JP2009269135A - 万能ドライバー - Google Patents

Abstract

【課題】ねじを回転させるために利用される、ドライバーは、ねじ頭の異なるねじを回転させたいときには、異なるビットのドライバーに持ち替えたり、ビットを付け替えたりする為、異なるビットのドライバーを何本も準備する必要があり、運搬や保管に極めて不便であるとともに、作業効率を低下させる欠点がある。
また、特殊な形のねじ頭には対応できない。
【解決手段】複数の細い棒を束ね、それぞれ１つ１つの細い棒が先端からの力に対して、別々にバネによって反発する力が働き、別々にスライドすることができるものである。
【選択図】図１

Description

この発明は、ねじを回転させるために利用される、ドライバーに関する。

従来のドライバーは、異なるビットのドライバーを使用したい場合には、全く別のドライバーを使用するか、異なったビットを付け替えて使用する。

しかしながら、以上の技術によれば、異なるビットのドライバーを何本も準備する必要があり、運搬や保管に極めて不便であるとともに、作業効率を低下させる欠点がある。
そこで、この発明は、ねじ頭が異なることによって、異なるビットのドライバーに持ち替えたり、ビットを付け替えたりすることなく、様々な形のねじに対応できるドライバーを提供することを課題とする。

以上の課題を解決するために、この発明は、複数の細い棒を束ね、それぞれ１つ１つの細い棒が先端からの力に対して、別々にバネによって反発する力が働き、別々にスライドすることができる構造を特徴とするドライバーである。

本発明は、マイナス、プラス、だけでなく、まれにみる平面図７のような形のねじ頭、他、様々な形のねじ頭に、順応し回転させることができる。

図１は本発明の全体の斜視図である。
細い棒の束１、それを覆う筒２と、グリップ３から形成されている。

図２は細い棒の束１の内の１本の斜視図である。
細い棒の途中にくぼみ４をつくりバネを取り付けている。

図３は細い棒の束を直接取り付けるプレートの平面図である。
図２に示したくぼみ４のBの位置に、プレートの穴５に取り付ける。
プレートは細い棒と固定することなく、くぼみ４の間を動くことができる
穴５はバネを通さない大きさで、くぼみ４の間だけを動くことができる大きさである。

図４は全ての穴に細い棒をとおしたときの斜視図である
６は図３で示したプレートである。

図３のプレートを図１に示した筒２の内側に固定する。
そうすると細い棒は１つ１つ別々に、図１に示したAの方向からの力に対して
バネによる力を受ける。

図１に示したAの方向から、ねじ頭を押し付けたとき、
細い棒の束１は、ねじ頭の溝の部分を残し、筒２の内側にねじ頭に押され、引っ込む。
図５は、細い棒の束がマイナスのねじ頭を押し付けたとき、
その形に順応したときの先端の斜視図である。
また図６は、そのときのマイナスのねじ７を含む断面図である。

本発明であるドライバー全体の斜視図である。 細い棒の束の内の1本の斜視図である。 細い棒の束１を直接取り付けるプレートの平面図である。 図３のプレートに細い棒の束を取り付けたときの斜視図である 細い棒の束がマイナスのねじ頭を押し付けたとき、 その形に順応したときの先端の斜視図である。 細い棒の束がマイナスのねじ頭を押し付けたとき、 その形に順応したときの先端とマイナスのねじの断面図である。 特殊な形のねじ頭の平面図である。

符号の説明

１ 細い棒の束
２ 筒
３ グリップ
４ くぼみ
５ 穴
６ プレート
７ マイナスねじ

Claims (1)

1. 複数の細い棒を束ね、それぞれ１つ１つの細い棒が先端からの力に対して、別々にバネによって反発する力が働き、別々にスライドすることができる構造を特徴とするドライバー。