JP2009267748A - 情報端末および端末操作方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 現在表示されている処理状態を簡易な操作でそのまま登録し、同様に簡易な操作でその処理状態を再現することを可能とする。
【解決手段】
本発明の情報端末としてのPHS200は、ユーザの登録入力を受け付ける登録入力部208aと、登録入力に応じて、当該登録入力がなされる直前の処理状態を再現可能な再現データを生成する再現データ生成部220と、再現データを記憶する端末記憶部204と、ユーザの実行入力を受け付ける実行入力部208bと、実行入力に応じて、再現データに基づき処理状態を再現する端末再現部222と、を備えることを特徴としている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、他の情報端末と通信を行う情報端末および端末操作方法に関する。
昨今、PHS(Personal Handy phone System)、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)など、様々な情報端末が提供されている。これらの情報端末は表示インターフェースとして液晶などの表示部を備えると共に、入力インターフェースとして複数のスイッチ(キー)やタッチパネルを備え、使用者が外出先で簡便に情報を参照、入力しうるように構成されている。
特に近年、技術の進歩により情報端末は高機能化の一途をたどり、例えば電話帳などのリストを参照するに留まらず、メールやウェブブラウザ、ゲームなどの様々なアプリケーションが実行可能となってきている。
しかしながら、上述したようなアプリケーションを実行するためには、複雑かつ多様化した操作入力を行わなければならないことも多く、ユーザがこれらの操作入力を全て覚えるのは困難であった。またユーザが仕様を記憶しなくても操作できるように、メニューを用いてカテゴリに分類するなどの工夫がなされているが、そのために目的の状態に到達するための入力数が増えてしまい、操作に慣れたとしても入力数の削減を図ることができないというジレンマがある。
そこで、特定の相手への発呼、電池残量の確認操作、情報端末の音量設定等の所定の操作をマクロとして予め記憶させておき、当該マクロを実行することで簡易に所定の操作を実行する技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
また、ユーザが行った一連の操作入力(キー操作)をマクロとして記憶しておき、マクロに関連付けられた音声が入力されれば、当該マクロを実行する技術も開示されている(例えば、特許文献2)。かかる技術では、キーワードを含んだ音声が入力されれば、使用者の登録したマクロを実行させることが可能になるため、簡単な操作で多様な処理を実行させることができる。
特開平8−293908号公報 特開2006−33229号公報
しかし、上述した特許文献1に記載されたような技術では、情報端末の単純な操作に関しては考慮されているが、上述した様々なアプリケーションを実行するための複雑な操作入力に関して考慮されていない。したがって、複数の操作入力を伴うアプリケーションを実行するためには、依然として煩雑な操作を行わなければならない。
上述した特許文献2に記載されたような技術では、複雑な操作入力についても考慮されてはいるものの、操作入力を登録する際には予め登録開始動作を行わなければならず、ユーザが操作入力をした後に不意に登録を行いたいと思っても当該登録機能は使えず、再度、最初から操作入力(キー操作)を行う必要があった。また、上記の操作入力登録処理では一連の操作入力がすべて登録されるので、誤入力を含む様々な操作入力の登録によりメモリ容量を無駄に消費していた。
本発明は従来の情報端末に関する上記問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、現在表示されている処理状態を簡易な操作でそのまま登録し、同様に簡易な操作でその処理状態を再現することが可能となり、使い勝手を向上することができる、情報端末および端末操作方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明にかかる情報端末の代表的な構成は、ユーザの登録入力を受け付ける登録入力部と、登録入力に応じて、当該登録入力がなされる直前の処理状態を再現可能な再現データを生成する再現データ生成部と、再現データを記憶する端末記憶部と、ユーザの実行入力を受け付ける実行入力部と、実行入力に応じて、再現データに基づき処理状態を再現する端末再現部と、を備えることを特徴とする。
かかる構成により、再現データ生成部がユーザによる登録入力がなされる直前の処理状態を再現可能な再現データを生成し、端末記憶部がその再現データを記憶し、さらに端末再現部が、登録された処理状態を再現(再度実行)することができる。したがって、ユーザが所望する処理状態のみを再現データとして記憶させることができ、一度行った任意の時点の処理状態を、簡単かつ確実に再現することが可能となる。
すなわち、従来のようにキー操作などの履歴を記憶するものではなく、登録入力をした時点におけるアプリケーションの処理状態(動作状態)を再現する。換言すれば、ある瞬間におけるアプリケーションの動作画面を、入力したテキストなどを含めて再現するものである。これにより、処理の定型化を図るにあたり、登録処理の開始時を指定する必要がなく、また登録するデータの削減を図ることができる。
上記再現データは、処理状態を形成するアプリケーションを示すアプリケーション識別子と、処理状態のフォームを特定するフォーム識別子と、当該フォームの詳細な属性を表すプロパティと、当該処理状態における登録入力がなされる直前の入力情報とを含んでもよい。
当該処理状態を形成するアプリケーションを示すアプリケーション識別子によりアプリケーションが特定され、処理状態のフォームを特定するフォーム識別子によりアプリケーションにおいてどのフォームが立ち上がっていたかが特定され、当該フォームの詳細な属性を表すプロパティによりフォームにおいて表示される画面が一意に特定され、当該処理状態における登録入力がなされる直前の入力情報によりその時点の入力状態も特定される。したがって、容易かつ確実に、ユーザによる登録入力がなされる直前の処理状態を再現することがきる。
上記情報端末は、ユーザ入力に応じて端末記憶部に記憶された再現データを編集する編集部をさらに備えてもよい。
これにより、過去に行った再現データの中でユーザが所望する再現データを部分的に編集したり、再現データごと編集したりして、新たな再現データを作成することができる。こうして、入力情報が過去の処理状態と部分的にのみ相異する処理状態等、所望する様々な処理状態を再現することが可能となる。
上記ユーザ入力に応じて登録入力部もしくは実行入力部のいずれか一方または両方を、当該情報端末の操作部を構成する任意の操作キーに割り当てる操作キー割当部をさらに備えてもよい。
これにより、ユーザが個々に所望するボタンに登録入力部もしくは実行入力部を割り当てることが可能となり、ユーザ毎の使い勝手が向上する。
上記課題を解決するために、本発明にかかる端末操作方法の代表的な構成は、情報端末を操作する端末操作方法であって、ユーザの登録入力を受け付け、登録入力に応じて、当該登録入力がなされる直前の処理状態を再現可能な再現データを生成し、再現データを記憶し、ユーザの実行入力を受け付け、実行入力に応じて、再現データに基づき処理状態を再現することを特徴とする。
上述した情報端末の技術的思想に基づく構成要素やその説明は、当該端末操作方法にも適用可能である。
以上説明したように本発明の情報端末によれば、現在表示されている処理状態を簡易な操作でそのまま登録し、同様に簡易な操作でその処理状態を再現することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
以下の実施形態では、過去に実行した複雑な操作入力を必要とするアプリケーションを簡単な操作で再度実行することが可能な情報端末および端末操作方法を説明する。ここでは、理解を容易にするため、通信システム全体の構成を説明し、その後、個々の構成要素について詳述する。
(通信システム100)
図1は、通信システム100を説明するためのシステム図である。かかる通信システム100は、情報端末としてのPHS200と、基地局110と、ISDN(Integrated Services Digital Network)回線、インターネット、専用回線等で構成される複数の通信網120と、センターサーバ130と、それらを接続する無線経路および有線経路とを含んで構成される。ここでは、情報端末としてPHSを挙げているが、かかる場合に限られず、携帯電話、パーソナルコンピュータ、PDA、デジタルカメラ、音楽プレイヤー、カーナビゲーション、ポータブルテレビ、ゲーム機器、DVDプレイヤー、リモートコントローラ等通信機能を有する様々な電子機器を用いることもできる。
図1に示すように、通信システム100では、PHS200のユーザがPHS200を利用して、センターサーバ130上のアプリケーション例えばウェブブラウザによるホームページ閲覧を実行しようと試みた場合、ユーザによるPHS200の操作に応じて、PHS200は通信可能領域にある基地局110と通信が確立され、基地局110は、通信網120を介してセンターサーバ130との接続を要求する。
そして、センターサーバ130への接続が確立されると、PHS200の端末制御部がセンターサーバ130から閲覧情報をダウンロードし、PHS200を構成する端末表示部に表示される。
以下、通信システム100におけるPHS200の構成を説明する。ここでは、PHS200が基地局110を介してセンターサーバ130と通信する形態を説明しているが、かかる場合に限られず、他の無線手段や有線通信等による様々な通信機器同士の通信に適用可能である。
(PHS200)
図2は、本実施形態にかかるPHS200の概略的な機能を示した機能ブロック図であり、図3は、PHS200の外観斜視図である。かかるPHS200は、端末制御部202、端末記憶部204と、端末表示部206と、操作部208と、端末通信部210と、音声入力部212と、音声出力部214と、を含んで構成される。
端末制御部202は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路によりPHS200全体を管理および制御する。端末制御部202は、端末記憶部204のプログラムを用いて、ウェブ閲覧機能、通話機能、メール送受信機能、撮像機能、音楽再生機能、TV視聴機能も実行する。
端末記憶部204は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等で構成され、端末制御部202で処理されるプログラムや音声データ等を記憶する。
端末表示部206は、液晶ディスプレイ、EL(Electro Luminescence)、PDP(Plasma Display Panel)等で構成され、端末記憶部204に記憶された、または通信網120を介してセンターサーバ130から提供される、WebブラウザやアプリケーションのGUI(Graphical User Interface)を表示することができる。
操作部208は、キーボード、十字キー、ジョイスティック等の操作キーから構成され、ユーザの操作入力を受け付ける。本実施形態において操作部208は、ユーザの登録入力を受け付ける登録入力部208aとユーザの実行入力を受け付ける実行入力部208bを含んで構成されている。
端末通信部210は、本実施形態において通信網120における基地局110との無線通信を行う。かかる無線通信としては、基地局110内でフレームを時分割した複数のタイムスロットをそれぞれPHS200のチャネルに割り当てて通信を行う時分割多元接続(TDMA:Time Division Multiplex Access)等が採用されている。
音声入力部212は、マイク等の音声認識手段で構成され、通話時に入力されたユーザの音声をPHS200内で処理可能な電気信号に変換する。
音声出力部214は、スピーカで構成され、PHS200で受信した通話相手の音声信号を音声に変えて出力する。また、着信音や、操作部208の操作音、アラーム音等も出力できる。
また本実施形態において、端末制御部202は、再現データ生成部220、端末再現部222、編集部224、操作キー割当部226としても機能する。
再現データ生成部220は、ユーザによる登録入力部208aを介した登録入力(例えば、後述する操作部を構成する操作キーの押下)に応じて、当該登録入力がなされる直前の処理状態を再現可能な再現データを生成する。本実施形態において、再現データは、処理状態を形成するアプリケーションを示すアプリケーション識別子と、処理状態のフォームを特定するフォーム識別子と、フォームの詳細な属性を表すプロパティと、処理状態における登録入力がなされる直前の入力情報とを含んで構成される。かかる構成により、容易かつ確実に、ユーザによる登録入力がなされる直前の処理状態を再現することがきる。
本実施形態においてフォームは、端末表示部206に表示される画面に1対1に対応しており、1のフォームが実行される場合、1の画面が表示される。
図4は、再現データを説明するための説明図であり、図4中左側は、当該登録入力がなされる直前の処理状態における端末表示部206を示し、図4中右側は、当該直前の処理状態を再現可能な再現データのイメージを示す。
図4に示すように、例えば直前の処理状態が電子メールの作成であった場合、再現データは、アプリケーション識別子と、フォーム識別子と、言語モード、文字サイズ、入力モードを含むプロパティと、宛先、件名、本文を含む入力情報とを含んで構成される。
本実施形態において、言語モードは「日本語」および「英語」を、文字サイズは「大」、「中」および「小」を、入力モードは「漢字」、「全角カナ」、「半角カナ」、「全角英数」、「半角英数」、「記号」および「絵文字」を、それぞれ含んで構成され、それぞれを選択することができるが、これに限定されず、たとえば言語モードとして「中国語」「韓国語」「スペイン語」等を含んでもよい。
図4(a)に示す処理状態においては、プロパティは、言語モードが「日本語」、文字サイズが「中」、入力モードが「ひらがな」となり、当該フォーム(または動作画面)の詳細な属性を表している。また宛先、件名、本文すべてが未入力であるため、入力情報としての宛先、件名、本文は空白(空フィールド)となる。
この際、プロパティを、言語モード/文字サイズ/入力モードとした場合、図4(a)に示す処理状態においては「日本語/中/ひらがな」となり、「英語/小/半角英数」や「日本語/中/半角英数」等となる場合もある。
なお、本実施形態において入力情報は、宛先、件名、本文のテキスト情報を含んでいるが、ユーザの操作入力に応じたカーソルの位置や、GUIにおける所定の選択ボタンを選択したか否か等の情報を含んでもよい。
また図4(b)に示す処理状態においては、再現データは、宛先として「Aさん」、件名として「連絡」、本文として「XX日のXX時にXXXに集合です」の入力情報を含む。したがって、図4(b)の処理状態でユーザが登録入力を行った場合、実行入力によって再現される画面は、図4(b)中左側のような既にテキスト情報が入力された画面となる。
さらに、図4(b)の状態からさらに、ユーザの操作入力に応じて本文に絵文字の入力が有る場合、図4(c)に示す処理状態においては、プロパティは、言語モードが「日本語」、文字サイズが「中」、入力モードが「絵文字」となり、再現データは、宛先として「Aさん」、件名として「連絡」、本文として「XX日のXX時にXXXに集合です」の入力情報および「絵文字一覧」を含む。したがって、図4(c)の処理状態でユーザが登録入力を行った場合、実行入力によって再現される画面は、図4(c)中左側のような既にテキスト情報が入力され、絵文字一覧が表示された画面となる。
なお本実施形態おいて、処理状態とはフォームをプロパティで加工し入力情報を入力した画面の状態を示し、処理状態のフォームを特定するフォーム識別子は状態遷移の遷移番号を採用することができる。ただし、フォーム識別子はかかる遷移番号に限定されず任意とすることができる。
また登録入力がなされる直前の処理状態が、1または複数段階のフォームを経なければ成立しない場合、再現データ生成部220は、登録入力がなされる前から予め当該処理状態の成立に必須となるフォームを保持する。そして、再現データ生成部220は、当該保持した必須となるフォームを含めて再現データを生成し、後述する端末再現部222はこの必須となるフォームを実行した上で処理状態を再現することなる。
また、本実施形態において、再現データには当該登録入力がなされる直前の、電池残量、時刻、受信電界強度等を含まないが、再現データにこれらの情報が関連する場合等には再現データに含ませるとよい。
例えば、当該登録入力がなされる直前の入力情報としての本文が「今、10:10なので、あと15分後に」である場合であって、「10:10」という時刻情報をPHS200本体から取得している場合には、PHS200本体から時刻情報を取得している旨を再現データに含ませる。そして、後述する端末再現部222が再現する際のPHS200が保持する時刻情報が「12:24」である場合、端末再現部222は、処理状態を再現し、端末表示部206には当該登録入力がなされる直前の処理状態として「今、12:24なので、あと15分後に」が表示され、当該処理状態を再現することとなる。
再現データ生成部220によって生成された再現データは端末記憶部204に記憶される。本実施形態において再現データは、実行入力部208bに関連付けられて記憶されている。
端末再現部222は、ユーザによる操作部208の実行入力部208bの押下等による実行入力に応じて、端末記憶部204に記憶された再現データを再現する。また、処理状態を形成する当該アプリケーションの起動に初期設定が必要な場合、端末再現部222は、その初期設定も合わせて実行する。
編集部224は、ユーザ入力に応じて端末記憶部204に記憶された再現データを編集し新たな再現データを作成する。
図5は、編集部224の動作を説明するための説明図である。例えば、ユーザ入力を受け付けると、編集部224が、端末表示部206に再現データの編集を行う初期画面を表示し、初期画面中には、再現データが再現する処理状態が表示される(図5(a)参照)。
次に、ユーザ入力に応じて、編集箇所(例えば、本文)が選択されると、編集部224は、編集箇所を端末表示部206に表示する(図5(b)参照)。
さらに、ユーザ入力に応じて、編集箇所(例えば、日時)が編集され(図5(c)参照)、編集内容が確認されると、(図5(c)参照)、編集部224は新たな再現データを生成し、編集完了の旨を端末表示部206に表示する(図5(d)参照)。
これにより、過去に行った再現データの中でユーザが所望する処理状態を部分的に編集したり、処理状態ごと編集したりして、新たな再現データを作成することができる。こうして、新たに作成した再現データを実行することが可能となるので、使い勝手が向上する。
なお、本実施形態では、編集部224は、ユーザ入力に応じて端末記憶部204に記憶された再現データを編集し別途新たな再現データを作成するが、これに限定されず、端末記憶部204に記憶された再現データを編集し上書き(更新)することもできる。
操作キー割当部226は、ユーザ入力に応じて登録入力部208aもしくは実行入力部208bのいずれか一方または両方を、操作部208を構成する任意の操作キーに割り当てる。
図6は、操作キー割当部226の動作を説明するための説明図である。例えば、ユーザ入力を受け付けると、操作キー割当部226が、端末表示部206に操作キーの割り当てを変更する初期画面を表示し、初期画面中には、現在実行入力部208bとして操作キー208cが割り当てられている旨(例えば、「#」キー)が表示される(図6(a)参照)。
次に、ユーザ入力に応じて、変更先となる(ユーザが所望する)操作キー208d(例えば、「*」キー)が選択されると、操作キー割当部226は、実行入力部208bとして割り当てられる候補としてその旨を端末表示部206に表示する(図6(b)参照)。
さらに、ユーザ入力に応じて、変更する旨が選択されると、操作キー割当部226は、操作キー208dを実行入力部208bとして割り当て、割り当て完了の旨を端末表示部206に表示する(図6(c)参照)。
本実施形態において、操作キー割当部226は、登録入力部208aもしくは実行入力部208bを、操作部208を構成する任意の操作キーに割り当てているが、割り当ておよびユーザによる入力状態(例えば短押、長押)を変更してもよい。
これにより、ユーザが個々に所望するボタンに登録入力部208aもしくは実行入力部208bを割り当てることが可能となり、ユーザ毎の使い勝手が向上する。
(端末操作方法)
続いて、上述したPHS200を用いた端末操作方法を説明する。図7は、PHS200を用いた端末操作方法の流れを示したフローチャートである。
まず、ユーザによる登録入力部208aを介した登録入力を受け付けると(S300:登録受付ステップ)、再現データ生成部220が、当該登録入力がなされる直前の処理状態を再現可能な再現データを生成する(S302:再現データ生成ステップ)。再現データ生成ステップS302において生成された再現データは端末記憶部204に記憶される(S304:記憶ステップ)。
そして、ユーザによる実行入力部208bを介した実行入力を検知すると(S306:実行入力判定ステップ)、その実行入力に応じて再現データに基づき処理状態を再現する(S308:再現ステップ)。
続いて、本実施形態にかかる端末操作方法の例として直前の処理状態が電子メールの作成である場合を説明する。図8は、本実施形態にかかる端末操作方法の例として直前の処理状態が電子メールの作成である場合を説明するための説明図であり、端末表示部の状態遷移を示す。
まず、ユーザの操作部208等の押下による操作入力に応じて待受画面(図8(a))から電子メール作成画面が表示される(図8(b))。ユーザの操作部208等の押下による操作入力に応じて宛先として「Aさん」が選択され(図8(c))、続いて件名として「連絡」が入力され(図8(d))、本文として「XX日のXX時にXXXに集合です」が入力され、(図8(e))さらに絵文字が入力される場合、絵文字一覧が表示される(図8(f))。
ここで、ユーザによる登録入力部208aを介した登録入力を受け付けると(登録受付ステップS300)、端末表示部206に登録を受け付けた旨が表示される(図8(g))。この際、再現データ生成部220が、当該登録入力がなされる直前の処理状態を再現可能な再現データを生成し(再現データ生成ステップS302)、生成された再現データは端末記憶部204に記憶される(記憶ステップS304)。その後、端末表示部206には、電子メール作成画面が再び表示され電子メール作成の操作が引き続き行われ(図8(h))、操作が終了し、ユーザが当該電子メールの作成アプリケーションの終了動作を遂行すると初期状態すなわち待受画面に遷移する(図8(i))。
その後、ユーザによる実行入力部208bを介した実行入力を検知すると(実行入力判定ステップS306)、その実行入力に応じて再現データに基づき処理状態を再現し(再現ステップS308)、端末表示部206には当該登録入力がなされる直前の処理状態(本実施形態では、絵文字一覧を表示した状態)である図8(f)が表示され、当該処理状態を再現することとなる。
本実施形態の機能は、単なるレジューム機能ではなく、登録入力がなされた時点の処理状態を再現するものなので、登録入力後別の入力がなされたとしても登録入力時点の処理状態を再現でき、また、新たな入力後に登録入力がなされた場合、後者の処理状態を再現することができる。
上述した如く、PHS200によれは、再現データ生成部220がユーザによる登録入力がなされる直前の処理状態を再現可能な再現データを生成し、端末記憶部204がその再現データを記憶し、さらに端末再現部222が、登録された処理状態を再度実行することができる。したがって、一度行った処理状態を登録する直前の状態まで、簡単かつ確実に再現することが可能となる。これにより、ユーザが所望する処理状態のみを再現データとして記憶させることができる。
なお、図8(h)に示す待受画面から図8(e)に示すようなアプリケーションの動作画面(登録入力がなされる直前の処理状態における端末表示部206の画面)に移行するとき、最も端的な例として、アプリケーションが単一のウインドウを備えている場合か、または再現する動作画面がアプリケーションの初期画面である場合に、実現が容易である。
また再現する動作画面がアプリケーションの一部を構成する独立したモジュールである場合には、直接そのモジュールを呼び出したり、アプリケーションにそのモジュールを実行させたりすることができる。さらに、対象となるアプリケーションにおいて起動してから再現する動作画面に到るまでに幾らかのユーザによる操作入力を要する場合には、アプリケーション側を起動パラメータまたはシステムメッセージによって動作画面を指定可能とすることにより、目的の動作画面を表示させた状態で起動させることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、本明細書の端末操作方法における各工程は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいはサブルーチンによる処理を含んでもよい。
本発明は、基地局を介して通信を行う情報端末および端末操作方法に利用することができる。
通信システムを説明するためのシステム図である。 本実施形態にかかるPHSの概略的な機能を示した機能ブロック図である。 PHSの外観斜視図である。 再現データを説明するための説明図である。 編集部の動作を説明するための説明図である。 操作キー割当部の動作を説明するための説明図である。 PHSを用いた端末操作方法の流れを示したフローチャートである。 本実施形態にかかる端末操作方法の例として直前の処理状態が電子メールの作成である場合を説明するための説明図である。
符号の説明
100 …通信システム
110 …基地局
120 …通信網
130 …センターサーバ
200 …PHS
202 …端末制御部
204 …端末記憶部
206 …端末表示部
208 …操作部
208a …登録入力部
208b …実行入力部
210 …端末通信部
212 …音声入力部
214 …音声出力部
220 …再現データ生成部
222 …端末再現部
224 …編集部
226 …操作キー割当部

Claims (5)

  1. ユーザの登録入力を受け付ける登録入力部と、
    前記登録入力に応じて、該登録入力がなされる直前の処理状態を再現可能な再現データを生成する再現データ生成部と、
    前記再現データを記憶する端末記憶部と、
    ユーザの実行入力を受け付ける実行入力部と、
    前記実行入力に応じて、前記再現データに基づき前記処理状態を再現する端末再現部と、
    を備えることを特徴とする情報端末。
  2. 前記再現データは、前記処理状態を形成するアプリケーションを示すアプリケーション識別子と、該処理状態のフォームを特定するフォーム識別子と、該フォームの詳細な属性を表すプロパティと、該処理状態における登録入力がなされる直前の入力情報とを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報端末。
  3. ユーザ入力に応じて前記端末記憶部に記憶された再現データを編集する編集部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の情報端末。
  4. ユーザ入力に応じて前記登録入力部もしくは前記実行入力部のいずれか一方または両方を、当該情報端末の操作部を構成する任意の操作キーに割り当てる操作キー割当部をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報端末。
  5. 情報端末を操作する端末操作方法であって、
    ユーザの登録入力を受け付け、
    前記登録入力に応じて、該登録入力がなされる直前の処理状態を再現可能な再現データを生成し、
    前記再現データを記憶し、
    ユーザの実行入力を受け付け、
    前記実行入力に応じて、前記再現データに基づき前記処理状態を再現することを特徴とする端末操作方法。
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