JP2009261457A - スポンジワイパー用収納ケース - Google Patents
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Abstract
【解決手段】柄棒8の先端にハンドル操作で屈伸するヘッドプレート5と水拭き清掃用のスポンジ部材6とを設けたスポンジワイパー1の不使用時に、上記ヘッドプレート5とスポンジ部材6とを気密に収納するための収納ケース2であって、該収納ケース2の凹状をした収納室26を、上記スポンジ部材6とヘッドプレート5とを伸長状態で収納可能な大きさに形成すると共に、収納時に該スポンジ部材6の側面外周が該収納室26の内周に密接することによって該スポンジ部材6の清掃用表面6aが該収納室26の内部に気密に封じ込められるように構成する。
【選択図】図1
Description
清掃が終了したあと上記スポンジワイパーは、十分に水切りした状態で適宜保管場所に収納されるが、収納している間に水分が蒸発し、上記スポンジ部材はほぼ完全に乾燥した状態になる。
この問題は、上記ヘッドプレート及びスポンジ部材が屈伸自在でない通常のスポンジワイパーにおいても同様に生じており、また、スポンジ部材がPVAスポンジ以外のスポンジ体で形成されている場合であっても、スポンジ部材が乾燥すると多少なりとも硬くなる傾向を示すため、同様の問題が生じる。
本発明において好ましくは、上記収納ケースが、スポンジワイパーを立てた状態に保持するスタンドを兼ねていて、上記収納室からヘッドプレート及びスポンジ部材を取り出す際に足で踏んで該収納ケースの動きを拘束するための拘束部を有し、該拘束部は、収納ケースの下端部から側方に延出して床に接地することにより、該収納ケースの接地面積を拡大する脚としての機能を兼備していることである。
上記スポンジワイパー1は、図3−図6に示すように、合成樹脂発泡体からなる細長い棒状をした清掃用の上記スポンジ部材6と、このスポンジ部材6が取り付けられた左右に細長くかつ中央部で二つに屈曲自在の上記ヘッドプレート5と、該ヘッドプレート5を支持するヘッド支持枠7と、該ヘッド支持枠7の上端中央部に取り付けられた長さが伸縮調節自在の柄棒8と、上記ヘッドプレート5を屈伸操作するための操作機構9とを有するもので、上記ヘッドプレート5とスポンジ部材6とでワイパーヘッドが形成されている。そして、上記柄棒8を手に持ち、水を含ませたスポンジ部材6を床等の清掃対象に押し付けて水拭き清掃を行うものである。上記ヘッドプレート5は、全体の平面視形状が実質的に細長い矩形をなすものである。
上記スポンジ部材6を形成する好ましい合成樹脂発泡体の例としては、ポリビニルアルコール製スポンジ(PVAスポンジ)を挙げることができるが、その他の素材であっても構わない。
上記ハンドル23は、その先端部に輪状をした起倒操作のための握持部23aを有していて、該ハンドル23の基端部が、上記ピン22で柄棒8に回動自在に連結されている。そして、上記握持部23aを持って起倒させることにより、図3及び図4に実線で示す清掃時の第1操作位置Xと、図4に鎖線で示すスポンジ部材圧搾時の第2操作位置Yとの間を変位可能である。上記第1操作位置Xにおいては、上記ヘッドプレート5及びスポンジ部材6が伸長姿勢を保つことにより、床面等の清掃対象を清掃可能な状態となり、第2操作位置Yにおいては、これらのヘッドプレート5及びスポンジ部材6が屈曲した状態(図6参照)となり、ヘッドプレート5でスポンジ部材6が狭窄されて余分な水分が絞り出される。
一方、上記ヘッドプレート5は、その外周が上記収納室26の内周に対して非接触で近接した位置を占めるが、この外周の一部が収納室26の内周に接触しても構わない。
これにより、上記スポンジ部材6の外周が収納室26の内周に当接してワイパーヘッドが収納ケース2に固定された状態になるため、スポンジワイパー1は、該収納ケース2をスタンドとして立てた状態に保管することができる。その際必要であれば、上記収納室26内に若干の水を入れておいても良い。
また、上記ケース本体2aの後面の下端部には、上記拘束部2bより幅の狭い張出部31が形成されていて、この張出部31によって収納ケース2の接地面積の更なる拡大が図られている。
また、上記拘束部2bとして、上述したような足で踏むプレート状のものに代えて、収納ケース2の外周の適宜位置に把手を設け、この把手を手で押さえるようにすることもできる。
2 収納ケース
2b 拘束部
5 ヘッドプレート
6 スポンジ部材
6a 清掃用表面
8 柄棒
23 ハンドル
26 収納室
27 拡大口部
Claims (7)
- 柄棒の先端に取り付けられたヘッドプレートと、該ヘッドプレートに取り付けられた水拭き清掃用のスポンジ部材とを有するスポンジワイパーの不使用時に、上記ヘッドプレートとスポンジ部材とを収納するための収納ケースであって、
上記収納ケースが、上記スポンジ部材とヘッドプレートとを収納可能な凹状の収納室を有し、該収納室は、収納されたスポンジ部材の側面外周が該収納室の内周に密接する大きさを有していて、該収納室内へのスポンジ部材の収納によって該スポンジ部材の清掃用表面が該収納室の内部に気密に封じ込められるように構成されていることを特徴とするスポンジワイパー用収納ケース。 - 上記収納室の入口には、内周壁を外側に向けて傾斜させることにより長さ及び幅を次第に拡大させた拡大口部が連設されていることを特徴とする請求項1に記載の収納ケース。
- 上記収納ケースが、スポンジワイパーを立てた状態に保持するスタンドを兼ねていて、上記収納室からヘッドプレート及びスポンジ部材を取り出す際に足で踏んで該収納ケースの動きを拘束するための拘束部を有し、該拘束部は、収納ケースの下端部から側方に延出して床に接地することにより、該収納ケースの接地面積を拡大する脚としての機能を兼備していることを特徴とする請求項1又は2に記載の収納ケース。
- 柄棒の先端に取り付けられたヘッドプレートと、該ヘッドプレートに取り付けられた水拭き清掃用のスポンジ部材とを有するスポンジワイパー、及び、該スポンジワイパーの不使用時に上記ヘッドプレートとスポンジ部材とを収納するための収納ケースからなり、
上記収納ケースが、上記スポンジ部材とヘッドプレートとを収納可能な凹状の収納室を有し、該収納室は、収納されたスポンジ部材の側面外周が該収納室の内周に密接する大きさを有していて、該収納室内へのスポンジ部材の収納によって該スポンジ部材の清掃用表面が該収納室の内部に気密に封じ込められるように構成されていることを特徴とする収納ケースを備えたスポンジワイパー。 - 上記収納室の入口には、内周壁を外側に向けて傾斜させることにより長さ及び幅を次第に拡大させた拡大口部が連設されていることを特徴とする請求項4に記載のスポンジワイパー。
- 上記収納ケースが、スポンジワイパーを立てた状態に保持するスタンドを兼ねていて、上記収納室からヘッドプレート及びスポンジ部材を取り出す際に足で踏んで該収納ケースの動きを拘束するための拘束部を有し、該拘束部は、収納ケースの下端部から側方に延出して床に接地することにより、該収納ケースの接地面積を拡大する脚としての機能を兼備していることを特徴とする請求項4又は5に記載のスポンジワイパー。
- 柄棒の先端に取り付けられたヘッドプレートと、該ヘッドプレートに取り付けられた水拭き清掃用のスポンジ部材とを有するスポンジワイパーの不使用時に、上記ヘッドプレートとスポンジ部材とを、該スポンジ部材の乾燥を防止した状態で収納ケース内に収納するための方法であって、
上記収納ケースの凹状をした収納室内に、上記スポンジ部材とヘッドプレートとを収納すると共に、該スポンジ部材の側面外周を該収納室の内周に密接させることにより、該スポンジ部材の清掃用表面を該収納室の内部に気密に封じ込めた状態で収納することを特徴とするスポンジワイパーの収納方法。
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JP2008111390A JP5043744B2 (ja) | 2008-04-22 | 2008-04-22 | スポンジワイパー用収納ケース |
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JP2008111390A JP5043744B2 (ja) | 2008-04-22 | 2008-04-22 | スポンジワイパー用収納ケース |
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Country | Link |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014014538A (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-30 | Lec Inc | 清掃具 |
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2008
- 2008-04-22 JP JP2008111390A patent/JP5043744B2/ja active Active
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