JP2009260896A - 携帯機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】携行中に使用者の意図に反して作動する、携帯機器をなくしたり盗難にあったりした場合にデータが漏洩する、といった問題を、加速度センサを使用することにより、低コストで簡単に解決し、ユーザーインターフェイスの向上も図ることができる携帯機器を得る。
【解決手段】重力方向を基準とした傾きを検出する傾き検出手段111を有し、操作者が携帯機器を休止状態から動作状態にする操作をしたときに、傾き検出手段111によって検出される傾きが所定の範囲にないときは起動を許可しないか、起動禁止状態に設定する。操作者が携帯機器を休止状態から動作状態にする操作をしたときに、検出手段111によって検出される傾きに応じて、所定の傾き範囲毎に設定されている起動モードを実行するようにしてもよい。傾きに応じて音声入力のレベル、サンプリング周波数、フィルタなどを変更するようにしてもよい。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、携帯電話やカメラなどの携帯機器に関するもので、特に、その傾きによって各種制御を行うことに特徴を有するものである。
従来、携帯機器の一種であるカメラについて考えると、カメラを起動するときは、モードダイヤル等で操作されるスイッチの切り替えによりモードを決定し、電源スイッチがオンすることをトリガーとして起動し、決定されたモードに設定する方式になっている。しかし、カメラのような携帯機器は小型で持ち運ばれることが多く、かばんの中などに入れておくと、振動等により電源スイッチが押される場合があった。この場合、撮影モードに設定されていると、レンズ鏡胴などの作動部分が作動するという問題がある。特に沈胴式カメラの場合は、電源スイッチが入ることによってレンズ鏡胴がカメラ本体から繰り出そうとし、かばんの内面やかばん内の収容物にレンズ鏡胴が当たってレンズ鏡胴の繰り出しが制限され、駆動モータおよび駆動回路に過負荷がかかって故障の原因となる。また、電池が無駄に消耗してしまうことにもなる。
さらに、カメラや携帯電話などは、持ち運びやすいように小型化されているため、無くすことや盗難にあうことも多く、メモリに記録されている機密データやプライベートのデータが漏洩することがある、といった問題もある。
加えて、カメラなどの携帯機器には画像とともに音声を記録することができるものがある。以下、画像とともに音声を記録することを「音声録画」という。音声録画モードを備えているカメラなどの携帯機器は、一般に音声ゲイン調整機能を備えていて、音声録画モードに設定して起動すると、必要に応じて音声入力レベルを自動的に大きくするというような動作をする。しかし、音声入力レベルや、音声をデジタル化して記録するためのサンプリング周波数をユーザーが任意に変更しようとすると、操作画面を見ながら設定する必要があるため、会議中などにおいてこれらの設定を頻繁に変更することは、操作が煩雑で不可能に近い。また、カメラなどの携帯機器においては、その姿勢、傾きなどによってマイクロホンの向き、傾きなどが変わり、それに応じた最適な音声入力レベル、最適な帯域フィルタなどがあるはずであるが、従来の携帯機器においては、最適な音声入力レベル、帯域フィルタに関してなんら考慮されていない。
本発明に関連のある先行技術として特許文献1記載の発明がある。特許文献1記載の発明は、電子機器において、一のアプリケーションを利用した後に続けて別のアプリケーションを利用しようとする場合に、従来必要であったキー操作を省略して、利用者の利便性を向上させることを目的としている。その技術的な特徴は、電子機器の姿勢を検知する姿勢検知手段とアプリケーションプログラム検知手段を有し、アプリケーションプログラム検知手段は、第1アプリケーションプログラムの実行中に姿勢検知手段による姿勢検知によって得た検知データ、またはこれを演算したデータが所定範囲内であるか否かの判断を行うとともに、所定範囲内であると判断したときには第2アプリケーションプログラムを実行するアプリケーション切り替え処理を行なう点にある。なお、起動時のシーケンスに関しては、記載されていない。
音声入力装置を備えた携帯機器に関しては、撮影レンズを有する撮像部を装置本体部に回転自在に設けたデジタルカメラにおいて、装置本体部の正面にステレオマイクロホンを、撮像部の撮影レンズ設置面側にモノラルマイクロホンを備え、撮像部の回転位置に応じてステレオマイクロホンとモノラルマイクロホンの音声入力を制御して、撮影部の向いている方向の収音特性を良好にするという技術が提案されている(特許文献2参照)。また、音声を検出する検出手段と、撮影手段による撮影が指示されたとき上記検出手段の検出結果から、音声の音量レベルが所定のレベルを越えかつこのレベルを越えた持続時間を計測する計測手段と、この計測結果に基づいて音声を録音する録音手段を備え、撮影前に予め設定することなく、音声録音を容易に行うことができるデジタルカメラが提案されている(特許文献3参照)。
上に示した何れの特許文献にも、既に説明したような従来の携帯機器に見られる問題点を解消することができる技術は開示されていない。
特開2006−072466号公報 特開2005−286718号公報 特開2004−23160号公報
本発明は、携帯機器における前述の問題、すなわち、携行中に使用者の意図に反して作動する、あるいは、携帯機器をなくしたり盗難にあったりした場合にデータが漏洩する、といった問題を、本来、水平機能、手振れ補正機能など別の機能として使用している加速度センサを使用することにより、セキリティーの向上と安全性の確保、そしてユーザーインターフェイスの向上を、低コストで簡単に解決することができる携帯機器を提供することを目的としている。
本発明はまた、音声の記録手段を備えた携帯機器において、その姿勢や傾きなどに応じて入力レベルやサンプリング周波数などを自動的に変更して、常に良好な音質で音声を記録することができる携帯機器を提供することを目的としている。
本発明は、重力方向を基準とした傾きを検出する傾き検出手段を有し、操作者が携帯機器を休止状態から動作状態にする操作をしたときに、前記傾き検出手段によって検出される傾きが所定の範囲にないときは起動を許可しないことを最も主要な特徴とする。
傾き検出手段によって検出される傾きが所定の傾き範囲にないときは起動禁止状態に設定するようにしてもよい。
操作者が携帯機器を休止状態から動作状態にする操作をしたときに、前記検出手段によって検出される傾きに応じて、所定の傾き範囲毎に設定されている起動モードを実行するようにしてもよい。
操作者が携帯機器を操作するときの操作開始からの経過時間を計測する計測手段をさらに有し、操作者が携帯機器を休止状態から動作状態にする操作をしたときに、所定の傾き範囲に入っている時間を前記計測手段による経過時間計測で判断し、所定の経過時間を超えたときに所定の傾き範囲毎に設定されている起動モードを実行するようにしてもよい。
音声の記録手段を備えている携帯機器において、傾き検出手段によって検出される傾きに応じて、音声入力レベルを変更する、あるいは、音声記録時のサンプリング周波数を変更する、あるいは、フィルタを変更する、といった手段を備えることもできる。
携帯機器の傾きによって起動することを制御することにより、安全性を向上することができる。
携帯機器の傾きによって起動をロックすることにより、セキュリティを向上させることができる。
カメラの傾きによって起動モードを変えることにより、ユーザーの利便性を向上させることができる。
カメラの傾きとその時間によって起動することを制御することにより、安全性を向上することができる。
音声の記録手段を備えている携帯機器において、傾き検出手段によって検出される傾きに応じて、音声入力レベルを変更する、あるいは、音声記録時のサンプリング周波数を変更する、あるいは、フィルタを変更する、といった手段を備えることにより、ユーザーは、設定操作をすることなく自動的に、携帯機器の傾きないしは姿勢に応じた最適な設定条件の下で良好な音質で音声を記録することができる。
以下、図を参照して本発明にかかる携帯機器および携帯機器の一種である撮像装置の実施例としてのカメラの例につき説明する。なお、各図において、同じ部材や同じ処理に関しては、極力、同じ符号を付けている。
まず、カメラに装着されている各機能部品について説明する。図1乃至図3において、カメラ本体の正面中央付近にはレンズ鏡胴ユニット4が組み込まれ、カメラ本体の正面上部にはストロボ発光部1、測距ユニット2、光学ファインダ3が組み込まれている。カメラ本体の上面には、レリーズスイッチSW1、第1ジョグダイヤルSW3、モードダイヤルSW2が組み込まれている。
カメラ本体の背面側には、LCDモニタ5、第2ジョグダイヤルSW4、ズームスイッチ[TELE]SW5、ズームスイッチ[WIDE]SW6、上方向指示スイッチSW7、右方向指示スイッチSW8、OKスイッチSW9、左指示スイッチSW10、マクロスイッチを兼ねた下指示スイッチSW11、ディスプレイスイッチSW12、削除スイッチSW13、メニュースイッチSW14、電源スイッチSW15がそれぞれ組み込まれている。また、光学ファインダ3の接眼部がカメラ本体の背面側に配置されている。本明細書では、上記各種スイッチSW1〜SW15を一括して「操作キーユニット」という場合がある。
次に、上記カメラ内部の制御系統の構成例を、図4を参照しながら説明する。図4に示す制御系統の構成からわかるように、この実施例にかかるカメラはデジタルスチルカメラである。図4において、CCD101は、光学画像を光電変換するための固体撮像素子である。F/E(フロントエンド)−IC102は、画像ノイズ除去用相関二重サンプリングを行うCDS102−1、利得調整を行うAGC102−2、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器102−3、および、後述のデジタルスチルカメラプロセッサ104に含まれるCCD1制御ブロック104−1から垂直同期信号、水平同期信号が供給され、CPUブロック104−3によって制御されて、上記CCD101とF/E−IC102の駆動タイミング信号を発生するTG(タイミングジェネレータ)102−4を有している。
図4に示す鏡胴ユニット4は、図1乃至図3とともに説明したように、カメラ本体の前面に組み込まれている。図4において、鏡胴ユニット4は、被写体の光学画像を取り込むズームレンズ4−1a、ズーム駆動モータ4−1bからなるズーム光学系4−1と、フォーカスレンズ4−2a、フォーカス駆動モータ4−2bからなるフォーカス光学系4−2と、絞り4−3a、絞り駆動モータ4−3bからなる絞りユニット4−3と、メカシャッタ4−4a、メカシャッタ駆動モータ4−4bからなるメカシャッタユニット4−4と、上記各モータを駆動するモータドライバ4−5を有する。
デジタルスチルカメラプロセッサ104は、CCD101から入力されF/E―IC102から出力されるデータにホワイトバランス設定やガンマ設定を行う。また、前述したように、垂直同期信号、水平同期信号を供給するCCD1制御ブロック104−1、フィルタリング処理により、輝度データ・色差データへの変換を行うCCD2制御ブロック104−2、前述した装置各部の動作を制御するCPUブロック104−3、前述した制御に必要なデータ等を一時的に保存するローカルSRAM104−4、パソコンなどの外部機器とUSB通信を行うUSBブロック104−5、パソコンなどの外部機器とシリアル通信を行うシリアルブロック104−6、JPEG圧縮・伸張を行うJPEG CODECブロック104−7、画像データのサイズを補間処理により拡大/縮小するリサイズブロック104−8、画像データを液晶モニタやTVなどの外部表示機器に表示するためのビデオ信号に変換するTV信号表示ブロック104−9、撮影された画像データを記録するメモリカードの制御を行うメモリカードブロック104−10を有する。
図4において、SDRAM103は、前述したデジタルスチルカメラプロセッサ104で画像データに各種処理を施す際に、画像データを一時的に保存するものである。保存される画像データは、例えば、CCD101から、F/E−IC102を経由して取り込まれ、CCD1信号処理ブロック104−1でホワイトバランス設定、ガンマ設定が行われた状態の「RAW−RGB画像データ」やCCD2制御ブロック104−2で輝度データ・色差データ変換が行われた状態の「YUV画像データ」、JPEG CODECブロック(104−7)でJPEG圧縮された「JPEG画像データ」などである。
内蔵メモリ107は、撮影して得られた画像データを記憶できるようにするためのメモリである。
LCDドライバ108は、LCDモニタ5を駆動するドライブ回路であり、TV信号表示ブロック104−9から出力されたビデオ信号を、LCDモニタ5に表示するための信号に変換する機能も有している。LCDモニタ5は、撮影前に被写体の状態を監視する、撮影した画像を確認する、メモリカードや前述した内臓メモリ107に記録した画像データを表示する、など、各種監視や表示を行うためのモニタである。ビデオAMP118は、TV信号表示ブロック104−9から出力されたビデオ信号を、75Ωインピーダンス変換するためのアンプである。ビデオジャック119は、TVなどの外部表示機器と接続するためのジャックである。操作Key(キー)ユニット(SW1〜15)は、ユーザーが操作するキー回路であり、図1乃至図3に示す各スイッチSW1〜15がこれに該当する。SUB−CPU105は、ROMおよびRAMをワンチップに内蔵した中央演算処理ユニット(CPU)であり、操作キーユニット(SW1〜15)などの出力信号をユーザーの操作情報として、前述したCPUブロック104−3に出力する。
加速度センサ111はプリント回路基板(PCB)上に実装され、直交する2軸X,Y方向の加速度データを出力する。そのデータからカメラの傾きを演算し、デジタルスチルカメラプロセッサ104に伝達し各種制御に使用する。
加速度センサの水平に対するロール角θは以下の式で表される。
θ[deg]=180/π*arctan((Y0−G0)/(X0−G0))
G0は重力ゼロ時の出力である。
以上のようなハードウェア構成において、以下のように動作するようにソフトウェアが構成されていることを本願発明の特徴としている。以下、各種実施例について説明する。
図5は、実施例1の動作を示している。以下、各動作ステップには「S11」「S12」・・・のように符号を付す。図5において、操作キーユニットSW1〜15の電源スイッチが押されて(S11)電源が供給されると、加速度センサ111から2軸X,Y方向のデータを取得するとともに、適宜の温度センサから温度Tのデータを取得する(S12)。これらのデータから、デジタルスチルカメラプロセッサ104でカメラの傾きを割り出す。記憶媒体107には所定の傾き値以下の傾き値が予め決められて記録されているので、記録媒体からデータを取得し(S13)、この取得したデータと上記割り出した傾き値のデータとを比較する(S14)。比較の結果、値が一致した場合、すなわち所定の傾き値以上の傾きであると判断された場合は、起動シーケンスに移行しカメラを起動する(S15)。上記比較が一致しない場合は、上記起動シーケンスに移行することなく、カメラの動作を停止する(S16)。例えば、傾きが20度前後の所定の範囲内にあるとき電源SWを押すと起動するカメラとすることができる。
上記実施例によれば、使用者がカメラを意図的に所定の角度に傾けて電源スイッチを押さなければ起動することができないから、使用者の意図に関係なく電源スイッチが押されても、鏡胴の無理な繰り出しがなくなり、駆動モータの保護、電源電池の保護、レンズ進退機構の保護などを図ることができる。また、カメラの使用者以外の者が操作しようとしても、上記所定の傾き角度範囲内になければカメラを起動することができないから、カメラにプライベートな情報が記録されていたとしても、記録情報を簡単に見ることはできなくなる。
図6は実施例2の動作を示している。操作キーユニットSW1〜15の電源スイッチが押されて(S21)電源が供給されると、加速度センサ111から2軸X,Y方向のデータを取得するとともに、適宜の温度センサから温度Tのデータを取得する(S22)。これらのデータから、デジタルスチルカメラプロセッサ104でカメラの傾きを割り出す。この傾き値を、予め決められて記憶媒体107に記録されている傾き値と比較する(S23、S24)。比較した値が一致した場合、起動シーケンスに移行しカメラを起動する(S25)。一致しない場合は、起動シーケンスに移行することなくカメラをロックし(S26)、ロック解除をしない限りカメラを起動できないように設定し停止する。また、セキュリティを向上させるために、ロック+ファイル削除などの機能をもたせる設定にすることもできる(S26)。
図7は実施例3の動作を示している。操作キーユニットSW1〜15の電源スイッチが押されて(S31)電源が供給されると、加速度センサ111から2軸X,Y方向のデータを取得するとともに、適宜の温度センサから温度Tのデータを取得する(S32)。この取得したデータから、携帯機器の傾きをデジタルスチルカメラプロセッサ104で割り出す。記憶媒体107に記録されている傾き値のデータを読み出し(S33)、上記割り出したデータと比べる(S34)。そして、比べた値が一致した動作モードを割り出し、そのモードに従い起動シーケンスに移行しカメラを起動する(S35)。
上記動作モードとしては、動画モード、静止画モード、再生モードなどがある。モードダイヤルでは、動画モードまたは静止画モードに設定されていて、この状態で使用者の意図に関係なく電源スイッチがオンしたとすると、実施例3の動作では、設定されているモードに関係なく、検出された傾き角度に応じて設定されている動作モードで起動する。
例えば、
・40〜50度=動画モード
・30〜40度=静止画モード
・0〜30度=再生モード
に設定されているとする。仮に動画モードに設定されているとしても、検出された傾き角度が、再生モードに設定されている傾き角度0〜30度と一致したとすれば、モードダイヤルでの設定モードを無視して、再生モードで起動する。換言すれば、モードダイヤルで設定されているモードに関係なく、使用者は希望する動作モードがあれば、それに応じた傾斜角度にして電源スイッチを押せばよく、これによって所望のモードに設定されることになる。
モードの数や傾き角度の設定などは、上記の例に限定されない。図11乃至図13は、傾き角度とそれに対応した動作モードとの関係について各種の例を示している。図11に示す例は、傾きゼロから順次傾きが大きくなる範囲を3段階に設定し、第1段階の傾き範囲を再生モード、第2段階の傾き範囲を静止画モード、第3段階を動画モードとしている。
図12に示す例は、傾きゼロを中心として正方向の傾き(回転)と負方向の傾き(回転)につきそれぞれ2段階に分け、正負の第1段階をそれぞれ再生モード、正方向の第2段階を静止画モード、負方向の第2段階を動画モードとしている。
図13に示す例は、図12に示す例と同じ着想のもので、傾きゼロを中心とした正負の第1段階をそれぞれ再生モード、正方向の第2段階を静止画モード、負方向の第2段階を動画モードとしている。
図8は実施例4の動作を示す。操作キーユニットSW1〜15の電源スイッチが押されて(S41)電源が供給されると、加速度センサ111から2軸X,Y方向のデータを取得するとともに、適宜の温度センサから温度Tのデータを取得する(S42)。この取得したデータから、携帯機器の傾きをデジタルスチルカメラプロセッサ104で割り出す。次に、記憶媒体107に記録されている傾き値のデータを読み出す(S43)。記憶媒体107には、一定の傾きデータとその傾きが維持されている時間データが記録されている。この時間データとは、操作開始からの経過時間である。時間データの計測手段は、カメラ内に組み込まれているCPUなどがもともと備えている計時機能を利用する。そこで、上記割り出した傾きの値が、記憶媒体107に記録されている傾きに該当するかどうか、かつ、上記該当している傾きが、記憶媒体107に記録されている時間と一致するかどうかを判定する(S44)。あらかじめ決められている傾き範囲内に一定時間入っていた場合は、起動シーケンスに移行しカメラを起動する(S45)。一致しない場合は、起動シーケンスに移行することなくカメラを停止する(S46)。
例えば、40度〜50度の傾き状態が5秒間以上維持されている場合に電源スイッチを押した時にのみカメラを起動するように設定することができる。こうすることによって、セキュリティを一層高めることができる。なお、起動する条件としての傾き角度や時間は、上記の例に限定されるものではない。
図9は実施例5の動作を示す。この実施例は、記憶媒体107に記録されている傾き設定値を更新可能とした実施例で、図9は設定更新動作を示している。操作キーユニットSW1〜15の電源スイッチが押されて(S51)電源が供給されるとカメラが起動される(S52)。続いて、記憶媒体107に記録されている傾き設定値を変更するか否かをLCDの設定画面に表示する(S53)。ユーザーは更新、または非更新を選択する。非更新を選択するとステップS52に戻る。更新を選択した場合、ユーザーは好みの値を入力し(S54)入力された値は、記憶媒体107に記憶されてユーザーの好みが反映される(S55)。
以上のようにして実施例5によればユーザーが任意に傾き値を設定し更新することができる。実施例5の構成および動作は実施例1〜4にも適用することができ、記憶媒体から呼び出す傾きデータを任意に更新することができる。
記憶媒体に予め記録するデータは、上記傾き値のみでなく、実施例4における時間も任意に設定し、更新できるようにすることができる。この場合、LCDに設定画面を表示し、この表示を参照しながらユーザーは好みの値を設定することができるようにするとよい。
図10は、カメラの傾き方向について説明している。カメラの左右水平方向をX軸、カメラの上下方向すなわち重力方向をY方向、カメラの前後方向すなわちレンズ光軸方向をZ方向とする。前記加速度センサ111はこれら3方向の傾きを検出することができる。これら互いに直交する3軸方向に対し、それぞれの方向を中心とした傾き値を設定することができる。
カメラ本体の外装部、図10に示す例ではカメラの背面に、操作者が操作するときに視認可能な、傾き範囲の角度幅とこの角度幅毎に対応した起動モードを表示する表示手段10が設けられている。この表示手段10は、重力方向をY軸、前記撮像レンズの撮影光軸方向をZ軸とし、携帯機器が傾きのない姿勢に保持されている状態で上記Y軸およびZ軸にともに直交する軸をX軸と定義したとき、Z軸を中心とする回転によるX軸からの傾き角度により前記傾き範囲を定義し、正姿勢のときにX軸と平行な方向を基準にして傾き角度を表示している。
上記3軸のうち、Z軸を中心とする回転によるX軸からの傾き角度を正方向と負方向の回転について定義し、これを記憶媒体107に記憶させてもよい。
重力方向を基準とした傾きを検出する検出手段を設け、操作者がカメラを休止状態から動作状態にする操作をしたときに、上記検出手段により検出される傾き角度が所定の範囲内にないときは、カメラの起動を許可しないようにするとよい。
また、重力方向を基準とした傾きを検出する検出手段を設け、操作者がカメラを休止状態から動作状態にする操作をしたときに、上記検出手段により検出される傾き角度が所定の範囲内にないときは、カメラの起動禁止状態に設定するようにしてもよい。
次に、音声録画機能を備えたカメラなどの携帯機器であって、携帯機器の傾きに応じて、音声入力レベル、サンプリング周波数、フィルタなどを自動的に変更することにより、常に良好な音質で記録することができるようにした実施例について説明する。
図14は上記実施例にかかるカメラを示しており、カメラの前面に向かって右上部にマイクロホン113が組み込まれている。マイクロホン113が付加されている以外は、図1乃至図3に示すカメラの構成と同じであるから、その他の構成の説明は省略する。
図15は、上記マイクロホン113を備えているカメラの制御系統を示す。図15において、マイクロホン113で電気音響変換されて出力される音声信号は音声コーデック回路112に入力され、音声コーデック回路112の出力は、デジタルスチルカメラプロセッサ104が備える音声ブロック104−12に入力されるように構成されている。上記音声コーデック回路112は、マイクロホン113から入力される音声信号のレベルを調整し、音声信号をサンプリングしてデジタルデータに変換する機能と、上記プロセッサ104に適合したデジタルフォーマットに変換する機能を備えている。上記音声ブロック104−12は、音声コーデックの設定と、音声コーデック回路112から出力される音声データをカメラの音声フォーマットに変更し、また、カメラ音声フォーマットを音声コーデック入力データ用に変更する機能を備えている。マイクロホン113を通じて捉えられデジタル信号に変換される音声データと、撮像部で撮像されデジタルデータに変換される画像データは、メモリカードコントローラブロック104−10で制御されるメモリカードに記録される。その他の構成は図4に示す制御系統の構成と同じであるから、説明を省略する。
以下、音声録画機能を備えた上記携帯機器の各種実施例について、図16乃至図19に示すフローチャートを参照しながら説明する。
図16は実施例6の動作を示す。ユーザーが音声録画モードを選択して動作をスタートさせると(S61)、プロセッサ104が音声コーデック回路112の設定を行う。マイクロホン113から入力される音声信号は音声コーデック回路112を通り、プロセッサ104で音声ファイルに作成され、メモリに記録される。また、加速度センサ111から2軸X,Y方向のデータを取得するとともに、適宜の温度センサから温度Tのデータを取得する(S62)。この取得したデータから、携帯機器の傾きをデジタルスチルカメラプロセッサ104で割り出す(S63)。この傾きの値を、内蔵メモリ107に予め登録されかつ決められている傾き値と比較し(S64)、比較が一致した場合は、プロセッサ104から音声コーデック回路112の設定を変更し、マイクロホン113から入力される音声信号の入力ゲインを変更する(S65)。上記の比較が一致しない場合は、入力ゲインの変更をすることなく(S66)ステップS61に戻る。
このように、実施例6は、重力方向を基準とした傾きを検出する傾き検出手段と、音声の記録手段と、音声入力レベル変更手段を有し、この音声入力レベル変更手段は、傾き検出手段によって検出される傾きに応じて音声入力レベルを変更することを特徴とするものである。音声コーデック回路112が上記音声入力レベル変更手段に該当する。
実施例6によれば、例えばカメラなどの携帯機器の傾きが20度のとき、音声入力レベルを大きくする、というような設定にしておけば、携帯機器が傾いている場合でも、良好に音声を記録することができる。
図17は実施例7の動作を示す。ユーザーが音声録画モードを選択して動作をスタートさせると(S71)、プロセッサ104が音声コーデック112の設定を行う。マイクロホン113から入力される音声信号は音声コーデック112を通り、プロセッサ104で音声ファイルに作成され、メモリに記録される。また、加速度センサ111から2軸X,Y方向のデータを取得するとともに、適宜の温度センサから温度Tのデータを取得する(S72)。この取得したデータから、携帯機器の傾きをデジタルスチルカメラプロセッサ104で割り出す(S73)。この傾きの値を、内蔵メモリ107に予め登録されかつ決められている傾き値と比較し(S74)、比較が一致した場合は、プロセッサ104から音声コーデック回路112の設定を変更し、マイクロホン113から入力される音声信号のサンプリング周波数を変更する(S75)。上記の比較が一致しない場合は、入力ゲインの変更をすることなく(S76)ステップS71に戻る。
このように、実施例7は、重力方向を基準とした傾きを検出する傾き検出手段と、音声の記録手段と、音声記録時のサンプリング周波数変更手段を有し、このサンプリング周波数変更手段は、傾き検出手段によって検出される傾きに応じて音声記録時のサンプリング周波数を変更することを特徴とするものである。音声コーデック回路112が上記サンプリング周波数変更手段に該当する。
実施例7によれば、例えばカメラなどの携帯機器の傾きが20度のとき、音声入力のサンプリング周波数を大きくする、というような設定にしておけば、携帯機器が傾いている場合でも、高い音質で音声を記録することができる。
図18は実施例8の動作を示す。ユーザーが音声録画モードを選択して動作をスタートさせると(S81)、プロセッサ104が音声コーデック112の設定を行う。マイクロホン113から入力される音声信号は音声コーデック112を通り、プロセッサ104で音声ファイルに作成され、メモリに記録される。また、加速度センサ111から2軸X,Y方向のデータを取得するとともに、適宜の温度センサから温度Tのデータを取得する(S82)。この取得したデータから、携帯機器の傾きをデジタルスチルカメラプロセッサ104で割り出す(S83)。この傾きの値を、内蔵メモリ107に予め登録されかつ決められている傾き値と比較し(S84)、比較が一致した場合は、プロセッサ104から音声コーデック回路112の設定を変更し、マイクロホン113から入力される音声信号をデジタル信号に変換するときのフィルタを切り換える(S85)。上記の比較が一致しない場合は、入力ゲインの変更をすることなく(S86)ステップS81に戻る。
このように、実施例8は、重力方向を基準とした傾きを検出する傾き検出手段と、音声の記録手段と、音声入力にフィルタをかけるフィルタリング手段を有し、このフィルタリング手段は、傾き検出手段によって検出される傾きに応じてフィルタを変更することを特徴とするものである。音声コーデック回路112が上記フィルタリング手段に該当する。
実施例8によれば、例えばカメラなどの携帯機器の傾きが20度のとき、高音部の帯域をカットする、というような設定にしておけば、携帯機器が傾いていて、例えば高音の帯域に存在するノイズを拾うおそれがあるような条件下において、ノイズのレベルを低くすることができ、高い音質で音声を記録することができる。
図19は実施例9の動作を示す。ユーザーが音声録画モードを選択して動作をスタートさせると(S91)、プロセッサ104が音声コーデック回路112の設定を行う。マイクロホン113から入力される音声信号は音声コーデック回路112を通り、プロセッサ104で音声ファイルに作成され、メモリに記録される。また、加速度センサ111から2軸X,Y方向のデータを取得するとともに、適宜の温度センサから温度Tのデータを取得する(S92)。この取得したデータから、携帯機器の傾きをデジタルスチルカメラプロセッサ104で割り出すとともに、音声コーデック回路112から入力される音声データを分析する(S93)。この音声データの分析は、例えば、周波数帯域ごとの音声レベルの分析、波形の連続性、波形の周期性の分析などである。音声データの分析結果を、そのとき音声コーデック回路112で設定されている各種の値、すなわち、音声入力レベル、サンプリング周波数、フィルタの値が最適値になっているかどうかを判定する(S94)。最適値になっていない場合は、プロセッサ104から音声コーデック回路112の設定を変更し、マイクロホン113から入力される音声信号をデジタル信号に変換するときの音声入力レベル、サンプリング周波数またはフィルタの少なくとも一つを切り換える(S95)。上記の比較が一致しない場合は、入力ゲインの変更をすることなく(S96)ステップS91に戻る。
このように、実施例9は、重力方向を基準とした傾きを検出する傾き検出手段と、音声の記録手段と、音声入力レベル変更手段と、音声入力にフィルタをかけるフィルタリング手段と、音声記録時のサンプリング周波数変更手段と、記録されている音声データの音声帯域分析手段を有し、この音声入力レベル変更手段、フィルタリング手段、サンプリング周波数変更手段は、傾き検出手段によって検出される傾きと前記音声帯域分析手段による分析結果に応じて、それぞれ音声入力レベル、フィルタ、サンプリング周波数を変更することを特徴とする。音声コーデック回路112が、音声入力レベル変更手段、フィルタリング手段、サンプリング周波数変更手段に該当する。
例えば、会議場などにおいて、携帯機器が、これに装着されているマイクロホンが上向きになるような姿勢にある場合、空調機器の騒音が記録される可能性があるので、空調機器の騒音がマイクロホンで捕らえられたとしても、騒音の記録レベルが低くなるように、例えば騒音が存在する周波数帯域をカットするフィルタを設定する。あるいは、音声入力信号を分析した結果、単純な波形であることが判明した場合は、サンプリング周波数を低くして、信号処理量を軽減することもできる。
本発明は、カメラなどの撮像装置あるいは撮像装置を内蔵した携帯電話などの携帯機器に適用することもできるし、特許請求の範囲に記載した個々の請求項で特定されている発明によっては、撮像装置を備えていない携帯機器にも適用可能である。
本発明に係る携帯機器としてのカメラの例を示す外観正面図である。 上記カメラの背面図である。 上記カメラの平面図である。 上記カメラに適用可能な制御系統の構成例を示すブロック図である。 本発明に係る携帯機器の第1実施例を示すフローチャートである。 本発明に係る携帯機器の第2実施例を示すフローチャートである。 本発明に係る携帯機器の第3実施例を示すフローチャートである。 本発明に係る携帯機器の第4実施例を示すフローチャートである。 本発明に係る携帯機器の第5実施例を示すフローチャートである。 本発明における傾き方向をカメラの例で定義するための斜視図である。 本発明において設定可能な傾き角度と動作モードとの関係の一例を示す線図である。 本発明において設定可能な傾き角度と動作モードとの関係の他の例を示す線図である。 本発明において設定可能な傾き角度と動作モードとの関係のさらに他の例を示す線図である。 本発明に係る携帯機器としてのカメラの別の例を示す外観正面図である。 上記カメラに適用可能な制御系統の構成例を示すブロック図である。 本発明に係る携帯機器の第6実施例を示すフローチャートである。 本発明に係る携帯機器の第7実施例を示すフローチャートである。 本発明に係る携帯機器の第8実施例を示すフローチャートである。 本発明に係る携帯機器の第9実施例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ストロボ発光部
2 測距ユニット
3 光学ファインダ
4 銅鏡
5 LCDモニタ
10 表示手段
101 CCD
102 F/E−IC
103 SDRAM
104 デジタルスチルカメラプロセッサ
106 ストロボ回路
107 内蔵メモリ
108 LCDドライバ
112 音声コーデック回路
113 マイクロホン
SW1 レリーズスイッチ
SW2 モードダイヤル
SW14 MENU SW
SW15 電源SW

Claims (13)

  1. 重力方向を基準とした傾きを検出する傾き検出手段を有し、
    操作者が携帯機器を休止状態から動作状態にする操作をしたときに、前記傾き検出手段によって検出される傾きが所定の範囲にないときは起動を許可しないことを特徴とする携帯機器。
  2. 重力方向を基準とした傾きを検出する傾き検出手段を有し、
    操作者が携帯機器を休止状態から動作状態にする操作をしたときに、前記傾き検出手段によって検出される傾きが所定の傾き範囲にないときは起動禁止状態に設定することを特徴とする携帯機器。
  3. 重力方向を基準とした傾きを検出する傾き検出手段を有する携帯機器であって、
    複数の起動モードを有し、
    操作者が携帯機器を休止状態から動作状態にする操作をしたときに、前記検出手段によって検出される傾きに応じて、所定の傾き範囲毎に設定されている起動モードを実行することを特徴とする携帯機器。
  4. 操作者が携帯機器を操作するときの操作開始からの経過時間を計測する計測手段をさらに有し、
    操作者が携帯機器を休止状態から動作状態にする操作をしたときに、所定の傾き範囲に入っている時間を前記計測手段による経過時間計測で判断し、所定の経過時間を超えたときに所定の傾き範囲毎に設定されている起動モードを実行することを特徴とする請求項1記載の携帯機器。
  5. 前記所定の傾き範囲の、範囲幅とこの範囲幅に対応する起動モードを設定する手段をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の携帯機器。
  6. 撮像レンズを備え、重力方向をY軸、前記撮像レンズの撮影光軸方向をZ軸とし、携帯機器が傾きのない姿勢に保持されている状態で上記Y軸およびZ軸にともに直交する軸をX軸と定義したとき、Z軸を中心とする回転によるX軸からの傾き角度により前記傾き範囲を定義して、前記正姿勢のときにX軸と平行な面で、かつ操作者が操作するときに視認可能な外装部に、傾き範囲の角度幅とこの角度幅毎に対応した前記起動モードを表示する表示手段が設けられていることを特徴とする請求項4記載の携帯機器。
  7. 前記傾き範囲の定義において、Z軸を中心とする回転によるX軸からの傾き角度を正方向と負方向の回転について定義することを特徴とする請求項6記載の携帯機器。
  8. 重力方向を基準とした傾きを検出する検出手段を設け、操作者が撮像装置を休止状態から動作状態にする操作をしたときに、上記検出手段により検出される傾き角度が所定の範囲内にないときは、カメラの起動を許可しないようにした請求項6記載の携帯機器。
  9. 重力方向を基準とした傾きを検出する検出手段を設け、操作者がカメラを休止状態から動作状態にする操作をしたときに、上記検出手段により検出される傾き角度が所定の範囲内にないときは、カメラの起動禁止状態に設定するようにした請求項6記載の携帯機器。
  10. 重力方向を基準とした傾きを検出する傾き検出手段と、音声の記録手段と、音声入力レベル変更手段を有し、
    前記音声入力レベル変更手段は、前記傾き検出手段によって検出される傾きに応じて音声入力レベルを変更することを特徴とする携帯機器。
  11. 重力方向を基準とした傾きを検出する傾き検出手段と、音声の記録手段と、音声記録時のサンプリング周波数変更手段を有し、
    前記サンプリング周波数変更手段は、前記傾き検出手段によって検出される傾きに応じて音声記録時のサンプリング周波数を変更することを特徴とする携帯機器。
  12. 重力方向を基準とした傾きを検出する傾き検出手段と、音声の記録手段と、音声入力にフィルタをかけるフィルタリング手段を有し、
    前記フィルタリング手段は、前記傾き検出手段によって検出される傾きに応じてフィルタを変更することを特徴とする携帯機器。
  13. 重力方向を基準とした傾きを検出する傾き検出手段と、音声の記録手段と、音声入力レベル変更手段と、音声入力にフィルタをかけるフィルタリング手段と、音声記録時のサンプリング周波数変更手段と、記録されている音声データの音声帯域分析手段を有し、
    前記音声入力レベル変更手段、前記フィルタリング手段、サンプリング周波数変更手段は、前記傾き検出手段によって検出される傾きと前記音声帯域分析手段による分析結果に応じて、それぞれ音声入力レベル、フィルタ、サンプリング周波数を変更することを特徴とする携帯機器。
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