JP2009269187A - 押し出し方法及び押し出し装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】中心線状部材の外周に複数の線状体を螺旋状に押出し成形することが可能な押し出し方法及び押し出し装置を提供する。
【解決手段】中心線状部材22の外周に、その長手方向に沿って、複数の線状体23を被覆する押し出し方法において、押出機1内に、その軸心に挿通管2を設けると共に、その挿通管2の外周に複数のスクリュ3,4を同軸に設けて、挿通管2の外周に複数の線状体23を成形するための複数の押出し流路A,Bを形成し、その押出し流路A,Bを挿通管2の出口側で合流させ、中心線状部材22を挿通管2に通過させつつ、各押出し流路A,Bに線状体23の材料を供給して、スクリュ3,4の回転により、中心線状部材22の外周に、帯状でかつ螺旋状に異なる線状体23を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、中心線状部材の外周に、その長手方向に沿って、複数の線状体を密接して被覆する押し出し方法及び押し出し装置に関するものである。
従来、中心線状部材に1種類の材料を押し出して被覆する場合、図11に示すような押出機110が用いられている。
押出機110は、スクリュ111と、そのスクリュ111を収容する外筒112とを備える。スクリュ111は、その中心に中心線状部材113を通すための挿通孔114が設けられ、その外周面にはスパイラル状突起115を設けて押出し流路116が形成されている。また、スクリュ111の先端部(図示左側)は外周(外径)を絞った形状に形成され、その先端部と外筒112の内壁とでニップル部117が形成されている。
この押出機110で押し出し成形を行う際は、中心線状部材113を挿通孔114に通過させつつ、外筒112に設けられた材料供給部(ホッパ)118から押出し流路116に材料を供給し、スクリュ111の回転で押し込んだ材料をニップル部117側に搬送して、中心線状部材113の外周に材料119を被覆する。被覆後の中心線状部材113の外径(被覆部材の外径)は、押出機110出口に接続したニップル120の内径により設定することができ、中心線状部材113の送り速度は、スクリュ111の回転速度で制御している。
材料119として生ゴムを用いる場合、材料119を被覆した中心線状部材113を加熱炉に通して、材料である生ゴムを加硫させると、ゴムを被覆した製品を製造することができる。
特開2005−207768号公報 特開平10−113975号公報 特開平11−343507号公報
ところで、自動車のバンパーなどに取り付けられる荷重センサとして、光ファイバ荷重センサがある。この光ファイバ荷重センサは、例えば、図12(a)および図12(b)に示すように、プラスチック光ファイバからなる中心線状部材122の外周に螺旋状に巻き付けられた断面視で円形状の線状体123と、中心線状部材122及び線状体123を被覆するゴムなどの保護体124とを備える(例えば、特許文献1参照)。
このような光ファイバ荷重センサ121において、本発明者らは、線状体123間に空隙が形成されると、線状体123の弾性限界を超えて線状体123が変形してしまい、その結果、変形した線状体123が元の形状に復元しない場合があるということを発見しており、つまり、線状体123間に空隙が形成されていると、光ファイバ荷重センサ121に係る感度が低下あるいは変動するという問題があることを発見していた。
また、本発明者らは、本発明に先駆けて、弾性を有し硬度が異なる複数種類の線状体を光ファイバの外周に隙間無く螺旋状に形成した方が単一な線状体を用いた場合と比べ、光伝送損失の応力による変化も大きくなり、感度に優れた光ファイバ荷重センサを実現できることも発見していた。
上述した事情に鑑み、少なくとも、中心線状部材の外周に複数種類の線状体を螺旋状に押出し成形することが可能な押し出し方法及び押し出し装置に係る発明が望まれていた。
しかしながら、図11の押出機110では、中心線状部材の外周に1種類の材料を被覆することしかできず、複数種類の材料(複数種類の線状体)を螺旋状に押し出すことができないという問題がある。
また、他の押出機として、特許文献2には、スクリュの溝部の形状を底面に向かって狭くなるように形成することで、材料を均一に流して均等に押し出すことができ、スクリュの溝内の溶融樹脂が溝底面に貯まったり、焦げ付いたりすることのない押出機が記載されている。しかし、この押出機も複数種類の材料を押し出すことはできない。
さらに、特許文献3には、内側の成形体または中空が螺旋状の棒状体を製造する押出機が記載されているが、この押出機でも、中心線状部材の外周に螺旋状に複数種類の材料を押し出すことはできない。
以上より、本発明の目的は、少なくとも、中心線状部材の外周に複数の線状体を螺旋状に押出し成形することが可能な押し出し方法及び押し出し装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために創案されたものであり、請求項1の発明は、中心線状部材の外周に、その長手方向に沿って、複数の線状体を被覆する押し出し方法において、押出機内に、その軸心に挿通管を設けると共に、その挿通管の外周に複数のスクリュを同軸に設けて、前記挿通管の外周に複数の線状体を成形するための複数の押出し流路を形成し、その押出し流路を前記挿通管の出口側で合流させ、前記中心線状部材を前記挿通管に通過させつつ、各押出し流路に線状体の材料を供給して、前記スクリュの回転により、前記中心線状部材の外周に、帯状でかつ螺旋状に複数の線状体を形成する押し出し方法である。
請求項2の発明は、中心線状部材の外周に、その長手方向に沿って、複数の線状体を被覆する押出機を備えた押し出し装置において、前記押出機は、その軸心に設けられた、前記中心線状部材を通す挿通管と、その挿通管の外周に同軸に設けられた、前記線状体を押し出すための複数のスクリュと、前記挿通管と前記複数のスクリュを収容すると共に、最外周の前記スクリュを包囲し、かつ先端に、前記挿通管から出た中心線状部材の外周に各スクリュで成形された線状体を螺旋状に巻き付けて押し出すダイスが形成された外筒とを備えることを特徴とする押し出し装置である。
請求項3の発明は、前記スクリュがN個形成され、各スクリュ出口の合流部には、約360/N度の開口部が形成される請求項2記載の押し出し装置である。
請求項4の発明は、前記スクリュは外側のものほど短く形成され、外側のスクリュの後方には、その内側のスクリュに前記線状体の材料を供給するための材料供給口が形成される請求項2または3記載の押し出し装置である。
請求項5の発明は、前記複数のスクリュに前記線状体の材料を供給するための材料供給口が前記複数のスクリュに対応してそれぞれに形成されると共に、前記外筒の上方側に寄り集まるように配置される請求項2または3記載の押し出し装置である。
請求項6の発明は、前記複数の材料供給口の配置位置に高低差を付けるようにした請求項5記載の押し出し装置である。
請求項7の発明は、前記挿通管の外周に、内周面にスパイラル状突起を形成すると共に、外周面にも同じひねり方向のスパイラル状突起を形成した共用スクリュを形成し、その共用スクリュの内側と外側に前記線状体の材料を通すようにした請求項2〜6いずれかに記載の押し出し装置である。
請求項8の発明は、前記挿通管を、外周面に前記共用スクリュと同じひねり方向のスパイラル状突起を形成した内側スクリュで形成すると共に、その外周に筒状の隔壁を同軸に形成し、その隔壁の外周に前記共用スクリュを形成して、前記内側スクリュの外側および前記共用スクリュの内側と外側に前記線状体の材料を通すようにした請求項7記載の押し出し装置である。
請求項9の発明は、前記挿通管の外周に、内周面に前記共用スクリュと同じひねり方向のスパイラル状突起を形成すると共に、外周面にも同じひねり方向のスパイラル状突起を形成した内側共用スクリュを形成すると共に、その外周に筒状の隔壁を同軸に形成し、その隔壁の外周に前記共用スクリュを形成して、前記内側共用スクリュの内側と外側、および前記共用スクリュの内側と外側に前記線状体の材料を通すようにした請求項7記載の押し出し装置である。
請求項10の発明は、前記挿通管の外周面にスパイラル状突起を形成すると共に、その外周に、外周面に前記挿通管と逆方向のひねり方向のスパイラル状突起を形成したスクリュを形成し、前記挿通管の外側および前記スクリュの外側に前記線状体の材料を通すようにした請求項2〜6いずれかに記載の押し出し装置である。
請求項11の発明は、前記外筒の出口に、出口形状が矩形状のダイスを設けた請求項2〜10いずれかに記載の押し出し装置である。
本発明によれば、挿通管の外周に複数のスクリュを同軸に形成し、そのスクリュにより形成された押出し流路に各線状体の材料を通すことで、スクリュの回転により、中心線状部材の外周に、複数の異なる線状体を螺旋状に形成することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
まず、本発明で製造する被覆部材について説明する。
図2(a)および図2(b)に示すように、被覆部材21は、中心線状部材22と、その中心線状部材22の外周に長手方向に沿って中心線状部材22と密接するように被覆された異なる複数(図1では2つ)の線状体23とからなる。
中心線状部材22としては、例えば、ガラス光ファイバやプラスチック光ファイバ(Plastic Optical Fiber:POF)などの光ファイバや、銅線などの電線などを用いるとよい。また、線状体23としては、例えば、シリコーンゴムなどのゴムや、熱可塑性エラストマー、樹脂などを用いるとよい。
本実施形態では、中心線状部材22としてプラスチック光ファイバを用い、線状体23としてシリコーンゴムを採用し、被覆部材21として、光ファイバ荷重センサとして機能する。
線状体23は、横断面視で略矩形状(帯状)に形成される。この線状体23は、第1の線状体23aと第2の線状体23bとからなり、中心線状部材22の外周に、これら第1の線状体23aと第2の線状体23bを、密接して螺旋状に被覆している。つまり、被覆部材21は、中心線部材21と線状体23との間、及び第1の線状体23aと第2の線状体23bとの間、共に密接するように形成されている。これにより、被覆部材21を光ファイバ荷重センサとして使用した際には、より感度の低下あるいは変動が少ないセンサを実現することが可能となる。なお、第1の線状体23aと第2の線状体23bとは、例えば、硬度(ゴム硬度)が異なる。
次に、本実施形態に係る押し出し装置を説明する。
図3に示すように、本実施形態に係る押し出し装置30は、中心線状部材22を送出する送出装置31と、中心線状部材22の外周に線状体23(23a,23b)の材料を押し出して被覆する押出機1と、中心線状部材22の外周に被覆された線状体23(23a,23b)の材料を加熱して加硫させて線状体23(23a,23b)を形成し、被覆部材21を形成する加熱炉32と、その被覆部材21を巻き取る巻取装置33とを備える。線状体23(23a,23b)に熱可塑性エラストマーを使用する場合は、加硫が不要なため、加熱炉32を省略できる。
送出装置31および巻取装置33は、中心線状部材22が回転してしまわないように、中心線状部材22の中心軸に対して回転しないように固定されている。
図1(a)〜(d)に示すように、押出機1は、その軸心に設けられた中心線状部材22を通す挿通管2と、その挿通管2の外周に同軸に設けられた、線状体23を押し出すための複数(図1(a)では2つ)のスクリュ3,4と、挿通管2とスクリュ3,4を収容すると共に、最外周のスクリュ4を包囲する外筒5とを備える。
挿通管2としては、例えば、ニッケルメッキされた鉄製のものを用いるとよい。本実施形態では、挿通管2として、内径2.4mm、外径6.4mmのものを用いた。
挿通管2の外周には、第1スクリュ3、第2スクリュ4が順次同軸に形成される。これにより、つまり、2つのスクリュを同軸に設けることにより、同軸に設けない場合と比べ、押出機1全体をコンパクトにすることができる。また、これら第1スクリュ3、第2スクリュ4により、線状体23を押し出すための押出し流路A,Bが形成される。
押出機1では、内周面にスパイラル状突起を形成すると共に、外周面にも同じひねり方向のスパイラル状突起を形成した、第1スクリュ3と第2スクリュ4共用の共用スクリュ6を用いた。これにより、第1スクリュ3と第2スクリュ4を別々に設けると場合と比べ、非常に押出機1全体をコンパクトにすることができる。本実施形態では、共用スクリュ6の内周面と外周面に、その先端側(図示左側)から見て時計回りのスパイラル状突起を形成した。
共用スクリュ6としては、例えば、ニッケルメッキされた鉄製のものを用いるとよい。本実施形態では、共用スクリュ6として、内径27.2mm、外径36.5mm、外周面のスパイラル状突起の高さ4.0mm、幅10mm、ピッチ200mm、内周面のスパイラル状突起の高さ10.4mm、起端側の幅10mm(図1(c)参照)、先端側の幅5mm(図1(c)参照)、ピッチ200mmのものを用いた。ここで、共用スクリュ6の幅寸法は、共用スクリュ6の円周方向の長さとして示した。内周面のスパイラル状突起の先端形状は、スパイラル状突起の先端と挿通管2との間の隙間が極力小さくなるように、挿通管2の外周形状に合わせるように曲面形状に形成されている。同様に、外周面のスパイラル状突起の先端形状は、外筒5の内周形状に合わせるように曲面形状に形成されている。
この共用スクリュ6の外周面に形成される第2スクリュ4は、内周面に形成される第1スクリュ3よりも長手方向(図1では、左右方向)において短く形成される。これにより、第2スクリュ4の後方(図示右側)で第1スクリュ3に線状体23の材料(未加硫の生ゴムなど)を供給することが可能となる。
共用スクリュ6の後端部(図示右側)には、共用スクリュ6を回転させるためのスクリュ回転用ギヤ部7が設けられ、このスクリュ回転用ギヤ部7には、図示しない駆動装置が接続される。本実施形態では、共用スクリュ6の先端側から見て、共用スクリュ6を時計回りに回転させるようにした。また、挿通管2は、この共用スクリュ6の回転により回転しないように保持される。
共用スクリュ6により形成される押出し流路A,Bは、挿通管2の出口側(図示左側)で合流するようにされる。
図1(b)に示すように、各押出し流路A,Bの出口となる共用スクリュ6出口の合流部には、円周方向の約半分(約180度)の長さを有する開口部Aa,Baが形成される。
開口部Aa,Baは、それらの幅を調整することで、断面積がほぼ同じに形成され、2種類の材料をほぼ同じ圧力で押し出すように形成される。
また、これら開口部Aa,Baは、押出機1出口側から見てスパイラル状突起終了位置からスパイラル状突起のひねり方向と同じ方向(図1(b)では時計回り方向)に設けられる。これにより、各押出し流路A,Bから効率よく材料を押し出すことができる。
共用スクリュ6の外周には、外筒5が設けられる。本実施形態では、外筒5として、ニッケルメッキした鉄製のものを用い、内径44.5mm、外径54.5mmのものを用いた。
このような寸法とすることで、内周面のスパイラル状突起の先端が挿通菅2の外周面側に接し、外周面のスパイラル状突起の先端が外筒5の内周面側に接し、押出し流路A,Bを形成する。本実施形態では、押出し流路Aの断面積が約470mm2、押出し流路Bの断面積が約470mm2とほぼ同じとした。
この外筒5の先端部は、徐々に縮径するように形成され、押出機1の出口となる外筒5の先端には、ねじ込みによりダイス8が接続される。このダイス8の出口形状は、製造する被覆部材21と同じ形状(円形状)に形成される。このダイス8の内径を変化させることにより、中心線状部材22の外周に被覆する線状体23a,23bの厚さを調整することができる。本実施形態では、このダイス8として、ニッケルメッキした鉄製のものを用い、内径5.0mm、外径15.0mmのものを用いた。
また、挿通管2の先端部は、外周(外径)を絞った形状に形成され、開口部AaとBaの断面積が、それぞれ、押出し流路A,Bの断面積の約1/2になるように絞りの傾きやダイス肉厚や挿通菅2の先端部の形状を調整する。その先端部と外筒5の内壁とで一般の押出機におけるダイスとして機能するニップル部9が形成される。
外筒5の後端部には、押出し流路Aに第1の線状体23aの材料を押し込むための材料供給部10が設けられる。この材料供給部10は、第2スクリュ4よりも後方に形成される。
材料供給部10は、押出し流路Aに第1の線状体23aの材料を押し込む材料供給用スクリュ10aと、その材料供給用スクリュ10aの後端部に設けられた材料供給用スクリュ回転用ギヤ部10bと、その材料供給用スクリュ回転用ギヤ部10bに接続された図示しない駆動装置と、材料供給用スクリュ10aに第1の線状体23aの材料を供給する第1材料投入口(第1ホッパ)10cとから構成される。
材料供給部10出口の共用スクリュ6には、図1(d)に示すように、周方向に沿って所定の間隔で貫通穴6aが設けられ、その貫通穴6aを通じて、材料供給部10からの材料を共用スクリュ6の内側の押出し流路Aに通すようにされる。また、材料供給部10後方の共用スクリュ6には、全周にわたり壁6bが設けられ、材料供給部10から供給された材料がこれ以上、後方にいかないようになっている。壁6bは、高さ10.4mm、幅10mmとした。壁6bの先端形状は、挿通菅2の外周面との間の隙間が極力少なくなるようにするために、挿通菅2の外周面の形状に合わせた曲面となるようにした。
材料供給部10の前方(図示左側)には、押出し流路Bに第2の線状体23bの材料を供給するための第2材料投入口(第2ホッパ)11が設けられる。第2材料投入口11後方の共用スクリュ6には、全周にわたり壁6cが設けられ、第2材料投入口11から供給された材料がこれ以上、後方にいかないようになっている。壁6cの高さは4.0mm、先端形状は外筒5の内周面との間の隙間が極力少なくなるようにするために、外筒5の内周面の形状に合わせた曲面となるようにした。
第1の線状体23aの材料としては、第2の線状体23bの材料よりも粘度が低いものを用いるとよい。これは、粘度の高い材料を押出す場合、共用スクリュ6を回転させるときの回転抵抗(負荷)が高くなることから、粘度の高い材料をより短い押出し流路Bに供給する方が効率がよいからである。
次に、本実施形態に係る押し出し方法を説明する。
まず、送出装置31から中心線状部材22を送り出し、その中心線状部材22を押出機1に導入する。挿通菅2の内径が2.4mmであるので、中心線状部材22の外径はこれより、若干小さい2.2mmのものを使用する。
押出機1では、中心線状部材22を挿通管2に通過させつつ、第1の線状体23aの材料を第1材料投入口10cから投入すると共に、第2の線状体23bの材料を第2材料投入口11から投入する。投入された各材料は、共用スクリュ6の回転により、各押出し流路A,Bを通って、開口部Aa,Baからそれぞれ押し出される。
開口部Aaと開口部Baは断面積がほぼ同じに形成されているため、各材料は、ほぼ同じ圧力で押し出されてニップル部9を通過し、中心線状部材22外周の反対側の180度にそれぞれ押し出される。また、共用スクリュ6は回転しており、開口部Aa,Baもそれに伴って回転しているため、各材料は、中心線状部材22の外周に、帯状でかつ螺旋状に、ほぼ同じ幅で被覆される。中心線状部材22の外周に被覆された各材料は、ダイス8を通過する際にダイス8の出口形状(円形状)に成形される。
その後、第1の線状体23aの材料と第2の線状体23bの材料を被覆した中心線状部材22を加熱炉32に導入し、この加熱炉32で各材料を加硫させて第1の線状体23a、第2の線状体23bを形成し、被覆部材21を形成する。
加熱炉32で被覆部材21を形成した後、これを巻取装置33で巻き取れば、図2(a)および図2(b)に示す被覆部材21が得られる。
本実施形態では、開口部Aa,Baを同じ断面積としたが、押出し流路A,Bから押し出す材料の粘度の差が大きい場合、粘度が大きい方の開口部(AaまたはBa)を大きめに形成する(スクリュの幅とスパイラル状突起の高さ等で調整する)ことで、各押出し流路A,Bから押し出す材料の体積のバランスを取ることができる。また、開口部Aa,Baの周方向の角度範囲(長さ)のバランスを変えることにより、各押出し流路A,Bから押し出される材料の幅を任意のバランス(比率)で設定することもできる。
以上説明したように、本実施形態では、押出機1の軸心に挿通管2を設けると共に、その挿通管2の外周に線状体23a,23bを成形するための押出し流路A,Bを共用スクリュ6により形成し、その押出し流路A,Bを挿通管2の出口側で合流させ、中心線状部材22を挿通管2に通過させつつ、各押出し流路A,Bに異なる第1の線状体23aの材料および第2の線状体23bの材料を供給し、共用スクリュ6を回転させることにより、中心線状部材22の外周に、帯状でかつ螺旋状に第1の線状体23aおよび第2の線状体23bを形成している。
これにより、各線状体23a,23b間や、線状体23a,23bと中心線状部材22間に隙間が形成されることがなくなり、各線状体23a,23b間、および線状体23a,23bと中心線状部材22間が密接した被覆部材21を形成することができる。
また、本発明では、押出機1により、線状体23a,23bを製造すると同時に、これら線状体23a,23bを中心線状部材22の外周に螺旋状に被覆している。
被覆部材21を製造する際、例えば、断面視が矩形状の第1の線状体と第2の線状体を予め形成しておき、これら第1の線状体と第2の線状体を密接させて、中心線状部材22の外周に撚り合わせることも考えられるが、この方法では、線状体を巻き付ける際に、各線状体間や各線状体と中心線状部材22間に隙間が生じてしまう場合があり、さらに、線状体を製造する工程と線状体を巻き付ける工程の2工程が必要となり、大量生産には向いていないだけでなく、一定の品質保持の面でも好ましくはない。
本発明によれば、線状体23a,23bを製造すると同時に、これら線状体23a,23bを中心線状部材22の外周に螺旋状に巻き付けることができるため、工程数を少なくすることができるため、大量生産が実施し易くなり、被覆部材21を低コストで製造することができる。
また、本実施形態では、より粘度の高い材料をより短い押出し流路Bに供給するようにしているため、共用スクリュ6の回転の負荷を小さくすることができ、製造時の電力エネルギー低減に有利となる。
次に、本発明の他の実施の形態を説明する。
図4(a)に示す押出機41は、3種類の異なる線状体の材料を、中心線状部材22に被覆するためのものである。
押出機41は、図1(a)の押出機1の挿通管2に替えて、筒状の隔壁42を設けると共に、その隔壁42の内周に、外周面に共用スクリュ6と同じひねり方向のスパイラル状突起が形成された内側スクリュ43を設け、押出し流路Cを形成したものである。隔壁42は、回転しないように保持される。
内側スクリュ43は、中心線状部材22を通す挿通管も兼ねる。中心線状部材22は、送出装置31と巻取装置33により固定されているので、内側スクリュ43と共に回転してしまうことはないが、内側スクリュ43を比較的高速で回転させる必要がある場合などは、内側スクリュ43の内周に別途挿通管を設け、その挿通管に中心線状部材22を通すようにしてもよい。
内側スクリュ43の後端部(図示右側)には、内側スクリュ43を回転させるための内側スクリュ回転用ギヤ部44が設けられ、その内側スクリュ回転用ギヤ部44には図示しない駆動装置が接続される。この内側スクリュ43は、共用スクリュ6と同期して回転するようにされる。
隔壁42および内側スクリュ43は、共用スクリュ6よりも後方に突出するように形成され、共用スクリュ6後方の隔壁42には、押出し流路Cに第3の線状体23cの材料を供給するための第3材料投入口45が形成される。
図4(b)に示すように、各押出し流路A,B,Cの出口となる各共用スクリュ6,43出口の合流部には、円周方向の約3分の1(約120度)の長さを有する開口部Aa,Ba,Caがそれぞれ形成される。これら各開口部Aa,Ba,Caの幅(断面積)や長さ(周方向の角度範囲)やスパイラル状突起の高さ等を適宜調整することで、各材料の押出し圧力や体積、あるいは各線状体23a,23b,23cの幅を任意の比率で設定することができる。つまり、当該設定により、製造後、結果的に、線状体23間に隙間を生じないようにすることもできる。
この押出機41を用いることで、図5(a)および図5(b)に示すような、中心線状部材22の外周に、3つの異なる線状体23a,23b,23cを帯状かつ螺旋状に被覆した、被覆部材51が得られる。
図6(a)に示す押出機61は、4種類の異なる線状体の材料を、中心線状部材22に被覆するためのものである。
この押出機61は、図4(a)の押出機41の内側スクリュ43に替えて、外周面および内周面に共用スクリュ6と同じひねり方向のスパイラル状突起を形成した内側共用スクリュ64を形成し、さらにその内側共用スクリュ64の内周に挿通管62を形成して、内側共用スクリュ64の外側と内側に2つの押出し流路C,Dを形成したものである。挿通管62は、回転しないように保持される。
内側共用スクリュ64の内周面に形成される押出し流路Dは、内側共用スクリュ64の外周面に形成される押出し流路Cよりも長く形成される。押出し流路C後方の隔壁42には、押出し流路Dに第4の線状体23dの材料を押し込むための材料供給部63が設けられる。
この材料供給部63は、材料供給部10と同じものであり、押出し流路Dに第4の線状体23dの材料を押し込む材料供給用スクリュ63aと、その材料供給用スクリュ63aの後端部に設けられた材料供給用スクリュ回転用ギヤ部63bと、その材料供給用スクリュ回転用ギヤ部63bに接続された図示しない駆動装置と、材料供給用スクリュ63aに第4の線状体23dの材料を供給する第4材料投入口63cとからなる。
図6(b)に示すように、各押出し流路A,B,C,Dの出口となる各スクリュ6,64出口の合流部には、円周方向の約4分の1(約90度)の長さを有する開口部Aa,Ba,Ca,Daがそれぞれ形成される。これら各開口部Aa,Ba,Ca,Daの幅(断面積)や長さ(周方向の角度範囲)やスクリュ状の突起の高さ等を適宜調整することで、各材料の押出し圧力や体積、あるいは各線状体23a,23b,23c,23dの幅を任意の比率で設定することができる。
この押出機61を用いれば、図7(a)および図7(b)に示すように、中心線状部材22の外周に、4つの異なる線状体23a,23b,23c,23dを帯状かつ螺旋状に撚り合わせた被覆部材71が得られる。
5種類以上の材料を帯状かつ螺旋状に被覆する場合は、内側共用スクリュ64の内周にさらにスクリュを形成して、押出し流路を形成すればよい。
図8(a)〜(c)に示す押出機81は、図1(a)の押出機1と基本的に同じ構成であり、軸心に外周面にスパイラル状突起を形成した挿通管82を設けると共に、その外周に、外周面に挿通管82のスパイラル状突起のひねり方向とは逆方向のスパイラル状突起を形成したスクリュ83を形成したものである。
つまり、押出機81は、図1(a)の押出機1において、共用スクリュ6の内周面にスパイラル状突起を形成する替わりに、挿通管2の外周面に、共用スクリュ6のひねり方向とは逆方向のスパイラル状突起を形成して、押出し流路Aを形成したものである。
押出機81では、挿通管82は固定されているが、その外周面にスクリュ83のひねり方向とは逆方向のスパイラル状突起が形成されているため、スクリュ83を回転させると、図1(a)の押出機1と同様に各材料を押し出すことができる。
図9(a)〜(d)に示す押出機91は、図1(a)の押出機1において、外筒5の出口に、出口形状が矩形状のダイス92を設けたものである。
中心線状部材22の外周に被覆された各材料は、ダイス92を通過する際にダイス92の出口形状に成形されるため、外筒5の出口に出口形状が矩形状のダイス92を設けることにより、図10(a)および図10(b)に示すように、横断面視で矩形状の被覆部材100を製造することができる。
横断面視で矩形状の被覆部材100を製造することにより、図2(a)および図2(b)に示す断面円形状の被覆部材21と比較して、被覆部材100を設置することが容易となり、さらに、被覆部材100と設置対象物との間に砂などのゴミなどが入ってしまうことを抑制できる。また、被覆部材100が振動により外れてしまうことも抑制できる。
また、必要に応じて、線状体中、あるいはその表面にテンションメンバを内蔵、あるいは付着させるようにしてもよい。
テンションメンバ付で線状体を押し出す方法としては、例えば、特許文献2と同様の方式とするか、あるいは、線状体の上から全体をカバーするテンションメンバ層を押し出して、加硫工程で線状体とテンションメンバ層を一体化させるか、あるいは、予め各線状体の材料に短い線状のテンションメンバを混ぜておき、これを押し出すようにするとよい。
さらに、線状体の外周に、線状体を保護するためのシースを形成してもよい。このシースは、例えば、線状体の外周にPETテープを巻き付けて形成される。PETテープとしては、例えば、厚さ25μm、幅10mmのものを用い、これを1/2ラップで巻き付けるとよい。このPETテープの重なり部分を加熱炉などで加熱して融着させることで、防水性を持たせることもできる。
また、PETテープの替わりに、線状体の外周にシリコーンゴムなどを厚さ0.2mm程度にさらに押出し被覆して、これを加硫させることでシースを形成してもよい。
本発明は、例えば、光ファイバの外周に硬度の異なる複数の線状体を帯状かつ螺旋状に被覆した光ファイバ荷重センサを製造する際に用いられる。
また、上記実施形態では中心線状部材22としてプラスチック光ファイバを用いた例を説明したが、銅線などの電線の外周に硬度の異なる複数の線状体を帯状かつ螺旋状に被覆して被覆電線を形成してもよい。これにより、製造した被覆電線を屈曲させやすくすることができる。
また、上記実施形態では、線状体の材料を投入する材料投入口(10c,11,45,63c)が押出機(外筒)の上方側に寄り集まるように配置されると共に、材料投入口の開口側が同じ方向に向いているため、複数の材料投入口に材料を投入する際、非常に作業がし易い。また、例えば、材料の不足を検知する検知センサを設置する際においても、設置場所を決定し易い。
また、上記実施形態では、材料投入口(10c,11,45,63c)において、配置位置に高低差(例えば、第1材料投入口10cと第2材料投入口11との関係)を付けることで、材料の投入間違いを少なくすることができる。
なお、上記実施形態における複数の線状体同士を隙間無く密接させた状態のものはあくまで一実施例である。
図1(a)は本発明の一実施形態で用いる押出機の断面図であり、図1(b)はその1B−1B線断面図、図1(c)はその1C−1C線断面図、図1(d)はその1D−1D線断面図である。 図2(a)は本発明で製造する被覆部材の側面図であり、図2(b)はその側面図左方から見た横断面図である。 本発明の一実施形態に係る押し出し装置の概略図である。 図4(a)は本発明の一実施形態で用いる押出機の断面図であり、図4(b)はその4B−4B線断面図である。 図5(a)は図4の押出機を用いて製造される被覆部材の側面図であり、図5(b)はその側面図左方から見た横断面図である。 図6(a)は本発明の一実施形態で用いる押出機の断面図であり、図6(b)はその6B−6B線断面図である。 図7(a)は図6の押出機を用いて製造される被覆部材の側面図であり、図7(b)はその側面図左方から見た横断面図である。 図8(a)は本発明の一実施形態で用いる押出機の断面図であり、図8(b)はその8B−8B線断面図、図8(c)はその8C−8C線断面図である。 図9(a)は本発明の一実施形態で用いる押出機の断面図であり、図9(b)はその9B−9B線断面図、図9(c)はその9C−9C線断面図、図9(d)はその9D−9D線断面図である。 図10(a)は図9の押出機を用いて製造される被覆部材の側面図であり、図10(b)はその側面図左方から見た横断面図である。 従来の押出機の概略断面図である。 図12(a)は光ファイバ荷重センサの横断面図であり、図12(b)はその側面図である。
符号の説明
1 押出機
2 挿通管
3,4 スクリュ
6 共用スクリュ
21 被覆部材
22 中心線状部材
23 線状体
23a 第1の線状体
23b 第2の線状体
23c 第3の線状体
23d 第4の線状体
30 押し出し装置
A,B,C,D 押出し流路

Claims (11)

  1. 中心線状部材の外周に、その長手方向に沿って、複数の線状体を被覆する押し出し方法において、押出機内に、その軸心に挿通管を設けると共に、その挿通管の外周に複数のスクリュを同軸に設けて、前記挿通管の外周に複数の線状体を成形するための複数の押出し流路を形成し、その押出し流路を前記挿通管の出口側で合流させ、前記中心線状部材を前記挿通管に通過させつつ、各押出し流路に線状体の材料を供給して、前記スクリュの回転により、前記中心線状部材の外周に、帯状でかつ螺旋状に複数の線状体を形成することを特徴とする押し出し方法。
  2. 中心線状部材の外周に、その長手方向に沿って、複数の線状体を被覆する押出機を備えた押し出し装置において、前記押出機は、その軸心に設けられた、前記中心線状部材を通す挿通管と、その挿通管の外周に同軸に設けられた、前記線状体を押し出すための複数のスクリュと、前記挿通管と前記複数のスクリュを収容すると共に、最外周の前記スクリュを包囲し、かつ先端に、前記挿通管から出た中心線状部材の外周に各スクリュで成形された線状体を螺旋状に巻き付けて押し出すダイスが形成された外筒とを備えることを特徴とする押し出し装置。
  3. 前記スクリュがN個形成され、各スクリュ出口の合流部には、約360/N度の開口部が形成される請求項2記載の押し出し装置。
  4. 前記スクリュは外側のものほど短く形成され、外側のスクリュの後方には、その内側のスクリュに前記線状体の材料を供給するための材料供給口が形成される請求項2または3記載の押し出し装置。
  5. 前記複数のスクリュに前記線状体の材料を供給するための材料供給口が前記複数のスクリュに対応してそれぞれに形成されると共に、前記外筒の上方側に寄り集まるように配置される請求項2または3記載の押し出し装置。
  6. 前記複数の材料供給口の配置位置に高低差を付けるようにした請求項5記載の押し出し装置。
  7. 前記挿通管の外周に、内周面にスパイラル状突起を形成すると共に、外周面にも同じひねり方向のスパイラル状突起を形成した共用スクリュを形成し、その共用スクリュの内側と外側に前記線状体の材料を通すようにした請求項2〜6いずれかに記載の押し出し装置。
  8. 前記挿通管を、外周面に前記共用スクリュと同じひねり方向のスパイラル状突起を形成した内側スクリュで形成すると共に、その外周に筒状の隔壁を同軸に形成し、その隔壁の外周に前記共用スクリュを形成して、前記内側スクリュの外側および前記共用スクリュの内側と外側に前記線状体の材料を通すようにした請求項7記載の押し出し装置。
  9. 前記挿通管の外周に、内周面に前記共用スクリュと同じひねり方向のスパイラル状突起を形成すると共に、外周面にも同じひねり方向のスパイラル状突起を形成した内側共用スクリュを形成すると共に、その外周に筒状の隔壁を同軸に形成し、その隔壁の外周に前記共用スクリュを形成して、前記内側共用スクリュの内側と外側、および前記共用スクリュの内側と外側に前記線状体の材料を通すようにした請求項7記載の押し出し装置。
  10. 前記挿通管の外周面にスパイラル状突起を形成すると共に、その外周に、外周面に前記挿通管と逆方向のひねり方向のスパイラル状突起を形成したスクリュを形成し、前記挿通管の外側および前記スクリュの外側に前記線状体の材料を通すようにした請求項2〜6いずれかに記載の押し出し装置。
  11. 前記外筒の出口に、出口形状が矩形状のダイスを設けた請求項2〜10いずれかに記載の押し出し装置。
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