JP2009268770A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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邦秋 泉
Masafumi Mineno
雅史 峰野
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Abstract

【課題】自重により落下する演出部材による演出効果を更に向上させることができるパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】遊技盤4の所定位置で昇降動作可能な演出部材12を有するとともに、遊技内容に応じて当該演出部材12を昇降させて演出可能なパチンコ遊技機1において、演出部材12は、上下方向に延びる回転軸Lを中心として回転しつつ自重により落下可能とされるとともに、当該演出部材12の落下時における自重を利用して当該演出部材12に対して回転力を付与させるべく、当該演出部材12に形成された突起20cと嵌合可能であり且つスパイラル状に形成された溝13aが形成され下方に向かって突出形成されたスパイラルシャフト13を具備し、且つ、当該スパイラルシャフト13は、その先端部αが他の部位より細く形成されたものである。
【選択図】図12

Description

本発明は、遊技盤の所定位置で昇降動作可能な演出部材を有するとともに、遊技内容に応じて当該演出部材を昇降させて演出可能なパチンコ遊技機に関するものである。
遊技内容に応じて昇降自在な演出部材を遊技盤に設けられた役物に具備させたパチンコ遊技機が、従来より、例えば特許文献1等にて提案されている。かかる従来のパチンコ遊技機における演出部材は、アームが延設され、そのアームに回転部材が係合して定常状態(上昇端位置)で保持されるとともに、電動モータを駆動させて回転板を回転させ、当該回転板とアームとの係合状態を一時的に解除することにより、その自重によって所定位置まで落下するよう構成されている。
特開2007−7057号公報
しかしながら、上記従来のパチンコ遊技機においては、演出部材がその自重によって落下(所謂、自由落下)することにより従来にない演出効果を奏し得ているものの、単に自由落下するものであるため、演出効果を一層向上させるには不十分なものであった。かかる事情により、本出願人は、自由落下する演出部材による演出効果を更に向上させるべく鋭意検討するに至った。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、自重により落下する演出部材による演出効果を更に向上させることができるパチンコ遊技機を提供することにある。
請求項1記載の発明は、遊技盤の所定位置で昇降動作可能な演出部材を有するとともに、遊技内容に応じて当該演出部材を昇降させて演出可能なパチンコ遊技機において、前記演出部材は、上下方向に延びる回転軸を中心として回転しつつ自重により落下可能とされるとともに、当該演出部材の落下時における自重を利用して当該演出部材に対して回転力を付与させるべく、当該演出部材に形成された突起と嵌合可能であり且つスパイラル状に形成された溝が形成され下方に向かって突出形成されたスパイラルシャフトを具備し、且つ、当該スパイラルシャフトは、その先端部が他の部位より細く形成されたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のパチンコ遊技機において、前記演出部材は、ワイヤの先端に連結されつつ自重で所定位置まで自由落下した後、当該ワイヤで上方へ引っ張られて初期位置とされることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のパチンコ遊技機において、前記スパイラルシャフトには、その内部に長手方向に沿った貫通孔が形成され、当該貫通孔に当該ワイヤが挿通されて成ることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2又は請求項3記載のパチンコ遊技機において、前記ワイヤの先端にはベアリングが形成され、当該ベアリングを介して前記ワイヤと演出部材とが連結されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、演出部材は、上下方向に延びる回転軸を中心として回転しつつ自重により落下(自由落下)可能とされるので、従来の如く単に自由落下するものに加え、回転動作による演出を行わせることができ、自重により落下する演出部材による演出効果を更に向上させることができる。
加えて、演出部材の落下時における自重を利用して当該演出部材に対して回転力を付与させるべく、当該演出部材に形成された突起と嵌合可能であり且つスパイラル状に形成された溝が形成され下方に向かって突出形成されたスパイラルシャフトを具備したので、回転のための別途の駆動源等を不要とすることができるとともに、遊技内容に応じて演出部材が自由落下する際、より確実に回転させることができ、且つ、別途の駆動源を不要としつつ簡単な構成で演出部材の落下時における自重を利用して当該演出部材に対して回転力を付与させることができる。
更に加えて、スパイラルシャフトは、その先端部が他の部位より細く形成されたので、演出部材が、自重で所定位置まで自由落下した後に初期位置まで戻る際、当該スパイラルシャフトの溝に対する演出部材の突起との嵌合を確実且つ良好に行わせることができる。即ち、所定位置まで自由落下した演出部材を初期位置まで戻す際、スパイラルシャフト先端部が細く形成されているため、その細い部位を演出部材が上昇する過程において突起が溝に案内され、演出部材の突起とスパイラルシャフトの溝との嵌合を確実且つ良好に行わせることができるのである。
請求項2の発明によれば、演出部材は、ワイヤの先端に連結されつつ自重で所定位置まで自由落下した後、当該ワイヤで上方へ引っ張られて初期位置とされるので、自重による落下動作及び初期位置までの戻し動作を容易且つ確実に行わせることができる。尚、演出部材は、ワイヤで吊された状態で不規則に振れることとなるので、既存のものにはない演出効果を奏することができる。
請求項3によれば、スパイラルシャフトには、その内部に長手方向に沿った貫通孔が形成され、当該貫通孔に当該ワイヤが挿通されて成るので、演出部材の自重による落下動作及び初期位置までの戻し動作を容易且つ確実に行わせることができる。
請求項4の発明によれば、ワイヤの先端にはベアリングが形成され、当該ベアリングを介してワイヤと演出部材とが連結されたので、演出部材とワイヤとの間の相対的な回転(回転軸を中心とした回転)が許容され、演出部材に伴ってワイヤが回転し、捩れたりしてしまうのを回避することができる。従って、ベアリングを介在させることにより、演出部材の昇降動作をより確実且つスムーズに行わせることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るパチンコ遊技機は、遊技盤の所定位置で昇降動作可能な演出部材を有するとともに、遊技内容に応じて当該演出部材を昇降させて演出可能なものであり、図1に示すように、ガラス板2が取り付けられた前面枠3を有しており、かかるガラス板2を介して遊技者が遊技盤4を目視し得るように構成されている。
この遊技盤4には、種々役物や複数の釘或いは風車等が形成されているとともに、始動口7及び大入賞口8がそれぞれ形成されている。更に、遊技盤4の略中央には、役物5が固定されるとともに、当該役物5内部には、液晶表示装置等から成る図柄表示手段6が配設されている。かかる図柄表示手段6は、その画面に所定の図柄や背景等を表示し得るようになっている。
そして、始動口7に遊技球が入賞することにより始動条件が成立したときに図柄表示手段6の図柄を変動表示させ、複数の図柄が揃って停止表示されることにより「大当たり」状態として大入賞口8を所定時間及びタイミングで開口させて多数の遊技球を獲得できるよう構成されている。また、パチンコ遊技機1の下方右隅部(下皿10と隣接した位置)にはハンドル11が配設されており、遊技者が該ハンドル11を把持しつつ回動操作することにより、上皿9内の遊技球を遊技盤4へ打ち出すよう構成されている。
更に、パチンコ遊技機1には、遊技内容に応じて点灯又は点滅させ得るLED(不図示)等が配設されるとともに、遊技内容に応じて音声や効果音等を出力可能なスピーカ(不図示)等が配設されている。これにより、遊技者の視覚や聴覚に及ぼす効果を十分に向上させ、演出効果を高めることができるようになっている。尚、遊技内容に応じてハンドル11が振動等して演出効果を更に高めるよう構成してもよい。
役物5は、遊技盤4の略中央に固定されたものであり、図2〜4に示すように、その中央には、図柄表示手段6の画面を遊技者側に臨ませる開口5aが形成されている。かかる開口5aの上縁面には、昇降動作可能な演出部材12が取り付けられており、遊技内容に応じて当該演出部材12が昇降することにより演出可能とされている。具体的には、演出部材12には、図10に示すように、その内部空間に一対の突起20cがそれぞれ内側に向かって形成されているとともに、役物5の開口5aの上縁面からは、下方に向かって直線状に突出したスパイラルシャフト13(回転力付与手段)が形成されている。
このスパイラルシャフト13は、上端に固定フランジ14が一体形成されており、当該固定フランジ14が役物5の上縁面に固定されたものであり、その側面には演出部材12の突起20cと嵌合可能であり且つスパイラル状に形成された溝13aが形成されている。そして、かかる溝13aに当該突起20cが係止することにより、演出部材12が所定位置(即ち、役物5の開口5a内の位置)に保持されるようになっている。
一方、演出部材12は、図5で示すように、円筒状に形成された円筒部材20と、該円筒部材20の下端開口から挿通されて取り付けられる飾り受21と、該飾り受21内部に挿通されて固定されるベアリングカラー22と、円筒部材20の下端に取り付けられて所定重量を有するバランスウェイト23とから構成されており、円筒部材20の側面には、側方に向かって拡がる如く羽根部20a、20bが形成されている。このうちバランスウェイト23は、演出部材12全体の錘として機能するものである。尚、既述した一対の突起20cは、円筒部材20の内部空間における上端側内壁面からそれぞれ内側に向かって突出形成されている。
然るに、スパイラルシャフト13には、その内部に長手方向に沿った貫通孔13bが設けられており、その貫通孔13bにワイヤW(ステンレスワイヤ)が挿通されている。かかるワイヤWの先端には、ボールベアリング24が固定されており、該ボールベアリング24がベアリングカラー22を介して飾り受21及び円筒部材20に取り付けられている。而して、ボールベアリング24を介して演出部材12とワイヤWとが連結されることとなり、当該演出部材12とワイヤWとの間の相対的な回転(回転軸Lを中心とした回転)が許容されるようになっている。
ボールベアリング22は、図13に示すように、ワイヤW先端に係止される固定側部位24aと、複数のスチールボール(不図示)を介して当該固定側部位24aと相対的回転が可能とされた可動側部位24bとから主に構成されており、可動側部位24bの上端片部には、テーパ状に形成された傾斜面24baが形成されている。一方、演出部材12内に形成されるベアリングカラー22は、同図に示すように、ボールベアリング24の形状に合致した取付穴22aを有している。
かかる取付穴22aは、ボールベアリング22を下方から挿通し得るとともに、可動側部位24bの傾斜面24baと合致し得る傾斜面22aaが形成されており、当該取付穴22aにボールベアリング22を挿通して取り付けることにより、傾斜面24baと傾斜面22aaとが合致して抜け止めされ、演出部材12とワイヤWとがボールベアリング22を介して連結されるようになっている。これにより、演出部材12が回転軸Lを中心に回転するのに伴って、可動側部位24bは回転するものの、固定側部位24aは回転しないので、ワイヤWが捩れてしまうのを回避することができる。
尚、役物5の上端側におけるスパイラルシャフト13を臨ませた両側位置には、図5に示すように、発光ダイオード(LED)D1、D2が形成された基板18、19が配設されている。かかる発光ダイオード(LED)D1、D2が点灯又は点滅することにより、スパイラルシャフト13の上端(初期位置)にある演出部材12を照らすことができる。
役物5におけるスパイラルシャフト13の固定位置より上方には、図6、7に示すように、アイドラプーリR1が形成されているとともに、その近傍にステッピングモータMの出力軸と連結されて回転駆動可能な巻き取りプーリR2が併設されている。尚、図中符号Bは、モータブラケットを示している。ワイヤWは、初期状態(演出部材12がスパイラルシャフト13の上端で保持された状態)において、アイドラプーリR1を介して巻き取りプーリR2に巻き取られた状態とされている。即ち、初期状態においては、演出部材12がワイヤWの張力にて所定位置に保持されるようになっているのである。
その状態から、遊技内容に応じてステッピングモータMを駆動してワイヤWが繰り出す方向に巻き取りプーリP2を回転させると、演出部材12がその自重によって下方に落下(自由落下)することとなる。然るに、上述したように、突起20cはスパイラルシャフト13の溝13aと嵌合しているので、当該突起20cが溝13aに沿って摺動し、故に、演出部材12が回転軸Lを中心として回転しつつ自重により落下することとなる。
これにより、スパイラルシャフト13(回転力付与手段)は、そのスパイラル状の溝13aにより、演出部材12の落下時における自重を利用して当該演出部材12に対して回転力を付与させることができるのである。また、ボールベアリング24により、演出部材12とワイヤWとの間の相対的な回転が許容されているので、演出部材12に伴ってワイヤWが回転し、捩れたりしてしまうのを回避することができる。
而して、演出部材12がスパイラルシャフト13の下端に達した後、図7、9、11に示すように、その先端から更に落下する際も、慣性により回転する状態は維持されるのであるが、繰り出されたワイヤWの寸法分だけ落下すると下端に達し、当該ワイヤWの張力にて再び保持されるので、それ以上の落下はなされない。
更に、演出部材12は、下端に達した状態においても、慣性により暫く回転がなされることとなるとともに、ワイヤで吊された状態で左右方向に不規則に振れることとなるので、既存のものにはない演出効果を奏することができる。即ち、演出部材12は、ワイヤWの先端に連結されつつ自重で所定位置まで自由落下した後、当該ワイヤWで上方へ引っ張られて初期位置とされるので、自重による落下動作及び初期位置までの戻し動作を容易に行わせることができるとともに、ワイヤWで吊された状態で振り子の如く左右に振れ、その振れが不規則となるので、既存のものにはない演出効果を奏することができる。
また、本実施形態に係る演出部材12によれば、演出部材12が役物5の開口5aにおける上縁面から下方に自由落下するので、図柄表示手段6の手前側で動作(昇降動作)することとなる。かかる図柄表示手段6は、既述したように、遊技内容に応じて図柄を変動表示又は停止表示可能とされているため、遊技者の注目度をより向上させることができ、自重により落下する演出部材12による演出効果を更に一層向上させることができる。
特に、本実施形態においては、ワイヤWで吊された状態の演出部材12が図柄表示手段6の手前側で不規則に振れることとなるので、遊技者の注目度を更に向上させることができる。また、本実施形態に係るワイヤWは、ステンレスワイヤから成るので、滑らかに屈曲可能であり、ワイヤWで吊された状態の演出部材12を不規則且つ自然に振れさせることができ、既存のものにはない演出効果を更に奏することができる。
以上により、演出部材12が回転しつつ自由落下した後、当該演出部材12を元の位置(初期位置)に戻すには、ステッピングモータMを駆動してワイヤWが巻き取られる方向に巻き取りプーリP2を回転させる。然るに、演出部材12は、ワイヤWにより上方へ引っ張られ、スパイラルシャフト13の下端に至り、突起20cが当該スパイラルシャフト13の溝13aと再び嵌合した後、落下時とは逆方向に回転しつつ溝13aに沿って上昇することとなる。而して、演出部材12は、ワイヤWの先端に連結されつつ自重で所定位置まで自由落下した後、当該ワイヤWで上方へ引っ張られて初期位置とされることとなる。
ここで、本実施形態においては、演出部材12の落下時における自重を利用して当該演出部材12に対して回転力を付与させるためのスパイラルシャフト13は、その先端部(下端)が他の部位より細く形成されている。具体的には、図12に示すように、スパイラルシャフト13の先端部αにおいては、その中心からネジ山(溝13aを形成するネジ山)までの寸法t2は、その他の部位におけるねじ山までの寸法t1より小さく設定されることにより、全体として当該先端部αが他の部位より小径となって細く形成されている。
言い換えるならば、スパイラルシャフト13の先端部αにおいては、溝13aを構成するねじ山の高さが下方に向かって連続的に低く(即ち、ネジ径が小さく)なっており、故に全体として当該先端部αが他の部位より細く形成されることとなっているのである。かかる構成により、演出部材12が自重で所定位置まで自由落下した後に初期位置まで戻る際、スパイラルシャフト13の溝13aに対する演出部材12の突起20cとの嵌合を確実且つ良好に行わせることができる。即ち、所定位置まで自由落下した演出部材12を初期位置まで戻す際、スパイラルシャフト13先端部αが細く形成されているため、その細い部位を演出部材12が上昇する過程において突起20cが溝13aに案内され、演出部材12の突起20aとスパイラルシャフト13の溝13aとの嵌合を確実且つ良好に行わせることができるのである。
一方、固定フランジ14には、図5に示すように、貫通孔14aが形成されており、該貫通孔14aにセンサ取付ブラケット16に保持されたセンサドグ15が挿通されるようになっている。かかるセンサドグ15は、側方へ突出した腕部15aを有しており、演出部材12が初期位置より下方にあるとき、図7に示すように、自重で下方へ下がった状態とされて腕部15aが固定フランジ14に当接した状態となっている。
そして、演出部材12が上端(初期位置)に達すると、図6に示すように、センサドグ15は当該演出部材12により上方へ押し上げられるよう構成されている。当該センサドグ15の近傍には、当該センサドグ15が上方へ押し上げられたときの腕部15aを検知可能なフォトセンサ17が配設されている。而して、腕部15aの有無を検知することにより演出部材12が上端に達したか否かを検知することができ、その時点でステッピングモータMを停止させることができる。
上記実施形態によれば、演出部材12は、上下方向に延びる回転軸Lを中心として回転しつつ自重により落下(自由落下)するので、従来の如く単に自由落下するものに加え、回転動作による演出を行わせることができ、自重により落下する演出部材12による演出効果を更に向上させることができる。演出部材12の落下は、遊技内容に応じて所定タイミングにて行われることとなる。
加えて、演出部材12の落下時における自重を利用して当該演出部材12に対して回転力を付与させる回転力付与手段としてのスパイラルシャフト13を具備したので、回転のための別途の駆動源等を不要とすることができるとともに、遊技内容に応じて演出部材12が自由落下する際、より確実に回転させることができる。
また、回転力付与手段が上述の如く、演出部材12に形成された突起20cと嵌合可能であり且つスパイラル状に形成された溝13aが形成され、下方に向かって突出形成されたスパイラルシャフト13から成るので、別途の駆動源を不要としつつ簡単な構成で演出部材の落下時における自重を利用して当該演出部材に対して回転力を付与させることができる。
更に、演出部材12は、ワイヤWの先端に連結されつつ自重で所定位置まで自由落下した後、当該ワイヤWで上方へ引っ張られて初期位置とされるので、自重による落下動作及び初期位置までの戻し動作を容易に行わせることができるとともに、ワイヤで吊された状態で不規則に振れることとなるので、既存のものにはない演出効果を奏することができる。
それに加えて、スパイラルシャフト13には、その内部に長手方向に沿った貫通孔13bが形成され、当該貫通孔13bに当該ワイヤWが挿通されて成るので、自重による落下動作及び初期位置までの戻し動作を容易且つ確実に行わせることができる。更に加えて、ワイヤWの先端にはボールベアリング24が形成され、当該ベアリング24を介してワイヤWと演出部材12とが連結されたので、演出部材12とワイヤWとの間の相対的な回転(回転軸Lを中心とした回転)が許容され、演出部材12に伴ってワイヤWが回転し、捩れたりしてしまうのを回避することができる。従って、ボールベアリング24を介在させることにより、演出部材12の昇降動作をより確実且つスムーズに行わせることができる。
また、演出部材12は、ボールベアリング24の形状に合致した取付穴22aを有したベアリングカラー22を有し、当該取付穴22aにボールベアリング24を挿通して取り付けることにより、当該演出部材12とワイヤWとがボールベアリング24を介して連結されるので、演出部材12やベアリング24の形状を種々変更する場合においても、ベアリングカラー22のみを変更させれば対応可能とされる。
ボールベアリング24に代えて他の形態のベアリング(ニードルベアリング等)としてもよいが、本実施形態の如くボールベアリング24から成るよう構成すれば、他の形態のベアリングに比べ、演出部材12とワイヤWとの間の相対的な回転(回転軸Lを中心とした回転)をより確実に許容させることができる。
更に本実施形態によれば、ワイヤWの繰出し及び巻取りが可能なステッピングモータM(駆動手段)を具備し、遊技内容に応じたタイミングで当該ステッピングモータMが駆動可能とされたので、演出部材12の自重による落下動作及び初期位置までの戻し動作を確実且つ容易に行わせることができる。また、ワイヤWの繰出し及び巻取りが可能な駆動手段が、ステッピングモータMから成るので、演出部材12の自重による落下動作及び初期位置までの戻し動作を的確なタイミングで精度よく行わせることができる
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば演出部材12を遊技盤4における役物5とは異なる位置に形成させ、その位置で上下方向に延びる回転軸を中心として回転しつつ自重により落下するよう構成されたものであってもよい。更に、演出部材12の外観形状、形態等は如何なるものであってもよく、ワイヤWと接続されたものの他、演出部材12が上下方向に延びる回転軸を中心として回転しつつ自重により落下する他の構成のものであってもよい。尚、ステッピングモータMに代えて他の汎用的な駆動源としてもよい。
上下方向に延びる回転軸を中心として回転しつつ自重により落下可能とされた演出部材を具備するとともに、当該演出部材の落下時における自重を利用して当該演出部材に対して回転力を付与させるべく、当該演出部材に形成された突起と嵌合可能であり且つスパイラル状に形成された溝が形成され下方に向かって突出形成されたスパイラルシャフトを具備し、且つ、当該スパイラルシャフトは、その先端部が他の部位より細く形成されたパチンコ遊技機であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたものにも適用することができる。
本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機を示す正面図 同パチンコ遊技機における役物を示す正面図 同パチンコ遊技機における役物を正面側から見た状態を示す斜視図 同パチンコ遊技機における役物を背面側から見た状態を示す斜視図 同パチンコ遊技機における役物及びその構成部品を示す分解斜視図 同パチンコ遊技機における演出部材が上端(初期位置)にある状態を示す斜視図 同パチンコ遊技機における演出部材が落下した状態を示す斜視図 同パチンコ遊技機における演出部材が上端(初期位置)にある状態を示す正面図 同パチンコ遊技機における演出部材が落下した状態を示す正面図 図8におけるX−X線断面図 図9におけるXI−XI線断面図 同パチンコ遊技機のスパイラルシャフトにおける先端側寸法を示す模式図 同パチンコ遊技機におけるボールベアリング及びベアリングカラーを示す模式図
符号の説明
1 パチンコ遊技機
2 ガラス板
3 前面枠
4 遊技盤
5 役物
6 図柄表示手段
7 始動口
8 大入賞口
9 上皿
10 下皿
11 ハンドル
12 演出部材
13 スパイラルシャフト
14 固定フランジ
15 センサドグ
16 センサ取付ブラケット
17 フォトセンサ
18 基板
19 基板
20 円筒部材
20a、20b 羽根部
21 飾り受
22 ベアリングカラー
22a 取付穴
23 バランスウェイト
24 ボールベアリング(ベアリング)
M ステッピングモータ
L 回転軸
R1 アイドラプーリ
R2 巻き取りプーリ
W ワイヤ
α (スパイラルシャフトの)先端部

Claims (4)

  1. 遊技盤の所定位置で昇降動作可能な演出部材を有するとともに、遊技内容に応じて当該演出部材を昇降させて演出可能なパチンコ遊技機において、
    前記演出部材は、上下方向に延びる回転軸を中心として回転しつつ自重により落下可能とされるとともに、当該演出部材の落下時における自重を利用して当該演出部材に対して回転力を付与させるべく、当該演出部材に形成された突起と嵌合可能であり且つスパイラル状に形成された溝が形成され下方に向かって突出形成されたスパイラルシャフトを具備し、且つ、当該スパイラルシャフトは、その先端部が他の部位より細く形成されたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記演出部材は、ワイヤの先端に連結されつつ自重で所定位置まで自由落下した後、当該ワイヤで上方へ引っ張られて初期位置とされることを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記スパイラルシャフトには、その内部に長手方向に沿った貫通孔が形成され、当該貫通孔に当該ワイヤが挿通されて成ることを特徴とする請求項2記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記ワイヤの先端にはベアリングが形成され、当該ベアリングを介して前記ワイヤと演出部材とが連結されたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載のパチンコ遊技機。
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