JP2009260850A - 報知システム - Google Patents

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新平 日比谷
Kiyotaka Takehara
清隆 竹原
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健治 奥野
Akira Baba
朗 馬場
Kenji Nakakita
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Abstract

【課題】住宅の周囲音からイベントの発生を判断して家人に報知することによって、家人が周囲音を聞き取れない場合でもイベントの発生を知ることができるようにする。
【解決手段】周囲音入力手段1aは宅外の周囲音を検出し、周囲音入力手段1bは宅内の周囲音を検出する。宅内には宅内報知手段4が設けられ報知情報を報知する。判別手段2は、宅外の周囲音入力手段1aで検出した周囲音に基づいて報知すべきイベントの発生を検出したときに、宅内の周囲音入力手段1bで検出した周囲音によって、宅内の家人が宅外の周囲音を聞いているか否かを推定する。周囲音を聞いていないと推定したときには、出力制御手段3はイベントの内容を表す報知情報を作成するとともに作成した報知情報を宅内報知手段4から出力させる。周囲音を聞いていると推定したときには、報知情報を出力させない。
【選択図】図1

Description

本発明は、宅外や宅内で発生した周囲音を検出するとともに周囲音を発生させたイベントを推定することにより、宅内の家人にイベントの発生を報知する報知システムに関するものである。
一般に、住宅で生じる可能性があるイベントには、火災、ガス漏れ、侵入者などの異常があり、これらの異常については、火災感知器、ガスセンサ、防犯センサ(赤外線や超音波により人を検知するセンサ)などの専用のセンサが用いられている。一方、人は、落下音、転倒音、人声、雨音などの周囲音によって異常や異常以外の事象(以下では、認識すべき事象の全体を異常も含めてイベントという)の発生を察知する場合も多い。ただし、人が音の発生場所から離れた場所に居るときには、この種の周囲音に気付かずにイベントの発生を察知することができない場合もある。とくに、宅内に居る家人には、宅外で発生した音は聞こえにくい場合がある。具体的に言えば、キッチンで料理をしている場合、AV機器を視聴している場合、掃除機により掃除をしている場合など、周囲に様々な騒音があったり、周囲の音を聞いていなかったりするから、宅外で生じた周囲音には気付かない可能性が高くなる。
宅内において離れた部屋の周囲音を家人に知らせる装置としては、給湯リモコンを浴室内と浴室外(たとえば、台所)とに設け、給湯リモコン間で通話可能なインターホンシステムを構築するとともに、家人の入浴中に浴室内から浴室外に送話する状態を選択しておくことにより、浴室内の人が問題なく入浴しているか否かを浴室外の人が見守ることが考えられている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2001−208422号公報
ところで、特許文献1に記載された装置では、見守る側である浴室外の家人にとっては問題の発生を察知するために浴室内の音を常時聞いていなければならないから負担が大きいという問題がある。このように、音によってイベントを察知しようとすれば、音の発生の有無を監視し続けていなければならないから人にとっての負担が大きくなる。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、家人が周囲音を聞き続けていなくとも住宅での報知すべきイベントの発生を判断して家人に報知することによって家人の負担を減らことができる報知システムを提供することにある。
請求項1の発明は、宅外に設けられ周囲音を検出する第1の周囲音入力手段と、宅内に設けられ周囲音を検出する第2の周囲音入力手段と、宅内に設けられ報知情報を報知する宅内報知手段と、第1の周囲音入力手段で検出した周囲音から抽出される特徴量により報知すべきイベントの発生の有無を判別しかつ第2の周囲音入力手段で検出された周囲音に含まれる情報を用いてイベントの発生に関する報知の要否を判断する判別手段と、判別手段により報知すべきイベントの発生と判別されかつイベントの報知が必要と判断されたときにイベントの内容を表す報知情報を宅内報知手段から出力させる出力制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記判別手段は、前記第1の周囲音入力手段により検出した周囲音から抽出した特徴量により報知すべきイベントの発生の有無を判別する第1判別部と、前記第2の周囲音入力手段により検出した周囲音から抽出した特徴量により報知すべきイベントの発生の有無を判別する第2判別部と、第1および第2の周囲音入力手段において同時間帯に検出された周囲音について第1判別部と第2判別部とがともに報知すべきイベントの発生と判断しかつ両イベントが同じであるときには前記出力制御手段に対して報知すべきイベントの発生として通知しない出力判断部とを備えることを特徴とする。
請求項3の発明では、請求項1の発明において、前記判別手段は、前記第1の周囲音入力手段により検出した周囲音から抽出した特徴量から報知すべきイベントの発生の有無を判別する判別部と、判別部が報知すべきイベントの発生と判断したときに、当該イベントが発生した時間帯に隣接する時間帯において第2の周囲音入力手段で検出される周囲音の強度レベルが規定した閾値レベル以上であるときにのみ当該イベントの発生を前記出力制御部に通知する出力判断部とを備えることを特徴とする。
請求項4の発明では、請求項1の発明において、前記判別手段は、前記第1の周囲音入力手段により検出した周囲音の特徴量から報知すべきイベントの発生の有無を判別する判別部と、イベントの発生時に宅内の家人が行うと予測される予測行動をイベントと関連付けて登録した行動記憶部と、第2の周囲音入力手段により検出した周囲音から抽出した特徴量により宅内の家人の行動を推定する行動推定部と、判別部により報知すべきイベントの発生が検出された後の規定した制限時間内において行動推定部で推定された行動が行動記憶部において当該イベントに関連付けた予測行動と一致するか否かの照合を行う行動照合部と、行動照合部の照合結果が不一致であるときに当該イベントの発生を前記出力制御手段に通知する出力判断部とを備えることを特徴とする。
請求項5の発明では、請求項1〜4のいずれかの発明において、前記宅内報知手段は、音声により報知情報を出力する音声報知部を有し、前記出力制御手段は、前記第2の周囲音入力手段で検出される周囲音の強度レベルが高いほど音声報知部から出力する報知情報の音量を大きくすることを特徴とする。
請求項6の発明では、請求項1〜5のいずれかの発明において、前記第1の周囲音入力手段は、インターホン子機に設けたマイクロホンであることを特徴とする。
請求項1の発明の構成によれば、宅外の周囲音を検出しその特徴量から報知すべきイベントか否かを判別し、報知すべきイベントであるときには宅内報知手段を通して報知情報を報知するから、家人に住宅の周囲音が聞こえない場合でもイベントが発生していればイベントの種類が判断されて家人に報知され、周囲音を家人が聞き続けている場合に比較して家人の負担が大幅に軽減されるという利点がある。
しかも、宅外の周囲音が報知すべきイベントであると判断された場合でも、宅内の周囲音により報知が必要と判断したときに報知を行うようにしているから、宅外で生じた周囲音に宅内の家人が気付いていると考えられるときには、報知情報の報知を行わないようにして過剰な報知を抑制することができる。
請求項2の発明の構成によれば、宅外の周囲音によりイベントの発生が検出されたときに宅内の周囲音によっても同じイベントの発生が検出されているときには、宅内の家人が当該イベントの発生に気付いていると推測し、宅内報知手段によるイベントの発生の報知を行わないことになる。その結果、過剰な報知を抑制することができ、宅内の家人が認識しているイベントの発生を宅内報知手段によっても報知するという無駄を抑制することができる。
請求項3の発明の構成によれば、宅外の周囲音によりイベントの発生が検出された時間帯に隣接する時間帯(前後の少なくとも一方の時間帯)において宅内の周囲音の強度レベルが高いときには、宅内の家人が家事作業中であったりAV機器の視聴中であったりする可能性があると判断し、この場合にイベントの発生を報知することでイベントの発生を家人に確実に報知することが可能になる。一方、宅内での周囲音の強度レベルが低いときには宅外の周囲音が宅内の家人に聞こえていると判断して無駄な報知を抑制することができる。なお、就寝中のように時間帯によっては周囲音の強度レベルが低いときでもイベントの発生を報知する必要がある場合には、時間帯を管理しておき上述した条件の成立にかかわらず報知情報の報知を行うようにしてもよい。
請求項4の発明の構成によれば、イベントが発生したときに宅内の周囲音入力手段により検出される周囲音により、宅内の家人がイベントに対応する所定の予測行動を行ったと判定されるときには、家人がイベントの発生を認識しているものとして報知情報の報知を行わないから、家人がイベントの発生に気付いているときに不要な報知情報の出力を抑制することができる。一方、宅内の家人がイベントに対応する所定の予測行動を行っていないときには、家人がイベントの発生に気付いていない可能性があると判断して報知情報の出力を行うことにより、家人にイベントの発生を認識させることが可能になる。
請求項5の発明の構成によれば、宅内の周囲音の強度レベルが高いほど宅内報知手段から出力する音声による報知情報の音量を大きくするから、宅内の周囲音の強度レベルが高く宅内の家人には周囲音が聞き取りにくい場合であっても、報知情報の音量を大きくすることによって家人に報知情報が伝わりやすくなり、イベント発生に家人が気付くことになる。
請求項6の発明の構成によれば、インターホン子機に設けたマイクロホンを宅外に設けた第1の周囲音入力手段として兼用することになるから、宅外において第1の周囲音入力手段を別途に設けなくてもよいという利点がある。
本実施形態は、図1に示すように、マイクロホンのような複数個の周囲音入力手段1a,1bと、報知情報を報知する宅内報知手段4とを備える。(第1の)周囲音入力手段1aは宅外に設置され、(第2の)周囲音入力手段1bは宅内において宅内報知手段4が配置されている空間に設置されているものとする。本実施形態は、宅外で生じた周囲音を検出して報知すべきイベントの発生の有無を判断し、報知すべきイベントが発生したときに、宅内の周囲音の状態を判断し必要に応じて家人への報知情報の報知を行うものである。
宅内報知手段4は、音声により聴覚的に報知情報を報知する音声報知部41と、文字や図形により視覚的に報知情報を報知する表示報知部42とを備える。表示報知部42としては、メッセージを出力せずに単にイベントの発生を報知する警報灯(照明器具で兼用することも可能)を用いてもよい。
本実施形態では、宅外に設置される周囲音入力手段1aは、宅外に設置したインターホン子機に設けているマイクロホンを流用する。通常のインターホン子機では、訪問者により呼出釦が押下されるとマイクロホンが使用可能になるが、本実施形態では、呼出釦の操作にかかわらずマイクロホンにより周囲音を常時検出する。
また、宅内報知手段4は、宅内に配置されたインターホン親機に設けたスピーカを音声報知部41としモニタを表示報知部42として用いる。インターホン親機は、インターホン子機が接続されているものだけではなく、インターホン親機に増設親機を接続している場合には増設親機を含む。このようにインターホン子機を宅外の周囲音を検出するための周囲音入力手段1aとして兼用し、インターホン親機を宅内報知手段4として兼用すれば、周囲音入力手段1aや報知装置4を新たに設置する必要がない。
周囲音入力手段1a,1bで検出された周囲音は判別手段2に入力され、判別手段2では、周囲音の特徴量により報知すべきイベントの発生の有無を判別する。また、判別手段2によりイベントの発生があると判別されたときには、当該イベントの発生に応じた内容の報知情報としてのメッセージを出力制御手段3において作成し、当該メッセージを宅内報知手段4から出力させる。判別手段2と出力制御手段3とはコンピュータを主構成とし、適宜のプログラムを実行することにより実現される。宅内報知手段4では、メッセージを聴覚的にも視覚的にも報知することができるが、以下では、とくに断らなければ聴覚的にメッセージを報知するものとして説明する。すなわち、宅内報知手段4のうち主として音声報知部41を用いる場合について説明する。
判別手段2は、周囲音入力手段1a,1bで検出した周囲音から特徴量を抽出する特徴量抽出部21を備える。特徴量としては、周囲音の強度レベルと周囲音の周波数成分との少なくとも一方を抽出する。周波数成分は、FFT(高速フーリエ変換)やフィルタバンクを用いて抽出する。特徴量抽出部21では、周囲音に相当する電気信号を一定時間ごとにサンプリングし、サンプリング毎に周波数成分を抽出するとともに規定した複数のサンプリング周期に相当する時間の時間窓における周波数成分を特徴量として抽出する。時間窓の長さは経験的に設定される。また、上記時間窓において抽出された特徴量はバッファメモリ(図示せず)に一時的に記憶される。
特徴量のうちの強度レベルはレベル比較部22に入力され、レベル比較部22では周囲音の強度レベルを規定の閾値レベルと比較する。ここに、強度レベルは上記時間窓におけるピーク値を用いることを想定しているが、時間窓の平均値を用いてもよい。レベル比較部22では、周囲音の強度レベルが閾値レベル以上であるときに、報知すべきイベントの発生と判別する。
この種のイベントは、主として物品の転倒や落下により生じるが、宅外の路上にアイドリング状態で駐車している自動車やバイクによっても生じる場合がある。あるいはまた、サイレン音や爆発音などによっても生じることがある。ただし、この種の周囲音が住宅の近辺ではない遠方で生じているときには、緊急性がなく報知する必要がないと考えられるから、閾値レベル未満の強度レベルであればイベントの発生と判別しないことによって、無駄な報知の発生を抑制することができる。
ところで、閾値レベルは、上述の例では固定的に設定する場合を想定しているが、時間帯に応じて閾値レベルを変化させるのが望ましい。閾値レベルを時間帯に応じて変化させる構成を採用すれば、たとえば、昼間の時間帯には、人の往来や自動車の通行量が多く周囲の雑音が多いから閾値レベルを低くしイベントの発生と判別する感度を高くしておくことで、雑音の存在下でもイベントとして認識すべき周囲音を抽出して失報を抑制することが可能になる。また、夜間の時間帯には、周囲の雑音が少ない上に気象条件によっては音波が遠方に到達しやすくなるから、閾値レベルを高くして感度を低くしておくことによって、強度レベルの小さい周囲音を住宅に関係するイベントを示す周囲音と誤認しないようにして誤報を抑制することができる。
閾値レベルを時間帯に応じて変化させるには、判別手段2に、閾値レベルを時間帯と関係付けて記憶したレベル記憶部25と、レベル記憶部25が記憶している時間帯と現在時刻とを照合する時間照合部26とを設ける。判別手段2は上述のようにコンピュータであって現在時刻を計時する時計部27を備えているから、時間照合部26では、時計部27で計時している現在時刻をレベル記憶部25に記憶されている時間帯と照合し、現在時刻の属する時間帯に応じた閾値レベルをレベル比較部22に設定する。
判別手段2の特徴量抽出部21において特徴量として抽出された周波数成分はイベント照合部24に入力され、イベント記憶部23にあらかじめ記憶されているサンプル特徴量(周波数成分)と比較される。イベント記憶部23は、報知すべきイベントとサンプル特徴量である周波数成分とを関係付けて記憶している。イベント照合部24では、特徴量抽出部21から与えられた周波数成分と、イベント記憶部23に記憶された周波数成分との類似度を判定するとともに、類似度を規定の判定値と比較して類似度の高い周波数成分(サンプル特徴量)がイベント記憶部23に記憶されているときには、当該周波数成分に対応するイベントが発生したと判断する。
類似度の判定には周波数成分のノルム(たとえば、各周波数区間ごとに求めたパワーの差分の二乗値の総和)を用い、ノルムが判定値以下であるときに類似度が高いと判断する。
なお、周波数成分を比較する際には強度レベルを調節する必要があり、また自動車のエンジン音のように回転数に応じて周波数成分の分布が周波数軸方向に偏移するような周囲音では周波数軸方向における分布パターンについても考慮する必要があるが、これらの技術は周知であるからとくに説明しない。さらに、本実施形態では、特徴量抽出部21で抽出した周波数成分とイベント記憶部23に格納した周波数成分とをイベント照合部24において比較する構成を採用しているが、特徴量の学習データを用いて学習させたニューロコンピュータ(ニューラルネットワーク)を用いてイベントの種類を判別するようにすることも可能である。
上述したように、周囲音の強度レベルだけではなく周波数成分も特徴量に用いてイベントの種類の判別を可能にしていることにより、様々な種類のイベント(後述する)を判別して報知することが可能になる。
出力制御手段3では判別手段2においてイベントの発生と判別されたときに、判別手段2からイベントの種類を受け取ってイベントの種類に応じた報知情報を生成する。報知情報は、イベントの種類に関係付けて出力制御手段3の報知情報記憶部31に登録されており、出力制御手段3は、判別手段2からイベントの種類を受け取ると報知情報記憶部31に照合してイベントの種類に応じた報知情報を出力する。
周波数成分を用いずに周囲音の強度レベルのみでイベントを判別している場合には、イベントの種類を特定することはできないから、大きな音が発生したことを報知情報として報知する。一方、周波数成分を用いている場合には、イベントの種類を特定し、報知すべきイベントの種類を報知情報として報知する。
出力制御手段3では、周波数成分をイベントの判別に用いるか否かにかかわらず、宅内に設けた周囲音入力手段1bにより検出される宅内報知手段4の周辺の周囲音の強度レベルが高いほど宅内報知手段4(音声報知部41)から出力する報知情報としての音声メッセージの音量を大きくする。これは、宅内報知手段4の周辺の周囲音の強度レベルが高いときには、宅内報知手段4から出力される音声メッセージが聞き取りにくくなるからであり、宅内報知手段4の周辺の周囲音の強度レベルが高いときには音量を大きくしてイベントの発生が家人に伝達される可能性を高める。なお、宅内報知手段4の周辺の周囲音の強度レベルが低ければ、宅内報知手段4から出力する音声メッセージの音量を小さくする。
上述の例では、音声報知部41により音声メッセージを報知する場合について説明したが、宅内報知手段4として視覚的報知を行うものを用いて表示メッセージを表示報知部42に表示するほか、表示報知部42として宅内に警報灯を設置しておき判別手段2により報知すべきイベントと判別されると、警報灯を点灯させるようにしてもよい。
ところで、イベント記憶部23には、少なくともイベントの種類とサンプル特徴量とが対応付けて登録され、必要に応じて時間帯もイベントの種類に対応付けて登録される。イベントの種類、サンプル特徴量、時間帯は製造者において設定されるが、住宅の環境によってイベントの種類とサンプル特徴量との対応関係が変化し、また住宅の環境によっては同じ特徴量を持つ周囲音であってもイベントと判定する時間帯が異なる場合がある。そこで、イベント記憶部23に記憶するイベントと時間帯との関係を選択可能とする選択設定手段28と、周囲音入力手段1a,1bから入力された周囲音から抽出した特徴量をイベント記憶部23にサンプル特徴量として記憶させる登録モードを選択するためのモード選択手段29とを備える。
選択設定手段28では、宅内報知手段(表示報知部42)の画面に一覧表示したイベントの選択肢の中から報知しようとするイベントを利用者に選択させる。さらに、選択したイベントに対して報知すべき時間帯を利用者が選択することによって、イベント記憶部23にイベントの種類と時間帯とを関係付けて登録できるようにしてある。また、イベントの種類と時間帯との組を、イベントの種類ごとに選択肢として用意しておき、いずれかの選択肢を選択設定手段28により選択する構成としてもよい。
選択設定手段28を設けることで、どのようなイベントをどのような時間帯に検出するかを家人が選択することを可能にしているから、住宅の環境に応じたイベントの判別が可能になる。また、選択肢を用意して利用者に選択させているから、イベント記憶部23にイベントと時間帯とを関係付けて登録する作業が容易であり、特別な知識がなくともイベント記憶部23の内容を容易に設定することができる。
モード選択手段29は、周囲音入力手段1a,1bが検出した周囲音に基づいて宅内報知手段4からイベントの発生を報知する通常動作モードと、イベント記憶部23にイベントに対応する周囲音を利用者が選択して登録する登録モードとを選択するスイッチである。報知すべきイベントに対応する周囲音として利用者が抽出する周囲音は、通常は雨音のように継続的に発生している周囲音であって、この種の周囲音では周囲音が継続している間に一部を切り出してサンプル特徴量を抽出する。また、数分間分の周囲音をつねに録音する機能を設けておき、報知すべきイベントが生じたときに録音された周囲音からイベントに対応する部位を切り出してサンプル特徴量を抽出してもよい。サンプル特徴量の抽出には、判別手段2に設けた特徴量抽出部21を流用する。
上述のように、利用者が報知すべきイベントに対応した周囲音を指定し、利用者が指定したイベントに対応するサンプル特徴量をイベント記憶部23に記憶させることにより、住宅の環境に応じた特徴量を抽出することができ、イベントの有無を判断する精度を高めることができる。たとえば、雨音は住宅の環境に応じて特徴量に差異が生じるが、雨が降っているときに利用者が登録モードを選択して報知すべきイベントの種類として雨音を選択すれば、当該住宅の環境に応じた雨音の特徴量をサンプル特徴量としてイベント記憶部23に登録することができ、降雨を正確に判別することが可能になる。
ところで、判別手段2は、宅外の周囲音入力手段1aで検出した周囲音に基づいて報知すべきイベントの発生を検出したときに、宅内の周囲音入力手段1bで検出される周囲音の種類に応じて出力制御手段3に対して報知すべきイベントの発生として通知するか否かを決定する出力判断部32を備える。判別手段2において、特徴量抽出部21、レベル比較部22、イベント記憶部23、イベント照合部24、レベル記憶部25、時間照合部26、時計部27は、両周囲音入力手段1a,1bで共用されており、各周囲音入力手段1a,1bで検出した周囲音から抽出した特徴量により報知すべきイベントの発生の有無を判別する第1判別部および第2判別部として機能する。
出力判断部32では、宅外の周囲音入力手段1aで検出した周囲音から報知すべきイベントの発生が推定されるときに、同時間帯(すなわち、実質的に同時刻)において宅内の周囲音入力手段1bへの周囲音の入力の有無を判断し、周囲音入力手段1bに周囲音が入力されているときには、その周囲音から報知すべきイベントの発生が推定されるか否かを判断する。ここに、宅外の周囲音入力手段1aで検出した周囲音により推定したイベントの種類と、宅内の周囲音入力手段1bで検出した周囲音により推定したイベントの種類とを比較する。出力判断部32では、両イベントが同じ内容であるときには、宅内の家人にも宅外で生じた周囲音が聞こえていると判断して、出力制御手段3に対して報知すべきイベントの発生として通知しない。
上述の動作によって、宅内の家人に宅外の周囲音が聞こえていると推測されるときに、宅内の家人が認識しているイベントの発生を宅内報知手段4により報知するという無駄を抑制することができる。
上述の動作例では、判別手段2において宅外の周囲音入力手段1aと宅内の周囲音入力手段1bとの両方で検出した周囲音からイベントの発生の有無を推定しているが、イベントの発生の有無については、宅外の周囲音入力手段1aで検出した周囲音のみで判別し、宅内の周囲音入力手段1bで検出される周囲音については特徴量として強度レベルにのみ着目する構成を採用してもよい。この構成では、宅外の周囲音入力手段1aで検出した周囲音により報知すべきイベントが発生したと判別したときに、宅内の周囲音入力手段1bで検出される周囲音の強度レベルが規定した閾値レベル以上であるか否かを判定する。判別手段2において、特徴量抽出部21、レベル比較部22、レベル記憶部25、時計部27は両周囲音入力手段1a,1bで兼用されるが、イベント記憶部23、イベント照合部24、時間照合部26は周囲音入力手段1aのみで用いられる。
宅内の周囲音入力手段1bで強度レベルを比較するために検出する周囲音は、宅外の周囲音入力手段1aでイベントの発生の判別に用いた周囲音が発生している時間帯に隣接する時間帯(イベント検出の前の所定の時間帯が望ましい)の周囲音とする。つまり、判別手段2の出力判断部32では、宅外の周囲音入力手段1aで検出した周囲音により報知すべきイベントの発生が判別される前後の一方または両方の時間帯において宅内の周囲音入力手段1bで検出した周囲音の強度レベルが閾値レベルよりも高いときには、宅内の家人が家事作業中であったりAV機器の視聴中であったり話をしていたりすることにより、宅内の家人に宅外の周囲音が聞こえていないものと判断して、報知すべきイベントの発生として出力制御手段3に通知し、宅内報知手段4を通して報知情報を出力させる。
一方、室内の周囲音入力手段1bで検出した周囲音の強度レベルが閾値レベルよりも低いときには、宅内の家人にも宅外の周囲音が聞こえているとみなして、宅外において報知すべきイベントが発生したと判断しても出力制御手段3にはイベントの発生を通知しない。これにより、宅内の家人が宅外の周囲音を聞いたとみなせるときに、報知情報を報知することによる過剰な報知を抑制することができる。なお、就寝中のように周囲音の強度レベルが低いときでもイベントの発生を報知する必要がある場合には、時間帯の管理により上述した条件の成立にかかわらず報知情報の報知を行うようにしてもよい。また、人感センサを各部屋に設けるとともに、各部屋に宅内報知手段4を設けておき、人感センサにより家人の居ることが検出された部屋の宅内報知手段4にのみイベントの発生を報知するようにしてもよい。
判別手段2において、特徴量抽出部21、レベル比較部22、イベント記憶部23、イベント照合部24、レベル記憶部25、時間照合部26、時計部27は、周囲音入力手段1aで検出した周囲音から抽出した特徴量により報知すべきイベントの発生の有無を判別する判別部として機能する。出力判断部32は、周囲音入力手段1bで検出される周囲音の強度レベルが規定した閾値レベル以上であるときにのみイベントの発生を出力制御部3に通知する。
宅内報知手段4による報知情報の報知を行うか否かの判断は、宅内の周囲音入力手段1bにより検出する周囲音に基づいて家人の行動を判断することにより行ってもよい。すなわち、判別手段2は、上述した構成と同様に、宅外の周囲音入力手段1aにより検出した周囲音の特徴量から報知すべきイベントの発生の有無を判別する判別部を備える。
ここでは、判別手段2に、報知すべきイベントが発生したときに宅内の家人が行う予測行動を当該イベントと関連付けて登録した行動記憶部33と、宅内の周囲音入力手段1bにより検出した周囲音から抽出した特徴量により宅内の家人の行動を推定する行動推定部34とが設けられる。周囲音入力手段1bで検出した周囲音の特徴量は特徴量抽出部21において行う。
行動推定部34では、抽出した特徴量をあらかじめ登録されている予測行動と照合することにより周囲音入力手段1bで検出した周囲音から行動を推定する。判別手段2は、判別部により報知すべきイベントの発生が検出されたときに規定した制限時間を時限するとともに、制限時間内において周囲音入力手段1bが検出した周囲音に基づいて行動推定部34で推定した行動を行動記憶部33の予測行動と照合する行動照合部35を備える。すなわち、行動照合部35では、判別部により検出されたイベントに対して行動記憶部33に記憶されている予測行動を抽出し、行動推定部34により推定した行動と一致するか否かを照合する。行動推定部34で推定した行動が行動記憶部33から抽出した予測行動と一致したときには、出力判断部32では、判別部により検出したイベントの発生を出力制御手段3に通知し、宅内報知手段4から報知情報を報知させる。
上述の動作によれば、宅外の周囲音入力手段1aにより報知すべきイベントが発生したと判別された後の制限時間内に、宅内の家人が所定の行動を行ったときに生じる周囲音を宅内の周囲音入力手段1bにより検出したときに、宅内の家人が宅外の周囲音を聞いて予測行動(周囲音に対する確認の行動など)を行ったと判断し、この場合には、宅内報知手段4による報知情報の報知を行わないようにしているから、不要な報知情報の出力を抑制することができる。一方、宅外の周囲音により報知すべきイベントが発生したと判別されたときに、宅内の家人がイベントに対応する所定の行動を行わないときには、家人が宅外の周囲音を聞いていない可能性があると判断して報知情報の出力を行うことにより、家人にイベントの発生を認識させることが可能になる。
宅外で発生するイベントの種類としては、敷地内への侵入者あるいは近所に滞在する不審者の存在、近所での火災、降雨などがある。侵入者については、宅外の物品が落下したり転倒したりするときに生じる大きな物音、あるいは住宅周りに敷設している小石(バラス)を踏む音、門扉やドアを開く音などを判別する。また、火災は消防車のサイレン音により判別する。降雨については雨音で判別する。
特徴量として周波数成分を用いずに周囲音の強度レベルのみを用いる場合には、周囲音の強度レベルが閾値レベル以上であるときに、判別手段2においてイベントの発生と判別し、周波数成分を用いるときにはイベントの種別も判別する。また、イベントの発生を検出したときには、上述したように、宅内の周囲音入力手段1bにより検出される周囲音に応じて宅内報知手段4から報知情報を出力するか否かを判断する。すなわち、宅内で同じイベントが検出されるか、宅内における周囲音の強度レベルが低いか、イベントの発生から制限時間内に家人が所定の行動を行ったときには、イベントの発生に関する報知情報の報知は行わないようにする。
上述した例では、宅外の周囲音入力手段1aで検出した周囲音に基づいて報知すべきイベントの発生の有無を判別しているが、宅内の周囲音入力手段1bであっても宅内報知手段4とは異なる空間に配置されている周囲音入力手段1bであれば、宅外の周囲音入力手段1aと同様に扱うことになる。たとえば、同居している高齢者の部屋に周囲音入力手段1bを設置しておき、上述した宅外の周囲音入力手段1aに代えて用いてもよい。また、報知すべきイベントが発生したときに生じる周囲音を検出する周囲音入力手段1a,1bは1台に限らず複数台設けてもよい。
実施形態の全体構成を示すブロック図である。 同上の使用例を示す図である。
符号の説明
1a (第1の)周囲音入力手段
1b (第2の)周囲音入力手段
2 判別手段
3 出力制御手段
4 宅内報知手段
21 特徴量抽出部
22 レベル比較部
23 イベント記憶部
24 イベント照合部
25 レベル記憶部
26 時間照合部
27 時計部
31 報知情報記憶部
32 出力判断部
33 行動記憶部
34 行動推定部
35 行動照合部
41 音声報知部
E インターホン子機
M 住宅
P インターホン親機

Claims (6)

  1. 宅外に設けられ周囲音を検出する第1の周囲音入力手段と、宅内に設けられ周囲音を検出する第2の周囲音入力手段と、宅内に設けられ報知情報を報知する宅内報知手段と、第1の周囲音入力手段で検出した周囲音から抽出される特徴量により報知すべきイベントの発生の有無を判別しかつ第2の周囲音入力手段で検出された周囲音に含まれる情報を用いてイベントの発生に関する報知の要否を判断する判別手段と、判別手段により報知すべきイベントの発生と判別されかつイベントの報知が必要と判断されたときにイベントの内容を表す報知情報を宅内報知手段から出力させる出力制御手段とを備えることを特徴とする報知システム。
  2. 前記判別手段は、前記第1の周囲音入力手段により検出した周囲音から抽出した特徴量により報知すべきイベントの発生の有無を判別する第1判別部と、前記第2の周囲音入力手段により検出した周囲音から抽出した特徴量により報知すべきイベントの発生の有無を判別する第2判別部と、第1および第2の周囲音入力手段において同時間帯に検出された周囲音について第1判別部と第2判別部とがともに報知すべきイベントの発生と判断しかつ両イベントが同じであるときには前記出力制御手段に対して報知すべきイベントの発生として通知しない出力判断部とを備えることを特徴とする請求項1記載の報知システム。
  3. 前記判別手段は、前記第1の周囲音入力手段により検出した周囲音から抽出した特徴量から報知すべきイベントの発生の有無を判別する判別部と、判別部が報知すべきイベントの発生と判断したときに、当該イベントが発生した時間帯に隣接する時間帯において第2の周囲音入力手段で検出される周囲音の強度レベルが規定した閾値レベル以上であるときにのみ当該イベントの発生を前記出力制御部に通知する出力判断部とを備えることを特徴とする請求項1記載の報知システム。
  4. 前記判別手段は、前記第1の周囲音入力手段により検出した周囲音の特徴量から報知すべきイベントの発生の有無を判別する判別部と、イベントの発生時に宅内の家人が行うと予測される予測行動をイベントと関連付けて登録した行動記憶部と、第2の周囲音入力手段により検出した周囲音から抽出した特徴量により宅内の家人の行動を推定する行動推定部と、判別部により報知すべきイベントの発生が検出された後の規定した制限時間内において行動推定部で推定された行動が行動記憶部において当該イベントに関連付けた予測行動と一致するか否かの照合を行う行動照合部と、行動照合部の照合結果が不一致であるときに当該イベントの発生を前記出力制御手段に通知する出力判断部とを備えることを特徴とする請求項1記載の報知システム。
  5. 前記宅内報知手段は、音声により報知情報を出力する音声報知部を有し、前記出力制御手段は、前記第2の周囲音入力手段で検出される周囲音の強度レベルが高いほど音声報知部から出力する報知情報の音量を大きくすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の報知システム。
  6. 前記第1の周囲音入力手段は、インターホン子機に設けたマイクロホンであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の報知システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015215751A (ja) * 2014-05-09 2015-12-03 国立大学法人 筑波大学 浴室監視システム

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