JP2009262799A - Vehicular seat - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両用シートに関し、詳しくは、シートクッションとシートバックとから成り、シートクッションが前後スライド機構を介して車両フロアの前後方向にスライド可能に組み付けられている車両用シートに関する。 The present invention relates to a vehicle seat, and more particularly, to a vehicle seat that includes a seat cushion and a seat back, and the seat cushion is slidably assembled in a front-rear direction of a vehicle floor via a front-rear slide mechanism.
この種の車両用シートとして、例えば、特許文献1に開示された技術が既に知られている。この技術では、車両用シートは、そのシートクッションが前後スライド機構を介して車両フロアの前後方向にスライド可能に組み付けられている。そして、車両に外部加重が加わると(例えば、車両に後突が発生すると)、車両用シート全体を後方に移動させる構造となっている。これにより、外部加重によって生じる衝撃を吸収することができる。
しかしながら、上述した車両用シートでは、シートクッションを前後方向にスライドさせているときに車両に外部加重が加わると、すなわち、シートクッションが車両フロアに対してフリー状態のときに車両に外部加重が加わると、その外部加重によってシートクッションが大きくスライドしてしまうといった問題が発生していた。 However, in the above-described vehicle seat, when an external load is applied to the vehicle when the seat cushion is slid in the front-rear direction, that is, when the seat cushion is in a free state with respect to the vehicle floor, an external load is applied to the vehicle. And the problem that the seat cushion slides largely by the external load occurred.
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、シートクッションを前後方向にスライドさせているときに車両に外部加重が加わった場合でも、その外部加重によってシートクッションが大きくスライドすることを防止できる車両用シートを提供することを課題とする。 The present invention is intended to solve such a problem. The purpose of the present invention is to increase the seat cushion by external load even when external load is applied to the vehicle when the seat cushion is slid in the front-rear direction. It is an object to provide a vehicle seat that can be prevented from sliding.
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。請求項1に記載の発明は、シートクッションとシートバックとから成り、シートクッションが前後スライド機構を介して車両フロアの前後方向にスライド可能に組み付けられている車両用シートであって、前後スライド機構は、車両フロア側に組み付けられるロアレールと、このロアレールに対してスライド可能にシートクッション側に組み付けられるアッパレールとから構成されると共に、ロアレールに対してアッパレールを所望するスライド位置でロックする第1の前後スライドロック装置を備えており、第1の前後スライドロック装置が非ロック状態のときに車両に外部加重が加わると、慣性力によってロアレールに対してアッパレールをロックする第2の前後スライドロック装置を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、シートクッションを前後方向にスライドさせているときに車両に外部加重が加わった場合でも、その外部加重によってシートクッションが前後に大きくスライドすることを防止できる。
The present invention is for achieving the above object, and is configured as follows. The invention according to
According to this configuration, even when an external load is applied to the vehicle while the seat cushion is slid in the front-rear direction, the seat cushion can be prevented from sliding largely back and forth due to the external load.
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用シートであって、第2の前後スライドロック装置は粘性部材を有するダンパを備えており、この粘性を作用させてロアレールに対してアッパレールをロックすることを特徴とする。
この構成によれば、外部加重によってシートクッションが前後にスライドしたとき、そのスライドを減衰させることができる。そのため、スライド停止時の衝撃荷重を緩やかに解放することができる。
The invention according to
According to this configuration, when the seat cushion slides back and forth due to external load, the slide can be attenuated. Therefore, the impact load when the slide stops can be released gently.
また、請求項3に記載の発明は、請求項1〜2のいずれか1項に記載の車両用シートであって、シートクッションを車両フロアの左右方向にスライドさせる左右スライド機構を備えており、左右スライド機構は、車両フロア側に組み付けられるロアレールと、このロアレールに対してスライド可能にシートクッション側に組み付けられるアッパレールとから構成されると共に、ロアレールに対してアッパレールを所望するスライド位置でロックする第1の左右スライドロック装置を備えており、第1の左右スライドロック装置が非ロック状態のときに車両に外部加重が加わると、慣性力によってロアレールに対してアッパレールをロックする第2の左右スライドロック装置を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、シートクッションを左右方向にスライドさせているときに車両に外部加重が加わった場合でも、その外部加重によってシートクッションが左右に大きくスライドすることを防止できる。
The invention according to claim 3 is the vehicle seat according to any one of
According to this configuration, even when an external load is applied to the vehicle when the seat cushion is slid in the left-right direction, the seat cushion can be prevented from sliding significantly left and right due to the external load.
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図1〜3を用いて説明する。図1は、本発明の実施例に係る車両用シートの主要部を示す分解斜視図である。図2は、図1の組み付け状態を示す側面視の模式図である。図3は、図1の組み付け状態を示す平面視の模式図である。なお、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、車両用シートを基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。 Hereinafter, the best mode for carrying out the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is an exploded perspective view showing a main part of a vehicle seat according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a schematic side view showing the assembled state of FIG. FIG. 3 is a schematic diagram in plan view showing the assembled state of FIG. 1. In the following description, the terms “up”, “down”, “front”, “rear”, “left” and “right” refer to the directions of “up”, “down”, “front”, “rear”, “left” and “right” described in the above-described drawings. When up, down, front, back, left, right are shown.
まず、図1を参照して、本発明の実施例に係る車両用シートを説明する。この車両用シートの例として、例えば、車両内に組み付けられた助手席を例に説明する。助手席は、乗員の着座部となるシートクッション1と、乗員の背の凭れ部となりシートクッション1に対して傾動可能な公知のシートバック2(いずれも、図1において、図示しない)と、このシートバック2の頂部に組み付けられてシートクッション1に着座した乗員の後頭部を支承する公知のヘッドレスト(図示しない)とから主として構成されている。以下に、これら構成部材のうち、シートクッション1の詳細構成を説明する。
First, a vehicle seat according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. As an example of this vehicle seat, a passenger seat assembled in a vehicle will be described as an example. The passenger seat includes a
シートクッション1は、その骨格を成す左右1対のクッションフレームと、この両クッションフレームに対し包着状に取り付けられるパッド部材(いずれも、図1において、図示しない)とから主として構成されている。シートクッション1の構成部材のうち、両クッションフレームは、左右スライド機構20と、前後スライド機構50とを介して車両フロアFに組み付けられている。以下に、これら両スライド機構20、50の詳細構成を個別に説明する。
The
まず、左右スライド機構20を説明する。左右スライド機構20は、前後1対のロアレール22、22と、これらロアレール22、22に対してスライド可能な前後1対のアッパレール24、24とから構成されている。両アッパレール24のうち、前側のアッパレール24の左右端部は、両クッションフレームの前端部にそれぞれ固着されている。これと同様に、後側のアッパレール24の左右端部も、両クッションフレームの後端部にそれぞれ固着されている。これにより、シートクッション1、すなわち助手席を車両フロアFの左右方向にスライドさせることができる。
First, the left /
また、左右スライド機構20には、第1の前後スライドロック装置(図示しない)が備えられている。第1の前後スライドロック装置は、両ロアレール22に対して両アッパレール24を任意のスライド位置でロックする装置である。これにより、乗員の所望するスライド位置にシートクッション1(助手席)を保持させることができる。そのため、シートクッション1(助手席)が不用意にスライドすることを防止できる。
The left /
また、左右スライド機構20には、第2の左右スライドロック装置30が備えられている。第2の左右スライドロック装置30は、スタッド32と、フック34とによって構成されている。以下に、これら各構成部材32、34を個別に詳述する。はじめに、スタッド32から説明する。スタッド32は、複数(図1において、7本)のピン32aが左右方向に沿って突設された板部材であり、前側のアッパレール24の上面に固着されている。なお、スタッド32の複数のピン32aは、シートクッション1が左右のスライド範囲のどの位置にスライドしたときでも、後述するフック34の引っ掛け部34aが係合可能となるように設定されている。
Further, the left /
次に、フック34を説明する。フック34は、上述したようにスタッド32のピン32aを係合可能な引っ掛け部34aが形成された引っ掛け部材であり、前側のロアレール22の前面に固着された組付ブラケット36にピン38を介して枢着されている。このとき、フック34は、その引っ掛け部34aがスタッド32のピン32aに係合する方向と反対方向にトーションばね40によって付勢されている(図3において、反時計回り方向)。
Next, the
このように構成された第2の左右スライドロック装置30は、上述したように前側のロアレール22と同アッパレール24に備えられているだけでなく、その後側のロアレール22と同アッパレール24にも前後対称となるように備えられている。
The second left and right
次に、前後スライド機構50を説明する。前後スライド機構50は、左右1対のロアレール52、52と、これらロアレール52、52に対してスライド可能な左右1対のアッパレール54、54とから構成されている。両ロアレール52のうち、左側のロアレール52の前後端部は、レッグを介して車両フロアFにそれぞれ固着されている。これと同様に、右側のロアレール52の前後端部も、レッグを介して車両フロアFにそれぞれ固着されている。また、両ロアレール52のうち、左側のロアレール52の底面には、後述するディスクダンパ66に形成されたギヤ66cを噛み合い可能な係合孔52aが複数形成されている。
Next, the front /
また、両アッパレール54のうち、左側のアッパレール54は、略コ字状に形成された組付ブラケット26を介して左右スライド機構20の両ロアレール22の左端部に固着されている。これと同様に、右側のアッパレール54も、略コ字状に形成された組付ブラケット26を介して左右スライド機構20の両ロアレール22の右端部に固着されている。これにより、シートクッション1、すなわち助手席を車両フロアFの前後方向にスライドさせることができる。
Of the
また、前後スライド機構50には、第1の前後スライドロック装置(図示しない)が備えられている。第1の前後スライドロック装置は、両ロアレール52に対して両アッパレール54を任意のスライド位置でロックする装置である。これにより、乗員の所望するスライド位置にシートクッション1(助手席)を保持させることができる。そのため、シートクッション1(助手席)が不用意にスライドすることを防止できる。
The front /
また、前後スライド機構50には、第2の前後スライドロック装置60が備えられている。第2の前後スライドロック装置60は、第1のギヤリンクプレート62と、第2のギヤリンクプレート64と、ディスクダンパ66と、ウェイト68とによって構成されている。
The front /
第1のギヤリンクプレート62と第2のギヤリンクプレート64は、略L字状にそれぞれ形成された板部材であり、これら両ギヤリンクプレート62、64は、ピン72によってアッパレール54の前端部の左右側面にそれぞれ枢着されている。また、両ギヤリンクプレート62、64の前端部には、ピン74を介してディスクダンパ66が挟み込まれる格好で組み付けられている。
The first
このディスクダンパ66について詳述すると、ディスクダンパ66は、内輪66aと、内輪66aに対して摺動可能な外輪66bとから構成されたダンパ部材である。内輪66aの外周面と外輪66bの内周面との間には粘性を有する粘性部材(図示しない)が備えられている。また、外輪66bの外周面には、複数のギヤ66cが形成されている。このように構成されたディスクダンパ66は、その内輪66aがピン74を介して両ギヤリンクプレート62、64の前端部に固着されるように、両ギヤリンクプレート62、64に組み付けられている。
The
また、両ギヤリンクプレート62、64の上部には、ピン76を介してウェイト68が挟み込まれる格好で組み付けられている。これにより、車両に外部加重(例えば、車両に追突が発生したときの衝撃)が加わっていない状態において、両ギヤリンクプレート62、64を後倒れ方向に保持させることができると共に、車両に外部加重(例えば、車両に追突が発生したときの衝撃)が加わったときの慣性力によって、両ギヤリンクプレート62、64を前倒れ方向に回動させることができる。
Further, the
また、第1のギヤリンクプレート62は、その上端部がフック34に係合されている。また、第2のギヤリンクプレート64は、その上端側が後方に向けて付勢された状態となっている。すなわち、第2のギヤリンクプレート64の上端側は引っ張りばね70の一端側に掛着され、組付ブラケット26に形成されたピン26aは引っ張りばね70の他端側に掛着されている。
The upper end of the first
このように構成された第2の前後スライドロック装置60は、上述したように左側のアッパレール54の前端部だけでなく、その後端部にも前後対称となるように備えられている。
The second front / rear
続いて、上述した構成から成る車両用シートの作用を説明する。まず、図2を参照して、シートクッション1を前後にスライドさせているときに車両に外部加重が加わった場合を説明する。なお、この外部加重の例として、例えば、車両に追突が発生した場合と、車両に後突が発生した場合とをそれぞれ説明する。まず、車両に追突が発生した場合を説明する。車両に追突が発生すると、慣性力によってシートクッション1は前側に向けてスライドしていく。また、この慣性力によって、前後の両ギヤリンクプレート62、64のうち、前側の両ギヤリンクプレート62、64も引っ張りばね70の付勢力に抗して前倒れ方向に回動していく。
Then, the effect | action of the vehicle seat which consists of the structure mentioned above is demonstrated. First, with reference to FIG. 2, the case where an external load is applied to the vehicle when the
すると、ディスクダンパ66は、ロアレール52の底面を転がりながら進んでいく。このとき、ディスクダンパ66の粘性部材によって内輪66aと外輪66bとの間で抵抗が発生するため、この抵抗によってシートクッション1のスライドを減衰させることができる。やがて、ディスクダンパ66のギヤ66cがロアレール52の係合孔52aに噛み合い、この噛み合いによってシートクッション1の前側へのスライドが止められる(図2において、想像線が噛み合い状態を示している)。
Then, the
このようにしてシートクッション1を前後にスライドさせているときに車両に追突が発生した場合でも、その追突によってシートクッション1が前側に大きくスライドすることを防止できる。なお、慣性力が作用しなくなると、引っ張りばね40の付勢力によって両ギヤリンクプレート62、64の回動は戻される。
Thus, even when a rear-end collision occurs in the vehicle when the
次に、車両に後突が発生した場合を説明する。車両に後突が発生すると、上述した追突の場合と逆であるため、慣性力によってシートクッション1は後側に向けてスライドしていく。また、この慣性力によって、両ギヤリンクプレート62、64のうち、後側の両ギヤリンクプレート62、64が引っ張りばね40の付勢力に抗して後倒れ方向に回動していく。これにより、上述した追突の場合と同様に、後突によってシートクッション1が後側に大きくスライドすることを防止できる。
Next, a case where a rear collision occurs in the vehicle will be described. When a rear collision occurs in the vehicle, the reverse of the above-described case of the rear collision, the
続いて、図3を参照して、シートクッション1を左右にスライドさせているときに車両に外部加重が加わった場合を説明する。なお、この外部加重の例として、上述したシートクッション1を前後にスライドさせているときに車両に外部加重が加わった場合と同様に、車両に追突が発生した場合と、車両に後突が発生した場合とをそれぞれ説明する。まず、車両に追突が発生した場合を説明する。この場合も、車両に追突が発生すると、上述した追突が発生した場合と同様に、その追突による衝撃力によってシートクッション1は左右のいずれかの側に向けてスライドしていく。また、慣性力によって、前後の両ギヤリンクプレート62、64のうち、前側の両ギヤリンクプレート62、64も引っ張りばね40の付勢力に抗して前倒れ方向に回動していく。
Subsequently, a case where an external load is applied to the vehicle when the
すると、両フック34のうち、前側のフック34は、その引っ掛け部34aがスタッド32のピン32aに係合する方向に回動していく。これにより、フック34の引っ掛け部34aがスタッド32のいずれかのピン32aに係合し、この係合によってシートクッション1のスライドが止められる(図3において、想像線が係合状態を示している)。
Then, the
このようにしてシートクッション1を左右にスライドさせているときに車両に追突が発生した場合でも、その追突によってシートクッション1が左右に大きくスライドすることを防止できる。なお、慣性力が作用しなくなると、引っ張りばね40の付勢力によって両ギヤリンクプレート62、64の回動は戻される。
Thus, even when a rear-end collision occurs in the vehicle when the
次に、車両に後突が発生した場合を説明する。車両に後突が発生すると、上述した追突の場合と同様に、慣性力によってシートクッション1は左右のいずれかの側に向けてスライドしていく。また、慣性力によって、前後の両ギヤリンクプレート62、64のうち、後側の両ギヤリンクプレート62、64も引っ張りばね40の付勢力に抗して後倒れ方向に回動していく。これにより、上述した追突の場合と同様に、後突によってシートクッション1が左右のいずれかの側に向けて大きくスライドすることを防止できる。
Next, a case where a rear collision occurs in the vehicle will be described. When a rear collision occurs in the vehicle, the
本発明の実施例に係る車両用シートは、上述したように構成されている。この構成によれば、シートクッション1を前後方向にスライドさせているときに車両に外部加重が加わった場合でも、その外部加重によってシートクッション1が前後に大きくスライドすることを防止できる。
The vehicle seat according to the embodiment of the present invention is configured as described above. According to this configuration, even when an external load is applied to the vehicle while the
また、この構成によれば、外部加重によってシートクッション1が前後にスライドしたとき、そのスライドを減衰させることができる。そのため、スライド停止時の衝撃荷重を緩やかに解放することができる。
Moreover, according to this structure, when the
また、この構成によれば、シートクッション1を左右方向にスライドさせているときに車両に外部加重が加わった場合でも、その外部加重によって、シートクッション1が左右に大きくスライドすることを防止できる。
Further, according to this configuration, even when an external load is applied to the vehicle when the
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、車両用シートの例として、車両内に組み付けられた助手席を例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、車両内に組み付けられる座席(例えば、運転席、後部席)であれば、どの座席であっても構わない。
The contents described above are only related to one embodiment of the present invention, and do not mean that the present invention is limited to the above contents.
In the embodiment, as an example of the vehicle seat, the passenger seat assembled in the vehicle has been described as an example. However, the seat is not limited to this, and any seat may be used as long as it is a seat (for example, a driver seat or a rear seat) that is assembled in the vehicle.
20 左右スライド機構
22 ロアレール
24 アッパレール
30 第2の左右スライドロック装置
50 前後スライド機構
52 ロアレール
54 アッパレール
60 第2の前後スライドロック装置
66 ディスクダンパ(ダンパ)
F 車両フロア
20 Left-
F Vehicle floor
Claims (3)
前後スライド機構は、車両フロア側に組み付けられるロアレールと、このロアレールに対してスライド可能にシートクッション側に組み付けられるアッパレールとから構成されると共に、ロアレールに対してアッパレールを所望するスライド位置でロックする第1の前後スライドロック装置を備えており、
第1の前後スライドロック装置が非ロック状態のときに車両に外部加重が加わると、慣性力によってロアレールに対してアッパレールをロックする第2の前後スライドロック装置を備えていることを特徴とする車両用シート。 A vehicle seat comprising a seat cushion and a seat back, wherein the seat cushion is slidably assembled in the front-rear direction of the vehicle floor via a front-rear slide mechanism,
The front / rear slide mechanism is composed of a lower rail assembled on the vehicle floor side and an upper rail assembled on the seat cushion side so as to be slidable with respect to the lower rail, and locks the upper rail at a desired slide position with respect to the lower rail. 1 front and rear slide lock device,
A vehicle comprising: a second front / rear slide lock device that locks the upper rail with respect to the lower rail by an inertia force when an external load is applied to the vehicle when the first front / rear slide lock device is in an unlocked state. Sheet.
第2の前後スライドロック装置は粘性部材を有するダンパを備えており、この粘性を作用させてロアレールに対してアッパレールをロックすることを特徴とする車両用シート。 The vehicle seat according to claim 1,
The second front / rear slide lock device includes a damper having a viscous member, and the upper rail is locked to the lower rail by applying the viscosity to the vehicle seat.
シートクッションを車両フロアの左右方向にスライドさせる左右スライド機構を備えており、
左右スライド機構は、車両フロア側に組み付けられるロアレールと、このロアレールに対してスライド可能にシートクッション側に組み付けられるアッパレールとから構成されると共に、ロアレールに対してアッパレールを所望するスライド位置でロックする第1の左右スライドロック装置を備えており、
第1の左右スライドロック装置が非ロック状態のときに車両に外部加重が加わると、慣性力によってロアレールに対してアッパレールをロックする第2の左右スライドロック装置を備えていることを特徴とする車両用シート。
The vehicle seat according to any one of claims 1 and 2,
It has a left / right sliding mechanism that slides the seat cushion in the left / right direction of the vehicle floor
The left / right slide mechanism is composed of a lower rail assembled on the vehicle floor side and an upper rail assembled on the seat cushion side so as to be slidable with respect to the lower rail, and locks the upper rail at a desired slide position with respect to the lower rail. 1 left and right slide lock device,
A vehicle comprising a second left and right slide lock device that locks the upper rail with respect to the lower rail by an inertia force when an external load is applied to the vehicle when the first left and right slide lock device is in an unlocked state. Sheet.
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20230050896A (en) * | 2021-10-08 | 2023-04-17 | 주식회사다스 | Movable rail apparatus |
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2008
- 2008-04-25 JP JP2008115620A patent/JP2009262799A/en active Pending
Cited By (2)
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KR20230050896A (en) * | 2021-10-08 | 2023-04-17 | 주식회사다스 | Movable rail apparatus |
KR102529802B1 (en) | 2021-10-08 | 2023-05-09 | 주식회사 다스 | Movable rail apparatus |
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