JP2009264428A - リベット - Google Patents

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Akito Maekawa
昭人 前川
Nobuyoshi Nagashima
信由 永島
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Abstract

【課題】リベットを大きくすることなくかしめ力の増強を図ることが可能なリベットを提供する。
【解決手段】板材Bに形成されたリベット孔Hに挿通する軸部11を有し、この軸部11の先端部を径方向外方に広げて頭部13との間に前記板材Bを挟んでかしめ付けるリベット10であって、前記頭部13のうち前記板材Bに押し付けられる部分には、前記板材Bに食い込む複数の突起14が間欠的に設けられている。これにより、複数箇所において突起14が板材Bに食い込んだ状態でリベット10がかしめ付けられるから、その分かしめ力の増強を図ることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、板材をかしめ付けるリベットに関する。
従来より、複数の板材に形成されたリベット孔に軸部を挿通し、その軸部の先端を径方向外方に変形させて、頭部との間に板材を挟んでかしめ付けるリベットが知られている(例えば特許文献1)。
実開平5−25764号公報
ところで、小さいリベットは、大きいリベットに比べてかしめ力が小さいので、リベットに緩みが生じたり、板材が板面方向にずれてしまったりしやすい等の問題がある。そこで、リベットを大きくすることなくかしめ力の増強を図りたいという要望があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、リベットを大きくすることなくかしめ力の増強を図ることが可能なリベットを提供することを目的とする。
本発明は、板材に形成されたリベット孔に挿通する軸部を有し、この軸部の先端部を径方向外方に広げて頭部との間に前記板材を挟んでかしめ付けるリベットであって、前記頭部のうち前記板材に押し付けられる部分には、前記板材に食い込む複数の突起が間欠的に設けられていることに特徴を有する。このような構成によれば、複数箇所において突起が板材に食い込んだ状態でリベットがかしめ付けられるから、リベットを大きくすることなく、かしめ力の増強を図ることができる。
前記軸部のうち前記板材に押し付けられる部分には、前記板材に食い込む突起が設けられているものとしてもよい。このような構成によれば、リベットをかしめ付けると、頭部に設けられた突起に加えて、軸部に設けられた突起が板材に食い込んだ状態になるから、さらにかしめ力の増強を図ることができる。
前記突起は、前記軸部を挟んで対称位置にあるものとしてもよい。このような構成によればバランスがよい。
本発明によれば、リベットを大きくすることなくかしめ力の増強を図ることが可能なリベットを提供することができる。
以下、本発明の実施形態1を図1〜図3によって説明する。
本実施形態におけるリベット10は、板材Bに形成されたリベット孔Hに挿通する軸部11を有し、この軸部11の先端部(かしめ部11A)を径方向外方に広げて頭部13との間に板材Bを挟んでかしめ付けるものである。リベット10は金属製(例えば銅製または鉄製)であって、表面には錫メッキが施されている。
軸部11は、全体としてリベット孔Hに挿通可能な円柱状をなし、その略半部分には、軸部11の一端側に開口する略円形断面の穴部12が形成されている。この穴部12を囲って円筒状をなす部分は、かしめパンチC2により軸方向の圧縮力を受けると、径方向外方に折れ曲がるようにして広がるかしめ部11Aとされている。
リベット10の頭部13は、軸部11の両端部のうちかしめ部11Aとは反対側の端部に設けられ、軸部11と同軸の略円形の板状をなして、軸部11の全周から側方(軸方向に対して略直交方向)に突出している。頭部13は、全体として一定の厚さ寸法を備え、その表裏両面は略平坦な面とされている。
頭部13の表裏両面のうち軸部11が設けられた側の面(板材Bに押し付けられる側の面)には、板材Bに食い込む複数(本実施形態では4つ)の突起14が間欠的に形成されている。各突起14は先端が尖った円錐状をなし、周方向に略同一間隔を空けて頭部13に一体に設けられ、2つずつが軸部11を挟んで対称となる位置に配されている。突起14は、頭部13のうち軸部11から側方へ突出した部分の径方向(突出方向)略中央位置に配されている。
次に、板材B(ここでは2枚の板材B1,B2)をかしめ付ける作業について説明する。なお、図2および図3の上側を上方、下側を下方として説明する。
まず、リベット孔Hの位置を合わせて2枚の板材B1,B2を上下に重ね、同軸に連なって配されたリベット孔Hに、下方から軸部11を挿通させてリベット10を組み込む。
すると、軸部11のかしめ部11Aが上側の板材B1から上方へ突出するとともに、リベット10の頭部13の上面に形成された4つの突起14の先端が下側の板材B2の下面に接触した状態になる。
次いで、リベット10の頭部13を受け台C1に載置した状態で、受け台C1に対して相対的に昇降するかしめパンチC2により軸部11を軸方向に押圧する。すると、かしめ部11Aは径方向の外側へ少しずつ折り返されて広がり、また4つの突起14は下側の板材B2に食い込んでいく。そして、かしめ部11Aの先端面は、上側の板材B1の上面に押し当てられた状態になり、また各突起14の全体が下側の板材B2に食い込んで、頭部13の上面が下側の板材B2の下面に押し当てられた状態になる。こうして、かしめ部11Aと頭部13とが2枚の板材B1,B2を上下に挟み込んだ状態になり、かしめ付けが完了する。
次に、上記のように構成された本実施形態の作用および効果について説明する。
頭部13の表裏両面のうち板材Bに押し付けられる面には、板材Bに食い込む4つの突起14が間欠的に形成されている。これにより、4箇所において突起14が板材Bに食い込んだ状態になるから、同じ大きさで突起のないリベットと比べて、リベット10の頭部13が板材B2から離間しにくく、リベット10が緩みにくい。したがって、リベット10を大きくすることなく、かしめ力の増強を図ることができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2に係るリベット10を図4〜図6によって説明する。
本実施形態のリベット20は、頭部13のみならず軸部11にも突起21が形成されている点で、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態にかかるリベット20は、実施形態1と同様、金属製(例えば銅製または鉄製)であって、軸部11の先端部を径方向外方に広げて頭部13との間に板材Bを挟んでかしめ付けるものである。頭部13には、実施形態1と同様、4つの突起14が間欠的に形成されている。
軸部11の先端面(板材Bに押し付けられる部分)には、板材Bに食い込む複数(本実施形態では4つ)の突起21が形成されている。各突起21は、頭部13に設けられた突起14と略同一の、先端が尖った円錐状をなして軸部11と一体に設けられている。各突起21の最大直径寸法(根元位置の直径寸法)は、かしめ部11Aの壁厚寸法と同等とされている。4つの突起21は、周方向に略同一間隔を空けて、2つずつが軸部11を挟んで対称となる位置に配されている。各突起21は、頭部13の突起14に対して周方向に揃った位置、言い換えると、頭部13の突起14と軸部11の突起21とが法線方向に並ぶ位置に形成されている。
このリベット20をかしめ付けるには、実施形態1と同様、上下に重ねた2枚の板材B1,B2のリベット孔Hに軸部11を挿通させ、リベット20の頭部13を受け台C1に載置した状態で、かしめパンチC2により軸部11を軸方向に押圧する。すると、かしめ部11Aは径方向の外側へ少しずつ折り返されていき、また頭部13の突起14は下側の板材B2に食い込んでいく。そして、かしめ部11Aの突起21は、上側の板材B1に達して少しずつ食い込んでいき、その全体が上側の板材B1に食い込むと、かしめ部11Aの先端面が上側の板材B1の上面に押し当てられた状態になる。また、頭部13の各突起14の全体が下側の板材B2に食い込んで、頭部13の上面が下側の板材B2の下面に押し当てられた状態になる。こうして、かしめ部11Aと頭部13とが2枚の板材B1,B2を上下に挟み込んだ状態になり、かしめ付けが完了する。
次に、上記のように構成された本実施形態の作用および効果について説明する。
頭部13の表裏両面のうち下側の板材B2に押し付けられる面には、下側の板材B2に食い込む4つの突起14が間欠的に形成され、さらに軸部11のうち上側の板材B1に押し付けられる先端面には、上側の板材B1に食い込む4つの突起21が間欠的に形成されている。これにより、下側の板材B2のみならず、上側の板材B1にも突起21が食い込んだ状態になるから、同じ大きさで突起のないリベットに比べて、格段にリベット20が緩みにくくなり、より一層かしめ力の増強を図ることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、突起14(21)は、先の尖った円錐状をなしているが、かしめ付けられたときに板材Bに食い込み可能な形状であれば、突起はどのような形状であってもよい。
(2)上記実施形態では、軸部11のかしめ部11Aは円筒形状であるが、かしめ部は、内側が穴部ではない中実な円柱形状であってもよい。
(3)上記実施形態では、リベット10(20)は金属製とされているが、これに限らず、例えば合成樹脂製であってもよい。
(4)上記実施形態では、リベット10(20)の頭部13は略円形であるが、これに限らず、例えば略四角形であってもよい。
(5)実施形態2では、かしめ部11Aの先端面に突起21が設けられているが、これに限らず、かしめ部のうち板材に押し付けられる部分であればどの部分に突起が設けられていてもよい。
実施形態1にかかるリベットの平面図 リベットをかしめ付ける前の状態を表す側断面図 リベットをかしめ付けた状態を表す側断面図 実施形態2にかかるリベットの平面図 リベットをかしめ付ける前の状態を表す側断面図 リベットをかしめ付けた状態を表す側断面図
符号の説明
B…板材
H…リベット孔
10,20…リベット
11…軸部
11A…かしめ部(軸部の先端部)
13…頭部
14…突起
21…突起

Claims (3)

  1. 板材に形成されたリベット孔に挿通する軸部を有し、この軸部の先端部を径方向外方に広げて頭部との間に前記板材を挟んでかしめ付けるリベットであって、
    前記頭部のうち前記板材に押し付けられる部分には、前記板材に食い込む複数の突起が間欠的に設けられていることを特徴とするリベット。
  2. 前記軸部のうち前記板材に押し付けられる部分には、前記板材に食い込む突起が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のリベット。
  3. 前記突起は、前記軸部を挟んで対称位置にあることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のリベット。
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