JP2009267523A - 画像復元装置及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切な演算負荷で画像を復元することができる画像復元装置を提供する。
【解決手段】画像復元装置45は、算出手段41と画像復元手段43と演算負荷変更手段42とを有する。算出手段41は、画像信号に基づく画像40の点像広がり関数を算出する。画像復元手段43は、前記点像広がり関数に基づいて画像40の復元処理を行う。演算負荷変更手段42は、前記点像広がり関数から算出される画像40の劣化量に応じて前記復元処理の演算負荷を変更する。
【選択図】図1

Description

この発明は、画像復元装置及び撮像装置に関する。
撮影シーンに応じて、入力画像に対する逆フィルタを用いた振れ補正処理の強度を変化させる技術は知られている(特許文献1)。
特開2006−237985号公報
しかしながら、上記従来の振れ補正手法では、振れを復元するための演算負荷が必要以上に大きくなることがあり、こうした大きい演算負荷で振れを復元してもリンギングと呼ばれる繰返しの縞模様のノイズが発生するとの問題があった。
発明が解決しようとする課題は、適切な演算負荷で画像を復元することができる画像復元装置及び撮像装置を提供することである。
この発明は、以下の解決手段によって上記課題を解決する。
なお、以下の解決手段では、発明の実施形態を示す図面に対応する符号を付して説明するが、この符号は発明の理解を容易にするためだけのものであって発明を限定する趣旨ではない。
発明に係る画像復元装置(45)は、算出手段(41)と、画像復元手段(43)と、演算負荷変更手段(42)とを有する。算出手段(41)は、画像信号に基づく画像(40)の点像広がり関数(PSF)を算出する。画像復元手段(43)は、前記点像広がり関数に基づいて、前記画像(40)の復元処理を行う。演算負荷変更手段(42)は、前記点像広がり関数から算出される前記画像(40)の劣化量に応じて前記画像復元手段(43)による前記復元処理の演算負荷を変更する。
上記発明において、前記劣化量は、前記画像(40)のブレ量を含む。
上記発明において、演算負荷変更手段(42)は、前記劣化量が所定の基準を下回るとき、画像復元手段(43)による復元処理の演算負荷が小さくなるように変更することができる。
上記発明において、演算負荷変更手段(42)は、前記画像(40)の劣化量に応じて画像復元手段(43)による復元処理の繰り返し回数を算出し、画像復元手段(43)に、算出した繰り返し回数の復元処理を行わせることにより、演算負荷を変更することができる。
発明に係る撮像装置(1)は、撮像手段(39)と、画像復元装置(45)とを有する。撮像手段(39)は、撮影光学系(56)を通過した光束を受光し、画像信号を出力する。画像復元装置(45)の算出手段(41)は、撮像手段(39)から出力される画像信号に基づく画像(40)の点像広がり関数(PSF)を算出する。
上記発明において、振れ検出手段(32)を有する。振れ検出手段(32)は、撮像装置(1)の振れを検出する。画像復元装置(45)の算出手段(41)は、振れ検出手段(32)からの出力に基づいて前記点像広がり関数を算出する。
上記発明において、算出手段(41)で前記点像広がり関数を算出する前記画像(40)は、本撮影により得られた画像(撮影画像)を含む。
上記発明によれば、演算負荷変更手段が点像広がり関数から算出される画像の劣化量に応じて画像復元手段による復元処理の演算負荷を変更するので、適切な演算負荷で画像を復元することができる。
以下、上記発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
《カメラ》
図1に示すように、本実施形態に係る撮像装置の一例としてのカメラ1は、レンズ部5とボディ部2を備えている。
本実施形態では、ボディ部2に対してレンズ部5が着脱自在に装着され、交換可能なシステムである場合を例示する。なお、コンパクトカメラなどでは、レンズ部5とボディ部2とが一体であるカメラもあり、カメラの種類は特に限定されない。またスチルカメラに限らず、ビデオカメラ、顕微鏡、携帯電話などの光学機器にも適用できる。以下の説明では、説明を容易にするために、レンズ部5とボディ部2とが着脱自在となる一眼レフカメラについて説明する。
《レンズ部》
レンズ部5は、焦点距離エンコーダ51、撮影距離エンコーダ52、絞り部53、レンズCPU54、カメラ本体との接点55、及び、複数のレンズ群56を有し、不図示のマウント部を介してボディ部2に対して着脱自在となっている。複数のレンズ群56が本発明の「撮影光学系」に相当する。
焦点距離エンコーダ51は、レンズ群56の位置情報より焦点距離を換算するエンコーダである。焦点距離エンコーダ51は、焦点距離をエンコードし、レンズCPU54に出力する。
撮影距離エンコーダ52は、不図示のオートフォーカス(AF)機構により駆動されたフォーカスレンズ群の位置情報より、そのときのフォーカスレンズ群の位置で合焦可能な被写体までの距離(撮影距離)を換算するエンコーダである。撮影距離エンコーダ52は、撮影距離をエンコードし、レンズCPU54に出力する。
絞り部53は、ステッピングモータ(STM)57により駆動され、通過する光の量を変更する虹彩絞りである。
レンズCPU54は、レンズ部5の動作を制御する部分であり、焦点距離エンコーダ51、撮影距離エンコーダ52、接点55、STM57等が接続されている。レンズCPU54は、ボディ部2との通信機能、レンズ部5の制御機能を有している。レンズCPU54は、焦点距離、撮影距離等が入力され、それらを接点55を介してボディCPU22に出力する。また、レンズCPU54には、ボディCPU22から接点55を介して、レリーズ情報、絞り量情報、AF情報が入力され、STM57により絞りの駆動制御を行い、不図示のAF駆動の制御を行う。
ボディ部2との接点55は、ボディ部2の接点29と接触して電気的に導通する接点であり、複数の接点が設けられている。具体的には、接点55には、ボディ部2からレンズ駆動用の電源を供給するための接点と、レンズCPU54を駆動するためのCPU電源の接点とデジタル通信用の接点がある。駆動系電源及びCPU電源は、カメラ本体の電源から供給され、レンズCPU54や駆動系の電源を供給している。デジタル通信用接点では、レンズCPU54から出力された焦点距離、撮影距離、フォーカス位置情報等のデジタル情報をボディCPU22に入力するための通信と、ボディCPU22から出力されたフォーカス位置や絞り量等のデジタル情報をレンズCPU54に入力するための通信を行う。
《ボディ部》
ボディ部2は、レリーズスイッチ21、ボディCPU22、メインミラー23、サブミラー24、AFセンサ25、ストロボ(閃光発光部)26、シャッター部27、電源28、レンズ部5との接点29、撮像素子39、表示部40、防振駆動機能部、画像復元装置45を備えている。
レリーズスイッチ21は、シャッター駆動のタイミングを操作するスイッチである。レリーズスイッチ21は、そのストローク途中でONするいわゆる半押し状態と、半押し状態からさらに押し込まれ、その全ストローク押し込んだときにONするいわゆる全押し状態との2状態を検出可能である。レリーズスイッチ21は、ボディCPU22にスイッチの状態を出力する。
ボディCPU22については後述する。
メインミラー23は、構図決定の際に不図示の光学ファインダ側に被写体像を導くためのものであり、撮像素子39の露光(以下、露光)中は、撮影光路Lから退避するいわゆるクイックリターンミラーであり、不図示のミラー駆動部(例えばDCモータ)により駆動される。
サブミラー24は、AFセンサ25に光を送るためのミラーである。メインミラー23は、その一部がハーフミラーとなっており、このハーフミラー部分を通過した光束を反射してAFセンサ25に導く。なお、サブミラー24は、メインミラー23が撮影光路Lから退避するときには、共に撮影光路Lから退避する。
AFセンサ25は、撮影光学系により結像する被写体像の合焦状態を検出するセンサであり、CCD(Charge Coupled Devices)を用いる。
ストロボ(閃光発光部)26は、撮影時に補助照明光を瞬間的に発光する部分であり、ボディCPU22により発光を制御されている。
シャッター部27は、メインミラー23と撮像素子39との間にあって、撮像素子39へ到達する被写体光を遮る閉状態と、被写体光を通過可能とする開状態とに切り替わることにより、撮像素子39の露光時間を制御する機構である。ボディCPU22からレリーズスイッチ21の情報が入力され、全押し時にシャッター部27の駆動が行われる。シャッター部27の駆動は、不図示のシャッター駆動部(例えばDCモータ)により行われる。
電源28は、本実施形態のカメラシステムに電力を供給する部分であり、例えば、充電式の電池等が使用される。
レンズ部5との接点29は、レンズ部5の接点55と接触して電気的に導通する接点であり、複数の接点が設けられている。具体的には、接点29には、レンズ部5内の駆動系を駆動する駆動電源を供給する接点と、レンズCPU54を駆動するCPU電源を供給する接点と、デジタル通信用の接点がある。また、レンズCPU54より焦点距離情報、撮影距離情報が入力され、ボディCPU22からフォーカス位置情報、及び、絞り量情報をレンズCPU54に出力する。
《撮像素子》
撮像素子39は、ボディ部2内の撮影光路L上に配置されており、撮影光学系としての複数のレンズ群56によって結像された像(光束)を受光し、これを光電変換した画像信号を出力する。本実施形態では、撮像素子39が出力する画像信号は、レリーズスイッチ21が全押しされた後に取り込まれる、本撮影により得られる画像(以下「撮影画像」という。)の画像信号を含む。撮像素子39から出力される画像信号は、画像処理コントローラ397及びインターフェイス回路398を介して、後述の画像復元装置45に入力される。
撮像素子39は光電変換素子であり、例えば半導体チップで構成された、CCDイメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどで構成される。なお、撮像素子39の上には、スペーサ(図示省略)を介して光学ローパスフィルタ(OLPF。図示省略)が配置してあってもよい。OLPFは、撮像素子39の偽色(いわゆるモアレ現象)を取り除くために設けられる。
撮像素子39は、撮像素子保持部392に取り付けられている。撮像素子保持部392は、ボディ部2に対して移動しないように配置された撮像素子背面板(図示省略)と撮像素子前面枠(図示省略)とに撮影光学系の光軸方向で挟まれている。撮像素子背面板には、ボールベアリング(鋼球)396が設けられており、このベアリング396により撮像素子保持部392は、撮像素子39の撮像面に平行な方向でボディ部2に対して移動自在となっている。
表示部40は、シャッター速度や絞りの設定値等の情報を表示する部分である。この表示部40は、主に文字情報の表示を行う。
《防振駆動機能部》
防振駆動機能部は、防振スイッチ30、防振モードスイッチ31、ジャイロセンサ32、EEPROM33、防振駆動ドライバ34、防振駆動部35、位置検出部36、防振追従制御IC37、防振CPU38を備えている。なお、防振駆動機能部は、ボディ部2側に配置する場合に限定されず、レンズ部5側に配置してもよい。
防振スイッチ30は、防振動作を行うか否かを選択するスイッチであり、防振スイッチ30により選択された防振動作ON、OFFの状態は、防振CPU38を通じてボディCPU22に出力される。
防振モードスイッチ31は、防振動作モードの切り替えを行うスイッチであり、防振モードスイッチ31により選択された防振動作モードの状態は、防振CPU38を通じてボディCPU22に出力される。防振動作モードとしては、例えば、レリーズスイッチ21の半押し時から露光終了までの間に防振動作機能が動作する防振動作モード1や、全押しされてから露光終了までの間に防振動作機能が動作する防振動作モード2などが挙げられる。
ジャイロセンサ32は、ボディ部2に生じる振れの角速度を検出する角速度センサであり、検出結果を防振CPU38を通じてボディCPU22に出力する。本実施形態では、このジャイロセンサ32での検出結果は、例えば防振CPU38及びボディCPU22の少なくとも何れかを通じてか、あるいは直接に(図示省略)、後述のPSF演算部41にも出力される。
EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)33は、ジャイロセンサ33のゲイン値、角度調整値などの情報を有しており、それらを防振CPU38を通じてボディCPU22に出力する。
防振駆動ドライバ34は、防振駆動部35を制御するドライバであり、防振追従制御IC37から駆動量の入力を受けて、防振駆動部35の駆動方向、駆動量を制御する。
防振駆動部35は、光学的に防振駆動を行うための機構であり、磁石394a,394b、コイル393、ヨーク395を有している。なお、防振駆動部35は、位置検出部36とともに、撮像素子39の撮像面に平行な面内で直交する2方向の駆動用に2組が設けられている。
磁石394aとヨーク395は、撮像素子前面枠に固定されており、磁石394bとヨーク395は、撮像素子背面板に固定されている。コイル393は、撮像素子保持部392の磁石394aと磁石394bとに挟まれる位置に固定されている。これら磁石394a,394b、コイル393、ヨーク395によって、VCM(Voice Coil Motor)が形成されている。このような構成により防振駆動部35は、防振駆動ドライバ34からの入力を受けて、コイル393に通電されることにより、撮像素子保持部392とともに撮像素子39を2軸で駆動することができる。なお、場合によっては逆に、コイルを固定側として、撮像素子39と一体となった磁石及びヨークで構成された駆動アクチュエータとしてもよい。また、VCMに限らず、圧電素子、STM等でも同様の働きを行うことができる。
位置検出部36は、防振駆動部35により駆動される撮像素子保持部392の位置を検出する部分であり、ホール素子361、磁石362を有している。ホール素子361は、撮像素子保持部392とは離れた位置に固定されており、磁石362は、撮像素子保持部392に固定されている。本実施形態の位置検出部36は、ホール素子361と磁石362とを対で用いる。撮像素子保持部392に固定した磁石362の磁束により、ホール効果を利用した位置検出を行う。なお、MR素子等、ホール素子以外の磁気センサを用いてもよいし、PSD(Position Sensitive Detector)等の光センサを用いてもよい。
位置検出部36が検出した位置情報は、増幅したのちに防振追従制御IC37に出力される。
防振追従制御IC37は、防振制御を行うためのICである。防振追従制御IC37は、ボディCPU22から入力された防振駆動部35の目標位置と、位置検出部36から入力された防振駆動部35の位置情報から、防振駆動部35の移動量を算出し、防振駆動ドライバ34へ出力する。
《ボディCPU》
ボディCPU22は、レンズ部5との通信機能と、ボディ部2の制御機能を有している。ボディCPU22には、レンズCPU54からの焦点距離情報や撮影距離情報などの情報が入力される。
ボディCPU22は、レンズ部5との装着が完全であるか否かの通信を行い、レンズCPU54から入力された焦点距離、撮影距離等の情報とジャイロセンサ32からの出力に基づいて目標位置を演算する。
ボディCPU22は、レリーズスイッチ21が半押し時であれば、AE(自動露出)、AF、状況に応じて防振駆動等の撮影準備動作の指示をレンズCPU54、防振追従制御lC37に出力し、レリーズスイッチ21が全押し時にはメインミラー23の駆動、シャッター部27の駆動、絞り部53の駆動等の指示を出力する。
ボディCPU22は、防振処理部を有している。防振処理部は、EEPROM33から入力された情報と、ジャイロセンサ32からの出力を受けて算出した振れの角度、焦点距離情報、撮影距離情報から、防振駆動部35の目標位置を算出し、防振駆動部35の目標位置を防振追従制御IC37へ出力する。ジャイロセンサ32のセンサ出力をアンプ(図示省略)を介してボディCPU22に入力する。ジャイロセンサ32の角速度を積分することによって、振れ角度が算出される。
ここで、ボディCPU22の防振処理部が行う演算について説明する。
防振動作を行う場合、ジャイロセンサ32のセンサ出力が、不図示のアンプを介してボディCPU22に入力される。ボディCPU22では、角速度を完全積分することによって、振れ角度を求める。
次に、レンズ部5の焦点距離と撮影距離情報とが、ボディCPU22に入力される。
図2に示すように、被写体から前側主点までの距離をa、後側主点から像面までの距離b、撮影距離をR、振れ角度をθとすると、近接時の角度θによる撮像面での像ブレ量L1は、式1で表すことができる。
[数1] L1=βRtanθ …式1
ただし、横倍率β=b/a
また、無限遠の場合はRが∞となり、R≒aとなる。この場合、式(1)の右辺は、btanθとなり、b=f(焦点距離)であるので、無限遠時の角度θによる撮像面での像ブレ量L2は、式2で表すことができる。
[数2] L2=ftanθ …式2
このように、撮影光学系の焦点距離と撮影距離によって像ブレ量(L1,L2)が求まる。本実施形態では、この演算処理をボディCPU22によって行う。
なお、ここでθが小さい場合は、式3となり、式4となる。
[数3] θ≒tanθ …式3
[数4] 像ブレ量(L1,L2)=焦点距離×角度 …式4
《画像復元装置》
図1に戻り、画像復元装置45は、本実施形態ではボディCPU22の他に、ボディ部2内に設けられており、PSF演算部41、繰返し回数決定部42、復元演算部43を備える。これらPSF演算部41、繰返し回数決定部42及び復元演算部43が行う処理の詳細は後述する。
なお、本実施形態では、画像復元装置45を構成するPSF演算部41、繰返し回数決定部42及び復元演算部43のすべてを、ボディCPU22とは別に設ける構成を採用したが、PSF演算部41、繰返し回数決定部42及び復元演算部43の少なくとも何れか(すべてを含む)を、ボディCPU22の内部に配置するようにしてもよい。
《画像復元処理の一例》
次に、カメラ1を用いた画像復元処理の一例を説明する。
図1、図3及び図4に示すように、まず、カメラ1の電源28がONされていることを確認した上でステップS1に進む。
《ステップS1,S2》
ステップS1にて、レリーズスイッチ21が全押しされて撮影動作が実行されると、ステップS2へ進む。
ステップS2にて、ボディCPU22は、ステップS1にて実行され、撮像素子39から送出された撮影画像40(図4参照)の画像出力を、画像処理コントローラ397及びインターフェイス回路398を介して、画像復元装置45に入力させて、ステップS3へ進む。
《ステップS3,S4》
ステップS3にて、画像復元装置45のPSF演算部41は、まず撮像素子39から出力される撮影画像40の画像信号を取得して、ステップS4へ進む。
ステップS4にて、PSF演算部41は、取得した撮影画像40の画像信号から、予め決められた所定領域40a(図4参照)におけるPSFを算出して、ステップS5へ進む。所定領域40aは、撮影画像40の焦点検出領域などが挙げられる。焦点検出領域は複数設けられていてもよい。なお、PSFとは、点像広がり関数(Point−Spread−Function)であり、一点から出た光がどのように広がるかを表す関数である。
一般に、撮影画像のPSFを算出し、この算出されたPSFを用いて、ブレやボケを含む「劣化画像」としての撮影画像を、ブレやボケのない「理想画像」に近づけるように復元させる方法は知られている。
ここで、(x、y)を撮影画像上の座標とし、ブレやボケを含む劣化画像をg(x、y)、ブレやボケのない理想画像をh(x、y)、ブレやボケによって広がった点像の情報(PSF関数)をp(x、y)とすると、これら3つの式は次の関係を満たす。図5はこれらの関係を模式的に表したものである。
[数5] g(x、y)=h(x、y)*p(x、y) …式5
式5中、*はコンボリューション(畳み込み積分)演算を表すものである。
ここで、式5をフーリエ変換して、空間周波数(u,v)領域2にすると、式5は以下の式6になる。
[数6] G(u、v)=H(u、v)*P(u、v) …式6
ここで、劣化画像g(x,y)に加えて、何らかの方法によりPSF関数p(x,y)を知ることができれば、それぞれのスペクトルを算出し、式6を変形した以下の式7により、理想画像のスペクトルH(u,v)を算出することができる。
[数7] H(u、v)=G(u、v)/P(u、v) …式7
そして、式7で算出されるH(u,v)を逆フーリエ変換すれば、理想画像h(x、y)を算出することができる。
本実施形態において、撮影画像40のPSFを算出するには、例えば、劣化画像のフーリエ変換の振幅スペクトルがゼロになる周期と方向を検出してブレの大きさと方向を検出する方法(特開2006−221347)や、動きベクトルを利用して算出する方法(特開2007−6045)などを用いることができ、特に限定されない。
以下の説明では、画像の自己相関に基づいてPSFを算出する方法を例示する。
図1、図4及び図6に示すように、まずステップS41では、撮像素子39から出力される撮影画像40の画像信号を取得して、ステップS42へ進む。
ステップS42では、取得した撮影画像40のRGB成分中G成分を抽出して(G成分抽出)、ステップS43に進む。G成分を抽出するのは、PSF算出に色成分は不要であるからである。
ステップS43では、ダウンサンプリングして、取得した撮影画像40の画像サイズを小さくし(画像縮小)、ステップS44進む。画像サイズを縮小するのは、演算量を小さくするためである。なお、圧縮後のデータ容量が大きいほど高周波成分が多く、シャープな画像であり、劣化が少ない画像であると判断することができる。
ステップS44では、図7に示すように、画像gを7×7の領域にブロック分割してステップS45に進む。
図6に戻り、ステップS45では、ステップS44で分割した全ブロック中、画素値が飽和している画素を有するブロックを演算から除外し(飽和ブロック除去)、ステップS46へ進む。
ステップS46では、ラプラシアン処理によって輪郭を強調させた後、ステップS47へ進む。
ステップS47では、全ブロック中、テクスチャ(模様)の無いブロックを除外し(無模様ブロック除外)、ステップS48へ進む。テクスチャの無いブロックは、ブレやボケを検出できないからである。
ステップS48では、除外されず残っているブロックについて自己相関値を演算し(自己相関値演算)、ステップS49へ進む。図8の例では画像gの内太線の4つのブロックが残っているブロック(演算対象)であり、それぞれのブロックについて演算を行う。
2次元の自己相関関数値Rffは、次式で定義される。
[数8]
Figure 2009267523
ここで、Bをブロック化された画像(5×5pixel)、a、bをX、Y方向の画素間距離、Nは自己相関を演算する領域のX方向の長さ、MはY方向の長さを示す。自己相関値の演算は、図8に示すように、画像Bをずらしながら重なり合っている領域の画素同士の積の結果を加算し、これを領域の面積で除算することで行われる。
図6に戻り、ステップS49では、ステップS48にて算出された自己相関値の演算結果を基に、自己相関画像を作成し(自己相関画像作成)、ステップS50へ進む。
自己相関値は、a=0、b=0の時、つまり画素が完全に重なっている時に最大となる。Rff(0,0)を基に正規化を行い、グレースケール0〜255に対応させ画像を作成する。図9に算出された自己相関画像の例を示す。図9の例では、4つのブロックにおいて、それぞれ斜め方向への自己相関が高く、ブレが斜め方向に生じていると推定される。
図6に戻り、ステップS50では、ステップS49にて作成した自己相関画像を平均化した画像(この例では4つの画像の平均)を、PSF推定結果として算出する(ブロック平均化)。
図10に示すように、算出されたPSF推定結果から、撮影画像には、直線的な所定長さと方向を持つブレと、所定量のボケとが含まれていることが確認できる。
図1、図3及び図4に戻り、すなわちステップS4で算出されるPSFにより、撮影画像40にどの程度のブレやボケが含まれるか否かを確認することができる。
なお、ステップS4においてPSF演算部41は、ジャイロセンサ32からの出力を受け、ボディ部2の振れ角度を算出し、この算出したボディ部2の振れの角度に基づいて撮影画像40のPSFを算出しても良い。ボディ部2の振れ角度は、ジャイロセンサ32から出力されるボディ部2の角速度を積分することによって算出することができる。PSF演算部41が算出するボディ部2の振れ角度は、防振CPU38及びボディCPU22の少なくとも何れかがジャイロセンサ32からの出力を受けて算出し、ここで算出された情報が防振CPU38及びボディCPU22の少なくとも何れかを通じてPSF演算部41に入力され、PSF演算部41は、この入力された情報に基づいて、撮影画像40のPSFを算出しても良い。
《ステップS5》
ステップS5にて、PSF演算部41は、算出した撮影画像40のPSFを繰返し回数決定部42と復元演算部43に出力して、ステップS6に進む。
《ステップS6》
ステップS6にて、画像復元装置45の繰返し回数決定部42は、PSF演算部41から出力された撮影画像40のPSFに基づいて、復元演算部43による復元処理の演算負荷を算出して、ステップS7へ進む。
ステップS6にて算出すべき演算負荷は、復元演算部43による復元処理の繰り返し回数を含む。
復元処理の演算負荷の算出は、撮影画像40の劣化量の大小に応じて行うことができる。劣化量には、撮影画像40のブレ量を少なくとも含み、好ましくはさらにボケ量も含む。さらに好ましくはブレ量とボケ量の双方を考慮して前記演算負荷の算出を行うことが望ましい。なお、撮影画像40の劣化量には、こうしたブレ量やボケ量の他に、デフォーカス量を含んでもよい。
以下では、撮影画像40の劣化量に所定の基準を設ける場合を例示する。
本実施形態では、繰返し回数決定部42は、撮影画像40の劣化量が所定の基準を下回る(すなわち劣化量が少ない)とき、復元演算部43による復元処理の演算負荷が小さく(すなわち復元演算部43による復元処理の繰り返し回数が少なく)なるように決定することが好ましい。撮影画像40の劣化量が少ないときに、復元処理の演算負荷を大きくすると、撮影画像40における背景がざらつく傾向にあるからである。
これに対し、劣化量が所定の基準を上回る(すなわち劣化量が多い)ときに、復元演算部43による復元処理の演算負荷が小さく(すなわち復元演算部43による復元処理の繰り返し回数が少なく)なるようにすると、輝度差の大きな部分で生じる繰り返しの縞模様の非常に目障りなノイズ(リンギング)が撮影画像40に発生しやすい。
以下では、撮影画像40の劣化量に所定の基準を設け、実際にシュミレーションした場合を説明する。すなわち以下では、Richardson−Lucy法を用いて、表1に示す条件で、実際にシミュレーションした結果を示す。
Figure 2009267523
なお、Richardson−Lucy法は、次式で定義される。
[数9]
Figure 2009267523
式9中、*はコンボリューション(畳み込み積分)演算、hはPSF関数、gは劣化画像、fは現画像、iは繰り返しの復元回数を表すものである。
式9は特別な逆行列を求める必要がなく、安定的な結果が得られる。iの繰返し復元回数により、
[数10]
Figure 2009267523
の値は一定の値に収束する。しかしながら、この繰返しの回数が増えることは、演算負荷が増すことを意味する。
本例では、図11Aに示す花の画像(現画像)を用いる。実際には現画像に対し、既知のPSFによって振れを与えて、そのPSFをRichardson−Lucy法をもちいて復元させる。振れには2種類の振れ量小と振れ量大とし(図11B,図11C参照)、斜め45度方向にぶらしている。Richardson−Lucy法では、復元の繰返し数を50回と200回で行い、表2に示す評価尺度で、人間による主観評価を行った。結果を表3に示す。
Figure 2009267523
Figure 2009267523
表3に示す評価結果より振れ量が少ない場合(振れ小)には、復元の繰返し回数は少ない方(実験例1、復元50回、図11D参照)が良好な結果が得られている。逆に振れ量が大きい場合(振れ大)には、復元の繰返し回数が多い方(実験例4、復元200回、図11G参照)が良好な結果が得られている。
これは次のような理由によるものと考えられる。振れ量が小さい場合には、復元回数が小さくてもリンギングの発生量は極めて少ない(実験例1、図11D参照)。逆に復元回数を多くすることにより、背景がざらついたようになり、主観評価が悪くなる(実験例2、図11E参照)。一方、振れ量が大きい場合は、復元回数が少ないとリンギングが目立ちやすい(実験例3、図11F参照)。この場合、復元回数を多くすることで、画像が高周波よりになり、リンギングが目立ちにくくなり、評価が良好になるものと考えられる(実験例4、図11G参照)。
図1、図3及び図4に戻り、すなわち本実施形態では、繰返し回数決定部42は、撮影画像40の劣化量に応じて復元演算部43による復元処理の繰り返し回数(イタレーション)を算出してもよい。こうすることで、復元結果の良好な画像を得ることができる。また、不用意な復元回数は演算の増加につながるが、撮影画像40の劣化量に基づくことで、復元演算部43での適切な復元回数を決定することができる。
また、本実施形態では、繰返し回数決定部42は、撮影画像40の劣化量に複数の閾値を設け、それに応じた復元繰り返し回数に変更することもできる。この場合、繰返し回数決定部42は、後述の復元演算部43に、ここで算出した前記繰り返し回数による復元処理を行わせることにより、復元演算部43による演算負荷を変更することが好ましい。
例えば、図3に示すように、ステップS61にて、繰返し回数決定部42は、撮影画像40の劣化量に例えば閾値1を設け、劣化量が閾値1を下回る場合(S61にてYES)、ステップS62へ進み、復元演算部43による復元処理の繰り返し回数をN回に設定して、ステップS7へ進む。
撮影画像40の劣化量が閾値1以上の場合(S61にてNO)、ステップS63へ進み、繰返し回数決定部42は、撮影画像40の劣化量が所定の閾値(例えば閾値2。ただし、閾値1<閾値2)を下回る場合(S63にてYES)、ステップS64へ進み、復元演算部43による復元処理の繰り返し回数をM回に設定して、ステップS7へ進む。
撮影画像40の劣化量が閾値2以上の場合(S63にてNO)、ステップS65へ進み、繰返し回数決定部42は、復元演算部43による復元処理の繰り返し回数をL回に設定して、ステップS7へ進む。
《ステップS7》
ステップS7にて、画像復元装置45の復元演算部43は、ステップS6にて決定された演算負荷(繰り返し復元回数)で、ステップS5にてPSF演算部41から出力された撮影画像40のPSFに基づき、撮影画像40の復元処理を行い、画像復元処理を終了する。
この復元処理を行うことにより、適切な演算負荷で劣化画像(撮影画像40)を修復し、ブレやボケのない理想画像に近づけるように復元することができる。撮影画像40の復元処理の方法は特に限定されるものではなく、ステップS5で算出したPSFに基づいて、例えば最小自乗フィルタ(ウィナーフィルタ)などを利用することにより行うことができる。
以上説明してきたように、本実施形態によれば、繰り返し回数決定部42が撮影画像40のPSFから算出される撮影画像40の劣化量に応じて、復元演算部43による復元処理の演算負荷(繰り返し復元回数)を決定する。これにより復元演算部43による復元処理の演算負荷が適切となり、その結果、復元演算部43は適切な演算負荷で撮影画像40の復元処理を行うことができる。
図1はカメラを示すブロック図である。 図2はレンズ群(撮影光学系)と被写体と撮像素子との関係を示す図である。 図3は画像復元処理の一例を示すフローチャートである。 図4は撮影画像とPSF算出領域との関係を示す説明図である。 図5はブレやボケを含む劣化画像とブレやボケのない理想画像とブレやボケによって広がった点像の情報(PSF関数)との関係を表した模式図である。 図6は画像の自己相関に基づいたPSFの算出方法の一例を示すフローチャートである。 図7は図6のステップS44での処理状態を示す概略図である。 図8は図6のステップS48での自己相関値を演算する対象と演算手順を示す説明図である。 図9は図6のステップS49にて作成される自己相関画像の一例を示す説明図である。 図10は図6のステップS50にて算出されたPSF推定結果を示す説明図である。 図11Aは撮影画像の劣化量に基準を設けた場合に実際にシュミレーションしたときに用いた現画像の写真である。 図11Bは図11Aの現画像に小さい振れ量を与えた場合の写真である。 図11Cは図11Aの現画像に大きい振れ量を与えた場合の写真である。 図11Dは図11Aの現画像に小さい振れ量を与えた場合において復元回数を50回として復元させた場合の写真である。 図11Eは図11Aの現画像に小さい振れ量を与えた場合において復元回数を200回として復元させた場合の写真である。 図11Fは図11Aの現画像に大きい振れ量を与えた場合において復元回数を50回として復元させた場合の写真である。 図11Gは図11Aの現画像に大きい振れ量を与えた場合において復元回数を200回として復元させた場合の写真である。
符号の説明
1…カメラ、5…レンズ部、51…焦点距離エンコーダ、52…距離エンコーダ、53…絞り部、54…レンズCPU、55…接点、56…レンズ群(撮影光学系)、57…ステッピングモータ、2…ボディ部、21…レリーズスイッチ、22…ボディCPU、23…メインミラー、24…サブミラー、25…AFセンサ、26…ストロボ、27…シャッター部、28…電源、29…接点、30…防振スイッチ、31…防振モードスイッチ、32…ジャイロセンサ(振れ検出手段)、33…EEPROM、34…防振駆動ドライバ、35…防振駆動部、36…位置検出部、37…防振追従制御IC、38…防振CPU、39…撮像素子(撮像手段)、40…表示部、41…PSF演算部(算出手段)、42…繰返し回数決定部(演算負荷変更手段)、43…復元演算部(画像復元手段)

Claims (7)

  1. 画像信号に基づく画像の点像広がり関数を算出する算出手段と、
    前記点像広がり関数に基づいて、前記画像の復元処理を行う画像復元手段と、
    前記点像広がり関数から算出される前記画像の劣化量に応じて前記画像復元手段による前記復元処理の演算負荷を変更する演算負荷変更手段とを、有する画像復元装置。
  2. 請求項1記載の画像復元装置であって、
    前記劣化量は、前記画像のブレ量を含むことを特徴とする画像復元装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像復元装置であって、
    前記演算負荷変更手段は、前記劣化量が所定の基準を下回るとき、前記画像復元手段による前記復元処理の演算負荷が小さくなるように変更することを特徴とする画像復元装置。
  4. 請求項1〜3の何れか一項記載の画像復元装置であって、
    前記演算負荷変更手段は、前記画像の劣化量に応じて前記画像復元手段による前記復元処理の繰り返し回数を算出し、前記画像復元手段に、算出した前記繰り返し回数の前記復元処理を行わせることにより、前記演算負荷を変更することを特徴とする画像復元装置。
  5. 撮影光学系を通過した光束を受光し、画像信号を出力する撮像手段と、
    請求項1〜4の何れか一項記載の画像復元装置とを有し、
    前記算出手段は、前記撮像手段から出力される前記画像信号に基づく画像の点像広がり関数を算出することを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項5記載の撮像装置であって、
    前記撮像装置の振れを検出する振れ検出手段を有し、
    前記算出手段は、前記振れ検出手段からの出力に基づいて前記点像広がり関数を算出することを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項5又は6記載の撮像装置であって、
    前記算出手段で前記点像広がり関数を算出する前記画像が、本撮影により得られた画像であることを特徴とする撮像装置。
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