JP2009262222A - 間隔調整用ダムブロック - Google Patents

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清高 宇都宮
Minoru Nakamoto
稔 中本
Noriyuki Kobayashi
啓之 小林
Kazuhiro Nanjo
和弘 南条
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Abstract

【課題】ストラップベルトに対して取り付け、取り外しを容易に行うことでき、ダムブロック連結体のギャップ長の確認を容易にできる間隔調整用ダムブロックを提供する。
【解決手段】間隔調整用ダムブロック1は、複数のダムブロックを環状のストラップベルトに装着したダムブロック連結体を備えるツインベルト式連続鋳造装置に用いられ、これらダムブロックの間隔を調整するためにダムブロックの間に介在される。そして、間隔調整用ダムブロック1は、前記ストラップベルトの幅方向(即ち、嵌合溝20の幅方向)に組み合わせることで間隔調整用ダムブロック1を構成する複数の分割片1A,1Bと、これら分割片1A,1Bを組み合わせた状態に固定する連結部材(ボルト10)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ツインベルト式連続鋳造装置に用いられる間隔調整用ダムブロックに関する。
従来から、銅などを主成分とする長尺な鋳造材の製造に、ツインベルト式連鋳装置が用いられている(例えば、特許文献1を参照)。
図3(A)はツインベルト式連続鋳造装置の正面図、(B)は(A)のX−X断面図である。ツインベルト式連続鋳造装置100は、上下に対向配置した一対のベルト(上ベルト100uおよび下ベルト100d)と、このベルト100u,100d間で左右に対向配置した一対のダムブロック連結体110とで形成される空間Sを鋳型として利用し、連続的に鋳造材Cを製造する装置である。
この鋳造装置100に備わるベルト100u,100dは、複数のプーリー141,142間に架けわたされた無端ベルトであり、これらプーリー141,142の回転により走行される。また、ダムブロック連結体110は、環状のストラップベルト115に複数のダムブロック111が取り付けられた無限軌道状の部材である。そして、連結体110は、ガイドGに保持された状態で、連結体110を挟み込むベルト100u,100dに従動するようになっている。
上記ダムブロック連結体110におけるストラップベルト115に対するダムブロック111の取り付け状態を図4に示す。環状にしたストラップベルト115の円周長は、ストラップベルト115に取り付けられるダムブロック111の合計長さよりも長くなっている。このストラップベルト115の円周長とダムブロック111の合計長さとの差(ギャップ)により、隣接するダムブロック111間の隙間から溶湯がもれないようにしつつ、ダムブロック連結体110が周回運動できるようになっている。
ここで、上記ダムブロック連結体110に使用するダムブロック111には、一体に成形された通常のダムブロック8(ノーマルダムブロック)と、ギャップ長の調節を行う間隔調整用ダムブロック9(後述する図6を参照)とがある。ダムブロック連結体110を組み立てるには、まず、ストラップベルト115により複数のノーマルダムブロック8を環状に連結した仮組みのダムブロック連結体110を作製する。ノーマルダムブロック8にはストラップベルトが嵌合するT字状の嵌合溝20が形成されており、この嵌合溝20にストラップを挿通することで、ノーマルがストラップベルトから外れないようにできる。この仮組み時、目標とするギャップ長よりも長いギャップ長を有するようにノーマルダムブロック8の数を調節しておく。
仮組みのダムブロック連結体110は、上ベルトや下ベルトなどの部材を取り外した状態のガイドGに組み付けられる(図5を参照)。図5中の白抜き四角はノーマルダムブロック8を、ハッチング付き四角は間隔調整用ダムブロック9を示す。通常、この間隔調整用ダムブロック9は、ストラップベルト115の長手方向の長さが異なる複数種が用意され、それらを適宜組み合わせてストラップベルト115に装着することでギャップ長の最終調節を行う。
特開2000−190055号公報
しかし、従来の構成では、種々の長さの間隔調整用ダムブロックをストラップベルトに繰り返し着脱してギャップ長を確認する作業を必要とするが、適切なギャップ長を決定するまでの作業が煩雑であった。
従来の間隔調整用ダムブロック9は、図6に示すように、分割方向がストラップベルトの厚み方向(即ち、嵌合溝20の深さ方向)に組み立てられる分割片9A,9Bで構成され、分割片1A,1Bを組み合わせることで嵌合溝20が形成されるようにしていた。つまり、ダムブロック9の底面側からボルト10(連結部材)を貫通して上下の分割片9A,9Bを連結して、ダムブロック9をストラップベルトに取り付けていた。そのため、連結体110のギャップ長の調節において(図5を参照)、ボルト20の差し込みを行うには、ガイドGから垂下する垂下領域にあるノーマルダムブロック8の間に間隔調整用ダムブロック9を介在させるしかなかった。この垂下領域には、最も低い中央部に向かって左右からノーマルダムブロック8が寄ってくるため、そのノーマルダムブロック8を押し退けて間隔調整用ダムブロック9を取り付ける作業が非常に行い難い。しかも、ギャップ長の確認は、取り付けた間隔調整用ダムブロック9をガイドGの上面側の領域(ギャップ長確認領域)まで周回させ、同領域のダムブロック8を左右に寄せて中間部に生じる隙間で確認していた。そのため、ギャップ長が不適切であれば、連結体110を周回させて、間隔調整用ダムブロック9を再び垂下領域に移行させ、その後、別のサイズのダムブロック9に取り替える、あるいは、新たなダムブロック9を追加するなどして、さらにギャップ長確認領域にダムブロック9を移動させて上記ギャップの確認作業を行う必要があった。つまり、ギャップ長確認作業には、間隔調整用ダムブロック9の取り付け・取り外しと、ダムブロック連結体110を周回させて行うギャップ長の確認とを繰り返し行う必要があり、この一連の作業が非常に煩雑であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その主目的は、ストラップベルトに対して容易に取り付け、取り外しでき、その結果、ダムブロック連結体のギャップ長の調整を容易にできる間隔調整用ダムブロックを提供することにある。
本発明は、複数のダムブロックを環状のストラップベルトに装着したダムブロック連結体を備えるツインベルト式連続鋳造装置に用いられ、これらダムブロックの間隔を調整するためにダムブロックの間に介在される間隔調整用ダムブロックに係る。この間隔調整用ダムブロックは、ツインベルト式鋳造装置に備わるダムブロック連結体のストラップベルトに取り付けて、当該連結体のギャップ長を調整するために用いられる。そして、本発明の間隔調整用ダムブロックは、前記ストラップベルトの幅方向に組み合わせることで間隔調整用ダムブロックを構成する複数の分割片と、これら分割片を組み合わせた状態に固定する連結部材とを備えることを特徴とする。
本発明の構成とすることで、ストラップベルトに対して間隔調整用ダムブロックを取り付けるときは、ストラップベルトの幅方向から各分割片を接近させて連結させることができる。また、ストラップベルトから間隔調整用ダムブロックを取り外すときは、ストラップベルトの幅方向に各分割片の連結を解除することができる。そのため、ダムブロック連結体のギャップ長を調節する際に、ガイドの上側領域(ギャップ長確認領域)で間隔調整用ダムブロックを着脱することができ、しかも、ギャップ長を確認するためにダムブロック連結体を周回させることも不要になる。
以下、本発明の好ましい態様について説明する。
本発明の一形態として、各分割片同士の接合面に、互いに嵌め合わされることでストラップベルトの厚さ方向への各分割片同士のずれを防止する嵌合部が形成されていることが好ましい。
各分割片の接触面に嵌合部が形成されていることにより、連結部材を取り付けた後に、各分割片のずれを防止できる。また、各分割片同士の位置合わせが容易にできるので、連結部材を取り付け易く、従って、間隔調整用ダムブロックの取り付けも行い易くなる。
本発明の一形態として、連結部材は、分割片における溶湯との接触面に露出することなく各分割片を連結するように構成されていることが好ましい。代表的には、後述する実施形態に示すように、連結部材として、各分割片をボルトで締め付ける構成を利用すると、ボルトが溶湯との接触面に露出することなく各分割片を容易に連結させることができる。
分割片における溶湯との接触面に連結部材が露出しないようにすると、当該接触面をノーマルダムブロックにおける溶湯との接触面と同じにすることができるので、鋳造材に欠陥が生じ難くなる。
本発明の一形態として、間隔調整用ダムブロックにおけるストラップベルトの延伸方向のうち、一方に凸部が形成され、他方には前記凸部の形状に合わせた凹部が形成されていることが好ましい。
ノーマルダムブロックにおけるストラップベルトの延伸方向の一方に凸部を形成し、他方に凹部を形成すれば、隣接するダムブロック間で凸部と凹部とが噛み合い、ストラップベルトに取り付けられる各ダムブロックをストラップベルトの延伸方向に整列させることができる。その結果、注湯口から排出口にかけて鋳造空間の幅を揃えることができるので、寸法がほぼ一様で、欠陥のすくない鋳造材を製造できる。そこで、間隔調整用ダムブロックにおいてもノーマルダムブロックと同じ凸部と凹部を形成すると、間隔調整用ダムブロックとノーマルダムブロックとを噛合させて、全てのダムブロックを整列させることができる。
本発明の構成とすることにより、環状のダムブロック連結体のストラップベルトに対して、容易に取り付け、取り外しができる間隔調整用ダムブロックとすることができる。その結果、ダムブロック連結体のギャップ長の調整が容易になる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
本実施形態に示すツインベルト式連続鋳造装置は、図3〜5を参照して既に説明した従来の連続鋳造装置とほぼ共通するため、これらの図を参照して説明する。図3は、本実施形態のツインベルト式連続鋳造装置についての概略構成図であって、(A)は正面図、(B)は(A)のX−X横断面である。図4は、連続鋳造装置に備わるダムブロック連結体におけるダムブロックの取り付け状態を示す概略図である。
図3に示すように、ツインベルト式連続鋳造装置100は、上下に対向配置した上ベルト100uと、下ベルト100dと、これらのベルト100u,100dの間で左右に対向配置される一対のダムブロック連結体110とで鋳造空間Sを形成している。この空間Sに対して注湯器具120(例えばタンディッシュ)から溶湯Mを供給し、前記空間S内で溶湯Mを移動させると共に凝固させて、連続的に鋳造材Cを製造する。
上記装置100に備わるベルト100u,100dは、一般的にスチール製の無端ベルトであり、複数のプーリー141,142間に架けわたされ、これらプーリー141,142の回転により走行するようになっている。また、ベルト100u,100dは、排出口(図3(A)の紙面右側)が注湯口(図3(B)の紙面左側)よりも低い位置に配置されるように傾斜している。
また、上記装置100に備わるダムブロック連結体110は、例えば、銅や銅合金製でできた複数のダムブロック111をストラップベルト115(図4を参照)により連結して形成される無限軌道状の部材である。各ダムブロック連結体110は、ガイドGに保持されると共に、2つのベルト100u,100dの間で左右に離隔した状態で配置され、上記ベルト100u,100dに従動するようになっている。ダムブロック111は溶湯から熱を吸収して溶湯Mを冷却・凝固させる可動鋳型として機能する。溶湯Mを凝固させた後、鋳造材Cの排出口側に繰り出されたダムブロック111は、順次、冷却水が循環される冷却チャンバー160に導入されて冷却され、さらに注湯口側に周回されて再度鋳造に供される。
ところで、ダムブロック連結体110を構成するダムブロック111は、図4に示すノーマルダムブロック8と、連結体110のギャップ長を調節する間隔調整用ダムブロック1(図1を参照して後段で詳述する)とに分けられる。
ノーマルダムブロック8は、図4に示すように、一体に成形される部材であり、ストラップベルト115に嵌め込むためのT字状の嵌合溝20を有する。このノーマルダムブロック8をストラップベルト115に取り付けるときは、環状になっていない状態のストラップベルト115の一端側からノーマルダムブロック8を嵌め込んでいく。そして、目標とするギャップ長よりも長めのギャップ長を有するように、所定数のノーマルダムブロック8をストラップベルト115に嵌め込んだら、ストラップベルト115の一端と他端をつなぎ合わせて、仮組みのダムブロック連結体110を形成する。つまり、ダムブロック連結体110の大半は、ノーマルダムブロック8で占められる。
仮組みのダムブロック連結体110は、図5に示すように、上ベルトや下ベルトなどの部材を設置していない状態のガイドGに組み付けられる。この状態のダムブロック連結体110のストラップベルト115に対して、本発明の間隔調整用ダムブロック1を取り付けることで最終的なギャップ長の調節をする。
ここで、既に説明したように、従来の間隔調整用ダムブロックは、ガイドGから垂れ下がるダムブロック連結体110の下垂領域で取り付けられ、取り付けられたダムブロックをガイドGの上の部分まで周回させた後、ギャップ長の確認をしていた。これに対して、以下に詳述する本発明の間隔調整用ダムブロックは、ギャップ長確認領域でストラップベルト115への着脱を行うことができる。
図1は、本発明の間隔調整用ダムブロックの概略構成図であって、(A)は上面図、(B)は正面図、(C)は右側面図である。この間隔調整用ダムブロック1は、ノーマルダムブロックと外形寸法(高さ、幅、奥行き)と嵌合溝20の形状が同じ直方体の部材であって、ノーマルダムブロックと同じ材質(例えば、銅や銅合金)で構成される。このダムブロック1のノーマルダムブロックとの相違点は、嵌合溝20の幅方向、即ち、ストラップベルトの幅方向に2つに分割されており、この2つの分割片1A,1Bをボルト10(結合部材)で一体に連結できるようになっていることである。
一方の分割片1Aは、溶湯と接する面1s(ダムブロックの左側面)を有し、この面と反対側の面(他方の分割片1Bとの接合面)の一部が凹むことで形成される嵌合部Apを有する。また、この分割片1Aのうち、他方の分割片1Bとの接合面には、ボルト10の先端部を螺合することができるネジ穴が形成されている。
他方の分割片1Bは、ボルト10の取付作業を行う作業面1r(ダムブロックの右側面)を有し、この面と反対側の面の一部が突出することで形成される嵌合部Bqを有する。この分割片1Bの嵌合部Bqと分割片1Aの嵌合部Apとを嵌合することで、ストラップベルトの厚さ方向(即ち、嵌合溝20の深さ方向)に分割片1A,1Bがずれることを防止する。また、分割片1Bは、この分割片1Bの作業面1rから一方の分割片1Aとの接合面に貫通する貫通孔を有する。貫通孔は、ボルト10の頭部を当て止めする段部を有すると共に、ボルト頭部を孔の内部に収納できるようになっている。
このような間隔調整用ダムブロック1のストラップベルトへの取り付けは、ストラップベルトの幅方向から両分割片1A,1Bを接近させ、各分割片1A,1Bの下面の切り欠かれた部分でストラップベルトを挟み込むようにして行う。つまり、分割片1Aの切り欠き部分と1Bの切り欠き部分とで嵌合溝20が形成される。
分割片1A,1Bの切り欠き部分でストラップベルトを挟み込んだら、ボルト10による分割片1A,1Bの連結を行う。このとき、ボルト10は、分割片1Bの面1rからアプローチさせることができるので、図5のガイドGにおける下垂領域でなくギャップ長確認領域で、間隔調整用ダムブロック1の取り付けを行うことができる。また、分割片1A,1Bの接合方向およびボルト10のアプローチ方向が、ストラップベルトの幅方向であるので、ストラップベルトに取り付けた間隔調整用ダムブロック1をギャップ長確認領域において取り外すことができる。そのため、簡単かつ迅速にダムブロック連結体110を組み立てることができる。
<変形例>
この変形例では、上記実施形態と異なる間隔調整用ダムブロックを説明する。この間隔調整用ダムブロックにおいて、実施形態1の間隔調整用ダムブロックと同一の機能を果たすものについて同一の符号を付して、その説明を省略する。
ノーマルダムブロックにおけるストラップベルトの延伸方向の一方に凸部を形成し、他方に凹部を形成すれば、隣接するダムブロック間で凸部と凹部とが噛み合い、ストラップベルトに取り付けられる各ダムブロックをストラップベルトの延伸方向に整列させることができる。その結果、注湯口から排出口にかけて鋳造空間を一様にすることができるので、幅方向の寸法がほぼ一様で、欠陥のすくない鋳造材を製造できる。
そこで、間隔調整用ダムブロックにおいてもノーマルダムブロックと同じ凸部と凹部を形成すると、ノーマルダムブロックと間隔調整用ダムブロックとを噛合させて、これらダムブロックを整列させることができる。
図2は、凸部と凹部を形成した本変形例の間隔調整用ダムブロック2の概略図であって、(A)は上面図、(B)は正面図、(C)は右側面図である。図2に示すように、このダムブロック2の正面(嵌合溝20の形成方向のうち、一方の側にある面)には凸部30が形成され、背面(嵌合溝20の形成方向のうち、他方の側にある面)には凹部40が形成されている。このような構成とすることにより、ダムブロック2の凸部30を、この凸部30側に隣接するダムブロック(ノーマルおよび間隔調整用のいずれか)の凹部に嵌合させ、このダムブロック2の凹部40を、この凹部40側に隣接するダムブロック(ノーマルおよび間隔調整用のいずれか)の凸部に嵌合させることができる。その結果、ダムブロック連結体を構成する全てのダムブロックを整列させることができる。
なお、本発明の実施形態は、上述したものに限定されるわけではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。例えば、間隔調整用ダムブロックを正面から見たときに、2つ分割片の接合線が斜めに伸びるように各分割片を成形しても良い。また、分割片を3つ以上としても構わない。
本発明の間隔調整用ダムブロックは、ツインベルト式連続鋳造装置に好適に利用することができる。
本発明の間隔調整用ダムブロックの概略図であって、(A)は上面図、(B)は正面図、(C)は右側面図である。 変形例に示す本発明の間隔調整用ダムブロックの概略図であって、(A)は上面図、(B)は正面図、(C)は右側面図である。 ツインベルト式連続鋳造装置の概略構成図であって、(A)は正面図、(B)は(A)のX−X断面図である。 ダムブロック連結体におけるストラップベルトに対するノーマルダムブロックの取り付け状態を示す概略斜視図である。 ダムブロック連結体のギャップ長の調節の様子を示す説明図である。 従来の間隔調整用ダムブロックの概略図であって、(A)は正面図、(B)は右側面図である。
符号の説明
1,2 間隔調整用ダムブロック
1A,1B,2A,2B 分割片
Ap,Bq 嵌合部
1s 面(溶湯と接触する側) 1r 面(溶湯とは反対側)
10 ボルト(連結部材) 20 嵌合溝
30 凸部 40 凹部
8 ノーマルダムブロック
9 間隔調整用ダムブロック
9A,9B 分割片
100 ツインベルト式連続鋳造装置
100u ベルト(上側) 100d ベルト(下側)
141,142 プーリー
110 ダムブロック連結体
111 ダムブロック
115 ストラップベルト
120 注湯器具
160 冷却チャンバー
S 鋳造空間(鋳型) M 溶湯 C 鋳造材
G ガイド

Claims (4)

  1. 複数のダムブロックを環状のストラップベルトに装着したダムブロック連結体を備えるツインベルト式連続鋳造装置に用いられ、これらダムブロックの間隔を調整するためにダムブロックの間に介在される間隔調整用ダムブロックであって、
    前記ストラップベルトの幅方向に組み合わせることで間隔調整用ダムブロックを構成する複数の分割片と、
    これら分割片を組み合わせた状態に固定する連結部材とを備えることを特徴とする間隔調整用ダムブロック。
  2. 各分割片同士の接合面に、互いに嵌め合わされることでストラップベルトの厚さ方向への各分割片同士のずれを防止する嵌合部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の間隔調整用ダムブロック。
  3. 連結部材は、分割片における溶湯との接触面に露出することなく各分割片を連結するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の間隔調整用ダムブロック。
  4. 間隔調整用ダムブロックにおけるストラップベルトの延伸方向のうち、一方に凸部が形成され、他方には前記凸部の形状に合わせた凹部が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の間隔調整用ダムブロック。
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