JP2009262828A - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、ベルト補強層を具えるタイヤであって、転がり抵抗を低減させるとともに、ベルト耐久性を向上させた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】トレッド部1と、サイドウォール部2と、ビード部3と、カーカス5と、傾斜ベルト層6およびベルト補強層7を含むベルトと、トレッドゴム9とを具え、ベルト補強層7はハイエロンゲーションコードからなり、このハイエロンゲーションコードの破断伸度を、トレッド踏面8の、ショルダー側領域でセンター側領域より10〜20%大きくしてなることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】トレッド部1と、サイドウォール部2と、ビード部3と、カーカス5と、傾斜ベルト層6およびベルト補強層7を含むベルトと、トレッドゴム9とを具え、ベルト補強層7はハイエロンゲーションコードからなり、このハイエロンゲーションコードの破断伸度を、トレッド踏面8の、ショルダー側領域でセンター側領域より10〜20%大きくしてなることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、空気入りタイヤ、特に高速耐久性を向上させるとともに、転がり抵抗を低減させ、また、ベルト耐久性を向上させた空気入りタイヤに関するものである。
高速耐久性の向上を企図した従来の空気入りタイヤとしては、例えば、タイヤ赤道面に対して比較的小さな角度(例えば、15〜35°)をなして延在する複数本のベルトコードからなるベルト層の二層以上を、層間でコードが相互に交差する向きに配置してなる傾斜ベルト層と、一本もしくは複数本のベルトコードを、トレッド周方向への延在姿勢で螺旋状に巻回してなるベルト補強層とを有するものがある。
このタイヤでは、トレッド部の周方向への伸長が、ベルト補強層によって抑制されるため、高速走行時の遠心力によるタイヤの径成長を抑制することができるも、そのベルト補強層の作用下で、トレッド部の周方向の面外曲げ剛性が高くなるため、タイヤの上下剛性が大きくなって、乗り心地性能が低下するとともに、接地長さが短くなって接地面積が減少することで操縦安定性が低下するという問題があった。
そこで、例えば特許文献1には、二層の傾斜ベルト層のベルトコードの、タイヤ赤道面に対する傾斜角度を高角度(例えば、45〜85°)で延在させるとともに、層間で相互に交差させるベルト構造が開示されており、これによれば、従来技術のように、ベルトコードがタイヤ赤道面に対して比較的小さな角度で延在して、層間で相互に交差するベルト構造に比べて、ベルトの、引張力および圧縮力による伸長変形および圧縮変形をし易くして、ベルトに固有の周方向の面外曲げ剛性を低減させることで、トレッド部の周方向面外曲げ剛性を低下させ、これにより、空気入りタイヤの上下剛性を小さくして乗り心地性能が向上させるとともに、接地長さを長くして接地面積の増加に伴う操縦安定性の向上をもたらすことができる。
また、特許文献1に記載のタイヤによれば、接地面積の増加に基づく、コーナリングパワーを増加によってもまた、操縦安定性を向上させることができる。
また、特許文献1に記載のタイヤによれば、接地面積の増加に基づく、コーナリングパワーを増加によってもまた、操縦安定性を向上させることができる。
しかるに、特許文献1に記載のこのタイヤでは、周方向に比較的伸び易い傾斜ベルト層の端部と、周方向に伸び難いベルト補強層の端部との間に、周方向の大きな層間剪断歪が生じることになるため、この歪の発生によってもまた転がり抵抗が増加することになる他、傾斜ベルト層とベルト補強層との間に層間セパレーションが発生しやすいベルト耐久性の低下のおそれがあった。
特開2006−193032号公報
そこで、本発明は、ベルト補強層を具えるタイヤであって、転がり抵抗を低減させるとともに、ベルト耐久性を向上させた空気入りタイヤを提供する。
この発明にかかる空気入りタイヤは、トレッド部と、一対のサイドウォール部と、一対のビード部と、各ビード部内のビードコア間にトロイド状に延在する少なくとも一枚のカーカスプライからなるカーカスと、このカーカスのクラウン域の外周側に配置されて、タイヤ赤道面に対して傾斜する向きに延在するそれぞれのベルト層コードからなり、ベルト層コードが層間で相互に交差する二層以上の傾斜ベルト層および、複数本のコードを、トレッド周方向への延在姿勢で螺旋状に巻回してなるベルト補強層を含むベルトと、このベルトの半径方向外方に配設したトレッドゴムとを具えるものであって、ベルト補強層はハイエロンゲーションコードからなり、このハイエロンゲーションコードの破断伸度を、トレッド踏面の、ショルダー側領域でセンター側領域より10〜20%大きくしてなることを特徴とするものである。
ここで、「ハイエロンゲーションコード」とは、一般に、複数のストランドを緩く撚り合わせて、ストランドを互いに動き易く、比較的小さい荷重で大きく伸張させることによって、破断時に至るまでのトータル伸張量が多く、例えば、破断時の伸度が4.5〜5.5%の範囲のコードをいうものとする。
またここで、「センター側領域」および「ショルダー側領域」は、タイヤ赤道面からトレッド半幅の1/4の位置を境として、幅方向内側をセンター側領域、幅方向外側をショルダー側領域としたものである。
「破断伸度」とは、JIS Z 2241に準拠した引張り試験を行って測定した結果によって算出した値を意味する。
「トレッド周方向への延在姿勢」とは、コードがタイヤ赤道面に対して0〜5°の範囲内の角度で延在する状態をいうものとする。
またここで、「センター側領域」および「ショルダー側領域」は、タイヤ赤道面からトレッド半幅の1/4の位置を境として、幅方向内側をセンター側領域、幅方向外側をショルダー側領域としたものである。
「破断伸度」とは、JIS Z 2241に準拠した引張り試験を行って測定した結果によって算出した値を意味する。
「トレッド周方向への延在姿勢」とは、コードがタイヤ赤道面に対して0〜5°の範囲内の角度で延在する状態をいうものとする。
このようなタイヤにおいてより好ましくは、トレッドゴムは、少なくとも二種類のゴム種からなる。
好ましくは、トレッドゴムを、外周側に位置するキャップゴムと、内周側に位置するベースゴムとからなるキャップアンドベース構造とする。
また好ましくは、ベースゴムを、キャップゴムよりtanδが小さい。
ここで、tanδは損失係数をいうものとする。
ここで、tanδは損失係数をいうものとする。
より好ましくは、ベースゴムのtanδを、0.03〜0.12の範囲とする。
好ましくは、ベースゴムの厚みを、0.5〜5mmとする。
また好ましくは、ベースゴムの、タイヤ赤道面上での厚みt1と、タイヤ赤道面からトレッド幅の45%の位置での厚みt2が、t1<t2の関係を満たすものとする。
より好ましくは、厚みt2を、厚みt1の1.2〜10倍とする。
ところで、ベースゴムは、トレッド踏面のセンター部とショルダー部とで異なるゴム種からなるものとすることが好ましい。
より好ましくは、ベースゴムの100%モジュラスを、トレッド踏面のショルダー部では、センター部より小さくする。
ここで、「100%モジュラス」とは、JISダンベル状3号形サンプルを用意し、JIS K6251に準拠して、室温で500±50mm/minの速度で引張試験を行って測定した引張応力である。
ここで、「100%モジュラス」とは、JISダンベル状3号形サンプルを用意し、JIS K6251に準拠して、室温で500±50mm/minの速度で引張試験を行って測定した引張応力である。
ところで、トレッド幅方向の外側に配置されたトレッドゴム部分だけが、キャップアンドベース構造であることが好ましい。
より好ましくは、トレッド幅方向の内側に配置されたトレッドゴム部分の幅を、トレッド幅の30〜80%とする。
ここで、「トレッド幅」とは、タイヤを適用リムに装着し、規定の内圧を充填し、無負荷状態のタイヤのトレッド模様部分の両端の直線距離をいうものとする。
この場合、「適用リム」および「規定内圧」とは、タイヤが生産され、使用される地域に有効な産業規格で規定されたリムおよび内圧をいうものとし、その産業規格は、例えば日本ではJATMA(日本自動車タイヤ協会) YEAR BOOK、欧州ではETRTO(European Tyre and Rim Technical Organisation) STANDARD MANUAL、米国ではTRA(THE TIRE and RIM ASSOCIATION INC.)YEAR BOOKをいうものとする。
「適用リムに装着」とは、タイヤをJATMA等に規定の適用リムに組み付けた状態をいうものとする。
この場合、「適用リム」および「規定内圧」とは、タイヤが生産され、使用される地域に有効な産業規格で規定されたリムおよび内圧をいうものとし、その産業規格は、例えば日本ではJATMA(日本自動車タイヤ協会) YEAR BOOK、欧州ではETRTO(European Tyre and Rim Technical Organisation) STANDARD MANUAL、米国ではTRA(THE TIRE and RIM ASSOCIATION INC.)YEAR BOOKをいうものとする。
「適用リムに装着」とは、タイヤをJATMA等に規定の適用リムに組み付けた状態をいうものとする。
また好ましくは、ベルト補強層のコードが、芳香族ポリアミドコードまたはスチールコードからなる。
従来のタイヤは、傾斜ベルト層の端部と、ベルト補強層の端部との間に大きな周方向剪断歪が生じ、これが転がり抵抗の増加やベルト耐久性の低下を惹起するおそれがあった。
そこで本発明では、ベルト補強層を破断伸度が大きいハイエロンゲーションコードとすることで、比較的低荷重時の伸度を大きく選択することで、面外曲げ剛性の増加を抑えて乗り心地改善し、低荷重で大きく伸びた後の伸度の低減状態の下で、高速走行時の径成長を抑制する一方、破断に至るまでのトータル伸びが大きいことにより、傾斜ベルト層とベルト補強層との間の層間剪断歪を低減してベルト耐久性を向上させることができる。
このハイエロンゲーションコードの破断伸度を、トレッド踏面の、ショルダー側領域でセンター側領域より10〜20%大きくすることで、ベルト補強層の端部と傾斜ベルト層の端部との間の周方向相対歪をより一層低減させることで、歪エネルギーロスを減らし、転がり抵抗を低減するとともに、ベルト耐久性を向上させることができる。
すなわち、破断伸度が10%未満では、ショルダー側領域の伸びが小さいため、ベルト補強層端部と傾斜ベルト層端部との間の周方向剪断歪が増大し、転がり抵抗が悪化する。一方、20%を超えると、ショルダー側領域の周方向伸びが大きく、ロスの発生が大きいショルダー側領域の接地長さが長くなるために、転がり抵抗が悪化する。
以下に、図面を参照しながら本発明の空気入りタイヤを詳細に説明する。
図1は、本発明の空気入りタイヤの一の実施形態を、適用リムに組付けて、規定の内圧を充填した状態で示す、タイヤの半部についての子午線断面図である。
図1は、本発明の空気入りタイヤの一の実施形態を、適用リムに組付けて、規定の内圧を充填した状態で示す、タイヤの半部についての子午線断面図である。
図中の1はトレッド部を、2は、トレッド部1のそれぞれの側部に連続して半径方向内方へ延びる一対のサイドウォール部を、そして3は、サイドウォール部2の半径方向内方に連続するビード部をそれぞれ示す。
ここでは、ビード部3に埋設配置した、例えば一対のビードコア4間にトロイド状に延びる、カーカスプライのそれぞれの側部部分を、ビードコア4の周りに、タイヤ幅方向の内側から外側に向けて巻き返して係留した、例えば一枚のカーカスプライからなる、ラジアル構造を可とするカーカス5を設け、このカーカス5のクラウン域の外周側に、ベルト層コードをタイヤ赤道面に対して、例えば45〜80°の角度で傾斜する向きに延在させ、層間でベルト層コードを相互に交差させた、ゴム被覆ベルト層の二層以上、図では二層の傾斜ベルト層6を配設し、このような傾斜ベルト層6の半径方向外方には、ほぼ、タイヤ赤道面に沿って延びるゴム被覆コードからなる、例えば一層のベルト補強層7を具え、この傾斜ベルト層6とベルト補強層7でベルトを構成し、このベルトの半径方向外方にトレッド踏面8を形成するトレッドゴム9を配設する。
さらに、このタイヤでは、ベルト補強層7はハイエロンゲーションコードより形成し、このハイエロンゲーションコードの破断伸度を、トレッド踏面の、ショルダー側領域で、センター側領域より10〜20%大きくする。
図2は、本発明の空気入りタイヤの他の実施形態を、タイヤの半部について示す、図1と同様の子午線断面図である。
これは、図1に示すところに加えて、トレッドゴム9を、ゴム種の異なる少なくとも二層、より好ましくは、相互に異なるゴム種からなる、外周側に位置するキャップゴム10と、内周側に位置するベースゴム11との、二種類二層のゴムからなるキャップアンドベース構造としたものである。
これは、図1に示すところに加えて、トレッドゴム9を、ゴム種の異なる少なくとも二層、より好ましくは、相互に異なるゴム種からなる、外周側に位置するキャップゴム10と、内周側に位置するベースゴム11との、二種類二層のゴムからなるキャップアンドベース構造としたものである。
このように、トレッドゴム9を異種ゴムを持って多層化し、各ゴム種の物性を所要に応じて適宜に選択することで、トレッドゴム9が大きく折り曲げられても、キャップアンドベース構造の下で、転がり抵抗が悪化しないような設計の自由度を高めることができる。
この一方で、三層以上のゴム層を積層することはタイヤ成型作業を困難にするので、二層のゴムの積層が適当である。
この一方で、三層以上のゴム層を積層することはタイヤ成型作業を困難にするので、二層のゴムの積層が適当である。
ここで好ましくは、ベースゴム11を、キャップゴム10よりtanδの小さいゴム種をもって形成する。
この構成によれば、ベースゴム11にtanδの小さいゴムおよび、キャップゴム10にtanδの大きいゴムとした二層の構造として、路面に接するキャップゴム10をtanδが大きく、路面に対する十分なグリップ力を発揮するゴム種によって形成する一方で、路面に接することのないベースゴム11で、歪によるエネルギーロスを小さく抑えることができ、操縦安定性と、転がり抵抗の低減とをうまく両立することができる。
この構成によれば、ベースゴム11にtanδの小さいゴムおよび、キャップゴム10にtanδの大きいゴムとした二層の構造として、路面に接するキャップゴム10をtanδが大きく、路面に対する十分なグリップ力を発揮するゴム種によって形成する一方で、路面に接することのないベースゴム11で、歪によるエネルギーロスを小さく抑えることができ、操縦安定性と、転がり抵抗の低減とをうまく両立することができる。
そしてこの場合、ベースゴム11のtanδを、0.03〜0.12の範囲として、歪に伴うエネルギーロスの、十分な低減を図ることができる。
すなわち、ベースゴム11のtanδが0.12を超えると、歪エネルギーロスを十分に低減させることができず、0.03未満ではベースゴム11の剛性が低下することで、破壊特性が悪化して、十分な破壊特性を確保することができない傾向がある。
すなわち、ベースゴム11のtanδが0.12を超えると、歪エネルギーロスを十分に低減させることができず、0.03未満ではベースゴム11の剛性が低下することで、破壊特性が悪化して、十分な破壊特性を確保することができない傾向がある。
また好ましくは、ベースゴム11の厚みを、キャップベース構造の総厚みを変更することなく、0.5〜5mmとする。
その厚みが0.5mm未満では、ゴム厚みが薄すぎて、エネルギーロスの抑制効果が小さくなりすぎ、一方、5mmを超えると、一般的に剛性の低いベースゴムの体積が大きくなりすぎて、操縦安定性が悪化する傾向がある。
その厚みが0.5mm未満では、ゴム厚みが薄すぎて、エネルギーロスの抑制効果が小さくなりすぎ、一方、5mmを超えると、一般的に剛性の低いベースゴムの体積が大きくなりすぎて、操縦安定性が悪化する傾向がある。
ところで、タイヤは、一般に子午線断面において、半径方向外方側に凸となる曲線状に設計する。
この一方で、子午線断面内のトレッド部の外輪郭線を、平坦な直線状としたときは、タイヤ幅方向の丸みがないと、ショルダー部の接地長さが長く、センター部の接地長さが短いような、不均等な接地形状となる。このような接地形状では、タイヤのショルダー部の接地圧が上がりやすく、接地長さも長くなるため、ショルダー部の摩耗が促進されることになる。したがって、ショルダー部の早期の摩耗を抑制する等の理由から、半径方向外方側に凸となる曲線幅方向に丸みを帯びた形状とされている。
この一方で、子午線断面内のトレッド部の外輪郭線を、平坦な直線状としたときは、タイヤ幅方向の丸みがないと、ショルダー部の接地長さが長く、センター部の接地長さが短いような、不均等な接地形状となる。このような接地形状では、タイヤのショルダー部の接地圧が上がりやすく、接地長さも長くなるため、ショルダー部の摩耗が促進されることになる。したがって、ショルダー部の早期の摩耗を抑制する等の理由から、半径方向外方側に凸となる曲線幅方向に丸みを帯びた形状とされている。
そして、このようなタイヤ表面が、路面に押圧された際には、センター部がたくさん撓むことにより、タイヤの接地面は、接地面の幅方向中心に向かう力(ワイピング力)が発生する。このワイピング力による歪は、特にショルダー部で、センター部よりも大きくなって、このときの歪によるエネルギーロスによって、トレッドショルダー部での転がり抵抗がより大きくなる。
かかるワイピング力に起因する、エネルギーロスの低減のためには、tanδの小さいベースゴム11に変形を大きく負担させることが有効である。
かかるワイピング力に起因する、エネルギーロスの低減のためには、tanδの小さいベースゴム11に変形を大きく負担させることが有効である。
そこで、図3に示す本発明の他の実施形態では、特に、ベースゴム11aの、タイヤ赤道面上での厚みt1と、タイヤ赤道面からトレッド幅TWの45%の位置での厚みt2が、t1<t2の関係を満たすものとする。
この構成によれば、ショルダー部に発生する、大きなワイピング力による変形を、厚みが厚く、tanδの小さいベースゴム11aで特に大きく吸収し、ベルトの張力が大きいセンター部では、所要の物性を有する、キャップゴム10aの作用下で、コーナリング時に発生する横力に対する剛性が高めてコーナリングパワーを上げることで、転がり抵抗を有効に抑制するとともに、操縦安定性を有効に向上させることができる。
この構成によれば、ショルダー部に発生する、大きなワイピング力による変形を、厚みが厚く、tanδの小さいベースゴム11aで特に大きく吸収し、ベルトの張力が大きいセンター部では、所要の物性を有する、キャップゴム10aの作用下で、コーナリング時に発生する横力に対する剛性が高めてコーナリングパワーを上げることで、転がり抵抗を有効に抑制するとともに、操縦安定性を有効に向上させることができる。
ここにおいて、より好ましくは、厚みt2を、厚みt1の1.2〜10倍とする。
すなわち、t2がt1の1.2倍未満では、ショルダー部のワイピング力に起因するエネルギーロスを低減させる効果が小さくなり、一方、t1の10倍を超えると、ショルダー部のベースゴム11aの厚みが厚すぎてタイヤの重量が増加する傾向がある。
すなわち、t2がt1の1.2倍未満では、ショルダー部のワイピング力に起因するエネルギーロスを低減させる効果が小さくなり、一方、t1の10倍を超えると、ショルダー部のベースゴム11aの厚みが厚すぎてタイヤの重量が増加する傾向がある。
また、図4に示す実施形態は、ベースゴムを、トレッド踏面8のセンター部のベースゴム11b1とショルダー部のベースゴム11b2とで異なるゴムとしたものである。例えば、センター部の幅をトレッド幅TWの40〜80%とする。
この構成により、例えば、操縦安定性の寄与の高いセンター部の100%モジュラスを2.2MPaおよび、転がり抵抗への寄与が高いショルダー部の100%モジュラスを1.7MPaのゴムにそれぞれ変更することで、操縦安定性の向上と転がり抵抗の低減の両立が可能となり、例えば、tanδの小さいショルダー部のベースゴム11b2を、特に大きく変形させて、転がり抵抗の増加を抑制するべく、そのベースゴム11b2を軟らかいゴム種のものとし、センター部のベースゴム11b1は、操縦安定性の確保のために硬めのゴム種のものとするができる。
この場合もまた、より好ましくは、ベースゴムの100%モジュラスを、トレッド踏面のショルダー部のベースゴム11b2で、センター部のベースゴム11b1より低くする。
この構成により、ショルダー部のベースゴム11b2に、ワイピング力による変形を多くの部分を負担させることで、大きな歪が発生しても、エネルギーロスを低く抑えて、転がり抵抗を小さくすることができる。
そしてまた、図5に示す実施形態は、トレッド幅方向の外側に配置されたトレッドゴム部分だけを、外周側に位置するキャップゴム10cと、内周側に位置するベースゴム11cとの二層からなるキャップアンドベース構造としたものである。
ここでは、トレッド幅方向の外側にtanδの小さいベースゴム11cを配置することで、そのベースゴム11cがワイピング力によって変形しても、エネルギーのロスを小さく抑えることができるので、変形量の多少にかかわらず、転がり抵抗を十分小さく抑えることができる。
ここでは、トレッド幅方向の外側にtanδの小さいベースゴム11cを配置することで、そのベースゴム11cがワイピング力によって変形しても、エネルギーのロスを小さく抑えることができるので、変形量の多少にかかわらず、転がり抵抗を十分小さく抑えることができる。
ここにおいて、トレッド幅方向の内側に配置されたトレッドゴム部分の幅を、トレッド幅TWの30〜80%としたときは、トレッドの中心からトレッド幅TWの15%の位置より幅方向外側に向かって大きくなり始め、トレッド幅TWの40〜50%の位置で最大となるワイピング力に対し、その領域に、tanδの小さいベースゴム11cを配置して、変形量の多い領域のロスを効果的に下げることで、タイヤの転がり抵抗を効率よく低減することができる。
ところで、ベルト補強層7のコードは、芳香族ポリアミドコードまたはスチールコードとすることが好ましい。
すなわち、ベルト補強層7のコードを芳香族ポリアミドコードとすることによって、ベルト補強層7の圧縮剛性を比較的低減することができ、面外曲げ剛性を小さくして、操縦安定性および乗り心地性を向上することができる。例えば、ベルト補強層7のコードをケブラーコードとすることができる。
また、ベルト補強層7のコードをスチールコードとすることによって、ベルト周方向の引張り強さを確保することができるので、ベルト周方向の引張り強さの低下や、高速走行時におけるタイヤの径成長を抑制し、高速耐久性の低下を抑制することができる。
すなわち、ベルト補強層7のコードを芳香族ポリアミドコードとすることによって、ベルト補強層7の圧縮剛性を比較的低減することができ、面外曲げ剛性を小さくして、操縦安定性および乗り心地性を向上することができる。例えば、ベルト補強層7のコードをケブラーコードとすることができる。
また、ベルト補強層7のコードをスチールコードとすることによって、ベルト周方向の引張り強さを確保することができるので、ベルト周方向の引張り強さの低下や、高速走行時におけるタイヤの径成長を抑制し、高速耐久性の低下を抑制することができる。
次に、図1〜5に示すような構造を有し、サイズが195/65R15のタイヤを試作し、カーカスは、タイヤ赤道面に対し90°の角度で延在する、ポリエチレンコードからなるカーカスプライの一層にて形成し、傾斜ベルト層はタイヤ赤道面に対して70°の傾斜角度で配置したスチールコードを層間で相互に交差させた二層とし、その外周側上に、平行に引き揃えた複数本のスチールコードをゴム被覆してなるリボン状ストリップを螺旋状に巻回してなるベルト補強層を設けたところにおいて、他のそれぞれの諸元を表1に示すように変化させた実施例タイヤ1〜6および、比較例タイヤ1〜3のそれぞれにつき、ベルト耐久性、操縦安定性、乗り心地性および転がり抵抗を測定した。
なお、センター部のベースゴムの厚みは、タイヤ赤道面位置で測定し、また、ショルダー部のベースゴムの厚みは、タイヤ赤道面からタイヤ幅方向60mmの位置で測定した。
tanδは、幅4.7mm、長さ20mmおよび厚さ2mmのサンプルを、歪振幅2%、周波数52Hzおよび測定温度25±3℃の条件で、引張試験を行い測定した。
tanδは、幅4.7mm、長さ20mmおよび厚さ2mmのサンプルを、歪振幅2%、周波数52Hzおよび測定温度25±3℃の条件で、引張試験を行い測定した。
(ベルト耐久性)
実施例タイヤ1〜6および、比較例タイヤ1〜3のそれぞれにつき、タイヤを6.0J×15のリムに組み付けて、内圧を180kPa、キャンバー角−1°、スリップアングル0°、負荷荷重8kNとし、直径3mのスチール製のドラム試験機を用いて、時速150km/hで、100時間連続走行させ、その後、タイヤ全周にわたって解体し、スチールベルトとスパイラルベルトとの間の亀裂の長さの、最も長い位置の数値で評価した。その結果を表2に示す。
実施例タイヤ1〜6および、比較例タイヤ1〜3のそれぞれにつき、タイヤを6.0J×15のリムに組み付けて、内圧を180kPa、キャンバー角−1°、スリップアングル0°、負荷荷重8kNとし、直径3mのスチール製のドラム試験機を用いて、時速150km/hで、100時間連続走行させ、その後、タイヤ全周にわたって解体し、スチールベルトとスパイラルベルトとの間の亀裂の長さの、最も長い位置の数値で評価した。その結果を表2に示す。
(操縦安定性)
実施例タイヤ1〜6および、比較例タイヤ1〜3のそれぞれにつき、タイヤを6.0J×15のリムに組み付けて、充填内圧を210kPa、2500ccの国産FR車に装着し、熟練したテストドライバーが、150km/hのレーンチェンジ、80km/hの限界旋回走行および、50km/hからの加速を含む走行試験をテストコースで実施することによって、満点を10点としてフィーリング評価した。その結果を表2に示す。
実施例タイヤ1〜6および、比較例タイヤ1〜3のそれぞれにつき、タイヤを6.0J×15のリムに組み付けて、充填内圧を210kPa、2500ccの国産FR車に装着し、熟練したテストドライバーが、150km/hのレーンチェンジ、80km/hの限界旋回走行および、50km/hからの加速を含む走行試験をテストコースで実施することによって、満点を10点としてフィーリング評価した。その結果を表2に示す。
(乗り心地性)
実施例タイヤ1〜6および、比較例タイヤ1〜3のそれぞれにつき、タイヤを6.0J×15のリムに組み付けて、充填内圧を210kPa、2500ccの国産FR車に装着し、熟練したテストドライバーが、時速60km/hで、高速道路のつなぎ目、石畳路および線路の踏み切りの乗り越しを再現したテストコースを走行することによって測定して、満点を10点として試験結果を評価した。その結果を表2に示す。
実施例タイヤ1〜6および、比較例タイヤ1〜3のそれぞれにつき、タイヤを6.0J×15のリムに組み付けて、充填内圧を210kPa、2500ccの国産FR車に装着し、熟練したテストドライバーが、時速60km/hで、高速道路のつなぎ目、石畳路および線路の踏み切りの乗り越しを再現したテストコースを走行することによって測定して、満点を10点として試験結果を評価した。その結果を表2に示す。
(転がり抵抗)
実施例タイヤ1〜6および、比較例タイヤ1〜3のそれぞれにつき、SAE J1269に準拠して、タイヤを6.0J×15のリムに組み付けて、充填内圧を210kPa、負荷質量を450kgとし、時速80km/hで、タイヤを転動させ、直径1.7mの鉄板表面を持つドラム試験機を用いて、車軸の転がり抵抗を測定して評価した。その結果を表2に指数で示す。
なお、表中の指数値は、比較例タイヤ1の値をコントロールとしたものであり、指数値は小さいほど転がり抵抗が小さく、タイヤ性能が良好なことを示す。
実施例タイヤ1〜6および、比較例タイヤ1〜3のそれぞれにつき、SAE J1269に準拠して、タイヤを6.0J×15のリムに組み付けて、充填内圧を210kPa、負荷質量を450kgとし、時速80km/hで、タイヤを転動させ、直径1.7mの鉄板表面を持つドラム試験機を用いて、車軸の転がり抵抗を測定して評価した。その結果を表2に指数で示す。
なお、表中の指数値は、比較例タイヤ1の値をコントロールとしたものであり、指数値は小さいほど転がり抵抗が小さく、タイヤ性能が良好なことを示す。
表2の結果から、実施例タイヤ1〜6は、比較例タイヤ1〜3に対して、操縦安定性と乗り心地性が大きく変わることなく、ベルト耐久性の向上と転がり抵抗を低減することができた。
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 ビードコア
5 カーカス
6 傾斜ベルト層
7 ベルト補強層
8 トレッド踏面
9 トレッドゴム
10 キャップゴム
11 ベースゴム
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 ビードコア
5 カーカス
6 傾斜ベルト層
7 ベルト補強層
8 トレッド踏面
9 トレッドゴム
10 キャップゴム
11 ベースゴム
Claims (13)
- トレッド部と、一対のサイドウォール部と、一対のビード部と、各ビード部内のビードコア間にトロイド状に延在する少なくとも一枚のカーカスプライからなるカーカスと、このカーカスのクラウン域の外周側に配置されて、タイヤ赤道面に対して傾斜する向きに延在するそれぞれのベルト層コードからなり、ベルト層コードが層間で相互に交差する二層以上の傾斜ベルト層および、複数本のコードを、トレッド周方向への延在姿勢で螺旋状に巻回してなるベルト補強層を含むベルトと、このベルトの半径方向外方に配設したトレッドゴムとを具える空気入りタイヤにおいて、
ベルト補強層はハイエロンゲーションコードからなり、
このハイエロンゲーションコードの破断伸度を、トレッド踏面の、ショルダー側領域でセンター側領域より10〜20%大きくしてなることを特徴とする空気入りタイヤ。 - トレッドゴムを、ゴム種の異なる少なくとも二層にて構成してなる請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- トレッドゴムは、外周側に位置するキャップゴムと、内周側に位置するベースゴムとからなるキャップアンドベース構造である請求項2に記載の空気入りタイヤ。
- ベースゴムは、キャップゴムよりtanδが小さい請求項3に記載の空気入りタイヤ。
- ベースゴムのtanδが、0.03〜0.12の範囲である請求項4に記載の空気入りタイヤ。
- ベースゴムの厚みが、0.5〜5mmである請求項3〜5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- ベースゴムの、タイヤ赤道面上での厚みt1と、タイヤ赤道面からトレッド幅の45%の位置での厚みt2が、t1<t2の関係を満たす請求項4〜6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- 厚みt2は、厚みt1の1.2〜10倍である請求項7に記載の空気入りタイヤ。
- ベースゴムは、トレッド踏面のセンター部とショルダー部とで異なるゴム種からなる請求項4〜6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- ベースゴムの100%モジュラスを、トレッド踏面のショルダー部で、センター部より小さくしてなる請求項9に記載の空気入りタイヤ。
- トレッド幅方向の外側に配置されたトレッドゴム部分だけが、キャップアンドベース構造である請求項4〜6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- トレッド幅方向の内側に配置されたトレッドゴム部分の幅が、トレッド幅の30〜80%である請求項11に記載の空気入りタイヤ。
- ベルト補強層のコードが、芳香族ポリアミドコードまたはスチールコードからなる請求項1〜12のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008116115A JP2009262828A (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | 空気入りタイヤ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011093386A (ja) * | 2009-10-28 | 2011-05-12 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
JP2011148339A (ja) * | 2010-01-19 | 2011-08-04 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
JP2012035652A (ja) * | 2010-08-03 | 2012-02-23 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
JP2012143902A (ja) * | 2011-01-07 | 2012-08-02 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤ更生方法、タイヤ更生用バフ装置及び空気入りタイヤ |
CN106573499A (zh) * | 2014-05-06 | 2017-04-19 | 科德沙环球纱线工业和贸易股份公司 | 用于充气轮胎的冠带层增强带 |
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CN114364547A (zh) * | 2019-10-21 | 2022-04-15 | 横滨橡胶株式会社 | 充气轮胎 |
-
2008
- 2008-04-25 JP JP2008116115A patent/JP2009262828A/ja not_active Withdrawn
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