JP2009264269A - 消音ダクト - Google Patents

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Toshiaki Nakayama
利明 中山
Seiji Tachibana
誠治 橘
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Abstract

【課題】薄膜3の振動により吸気音を低減する消音ダクト1において、低コストで薄膜3を補強する。
【解決手段】消音ダクト1によれば、薄膜3の外表面には、薄膜3を構成する第1の樹脂素材よりも低融点であって第1の樹脂素材と接着する第2の樹脂素材を射出成形することで、補強材5が設けられている。これにより、簡便な射出成形によって、薄膜3の外表面に自在に補強材5を設けることができるので、低コストで薄膜3を補強することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンへの吸気に伴って吸気ダクト内に生じる吸気音を低減する消音ダクトに関する。
従来から、吸気音を低減するために、様々な消音手段が考えられて吸気ダクト(以下、単にダクトと呼ぶ)に適用されているが、この消音手段の1つに、薄膜により形成される管体をダクトの一部とするものがある。この消音手段によれば、薄膜の振動により、吸気の気柱共鳴が減衰するとともに吸気脈動の一部がダクト外に透過して、吸気音が低減される。
ところで、この消音手段では、薄膜の振動が吸気音低減の中核的作用をなすことから、薄膜の表面は、振動可能な略平面状の領域をできるだけ大きくするのが好ましい。そこで、振動可能な領域を拡大するため、吸気の流れ方向に垂直な切断面が扁平となるように管体を成形することが考えられている。
しかし、管体を扁平に成形すると、ダクト内の負圧により薄膜が撓んで破損する虞が高まるので、何らかの補強手段が必要となる。
なお、特許文献1には、円筒状の薄膜の内周側に、円筒状のインナーフレームが配されて薄膜が補強されている複合型ダクトが示されている。この複合型ダクトによれば、インナーフレームは多数の孔を有しており、吸気脈動は、孔を通じて薄膜に伝わるとともにダクト外に透過する。しかし、多数孔を有するインナーフレームの製作は煩雑であり、コストも高くなってしまう。
なお、以下の説明では、ダクトの一部をなすとともに、薄膜の振動により吸気脈動の一部をダクト外に透過させることができる消音手段を、消音ダクトと呼ぶ。
特開2004−346750号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、薄膜の振動により吸気音を低減する消音ダクトにおいて、低コストで薄膜を補強することにある。
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載の消音ダクトは、エンジンに通じる吸気ダクトの一部分をなす管体を備え、管体の壁部は、吸気ダクトの他部分よりも薄い薄膜である。そして、この消音ダクトは、薄膜を介して、吸気ダクト内に生じる吸気音を吸気ダクト外に透過させる。
また、管体は、吸気の流れ方向に垂直な断面が扁平であり、薄膜の表面には、薄膜の撓みを抑制する補強材が接合されている。そして、補強材は、薄膜の樹脂素材よりも低融点であって薄膜の樹脂素材と接着する第2の樹脂素材を薄膜の表面に射出成形することで設けられている。
これにより、簡便な射出成形によって、薄膜の表面に自在に補強材を設けることができるので、低コストで薄膜を補強することができる。
最良の形態1の消音ダクトは、エンジンに通じる吸気ダクトの一部分をなす管体を備え、管体の壁部は、吸気ダクトの他部分よりも薄い薄膜である。そして、この消音ダクトは、薄膜を介して、吸気ダクト内に生じる吸気音を吸気ダクト外に透過させる。
また、管体は、吸気の流れ方向に垂直な断面が扁平であり、薄膜の表面には、薄膜の撓みを抑制する補強材が接合されている。そして、補強材は、薄膜の樹脂素材よりも低融点であって薄膜の樹脂素材と接着する第2の樹脂素材を薄膜の表面に射出成形することで設けられている。
〔実施例1の構成〕
実施例1の消音ダクト1の構成を、図1を用いて説明する。
消音ダクト1は、エンジンへの吸気に伴って吸気ダクト(以下、単にダクトと呼ぶ)内に生じる吸気音を低減するものであり、ダクトの一部分をなす管体2を備える。
管体2の壁部は、ダクトの他部分よりも薄い薄膜3であり、ダクト内で生じた吸気音は、部分的に、薄膜3を介してダクト外に透過する。すなわち、薄膜3は、吸気脈動に伴って振動することで、吸気の気柱共鳴を減衰させるとともに吸気脈動の一部をダクト外に透過させて、吸気音を低減する。
そして、薄膜3の振動可能領域をできるだけ大きくして薄膜3の振動による吸気音低減効果を高めるため、管体2は、例えば、吸気の流れ方向に垂直な切断面が扁平な六角形となるように設けられている。
また、薄膜3の外表面には、薄膜3の撓みを抑制する補強材5が接合されている。この補強材5は、薄膜3の樹脂素材(以下、第1の樹脂素材と呼ぶ)よりも低融点であって第1の樹脂素材と接着する第2の樹脂素材を薄膜3の外表面に射出成形することで設けられている。そして、補強材5は、例えば、薄膜3が形成する六角形の各頂点に対応する位置において、吸気の流れ方向に沿って伸びるように設けられる。
なお、第1の樹脂素材は、例えば、ポリエチレンナフタレート(PEN)であり、第2の樹脂素材は、例えば、PENと同じポリエステル樹脂に分類されるポリエチレンテレフタレート(PET)である。また、管体2は、例えば、ブロー成形により設けられる。そして、ブロー成形後の管体2をインサート品として金型内に装填した後、第2の樹脂素材を金型内に注入して固化することで、インサート成形により補強材5を設ける。
〔実施例1の効果〕
実施例1の消音ダクト1によれば、薄膜3の外表面には、薄膜3を構成する第1の樹脂素材よりも低融点であって第1の樹脂素材と接着する第2の樹脂素材を射出成形することで、補強材5が設けられている。
これにより、簡便な射出成形によって、薄膜3の外表面に自在に補強材5を設けることができるので、低コストで薄膜3を補強することができる。
〔変形例〕
実施例1の消音ダクト1によれば、補強材5は、薄膜3が形成する六角形の各頂点に対応する位置において、吸気の流れ方向に沿って伸びるように設けられていたが、この形態に限定されず、例えば、1つの薄膜3の外表面を筋交い状に横切るように、補強材5を設けてもよい。
また、実施例1の消音ダクト1によれば、薄膜3の外表面に補強材5が接合されていたが、薄膜3の内表面に補強材5を接合してもよい。
また、実施例1の消音ダクト1によれば、第1の樹脂素材はPENであり、第2の樹脂素材はPETであったが、この態様に限定されず、例えば、第1の樹脂素材としてナイロン66を採用し、第2の樹脂素材として、ナイロン66と同じポリアミド樹脂に分類されるナイロン6を採用してもよく、第1の樹脂素材としてポリプロピレンを採用し、第2の樹脂素材として、ポリプロピレンと同じポリオレフィン樹脂に分類されるポリエチレンを採用してもよい。
また、実施例1の消音ダクト1によれば、管体2は、吸気の流れ方向に垂直な切断面が扁平な六角形をなす筒体として設けられていたが、この形態に限定されず、例えば、吸気の流れ方向に垂直な切断面が長方形をなす筒体として設けてもよい。
また、ダクト外に透過する吸気脈動による騒音を低減するために、管体2の外周側に吸音材を配してもよい。
(a)は消音ダクトの構成を示す断面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である(実施例1)。
符号の説明
1 消音ダクト
2 管体
3 薄膜
5 補強材

Claims (1)

  1. エンジンに通じる吸気ダクトの一部分をなす管体を備え、
    この管体の壁部は、前記吸気ダクトの他部分よりも薄い薄膜であり、
    この薄膜を介して、前記吸気ダクト内に生じる吸気音を前記吸気ダクト外に透過させる消音ダクトにおいて、
    前記管体は、吸気の流れ方向に垂直な断面が扁平であり、
    前記薄膜の表面には、前記薄膜の撓みを抑制する補強材が接合されており、
    この補強材は、前記薄膜の樹脂素材よりも低融点であって前記薄膜の樹脂素材と接着する第2の樹脂素材を前記薄膜の表面に射出成形することで設けられていることを特徴とする消音ダクト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20160054477A (ko) * 2013-09-13 2016-05-16 야사 모터스 리미티드 폴-피스 본딩
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