本発明の実施に際しては、上記した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形形態を採用することができる。
また、たとえば、本実施形態においては、画素スイッチング素子31を、ボトムゲート型の薄膜トランジスタとして構成する場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、トップゲート型のTFTを、画素スイッチング素子31として形成してもよい。また、この他に、デュアルゲート構造になるように、この画素スイッチング素子31を形成してもよい。
また、本実施形態においては、複数の画素Pに対応するように複数のフォトセンサ素子32を設ける場合について示したが、これに限定されない。たとえば、複数の画素Pに対して1つのフォトセンサ素子32を設けてもよく、逆に、1つの画素Pに対して複数のフォトセンサ素子32を設けてもよい。
また、上述した表示モードの他に、IPS(In−Plane−Switching)方式など、さまざまな方式の液晶パネルに適用可能である。
また、本実施形態においては、フォトセンサ素子32について、PIN型のフォトダイオードを設けた場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、i層に不純物がドーピングされたフォトダイオードを、フォトセンサ素子32として形成しても同様な効果を奏することができる。
また、本実施形態においては、不可視光線として赤外光線を含むように照明光を照射する場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、不可視光線として紫外光線を含むように照明光を照射してもよい。
また、本実施形態の液晶表示装置100は、さまざまな電子機器の部品として適用することができる。
図14から図18は、本発明にかかる実施形態の液晶表示装置100を適用した電子機器を示す図である。
図14に示すように、テレビジョン放送を受信し表示するテレビにおいて、その受信した画像を表示画面に表示すると共に、オペレータの操作指令が入力される表示装置として液晶表示装置100を適用することができる。
また、図15に示すように、デジタルスチルカメラにおいて、その撮像画像などの画像を表示画面に表示すると共に、オペレータの操作指令が入力される表示装置として液晶表示装置100を適用することができる。
また、図16に示すように、ノート型パーソナルコンピュータにおいて、操作画像などを表示画面に表示すると共に、オペレータの操作指令が入力される表示装置として液晶表示装置100を適用することができる。
また、図17に示すように、携帯電話端末において、操作画像などを表示画面に表示すると共に、オペレータの操作指令が入力される表示装置として液晶表示装置100を適用することができる。
また、図18に示すように、ビデオカメラにおいて、操作画像などを表示画面に表示すると共に、オペレータの操作指令が入力される表示装置として液晶表示装置100を適用することができる。
なお、上記の実施形態において、フォトセンサ素子32は、本発明のフォトセンサ素子に相当する。また、上記の実施形態において、画素電極62aは、本発明の画素電極に相当する。また、上記の実施形態において、枝部62aeは、本発明の画素電極の傾斜部に相当する。また、上記の実施形態において、基幹部62akは、本発明の基幹部に相当する。また、上記の実施形態において、共通電極62bは、本発明の共通電極に相当する。また、上記の実施形態において、液晶表示装置100は、本発明の液晶表示装置に相当する。また、上記の実施形態において、液晶パネル200は、本発明の液晶パネルに相当する。また、上記の実施形態において、TFTアレイ基板201は、本発明の第1基板に相当する。また、上記の実施形態において、対向基板202は、本発明の第2基板に相当する。また、上記の実施形態において、液晶層203は、本発明の液晶層に相当する。また、上記の実施形態において、バックライト300は、本発明の照明部に相当する。また、上記の実施形態において、位置検出部402は、本発明の位置検出部に相当する。また、上記の実施形態において、ゲート線G1は、本発明の第1配線,第2配線に相当する。また、上記の実施形態において、ゲート線傾斜部GK1,GK2は、本発明の配線傾斜部に相当する。また、上記の実施形態において、センサ駆動配線H1,H2は、本発明のセンサ駆動配線に相当する。また、上記の実施形態において、センサ駆動配線傾斜部HK1a,HK2aは、本発明のセンサ駆動配線傾斜部に相当する。また、上記の実施形態において、受光面JSaは、本発明の受光面に相当する。また、上記の実施形態において、画素Pは、本発明の画素に相当する。また、上記の実施形態において、画素領域PAは、本発明の画素領域に相当する。また、上記の実施形態において、データ線S1は、本発明の第1配線,第2配線に相当する。また、上記の実施形態において、第1のデータ線傾斜部SK1,SK2は、本発明の配線傾斜部に相当する。
図1は、本発明にかかる実施形態1において、液晶表示装置の構成を示す断面図である。 図2は、本発明にかかる実施形態1において、液晶パネルを示す平面図である。 図3は、本発明にかかる実施形態1において、液晶パネルにおける画素領域に設けられた画素Pの要部を模式的に示す断面図である。 図4は、本発明にかかる実施形態1において、画素領域に設けられた画素におけるTFTアレイ基板の要部を模式的に示す平面図である。 図5は、本発明にかかる実施形態1において、画素スイッチング素子を示す断面図である。 図6は、本発明にかかる実施形態1において、フォトセンサ素子を示す断面図である。 図7は、本発明にかかる実施形態1において、バックライトを模式的に示す断面図である。 図8は、本発明にかかる実施形態1において、バックライトの要部を模式的に示す斜視図である。 図9は、本発明に係る実施形態1において、被検知体として人体の指が液晶パネルの画素領域に接触もしくは移動された際に、その被検知体について得られる受光データに基づいて、被検知体の位置を検出する際の様子を模式的に示す図である。 図10は、本発明に係る実施形態1において、被検知体として人体の指が液晶パネルの画素領域に接触もしくは移動された際に、その被検知体について得られる受光データに基づいて、被検知体の位置を検出する際の様子を模式的に示す図である。 図11は、本発明にかかる実施形態2において、画素領域に設けられた画素におけるTFTアレイ基板の要部を模式的に示す平面図である。 図12は、本発明にかかる実施形態3において、画素領域に設けられた画素におけるTFTアレイ基板の要部を模式的に示す平面図である。 図13は、本発明にかかる実施形態4において、画素領域に設けられた画素におけるTFTアレイ基板の要部を模式的に示す平面図である。 図14は、本発明にかかる実施形態の液晶表示装置を適用した電子機器を示す図である。 図15は、本発明にかかる実施形態の液晶表示装置を適用した電子機器を示す図である。 図16は、本発明にかかる実施形態の液晶表示装置を適用した電子機器を示す図である。 図17は、本発明にかかる実施形態の液晶表示装置を適用した電子機器を示す図である。 図18は、本発明にかかる実施形態の液晶表示装置を適用した電子機器を示す図である。
符号の説明
11:表示用垂直駆動回路、12:表示用水平駆動回路、13:センサ用垂直駆動回路、14:センサ用水平駆動回路、21:カラーフィルタ層、21B:青フィルタ層、21G:緑フィルタ層、21R:赤フィルタ層、31:画素スイッチング素子、32:フォトセンサ素子(フォトセンサ素子)、43:遮光膜、45:ゲート電極、46g:ゲート絶縁膜、46ga:シリコン窒化膜、46gb:シリコン酸化膜、46s:絶縁膜、
46sa:シリコン窒化膜、46sb:シリコン酸化膜、47:半導体層、47a:第1の半導体傾斜部、47b:第2の半導体傾斜部、47i:i層、47n:n層、47nh:高濃度領域、47nl:低濃度領域、47p:p層、48:半導体層、48A:ソース・ドレイン領域、48AH:高濃度不純物領域、48AL:低濃度不純物領域、48C:チャネル領域、49:層間絶縁膜、51:アノード電極、52:カソード電極、53:ソース電極、54:ドレイン電極、60a:絶縁膜、60b:平坦化膜、60c:絶縁膜、62a:画素電極(画素電極)、62ae:枝部(画素電極の傾斜部)、62ak:基幹部(基幹部)、62ax:第1延在部、62ay:第2延在部、62b:共通電極(共通電極)、62a1:第1画素電極、62a2:第2画素電極、62ae1:第1の画素電極傾斜部、62ae2:第2の画素電極傾斜部、62ae3:第3の画素電極傾斜部、62ae4:第4の画素電極傾斜部、100:液晶表示装置(液晶表示装置)、200:液晶パネル、201:TFTアレイ基板(第1基板)、202:対向基板(第2基板)、203:液晶層(液晶層)、206:第1の偏光板、207:第2の偏光板、300:バックライト(照明部)、301:光源、301a:可視光源、301b:赤外光源、302:導光板、303:光学フィルム、303a:拡散シート、303b:プリズムシート、304:反射フィルム、400:データ処理部、401:制御部、402:位置検出部(位置検出部)、CA:周辺領域、ES:照射面、F:被検知体、G1:ゲート線(第1配線,第2配線)、GK1:第1のゲート線傾斜部(配線傾斜部)、GK2:第2のゲート線傾斜部(配線傾斜部)、GS1:第1の水平延在部、GS2:第2の水平延在部、H1:センサ駆動配線(センサ駆動配線)、H2:センサ駆動配線(センサ駆動配線)、HK1a:第1のセンサ駆動配線傾斜部(センサ駆動配線傾斜部)、HK2a:第2のセンサ駆動配線傾斜部(センサ駆動配線傾斜部)、H:反射光、IS:入射面、JSa:受光面(受光面)、P:画素、PA:画素領域(画素領域)、PS:出射面、PS1:出射面、R:照明光、RA:センサ領域、S1:データ線(第1配線,第2配線)、SK1:第1のデータ線傾斜部(配線傾斜部)、SK2:第2のデータ線傾斜部(配線傾斜部)、TA:有効表示領域

Claims (9)

  1. 第1基板と、前記第1基板に対面している第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に配置されている液晶層とを備えており、前記第1基板と前記第2基板とが対面する面に設けられている画素領域にて、第1方向と前記第1方向に直交する第2方向のそれぞれに複数の画素が配置されている液晶パネル
    を有し、
    前記第1基板は、
    前記画素のそれぞれに対応して複数が設けられている画素電極と、
    前記第2基板の側から前記第1基板の側へ前記液晶層を介在して入射する入射光を受光面で受光することによって受光データを生成するフォトセンサ素子と
    を含み、当該画素電極と当該フォトセンサ素子とが前記画素領域にて前記第2基板に対面する面に設けられており、
    前記画素電極は、
    前記画素領域にて前記第1の方向および前記第2の方向に対して傾斜する方向に延在している傾斜部
    を含み、
    前記フォトセンサ素子は、前記画素電極が延在する方向に沿った形状にて、前記受光面が形成されている
    液晶表示装置。
  2. 前記画素電極は、
    前記第1の方向に延在する基幹部
    を有し、
    前記画素電極の傾斜部が、前記第1の方向にて間隔を隔てて複数設けられており、当該複数の傾斜部が前記基幹部に接続されている、
    請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記第1基板は、
    前記画素領域に形成されている共通電極
    を有し、
    前記画素電極と前記共通電極とが、前記液晶層に横電界を印加するように構成されている、
    請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記液晶パネルは、
    前記画素領域にて前記第1方向に並ぶ複数の画素を区画するように複数が第1方向に間隔を隔てて設けられている第1配線と、
    前記画素領域にて前記第2方向に並ぶ複数の画素を区画するように複数が第2方向に間隔を隔てて設けられている第2配線と
    を有し、
    前記第1配線は、
    前記画素領域にて前記第1の方向および前記第2の方向と異なる方向であり、前記第2方向に対して傾斜する方向に延在している配線傾斜部
    を含み、
    前記画素電極の傾斜部は、前記第1配線の配線傾斜部が延在する方向に沿って形成されている、
    請求項3に記載の液晶表示装置。
  5. 前記液晶パネルは、
    前記フォトセンサ素子32に接続されているセンサ駆動配線
    を有し、
    前記センサ駆動配線は、
    前記画素領域にて前記第1の方向および前記第2の方向と異なる方向であり、前記第2方向に対して傾斜する方向に延在しているセンサ駆動配線傾斜部
    を含み、
    前記画素電極の傾斜部は、前記センサ駆動配線傾斜部が延在する方向に沿って形成されている、
    請求項4に記載の液晶表示装置。
  6. 前記液晶パネルにて前記第2基板側の面に移動された被検知体の位置を検出する位置検出部
    を含み、
    前記フォトセンサ素子は、前記画素領域において複数が配置されており、
    前記位置検出部は、前記複数のフォトセンサ素子によって生成された受光データに基づいて、前記被検知体の位置を検出する、
    請求項1から5のいずれか記載の液晶表示装置。
  7. 前記液晶パネルにおいて前記第1基板側の面に照明光を出射する照明部
    を含み、
    前記液晶パネルは、前記照明部によって出射された照明光が、前記第1基板側の面から前記第2基板側の面へ透過し、当該透過した光によって、前記画素領域にて画像を表示するように構成されており、
    前記フォトセンサ素子は、前記照明部によって出射され、前記液晶パネルを透過した照明光が、前記被検知体によって反射された反射光を、前記受光面にて受光する、
    請求項6に記載の液晶表示装置。
  8. 前記照明部は、可視光線と不可視光線とを前記照明光として出射するように構成されている、
    請求項7に記載の液晶表示装置。
  9. 前記照明部は、前記不可視光線として赤外光線を出射する、
    請求項8に記載の液晶表示装置。
JP2008122453A 2008-05-08 2008-05-08 液晶表示装置 Active JP5137680B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008122453A JP5137680B2 (ja) 2008-05-08 2008-05-08 液晶表示装置
TW098112552A TWI396899B (zh) 2008-05-08 2009-04-15 液晶顯示器
US12/435,493 US8269927B2 (en) 2008-05-08 2009-05-05 Liquid crystal display
KR1020090039715A KR101528205B1 (ko) 2008-05-08 2009-05-07 액정 표시 장치
CN2009101382017A CN101576673B (zh) 2008-05-08 2009-05-08 液晶显示器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008122453A JP5137680B2 (ja) 2008-05-08 2008-05-08 液晶表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009271369A true JP2009271369A (ja) 2009-11-19
JP5137680B2 JP5137680B2 (ja) 2013-02-06

Family

ID=41266574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008122453A Active JP5137680B2 (ja) 2008-05-08 2008-05-08 液晶表示装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8269927B2 (ja)
JP (1) JP5137680B2 (ja)
KR (1) KR101528205B1 (ja)
CN (1) CN101576673B (ja)
TW (1) TWI396899B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7399111B2 (ja) 2018-10-11 2023-12-15 京東方科技集團股▲ふん▼有限公司 アレイ基板、表示パネル及び表示装置

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8909676B1 (en) * 2006-10-06 2014-12-09 Uei Cayman Inc. Star cluster codeset database for universal remote control devices
JP4513918B2 (ja) * 2008-06-03 2010-07-28 エプソンイメージングデバイス株式会社 照明装置及び電気光学装置
EP2333604A4 (en) * 2008-09-30 2012-04-18 Sharp Kk DISPLAY DEVICE
US20120169674A1 (en) * 2009-09-15 2012-07-05 Nec Corporation Input device and input system
US8982058B2 (en) * 2009-09-30 2015-03-17 Apple Inc. Touch screen border regions
CN103515377A (zh) * 2012-06-28 2014-01-15 北京京东方光电科技有限公司 一种阵列基板及显示装置
US9935152B2 (en) * 2012-12-27 2018-04-03 General Electric Company X-ray detector having improved noise performance
US9917133B2 (en) 2013-12-12 2018-03-13 General Electric Company Optoelectronic device with flexible substrate
EP3117204B1 (en) 2014-03-13 2021-06-16 General Electric Company Curved digital x-ray detector for weld inspection
CN104793421B (zh) * 2015-05-08 2018-07-03 上海中航光电子有限公司 阵列基板、显示面板和显示装置
CN109031824B (zh) 2018-07-31 2021-05-11 Oppo广东移动通信有限公司 阵列基板、显示屏及电子设备
KR20200044245A (ko) 2018-10-18 2020-04-29 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치
KR20200050059A (ko) 2018-10-31 2020-05-11 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치
CN112542484A (zh) * 2019-09-20 2021-03-23 北京小米移动软件有限公司 显示面板、显示屏及电子设备
CN113064307B (zh) * 2021-03-19 2022-02-22 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 阵列基板及制作方法、显示面板

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4737956B2 (ja) 2003-08-25 2011-08-03 東芝モバイルディスプレイ株式会社 表示装置および光電変換素子
KR100669270B1 (ko) * 2003-08-25 2007-01-16 도시바 마쯔시따 디스플레이 테크놀로지 컴퍼니, 리미티드 표시 장치 및 광전 변환 소자
JP2005275644A (ja) 2004-03-24 2005-10-06 Sharp Corp 液晶表示装置
JP4223992B2 (ja) 2004-05-25 2009-02-12 株式会社 日立ディスプレイズ 液晶表示装置
US8045104B2 (en) * 2005-08-31 2011-10-25 Lg Display Co., Ltd. In-plane switching mode liquid crystal display and method for manufacturing the same, comprising first and second black matrix lines
JP4238877B2 (ja) * 2006-03-28 2009-03-18 エプソンイメージングデバイス株式会社 Ffsモードの液晶表示パネル
TWI633365B (zh) * 2006-05-16 2018-08-21 日商半導體能源研究所股份有限公司 液晶顯示裝置
JP2008181109A (ja) * 2006-12-27 2008-08-07 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 液晶表示装置及びそれを用いた電子機器
JP5298461B2 (ja) * 2007-05-29 2013-09-25 セイコーエプソン株式会社 液晶装置及び電子機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7399111B2 (ja) 2018-10-11 2023-12-15 京東方科技集團股▲ふん▼有限公司 アレイ基板、表示パネル及び表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20090279029A1 (en) 2009-11-12
KR20090117635A (ko) 2009-11-12
KR101528205B1 (ko) 2015-06-12
CN101576673B (zh) 2012-06-13
CN101576673A (zh) 2009-11-11
TW201001002A (en) 2010-01-01
JP5137680B2 (ja) 2013-02-06
US8269927B2 (en) 2012-09-18
TWI396899B (zh) 2013-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5137680B2 (ja) 液晶表示装置
TWI399582B (zh) 液晶顯示裝置
US7812906B2 (en) Liquid crystal device and electronic apparatus
JP4573856B2 (ja) マルチタッチ感知機能を有する液晶表示装置及びその駆動方法
JP5014971B2 (ja) ディスプレイ装置
JP5301240B2 (ja) 表示装置
KR101420424B1 (ko) 멀티 터치 감지기능을 갖는 액정표시장치와 그 구동방법
JP5283451B2 (ja) 液晶表示装置
WO2009145136A1 (ja) 表示装置
TWI463230B (zh) 液晶顯示裝置及其製造方法
JP3704889B2 (ja) 表示装置
KR20090067075A (ko) 표시 장치 및 조명 장치
JP2008122659A (ja) 液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法並びに電子機器
KR101743268B1 (ko) 광 센서 및 이를 갖는 표시장치
JP2022157328A (ja) 表示装置
JP4946424B2 (ja) 液晶装置及び電子機器
JP2009134041A (ja) 表示装置
JP5649710B2 (ja) 液晶表示装置
JP2009151493A (ja) 表示装置
JP5239293B2 (ja) 液晶装置及び電子機器
JP2009151032A (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110308

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20120330

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121023

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5137680

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151122

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250