JP2009264242A - 軸流ファン - Google Patents

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JP2009264242A JP2008114825A JP2008114825A JP2009264242A JP 2009264242 A JP2009264242 A JP 2009264242A JP 2008114825 A JP2008114825 A JP 2008114825A JP 2008114825 A JP2008114825 A JP 2008114825A JP 2009264242 A JP2009264242 A JP 2009264242A
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裕亮 吉田
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Abstract

【課題】軸流ファンの複数のリード線がエアに衝突することにより発生する騒音を低減する。
【解決手段】軸流ファンの略四角柱状のハウジング23は、下端部の1つの角部2331にハウジング23を横切る溝51を備え、溝51は中心軸J1に平行な方向に細長い形状とされる。また、軸流ファンのモータの回路基板2224にはリード線群41が中心軸J1に垂直な方向に配列されつつ接続される。軸流ファンでは、リード線群41が回路基板2224での接続位置91における配列の順序を保ちつつ配列方向が90度まで漸次変更されながら、溝51を介してハウジング23の外側へと引き出される。ハウジング23の内周234におけるエアの流れの方向は、リード線群41の接続位置91における配列方向と内周234における配列方向との間の方向となり、これにより、リード線群41とエアとが衝突することにより発生する騒音が低減される。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数のリード線を有する軸流ファンおよび複数の軸流ファンを接続した直列式軸流ファンに関する。
従来より、様々な電子機器の筐体内部に電子部品を冷却するための冷却ファンが設けられており、電子部品の高性能化に伴う発熱量の増加や、筐体の小型化等に起因する配置密度の上昇に伴って冷却ファンの静圧−風量特性の向上が要求されている。十分な静圧および風量を確保する冷却ファンとして、近年では、複数のファンを直列に接続した直列式軸流ファンが利用されている。このような直列式軸流ファンではモータ部に接続される複数のリード線が様々な手法によりハウジングの外側に引き出される。
例えば、特許文献1に開示される放熱ファンでは、第1ファンユニットの筐体の一方の端部に切欠が設けられ、ベース部から引き出されたリード線がエアの流れを直接横切って当該切欠を介してハウジングの外側へと引き出される。
一方、特許文献2に開示される二重反転式軸流送風機では、第1単体軸流送風機の第1モータと第1ケースとを固定するウエブ(リブ)にウエブに沿って伸びる凹部が設けられ、給電用配線(リード線)が当該凹部内に配置されつつ二重反転式軸流送風機の外部へと引き出される。特許文献3においても、ファンフレームとベースとを固定するリブにガイドスロット(溝)が設けられ、ガイドスロット内にて複数の電源給電用配線が中心軸に対して垂直な方向に並ぶように配置されつつファンフレームの外側へと導かれる。
特開2005−16323号公報 特開2004−278371号公報 実用新案登録第3128352号公報
ところで、特許文献1の放熱ファンではエアの流れを妨げるようにして全てのリード線にエアが直接衝突するため、多数のリード線が設けられる場合、大きな騒音が発生する。特許文献2および特許文献3に示されるように、リブに設けられる凹部にリード線が配置される構造の軸流ファンではリブが大きくなってしまうため、リブがエアの流れを妨げることにより大きな騒音が発生する。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、軸流ファンの複数のリード線にエアが衝突することにより発生する騒音を低減することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、軸流ファンであって、複数の翼を有するインペラと、前記インペラの中心軸を中心として前記インペラを回転することにより前記中心軸に沿うエアの流れを発生するモータ部と、前記インペラの外周を囲むハウジングと、前記ハウジングと前記モータ部とを接続する複数のリブと、前記モータ部から前記中心軸に略垂直な方向へと導かれて前記ハウジングの外側へと引き出される複数のリード線とを備え、前記複数のリード線が、前記モータ部に接続される接続位置にて前記中心軸に垂直な方向に配列され、前記接続位置における前記複数のリード線の配列の順序をおよそ保ちつつ前記複数のリード線の配列方向を90°以下の所定の角度まで漸次変更しながら前記複数のリード線が前記ハウジングの内周へと導かれ、前記複数のリード線が導かれる前記ハウジングの前記内周の位置におけるエアの流れの方向が、前記接続位置における前記複数のリード線の前記配列方向と前記ハウジングの前記内周における前記配列方向との間の方向である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の軸流ファンであって、前記接続位置から前記ハウジングの前記内周まで前記複数のリード線が一列に配列される。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の軸流ファンであって、前記複数のリード線の数が3以上である。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の軸流ファンであって、前記ハウジングの外形が略四角柱状であり、前記複数のリード線が前記ハウジングの端部の一の角部へと導かれ、前記複数のリブのそれぞれが、前記端部の互いに隣り合う角部の間の位置に接続される。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の軸流ファンであって、前記ハウジングが、前記ハウジングを横切る溝を有し、前記複数のリード線が前記溝に挿入されることにより、前記ハウジングの前記内周における前記複数のリード線の前記配列方向が決定される。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の軸流ファンであって、前記インペラの前記中心軸と中心軸が一致するとともに複数の翼を有する他のインペラと、前記中心軸を中心として前記他のインペラを回転することにより前記中心軸に沿うエアの流れを発生する他のモータ部と、前記他のインペラの外周を囲む他のハウジングと、前記他のハウジングと前記他のモータ部とを接続する他の複数のリブと、前記他のモータ部から前記中心軸に略垂直な方向へと導かれて前記他のハウジングの外側へと引き出される他の複数のリード線とを備え、前記モータ部の前記複数のリブが接続されるベース部と、前記他のモータ部の前記他の複数のリブが接続される他のベース部とを対向させつつ前記ハウジングと前記他のハウジングとが接続され、前記他の複数のリード線が、前記他のモータ部に接続される他の接続位置にて前記中心軸に垂直な方向に配列され、前記他の接続位置における前記他の複数のリード線の配列の順序をおよそ保ちつつ前記他の複数のリード線の配列方向を90°以下の所定の角度まで漸次変更しながら前記他の複数のリード線が前記他のハウジングの内周へと導かれ、前記他の複数のリード線が導かれる前記他のハウジングの前記内周の位置におけるエアの流れの方向が、前記他の接続位置における前記他の複数のリード線の前記配列方向と前記他のハウジングの前記内周における前記配列方向との間の方向である。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の軸流ファンであって、前記ハウジングが、前記ハウジングを横切る溝を有し、前記複数のリード線が前記溝に挿入されることにより、前記ハウジングの前記内周における前記複数のリード線の前記配列方向が決定される。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の軸流ファンであって、前記他のハウジングが、前記他のハウジングを横切る他の溝を有し、前記他の複数のリード線が前記他の溝に挿入されることにより、前記他の複数のリード線の前記他のハウジングの前記内周における前記配列方向が決定される。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の軸流ファンであって、前記溝と前記他の溝とが前記中心軸に平行な方向において重なる。
請求項10に記載の発明は、請求項8に記載の軸流ファンであって、前記溝と前記他の溝とが、前記ハウジングおよび前記他のハウジングの内周の前記溝および前記他の溝が設けられる位置におけるエアの流れの方向におよそ沿って配列される。
本発明によれば、エアがリード線に衝突することにより発生する騒音を低減することができる。請求項3および6の発明では、騒音を大幅に低減することができる。請求項4の発明では、リブを設けるためのハウジングの駄肉を不要としつつ(または削減するとともに)リード線をハウジングの角部へと導くことができる。請求項5、7および8の発明では、ハウジングにおけるリード線の配列方向を容易に決定することができる。
請求項9の発明では、2つのハウジングの間の同一箇所からリード線を容易に引き出すことができる。請求項10の発明では、2つのモータ部からのリード線とエアとの衝突を低減して軸流ファンの騒音をさらに低減することができる。
図1は本発明の一の実施の形態に係る直列式軸流ファン1の縦断面図である。直列式軸流ファン1はサーバ等の電子機器を空冷するための冷却ファンとして用いられ、図1において上側に配置される第1軸流ファン2および第1軸流ファン2の下側に接続される第2軸流ファン3を備える。
直列式軸流ファン1はいわゆる二重反転式軸流ファンであり、図1中の上側(すなわち、第1軸流ファン2の上側)からエアが取り込まれ、下側(すなわち、第2軸流ファン3の下側)へと送出されるように中心軸J1方向のエアの流れが発生する。以下の説明では、中心軸J1方向において、エアが取り込まれる側である図1中の上側を単に「上側」と呼び、エアが送出される側である図1中の下側を単に「下側」と呼ぶ。「上側」および「下側」という表現は必ずしも重力方向に対する上側および下側と一致する必要はない。
第1軸流ファン2は第1インペラ21、第1インペラ21の中心軸(中心軸J1に一致する。)を中心として第1インペラ21を回転する第1モータ部22、第1インペラ21の外周を囲む第1ハウジング23、および、第1モータ部22と第1ハウジング23とを接続する複数(本実施の形態では4つ)の第1支持リブ24を備える。第1ハウジング23は第1支持リブ24と共に樹脂の射出成形により形成される。なお、図1では、図示の都合上、第1インペラ21の第1翼211および第1支持リブ24の概略形状を中心軸J1の左右に示している。また、第1モータ部22は誇張して大きく示しており、各構成要素の断面に対する平行斜線の図示を省略している。第2軸流ファン3に関しても同様の手法にて図示している。
第1インペラ21は、第1モータ部22の外側を覆う有蓋略円筒状のカップ212、および、カップ212の外側面から中心軸J1を中心とする径方向外方に向けて伸び、周方向に等ピッチにて配置された複数の第1翼211を有する。第1モータ部22は、回転体である第1ロータ部221および固定体である第1ステータ部222を備え、中心軸J1に沿って第1ロータ部221が第1ステータ部222に対して上側に位置する。
第1ロータ部221は、中心軸J1を中心とする有蓋略円筒状の金属製のヨーク2211、ヨーク2211の内側に固定される略円筒状の界磁用磁石2212、および、ヨーク2211の上部中央から下方に突出するシャフト2213を備える。第1ロータ部221は、ヨーク2211がカップ212に覆われることにより第1インペラ21と1つの部材とされる。
第1ステータ部222は中央に開口を有する第1ベース部2221、第1ベース部2221の中央から上側に突出する略円筒状の軸受保持部2222、軸受保持部2222の外周に取り付けられた電機子2223、電機子2223の下側にて電機子2223に電気的に接続される回路基板2224、および、回路基板2224に接続される後述の複数の第1リード線(図示省略)を備える。
第1ベース部2221は第1支持リブ24に接続されることにより第1ハウジング23の略円筒状の内側面に固定され、第1ステータ部222の各部を保持する。電機子2223は界磁用磁石2212と中心軸J1を中心とする径方向(以下、単に「径方向」という。)に対向し、電機子2223と界磁用磁石2212との間で中心軸J1を中心とするトルクを発生する。軸受保持部2222の内側には軸受機構である玉軸受2225,2226が中心軸J1方向の上部および下部に設けられ、軸受保持部2222に挿入されたシャフト2213が玉軸受2225,2226により回転可能に支持される。回路基板2224は電機子2223に電気的に接続されるとともに、外部電源(図示省略)から電流が供給されることにより電機子2223の制御を行う。
第2軸流ファン3は、第1軸流ファン2を上下に反転した形状とほぼ同形状であり、第2インペラ31、第2インペラ31の中心軸(第1インペラ21の中心軸に一致する。)を中心として第2インペラ31を回転する第2モータ部32、第2インペラ31の外周を囲むとともに第1ハウジング23に接続される第2ハウジング33、および、第2ハウジング33と第2モータ部32とを接続する複数の第2支持リブ34を備える。第2ハウジング33は第2支持リブ34と共に樹脂の射出成形により形成される。第2インペラ31は、有底略円筒状のカップ312および中心軸J1を中心としてカップ312の外側面から径方向外方に向けて伸び、周方向に等ピッチにて配置された複数の第2翼311を有する。
第2モータ部32は第1モータ部22とほぼ同様の構造を有し、回転体である第2ロータ部321および固定体である第2ステータ部322を備え、第2ステータ部322が第2ロータ部321の上側に位置する。第2ロータ部321は、中心軸J1を中心とする有底略円筒状のヨーク3211、ヨーク3211の内側に固定される略円筒状の界磁用磁石3212、および、ヨーク3211の中央から上方に突出するシャフト3213を備える。
第2ステータ部322は第1ベース部2221に対向する第2ベース部3221、第2ベース部3221の中央から下側に突出する軸受保持部3222、軸受保持部3222内の上下に保持される玉軸受3225,3226、軸受保持部3222の外周に取り付けられる電機子3223、電機子3223の上側に配置される回路基板3224および後述の複数の第2リード線(図示省略)を備える。第2ベース部3221は第2支持リブ34に接続されることにより第2ハウジング33の略円筒状の内側面に固定され、第2ステータ部322の各部を保持する。また、電機子3223および界磁用磁石3212は径方向に対向してトルクを発生し、回路基板3224は外部電源(図示省略)から電流が供給されて電機子2223の制御を行う。
直列式軸流ファン1では、第1モータ部22が第1インペラ21を回転して中心軸J1に沿うエアの流れを発生するとともに、第2モータ部32が第2インペラ31の中心軸を中心に第1インペラ21の回転方向とは逆方向に第2インペラ31を回転して中心軸J1に沿って第1インペラ21によるエアの流れと同方向のエアの流れを発生する。これにより、十分な風量が確保されつつ静圧が向上される。
図2は第1軸流ファン2の底面図であり、第1インペラ21の図示を省略している。第1ハウジング23の下端部232(第2ハウジング33側の端部)は略正方形とされ、第1ハウジング23の上端部231(図1参照)も略正方形とされ、両端部231,232の輪郭を中心軸J1方向に結ぶことにより形成される第1ハウジング23の外形は略四角柱状となっている。
第1ハウジング23の内側面では下端部232の4つの角部2331〜2334近傍の面が下方に向かって中心軸J1から漸次離れる傾斜面2321となっており、互いに隣り合う傾斜面2321の間の面は中心軸J1に平行となっている(上端部231においても同様)。第1ハウジング23は角部2331の傾斜面2321の下端において第1ハウジング23を内側面から外側面まで径方向に横切る切欠き状の第1溝51を有する。
また、4つの第1支持リブ24はそれぞれ、略円板状の第1ベース部2221の外周から下端部232における外形の各辺の中央(すなわち、互いに隣り合う角部の間の位置)に接続される。なお、第1支持リブ24は角部の間に位置するのであれば正確に中央に接続される必要はない。第1ハウジング23では、仮に、第1支持リブ24が角部の傾斜面2321上に設けられる場合、金型の設計上支持リブと傾斜面との間に駄肉が設けられるが、第1支持リブ24が第1ハウジング23の角部と角部との間に位置することにより、駄肉を不要とする(または削減する)ことができる。
第1ベース部2221は切欠2221aを有し、切欠2221aを介して4つの第1リード線411が回路基板2224の下面の接合部61に接続される。以下、4つの第1リード線411の接合部61における位置を「接続位置91」という。4つの第1リード線411は接続位置91にて中心軸J1に垂直かつ径方向におよそ垂直な方向に配列されるとともに、第1モータ部22(図1参照)から角部2331へと中心軸J1に略垂直な方向(かつ、およそ径方向に向かう方向)に導かれ、第1ハウジング23の第1溝51を介して第1ハウジング23の外側へと引き出される。以下の説明では、4つの第1リード線411をまとめて「第1リード線群41」と呼ぶ。
図3は第2軸流ファン3の平面図であり、第2インペラ31の図示を省略している。第2軸流ファン3の第2ハウジング33の上端部331は第1ハウジング23の下端部232(図2参照)と同様の大きさの略正方形であり、第2ハウジング33の下端部332(図1参照)も略正方形とされ、両端部331,332の輪郭を中心軸J1方向に結ぶことにより形成される第2ハウジング33の外形は略四角柱状となっている。
第2ハウジング33の内側面では上端部331の4つの角部3331〜3334近傍の面が上方に向かって中心軸J1から漸次離れる傾斜面3321となっており、互いに隣り合う傾斜面3321の間の面は中心軸J1に平行となっている(下端部332においても同様)。第2ハウジング33は角部3331の傾斜面3321の上端において第2ハウジング33を内側面から外側面まで径方向に横切る切欠き状の第2溝52を有する。
また、4つの第2支持リブ34はそれぞれ、略円板状の第2ベース部3221の外周から上端部331における外形の各辺の中央(すなわち、互いに隣り合う角部の間の位置)に接続される。これにより、第2ハウジング33に駄肉を不要とする(または削減する)ことができる。なお、第2支持リブ24も正確に各辺の中央に接続される必要はない。
第2ベース部3221は切欠3221aを有し、切欠3221aを介して4つの第2リード線421が回路基板3224の上面の接合部62に接続される。以下、4つの第2リード線421の接合部62における位置を「接続位置92」という。4つの第2リード線421は接続位置92にて中心軸J1に垂直かつ径方向にもおそよ垂直な方向に配列されるとともに、第2モータ部32(図1参照)から角部3331へと中心軸J1に略垂直な方向(かつ、およそ径方向に向かう方向)に導かれ、第2ハウジング33の第2溝52を介して第2ハウジング33の外側へと引き出される。以下、4つの第2リード線421をまとめて「第2リード線群42」と呼ぶ。
図4は図2および図3に示す角部2331,3331において第1軸流ファン2および第2軸流ファン3を中心軸J1に平行かつリード線群41,42に垂直な面にて切断した断面図である。第1溝51は中心軸J1に平行な方向に細長い形状とされ、第1溝51の中心軸J1に平行な方向における深さは4つの第1リード線411の直径の和よりも僅かに大きくされる。
第1溝51では第1リード線群41が中心軸J1に平行な方向に配列され、第1ハウジング23の内側の内側面近傍の領域(図2において符号234を付す領域であり、以下、「内周234」という。)における第1リード線群41の中心軸J1に平行な方向における高さは中心軸J1を中心とする周方向(すなわち、径方向および中心軸J1に垂直な方向であり、以下、単に「周方向」と呼ぶ。)における幅よりも大きくされる。また、図4に示すように、第1溝51の幅は第1リード線411の直径にほぼ等しくされ、第1溝51にて第1リード線群41の位置が固定される。
第2ハウジング33の第2溝52は第1溝51と中心軸J1に平行な方向に重なる位置に設けられ、第1溝51と同様に、第2溝52も中心軸J1に平行な方向に細長い形状とされるとともに、第2溝52の中心軸J1に平行な方向における深さは4つの第2リード線421の直径の和よりも僅かに大きくされる。
第2溝52では、第2リード線群42が中心軸J1に平行な方向に配列され、第2溝52により内側面近傍の領域(図3において符号334を付す領域であり、以下、「内周334」という。)における第2リード線群42の中心軸J1に平行な方向の高さは周方向の幅よりも大きくされる。また、図4に示すように、第2溝52の幅は第2リード線421の直径にほぼ等しくされ、第2溝52にて第2リード線群42の位置が固定される。
以上のように、第1ハウジング23および第2ハウジング33では、第1リード線群41および第2リード線群42は、図2および図3に示す内周234,334における配列方向が接続位置91,92での配列方向と90度異なる方向とされて第1ハウジング23および第2ハウジング33の外側へと引き出される。
図5は第1ハウジング23の角部2331近傍を拡大して示す底面図であり、図6.Aないし図6.Dは図5に示す矢印A〜Dの位置において第1リード線群41を切断した断面図である(ただし、上下方向を図1の上下方向に一致させている。)。図6.Aないし図6.Dでは4本の第1リード線411内に番号1〜4を付し、第1ベース部2221(図5参照)の下面の中心軸J1方向における位置を二点鎖線にて示している。
図6.Aないし図6.Dに示すように、第1ベース部2221の下面に対する第1リード線群41の配列方向の傾斜角度は径方向外方に向かうに従って漸次増大し、図5に示す第1ハウジング23におけるエアの流路8では、図6.Bないし図6.Dに示すように、番号4〜1を付す第1リード線411の順に各第1リード線411が下方に向かって配置される。ここで、配列方向とは第1リード線群41の略径方向の各位置において4つの第1リード線411に外接する最小の矩形の傾きを指すものとする(後述の第2リード線群42の配列方向も同様)。
このように、図2に示す第1リード線群41の接続位置91から第1ハウジング23の内周234までの間において、第1リード線群41は一列に配列された状態を維持して(すなわち、接続位置91における配列の順序を保って)第1リード線群41の配列方向が中心軸J1に垂直な方向から中心軸J1に平行な方向まで90度漸次変更される。なお、第1軸流ファン2では、第1リード線群41の接続位置91から内周234までの各位置において第1リード線群41が第1支持リブ24の上端よりも下方(第2ハウジング33側)に位置するように第1リード線群41が第1支持リブ24よりも第1インペラ21から離れて配置される。
第1リード線群41と同様に、図3に示す第2リード線群42は、接続位置92から第2ハウジング33の内周334までの間において、第2ベース部3221の上面に対して径方向外方に向かうに従って漸次傾斜する。すなわち、第2リード線群42は接続位置92における配列の順序および一列に配列された状態を保って第2リード線群42の配列方向が中心軸J1に垂直な方向から中心軸J1に平行な方向まで90度漸次変更される。
直列式軸流ファン1では、図2に示すように、第1リード線群41の配列方向が漸次変更されつつ第1リード線群41が内周234へと導かれることにより、内周234の位置におけるエアの流れの方向(図6.D中の符号81参照)が第1リード線群41の接続位置91における配列方向と内周234における配列方向との間の方向となる。その結果、接続位置91から内周234までの間において、第1リード線群41の配列方向がエアの流れの方向に一致する位置が存在することとなり、第1リード線群41がエアに与える抵抗が低減される。
同様に、図3に示す第2リード線群42も配列方向が漸次変更されつつ内周334へと導かれることにより、内周334の位置におけるエアの流れの方向が接続位置92における配列方向と内周334における配列方向との間の方向となる。その結果、接続位置92から内周334までの間において、第2リード線群42の配列方向がエアの流れの方向に一致する位置が存在することとなり、第2リード線群42がエアに与える抵抗が低減される。なお、実際には、流路8中におけるエアの流れは様々な方向を向くため、「エアの流れの方向」とは各位置におけるエアの流れの方向を平均化した方向を指す。
以上、第1の実施の形態に係る直列式軸流ファン1の構造について説明したが、直列式軸流ファン1では、第1ハウジング23および第2ハウジング33の内周234,334において、第1リード線群41および第2リード線群42のエアの流れに対する干渉が低減される(すなわち、エアが衝突する面積が縮小される)ため、第1リード線群41および第2リード線群42にエアが衝突することにより発生する騒音が低減される。また、第1リード線群41が第1支持リブ24よりも第1インペラ21から離れていることにより第1リード線群41による騒音がより低減される。
第1リード線群41および第2リード線群42は、接続位置91,92から第1ハウジング23および第2ハウジング33の内周234,334まで一列に配列されるため、第1リード線群41および第2リード線群42は第1溝51および第2溝52に容易に挿入することができ、第1ハウジング23および第2ハウジング33が外部へと容易に引き出される。
また、第1ハウジング23では、第1溝51が中心軸J1に平行な方向に細長い形状とされるため、第1リード線群41が第1溝51に挿入されることにより第1ハウジング23の内周234における第1リード線群41の配列方向(すなわち、中心軸J1に平行な方向)が容易に決定される。第2ハウジング23においても第2リード線群42が第2溝52に挿入されることにより第2ハウジング33の内周334における第2リード線群42の配列方向が容易に決定される。さらに、第1溝51と第2溝52とが中心軸J1に平行な方向において重なることにより、第1リード線群41および第2リード線群42をまとめて第1ハウジング23と第2ハウジング33との間の同一箇所から容易に引き出すことができる。
第1ハウジング23では第1溝51の中心軸J1に平行な方向における深さが4つの第1リード線411の直径の和よりも僅かに大きくされることにより、第1リード線群41を第1溝51に挿入しつつ第1ハウジング23と第2ハウジング33とを組み合わせる作業を容易に行うことができる。さらに、第1ハウジング23の製造時に第1溝51の深さに誤差が生じても、第1ハウジング23と第2ハウジング33との間に第1リード線411が挟み込まれてしまうことも防止される(第2ハウジング33においても同様)。
図7は他の例に係る第1ハウジング23の第1溝51および第2ハウジング33の第2溝52を示す図であり、図4に対応する。図7に示す第1溝51および第2溝52は中心軸J1を中心とする周方向にずれて配置され、その他の構造は図4に示す第1溝51および第2溝52と同様である。また、図2に示す第1ハウジング23の接続位置91から内周234までの第1リード線群41の配列方向の変化は図4に示す第1リード線群41と同様であり、図3に示す第2ハウジング33の接続位置92から内周334までの第2リード線群42の配列方向の変化も図4に示す第2リード線群42と同様である。
第1溝51および第2溝52は、第1ハウジング23および第2ハウジング33の内周234,334の第1溝51および第2溝52が設けられる位置(の近傍)におけるエアの流れの方向(図6.Dの符号81参照)におよそ沿って周方向にずれて配列されており、これにより、エアが第2リード線群42に衝突することが低減され、直列式軸流ファン1の騒音がさらに低減される。
図8はさらに他の例に係る第1ハウジング23の第1溝51aおよび第2ハウジング33の第2溝52aを示す図であり、図4に対応する。第1溝51aを径方向外方から見た形状はT字状とされ、第1溝51aの中心軸J1に平行な方向における深さは3つの第1リード線411の直径の和よりも僅かに大きく、第1溝51aの上部の周方向の幅は2つの第1リード線411の直径の和にほぼ等しくされる。その他の構造は第1溝51と同様である。第1溝51aでは、中心軸J1に平行な方向における深さが図4に示す第1溝51の同方向における深さよりも小さくされるため、第1リード線群41の中心軸J1に平行な方向における高さが抑えられる。
第2溝52aは第1溝51aに対して中心軸J1に平行な方向に重なる位置に設けられ、第2溝52aを径方向外方から見た形状は第1溝51aを上下反転した形状とされる。すなわち、第2溝52aの中心軸J1に平行な方向における深さは3つの第2リード線421の直径の和より僅かに大きくされ、第2溝52aの下部の周方向の幅は2つの第2リード線421の直径の和にほぼ等しくされる。その他の構造は第2溝52と同様である。第2溝52aにおいても深さが小さくされるため、第2リード線群42の中心軸J1に平行な方向における高さが抑えられる。
図9は第1ハウジング23の内周234近傍(図2参照)にて図8に示す第1リード線群41を切断した断面図である。接続位置91(図2参照)では、図6.Aに示すように第1リード線群41は中心軸J1に垂直な方向に配列されるが、図9に示すように、エアの流路8中における第1リード線群41は第1ベース部2221の下面(図9では下面の中心軸J1方向の位置を二点鎖線にて示している。)に対して径方向外方に向かうに従って中心軸J1に垂直な周方向に対して漸次傾斜する。
すなわち、第1リード線群41の接続位置91から第1ハウジング23の内周234までの間において、第1リード線群41はその配列の順序をおよそ保ちつつ第1ハウジング23の内周234へと導かれるとともに、第1リード線群41の配列方向が中心軸J1に垂直な方向から中心軸J1に平行な方向(すなわち、90度)まで漸次変更される。ここで、配列方向は第1リード線群41の各位置において4つの第1リード線411に外接する最小の矩形の傾きを指す(後述の第2リード線群42の配列方向においても同様)。
図8に示す第2ハウジング33の第2リード線群42も第1リード線群41と同様に、第2リード線群42の接続位置92(図3参照)から第2ハウジング33の内周334までの間において、第2リード線群42の配列方向が中心軸J1に垂直な方向から径方向外方に向かうに従って漸次傾斜する。すなわち、第2リード線群42は、接続位置92における配列の順序をおよそ保ちつつ第2ハウジング33の内周334へと導かれ、第2リード線群42の配列方向が中心軸J1に垂直な方向から中心軸J1に平行な方向(すなわち、90度)まで漸次変更される。
直列式軸流ファン1では、第1リード線群41の配列方向が漸次変更されることにより、第1リード線群41が導かれる第1ハウジング23の内周234の位置におけるエアの流れの方向が接続位置91における配列方向と内周234における配列方向との間の方向となり、同様に、第2リード線群42が導かれる第2ハウジング33の内周334の位置におけるエアの流れの方向も第2リード線群42の接続位置92における配列方向と内周334における配列方向との間の方向となる。これにより、図4の場合と同様に、第1リード線群41および第2リード線群42にエアが衝突することにより発生する騒音が低減される。
また、第1ハウジング23および第2ハウジング33では、第1リード線群41および第2リード線群42がそれぞれ第1溝51aおよび第2溝52aに挿入されることにより、内周234,334における配列方向が容易に決定される。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、第1ハウジング23の第1溝51は中心軸J1に対して傾斜してもよく、中心軸J1に垂直な方向に対する第1溝51の傾斜角度は、第1リード線群41がエアの流れに十分に沿うために45度以上とされることが好ましく、第1リード線群41がエアの流れに逆らわないように90度以下とされる。
すなわち、第1リード線群41は、配列方向が接続位置91から(好ましくは45度以上)90度以下の所定の角度まで漸次変更されつつ第1ハウジング23の内周234まで導かれることにより、第1リード線群41により発生する騒音を低減することができる。同様に、第2ハウジング33の第2溝52も中心軸J1に垂直な方向に対して傾斜してよく、第2リード線群42の配列方向が接続位置92から(好ましくは45度以上)90度以下の所定の角度まで漸次変更されることにより、第2リード線群42による騒音が低減される。
リード線の配列方向を変更する技術はリード線の数が2以上の軸流ファンに採用可能であり、特に3以上のリード線を有する軸流ファンのように騒音が生じやすいファンに対して騒音を大幅にに低減することができる。
上記実施の形態では、第1リード線群41が第1溝51,51aに挿入されることにより第1ハウジング23の内周における第1リード線群41の配列方向が決定されるが、第1ハウジング23の内側面近傍において第1リード線群41を配列しつつ束ねる固定部材により第1ハウジング23の内周234における第1リード線群41の配列方向が決定されてもよい(第2ハウジング33においても同様)。
上記実施の形態では、第1リード線群41の配列方向は、およその配列方向を示すのであればどのように定められてもよく、例えば、接続位置91から第1ハウジング23の内周234までの各位置において4つの第1リード線411のそれぞれの中心をおよそ通る直線(例えば、中心からの距離の二乗和が最小となる直線)の方向とされてもよい(第2リード線群42の配列方向についても同様)。また、第1リード線群41(または第2リード線群42)では、リード線の順序が入れ替わらない(さらには、同一の順序の位置にも並ばない)ことが好ましいが、例えば、リード線の数が多い場合、順序がおよそ保たれるのであれば隣り合う2つの第1リード線411(または第2リード線421)の順序が入れ替わってもよい。
直列式軸流ファン1では、第1ハウジング23の図4に示す第1溝51と第2ハウジング33の図8に示す第2溝52aとが組み合わせられてもよく、また、第1溝51aと第2溝52とが組み合わされてもよい。第1ハウジング23および第2ハウジング33は外形は略四角柱状のものに限定されず、例えば、外形が略円柱状であってもよい。
上記実施の形態では、第2軸流ファン3の第2インペラ31の回転方向は第1軸流ファン2の第1インペラ21の回転方向と同じであってもよい。第1軸流ファン2(または第2軸流ファン3)は3以上の軸流ファンが接続される直列式軸流ファンの一部であってもよく、単体の軸流ファンとして利用されてもよい。
第1の実施の形態に係る直列式軸流ファンの断面図である。 第1の実施の形態に係る第1軸流ファンの底面図である。 第1の実施の形態に係る第2軸流ファンの平面図である。 第1軸流ファンおよび第2軸流ファンの溝を拡大して示す断面図である。 第1軸流ファンの下端部における角部を拡大して示す図である。 第1軸流ファンの第1リード線群の断面図である。 第1リード線群の断面図である。 第1リード線群の断面図である。 第1リード線群の断面図である。 他の例に係る第1ハウジングおよび第2ハウジングの溝を拡大して示す断面図である。 さらに他の例に係る第1ハウジングおよび第2ハウジングの溝を拡大して示す断面図である。 第1リード線群の断面図である。
符号の説明
1 直列式軸流ファン
2 第1軸流ファン
3 第2軸流ファン
21 第1インペラ
22 第1モータ部
23 第1ハウジング
24 第1支持リブ
31 第2インペラ
32 第2モータ部
33 第2ハウジング
34 第2支持リブ
41 第1リード線群
42 第2リード線群
51,51a 第1溝
52,52a 第2溝
91 (第1リード線群の)接続位置
92 (第2リード線群の)接続位置
211 第1翼
232 (第1ハウジングの)下端部
234 (第1ハウジングの)内周
311 第2翼
331 (第2ハウジングの)上端部
334 (第2ハウジングの)内周
411 第1リード線
421 第2リード線
2221 第1ベース部
3221 第2ベース部
2331〜2334 (第1ハウジングの)角部
3331〜3334 (第2ハウジングの)角部
J1 中心軸

Claims (10)

  1. 軸流ファンであって、
    複数の翼を有するインペラと、
    前記インペラの中心軸を中心として前記インペラを回転することにより前記中心軸に沿うエアの流れを発生するモータ部と、
    前記インペラの外周を囲むハウジングと、
    前記ハウジングと前記モータ部とを接続する複数のリブと、
    前記モータ部から前記中心軸に略垂直な方向へと導かれて前記ハウジングの外側へと引き出される複数のリード線と、
    を備え、
    前記複数のリード線が、前記モータ部に接続される接続位置にて前記中心軸に垂直な方向に配列され、
    前記接続位置における前記複数のリード線の配列の順序をおよそ保ちつつ前記複数のリード線の配列方向を90°以下の所定の角度まで漸次変更しながら前記複数のリード線が前記ハウジングの内周へと導かれ、
    前記複数のリード線が導かれる前記ハウジングの前記内周の位置におけるエアの流れの方向が、前記接続位置における前記複数のリード線の前記配列方向と前記ハウジングの前記内周における前記配列方向との間の方向であることを特徴とする軸流ファン。
  2. 請求項1に記載の軸流ファンであって、
    前記接続位置から前記ハウジングの前記内周まで前記複数のリード線が一列に配列されることを特徴とする軸流ファン。
  3. 請求項1または2に記載の軸流ファンであって、
    前記複数のリード線の数が3以上であることを特徴とする軸流ファン。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の軸流ファンであって、
    前記ハウジングの外形が略四角柱状であり、
    前記複数のリード線が前記ハウジングの端部の一の角部へと導かれ、
    前記複数のリブのそれぞれが、前記端部の互いに隣り合う角部の間の位置に接続されることを特徴とする軸流ファン。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の軸流ファンであって、
    前記ハウジングが、前記ハウジングを横切る溝を有し、
    前記複数のリード線が前記溝に挿入されることにより、前記ハウジングの前記内周における前記複数のリード線の前記配列方向が決定されることを特徴とする軸流ファン。
  6. 請求項1ないし4のいずれかに記載の軸流ファンであって、
    前記インペラの前記中心軸と中心軸が一致するとともに複数の翼を有する他のインペラと、
    前記中心軸を中心として前記他のインペラを回転することにより前記中心軸に沿うエアの流れを発生する他のモータ部と、
    前記他のインペラの外周を囲む他のハウジングと、
    前記他のハウジングと前記他のモータ部とを接続する他の複数のリブと、
    前記他のモータ部から前記中心軸に略垂直な方向へと導かれて前記他のハウジングの外側へと引き出される他の複数のリード線と、
    を備え、
    前記モータ部の前記複数のリブが接続されるベース部と、前記他のモータ部の前記他の複数のリブが接続される他のベース部とを対向させつつ前記ハウジングと前記他のハウジングとが接続され、
    前記他の複数のリード線が、前記他のモータ部に接続される他の接続位置にて前記中心軸に垂直な方向に配列され、
    前記他の接続位置における前記他の複数のリード線の配列の順序をおよそ保ちつつ前記他の複数のリード線の配列方向を90°以下の所定の角度まで漸次変更しながら前記他の複数のリード線が前記他のハウジングの内周へと導かれ、
    前記他の複数のリード線が導かれる前記他のハウジングの前記内周の位置におけるエアの流れの方向が、前記他の接続位置における前記他の複数のリード線の前記配列方向と前記他のハウジングの前記内周における前記配列方向との間の方向であることを特徴とする軸流ファン。
  7. 請求項6に記載の軸流ファンであって、
    前記ハウジングが、前記ハウジングを横切る溝を有し、
    前記複数のリード線が前記溝に挿入されることにより、前記ハウジングの前記内周における前記複数のリード線の前記配列方向が決定されることを特徴とする軸流ファン。
  8. 請求項7に記載の軸流ファンであって、
    前記他のハウジングが、前記他のハウジングを横切る他の溝を有し、
    前記他の複数のリード線が前記他の溝に挿入されることにより、前記他の複数のリード線の前記他のハウジングの前記内周における前記配列方向が決定されることを特徴とする軸流ファン。
  9. 請求項8に記載の軸流ファンであって、
    前記溝と前記他の溝とが前記中心軸に平行な方向において重なることを特徴とする軸流ファン。
  10. 請求項8に記載の軸流ファンであって、
    前記溝と前記他の溝とが、前記ハウジングおよび前記他のハウジングの内周の前記溝および前記他の溝が設けられる位置におけるエアの流れの方向におよそ沿って配列されることを特徴とする軸流ファン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013234644A (ja) * 2012-05-11 2013-11-21 Minebea Co Ltd ファン装置
CN109538504A (zh) * 2017-09-21 2019-03-29 日本电产株式会社 串联式轴流风扇

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