JP2009270444A - 密閉型圧縮機及び冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価な構成でボールジョイント機構部を構成するボール受け座の磨耗を抑制することができる密閉型圧縮機を提供する。
【解決手段】底部に冷凍機油14を貯留した密閉容器11内に、圧縮機構部7とこの圧縮機構部7を駆動する電動機部8とを収納し、圧縮機構部7は、回転軸16に一体に形成されたクランクピン18に係合されたコンロッド21とシリンダ19内に収容されたピストン6とがボールジョイント機構部22を介して連結され、ボールジョイント機構部22は、コンロッド21の端部に一体的に設けられたボール24とピストン6に設けられたボール受け座25とからなり、ボール受け座25をかしめてボール24を摺動可能に抱持した密閉型圧縮機2において、かしめ前のボール受け座25に極圧剤又は2重量%以上の極圧剤を含有する冷凍機油を滴下した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、密閉型圧縮機及び冷凍サイクル装置に関し、特に、往復移動するピストンにより圧縮を行なう密閉型圧縮機及びこの密閉型圧縮機を用いる冷凍サイクル装置に関する。
例えば冷蔵庫などでは、冷凍サイクル装置を構成する密閉型圧縮機として、下記特許文献1に記載されているような往復移動するピストンを有するレシプロ式のものが使用されている。
このようなレシプロ式の密閉型圧縮機では、電動機部により駆動されるコンロッドとシリンダ内で往復移動するピストンとがボールジョイント機構部を介して連結されている。ボールジョイント機構部は、コンロッドの一端に固定されたボールと、ピストンに設けられたボール受け座とからなり、ボール受け座をかしめることによりボールが摺動可能にボール受け座に抱持されている。
ボール受け座とボールとの摺動部分には何らかの磨耗対策を行なう必要があり、例えば、ボール受け座の内周面に窒化処理を行い、その上にリン酸マンガンの皮膜を形成している。また、ボール受け座の内部は閉じられた空間となり、潤滑油の供給がなく、油膜形成が困難な境界潤滑状態であることから、かしめ前に冷凍機油を少量滴下し、磨耗を低減している。なお、ボール受け座の内部は狭い空間であることから、滴下できる冷凍機油の量は0.5g以下である。さらに、ボール受け座の内部に冷凍機油を滴下しても潤滑性が不足する場合には、特許文献1に記載されているように、リン酸マンガンの皮膜の上に二硫化モリブデンなどの固体潤滑剤の皮膜を形成する表面処理を行って潤滑性を向上させている。
特開2005−36707号公報
しかしながら、特許文献1に記載された密閉型圧縮機においては、ボール受け座に対して、窒化処理と、リン酸マンガンの皮膜形成と、二硫化モリブデンの皮膜形成との3段階の表面処理を行うため、コスト高になっている。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、安価な構成でボールジョイント機構部を構成するボール受け座の磨耗を抑制することができる密閉型圧縮機及びこの密閉型圧縮機を用いた冷凍サイクル装置を提供することである。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、底部に冷凍機油を貯留した密閉容器内に、圧縮機構部とこの圧縮機構部を駆動する電動機部とを収納し、前記圧縮機構部は、回転軸に一体に形成されたクランクピンに係合されたコンロッドとシリンダ内に収容されたピストンとがボールジョイント機構部を介して連結され、前記ボールジョイント機構部は、前記コンロッドの端部に一体的に設けられたボールと前記ピストンに設けられたボール受け座とからなり、前記ボール受け座をかしめて前記ボールを摺動可能に抱持した密閉型圧縮機において、かしめ前の前記ボール受け座に極圧剤又は2重量%以上の極圧剤を含有する冷凍機油を滴下したことである。
本発明の実施の形態に係る第2の特徴は、冷凍サイクル装置において、請求項1記載の密閉型圧縮機と、前記密閉型圧縮機に接続された凝縮器と、前記凝縮器に接続された膨張装置と、前記膨張装置に接続された蒸発器とを備えることである。
本発明によれば、安価な構成でボールジョイント機構部を構成するボール受け座の磨耗を抑制することができる密閉型圧縮機及びこの密閉型圧縮機を用いた冷凍サイクル装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を用いて説明する。
本発明の一実施の形態に係る冷凍サイクル装置1は、図1に示すように、密閉型圧縮機2と、凝縮器3と、膨張装置4と、蒸発器5とを備えている。
密閉型圧縮機2は、往復移動するピストン6を有するレシプロ式の圧縮機構部7と、この圧縮機構部7を駆動する電動機部8とを備え、低圧の気体冷媒を圧縮して高温・高圧の気体冷媒にする。密閉型圧縮機2は、圧縮された高温・高圧の気体冷媒を吐出する吐出口と、低圧の気体冷媒を吸込む吸込口とを有し、この吐出口と吸込口とを接続する冷媒配管の途中に、凝縮器3と膨張装置4と蒸発器5とがこの順に配置されている。
凝縮器3は、密閉型圧縮機2により圧縮されて高温・高圧となった気体冷媒から熱を放熱させ、高温・高圧の気体冷媒を高圧の液体冷媒にする。
膨張装置4は、高圧の液体冷媒を細い管内を通すことにより圧力を下げ、低温・低圧の液体冷媒にする。
蒸発器5は、低温・低圧の液体冷媒を気化させて・低圧の気体冷媒にする。液体冷媒が気化する際に周囲から気化熱を奪い、周囲が冷却される。低圧の気体冷媒は、密閉型圧縮機2内に吸込口から吸込まれる。
以下に、密閉型圧縮機2について詳しく説明する。
密閉型圧縮機2は、下ケース9と上ケース10とを気密状態に接合して形成された密閉容器11を備えており、この密閉容器11内のほぼ中間部には、フレーム12が複数のスプリング13(図示は1つ)を介して弾性的に支持されている。フレーム12の上部側に圧縮機構部7が取付けられ、フレーム12の下部側に電動機部8が取付けられている。密閉容器11内の底部には冷凍機油14が貯留されている。
冷凍機油14は、使用する冷媒の種類によりその冷媒に適合するものが使用され、冷媒がHFC(ハイドロフルオロカーボン)冷媒の場合には、POE(ポリオールエステル)油やPVE(ポリビニールエーテル)油が使用されている。近年、地球温暖化防止の観点から使用されるようになったHC(炭化水素系)冷媒のプロパンやイソブタンの場合には、相溶性の点から鉱油が使用されている。
これらの冷凍機油14には、耐摩耗性、熱安定性、酸化防止性を向上させる手段として、添加剤が添加されている。冷凍機油14の耐摩耗性を向上させる添加剤には、油性剤、耐摩耗剤、極圧剤があるが、油膜形成が困難で、金属間接触から焼付けを起こすような摺動条件下では、極圧剤が有効である。
極圧剤の作用は、摩擦金属表面と反応して、強固且つその金属よりせん断強さの小さい化合物の皮膜を形成し、焼付けを防止することである。冷凍機油14に添加した極圧剤は、絶えず皮膜を形成するため、長期に亘って効果を発揮することができる。極圧剤には、硫黄系化合物、リン系化合物、ハロゲン系化合物、有機金属化合物などがあるが、TCP(トリクレジルホスフェート)などのリン系化合物が多く用いられている。また、冷凍機油14への極圧剤の添加は、冷凍機油の体積抵抗率(JISC2101)を低下させるため、0.5〜1.5重量%の範囲で使用されている。
圧縮機構部7は、フレーム12の中心部に位置して上下方向に形成された枢支用孔15を有し、この枢支用孔15に回転軸16が中心線回りに回転可能に支持されている。回転軸16の上端部には、フレーム12上面に摺動可能に載る鍔部17が一体に設けられ、さらに、鍔部17の上部には、回転軸16の中心線と偏心した中心線をもつクランクピン18が連接されている。
このことから、回転軸16が中心線回りに回転駆動されると、鍔部17はフレーム12上面で摺接状態で回転し、かつ、クランクピン18は回転軸16の中心の回りを偏心回転する。
さらに、圧縮機構部7は、フレーム12上面に載設され、軸方向を水平に向けたシリンダ19を備えている。このシリンダ19の内部は、ピストン6を往復移動可能に収容したシリンダ室20となっている。
ピストン6には、コンロッド21の一端がボールジョイント機構部22を介して連結されている。コンロッド21の他端には、クランクピン18に回転可能に嵌合されるリング部23が設けられている。
ボールジョイント機構部22は、コンロッド21の一端に一体的に設けられたボール24と、ピストン6に設けられたボール受け座25とを有している。ボール受け座25の縁部は、ボール24を囲んでかしめられており、ボール24はかしめられたボール受け座25により摺動可能に抱持されている。なお、ボール24とボール受け座25との間には、PTFE、PFAなどの熱可塑性樹脂材からなるバッファリング26が介装されている。
このことから、クランクピン18の偏心回転にともない、コンロッド21がボールジョイント機構部22を支点として揺動運動をなし、ピストン6はシリンダ19内において往復移動する。
一方、シリンダ19の一端には弁機構27が設けられ、この弁機構27は弁カバー28で覆われている。詳細には図示していないが、弁カバー28には、内部を二分する仕切り部が設けられ、その一方の空間が吸込室となり、他方の空間が吐出室となっている。
弁機構27は、吸込口と吐出口とを備えた弁板を有し、それぞれの吸込口と吐出口とは吸込弁と吐出弁とによって開閉される。そして、ピストン6の往復移動に伴い、密閉容器11内の冷媒が吸込室と吸込口とを介してシリンダ室20に吸込まれ、及び、吸込まれた冷媒はシリンダ室20内で圧縮されて高圧・高温の冷媒となり、吐出口から吐出室内に吐出される。吐出室内に吐出された高温・高圧の冷媒は、冷媒配管内を通って凝縮器3に供給される。
電動機部8は、回転軸16におけるフレーム12の下方から突出する部位に嵌着された回転子29と、この回転子29の周面と微小な間隔をもって対向する内周面を有し、フレーム12に対して複数の固定ボルト12a(図示は1つ)で固定された固定子30とを備えている。固定子30には巻線が施され、この巻線に通電されることにより、回転軸16と回転子29とが回転軸16の中心線回りに回転し、回転軸16の回転に伴ってピストン6が往復移動する。
ピストン6のボール受け座25には、窒化処理と、リン酸マンガンの皮膜形成との2段階の表面処理が施されている。また、かしめ前のボール受け座25には、極圧剤又は2重量%以上の極圧剤を含有する冷凍機油が滴下されている。上記2重量%以上の極圧剤を含有する冷凍機油は、密閉容器11内の底部に貯留されている冷凍機油14と同一種類のものである。
ここで、図1に示す冷凍サイクル装置1を一定時間稼働させ、ピストン6の往復移動に伴うボール受け座25の磨耗量の測定試験を行なった。その測定試験の結果を、図3のグラフに基づいて説明する。
なお、測定試験は、実施例1と実施例2との2つの実施例について行なった。
実施例1は、冷媒/冷凍機油の組み合わせを、HC冷媒であるR600a(イソブタン)/鉱油とし、かしめ前のボール受け座25に滴下する極圧剤又は極圧剤を含有する冷凍機油を0.3gとし、極圧剤としてTCPを使用した。かしめ前のボール受け座25に極圧剤を含有する冷凍機油を滴下する場合には、冷凍機油に含有される極圧剤の割合を、2重量%、3重量%、5重量%、10重量%、30重量%、50重量%に変化させた。
実施例2は、冷媒/冷凍機油の組み合わせを、HFC134a/POE油とし、かしめ前のボール受け座25に滴下する極圧剤又は極圧剤を含有する冷凍機油を0.3gとし、極圧剤としてTCPを使用した。かしめ前のボール受け座25に極圧剤を含有する冷凍機油を滴下する場合には、冷凍機油に含有される極圧剤の割合を、2重量%、3重量%、5重量%、10重量%、30重量%、50重量%に変化させた。
なお、この測定実験では、冷媒の吐出圧力を1MPa、稼働時周波数を50Hz、稼働時間を500時間とした。
さらに、発明の効果を調べるため、比較例1〜3についても測定試験を行なった。
比較例1は、冷媒/冷凍機油の組み合わせを、R600a/鉱油とし、かしめ前のボール受け座25に滴下する冷凍機油14を0.3gとし、その冷凍機油14に含有される極圧剤の割合を0重量%(極圧剤なし)又は1重量%とした。
比較例2は、冷媒/冷凍機油の組み合わせを、HFC134a/POE油とし、かしめ前のボール受け座25に滴下する冷凍機油14を0.3gとして、その冷凍機油14に含有される極圧剤の割合を0重量%(極圧剤なし)又は1重量%とした。
比較例3は、ボール受け座25の表面処理として、窒化処理とリン酸マンガンの皮膜形成とに加え、二硫化モリブデンの皮膜形成を行い、冷媒/冷凍機油の組み合わせを、R600a/鉱油とし、かしめ前のボール受け座25に滴下する冷凍機油14を0.3gとし、その冷凍機油14に含有される極圧剤の割合を0重量%(極圧剤なし)又は1重量%とした。
なお、比較例1〜3においては、極圧剤としてTCPを使用した点、冷媒の吐出圧力を1MPaとした点、稼働時周波数を50Hzとした点、稼働時間を500時間とした点は、実施例と同じである。
このような構成において、図3に示した測定試験の結果から、冷媒/冷凍機油の組み合わせを、R600a/鉱油とした実施例1と比較例1とを比べると、実施例1のほうが比較例1よりボール受け座25の磨耗量が少ないことが分かる。さらに、二硫化モリブデンの被膜形成を行なった比較例3と比べても、実施例1のほうが比較例3よりボール受け座25の磨耗量が少ないことが分かる。
また、冷媒/冷凍機油の組み合わせを、HFC134a/POE油とした実施例2と比較例2とを比べると、実施例2のほうが比較例2よりボール受け座25の磨耗量が少ないことが分かる。
これにより、かしめ前のボール受け座25に極圧剤又は2重量%以上の極圧剤を含有する冷凍機油14を滴下することにより、冷凍機油14のみ又は1重量%の極圧剤を含有する冷凍機油14を滴下した場合に比べて、ボール受け座25の磨耗量が少なくなることが判明した。
また、図3のグラフから、かしめ前のボール受け座25に滴下する冷凍機油14に含有される極圧剤の割合が増えるにつれてボールル受け座25の磨耗量が少なくなり、極圧剤が5〜20重量%の間で磨耗量が安定し、それ以上極圧剤の割合を増やしても磨耗量はそれ以上減少しないことが判明した。これは、極圧剤の磨耗防止効果が、摩擦金属表面との反応による化合物の被膜形成であるため、被膜形成に必要な量の極圧剤があれば充分であり、皮膜形成に必要な極圧剤の量は冷凍機油14に対して5〜20重量%であると言える。
また、かしめ前のボール受け座25に極圧剤のみ(極圧剤100%)を滴下した場合には、ボール受け座25の磨耗量が若干増加するが、比較例に比べれば磨耗量は少ない。極圧剤100%の場合に磨耗量が増加する理由は、極圧剤100%の場合には冷凍機油14による初期馴染み効果が得られず、初期磨耗が発生するためと考えられる。
なお、かしめ前のボール受け座25に極圧剤のみを滴下した場合でも、その極圧剤の量は密閉型圧縮機2に貯留されている冷凍機油14に対して0.1重量%程度であり、全ての極圧剤が冷凍機油14中に混在したと仮定した場合でも極圧剤が原因となって冷凍機油14の体積低効率が低下するという問題は生じない。
実施例1と実施例2とを比べると、冷凍機油14としてPOE油と鉱油とを使用した場合では、鉱油を使用した場合(実施例1)の効果が顕著であることが分かる。POE油は、油性剤と同じような働きをすることが知られており、比較例1、2における極剤剤が0重量%の場合の磨耗量が、POE油を使用した比較例2のほうが少ないことからも分かる。油性剤は、物理吸着または化学吸着により金属表面に炭化水素鎖の皮膜を形成する働きをするが、極圧剤より早く吸着するために、極圧剤の皮膜形成を阻害し極圧剤による充分な効果が得られないためと考えられる。よって、この発明は、鉱油とHC冷媒とを使用する密閉型圧縮機2により適していると言える。
ボール受け座25に二硫化モリブデンの皮膜形成を行なった比較例3と比較しても、実施例1のほうが磨耗量が少なく、本発明により二硫化モリブデンの皮膜形成が不要になることがわかる。これにより、二硫化モリブデンの被膜形成を行わない安価な構成のピストン6を用いる密閉型圧縮機2であっても、ボール受け座25の磨耗を充分に抑制することができる。極圧剤が有する磨耗を抑制する効果は、極圧剤が摺動面に存在すれば化合物の皮膜形成がなされるため、長期に亘って磨耗を抑制する効果が得られる。一方、二硫化モリブデンの被膜は経時的に摩滅するため、長期的な磨耗抑制の点でも本発明が優れていることがわかる。
本発明の一実施の形態に係る冷凍サイクル装置を示す断面図である。 ピストンとピストンロッドとの連結部を示す断面図である。 実施例と比較例とについて行なったボール受け座の磨耗量の測定試験の結果を示すグラフである。
符号の説明
1…冷凍サイクル装置、2…密閉型圧縮機、3…凝縮器、4…膨張装置、5…蒸発器、6…ピストン、7…圧縮機構部、8…電動機部、11…密閉容器、14…冷凍機油、16…回転軸、18…クランクピン、19…シリンダ、21…コンロッド、22…ボールジョイント機構部、24…ボール、25…ボール受け座

Claims (2)

  1. 底部に冷凍機油を貯留した密閉容器内に、圧縮機構部とこの圧縮機構部を駆動する電動機部とを収納し、
    前記圧縮機構部は、回転軸に一体に形成されたクランクピンに係合されたコンロッドとシリンダ内に収容されたピストンとがボールジョイント機構部を介して連結され、
    前記ボールジョイント機構部は、前記コンロッドの端部に一体的に設けられたボールと前記ピストンに設けられたボール受け座とからなり、前記ボール受け座をかしめて前記ボールを摺動可能に抱持した密閉型圧縮機において、
    かしめ前の前記ボール受け座に極圧剤又は2重量%以上の極圧剤を含有する冷凍機油を滴下したことを特徴とする密閉型圧縮機。
  2. 請求項1記載の密閉型圧縮機と、前記密閉型圧縮機に接続された凝縮器と、前記凝縮器に接続された膨張装置と、前記膨張装置に接続された蒸発器とを備えることを特徴とする冷凍サイクル装置。
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